空き家

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日本で地方の不動産がタダになる時代!完全に負債化している地方不動産がヤバい

  • 17 December 2017
  • のぶやん

日本では、地方の不動産がタダ同然で取引されています。古いものであれば、タダでも良いので引き取って欲しいという人が全国に沢山います。少子高齢化と、都会への人口集中によって、日本全国で空き家だらけになって社会問題になってきています。

都心の物件であれば、狭い部屋を7万円で貸し出しても借り手がいますが、地方物件だと1万円で貸し出すのも大変な物件が多くて、賃貸としてほとんど利用価値がないままに放置される『空き家物件』が増えています。

別荘地の不動産価格が暴落

バブル時代に建てられた別荘地の価格が暴落しています。アクセスが悪い場所が多いので、バブル時代から30年が経って高齢になる人が多くなり、もう別荘に行く人が誰もいない物件が増えているのです。特に有名なのがスキー場の前に建っている物件で、苗場リゾートのマンションなどは、10万円でマンションが取引されていますが、それでも買い手がいない状況です。

箱根のリゾート地のような場所であっても例外ではなくて、常駐できないようなリゾート物件というのは、売買が決まりづらくなっています。

購入しても売却できない

200万円以下の物件になってくると、購入するのは自動車並みに容易にできる価格ですが、売却する事が難しくなってしまいます。苗場リゾート地の10万円物件を購入すると、毎月の管理料が1万円以上もかかってしまうので、単にリゾート地として使うだけだと、割に合わないことになってしまうのです。

立地が悪かったり、管理料が高額だと、10万円であっても買い手を探すことが困難です。そして、買い手が見つからないとなると、永遠に管理料だけを支払わなくてはいけない地獄に陥ってしまいます。売却できないことを考えると、せめて自分が利用する可能性がある場所を購入しておく必要があります。中古物件を購入する時には、出口戦略を考えておかなくてはいけません。

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日本の人口減少による不動産下落幅の加速!地方から不動産が崩壊してゴーストタウンが出現!空き屋問題

  • 5 January 2017
  • のぶやん
デトロイト

2016年2月に発表された2015年の国勢調査によると、1920年の調査依頼初めて日本の人口が減少に転じています。更に高齢化率も25%を超えて、日本は長寿大国となってしまいました。

人口が減少するというのは、不動産を購入する人が減るという事で、その状況が続けば不動産価格の下落は間違いないとみられています。

人口減少による不動産価格の下落

人口減少が起こっている地域では、現在でも既に不動産価格が『ほとんどゼロ』という地域が多くなってきています。不動産価格がゼロというのは、誰もいない空き家状態が長期で継続している状況です。空き家が目立つようになると、スーパーなどの進出も減って、更に不動産価格が下落していくという悪循環に陥っていく事になります。

アメリカデトロイトが示すゴースト化

かつて自動車産業の中心都市として栄えたデトロイトは、今では完全に衰退してしまって、市の中心部ダウンタウンがゴーストタウンとなって犯罪が全米でトップとなっています。少し駐車しているだけですぐに車上荒らしにあったり、車を停車すると強盗に出くわすという最悪の場所となっています。アメリカ全体では人口増加が継続していますが、デトロイトの人口が減少して、別の都市にどんどん移動しています。全盛期に180万人都市として栄えましたが、現在は70万人ほどまで減少しています。

デトロイトの場合には、ダウンタウンにある高層ビルなどにも全くテナントが入居しておらず、完全にゴーストタウンとなっています。富裕層は郊外に移住してしまって、移住できない貧困層のみが取り残されて、治安の悪化に拍車をかけました。ダウンタウンにおける不動産の価値は皆無であり、1ドルで販売しても買い手が付かない状況になっています。

空き家だらけになったデトロイト

全国で空き家だらけになっている

日本全国では、既に空き家だらけになっています。人口減少の中で、タダのような値段でも借り手がいないような地域が続出しているのです。日本の田舎から急速な人口減少が起こって、空き家が増加して、新築マンションなどの多くが都心を中心に出来るので、都内の住宅以外は、全て価格崩壊して二極化が進むものとみられています。

野村総研の発表した試算では、2033年の空き家数は約2,150万戸へ増加して空き家率が30%を超える可能性があるとしてきしています。空き家が増えると治安の悪化、暮らしにくさなどが出るので、不動産価格の下落に繋がります。このままの状態で推移すれば、2040年頃には、日本の空き家が40%を超えて、空き家だらけのデトロイトのような状況になる事が予想されています。

空き家を保有しているのは、税金、撤去費用、そして相続税などで良い事ではありません。空き家


https://www.nri.com/jp/news/2015/150622_1.aspx

アベノミクスでマンション価格上昇

マンション価格だけが上昇している要因としては、日本の人口減少を見越して、田舎の住宅を積極的に買う人がいないからです。日本の田舎は、あと20年で急速に過疎化が進んで、都市に人口が流れ込んで消失する自治体が2040年までに500以上という試算が出されています。島国の日本において人口が増えないという事は、これから不動産価格は下落していくしかないのです。


http://tochi.mlit.go.jp/wp-content/uploads/2016/09/7face95f29705111062286471a38f379.pdf

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