Uberが飛躍しているのは、自動車を収益性資産に変えたから。
一般庶民が自動車を保有すると、非常に高額な税金がかかり、自動車保有で年収の1割~2割ほどになってしまう事も珍しくありません。
運転スキルが売れる時代
Uberなど配車アプリの登場によって、自動車を保有して、その運転スキルが販売できる時代になりました。
今までタクシーの運転手をやっていたけど、自分で独立したいという場合にも、Uberを使うと比較的簡単に独立する事ができるかもしれません。
自動車業界にとっても良い話
Uberが飛躍しているのは、それが『自動車業界にとっても良い話』だからです。車を購入して収入を得られる・稼げるのであれば、人々は自分の収入を上げる為に『ワンランク上の車を購入しよう』という気になるでしょう。ワンランク上の車を購入しても、それで稼げるのであれば、自動車ローンの支払いも問題なく行えると考える訳です。
自動車会社からすれば、個人がUberで稼ごうとして個人事業主になってくれれば、『もっと高い車を購入してくれるかもしれない』という期待に繋がり、多くの人が高い車を購入する事は、自動車会社の利益にも繋がります。こうして、自動車会社の後押しも受ける形になるUberは、業績を非常に伸ばしやすいという事になります。
日本ではハイヤーが請負い
日本では、『白タクが禁止』されているので、Uberから請負いを行っているのは、ハイヤー会社であるとされています。ハイヤー会社では、タクシードライバーに『英語・中国語』など、外国語のスキルを求めて採用している場合もあり、外国人が配車する例が多いようです。通常のタクシーでは行えない、言語を含めたきめ細かいサービスが提供されています。
一方で、日本で一般の人がお金を受け取った送迎行為を行うと『白タク行為』とされてしまいます。今後、Uberが世界でさらに成長した時に日本で規制がどうなるかが注目されます。