ベンチャー企業

IT業界が渋谷から新宿にジワジワ移動してきている話

  • 8 November 2015
  • のぶやん

IT業界と言えば、誰もが渋谷を思い浮かべるし、実際に2000年代のほとんどのITベンチャーというのは、渋谷の周辺に拠点を置いているのが流行っていました。今でも、渋谷を拠点にしたサイバーエージェントなどは、その周辺に社員を住ませていて、私の友達なんかも渋谷の周辺に住んでいる人が多いわけです。今を輝くITベンチャーであるLINE社も渋谷の新しいビルであるヒカリエに入っていた訳です。渋谷にITベンチャーが集っているという事は、そこに若者の雇用があるという事で、若者が恵比寿・渋谷周辺に住んだりする事もステータスとして通じていました。

2010年を過ぎた頃からでしょうか、新宿にジワジワとIT系ベンチャーが進出し始めたのは。良く分からないですけど、「インターネット界隈の事を調べるお」というサイトで以下のような地図まで作られていたので、引用させて頂きます。確かにある程度の名前を知っているITベンチャーが新宿の周辺に見られることが分かります。どうして新宿かと言えば、理由はやっぱり「実用的にアクセスが良いから」なのだと思います。新宿は、1日300万人以上が利用する駅として世界で最も乗降者数が多い駅として知られており、東京駅以上に巨大駅となっています。


地図はここから引用させて頂いてます。

はあちゅうなどに言わせれば、「新宿で男が待ち合わせされると萎える」などと発言していますけど、新宿歌舞伎町に2015年4月に地上130m(30階建て)の複合商業施設新宿東宝ビルが出来て、超高層ホテル「ホテルグレイスリー新宿」(8~30階)と映画館「TOHOシネマズ 新宿」(3~6階)などが入居しています。このような超高層ビルが出来る事で、新宿のイメージも少しずつ変化してきています。

カテゴリ: 

会社を存続させる為に日銭を稼ぐ事の重要性!ベンチャー企業のラーメン代稼ぎで技術力を上げる

  • 18 May 2015
  • のぶやん

会社として起業したのはいいけど、1年以内が30~40%、3年以内に70%、10年以内に93%が倒産するとされています。1年以内に倒産するというのは、どういうことかと言えば、資本金を食ったけど事業から利益がほとんど生まれなかった状況です。3年以内に倒産するという事は、何とかやりくりしたけど、思ったような利益が上がらずに倒産。10年以内に倒産するのは、利益が出た時もあったけど、環境変化などに適応できずに倒産などという事でしょう。

日銭を稼いで会社を繋ぐ

倒産しない為に日銭を稼ぎながら会社を繋ぐという方法は良くある事です。例えば、多くのアニメを生み出してきた「スタジオジブリ」にしても、大作を出すだけではなくて、多くのアニメーションスタジオと同様に下請けのような仕事を行う事で、会社を存続させてきている経緯があります。会社として格好悪い事をしたくないという思いもあるでしょうが、社員の生活を支えるという意味では、多くの仕事があった方が良いという事に越したことはありません。

利益を出す事は会社にとって大変に重要な事ではありますが、計画通りに利益を出していける会社がどれだけあるのかという事です。会社が利益を出せなかったから、すぐに倒産してしまったのでは、事業家がそれ以降は信頼されないという結果を生み出してしまいます。

会社を作ってからの補給経路

会社を作るというそれ自体は、非常に簡単になってきており、どっかの税理士事務所か何かに外注して20万円ぐらいのお金を用意すれば、2週間ぐらいで会社は作れてしまいます。会社を作る自体にそれほど意味のある時代ではなくなってきており、会社を作ってから利益を出しながら事業規模を拡大していく事が非常に重要になっていきます。

利益をあげるという事は、戦争で言えば「補給をしっかり行える」状況のようなものです。補給がなければ、稼ぐどころか食べる事にも事欠いてしまって、体が痩せ細って大変な事になってしまいます。食べる事に困っている人は、戦争を行う事を全く忘れてしまって、どうやって明日を食べていこうかと必死に考えるようになってしまうでしょう。そうなってからでは、戦いどころではありません。だからこそ、とりあえず目先の利益をあげる事も同時並行で考えていかなければいけないという事になります。


 

食べていける余裕がビジネスを生む

輸送がない状況で、旧日本軍が敗退を繰り返したように、企業を存続させていくためには、自分が食べていく事、社員を食べさせる事を優先して考えなくてはいけません。いくらベンチャー企業だからと言って、社長の給料が数万円とか悲惨なレベルだと、社長の考え方が歪んでしまったり、身に着けている服装がボロボロになったりという事が出てしまいます。そういう服装で人に会う事は、マイナスになる場合もあるという事です。

ダサい人間と付き合いたい奴がいるか?という事ですね。かっこ良くてクールにしているというだけで、人が集まってくるということがあります。常に綺麗な服装を身につける予算というものは、1ヶ月に僅か1万円(H&Mなんかで安いシャツを買えば1500円)しかかかりません。そういった生活の余裕を持つと言う事は、科学者・数学者でもない限りは、ビジネスにおいて重要になる可能性が高いです

頭を下げる事も辞さない根性

会社を作ってベンチャー企業の社長にでもなったとたんに、何故だかやたらと偉そうに振舞ったりする人もいます。肩書きが「代表取締役社長」などとなっただけで、自分が偉くなったと勘違いしているような方というのが世の中に結構います。偉そうな人にはヘコヘコするにもかかわらず、自分よりも偉そうじゃなさそうに見える人(実際には自分よりも立派な人かもしれないが)に対して、何故だかやたらと偉そうにする人です。問題は、その会社たるものがどれぐらい利益があげられるかという点のみです。

自分が会社を作っただけで、経営者になったつもりになって、誰かよりも偉くなったように勘違いしているのであれば、それは会社を破産への道へ突き進む事になるでしょう。ベンチャー企業で偉そうにしていたのでは、とても大きな企業になる事はできそうもないからです。周囲の人に感謝しながら、周囲の人と一緒に成長して持ち上がっていくというスタイルが何よりも重要になるのだと感じます。新しい事業を始めるには、多くのことを学ぶ事が必要で、その為には人に頭を下げる必要も多いと言う事です。
 

ラーメン稼ぎから得るもの

優秀な人というのは、どのような環境にいても自ら学ぶものです。自分に関連した仕事でラーメン代を稼ぐというのは、会社化しておいてフリーランスのような仕事を引き受けると言う事でもありますが、実際にはキャッシュがどのように生み出せるか勉強する場所でもあって、非常に多くの事を学ぶ事ができるでしょう。人脈やネットワークはそれほど期待できないにしても、多くの情報を手に入れる事ができることは間違いありません。

起業で成功する為には、何にせよ金になりそうな情報を手にする事が重要になってきます。お金になりそうな情報には、人は寄ってくる傾向があるので、お金になりそうな情報を保有するというだけで価値があります。キャッシュになりそうなポイントというのは、気がつきそうで気がつかない所にあったりします。それは、どこに資金集中して突破口を開けばよいかという糸口を合わせることができるということでもあります。

余裕があればいろいろ出来る

人間に大切なものは余裕であり、金銭的な余裕であったり、時間的な余裕と言うのはとても大切です。時として、人を助けるぐらいの余裕を見せないといけないでしょう。周囲の人間と一緒に向上するぐらいの意識があってこそ、様々な時に人が助けてくれるようになります。時として、無料で人の為に働くぐらいの余裕も必要になるでしょう。


 

インターネットに情報の差が出る時代

2000年頃から爆発的に普及したインターネットですが、既に日本国民のほとんどがインターネットを利用するようになってきており、知識の差が出るようになってきています。言い換えれば、ビジネスコンテストなどで入賞する「アイディアだけ」では、とても勝てなくて、実践的にお金を稼げる方法を模索していかないと生き残れないという事になっています。

インターネットで実践で稼ぎ出してきた「経験」こそが役に立つような時代になってきているのです。アイディアだけでどうにでもなるのは、インターネットが出てきた初期であったり、スマートフォンのアプリが出てきた初期段階であり、既に市場がある程度の成熟を見せてくると、それにプラスして経験から導き出される稼ぎ方というのも大きくなってくると考えられます。

カテゴリ: 
おすすめ: 

Pages


アドセンス広告

関連記事