ザ・シャード

ザ・シャード(英語:The Shard)、またはシャード・ロンドン・ブリッジ(英語:Shard London Bridge)は、イギリスの首都ロンドンのロンドン・ブリッジ駅の南西側に所在する超高層ビル。2008年9月に着工、2012年7月5日に外構が竣工した。地上87階建て、尖塔高310m。EUで最も高いビルである。 通称ロンドン・ブリッジ・タワー(london Bridge Tower)とも呼ばれる。また、タワーに隣接して、17階建てのザ・プレイス(The Place)またはロンドン・ブリッジ・プレイス(London Bridge Place)と呼ばれるオフィスビルも建設予定である。

建築設計はポンピドゥー・センターや関西国際空港旅客ターミナルビルで知られるイタリア人建築家レンゾ・ピアノ(Renzo Piano)。 ザ・シャードは、ピラミッドを垂直に引き伸ばしたような形状をしており、互いに接触しない8つの面からなる[6]。この外観は、カナレットがロンドンの風景画に描いた帆船のマストや教会の尖塔をイメージしたものである[7][8]。外壁は英語で「破片」を意味する"Shard"の名称通り、角度を付けてガラスが取り付けられており、透明度の高い低鉄ガラスが用いられていることとあいまって、天候で変化する空の様子を刻々と映し出す。 ザ・シャードは、2 - 28階がオフィス(54,488 m2)、31 - 33階がレストラン(5,761 m2)、34 - 52階がホテル(16,198 m2)、53 - 65階がマンション(5,772 m2)、68 - 72階がルーフテラス含む展望施設等(758 m2)、75 - 87階が塔屋となる。ホテル部分には、シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツがロンドン初のホテル施設として入居する予定[11]。52階にはスパが設けられる[9]。 また、ザ・プレイスは、1 - 17階(39,963 m2)全てがオフィスとなる計画。 2012年9月3日にアンドルー王子と、英国の著名な登山家クリス・ボニントンら40人が屋上から同時に懸垂下降を行った。これは教育関連慈善団体「Outward Bound Trust」と退役海兵隊員基金「Royal Marines Charitable Trust Fund」により支援されたもので、現役および退役軍人のための資金集めが目的である。なお、アンドルー王子はこれに先立つ7月5日の当建物の落成式にも出席している。

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ロンドンの超高層ビル「ザ・シャード」

  • 21 November 2018
  • のぶやん
ロンドンの超高層ビル「ザ・シャード」
ロンドンの超高層ビル「ザ・シャード」

ロンドン市内には、超高層ビルが少ないのですが、2013年にロンドンに建設された「ザ・シャード」は、ヨーロッパで最も高い130メートルを誇っています。東京タワーの高さが333メートルなので、東京タワーと同じぐらいの高さです。展望台も入居していて、31ポンド(=約4700円)で入場する事ができます。

ザ・シャードの展望台

望台は69Fの室内と 、72Fの屋外デッキに分かれていて、高さ244メートルからロンドン市内を眺める事ができます。

ロンドンの超高層ビル「ザ・シャード」

入場料は当日券31ポンド(約4700円)、前売り券25ポンド(約3500円)となっており高額で、前売り券が時間指定チケットになっています。普通は1人で訪問しないので、2人で訪問したら7000円です。グラス・シャンパン付きのプランもあって、5000円になっています。

当日に人数制限があった場合でも入場できる『優先入場チケット』が100ポンドで売られており、優雅に入場する事ができますが、2人で優先入場すれば200ポンド(約3万円)という恐ろしい価格になります。そんなにお金をかけるのであれば、レストランに入城した方が圧倒的にコスパが高くなるはずです。

シャングリラ・ホテル

34 - 52階が香港系のシャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツがロンドンに初進出していて、最低価格500ポンドからと、ロンドンで最高級ホテルとなっています。非常に高い価格ですが、宿泊できない価格でもないので、「展望台に上るぐらいであればシャングリラ・ホテルに宿泊しよう」と思う人も多いかもしれません。レセプションが35階にあって、そこまでエレベーターで一気に昇ります。

展望台に2人で入場すれば、景色を楽しむだけで1万円かかると考えると、展望台に上らなくても良いのでシャングリラ・ホテルで最安値の部屋を6万円で押さえた方がお得な感じがします。特にファミリーであれば、展望台に上るよりも、シャングリラ・ホテルに宿泊した方が明らかにコスパが良くなります。

レストラン&バー

31 - 33階がレストランになっていて、展望台に上るよりもレストランで食事をした方がコスパが明らかにいいのではないか?と考えるのは、多くの人に共通しています。確かに展望台は、高い場所からロンドンを見下ろす事ができますが、レストラン&バーの高さ31-33階であったとしても、ロンドンを見下ろすには十分な高さです。

「aqua shard」では、平日のみのランチ・コースが「32ポンドから」で、週末のブランチ・コースが「3コース48ポンドから」で、アフタヌーン・ティーが「45ポンド」から、夜にアラカルトとなっています。33階にある中華料理の「Hutong」は、絶景の中で中華料理が楽しめますが、中国で食べる5倍~10倍の価格です。52階には、バー『Gong』があって、£52でアフタヌーンティも楽しめます。カクテル1杯£17などシャングリラ・ホテル価格です。ドリンク2杯と料理一品£40ぐらいが目安です。

スカイ・ガーデンの存在

ロンドンの超高層ビル「ザ・シャード」

ロンドンに2014年にオープンした『20 Fenchurch Street』というビルの最上階がスカイ・ガーデンという名前で無料開放されています。目の前の「ザ・シャード」の展望台入場料が5000円であるのに対して、こちらは無料入場になっています。

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