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リゾートバイトを辞めた方が良い理由

  • 18 October 2022
  • のぶやん
リゾートバイトを辞めた方が良い理由

全国の様々な場所に行けることは、リゾートバイトのメリットです。その一方で、その労働自体は単純作業であり、とても「キャリア形成」ができるものではありません。そのため、キャリア形成を自分で別途考える必要がでてきます。お金も、時間も吸い取られたのでは、お話になりません。

ニート脱却する最良の方法

ニートから脱却するためには、リゾートバイトは最適解であると言えるでしょう。自分自身がやりたいことがきまっていない状況であれば、リゾートバイトをやりながら「やりたいことを考える」というのも1つの選択肢となりえる訳です。リゾバ業界は、登録さえしておけば、誰でもウェルカムな業界でもあります。

就職もめんどくさいし、とりあえず派遣で「リゾバ」をしていれば、全国に旅行に行けるメリットがあります。さらに言えば、自動車をレンタルさせて通勤させてくれたり、食費が無料などの特典を得ることも出来ます。そうしながら、社会性を鍛え上げていき、ニートを脱却するというのは、現実的な方法と言えるでしょう。

派遣会社に搾取される仕組み

リゾートバイトは、基本的に「派遣会社に搾取される仕組み」になっています。最大の特徴は、「ボーナスが全くでない」ということです。稼ごうとすればするほど、どんどん搾取される仕組みになります。そのため、観光をメインにして「なるべく稼ごうとしない」というのが、リゾバの上手な使い方になってきます。

派遣会社の取り分

派遣会社の取り分は、労働者が働いた分の30%ぐらいが相場です。そのため、時給1100円と書かれてあれば、派遣会社に対して1400円ぐらい支払うことになります。1日働けば、派遣会社の取り分は、300円×8時間=2400円になり、これが長期なるほど派遣会社がオイシク感じることになるのです。派遣労働者が1ヵ月ほど働いた場合には、派遣会社は2400円×20日=48000円ほどが派遣会社の収入になるということになります。

交通費は、派遣会社は一律2万円ぐらいで派遣先から貰って、上限を決めて派遣社員に提示することになります。例えば、派遣社員に15000円を上限にした場合、5000円の手数料を中抜きすることになります。特に短期の案件の場合には、派遣会社は交通費で中抜きすることで儲けているという側面もあります。

社保の支払いで儲からない

派遣会社は、労働者からのピンハネで48000円を売り上げることができますが、長期で働く労働者に対しては、15000円ほどの社保負担を行わなくてはいけません。そのため、48000円-15000円=33000円が本当の売上金として計上されることになります。1人でこのぐらいですから、1人の社員を雇うためには、10人ぐらいを派遣したぐらいでは儲からないのです。

派遣会社としては、1人の社員が30人、40人を持たなければ、全く儲からない仕組みになっています。そのため、派遣会社は「儲かる派遣労働者に対して手厚く、儲からない派遣労働者をどうでもよく」扱う傾向があります。

派遣社員の待遇を求める声

派遣会社が儲からなくなってきた背景には、「派遣社員が待遇を求める声」を強めているというものがあります。派遣社員でも、長期で働く派遣社員は、派遣社員としての権利を主張してユニオンを作るなどをするようになってきています。そうすると、派遣会社は、それに合わせて待遇改善を行わなければいけない状況になっていきます。

2020年4月からは、「同一賃金・同一労働」制度が開始されたことによって、正規雇用・非正規雇用に対して、派遣社員に対する差別が不可能になりました。例えば、正社員だけ食堂を利用させて、派遣社員に食堂を利用させないようなことは難しい状況になったのです。

誰もやりたがらない仕事

リゾートバイトでは、基本的に「誰もやりたがらない仕事」が回ってくる傾向があります。さらに仕事自体は単純作業であり、何か技能が身に付くということがありません。それでも、長期で働くことによるメリットは、「良い人間関係があり得る」ということになります。

誰にリゾバが向いているのか?

例えば、地元で実家暮らしをしており、その世界からどうしても抜け出せない場合、リゾートバイトに出ることで「自分の世界を広げるきっかけづくり」にはなるでしょう。

安価な派遣社員からの脱却

今後は、派遣社員も「派遣社員の質」が問われる時代になってきています。「時給を1500円~2000円まで高くするので、良い社員を派遣して欲しい」という要望も強まっていくでしょう。

常に考えるべきリスク分散

リスク分散を常に考えておかなくてはいけません。

リゾバで得られる出合い

スキー場リゾバでは、特に多くの出会いがあります。例えば、中国人・ニュージーランド人のインストラクターと出会ったりすることができます。

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正社員を辞めても派遣でチャンスを広げられる時代?同一労働同一賃金の考え方

  • 15 May 2019
  • のぶやん
正社員を辞めても派遣でチャンスを広げられる時代?同一労働同一賃金の考え方

日本政府は、正規雇用(フルタイム)と非正規雇用(パートタイム)の垣根が少しずつなくなる時代を推進しています。このような働き方は、海外で広まっている働き方でもあり、日本でも労働者の働き方がジワジワと変化してきています。

正社員を辞めても派遣でチャンスを広げられる時代?同一労働同一賃金の考え方

正社員でキャリアアップが望めない

正社員で同じ会社にいたとしても、能力が伸ばせるとは限らない時代になってきました。海外に留学したり、他の企業で働いた方がスキルが伸ばせるような時代になってきたのです。

正社員で勤務を続けたところで、何も能力が備わっていないと45歳になったらリストラされる時代になってしまいました。派遣社員などでガンガン転職を繰り返したとしても、能力が高い場合には、マイナスになるどころか即戦力として採用されることも増えてきています。

接客経験などは、数ヶ月あれば十分と考える企業も増えており、長期の勤務が必ずしもスキルアップに繋がらないと考える企業も増えています。簡単に言ってしまえば、役に立たない45歳以上は全く必要ないということになります。企業としては、必要以上の給料を貰う社員がコストになる訳です。

大手企業も派遣社員を利用

大手企業、公的機関などにおいても、派遣社員を利用することが増えてきています。

大手企業では、『派遣社員を差別している』と問題になることもありますが、派遣社員は自社の社員ではないということを考えると、自社の社員と同等に扱うのは難しいという意見もあります。派遣社員というのは、派遣会社と雇用関係にある人材であって、企業側から見た自社の社員ではないからです。

少しずつ向上する派遣社員の待遇

最近では、派遣社員の給与が社内のアルバイトよりも高いという現象が出てきました。派遣社員は、派遣会社を通じて「即戦力」として採用されるので、企業側が高い時給を払ったとしても都合が良いという事情があります。

派遣社員の給与待遇は、少しずつ改善され、賃金なども上昇が見られます。それでも、ボーナスなどがないので正社員に及びませんが、自由な時間があるだけ副業なども行うことができます。

自分が働く理由を明確にすること

自分が働く理由を明確にすることは、雇用される企業とマッチングにおいて非常に重要になります。自分の適性を理解しているのは自分自身なので、自分が「これは自分に合っている」と思っている案件を見つけたのであれば、企業側も納得する場合が多いです。

日頃から自分の能力を高めて、自分の方向性を明確にしておくことが大切になるでしょう。

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