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日本におけるレガシーメディアの終焉!テレビ・新聞メディアが崩れていく

  • 2 January 2017
  • のぶやん

日本における新聞は毎年のように発行部数を減らしていて、日本のテレビは視聴率をジワジワと落としています。今でも、レガシーメディアの影響力は無視できないほど大きくて、社会を支配している事は事実ではありますが、それが2010年代から少しずつ変化を見せています。インターネットメディアが強くなってきているのです。

テレビに出演しない学者などがツィッターなどで発言するようになったり、インターネット動画で発言するようになった事によって、テレビの価値、新聞の価値がジワジワと落ちてきているのです。テレビを全く見ない人も多くなり、新聞をほとんど読んだことがない人も出てきています。

コンテンツの多様化

コンテンツの意味は、インターネットメディアによって多様化の社会に変化しようとしています。従来のタイムテーブルに支配されたコンテンツは好まれなくなってきており、好きな時に好きなものを見るようなスタイルに変化しようとしているのです。ドラマを毎週のように楽しみにしてみる時代は終わって、自分が好きな時にインターネットで見る時代になりました。

レガシーメディアの行ってきたビジネスモデルは、少しずつ古くなってきており、収益力を失ってきているのです。若い人ほど新聞を読まなくなってきており、スマートフォンのニュースアプリやツィッターなどのSNSで情報を仕入れるようになってきています。

メディアの敗北 アメリカも日本も“フェイクニュース"だらけ (WAC BUNKO 255)


日本人が知らない洗脳支配の正体 日本を見習えば世界は生き残れる

フジテレビの番組企画力・制作能力が大幅に落ちている事で視聴率がヤバい事になっている!

  • 2 October 2016
  • のぶやん
フジテレビの視聴率
安倍晋三と日枝会長の癒着
フジテレビの視聴率

低迷するフジテレビの視聴率

フジテレビの視聴率がどれも低迷して大変な事になっています。フジテレビ本体が10億円という上場以来初の赤字となり、株主も激怒。視聴率が上がらないので、スポンサーが次々と変わる奇妙な事態に。ドラマもニュースも、全て視聴率が取れていません。フジテレビが低迷し恥見えたのは、今に始まったことではなくて、2009年頃にリーマンショックが起きた頃から視聴率がガタガタと低迷しはじめました。

リーマンショックが起きた頃から日本人の財布の紐が少しずつ閉まり始めて、東日本大震災などの不幸も重なって、娯楽番組などよりも実用的に使える報道番組などを見る人が増えた時期でした。フジテレビは、今まで娯楽番組、ドラマなどに強みを発揮してきましたが、そうした番組が視聴者に見られなくなった結果、フジテレビの視聴率が10%を割る事が増えてきました。


 

週刊誌でも話題になるフジテレビの視聴率低迷


2015年にTBSに抜かれ業界4位になったフジテレビ

週刊誌であるNEWポストセブンにもフジテレビの視聴率についての記事が投稿されています。その記事によると『かつてフジテレビは低視聴率を記録するだけで話題になりニュースとなった。ところが最近は、9月24日放送『めちゃ×2イケてるッ!』(7.6%)が、テレビ東京『ローカル路線バスの旅』(9.0%)を下回っても、大きな話題にすらならないほど低調が当たり前』という事です。

元番組制作スタッフの話によると「数年前から急速にすすめられた人員削減で、バラエティ番組を企画し制作する力もノウハウもなくなりました。一昨年、会議室に社員ではない外部スタッフが集められて『来月から半分の人に辞めてもらいます』と突然、言われたときのことは今でも語り草です。通りいっぺんの引き継ぎすらできませんでした。自社制作で以前のような水準の番組制作ができるようになるには、かなり時間がかかると思いますよ」

制作能力が落ちているフジテレビ

フジテレビの制作能力が大幅に低下している事が指摘されています。「おーい!ひろいき村」では、有吉弘行で視聴率に歯止めをかけたいと考えていたようですが、有吉弘行をもってしてもフジテレビの視聴率低迷に拍車がかかりませんでした。日テレの『有吉ゼミ』や『有吉反省会』は視聴率2ケタをキープしているのに、有吉がフジテレビにきても視聴率が出ないのです。これはフジテレビの番組制作能力が低迷しているためでしょう。

2009年頃までは、フジテレビの視聴率は業界トップを20年もキープしていて、ずっとスポンサー、視聴者ともに喜ばれる番組を制作していた事もありました。それが韓国のドラマなどを輸入して流すようになってきてからは、番組制作能力が大幅に落ちたことが視聴率に出るようになってきました。韓国ドラマは、安くて購入して放送するだけで良いので楽に視聴率を取れる良い番組としてフジテレビが盛んに放送しましたが、その方法を継続すると、自社で番組を開発する能力が落ちてしまうのです。

安倍晋三と癒着するフジテレビ


日枝久社長が26年以上も絶対的な権力を握り続けたフジテレビは、安倍晋三など政治家と癒着して、番組では「とんねるず」など人気が落ち目の高額タレントを使い続けています。

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テレビ局は、あと10年で潰れる!インターネット動画が主流の時代が到来!

  • 24 April 2016
  • のぶやん

最近では『テレビが部屋にない』ということは、珍しいことではなくなっています。日本人は、世界でも有数のテレビ好きで知られていますが、若い人を中心として『部屋にテレビを置く』という習慣がなくなってきていて、『テレビが文化を形成する』という事も少しずつ減ってきました。その典型例としてあげられるのが、テレビドラマの視聴率低下です。テレビドラマは、昔であれば、30%という視聴率を叩きだしていましたが、今では5%以下の視聴率も珍しくなくなって、話題になることも少なくなりました。

テレビドラマが時代のトレンドを作っていた(東京ラブストーリー:1991年)みたいなドラマというのは、既にあり得ないものになっています。団塊の世代が働き盛りで日本の影響力が世界的にも強くて、その中でテレビがトレンドを牽引した時代というのは、既に過去のものになろうとしているのです。現在は、テレビではなくて、インターネットの番組などが流行するようになってきており、Youtuberなどで稼ぐ人も出てきています。その影響力は、まだテレビに及びませんが、それでも100万再生を集めるなど、影響力が無視できないレベルになってきています。

映像を伝えるのがテレビだけではなくなった

かつては、映像を撮影する為には、それなりの機材を必要としました。また、家庭用のビデオカメラでビデオを撮影しても、それを見てもらうには放送局のようなネットワークが必要でした。現在は、インターネットで動画を誰でもアップロードできるようになっているので、『テレビよりも人気の面白い番組』というのが沢山生まれるようになりました。1人でコントをしてYoutubeで膨大なアクセスを集めるという人も増えてきています。

更にライブ配信を行う人が増えていて、同時に様々な場所でライブ配信が行われています。地震などが起こって、被災地からライブ配信している人もいるほどで、メディアが報じなくても被災地の状況がわかるという事も起こってきています。専門の記者が行かなくても、インターネットが接続出来る環境であれば、自分たちでライブ配信を行うことが可能だからです。

制作会社に任せきりで面白くない

テレビ局というのは、電波を握ってスポンサーを獲得して、番組内容について『下請けの制作会社』が製作する場合が多いです。フジテレビの制作会社に勤務していた人に知り合いがかなり多いのですが、フジテレビ系の制作会社で『優秀』と思える人をいまだかつて見たことがありません。みんな、優秀とは言いがたいけど、使い勝手が良さそうな人とか、コネがありそうな人を集めているので、つまらない人が集まるのかもしれません。

番組の出演者にしても、知識人と言われて番組に出てくるような人たちは、実力よりもコネで選ばれたような人も多くて、全然おもしろくない。視聴率が取れてないのに、スポンサーとの癒着もあって番組がなかなか打ち切りにならなかったりと滅茶苦茶です。

ユーチューバーが人気

インターネットのユーチューブから配信される動画が大人気になって、人気のユーチューバーのアップロードする動画が100万回の再生を集める事も珍しくなくなりました。テレビ局に比較すると番組の制作コストが非常に安いので、テレビ局にとって大きなプレッシャーになってくるでしょう。広告主は、費用対効果を考えるとユーチューブに広告を出稿した方が効果が得られるからです。

芸能事務所などは、今までテレビ局、ラジオ局などのメディアとのコネで仕事を回すことが多かったですが、ユーチューバーの人気によって、インターネットで知名度をあげていかない芸能人は厳しい状況に置かれていく事が予想されます。


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テレビ局が本格的に苦しくなるのは、これからですから!フジテレビの没落にみるテレビ局の終焉

  • 10 November 2015
  • のぶやん

2015年4~9月期のフジテレビの決算は、開局以来初めて営業赤字に陥りました。これは偶然でも何でもなくて、新聞が落ちる次はテレビの視聴率が落ちることぐらい誰でも分かっている事でした。しかしながら、フジテレビの状況というのは、他局に比べても非常に厳しい状況になっている訳です。赤字が改善されていけばいいんですけど、赤字が慢性化していくと、事業を縮小せざる得ない事になりかねませんから。

今後のテレビ局が非常に厳しい状況

今後のテレビの対抗馬となっていくるのがYOUTUBE REDであることは間違いないでしょう。この腐ったネーミングのYoutubeサービスではありますが、広告を排除して定額制の課金でユーザーに番組を提供するという事になっています。簡単に言ってしまえば、今まで以上に質の高い番組ができる可能性があるという事でもあります。課金のビジネスモデルだと、広告がまったく入らなくても収益になる点が良い点ですが、無料ではないのでユーザー側からすると質の高い番組が求められます。

従来の広告モデルを中心としたYoutubeでは、個人が部屋で撮影して出すものなど、面白いけどテレビ局のものに品質で太刀打ちできないものがほとんどでした。もちろん、映画などを出したとしても、広告を付けて配信していたのでは採算が取れませんでした。そもそも、映画などの長時間コンテンツは、広告が配信されないで見るのが一般的であり、Usenが手掛けたGyaoなどを見ても、広告が入って長時間コンテンツを成功させることが困難である事が分かります。

テレビが更に低迷する理由とは?

テレビ局は、その多くがチャンネルが少ないので編集して流すのですが、編集して流した場合には、「見たいものが見れない」という状況に陥ってしまうのです。例えば、山本太郎さんの演説を最初から最後まで聞きたいと思っていた人がいたとしても、ニュースで流れてくるのはその一部のみです。山本太郎さんだって、自分の演説は最初から最後まで聞いてほしいと思っているし、それを望む視聴者がいるにも関わらず、山本太郎さんがニュースで報道される時には、その発言の一部しか使われることがありません。言い換えれば、テレビ局が山本太郎ファンが要求している事を届けることができていないという事になり、大変に勿体ない事をしているのです。

その一方で、Youtube上になると山本太郎さんの演説が最初から最後まで撮影されたものが出回っていて、その再生時間は10分とか15分とか短いものですけど、それを1万人が見たら凄い時間になる訳です。しかも、その動画というものは、スマートフォンで撮影されたようなものでテレビ局に比較すると非常に安価に撮影されたものであって、テレビ局のように大きなカメラで複数のスタッフが撮影したようなものではありません。今後は、個人が撮影した動画が更にYoutubeなどにアップロードされるようになるので、テレビ局が更に厳しくなるのは時代の流れから行って当然と言えるでしょう。

質と量の両面からのアプローチが必要

テレビ局の番組というのは、質という面ではYoutuberなどを凌駕している内容です。それは当然ながら予算をかけて、人手をかけて作っているからであるのですけど、テレビ局にも1チャンネルしか保有していないという欠点が存在しています。必ずしもテレビ局の番組が視聴者のニーズにマッチするとは限らなくなってきてしまったのです。Youtubeなどであれば、質が低い番組が多いのですけど、大量に動画が置かれているので、その中から自分の好みに応じて動画を選択する事ができます。テレビなどを見ても番組が自分の好みに合わないと面白いと感じないですが、Youtubeで好みに合った番組なら1時間ぐらいあっという間に見ることができます。

Youtubeにアップロードされる動画の量というのは、凄まじい量であり、最近ではニュース報道が報じられる前に一般の市民が動画を投稿しているという事も増えてきました。言い換えれば、テレビ局がYoutube動画を編集・切り取る作業だけになっているという事です。Youtubeなどに動画が大量にあると、テレビ局が独自の面白い情報を配信するという事が難しくなってきていると感じます。巨大メディアで多くの人が視聴しているという事実もありながら、そのメディア性というのは、インターネットの動画サイトに侵食し始める動きが強まっているのです。

インターネット業界では、、量で勝負するような事が多くて、例えば「まとめサイト」というのは、2ちゃんねるなどから大量にまとめて検索エンジンで上位を取るというビジネスモデルでした。ただ、このビジネスモデルだと、質が本当に高いとは言えないと思うのです。1回1回軽く消費するという感じのもので、似たようなまとめが大量に出回るようになっています。質としてそれほど高くないと言われているので、投資家から投資を受けたり、他の人に売却などに持ち込むのが至難の業とされています。こうした量産スタイルのアプローチだけではなくて、量産したもので稼いだものを原資にして、質を高めるようなものが求められる時代になってきているという事で、両面が必要になるでしょう。

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