ベンチャー企業

自分の意思で生きるという事。やりたい方向に向かうには、会社員ではとても無理です!独立して意思を強く持てばかっこ良くなれる

  • 2 September 2017
  • のぶやん

自分の意思で生きる事とは、どういうことか?と思う訳ですけど、自分の意思で生きるというのは、やりたい方向に向かっていくという事なのかなと思います。何ができるかとか別に関係なくて、自分がどう生きたいかとか、何がやりたいかというのは非常に重要ですね。

30歳を過ぎてオリンピック選手を目指すことは難しいかもしれませんが、40歳から医師を目指す人というのは現実的に存在する訳で可能です。多くの事は、自分が目指せば何歳からでも可能と言う事が多いです。ただ、目指す人が少ないというだけであり、目標が高ければ高いほど、成功する確率も低いのは確かですけど。結婚したくない人に結婚はできないのと同じかなと思います。目指さないとゲットできない社会で、何となくだとそれなりの結果しか得られない。

1つ言える事は、目指さないものは絶対にゲットできないということ

良くある起業の勘違い

良くある起業の勘違いに、起業をしたいんです!という人がいて、親からカネを援助して貰ったり、誰か友達から資金援助で開業したりして、会社を作って自己満足という人を多く見て(そういう人は実際に結構いる)きました。それが絶対にダメとまでは思わないにしても、それは『自分が飯を食いたいと言って、人にカネを奢って貰ってるよね』と思います。そういうやり方は、本人に稼ぐ力がないので1年もたたずに破綻します。

ベンチャー企業もそうなんですけど、いくら良い学歴・経歴の人を並べたところで、本人たちに稼ぐ力がないとダメですね。稼ぐ力というのは何かと言えば、本人が試行錯誤の末にユニークなサービスを生み出して、それで誰かの需要に応えてお金を貰うという事なんだと思います。

マネタイズが非常に難しい

はあちゅう氏「食べていきたい、程度じゃ無理」と言ってるのは、中途半端なやり方をしてもお金にならないという事です。自分が好きなことだけをやっていたのでは、マネタイズの難しさにあります。特にインターネット上では、多くの人が『コンテンツの無料は当たり前』と思っているので、コンテンツにお金を支払わせる為には、それなりにブランディングが必要になります。具体的には、インターネット上でユーザーの好みに合う形での営業行為が必要になるという事でもあります。

はあちゅうは氏「5年後にやりたい事に合わせて仕事を変える」という事で、自分で仕事を選んでいるという事で、自分の5年後をイメージして、どうなりたいかであったり、どういった自分を目指すかを想定して、そこを追いかけていく方法をやっています。会社員であっても、自分の将来を想定できるかもしれませんが、5年後を想定しようと考えた場合には、やはりフリーランスであったり、自分で会社を持っていた方が明らかに自由度が高い事は間違いないでしょう。今やるべきことは何か?という問題ですね。多くの人が漠然としている目標を5年後に照準を定めてやりきるという事でしょう。

自分が目指すものと乖離

インターネット上には、可愛い女の子の写真などが非常に数多く出回るようになってきて、写真集なども知名度があったり、話題性がないと全く売れない時代になりました。今、稼げていたとしても、それが真似事のような方法であれば、すぐにユニークさを失って、稼げなくなっていくという事だろうと思います。

女優になりたいと、大きい女優を目指すけど、女優になるのに事務所に所属して仕事を待っていたら、年齢を重ねて女優になる前に35歳という女性が沢山います。そんな人たちよりも、木下ゆうかさんみたいに、大食いを活かしてユーチューブで活躍した方がテレビに出たり活躍の場が広がるという事で、他の人とどう違うブランディングをするかというのは、とても大事だなと思うのです。

普通のルートでやっていたのでは、普通の人にしかなれません。

自分のやるべき事をやる

オリンピック選手は、テレビで見ていると華やかですが、スケジュールが完全にコントロールされていて、それは他の事が何もできずにストレスがかかる生活になります。それをストレスと思わないぐらいに好きな協議に熱中できる人が勝っていくのだなと思ったります。そういう情熱がないと、オリンピックに出場もできないし、出場してトップレベルで勝つなんてとても無理でしょう。ユーチューバーも好きでやっているみたいな人が多いですし、楽しんでいる様子が動画で伝わってきます。

オリンピック選手に憧れて、毎日のように走り始めるというスタートはそこからですね。走らないのにオリンピック選手になることは無理だし、走る為には多くの犠牲を伴いながら、それでも走るという事が必要になります。お金は後からついてくるというのは本当か?と言えば、そうとは限らない現実もあります。それでも、好きだからやっていくぐらいの覚悟がないと、結局はうまくいかないのかなと。

やる気ある人と一緒にいる

やる気がない人どうしが一緒にいると、楽をしてこんな感じでいいかーとなってしまいますが、それは将来を捨てたも同然です。やる気がある人同士がいるところに身をおかないと、自分のところにも情報がまわってこなくなってしまいます。

なりたい自分になる為には、そのイメージ力が非常に大事であり、なりたい自分をイメージできなければ、なりたい自分にはなれません。自分の将来像を想定しながら、誰もやっていなさそうな事をただ、続けること。そうしていれば、勝手に社会で持ちあげてくれる人が出てくるでしょう。

目指すことをやる事が大事

確かに将棋の棋士であったり、テニスプレーヤーのように小さな頃からその道のプロを目指す人であったりすると、それ以外の道を閉ざして集中してきたという強みもあるでしょう。強ければ強いほど、犠牲にしたものも大きくて、特に周囲の友達と遊ぶ時間であったり、周囲と調和するなどという事は、ほとんどなく生きてきた人がプロになれるというものです。

小説家になりたいと言って、小説を全く書いても構想もしていないで小説家になろというのは勘違いではないのか。プロ野球選手になりたいからと、野球をしないのは勘違いではないのか。日本の経済は全く成長していない訳だし、人間の社会は人間ができる高度なレベルにまで発達して、犠牲にしなければいけないものというものは、ますます高まってきています。オリンピックの記録は、過去50年で飛躍的に伸びましたが、人間の筋力自体はほとんど変わっていません。

試行錯誤と苦労は目に見えない

大女優とされる山口百恵であったり、堀北真希が引退するのも、いろいろな制約と苦労があったのだろうなと思わせます。制約と苦労があってもやり切る覚悟がないならば、引退した方がいいという判断が本人たちにあったのかもしれません。自分が望まない仕事も引き受けなければいけないし、体調が悪い時にも仕事をしないといけないし、友達と遊ぶどころではないかもしれない。デートも十分に行けない不自由の中で生きるのは、一般人には良く分かりません。そうした不自由を克服してでも、女優としてやっていきたいという事であれば、大物女優になれるのでしょう。

お金持ちになるには、安易に金を稼ぐしかないが、そんな社会で誰も働かなくなる

  • 16 August 2017
  • のぶやん

お金持ちになる方法は、不動産に投資するのが一番です。コツコツとサラリーマンで稼いだところで年収300万円、400万円がやっとですが、借金してでも不動産に投資して値上がりすれば、数千万円を働かずして手に入れる事もできるようになるでしょう。5000万円の不動産が1000万円値上がりするだけで、年収300万円のサラリーマン3年分の所得を稼ぎだす事になります。

不動産のGDP貢献度が高い

アベノミクスというのは、日本のGDPを不動産によって釣り上げています。不動産というのは、GDPに対する貢献度が大きいので、不動産価格を釣り上げればGDPは一時的に上昇します。しかしながら、不動産価格を人為的に釣り上げたとしても、日本のように人口が伸びない状況では、いずれは不動産価格が元の水準に戻っていく事になります。これがバブル崩壊です。

不動産でお金を回す経済では、確かに建設業などに雇用が必要になって雇用などが創出されますが、それによる企業の国際競争力が高まる事はありません。日米ともに確かに不動産価格があがって、失業率も低い状況にありますが、それはいずれ破綻する事は誰の目にも明らかになっています。EU諸国も似たような状況が発生している訳です。

バブル崩壊のツケを誰が払うか

日本で人為的に作られた第二バブルと言われるようなものは、誰かがそのツケを払わなければいけない状況になるでしょう。具体的に言えば、お金を貸して不動産を作らせた銀行などが不良債権を抱える事になり、それは日本の金融市場の弱体化に繋がります。

不動産をいくら建築したところで、中身が空っぽであれば、いずれは価格が暴落する事になるので、借金で買っている人たちがローンの支払いに困る事になります。そして、それは不良債権となって、貸し手である銀行にとっても大きな負担となる事は間違いありません。

収益をあげないベンチャー企業

今、日本のベンチャー企業はボロボロであり、収益を上げる事ができないか、収益を上げられても小さな利益にどどまっています。一時期は、ITベンチャー企業などに高い時価総額が付く事がありましたが、最近ではインターネットが飽和して競争が激しくなってきており、利益を出す事が容易ではなくなってきています。アベマTVのように自社で高品質のコンテンツを大量に作るという取り組みもされています。

IT企業で特に必要とされているのは高度な技術者であって、建設作業を行う単純労働者ではありません。失業率を減らすには、建設作業の単純労働者をどんどん増やせばいいのですが、不動産バブルを引き起こして建設作業の労働者が沢山いたところで、経済は良くなるはずがありません。建設作業員の労働者は、自分たちが建設した不動産を買うほどお金持ちになれないからです。

労働者が適正に競争しなくなる

失業率が高い状況では、労働者は嫌でも競争しなければいけない状況になります。中国のような国においては、労働者における競争は非常に激しいものがあり、労働者は常に自己研磨のプレッシャーにさらされています。日本では、新卒が優秀か否かに関わらず就職できてしまうので、努力せずとも新卒として就職すれば、そのままレールに乗って上がるシステムになっています。

労働者の適正な競争が行われないと、日本はグローバル競争で生き残る事ができなくなってしまいます。日本においては、人口減少の中で能力がない新卒を無理やり採用して、安い労働力としてこきつかう風潮が蔓延しており、高度な人材育成するのにコストがかかり過ぎるという問題が生じています。

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ほとんどの起業家は、ラーメン代すら稼げないで終わる!世の中ベンチャー企業が赤字会社だらけの現実

  • 4 May 2017
  • のぶやん
ラーメン代稼ぎ

『ラーメン代稼ぎ』は、日本でも話題になって、様々な人がブログに書いていました。実際には、日本のように低賃金が常態化する場所で、ベンチャー企業が『ラーメン代を稼ぐ』という事を始めたら、単なる下請けになってしまうのが実態でしょう。単なる下請けでも黒字化しているから立派だと言いたいのかもしませんが、その実態としては、会社の形をしたフリーランスの請負い事業のような形になってしまって、ベンチャー起業のあるべき姿とはかけ離れてしまう可能性があります。

簡単に言ってしまえば、『ラーメン代稼ぎ』をしながら時期を待つというのは、自分たちの飯代金を稼ぎながらベンチャー企業を回そうという、ブラック企業も顔負けの相当に過酷な働き方を行わないと無理だという事になるでしょう。

ラーメン代稼ぎ

ラーメン代金はいくら?

ラーメン代金と言えば、恐らくは1人が生活できる最低レベルのお金を稼ぐ事を意味していると考えると、1人が1ヶ月で生活するお金の最低金額として15万円ぐらいでしょう。年間1人あたり180万円の生活費を稼ぎださなければいけなくて、3人のベンチャー起業家がいたとすれば、180×3=540万円ほど稼がないといけません。実際にベンチャー企業を回しながら、最初から540万円も稼げたら立派なものですね。

実際には、最初からこれだけの稼ぎ(利益なのか経費なのかは厳密ではないですが、とりあえず生活費を稼ぎだす)をあげるベンチャー企業はほとんどありません。投資家から借りてきた、もしくは投資して貰った金を食いつぶすのがベンチャー企業だと思っているベンチャー起業家も多いです。

遊んでいるベンチャー役員ヤバい

ベンチャー企業で成功する企業を見抜くのは難しいですが、失敗する企業は意外に簡単に見抜く事ができたりします。社長が真面目に働くのは当然として、役員のSNSを見るとチャラチャラと遊んでいたら、間違いなく事業に集中していないので、ベンチャー企業としては儲からないでしょう。自分たちは投資家のカネで食べているという意識が薄いのは、SNSを見たら分かる時が多いです。

投資家も馬鹿ではないので、投資した企業メンバーがやっているSNSをマメにチェックしているでしょう。社長が真面目に働いているのは見れば分かりますが、その他の役員の動向の方が大切で、六本木の夜の街に頻繁にいたりすれば、もうアウトです。成功してもいないうちから、無理して夜にカネ使っているベンチャーの役員とか、たまにいるんですけど、痛々しいですね。

食事に気を付けているから自分で料理をインスタにアップロードしてたり、運動の様子をインスタにアップロードするなら分かるんですけど、何でハワイ旅行の写真がアップされていたり、読者モデルと一緒に写った写真があったりと、とても大赤字ベンチャーの役員とは思えないような生活の写真が並んでいるような会社は要注意です。気分はもう上場企業の役員かもしれませんが、実態は投資家から借りた金で運営している大赤字企業ですからね。

『あー、あのベンチャー企業の役員さん、先日の六本木のパーティで見ましたよ、こんな所ではしゃいで大丈夫なのかなと思って』などという事が投資家どうしの食事会で噂されているとは、本人は想定していないのかもしれませんが、次回の資金調達で影響を及ぼす可能性はあるでしょう。

自分しかできない事の追及

事業の多くは、アメリカの単なるコピーであったり、他社でも 簡単に出来そうなところに落ち着いてしまう事が多いです。特に20代前半ぐらいで起業した人の会社は、コピーであったとしても勢いで押しているところが大きくて、ある程度のところまで伸びたら、成長がぴたりと止まってしまいます。例としていいのか分からないですけど、えがちゃん(永上裕之)さんとかECサイトをやっていますが、今はECをやるのであれば最初からグローバル化サイトにしないと非常に厳しいものがあります。でも、この人は何となく真面目にやってそうだから、お金を出す投資家はいそうです。

アマゾンがアフィリエイターに分配金を増やしてファッション系に力を注いでいるだけではなくて、メルカリのようにアプリ出てきたり、E-bayが日本で力を入れ始めたり、Aliexpressが世界中で少しずつ勢力を拡大して日本を伺うなど、ここ1、2年で状況が大きく変化してきたからです。その辺まで配慮できるかどうかが経営者の実力勝負という事になるのかもしれません。


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ベンチャー企業の時間稼ぎは、人件費、家賃の削減!徹底した効率化で利益を出せる

  • 23 April 2017
  • のぶやん

多くのベンチャー企業は、株主が出資した資金を使い果たした後で、増資を1、2回したところで株主から『もう出資できません』と言われて、銀行も金を貸してくれないので、資金がショートしてオワリになります。そうならない為には、資金の管理が非常に重要で、小型のベンチャーであれば、特に人件費、オフィスの家賃を安くすれば、もう少し事業ができる可能性が出てくるでしょう。

稼ぎは簡単に増えない

稼ぎが劇的に増えて成長していくのであれば、資金に余裕ができてうまく回り始めますが、稼ぎが簡単に増えない時にこそ資金がやばくなっていきます。ベンチャー企業では、最初のうちは資金がヤバい事が多いので、本当に危険になる前に改めてコスト削減できる場所を探すのが良いでしょう。

稼ぎを増やす見込みがしばらくないのであれば、事業を継続する為には、コストをどのようにカットするかという事が大事になります。

ベンチャー企業の経営範囲

ベンチャー企業では、少人数の経営になるので、役員なのに『誰かに任せたぞ』というような態度では、会社があっという間に潰れてしまいます。在庫の管理、勤務実態の管理、ウェブサイトの管理まで、人任せではなくて、社長・役員が乗り込んで細かく状況を把握したり、指導する事が必要になります。そういった事をやっていない会社は多くて、『自分は分からないから他人任せ』という感じになっていたらオワコンだ。

インターネットの会社であれば、技術者じゃなくても技術の分野に強くて把握していた方が強いのは当たり前の事だし、製造業の会社だったら製造部門の上から下まできっちりと把握していないと、資金の流出が起こってしまいます。そういうきちんとした管理が出来るようになるだけで、無駄を省ける可能性が出てきます。

カッコいいオフィスをやめる

ベンチャー企業で億単位のお金が入ると、収入がほとんどないのに何故か、青山とか渋谷とか六本木にオフィスを構えたりする人もいて、それはそれで最初のうちはいいんだけど、成長がストップしてお金が思うように入ってこなくなったりすると、固定費が会社を圧迫するようになります。カッコいいオフィスを借りても、オフィスの家賃が売り上げに対して少ないぐらいなら全く問題にならないのですが、オフィスの賃料が高い場合には引越しを考えましょう。

上野とか、浅草のあたりは、それなりの交通の便が良いですが、東京の西側よりは安くオフィスを借りる事ができます。

状況が悪くなると判断力を失う

お金に余裕がある時というのは、様々なものに投資して、いろいろな人に会う余裕があり、そして何より寝る時間が長くなり規則正しい生活ができるので判断力が高まります。状況が悪くなった時、つまり山に登ったような状況で遭難したような状況になった人たちがいた時に、判断力が悪化して危険な状態に陥るのです。

根本的に戦略が間違っているという場合があるのに、その状況の戦略で見通せなくなる場合もあるでしょう。例えば、前のブログにも書いたようにソーシャルメディアの活用方法1つとっても、フォロワーが全く付いていないものに自社の広告をいくら流し込んだとしても、それが効果を発揮する可能性は皆無です。不動産を埋めると言って外でビラをまくより無駄な作業で、広告力を持った他社にお金を払う金の流出に繋がってしまいます。

株主のカネで出来たもの

株主から金を出資して貰った場合には、利益になっていないとはいえ、出資して貰って完成したものがどのような利益を出すのか説明していかないといけない。市況が悪化していく中で、状況が悪くなる中で今までのビジネスモデルの中でどう新しいビジネスモデルを開拓するかであったり、今までどのようなものを作りあげてきたかを理解して貰わないといけない。

パクリ騒動のDeNAは、株主から出資して貰ったカネを利益が出やすい『まとめサイト』でバイトを工場のような場所で大量に雇うやり方をしてインターネット炎上させてしまった。株主から出資して貰った金で作り上げられた成果物は、誰かからのパクリと呼ばれるものであり、DeNAはサイト自体を止めざる得ない状況に追い込まれた。

あとから読んで参考になったサイト
6ヶ月後に会社が潰れるのが確実になった時、ベンチャー企業のCFOがやるべきこと
「ベンチャー企業では、やれる人間がやる 肩書は目安」だそうです。
http://ex-career.org/bankruptcy-6month-mm-0407/

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ベンチャー企業家のSNSで失敗する人は分かる

  • 23 December 2016
  • のぶやん

ベンチャー企業家で成功する人がどんな人であるかはサッパリ分からないですけど、失敗する人を見抜くことは可能です。ベンチャー起業家で1年~2年ぐらいで投資した金を使ってしまう人の特徴としては、『必死で働いていない』という事が多いです。友達に誘われると断れないで、事業を他のメンバーに任せて遊びに出ちゃうタイプの人が創業メンバーだと、成功するのはさすがに無理でしょう。地味に生活を過ごして、地味に頑張っても成功するとは限らないですが、投資家、取引先、そして創業メンバーなど、周囲の人は事業に挑む姿勢をしっかりと見ていることでしょう。

周囲の人から、いつ、寝てるの?働き過ぎじゃない?と言われるようなら、ベンチャー企業の社長としては合格でしょう。もちろん、従業員として企業に勤めるのであれば、そんなに働く必要はどこにもなくて、1日8時間労働で給料分の仕事ができれば十分です。

収入以上に派手に生活している

ベンチャー企業に参加している初期メンバーのSNSをチェック(Facebook,Instagramなど)してみて、収入に見合わずに派手に遊んでいたり、派手な生活をしていたら、そのベンチャー企業はうまくいかないでしょう。特に男性の場合には、ベンチャー企業で月収20万円しかないにも関わらず、彼女の求めに応じて海外旅行に行ったり、休日に頻繁に遊びに出たりしていた場合には、ほとんど間違いなくベンチャー企業が失敗しています。

社長が遊び好きで、飲んでばかりいるという場合には、もはや成功とは程遠いどころか、資金を投資して貰ったという自覚がなくてお金を使ってしまって終わりになる可能性が極めて強いと言えるでしょう。お友達との付き合いだからと飲み会に頻繁に顔をだしている社長の自覚がない社長というのは、ビジネスをやる人間ではないので、失敗する事は間違いないでしょう。

投資化が細かくチェックしている

お金を出すからには、投資家も黙って見ているのは最初だけでしょう。半年ぐらい経過を見て、あまりうまくいってないようだと、会議などで少し強く言われるようになるでしょう。1年ぐらいしてダメそうだと、早くも資金の引き上げを検討しはじめる投資化もいます。投資家が見ているのは、事業がうまくいっているかどうかよりも、創業者がしっかりと真面目に働いているかという事と、メンバーにやる気が見られるかという事でしょう。もし、創業者が遊んでいる様子があったのであれば、資金が尽きた時に追加融資というのは絶望的です。

SNSには十分に注意した方がいいでしょう。遊んでいる写真などを出そうものなら、下手をすれば、会社がうまくいかなかった時には、『遊んでいて事業の金を使っていたのだから、金返せ』と言われてもいい訳できなくなってしまいます。いつも、自分に問いかけたい。本当に、本当に本気で事業に取り組んでいるのか?と。
 

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日本でIT系ベンチャーが下手に会社化するとコスト面で負けるんじゃないの?超低コストがIT系ベンチャーの条件になろうとしている

  • 22 December 2016
  • のぶやん

2015年6月にけんすう氏が代表のNanapiが 第8期決算公告として出した決算が1億2000万円の赤字だったと話題になりました。会社自体が全く儲からずに運営を続けて、億単位の赤字を出したという事です。

積み上げていくサービスが崩壊

けんすう氏は、以前にNanapiの事を『情報をどんどん出して積み上げていくサービス』と説明していました。それは、情報が増えていくにしたがって、会社の情報資産が増えていくので、それに従ってアクセスが増えるだろうという見通しに基づくものでした。しかし、このビジネスモデルは既に難しい状況に立たされています。Wordpressなどで簡単にサイトが構築できるので、競合他社があまりに多すぎて、個人、企業などの競合が大量に表れて検索エンジンで上位を取れなくなってきているからです。広告をビジネスモデルにしている場合には、アクセスが取れないとサービス自体の存続が危うくなってしまいます。

以前であれば、情報を発信すれば、Googleの検索エンジンで上位表示を大量に作りだす事も出来ましたが、今では上位を取る事も難しくなってきています。企業、個人を問わずに新しいサイトが次々に出来上がってきて、主要キーワードで検索エンジンの上位を争うようになってきているからです。ある程度のスケールメリットを出す為に2015年9月にKDDI系の子会社となったnanapi、スケールアウト、ビットセラーの3社合併して2015年11月1日から『Supership(スーパーシップ)』という会社となっています。

Nanapiの場合には、2016年のサイトの状況は、2015年と比較しても悪化していて、非常に厳しい状況に立たされているでしょう。2016年3月には、『Nanapiのアクセス数が全盛期の半分になった』という事が記事にされていて、この状況では黒字化するどころか、ビジネスモデル自体が既に崩壊している状況であり、このサービスは閉鎖されてもおかしくないような状況になっています。

個人サービスが会社を潰す例



フリー素材サービスの『ぱくたそ』は、個人でやっているサービスですけど、会社を潰すぐらいの勢いがあります。何が凄いかと言えば、クレジットが必要のない無料素材であるにも関わらず、モデルを使って非常に高いクオリティを実現している点です。このような高いクオリティの写真は、従来は購入して使わなくてはいけないものであり、5000円~3万円もするような写真でした。

このように非常に高いクオリティで大量の写真がリリースされてくると、従来の写真素材サイトで売るのが非常に厳しくなります。それは、販売するカメラマンの側にもかなりのプレッシャーがかかってくる事になるという事です。かなり良いクオリティで、しかも多くの枚数を揃えないと、売る事が難しくなってきているという事でしょう。


 

1ヶ月で100万以上稼ぐ個人が強い

1ヶ月に100万円以上稼ぐ個人は、市場においてかなり強いと言えるでしょう。記事であったり、ツィッターの作成などを外注したとして、手元に残るお金が大きくなるからです。1人で目立たないようにやっている個人事業主であったり、1人・2人で回す会社などは、小さいながら『利益率が高い』という状況になり、簡単に潰れない状況になります。小さいながらも利益が出ているという事が非常に重要なことで、利益が出続ける状況が続けば、いずれ会社化すれば良いという事になります。

海外のブログで『ラーメン代稼ぎ』と紹介した人がいましたが、自分たちが生活できる以上の金額を稼ぎだしてから会社化した場合には、その事業ノウハウを活かしながら長期で成長できる可能性が残されます。インターネットでは、個人企業から成長した価格.comであったり、田中社長が1人で始めたGreeであったり、オークション企業からソーシャルゲームに転換して大きく成長したDeNAなど沢山あります。

利益を生む前に会社化した場合

そもそも小規模サービスであれば、黒字化するのが大変であり、かなり多くのベンチャー企業が赤字に苦しんでいます。日本では、資本金が少なくても会社を設立する事ができますが、会社を設立した後で会社を動かそうとすると多大なコストがかかり、その会社をまわすコストの方に気を取られて、肝心のサービスが疎かになる可能性すらあります。複数人で会社を立ち上げたベンチャー企業の場合には、サービスが軌道に乗るまで恐ろしい勢いで会社のお金が減少していく可能性があり、サービスが黒字化しなければ、いずれ会社を解散させなければいけない状況になってしまいます。

サービスが大きくならないと、広告費で100万円を出稿して貰うのは大変な事ですし、まして月額1000円の個人会員を1000人集めて100万円にするのも非常に大変な事です。そうしているうちに競合サイトが強くなって、黒字化する前にビジネスモデル自体が破たんしてしまう可能性もあるでしょう。また、大手企業が参入してきて、潰される危険性もあります。例えば、クラウドワークスなどは、1件当たりの単価が低いので、数多くの取引があっても赤字を脱却できていません。

低コストで利益を出さないと厳しい

日本国内で成長させようとするIT系ベンチャー企業であれば、日本の人口が大幅に減少している中で、競合他社から抜きんでてIT系ベンチャーを成功させなければいけないので、かなりの低コストで利益を出さないと競合他社に太刀打ちできない可能性があります。かなりのIT系ベンチャー企業が起業していますが、その中で成功しているのはごく一部だからです。日本の人口が減少していく中においては、サービスを伸ばしていくには、他社を潰す勢いで成長しなくては、そもそも成長する事が出来ません。高いコストをかけて、相手を潰す事に失敗すれば、すぐに自分の方が潰れてしまうのです。

低コストというのは、社長自身がプログラムを手掛けてサービスを軌道に乗せるのが最も低コストという事になります。その意味では、Greeの田中社長のようにプログラマーが最も有利でしょう。自分でプログラムをやれば、自分の生活費だけがコストになり、『最も低コスト』のベンチャー企業になります。しかし、1人で競合他社を倒してサービスを軌道に乗せる為には、相当の時間がかかり、その時間ロスをどうするのか?という問題もあります。また、一般的に1人でやれることは限られていて、お金のレバレッジを効かせるか、労働力のレバレッジを効かせていかないと、急速に成長するのは難しいとも言えるでしょう。

自分で技術を学習するとなると、3年がかりになって嫌がる社長とか多いけど、営業力がずば抜けてる(じげんの平尾社長さんみたいに凄まじいまでの営業力があれば別)人以外は、IT系ベンチャー企業なら自分が技術力を極限まで高めてサービス作った方が早いんじゃないかな、と思うことが良くあります。だって、自分が技術力がないと、誰かと一緒に組むことになって、それはコストを一気に跳ね上げるので数千万円の資金調達だと1年ぐらいもつのか、もたないのかというぐらいで、あっという間になくなってしまうからです。自分で大した能力もないのに、苦労もせずに、人の金使って経営者を気取られてもね。

IT系ベンチャー企業を『普通の人』が立ち上げるんだったら、少なくとも自分で少しぐらいプログラムできるぐらいのスキル(けんすう氏ぐらいの)がないと、プログラマーとの話し合いすらできないんじゃないでしょうかね。技術者だって全く理解できない経営者にいちいち説明するのも嫌でしょうし、そういう意味では、ITベンチャー企業のトップがどれぐらいの力量かという事は投資家にとっても大事ですね。文系で文章の才能があって、、、という人が最もITベンチャーに向かないと思います。そういう人はブロガーがちょうどいい。

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IT技術の高度化に伴ってITベンチャーに厳しい時代が到来!そこそこ技術があるDeNAが簡易メディアWELQに手を出した理由

  • 14 December 2016
  • のぶやん

IT技術は、かつてよりどんどん高度化して、それだけ開発にお金がかかるようになってきているという事は、良く言われる話です。例えば、スマートフォンのソーシャルゲームを開発するのに10億円、20億円かかる事も珍しくなくなっていて、資本勝負になってきているところもあります。日本においてでも、10億円、20億円の金額を新規じぢょうに思い切って出せるような会社はそれほど多くありません。


フリー写真素材のぱくたそ

技術なきIT系ベンチャー企業

IT系ベンチャー企業の最も深刻な悩みは、技術者が1人、2人で開発した場合には、高度なレベルの開発など無理だという事です。そして、経営者がいくら営業を頑張ったところで、最終的に営業よりも技術者の技術力で決まるようなところが大きいような世界になってきます。何故なら、技術者の開発期間がそのままコストになり、優秀な技術者が短時間で開発を終えて、バグなどがなければ、サービスの展開を素早くできて、マーケティングにコストがかけられるからです。

今日、技術者を雇用するというのは、ITベンチャー企業にとって最もコストがかかる事です。技術料金は、無料ではないので、それなりの技術力を持った人にベンチャー企業が開発を依頼するのは、かなり金のかかる話です。1人に1年間ほど開発させるとなると、それだけで数百万円かかるという事になり、資本金の多くを食いつぶす事になります。

1人のIT系ベンチャー技術者

私の知り合いで、1人でベンチャー企業を立ち上げた人は、コスト面を考えて1人ベンチャーを技術者として立ち上げる場合が多いです。逆に言えば、少ない資本であれば、1人で経営者と技術者を兼任しなければいけない状況になります。

技術だけで勝ち上れるかと言えば、それも微妙なところで、成功しているベンチャー企業というのは、技術力だけで成功した訳ではない会社がほとんどです。技術力だけで勝負するのであれば、IT系の大手が有利な事は間違いないでしょう。

Wordpressで起業したつもり?

何らかの分野に強みを持っていたとしても、Wordpressを立ち上げて、それで稼いでいくなどと言う事は、単なる幻想になってきています。技術力、資金力がなくても、レンタルサーバーを借りて、ワードプレスをクリック1つでインストールして、そこそこのテーマをインストールすれば、それなりの見栄えがするサイトは簡単に作れます。しかし、ユーザーが投稿するような一般ユーザー向けのプラットフォーム型のサイトは、そんなに簡単に作れるものではありません。

Wordpressでは、投稿型サイトを作るのに効率が非常に悪くなっていて、投稿型プラットフォームを作るには、CMSならWordpressではほとんど無理です。Wordpressでは、投稿型の簡易メディアを作るぐらいの事しかできないです。コストが安く自分のメディアを持つことは、誰でもできる時代になったので、それ自体にそれほど価値がなくなってしまっています。

DeNAがWELQで利益を出そうとした理由

DeNAがWELQで利益を出そうとした理由は、守安功社長・CEOが『他の新規事業があまりうまくいかなかったので、WELQに期待していた』としています。実際にDeNAは、他の新規事業では、ほとんど赤字でうまくいっていません。ゲーム事業が競争が激しくなってきて、当たりはずれも大きい中で、安定した事業を模索していた苦しい事情がある事が分かります。

普通にメディアを運営するだけでは、既存メディアに対抗する事が出来ないばかりでなく、競争が激しい分野なのであまり儲ける事ができません。そこでDeNAのWELQは、大量に安いライターを使って引用とリライトによって記事を量産するという『普通の大手がやらないグレー部分』に切り込んでいきました。そして、そのグレー部分で財を成してきた村田マリを執行役員に据えて、大規模にグレーゾーンを行った結果、インターネットの炎上に発展して、会社の信頼を失墜する結果を招きました。

理系・守安氏が文系の村田マリに落とされた?

守安社長は、東京大学大学院で宇宙工学を学んでいた人物であり、バリバリの理系です。43歳という年齢は、ミクシィ笠原さんと、グリー田中良和さんにも近い年齢です。南波さんも、どちらかと言えば理系的な考え方をしているとみられていて、守安さんと話があうという事でも、相当に考え方が数字で考える方なんだろうなと思います。そういう理系の考え方をしている2人だからこそ、村田マリさん(早稲田大に文学部)の文系的な考え方が魅力に見えてしまったのかもしれません。

インターネットの会社のトップは、理系の方が部下などに対する信頼も得られるのではないかと思います。技術系があまり理解できない人だと、サービスを提供する時に技術者と意思疎通が出来ない可能性が高くなり、それが失敗に繋がる可能性が高いからです。村田マリ氏などが行っていたWELQ事業などは、大した技術が出来なくても、いわば誰でも出来るようなビジネスモデルで、大量にライターに書かせる完全に文系型でした。こうしたビジネスは、成長しているように見えますが、理系型のDeNAに合うものではなかったと感じます。

理系型のDeNAは、今まで社内のゲームで育成してきた技術力を背景として、IT系の技術力で推すような事業を推進して、具体的にはプラットフォームを技術力で作ることを目指すべきだったのでしょう。

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スタートアップの起業家を訪ねて歩いて思ったこと。利益が出ない企業に存在価値はない

  • 20 January 2016
  • のぶやん

ちょうど1年ほど前になるのですが、定期でやっていた仕事がスポンサーの関係で終了して、時間を作る事ができたので、それまで気になっていたスタートアップ起業家の何人かに会ってみる事にしました。だいたいベンチャー企業の社長であったり、個人事業主というのは、いろいろな場所で会う事があって、まだ会っていない人には、こちらから連絡をすれば、気軽に応じてくれる人も多いです。

ベンチャー企業といっても、様々な形態があって、1人で開始するものから複数人で開始するものまであったり、資金も10万から始めるものから、最初から億単位を調達するものまで様々です。いずれにしても、何よりも重要になってくるのは、『数年後にどうやって利益を出す企業に育て上げるか』という事であり、利益が出ない企業が存在する価値はないと言えるでしょう。

全く稼いでない企業もかなりの数

日本で会社を作るのは非常に簡単であり、20万円ほどのお金を用意して、所定の手続きを行えば誰でも簡単に『起業』する事ができます。しかしながら、1人で事業として起こしても、利益が全くでないような人はかなりの数になると考えられます。1人で事業を行う場合には、フリーランスである程度の事業が成立している人が「法人成り」となる以外は難しいのではないかと思います。

1人ではなくて複数の人数で始めるのがベンチャー企業としては普通かもしれませんが、その場合に最初に創業者として関与する人の生活を支えるだけの資本が必要になったり、最初の資本割合を調整したりする事が必要になります。1年目に収益が出るかどうか分からない時点では、役員報酬をゼロにするなどの節約が求められるので、役員が非常に厳しい生活をしている場合も多いです。

キャッシュを稼ぎ出す事の重要性

近年になってキャッシュフロー計算書がますます重視されるようになってきたのは、企業においてキャッシュというものが何よりも重要になります。このことは、多くの企業が認識している事であり、「優秀な人材」=キャッシュを稼げる人材というようになっています。しかし、そこには落とし穴も存在していて、ブランド価値を食い物にしてキャッシュを稼いでいる可能性を考慮する必要があります。例えば、マクドナルドなどは、他社よりも安い商品を出して広告で「上手に見せる事によって」客を集めていましたが、食べ物としては粗悪なものを提供していました。他社が顧客のニーズに答えようとして健康志向などを強めていくと、あっという間に負け組になってしまいました。

良最近のベンチャーの中には、出資者から集めた出資金をとにかく使いまくって、2-3年で使い果たしてベンチャー企業をたたむか、他の企業から出資金を得るというベンチャー企業もあります。私の知り合いの経営していた会社は、3000万円ほどを個人の出資者から調達して、六本木にオフィスを構えていましたが、1年ほどで3000万円を使い果たしました。お金の使いみちのほとんどは、人件費、オフィス代であり、サービスがお金をほとんど生み出さなければ、3000万円なんてあっという間になくなって、継続的な出資者が現れなければ、事業継続自体が困難になります。

利益をどのように生み出すかが大事

どんな経済活動を行っていたとしても、経済活動では利益を生み出さなければ、事業を継続していくことができません。シャープが1兆円もの負債を抱えていますが、既に主力事業の液晶事業での敗北は明らかになっていて、利益を生み出す事業を全く保有しておらず、1兆円もの負債を返せる見込みはありません。シャープの金利だけで、年間数百億円に及んでおり、現在のシャープの状態で金利を返す事すらほとんど不可能なのです。

シャープには、連結で5万人ほどの従業員がいて、雇用を維持するだけでも相当の固定費がかかってきます。現在の利益が出ていないシャープは、利益が出ないにも関わらず、借金から従業員にお金を支払っているような状況が続いています。既に液晶におけるシャープの強みは完全に失われており、『シャープでなければいけない』という会社・個人ともに存在していません。液晶パネルなどの価格が大幅に下落して、1つの商品を売っても利益が数千円という商品が珍しくなくなってきています。大量に販売しないと従業員の維持すら難しいのです。

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