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働く人が損をする社会で昇進したくない若者が増加!企業の序列はどうなっているのか?

  • 16 March 2022
  • のぶやん
働く人が損をする社会で昇進したくない若者が増加!企業の序列はどうなっているのか?

働いたら損をする社会

株主至上主義によって、株主に利益還元がされる場合、企業の従業員は階級が高くても、低くても「単なる駒」として扱われます。高度に発展した資本主義の社会では、お金を持って投資することがお金を生み出すので、労働することではお金を生み出すことができない社会になっているのです。

搾取されている労働者

労働者として働くこと=搾取されることになります。お金を持つことが難しい場合でも、お金を増やす資産を持つことはできます。例えば、ウェブサイトで広告収入を得ることもその1つですし、自分が何とか頑張ってお金を少しでも貯めて、上場企業の会社の株式を購入するのも良いでしょう。いずれにしても、自分が働く以外の収入源を保有することが大切になります。
 
かつては、労働からお金を得るというのが一般的でしたが、現代では労働だけからお金を得るのではなくなってきているのです。情報化社会の中では、情報からお金を得るということも模索していかなくてはいけません。多くの人は、情報に対してお金を払うのです。

収益性の資産を持つ難しさ

お金がない労働者にとっては、「収益性のある資産」を持つことは、簡単ではありません。そこはやはり、自分のモテる時間を投入して、収益性のある資産を作り出す必要があります。収益性資産を簡単にモテるのであれば、誰も労働することをしないからです。
 
労働者として働くことは、それ自体をノウハウにして、自分の糧とすることができる場合があるので、決して無駄な事ではありません。労働することで得られるお金よりもむしろ、その労働によって得られる知識の方が価値を持っていると言えるでしょう。

企業の内部にある序列

基本的には、主任レベルが「現場チーフ」となり、それを係長・課長などが指導していくような状況になります。一般社員による「働きやすさ」は、現場の主任・係長レベルが大きく影響しています。

0,契約社員・アルバイト
1,一般社員
2,主任・・・・部署のまとめ役
3,係長
4,課長
4,次長
5,部長
6,本部長(事業部長)
7、常務取締役
 

管理職になりたくない時代

Youtuberなどに魅力を感じる若者が増えるに従って、昇進に魅力を感じない人も増えてきました。管理職は、厳しくなる時代のあおりをもろに受けてしまう場所でもあります。例えば、一般社員を休ませるために、自分が率先してシフトに入るようなことをしてかなければ、周囲に示しがつかないという事で、自分が家庭を顧みずにシフトを入れたりすることもあるでしょう。

お店を営業する場合

お店を営業する場合には、「店長」が係長のレベルとなり、その中で優秀な人が課長職となります。

どうせ・・という諦め

例えば、お店のシフトにガンガン入って会社に貢献したとしても、会社が大して評価をしてくれなかったり、自己犠牲が無意味だと感じる場合、人は「なるべくシフトに入らず、プライベートを充実させたい」と考えるようになるでしょう。日本は、デフレの中で「一生懸命に働いても豊かになれない」と感じる人が多いので、なるべくバランス重視の人生を過ごしたいと考えるようになるのです。

会社の内部に多様な価値観が混在

会社の内部には、社員ばかりではなくて、派遣社員、アルバイトなど多様な働き方の人、もしくは外国人労働者まで混在するようになってきています。そのように多角化する社会の価値観の中で、会社の価値観を押し付けるだけでは、労働者のパフォーマンスを生み出せなくなってきているのです。

企業に求める価値観の変化

日本では、昇進・昇格しても豊かな人生に繋がらないと思う風潮が広がっています。

話す相手の趣味・嗜好が分かるまでにかかる時間はどのぐらい?イギリス階級社会にみる話題の違い

  • 19 November 2018
  • のぶやん
話す相手の趣味・嗜好が分かるまでにかかる時間

20代後半ぐらいになってくると、趣味・嗜好に個性が出るようになってくるので、相手の趣味・嗜好に合わせたお付き合いというものも欠かせなくなってきます。相手の立場に立って、どのようなものが喜ばれるのかを考えるという事が大切です。

話す相手の趣味・嗜好が分かるまでにかかる時間

知的な好奇心によって、話題が変わってくるので、自分たちがどのような話題を話すかによって、周囲を取り囲む人の話題も変わってきます。

相手の経験を知る事は困難

人間というのは、30年以上も生きると誰もが様々な経験をする事になるので、1,2回会ったぐらいで簡単に相手の事を知る事が困難になります。まして、様々な経験をしている人の経験を知る事は、非常に難しいと言えるでしょう。人それぞれに異なった経験をしており、それぞれの経験を体験する事は困難です。

このような体験は、階級によって固定化されている場合があり、その体験によって話題が全く異なる状況が出来上がってきています。例えば、海外留学というのは、今でもお金がない家庭に実現するのは難しいので、少なくとも中流階級に入っていないと、そもそも海外留学の話題が出ないという事になります。

階級による話題の固定化

特にイギリスなど階級が意識的に固定化されている国においては、話をする話題でさえも、階層によって異なるという事が出てきてしまいます。日本では、階級意識がイギリスほど大きくありませんけど、日本でも階級社会化が進んでいる事は間違いありません。

階級によって異なるのは、お金の使い方というよりは、その趣味・嗜好の考え方になります。収入が多い、少ないも確かにありますが、それ以上に教養・生活スタイルが非常に大きいと言えます。楽天の三木谷社長などは、お父様が大学教授なので、中流階級の中の上ぐらいに当たる訳ですけど、自身はその教育を活かして上流階級の仲間入りを果たしています。

・上流階級(資本家)
・中流階級(主に大卒労働者)
・下流階級(主に高卒労働者)

中流階級の区分
・大企業の経営幹部、成功した事業主、医者・弁護士、成功した芸術家など。
・課長・部長などキャリアサラリーマン、キャリア公務員、研究者、中堅の個人事業主
・一般サラリーマン、一般公務員、中小個人事業主。

日本の場合には、京大の高山佳奈子教授が給与明細を公表して、年収900万円であることが明らかになっているので、学者は中流階級の中の中か、中の下ぐらいに分類される事が分かります。日本において研究者の地位は高いとは言えず、ほとんどの研究者が中の下ぐらいに楽されると考えられています。その代わりとして、事務員も年収600万円ぐらいだったりするので、階級区分が不明瞭です。

労働者階級
・高卒のブルーカラー労働者、ファミレスの店員など、知的教養が低いとされている労働者は、この階層にランクされます。マクドナルドのアルバイトなどは、典型的な労働者階級になります。イギリスのように階級が固定された国においては、労働者階級から成り上がるためには、ミュージシャンになるか、スポーツ選手として成功するしかないと言われています。

中間労働者の転落

日本では、特に中流階級が下層階級に転落する流れが加速しています。今まで中流階級とされてきた一般サラリーマンの給料が激減して、労働者階級とほとんど変わらない給与水準まで転落が見られるようになってきています。また、正規雇用が減少して、非正規雇用が増加している事で、労働者階級が増加しています。

日本では、大学の学費が高騰している事などで、大学に入学するのに奨学金と称する高額ローンが必要な家庭も増えています。また、親が高卒の場合には、大学に入学する事に対する理解も得られない場合も多くなっています。

労働者階級にお金が入らない仕組み

労働者階級は、高卒で単純労働を行っているので、社会でお金持ちになれる事は稀であり、成功したとしも教育水準が低いのでお金の増やし方が分からない事も多いです。テレビを見て過ごしたり、ゴシップ紙を見て過ごす下層階級に分類されます。中流階級の下層の方も、会社で低所得サラリーマンをしているので、投資活動とは無縁の場合が多いです。

イギリスにおける下層階級の特徴としては、食べ物がだらしがないので、お菓子であったり、炭酸飲料などを飲むことによって、体が太って健康体ではなくなるという事があります。

日本における労働者階級

日本における労働者階級の特徴として挙げられる事がいくつかあります。ただ、日本の労働者階級と中流階級の区分が曖昧なので、特に高齢者の場合には、明確な基準がある訳ではありません。

・テレビの視聴時間が長い
・テレビの娯楽番組を見る
・スポーツ観戦が好き
・居酒屋でビールを飲む習慣がある
・株式などの投資にあまり興味がない
・知的好奇心が薄い
・大学の先生など知的な階層と交流が少ない
・マクドナルドなどファストフード店に入店する
・部屋が散らかっている
・モノを大切にできない

労働者階級の特徴として、テレビの視聴時間が長い、ファストフード店に入店するなどの特徴があります。

イギリスの階級による発音違い

イギリスでは、発音によって階級が異なるとされています。

上流階級の英語(ポッシュアクセント)


労働者階級の英語(コックニーアクセント)


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