銀行員が10年以内に大量失業!ホワイトカラーが単純労働化して生き残れない

  • 20 December 2017
  • のぶやん

ITの発達で銀行業務の多くが自動化されて、銀行員が10年以内に大量に失業するとされています。みずほ、三菱、三井住友のいずれの大手銀行も、今後10年で大規模な人員削減(3行合わせて3万3千人)を発表しています。

現在の銀行は、従来は証券会社が行っていたような投信の販売、保険の販売などを行って手数料で儲けるビジネスを行っていましたが、投資信託の競争激化などもあって、そのビジネスも限界にきています。金融商品の知識がほとんどない高齢者に高額の手数料を曖昧にしながら手数料が高額の投資信託などを売りつけているのです。

自分たちであれば絶対に買わないような投資信託を売りつける銀行ビジネスに対して、ウンザリしている銀行員も少なくありません。

銀行員が単純労働者になる

日本では、少子高齢化が加速して労働者が不足しており、『若ければ誰でもウェルカム』という企業が増えています。企業で必要とされる人材は、一部のトップ大学の理系大学院生以外は、単純労働を根性を持ってやってくれる人材が期待されています。要は、大卒で若くて命令を聞けば誰でも良いという状況です。日本のホワイトカラーも多くが単純労働者になっている実態があります。

誰でも就職できる事は、就職口がないよりマシと言える事は、確かに事実であるかもしれませんが、実力を伴わなければ、いずれリストラされて失業します。そして、失業した時にできる仕事が20代の学生と同じレベルであるならば、再就職する事は困難になります。そして、最近そうした職業能力が低い中高年が増えているのです。

会社で給料が上昇しない理由

最近では、30代、40代になっても昇進せず、給料が上昇しない人が増えています。仕事の能力がないので給料が上がらないという事がありますが、そのまま40代後半になると、会社のお荷物になって退職を迫られる事が多いです。終身雇用・寝高序列がジワジワ崩壊している中で、企業の内部にいるだけで実力を付ける事は非常に厳しい事で、転職したり、大学で学び直す事が必要になります。

会社の中で単純作業をやっていたのでは、正社員であろうとも、アルバイトと全く変わらないからです。労働者として考えるのであれば、お金を稼ぐ能力が伸びているか、伸びていないかの方が重要です。お金を稼げない人は、どこに行っても会社にとってお荷物になってしまいます。

チャンスを与えない国家構造

日本では、大学の平均年齢が極端に若くて、大学入学年齢が20才ぐらいになっています。一度社会人になってから学び直すという文化がないので、何も学ばずに会社にいると、40代にもなって管理職にならなかった人材は、使いものにならない人材になってしまうのです。日本において、学び直すチャンスがある人というのは多くないので、能力が陳腐化してオワコン化する中高年が多いのも、そこに原因があります。

日本では、特にソフトウェアのサービス国際化が出来ておらず、アメリカ企業のサービスに多額のお金を支払う構図になっています。Windows, MACだけではなくて、クラウドサービスであるフェイスブック、ツィッターなどのSNS、インスタグラムなどのSNS、アマゾンなどの買い物サービスでアメリカ企業に個人情報データーが流れてしまっています。

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