中国の若者に広がる『豊かになれない』という絶望感が広がる。日米による通貨安の競争が問題か?
中国のインターネットで、屌丝(diaosi)という俗語が使われるようになってドラマにも見る事ができます。『貧乏で実家のコネもなく未来に希望を持てない自覚』という意味で使われます。中国に限った事ではないですが、若者が豊かになる感覚がないと、社会としては非常に暗い雰囲気になってしまいます。
前夫求爱记 第5集の中でも使われています。
若者向け中国のドラマ
中国のドラマは、非常に多彩に良くできていて、検閲されているとされていながらも今の時代を良く表すものが多いです。例えば、『蜗居』(2009年)というドラマでも有名になっています。
こうした状況というのは、中国に限った事ではありません。欧州の国家でも似たように高い失業率で人が余っている状況です。現在、日米の失業率が低い状況にありますが、それは円安・ドル安で人民元に対抗している為であり、円安・ドル安にする事で人材を安価に使えるような状況を作りだして雇用問題を解消させようという取り組みでもあります。
働いても豊かになれない
日本でも、現場でいくら必死に働いても豊かになれないという絶望感が広がり始めています。。
結局は正社員で働いても報われない時代だと思うんだよなぁ!
— kei@スパロボX待機組 (@kei_kbb_0928) 2018年3月11日
ソ連では働いても働かなくても給料が同じだったらしいけど、日本では働いてももっと働いても給料が同じだから日本は実はソ連なのかもしれない。
— 労働者のうめき声 (@oomurakaito) 2018年3月11日
#高橋まつり や過労死過労自殺した人の無念さ。遺族の悲しみ苦しみ怒りが伝わらない。原因は解っているのに本当に悔しい。過労死ラインで働いても全員死んでる訳ではないだろう?過労死は減っているから良いだろう?運悪く死んだ人はお気の毒?じゃぁ何人死んだらダメなの?って #高橋まつり なら言う
— 高橋 幸美 (@yuki843003) 2018年3月2日
夫に「1億円当てたら仕事辞めたい」と言ったら「1億円では安心できないよ」と返されて、私が定年まで働いても稼げるかどうかという大金を当てても安心が手に入らないのなら、安心など一生手に入らないのではないか、手に入らない安心を求めて心身に鞭打って働くことに意味があるのだろうか、と思った朝
— 三河人(一切皆苦) (@mikawanodara) 2018年3月8日
若い人でフルタイム働いてもワーキングプアな人は足りない金額生活保護もらえるからもらってこい。俺は右だけど生活保護はガンガン押し掛けてやるべきと考えててそういう若い人が何万も押し寄せれば普通に政府も本気で貧困対策考えるだろうよ。違法でもなく権利だからな?
— もへもへ (@gerogeroR) 2018年3月2日
ところでサービス残業なんて言うのは何も今に始まった話ではないのだけれど、それでもちょっと前くらいまでは腹立たしいながらもこれが世界第二位の経済力を支えてるんだは思ってる部分はあった。でも今って、働いても働いても国も社会も豊かになるわけでなし、もう経済運営完全に失敗してるんだよな。
— ブロンドさん危機一髪 (@loira294) 2018年3月5日
母子家庭。必死で働いても生活できる収入はなかなか得られない。子どもが熱出した時にみてくれる人もいない。生きていくための生活保護制度、利用して何が悪い?利用して、どこが恥?母子家庭でも生活できる仕事よこせ。賃金よこせ。貧困者をさげすむな。
— 白い狼のため息(ヒソカ) (@hisokawhitewolf) 2018年3月5日