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動画ビジネスに乗り遅れたクックパッドの末路とは?

  • 15 May 2023
  • のぶやん

レシピサービスとして人気サイトだったクックパッドが苦境に陥っています。

レシピ動画サービスの活況

クックパッドは、せっかく上場で資金調達したにも関わらず、動画サービスに乗り遅れてしまったのです。動画レシピのサービスは「クラシル」というものがありますが、2021年に黒字化を達成するなど、勢いがあります。最近では、TiktokやYoutubeでも動画が出回っていますが、クラシルは質の高い動画で評価が高くなっています。

ユーザーのニーズ分からず

クックパッドは、何がユーザーのニーズかを分からずに迷走しています。投資家からの圧力で、短期的な利益を求めてしまう『上場企業にありがちな迷走』に見えます。何か評論家の伊賀泰代さんを取締役にしてみたり、代表執行役がマッキンゼー出身の岩田林平氏だったりと。ユーザーではなくて、株主の方を向いている会社であり、何で迷走するのか良く分かる布陣になってしまっています。

株価が全盛期の10分の1という残念すぎる状況で、さらに赤字が続けば、企業存続すら危うくなるような状況に突入しかねないところです。

クックパッドはどうするべきか

クックパッドの再生を描くとすれば、ホテル・レストランとの提携を進めることかと思います。ホテル・レストランのアフィリエイトで稼ぐという手法です。

ホテル・レストランのアフィリエイトは、競争は激しいですが、市場が非常に大きくて、料理との相性も良いでしょう。そこの専門家を呼んできて、事業を再生するのが良いでしょう。

 

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売り上げを上げる為の広告戦略が変化!広告ではなく自社のコンテンツで押す企業が増加

  • 14 December 2017
  • のぶやん

企業が売り上げを上げる事それ自体はそれほど難しいことではなくて、広告を打って売り上げを拡大する企業は沢山あります。しかし、それで利益が出ない事になると、いずれお金が不足して『自転車操業』という事になります。最近では、広告を使わずに自社企業のコンテンツで押す企業が増えてきています。

資本投下で大量のコンテンツ作成

以前であれば、コンテンツをユーザーに投稿させるのがインターネットのコンテンツを集める主流でした。例えば、クックパッドのようなものです。クックパッドは、会員数を伸ばし続けていましたが、2017年になってから会員が減少するなどNo1レシピサイトの地位が危うくなってきています。競合の楽天レシピが伸びているという以外に動画サイトが伸びているからです。

最近では、料理動画をアップロードする『DELISH KITCHEN』のようなものがフェイスブックのいいね!からユーザーを流して、アプリで人気になっています。動画コンテンツの作成方法が確立されてきたので、今では動画1本当たりのコストが下がって、誰でも大量に作れるようになってきました。

女子向けショート動画が人気

女性向けのショート動画は、C Channelで人気にもなっています。とても視聴できないほどの大量の動画がC Channelで配信されており、どれも品質が高いショート動画なので、視聴者数が多いのが特徴です。フェイスブックなどでは、既に1000万ユーザー以上になっており、日本人だけではなくて、海外からも視聴者が多いのが特徴です。

このC Channelは、自社で女性向けのグッツを販売する事に熱を入れ始めました。広告を新しく打つ事をしなくても、今までのフェイスブックユーザーなどからアクセスを流すことも可能になっています。このように自社ブランディング化を最初にしておけば、インターネット販売でかなり有利な立ち位置が持てる(差別化)ができる事が分かります。

投稿型の管理が難しい

投稿型というのは、コミュニケーション機能を付ける為にコストがかかります。また、その管理が難しい上にアクセスが一部しか集まりません。クックパッドのような投稿型のサイトは、コストがかからずにユーザーの投稿を集めて利益を出せる半面で、その質のばらつきが出てしまうという欠点があります。自分たちでコンテンツを製作した方が場合によって安上がりになるという場合も多くなってきました。

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料理レシピの動画が大量に出されて、テレビの料理番組、クックパッドはもういらない?

  • 18 September 2017
  • のぶやん

ユーチューブには、Howto系の動画が閲覧回数を集められるので、レシピ系の動画が沢山アップロードされるようになってきました。これに伴って、従来テレビで放送されてきた『料理番組』であったり、『クックパッドのレシピ』の意味が薄れるようになってきています。

レシピのショート動画が人気

テイストメイドジャパンは、チャンネル登録者数16万人、3000万回再生)と、かなりブランディングに成功しているようです。レシピブックTV(チャンネル登録6000名で50万回再生)というものが沢山のショート動画をアップロードしています。Party Kitchen - パーティーキッチン(チャンネル登録1.4万人で42万回再生)では、お菓子の作品レシピなどがアップロードされています。mogoo [もぐー](チャンネル登録者数3.6万人、600万回再生)であったり、Tasty Japan(チャンネル登録者数5.4万人で500万回再生)など多種多様な料理動画でアクセスを集めています。料理レシピの特徴は、動画なので日本語だけでなく英語で通用するという事です。

このように少し検索しただけで、ユーチューブ上に料理動画が溢れるほど出てくるようになりました。このような状況においては、日本で料理サイトの定番とされていた『クックパッド』などの料理サイトも苦戦を強いられるようになってきました。クックパッドでも独自の動画を出していますが、ユーチューブの動画ほど膨大な数を出す事は不可能です。

最近の数年で情報量が急増

このように個人や企業がユーチューブに投稿する動画の情報量が増え始めたのは、ここ数年の事です。動画を撮影するカメラやメモリが安価になって手に入りやすくなると、ユーチューブに次々と高画質で大容量の動画がアップロードされるようになりました。このように情報量が非常に多いユーチューブの動画が充実してユーチューブの視聴者も急増しました。

日本人の人口というのは、1.2億人しかいないので、視聴者を奪い合う状況になってきています。ユーチューブ上に1時間の高画質の動画もアップロードされるようになってきて、テレビの視聴者を奪うようになってきました。今後は、更に高クオリティの番組が配信される事は間違いなさそうです。

お金を分配する楽天レシピ

もう1つクックパッドの脅威になっているのは、レシピを投稿すると50ポイント貰えるという『楽天レシピ』です。クックパッドに投稿しても、何も貰えないどころか、有料会員になったら月額400円も支払わなければいけません。楽天レシピでは、投稿すると楽天ポイントを50ポイント貰えて、楽天レシピのサイトも無料で利用する事ができます。

お金を分配する効果というのは、少額であったとしても、主婦の副業として喜ばれます。1日1個のレシピを投稿すると、50×30=1500円の楽天ポイントになります。

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