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PIXTAに襲い掛かる海外フォトストック!PIXTAが負け組になる日

  • 22 November 2019
  • のぶやん

Shutter Stockに投稿を始めてから、無制限に何枚でも投稿できるので、大量に投稿を行っています。審査の通過率は、最初は50%ぐらいでしたが、改善を重ねて70%ぐらいまで上がってきました。大量に撮影、提出を繰り返していると、撮影の方法、ソフトの利用方法などもどんどん上達していきます。

100万枚ぐらい撮影すれば、プロのカメラマンに非常に近いような撮影になっていきます。下手をすれば、編集技術だけならプロのカメラマンにも負けないほどの腕前になるでしょう。そして、Shutter Stockには、そうした猛者が世界中から沢山集っています。

カメラについて勉強できる

Shutter Stockでは、写真を何枚でも無制限に提出出来る上に、審査が5分~2時間ぐらいで終わります。『とにかく、良さそうな写真を全部出してくれ』というShutter Stock側の意気込みが伝わってきます。1日で200万枚以上の登録が行われている巨大サイトです。1人で100枚ぐらい提出しても、全体からすれば、ほんの僅かな割合な訳です。

私もShutter Stockに登録して、1日に10枚ぐらいずつ出しています。最近では、承認される写真の基準も分かってきたので、承認されるようなものを中心に選んで提出しています。特に近撮でピントが被写体に良くあっているものというのは、承認されやすい傾向があります。

Google検索も変化

Google検索で、ここ数年で写真販売サイトが上位に出てくるようになりました。その枚数があまりに多くて、ありとあらゆる場面のものがShutter Stockに掲載されるようになってきているので、Google検索でも上位に出てくるようになってきているのです。1日200万件以上の写真が登録されているので、世の中の写真の数を塗り替えていこうとしています。

Shutter Stockは、いわゆる『世の中のありとあらゆるものを素材にする』ということを目標にしているのでしょう。

ピクスタのやり方では勝てない

日本の最大手と言われるPixtaですが、審査があまりに時間がかかり過ぎています。Shutter Stockが5分~2時間で完了できる審査に3週間も時間を要するのは、あまりに非効率と言わざる得ない状況です。また、写真の登録枚数に制限があるということは、大量の写真を保有していても、それをPixtaに提出できないことを意味しています。私もShutter Stockに大量の写真を提出しましたが、Pixtaに全く写真が登録できていません。

Pixtaで行われている1ヵ月に10枚~100枚までという写真の登録方法は、今の時代に合わなくなってきています。例えば、1年に1回の旅行に行って大量の写真を仕入れる場合、1回の3週間の旅行で10万枚の撮影を行い、そのうち1000枚をPixtaに提出しようと思ってもできないからです。つまり、写真撮影というのは不定期であり、月によって大量に写真を仕入れることがあるということなのです。Pixitaでどんなに良い写真でも提出できないとなると、Shutte Stockの方に写真を流すしか方法がないということになります。

シャッターストックは、身分証が不要になった代わりに知的財産権が非常に厳しい状況

  • 19 November 2019
  • のぶやん

Shutter Stockに登録する時には、身分証が不要で簡単登録で写真のアップロードできるようになりました。そもそも、何で身分証が必要かと言えば、写真の知的財産権を争った時に必要になるんですよね。Shutter Stockでは、身分証の提出をを必要無くす代わりとして、知的財産権に非常に厳しい状況にしたのです。

いくら身分証を提出させても、知的財産権の裁判が行われたら、海外にいる人を呼び出すわけにも、簡単に請求された損害賠償金を払わせるわけにもいかないでしょう。全てShutter Stockの側が負担すると考えられるので、それならば最初から身分証を明らかにするより、アップロードされる写真の方を評価しようという発想になるわけですね。

知的財産権が異常に厳しい

観光名所を撮影しているだけなのに、知的財産権でNGを出される事が多いです。絶対に何も言われないようなものであっても、NGを出されると写真を掲載できません。

Pixtaも身分証明書を提出させるようになったのは、裁判に備えているからなんですけど、Pixtaの場合にはユーザーの大半が日本人なので、知的所有権の問題が争いになったとしても解決方法が提示しやすいということで、それだけ緩い状況になっています。

良い写真だと採用される

知的財産権が厳しいと言っても、Shutter Stockでは、「この写真はいけるだろう」という凄く良く撮れている写真であれば、知的財産権にもそれほど細かく言ってこないのです。Shutter Stockは、良い写真については、知的財産権の審査も甘くしています。

翻訳で問題になるシャッターストック

Shutter Stockは、翻訳が非常に問題になります。例えば、「出口」と非常に小さく書かれたものを「翻訳してタイトルに入れて下さい」というのは、いくら何でも全く意味がない注文です。複数の漢字が入っていると、もう提出出来ない状況になってしまいます。

フォトストックサイトに投稿して分かった”フルサイズ”と”APS-C”センサーの違い

  • 18 November 2019
  • のぶやん

ストックフォトサイトに大量投稿するまでは、「APS-Cで十分」と思い込んでいたが、大量投稿して審査で落ちるようになると、その問題を考えるようになった。APS-Cが弱いのは、遠方のものが全く良く撮れていないという点だ。どのレンズにしても似たようなもので、APS-Cでは、遠方を細かく映す事は「極めて難しい」ということだ。天気が良くて、空気が晴れていてなどの条件が揃わないと細部の撮影が難しい。

APS-Cでは、望遠レンズを用いるなど『拡大した画像』であれば、細部も良く撮影することができる。しかし、風景撮影などの遠方を撮影する画像が極めて不透明にしか撮影できない。ストックフォトで売るには、フルサイズのカメラが必要だと感じざる得ない。

ストックフォトはフルサイズ必修

ストックフォトに投稿したいのであれば、フルサイズが必修だ。特に風景撮影などを行う場合、『フルサイズがないとお話にならない』と考えるようになっている。しかし、フルサイズはそのカメラサイズが大きくて、旅行に持ち歩くのに明らかに不便である。フルサイズのミラーレスも出ているけど、価格、性能を考えると「今買うべきなのか?」と思う人も多いと思う。

Shutter Stockでは、プロのカメラマンが副業としてアップロードしていたりして、その場合にフルサイズの高級機を使っていたりする。素人カメラマンの機材APS-Cセンサーでは、とても太刀打ちができない。フルサイズミラーレスがもっと小型化して、多くのメーカーが機種を出すまで、あと2,3年はかかりそうだ。現状で、気軽に旅行で持ち歩けるフルサイズは、高額であるか性能が中途半端であることがほとんどだ。

APS-Cで細部撮影が困難

Shutter Stockに提出する写真を選ぶ時には、なるべく良い写真を選ぼうと思ってみているが、条件が非常に良い形で撮影した以外に使えない写真が多すぎる。どんなに自分がシャッターを押しても良い写真がなかったときのガッカリ感は半端ない。撮影に行くにはコストもかかるし、シャッターを必死で押している。

旅先でカメラを持ち歩くには、小さいカメラが絶対に有利だ。大きいカメラは、登山などで持ち歩くと、体力消耗に繋がり、下手をすれば危険に繋がる。小型でフルサイズが搭載されたミラーレスも発売されているけど、どれほど良く撮れるかということが未知数であり、購入する気になれない。

今後、Shutter Stockで本気で数千枚も出していきたいと思うなら、やはり近いうちにフルサイズを購入していかないといけないと強く思っている。Shutter Stockで承認される画像も、ほとんど非常に寄ってくっきりと映し出された画像で、影が付いているとか、加工が上手とかあまり関係ない。ピントがきちんとあっていて、細部が撮影できていることが最も重要な事だ。

Shutter Stockで登録日に早速売れた話

  • 17 November 2019
  • のぶやん

Shutter Stockですぐに売り上げが上がりました。売れた写真は、やはり撮影が非常に面倒(行くのが非常に面倒)であり、希少価値の高いと自分でも判断できるものです。他の人もアップロード数が少ないです。Shutter Stockは売れやすいというのは、どうやら本当のようですけど、0.25ドル(25円)にしかならないので、ある程度の量をアップロードしないと話になりません。

Shutter Stockの採用作品

Shutter Stockで採用される作品は、希少価値が高いものを優先して採用しています。つまり、オリジナリティが高いとか、撮影が困難とか、他の人のアップロード数が少ないなどです。他の人のアップロード数が多かったりするだけで、「この作品はプロパティリリースが必要です」などと言い訳を付けて落とされます。

作品として登録するには、建物自体に汚れがあったりすると、「この作品はピントがあっていません」などの理由で落とされます。本当は、ピントがあってるだろうな?と思う作品を出していますが、簡単に言ってしまえば、その物自体が汚いから売れないから、出すなという訳です。

スマホで販売結果を知れる

Shutter Stockは、面白い事にスマホで写真販売者向けのアプリがあって、販売結果を知る事ができます。売れた時にわざわざパソコンにログインしなくても知る事ができるのは便利ですね。こうなると、ストックフォトのサイトは、もはやゲーム感覚で楽しめるものになってきているということです。どんどん撮影して、どんどん加工して、どんどんアップロードして審査にかけます。

「こんなものは売れないだろう」と思うのではなくて、散歩の途中で適当に撮影した路上のコーンであったり、家の猫などアップロードできそうなものは、何でもアップロードしておけば、売れる可能性がある世界です。

Shutter Stockでの目標

Shutter Stockでは、単価が低くて世界を相手に売り上げていくという事で、とりあえず1時間に1枚の売り上げを目標(=1日24枚×30日)を目標に頑張っていこうと思います。1日24枚売れたとしても、1日の収入は500円ほどにしかなりませんが、1ヵ月で15000円稼げる計算になります。そのためには、最低でも1000枚~2000枚のストックを必要とします。かなりの時間がかかりますね。

1000枚から2000枚のストックを掲載するということは、カメラのシャッターが破損するほど(具体的には10万枚~20万枚)の撮影をこなさなくてはいけません。ハードディスクの投資も凄い事になりますね。それでも、撮影しないと今のストックフォトの業界で生き残る事は厳しいでしょう。

新聞記者の価値が暴落した時代

新聞記者は、どんどんリストラにあっています。市民が直接的に撮影してアップロードするSNSが流行するようになって、情報を新聞を仲介してやり取りする時代ではなくなったのです。直接的に市民と市民が情報のやり取りをする中で、新聞記者の存在意義が問われています。彼らは、写真撮影などが上手なので、ストックフォトなどで激安で売ってでも、生計をたてる方法を模索するしかないでしょう。

フォトストック業界の動向とShutter Stockの動向。NAVERまとめ更新の完全停止

  • 15 November 2019
  • のぶやん

2010年頃は、100枚のアップロードでも「お小遣い稼ぎ」が出来たぐらいのシャッターストック業界ですが、競争がますます激化してきています。素人カメラマンも大量に参入して、特に東欧などからの参加者が多いようです。

オンラインのコンテンツ向上

Shutter Stockは、どうやって審査してるのかわかりませんが、1日22万点の”作品”を公開しており、もはや写真工場の様相を呈しています。1人で1万点の作品を公開する人も珍しくなくなってきました。Shutter Stockでは、『5日以内に審査する』と書いてありますが、早いもので5分~1時間ほどで審査が終わることが多くて、長くても1日ほどで審査完了する場合が多いです。

もう『作品を持っているなら、次々と出して下さい』という雰囲気が伝わってきます。写真素材サイトは、Googleにない写真を膨大に扱うようなサイトに変貌してきているのです。どんどん出せ!どんどん保有しているコンテンツを全て吐き出せ!と言わんばかりの凄い状況になってきているのです。Shutter Stockがこんな状況に変貌してきたのは、2018年中頃からと言われています。Shutter Stockは、いつの間にか初期に審査と言われていた自信作10枚提出もなくなり、最初のパスポート提出もなくなりました。アップロードした時点から、ガンガン審査してガンガン落としてくれます。

Shutter Stockで落とされる原因は、人によってことなりますが、「写真の中に入ってる漢字が翻訳される必要がある」と言ったものや、絵画・彫刻などが少しでも含まれると「プロパティーリリース(製作者の許可)」が必要とされるなど、作品の良しあし以前の問題であることが多いです。作品のピントが合ってないなど、作品の中身で落とされることは少なかったです。

日本のフォトストックの遅れ

日本のフォトストックで代表的なのは、Pixtaですけど、審査時間が2週間~1ヵ月と、海外サイトからすると『信じられないぐらい時間がかかる状況』になってきています。Pixtaは、国内向けなので「売れにくい」と言われている半面で、売れた時の単価が高いという特徴もあります。Shutter Stockは、定額制なので良く売れますが、単価が低すぎて稼げません。

それでも海外向けに写真素材の販売を行わなければ、国内だけでは食っていけません。そして、今の世の中の流れとして、プロの100枚より素人の100枚、プロの300枚より素人の3000枚という枚数勝負になってきています。ケチケチせずに保有している写真はどんどん売りに出せ!という流れになってきていて、その流れにもう逆らえないのです。ある程度の美しい写真であれば、素人でも撮影できる時代になって、写真の貸し出しビジネスモデルは、大幅にその単価を落としているのです。

日本のPixtaで売れてる人は少数

日本のPixtaで30万人も登録者がいますが、実際にアクティブに活動しているのは、多くて5万人以下です。他は、アカウントだけもってほとんど放置の状態です。1ヵ月に1枚以上の割合で売れている人は、3000人以下で、10枚以上ともなると、数百人しかいません。つまり、Pixtaで年間1万円以上稼ぐ人などは、1000人以下しかいないのです。

他のストックフォトの大量供給によって、日本人でも海外のサイトから購入する人も増えてきています。芸能人でも人目に触れる数が大切であると言われる事がありますが、自分の保有するサイトも出来る限り人目に触れるようにするためには、海外サイトで販売することが最も手っ取り早い方法であると言えるでしょう。

写真を売って稼ぐ方法として、国内で販売して、海外で販売して、かつブログに掲載して稼いで、YOUTUBEなど複数の媒体を駆使して稼ぐなどの方法を取らないと、なかなか写真サイトだけでは稼げない現実があります。フォトストックを利用して、年間10万円、20万円稼いだところで、生活するにはほど多いわけですし、かなりの時間とコストを使います。

Shutter stockの難易度

当たり前の話ですけど、日本で販売するよりも、海外サイトの販売の方が少し面倒が多くなります。Shutter Stockは、ほとんどすべて日本語で対応してくれるのですが、タイトルとタグだけは英語なのです。英語が苦手な人は、翻訳機など使えば何とかなりますけど、マニアックなタイトル付けは、かなり面倒です。

こんな所でストレスを感じないでサクサクと登録できるのが当たり前ぐらいに思っていないと、やっていけないですね。ついでにタグで英単語の勉強になればいいかなという余裕を見せるのもいいと思います。Shutter Stockの難易度は、プロパティーリリース(簡単に言えば肖像権)の要求にあります。例えば、東京スカイツリーなどの遠方撮影をアップロードしても、街中のビルの画像をアップロードしても、プロパティリリースを要求されるというかなり厳しいものです。基本的に屋内で撮影したものに関しては、全てプロパティリリースが要求されますが、何故かそのような作品も審査を通過して販売されている謎もあります。

コツコツアップしよう!では勝てない

副業で少しずつ、年間100枚アップしました!というのでは、全くお話にならない時代になっています。ストックフォトを頑張る人というのは、1ヵ月ほど国内を旅行して歩いて、それで10万枚ほど写真を撮影して、その中から1000枚を厳選して一気にアップロードしたりしています。そうすると、一気にストックフォトで600枚~700枚の写真販売を行えます。工場のようになっているということです。

1ヵ月に10枚ずつ、少しずつ頑張ってアップロードしました!ということでは、お小遣いにもならないような稼ぎになっています。自分が月額1000円、2000円稼ぐうちに、消費税が上がったりして、稼いだお金なんてすぐに吹き飛んでしまいます。ストックフォトをやるより外で1日バイトした方が良かったということが増えています。

とりあえず、1000枚ぐらいの写真を置いてみて、それから考えればいいと思います。1000枚ぐらいおけないようであれば、ストックフォトをやっても無意味とまではいかないですけど、本当に稼ぐどころではないです。

国際市場に気軽に参入できる

Shutter Stockは、国際市場を持っており、世界中から写真をかき集めて、世界中に向けて販売しています。オンラインコンテンツの会社は、国際的なマーケットに移行していかないと経営していくのは難しいでしょう。日本だったらShutter Stockで5万円稼いでも生活できませんけど、外国だと5万円で生活できる国もあります。

今後は、個人でも国際マーケットに参入していかないと収入がどんどん減少し続けてしまいます。

写真を安売りすべきか?の問題

Shutter Stockに登録すると、定額制でどんどんダウンロードされて、自分が撮影した写真の価値を下げる事に繋がる事は確かです。1枚売れて僅か25円~30円のところに写真を貸し出す意味があるのか?という問題が生じてきます。100枚ほど売れて3000円の世界です。Pixtaならば、5枚売れれば3000円に到達します。自分が苦労して撮影した写真は、投げ売り状態になっていきます。

今の時代、無料で写真素材を提供しているサイトも出てきているので、写真を高く売ろうとすること自体に無理が出てきているのです。もはや、写真を高く売るという発想自体が無理なのかもしれません。高く売りたいのであれば、映像の方で勝負していかなくてはいけないでしょう。映像の方の画質があがり、簡易の写真なら映像から切り出せるようになってきました。

最も売れるニッチ市場の写真

最も売れているというのがニッチをとらえた写真です。例えば、希少動物の写真、希少動物の手の写真など、「そんなの誰が買うの?」というようなところに需要があったりします。しかも、それが10枚~100枚も売れたりするので、希少価値が高いということが世の中でいかに「価値があることか」ということが分かります。

自分の強みを活かすことができれば、少数の登録で、沢山の写真を売る事ができるでしょう。単に写真登録を増やすだけではなくて、ニッチ市場の写真を撮影するなど、自分なりに工夫を加えていければ、もっと上手に販売することができて、写真販売以外にも様々なことで活用できるようになるでしょう。

シャッターストックでは、1日に写真が20万枚も登録されているそうです。1ヵ月だけでPixtaの総登録数に匹敵する数の写真が登録されるという凄い状況です。もはや、写真販売をビジネスとして大量登録している人がいて、そういった人達が1日に100枚単位で登録しているようです。ストックフォト工場ですね。

自分の作品をブログで使う

自分の作品は、宣伝も兼ねてブログなどで使用すると良いでしょう。Photo ACみたいなところで、作品の権利を譲るべきではないと思います。作品の権利を譲ってしまったら、その作品をもう使えなくなってしまう訳なので、何のために撮影したか分からなくなってしまいます。私なら、どんな失敗作でも、権利だけは保有しておきたいものです。

Photo ACにアップロードして権利を譲るぐらいなら、自分のサイトでフリー素材として提供を開始すれば良いでしょう。広告を付ければ、それなりに稼ぐことができます。もし、Photo ACにアップロードして権利消失してしまうと、もう自分では使えなくなってしまいます。

オンラインに自分のコンテンツを置く

多かれ、少なかれ、オンラインに自分の制作した何かを置いておかないと、単なる労働だけに依存して食っていくのが大変な時代になってきています。Shutter Stockで1枚売れて25円しか収入がなくて、10枚売れても僅か250円しか収入にならない訳ですけど、牛丼屋の利益も1杯数十円と言われています。100円ショップの商品も、1個あたり25円ぐらいのものでしょう。

結局、Shutter Stockでまともに稼ぐには、1日10枚以上がコンスタントに売れている必要があります。そうしないと、月収が数千円にもならないからです。そこから逆算すると、数百枚以上のアップロードが必要になり、どうやって写真を数百枚も集めればいいのかという課題をクリアする必要があります。

繰り返す行動と時間短縮

Shutter Stockでもそうですが、NGばかり食らう写真を撮影して、それを提出してNGだらけになってしまうと、何とも時間の無駄になってしまいます。とにかく写真を撮影する段階で良い写真を撮影して、加工を出来るだけ少なくして、NGを出さないように工夫することは、効率的に稼ぐうえで非常に重要になります。

沢山の写真を提出しているうちに『NGを出さないコツ』なども分かってくるので、自分の腕をストックサイトに合わせた形で上達させていくのが良い方法と言えるでしょう。

NAVERまとめの更新停止

NAVERまとめで更新を完全に停止することにしました。コンテンツ量をいかに増やしても、もはや収入にならないと判断しての結論です。2017年頃から更新頻度はかなり落ちてきていましたが、それでもたまに更新したりしていました。NAVERまとめで稼ぐぐらいならば、ブログにAdsenseを掲載して稼いだ方がマシです。NAVERまとめは、それぐらい厳しくなりました。NAVERまとめが厳しくなった理由は、まとめサイトに対するGoogleの冷遇にあると感じています。

NAVERまとめ自体も、LINE社がWELQ事件でやる気をなくして分社化してから、新規投資が行われなくなりました。本来、プラットフォームの国際化であったり、オンラインコンテンツの販売(Noteみたいな)ことを期待したのですが、10年間もほとんどレイアウト変化なく、今に至っています。このプラットフォームは、ほとんど終わったと言っても良いでしょう。それでも10年間も良く持ちこたえたと思います。

他のサイトからコンテンツをもってきて「まとめる」という作業は、サーバー費用を節約する上で有効な手法であったのです。しかし、その今では安くコンテンツを設置できる場所が数多く出現していることにより、自分のサイトで素早くまとめた方が効率が良いということもでてきました。

労働価値の低下に対処する

ハードで稼ぐ時代からソフトを使って稼ぐ時代になり、金利が増えない時代においてお金を増やす「コンテンツ保有」が非常に重要な時代になってきました。自分が保有している写真・動画コンテンツの価値が株価のように連動するのです。写真コンテンツの価値も10年で暴落したので、多くの人が写真の枚数を膨大に増やしたり、動画の方にシフトしたりしています。

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