動画ビジネスに乗り遅れたクックパッドの末路とは?
レシピサービスとして人気サイトだったクックパッドが苦境に陥っています。
レシピ動画サービスの活況
クックパッドは、せっかく上場で資金調達したにも関わらず、動画サービスに乗り遅れてしまったのです。動画レシピのサービスは「クラシル」というものがありますが、2021年に黒字化を達成するなど、勢いがあります。最近では、TiktokやYoutubeでも動画が出回っていますが、クラシルは質の高い動画で評価が高くなっています。
ユーザーのニーズ分からず
クックパッドは、何がユーザーのニーズかを分からずに迷走しています。投資家からの圧力で、短期的な利益を求めてしまう『上場企業にありがちな迷走』に見えます。何か評論家の伊賀泰代さんを取締役にしてみたり、代表執行役がマッキンゼー出身の岩田林平氏だったりと。ユーザーではなくて、株主の方を向いている会社であり、何で迷走するのか良く分かる布陣になってしまっています。
株価が全盛期の10分の1という残念すぎる状況で、さらに赤字が続けば、企業存続すら危うくなるような状況に突入しかねないところです。
クックパッドはどうするべきか
クックパッドの再生を描くとすれば、ホテル・レストランとの提携を進めることかと思います。ホテル・レストランのアフィリエイトで稼ぐという手法です。
ホテル・レストランのアフィリエイトは、競争は激しいですが、市場が非常に大きくて、料理との相性も良いでしょう。そこの専門家を呼んできて、事業を再生するのが良いでしょう。