人工知能

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仮想通貨こそが人工知能の正体になろうとしている事実!仮想通貨が銀行の事務員を退職に追い込む

  • 29 November 2017
  • のぶやん

仮想通貨は、実態のない物と思われがちだが、それを発掘するには投資が必要になります。仮想通貨全体の時価総額は20兆円にも達しており、時価総額10兆円を超えたとされるビットコインは、今のところ仮想通貨の半分を占めています。ビットコインの採掘の難易度が極めて高くなり、大型投資がなければ極めて困難な状況になっています。仮想通貨は、コインチェックなどの取引所で購入する事もできます。

仮想通貨のポイントは、発掘という形でトランズアクションのお手伝いをする人がいて成立しているところです。そこには、コンピュータと半導体の確かな需要が存在しています。そして、このコンピューター需要こそが人々の雇用を奪っていく可能性がでてきています。

コンピューターの頭脳CPU

ビットコインなど仮想通貨の発掘で主に使われるのは、CPU(中央演算処理装置)と呼ばれるものです。今では、ビットコインの採掘には、CPUでは不十分で、もっと高機能のGPUやらASICなどが使われるようになっています。ASICをAmazonなどで販売されているUSBのものを個人で手に入れる事も可能ですが、実際に利益を出すのは難しいようです。

ビットコインでないマイナー仮想通貨と呼ばれるものであれば、CPUでも十分に発掘可能です。時価総額10位に入っているような仮想通貨であっても、格安VPSで発掘可能であり、多くの人がVPSで発掘に参加しています。多くのソフトの初期設定では、CPU100%利用し続けるので、VPSによって停止措置を食らったりするという話もありますが、最近のVPSサーバーは、発掘されるのを見越して設計されている可能性があり、あまり停止された話は聞かなくなりました。さくらレンタルサーバーのVPSでさえ、発掘自体は許可しています。

世界中の採掘者がいる中で、1秒でも早く取引台帳の演算に成功して報酬を得ないといけないので、個人であれば『プールマイニング』と呼ばれる皆で掘るという手法が取られています。1人でソロマイニングしても、いつまでたっても成果が得られないからです。

安い電力の国が有利

仮想通貨の発掘を行う為には、『電力が安い事』が条件になっています。電力を抑える事は、仮想通貨の発掘コストを抑える事に欠かせない要素になっています。コンピューターを動かすと発熱するので冷却装置が必要になり、そこに電力を使わないように『寒冷地』にサーバーが作られる事も多くなっています。さくらレンタルサーバーも石狩にデータセンターを開設しました。

日本のように電気料金が高い国では、懸命に発掘を行っても電気料金を支払うと赤字になってしまいます。そこで、電気代が安いインドネシアであったり、資源が豊富で寒冷で電気料金も安いロシアなどでは、小規模な発掘主体であっても、仮想通貨の発掘で利益が出るとされています。

電気代が高い日本で掘るとなると、半分が電気代になってしまうので、仮想通貨が暴落すると初期投資を回収できなくなってしまう可能性があります。実際、こちらの記事で発掘を行っているプロのマイラーは、35万円の利益を得るのに30万円の電気代を使っており、日本で採掘する事のリスクの高さが分かります。

銀行員が失業する時代

アマゾンの登場によって、実態店舗が厳しい状況に追い込まれたのと同じ事は、仮想通貨の登場で銀行が危機に立たされる可能性を示唆しています。それまで証券会社が行ってきた株式の上場サポートであったり、銀行が行ってきた通貨の交換業務は、全て仮想通貨のトランズアクションに置き換わる可能性が出てきているのです。世界中のコンピューターが参加した『発掘』によって、銀行が伝統的に行ってきたトランズアクションは、非常に低コストなものになろうとしています。

日本でも、この流れを受けて大手銀行が銀行員を数千人単位で削減する発表を行っています。従来、銀行で大切にされてきた慎重で複雑な事務手続きなどは、多額のコストを要しており、そのコストが仮想通貨によって小さなものになろうとしてるからです。

仮想通貨の特色が面白い

各国が定める法定通貨に国の信用度合が反映されているように、仮想通貨にそれぞれの仮想通貨の特徴があります。ビットコインは、仮想通貨の時価総額で50%を占めていて、実際に家電量販店で買い物が出来たり、航空機の搭乗券を買えたりできるようになっています。また、リップルのように金融機関との親和性を強める仮想通貨もあります。Zcashのように匿名性が高いとされる仮想通貨もあります。

いずれにしても、仮想通貨の特徴に合わせた需要が存在しており、時価総額が上位の仮想通貨は、既にかなりのやり取りが行われるようになってきています。日本人であれば、日本発(2ch発?)という仮想通貨である『モナコイン』を採掘してみるのも面白いかもしれません。日本発なので、日本語の情報量が多い仮想通貨となっています。

自称ニートPhaさんも大儲け

自称ニートPhaさんもValuで貰ったビットコインが110万円以上に化けているそうです。ニートだったら、売却して利益がでても、税金がほとんどかからないのかもしれません。

 

知的労働者が次々と不要になる時代!多くのホワイトカラーがブルーカラーに転落する日

  • 10 November 2017
  • のぶやん

産業革命では、農村部で働いていた小作人が都市に出て働き始める事で、工場労働者・ブルーカラーと呼ばれる人たちが生み出されました。今日、情報革命の時代においては、都市でホワイトカラーと呼ばれる人たちは、自動化される事でどんどん不要になり、その給与を落としていくことになりそうです。ホワイトカラーが行ってきた作業は、どんどんコンピューターに任せるようになるので、ホワイトカラーがいらなくなるのです。

電話する営業員は、既に自動オペレーターであったり、証券会社の電話営業がオンライン発注に変わってきています。銀行の窓口がなくなり、ATMになったり、オンライン銀行になってきています。既にATMすらいらない、携帯電話で支払うという方法を使っている人も多いのです。それだけ電話交換手のような仕事や、証券取引所の取次ぎをしていた人もいらなくなります。取次するだけの人はすぐに不要になっていくのです。

知的労働者の意味が薄れる

知能ゲームと言われた将棋は、既に人間がコンピューター(AI)に勝つことが難しくなってきています。知的であると言われてきたルールに基づいたゲームは、コンピューターの方が強くなってきているのです。「アルファ碁ゼロ」は、基本的なルールを教えると、大戦を繰り返す独学で1日ほどで人間よりも強くなるそうです。

学歴というのは、『ものを暗記する力』が高い事を意味していましたが、その意味が極めて薄くなる時代になる可能性があります。どんなに学習能力が高い人であったとしても、単純作業であればコンピュータに勝てなくなってきているからです。プログラマーであっても、最先端のプログラム研究者以外は、文系で普通にワードやエクセルのようなもので扱えるようになってくるとされています。

最先端の研究をしてプログラムする難易度はどんどん上昇しており、学歴を大学院を出て研究しているようなバリバリの理系プログラマーが最先端に居て人工知能などを自らのプログラムで実戦していくような一流研究者が研究する他は、軍事分野の研究、民間の技術はGoogle社のような巨大資本が優秀なプログラマーを抱えながら研究していくような状況になっています。

ビデオ学習で教員が不必要になる

教員が教える事が非常に非効率な事になり、ビデオ学習で自分が分からないところだけを効率的に学習できるようになります。非効率な事をしていたのでは競争で負けてしまうので、効率を追い求めていく事になると、狭いことを教える今の学校の教員が必要であり続けるとは思えません。もっと効率良くビデオで学習した方が大学入試に強くなるばかりではなくて、多くの知識を吸収する事ができます。

実際、多くの学生がスタディサプリというものを利用して勉強を行っています。オンラインで学習した方が大学に受かる可能性は高くなるからです。

重要になる技術革新

シャープの4K IGZOディスプレー「PN-K321」は、2013年に発売された時に実売で45万円(32インチ)したものが、今では10万円を切る価格です。僅か数年で価格が4分の1人なったという事は、『随分と安くなった』などと関心している場合ではありません。それだけ家電製品で金を稼ぐ事が難しくなった事を意味しています。1台45万円であれば、働き盛りのサラリーマン日本人1人分の月収に相当しますが、10万円ではアルバイトの月収にも達しません。40インチの4K液晶ディスプレーが5万円で売られる時代なので、シャープのIGZOディスプレーは、その付加価値でまだ価格を保っているようなものなのです。

シャープのIGZO技術は、シャープが苦労して開発したとして最後まで出し渋りましたが、結局はシャープ全体が台湾企業の鴻海に買収されてしまう事になり、日本企業ではなくなりました。台湾の鴻海は、シャープの技術を手に入れた事で、高解像度の液晶画面を作れるようになり、様々な会社からの受注に対応できるようになりました。世界中から受注を受けられる鴻海からすれば、大きな買いものであったとしても、良い買い物と言えるものだったでしょう。

自動で絵を描いたり色付けされる

現在、簡単なドラフトを描くと、それをプロが描いたようなものに修正してくれたり、自動で色付けしてくれたりするAIは開発されています。絵を描く事が自動化されていくようになっていくと、アニメーターなどの作業が更に楽になって、同時に単価が更に下落していく可能性があります。イラストを素人が1ヶ月勉強したらアニメーターになれるような状況になり、アルバイトに少し練習させて、作業させればいいという状況になってしまうからです。

ゴッホの絵が価値を持つのは、ゴッホの絵の価値に『ゴッホの人生そのもの』が含まれているからでしょう。ゴッホは、壮絶な人生を生きた事で映画化もされるほど有名ですが、誰も描けなようなものに価値が移っていく事になります。もともと、アニメもそのストーリーが最も重要とされてきました。

手動で行われるツィート

ツィッターなどのSNSの多くは、手動で情報発信が行われています。これからの社会で大切になることは、自分がいかに多くの人に影響力を与えられるかという事になってくるでしょう。影響力を持っている人は、1回のツィートを行うだけで100万人に告知して、大手メディアに匹敵する影響力を持ち合わせています。一方、何も持たない人は、1回のツィートをしてもRTを10回ほど貰うだけで大変です。

ツィッターのようにファンが付くようなものであれば、電話交換手であったり、証券取引所の立ち会い取引をしていたような人とは違ってユニークです。ただし、実際には流行に左右されやすいもので、橋下徹さんのように200万人フォロワーを抱えていながらも、既に人気が下火でリツィートされないような人も出てきて、人気取りの競争も激化してきています。

情報を仕入れる感度が大事

新聞記者は、日本の購読者数が非常に多いので高額報酬を得ていますが、今の時代にインターネットが発達すると、新聞が情報を発信しなくても当事者が情報発信する事が増えてきました。このような状況において、新聞記者に求められているのは、その個性であり、自分の力でフォロワーを集める力です。そうした個性派の記者以外は、これからは生き残っていけないでしょう。単に政府の記者会見でパソコンを打ち込むだけなら、時給1000円のアルバイトにやらせてればいいからです。

労働者は簡単に学習できない

長期にわたって電話交換手をやっていた人は、電話交換手を辞めたとしても、他にできる仕事は限られているでしょう。労働者というのは、仕事をポンポンと簡単に変える事はできないのです。仕事を変えようと思ったら、一般的に長期の学習時間を必要とします。しかし、それが今では自動化されて更に難しくなっているのです。具体的に言えば、囲碁はロボットに学習さえれば、24時間で人間を超える熟練者になると言われています。ロボットを超えたような作業ができないと、どこに行っても使いものにならないとすれば、もう労働者にとって悪夢と言えるでしょう。

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コンピューターの発達で『エンタメ』の意味が変化!藤井聡太・四段(14)に羽生善治が負ける

  • 2 May 2017
  • のぶやん

天才とされる棋士である羽生善治・三冠(46)に、最年少の中学生プロ藤井聡太・四段(14)が勝った事がニュースになっています。

将棋でコンピューターの方が強い

将棋というのは、チェスよりも非常に複雑ですが、それでも今ではコンピューターと棋士がやれば互角の勝負が出来るようになっています。将棋より単純なチェスでは、既に人間がチェスに勝てないとされていて、実際にチェスの王者が次々とコンピューターに敗北しています。

強さだけを比較した場合には、ある一定のルールにおいて『人間はコンピューターに勝てない』という状況になってきています。それを言うなら、人間の運動能力だけを見たら馬に勝てない訳ですが、人間どおしを競わせたところで既にある程度の限界点が見えてきています。

訓練をコンピュータ対戦で行う

今では、将棋の棋士の対戦訓練の多くがコンピューターと行われています。その方が将棋の棋士から訓練・指導を受けるよりも明らかに強くなれるからです。先生の指導を受ける為に教室に通って高いお金を支払うより、安いコンピューターと大量の対戦を繰り返す事で、ある程度のところまで強くなって、それから独自性を磨く方が圧倒的な強さになれるからです。

このような傾向は、語学学習にも見られるようになってきています。語学学習でも、コンピューター学習を進めた方が語学学校に通うよりも圧倒的に安い価格で学習する事が可能になるのです。単に点数だけを見るのであれば、コンピューター学習の方が明らかに強くて、効率的に学習できます。簡単に言えば、小学生でも繰り返す事で大学生レベルの点数は取れちゃいます。

頭脳以外の勝負になる棋士

棋士というのは、頭脳だけで勝負したのでは、コンピューターに勝てなくなってきており、強い、弱いよりも、更に重要なことがパフォーマンスであったり、芸能番組に出演して有名になったり、ルックス・見た目なども大事になってきています。そういった点においては、女流棋士などがアイドル化して男性ファンを惹きつけるという事でファン獲得していくという手法もありそうです。

歌手が歌唱力を競っていた時代は終わって、AKB48のように歌唱力ではない付加価値というものを求めていく『人間らしさ』を出す時代に入ってきているのでしょう。それは、握手会というオプションでCDを販売するような事になっていきます。歌手と言うのは、歌唱力だけで勝負しているのではなくて、見た目であったり、パフォーマンス、何よりも市場にウケがいいかが最も重要になります。

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