フェイスブックが著作権侵害の動画が溢れているというヤバい話!WELQどころじゃない違法動画で荒稼ぎするFacebook
Facebookは、著作権侵害の動画でアクセスを稼いでぼろ儲けしています。Youtubeからコピーがダウンロードされた動画がフェイスブックにアップロードされて、多くの人がシェアしたり、いいね!したりしてフェイスブック上で動画が消費されています。多くのYoutuberなどの動画がフェイスブックにコピーされてアップロードされていますが、ここから原作者が得る金銭は全くないので問題になっています。
有名なYoutuberの動画などは、フェイスブックに大量にコピーが出回っていて、それがYoutuberが得られるはずだった広告収入をフェイスブックに取られているのではないかと問題になっているのです。フェイスブックは、このような事態に対処するとしていながらも、実際にはほとんど対処されていない現実があります。
著作権違反の動画で稼ぐFacebook
フェイスブックは、動画の再生回数が特に伸びているとされています。フェイスブックに動画をアップロードすると、共有しやすいのでどんどん共有されて、再生回数も100万回が当たり前のように記録されています。自動再生されるとは言っても、3分の1ほどは、実際に視聴が行われているとみられていて、フェイスブック動画は、今では多くの人に楽しまれるコンテンツとして定着していると言えるでしょう。
Facebookは、この違法動画の取り締まりを強化しているとしながらも、今でもテレビであったり、アニメの動画がフェイスブック上に大量にアップロードされていて、それでフェイスブックが荒稼ぎしている現実があります。違法動画が大量にアップロードされる事によって、フェイスブックにユーザーが集まるような循環が出来てしまっているのです。テレビ局などは、こうした状況を知っていますが、個人でアップロードされていたものであったり、小規模ページでアップロードされているものまで、フェイスブックに報告して削除して貰うのが難しい現実があります。
著作権侵害を放置するフェイスブック
音楽などの識別が比較的容易な著作権侵害については、フェイスブックも停止するようにしています。しかし、テレビ番組であったり、他の人が撮影した面白い動画などについては、全くフェイスブックが自動的に削除したりすることを行っていません。米Google社は、事前にコンテンツを登録する『コンテンツID』システムを2010年に開始していて、その効果が絶大なもので、違法動画をアップロードする事が非常に難しいものとなりました。代わりにYoutubeからダウンロードした動画がフェイスブックにアップロードされる事が増えてきました。
特にテレビの動画から違法に取得した動画をアップロードしまくるページであったり、アニメをアップロードするページなどが乱立しています。このように明らかに著作権違反であるのに放置されているページが大量にある状態が既にフェイスブックが動画を主流にした2015年頃から多く見かけるようになりました。
悪質である場合に訴えられる可能性
フェイスブックは、プラットフォームとして機能しているので、警告を受けた時点で迅速に削除すれば、訴えられる危険性は少ないでしょう。それまで違法アップロードで展開していたページなどは、閉鎖される可能性が高くなるでしょう。フェイスブックで削除に素直に応じるか、もしくは該当する動画などを運営側が削除してしまえば、訴えられる可能性は少ないと考えられます。しかし、収益化するわけでもないにも関わらず、リスクを背負ってまでアップロードする必要性は全くないわけで、フェイスブックの収益に貢献するだけなので、違法アップロードはしない方が良いでしょう。