投資

格差社会における貧困の連鎖!親が馬鹿だと子供も頭が悪くなる

  • 20 September 2017
  • のぶやん

学校で良い成績で安定した職業に就くというのは非常に危険ではありますが、それでも上位の成績でいるならば、マシな職業に就けるかもしれません。問題となるのは、成績が下位にいる子供たちであり、彼らの場合にマシな職業を見つける事すらできない状況になってしまいます。

会社員になって貧困化する

会社員になったとしても、昔のビジネスモデルをやっている会社に入社して得られる知識は、本当に役に立たないものである可能性があります。例えば、発行部数が下り坂である新聞社に入社して記者になってライティング技術を身に付けても、新聞社をクビになると転職するのは難しいでしょう。新聞記者の仕事は、名前で記事を売る仕事になってきています。

日本で会社に依存する事が危険だという事は、金持ち父さん貧乏父さんを読んでいる人ならだれでも分かっている事ですが、この本を読んでいながら会社で働き続けている人もいます。会社員として40歳を過ぎてくると能力が伸びる事もなくて、先が見えてくるようになってきます。今の時代は、年功序列、終身雇用が崩れてきているので、会社にいて40代になってある程度のポジションに就いていなければ、失業すると再就職先を探すのに大変な苦労をする事になります。

自分の力で稼ぐという事

学歴が立派だったとしても、経歴がいくら立派だったとしても、ビジネスにおいて大切な事はそれより『自分で稼ぐ力が備わっているかどうか』と言う事です。学歴とか経歴だけで金持ちになるのであれば、学者の先生が皆さん金持ちのはずですが、ビジネススクールの先生ですら、お金持ちの先生は少数です。お金持ちになる第一歩は、組織に依存するのをやめて、自分が組織を作る側に立つという事でしょう。

多くの労働者は、会社以外に収入を持つ事をしていません。会社以外に投資収入であったり、インターネットの副業をランサーズのライターで行うなどして、自分の収入源を1つでも多く確保しておく事が大切になります。

投資金を集めること

投資のお金を集めるのは、学歴・経歴の見た目が良ければ、それほど難しいことではありません。しかし、問題になるのは、お金を集めればビジネスが成功する訳ではないという事です。世の中には、高いリターンを求めて『お金を出したい』と思っているお金持ちはいくらでもいて、1000万ぐらいならポンポン出してくれるし、場合によって1億円ぐらいの調達も難しくないでしょう。しかし、お金を調達したからと言ってビジネスが成功する訳ではありません。

お金を集めたとしても、それでお金が稼げる訳ではないという事です。多くのベンチャー起業家は、お金を沢山集めて立派なオフィスを構えて、従業員を雇って『会社をやったつもり』になっている企業は沢山ありますが、実際に利益を出すのは難しいです。

海外に投資する場合の投資手法を考えてみる

  • 17 June 2017
  • のぶやん

海外に投資するというのは、日本国内で通貨暴落などが起こった時に有効です。

ロシアでは通貨危機が起こった時には、銀行封鎖されて国内銀行では外貨の引き出しすら難しくなりました。それを考えると、国内の銀行・証券会社に預けている資産を外貨にしておいたところで資産の分散になるかは疑問が残ります。やはり、外国にお金を預けておく事は、それなりに資産を分散する上でかなり有効な事である事は間違いありません。ただし、それをコントロールする能力が必要になります。

現地に知り合いが複数いること

私の知り合いで海外不動産に投資している人は、外国人の妻がいる人がほとんどです。それ以外であれば、現地に友達という人もいますけど、友達のレベルにもよりますけど、普通のビジネスパートナーレベルではあてになりません。相手の事を良く知っているという事は、最低でも相手の親ぐらいは知らないとお話になりません。

日本人で、フィリピン、マレーシアに投資する人は多いですが、フィリピンやマレーシアで非常に信用できる友達を持っている人は少ないでしょう。現地にお金を共有しても大丈夫なぐらいの友達がいない場合には、海外投資は大変に難しくなります。日本人でハワイ投資が容易なのは、日本人がアメリカにアクセスしやすいという事と、何かあった時にすぐに行くほど距離的に近いという事もあります。航空便も多く、航空券も安いので日本人がハワイに不動産を保有しやすいのです。

自身が現地の事情に精通していること

現地の不動産を購入する前には、必ず現地に半年以上、出来れば1年以上住んでみる必要があるでしょう。日本国内であればまだしも、現地の事情が良く分からずに買う不動産ほど危険なものはありません。マレーシアであれば、英語が出来れば、現地でそれほど困る事はなさそうなので英語ができれば大丈夫です。ヨーロッパでは、フランス語、スペイン語など英語以外の言語が必要になる事もあるでしょう。

一部の日本人は、中国での資産運用を行っています。中国語が必要になることと、政治的なリスクがあるという事もありますが、中国の今後の経済成長を考えると有力な投資先の1つである事は事実でしょう。とにかく自分が現地の言葉を話せて、現地の情報に精通している事がとても大切です。

投資信託を使った投資

海外に信頼できる知り合い(10年以上の付き合い)がいなくて、投資を行うあてがない場合には、気軽に投資できる海外の投資信託を利用するのが良いでしょう。SMAM投信直販ネット は、スマートフォンを使って1000円から気軽に投資信託を購入する事ができます。 少額の取引から始めれば、勉強しながら投資を行う事ができるので、初心者にも向いている投資方法であると言えます。また、商品の種類も豊富に用意されているので、様々な種類の投資信託から自分の好みにあったものを選ぶことができます。

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お金を借りずに『投資する相手』を見極めていく事が大切

  • 29 May 2017
  • のぶやん
投資

お金を運用する上で最もやっては行けない事は、金利が高すぎるカードで借金する事です。住宅ローンなのであれば、3%ほどの金利で借金する事ができるので、返済もそれなりに比較的容易なのですが、クレジットカードローンの場合には、金利が異常に高い(15%~18%)ので、返済が非常に厳しいものです。

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未来の自分を売る借金

年利15%~18%という高利貸しからカネを借りる事は、将来の自分を売る事になってしまいます。この金利で100万円ぐらいであれば、普通のサラリーマンでも返済する事ができますが、これが100万円以上になってくると、サラリーマンが返済していく事が非常に厳しくなります。100万円に1年に付く金利が15万円だとすると、新しいカネを借り入れない状況で1ヶ月1万円以上の利息が付く事になり、更に月額5万円ずつ返済したとしても、2年以上もかかってしまいます。

このように大きい借金をいちど背負ってしまうと、そこから脱却する事は非常に難しくなってしまいます。そこからの将来は、返済の為に時間とお金を使う事になってしまいます。更に何か出費があると、更に返済が先延ばしになって、一生涯の借金になっている人も多いです。300万円以上をサラ金(カードローン)から借金してしまった人は、任意整理・自己破産を考えた方が良いでしょう。

ギャンブルによる多重債務

多重債務者の多くがギャンブルによって借金を膨らませています。普通に働いている人であれば、数十万円の借金であれば、働いたら返済する事は可能です。しかし、ギャンブルにお金をつぎ込むと確実に手持ちの現金を減らすことになるので、ギャンブルで借金は絶対ンいやってはいけない行為です。ギャンブルで借金をしている人は、多重債務者になる可能性が極めて高いと言えるでしょう。

生活費が少なくて借金をしている場合には、生活費を引き下げる為に固定費(家賃・携帯費用)などを引き下げる事を真面目に検討した方が良いでしょう。

お金がないと奴隷になる

かつてお金がない貧しい家は、その人が借金のかたとして奴隷になったり、僅かなお金の為に娘を売りに出すような事も行われていました。身売りされた女性は、遊郭などで働かされて、そこで働いたほとんどの女性が30歳前で死んだという事です。

お金を自分の手元から失って、借金生活になると、将来の労働を借金取りに提供しなくてはいけなくなってしまいます。お金がなくなって奴隷状態になってからでは遅いので、お金を借りないようにして、万一の為に貯蓄を作れるようにするのが良いでしょう。

投資で収益をあげるのは難しい

日本の大企業ですら投資で収益をあげる難しさに苦労しています。そこで個人が投資で収益を上げる事は非常に難しく、投資について良く知らない人の場合には、『投資を行わない方が良い』という事も確かです。しかし、個人は積み立てのようにc長期で投資する事はできるので、できる限り長期の目線に立った投資を行うようにしましょう。

大きく儲けようとすると、少額で大きなお金を動かそうとFXなどの証拠金取引を行ったりすることがありますが、そうした行為はギャンブルと同じです。少ない少額だからこそ、コツコツと増やせるように長期の戦略で挑むのが正しいと言えるでしょう。少ない金額を何度も失っていたのでは、自分の財布が寂しくなるばかりです。

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中国の人民元の動きを考える。中国人民元は国際通貨になる?

  • 26 May 2017
  • のぶやん

2014年頃から中国が景気後退の局面に入っているという見方がアナリストの間で強くなっています。この根拠となっているのは、中国からの資本流出です。

人民元に代わる通貨として日本円が買われる事になり、2016年も円高傾向が強まる動きになっています。中国の景気後退局面につられて、豪ドルの方も売り込まれていく形となっています。

人民元の切り下げで対応

2015年8月にも中国は人民元の切り下げを実施していますが、輸出が促進される一方で、輸入物価が高くなってインフレを招く傾向となります。日本とは逆の事が覆ってしまう訳です。

2013年頃からアベノミクスで日本円が急激に安くなった事もあって、その逃避先として、香港株・人民元が買われる傾向にありましたが、そこから資金流出が起こっているのです。この傾向を受けて、中国人が保有しているとされているビットコインの価格が跳ね上がっています。

中国の金融収支がマイナス

中国では、経常収支(貿易・サービス)は、相変わらずの大幅なプラスで推移していますが、金融収支(直接投資や証券・貸借・預金などの海外とのやり取り)がマイナスになっています。海外に逃げ出した金融収支の金額は、2014年から経常収支に匹敵する金額で、これが人民元安を生み出す要因ともなっています。これをもって『バブルが崩壊した』とする見方をする人もいます。

更には、中国人観光客が海外旅行で大量消費を行うようになり、中国人が日本でお金を使う一方で、日本人の中国人観光客が減少して中国の経常収支のうちでサービス収支に陰りが見え始めています。中国は多くの外国人観光客を受け入れていますが、ビザなしで中国に訪問できる国は限られているからです。

この金融収支がマイナスになる要因としては、中国の銀行預貯金の金利が低く抑えられている上、人民元よりも国際的に通用する外国通貨でお金を保有したいという動きがある事は確かでしょう。人民元は国際化されておらず、今でもマイナー通貨として保有の流動性は確かなものとは言えません。

一帯一路に日米の参加

中国株に対する投資は、日本でも既に下火になってきています。中国経済の成長を支えるには、今でも資本の流入を支えていく必要があり、それで西部にインフラなどを整備していく必要があります。更に通貨のバランスを取る為には、中国1国の出資比率を下げなければ、一帯一路として継続的に発展する事が難しくなってしまいます。一帯一路の継続的な発展には、通貨が強くて安定できる投資国家が加入する必要があります。

人民元は、既に国際通貨になろうとしていますが、今でも国内が発展途上にあって、急激に発展した都市部の見に経済発展が集中している状況になっています。他の場所に積極投資を促すには、外資に開放地区を作るなど、外国から投資を受け入れる環境整備が必要になってくるでしょう。


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貯金をコツコツと増やし続けていると、金持ちに近づける

  • 12 May 2017
  • のぶやん

アメリカ人の3分の1にも及ぶ人々が多額の借金を抱えている(自分の貯蓄を大幅に上回る負債)とされていて、アメリカ人は借金によって消費しているような状況に陥っています。また、日本においても、30%が『貯蓄ゼロ世帯』とされていて、ほとんど貯蓄がない状態に置かれています。このような状況で、どのようにすれば、他の人より経済的に優位になれるかは明らかです。また、単身者に絞ってみると2人に1人が貯蓄ゼロに陥っています。

アメリカの場合には、移民を受け入れる事による人口増加で、経済規模が歴史上ずっと拡大し続けてきたという背景があり、そのために多くのアメリカ国民は、『格差社会の中でも自分の将来が良くなる』と信じているところがあります。そのように信じて、借金をいつか返済できると思って借りているのです。日本の場合には、パチンコ台が多くて、ギャンブルにお金をつぎ込んで生活費がなくなってキャッシングしている人が多いという特徴があります。

貯蓄ゼロである怖さ

貯蓄が全くない状況に置かれると、急な出費が重なった時には、自分のお金ではやりくりできずにクレジットカードでキャッシングを行うようになってしまいます。いくら収入が高い人であったとしても、収入以上のお金を日頃から消費する癖が付いて貯蓄が全くない、もしくは貯蓄が非常に少ない状況にあると、クレジットカードで借金をする生活にはまる可能性があります。

日頃から貯蓄をしてお金を蓄えておく事の大切さは、単に堅実に生活を過ごすというだけではなくて、いざとなった時に人から借りなくても自分で何とかできるという事でもあります。

日頃からお金を使わない生活

日頃から飲みに出かけて歩いたり、コンビニで買いものをしたりする生活を避けるなど、無駄な浪費を極限まで削った生活をしていると、それだけで他の人よりもちょっと経済的に優位に立てる可能性が出てきます。

貯蓄を少しずつでも増やしていく為には、日頃から質素・倹約の生活を心がけていく必要があります。日頃から無駄な支出を避けて、コツコツとお金を蓄えて、それをどのように使えば増えるかを学習するのが良いでしょう。

お金を増やす手段を学ぶ

お金をコツコツ貯め込んでも、それを瞬時に失う理由としては『一気にお金を増やそうとする』からです。コツコツとお金を蓄えたのと同じで、お金を増やす時にも簡単に増やそうと思わず、ジワジワと増やそうと思えば成功率が上がります。お金を貯めて、それをジワジワと増やせるものに投下しておけば、お金は少しずつ増えていきます。

お金を長期で増やすのに有効な方法の1つは、外国為替投資です。短期の外国為替投資はギャンブルの要素が強いですが、長期の外国為替投資になると、それほど大きく資産を損なう事がありません。長期でスワップ狙いの外国為替投資を行う事で、資産をジワジワと増やしていく事が可能になります。例えば、年利3%の通貨にレバレッジ2~3倍で資金を投下すると、年リターンが6%~9%を狙う事ができます。

DMMのFXに口座開設して受け取った金を更に投資して増やせます。

副収入でジワジワ貯める

インターネットで副収入を得る事は、それほど簡単な事ではありません。簡単だったら、多くの人が仕事を辞めて自宅でインターネットに向かって稼ごうとするでしょう。インターネットで生活するほど稼ぐ事は難しいですが、頑張れば月額1万円を稼ぐ事が出来るようになる事はできます。月額1万円という収入は、生活するには非常に少ない金額ですが、年間にすると12万円にする事ができて、株式投資に回すことができる金額です。

副収入でジワジワと稼いで、株式投資、『長期の』外国為替FX投資などに回しておけば、比較的リスクを下げながら、お金をどんどん増やしていく事ができるようになるでしょう。

自動車は出来るだけ持たない

田舎で自動車を持たないと生活できないというのは確かな事ではありますが、自動車を持っていない高齢者でも田舎で生活している人はいくらでもいます。よほどの田舎でもないかぎり、30分ほど歩けばスーパーにアクセスできたり、バスで移動する事ができたりするのが普通です。自動車は、現金で購入したとしても、毎月の維持費というのはかなりの高額です。ガソリン代、自動車税、そして毎年のタイヤ交換、車検、更には事故の時に急な出費が発生します。

自動車による急な出費は、常に急で大きな出費になってしまって、支払いは非常に大変です。アメリカでも、自動車の事故によって多額のローンを抱えてしまう人は非常に多いのです。自動車は贅沢品なので、安易に買おうと思わない事が大切です。自動車を買うぐらいだったら、住宅の頭金をそれだけ増やせば、人生はもっとハッピーな方向に向かうでしょう。

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お金持ちになる方法は、質素・倹約、我慢。そして資産を増やす学習

  • 11 May 2017
  • のぶやん

ベンチャー企業で、1年目に最も頑張らないといけない時に、何故だか美人の彼女ができてしまって、事業そっちのけで彼女に夢中という例は結構あります。彼女に夢中になるあまり、お金がないのにお洋服を揃えたり、お金がないのに彼女と一緒に海外旅行に行ったりしている。お金の使い方を見ていると、ベンチャー1年目から『社長』などと呼ばれて、もうベンチャーの成功者気取りですけど、こういう人は成功しないでしょう。

投資家だって馬鹿じゃないので、SNSでそんな様子をチェックしたりして、失敗の予感をかぎ取っているはずです。そういうベンチャー企業の社長・役員の行動は、次に継続投資を受ける時の判断材料になってしまう事でしょう。

成功者に見られる我慢強さ

ベンチャー企業で、それなりに何年も営業出来ている企業は、地味ながらにコツコツと努力している企業が多いです。ITベンチャー企業のように華やかに短期で大金を手に入れる企業はごく一部で、ほとんどの中小企業が地味であったとしても、それなりに稼いで成功しています。『金持ち』と言われる人のほとんどが中小企業のオーナーです。

お金を稼いで支出しない

お金をどんどん稼ぐ方法を考えて、お金を使う方法を考えなければ、お金は手元にどんどん貯まっていくことになります。

日本の高度経済成長であれば、サラリーマンの給与がどんどん上昇していたので、サラリーマンを続けて質素・倹約を続けていれば、それなりの資産形成ができました。今は、会社員の給料が抑えられている上、派遣社員、アルバイトなども増えて、質素・倹約を続けたとしても、それなりの資産を築けるとは思えません。お金を支出しないだけではなくて、資産運用、投資、自分の事業などでお金を増やしていく必要がある時代になっています。

小金持ち向けに書かれた本

お金持ちは、皆が質素で倹約を重んじるという訳ではありません。日本のお金持ちの中には、豪邸に住んで、ブランド物で身を固めて、必ずファーストクラスを使う人は大勢います。ただ、それに見合った勉強をしていかないと、すぐに次の代で落ちぶれますよ、という事です。

いくらお金が手元にあったところで、そのお金を投資に回さなければ、お金はどんどん減少していく事になります。

となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則

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所得の伸びない社会でお金を使う事は危険か。

  • 13 June 2016
  • のぶやん

労働者というのは、毎月をほとんど『労働所得』に依存しているので、何らかの労働をしないと所得を得ることができません。失業した瞬間に収入がなくなってしまうので、その為にお金を『貯蓄』しておく必要に迫られます。その一方で、投資家というのは、お金を誰かに投資して、その投資からの見返りで生活をする事ができます。いわば、資金を誰かに貸し与えて、高リターンを狙っていくのと同様です。その代わりとして、投資したから高いリターンが保障されるという訳ではありません。

金持ちほど配当所得が多くなる

金持ちは、給与所得などあまり気にしておらず、配当所得の方が大きくなっています。企業の利益に対して、株式の配分に応じて配当が出される事になっています。言い換えれば、中小企業のオーナー社長のように、ほとんど1人、もしくは一族で株式を保有している場合には、その企業の利益の多くがオーナー社長のもとに入ってくる事になります。更に言えば、配当金に対する税金は分離課税となっており、20%なので所得税よりも低くなっています。

このような不公平な資本主義の税制の下では、企業の株式に資金を投入して、配当所得を得ないといけません。上場企業であれば、誰でも株式を取得する事ができるので、とりあえず上場企業の株式にお金を入れておくのは、良い選択になるでしょう。純利益100億円の会社が配当に30億円を回すと、配当性向30%になります。長期で持つのであれば、配当性向が高ければ良いという訳でもありません。配当性向が高くなると、企業の成長が鈍る可能性があるからです。

お金を使わない事より投資を考える

お金を貯め込んでおかないといけないという事ですが、お金を20代のうちからいくら貯めたところで、引っ越し代金ぐらいにしかなりません。それよりは、お金を何かの投資に使う事を考えた方が良いでしょう。株式に投資するのも1つの方法ですし、コンテンツを誰かに書いて貰うのに投資するのもアリでしょう。

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ワンルームのマンション投資は本当に儲からないのだろうか

  • 1 February 2016
  • のぶやん

ワンルームマンションを大手企業に勤務する友人が売却したという話を聞きました。買ってから2年ほどで売却する事になったので、利益が出たか言えば、もちろん利益になりませんでした。

 


入居率を上げるためにあらゆる努力

最新の投資情報を沢山持っているような大家さんでさえ、入居率を上げるためにあらゆる努力を講じて、それでも入居率を高くするのは至難の技です。入居率をずっと高く維持するためには、入居者の満足度を高める為に努力をしたり、周辺の土地を調査しながら、客観的に自分の物件を見て価格を決めたり、日頃から物件の住みやすさなどをチェックしたりする事を欠かす事ができません。

このように入居率を上げるためには、かなりの労力を必要とするのですが、ワンルームの場合に出る利益というのは、良くて数万円、場合によっては1万円という事もあるので、費用対効果に疑問を持つ人が多いようです。特にサラリーマンの場合には、月収20万円をあげるサラリーマンが、膨大な労力をかけて1、2万円稼ぐワンルームに時間・お金を投資するのを非効率だと考えるのは普通の事です。しかしながら、サラリーマンが副業でできるビジネスなどというのは、それぐらいのものなのかもしれません。

 

サラリーマン大家では難しい

サラリーマンをやりながら大家さんをやるというのは、成長が全くないような日本の市場においては、もはや難易度が高すぎると考えた方が良いでしょう。現金一括で購入してローンがなければ、空室が出たところでそれほど焦らなくてもいいのですが、サラリーマン大家さんのほとんどがローンを組んで購入しているので、空室が出た瞬間から『持ち出し』が増えてしまいます。そうした『持ち出し』というのは、サラリーマンにとって生活を悪化させる要因にもなって、物件売却に繋がる事も多いです。

特にまとまった貯金がないにも関わらず、頭金だけで物件を購入したりする場合には、ローンの返済金額が大きければ大きいほど苦しいやりくりに迫られる事になります。だからと言って、ローンの返済額を下げたりすると、期間が長くなって支払い金利も膨大なものになってしまいます。最初から現金・時間を持たない人が勝負をしかけるのは、あまりに無謀すぎると言わざる得ない状況なのです。

資産・時間を持っている富裕層にサラリーマンが副業でどうやって対抗していくというのか、その答えを出すのは簡単ではありません。

儲からなければ単なるサービス

投資の業界においては、1つの物件において『誰も儲かっていない状況』というのは確実に存在します。ワンルームの大家さんは『持ち出し』の状況で、管理会社も管理の手間ばかりでほとんど利益が出ていない、それなのに入居者の満足度は低いのですぐに退去したいと思っているというような状況というのは、良く発生しています。言い換えれば、1つの物件の運用にあたって『誰も儲かっていないような状況』です。

本格的ビジネスではなくて、副業としてぐらいの思いでサラリーマンが手を出した場合には、単に『リスクを負ったボランティア』になっても仕方ないのかもしれません。本業で本気でやっている人にサラリーマンでは時間的に勝てないので、それだけ知識を身に付けたり、物件に足を運ぶ時間がないとビジネスとして展開するのは難しいでしょう。

自分だったらその物件を選ぶか

ワンルームなどであれば、自分で投資用物件に数ヶ月ぐらい住んでみるのも良いかもしれません。どういった所にスーパーやコンビニがあって、生活に便利、不便などというのは、実際に住んでみないと分からない事も多かったりします。しばらく住んでみると、『思っていた以上に不便だった』という事もあって、すぐに退去する人が多い理由なども分かって来たりします。また、周辺よりも家賃の相場が高いという場合においても、退去率が上昇する要因になるでしょう。

『自分だったらこの物件を選ばない』と思うのであれば、家賃を下げるなどの対策を考えないといけないでしょう。入居者が『いずれ出たい』と思っていたら、それは危険信号なので、家賃を下げてでも退去を食い止めなければいけません。また、入居の時に大家さんの事ばかりを考慮した『敷金・礼金』などというものであったり、『更新料』というものを支払いたいと思うだろうか。自分でそういった事を良く考えて物件を選ぶ事が大切になります。

切り口を
逆転させないと儲からない

コストコは、量販店として『1200円の時給』を従業員に保証してやる気を出させています。地方だと時給が500円も乖離する例もあって、1200円の時給だと1日9600円になり、20日ほど働くと19万2000円という数字で、地方だと正社員以上の給与になる店舗もあるでしょう。普通に考えて欲しいのは、この1200円の時給が量販店でどうやって実現できるのか?ということです。先ずは、正社員の数が少ないことで、現場の賃金を上げることが考えられます。他には、『売っているものが激安であり、利益率がそこそこ高い』という事もあるでしょう。つまり、添加物が大量に入っていたり、遺伝子組み換え食品を使っていてもお構いなしという事です。安いから良いという訳ではないことが分かりますが、コストコの勢いは止まりません。

最近の
シェアハウスなどは、狭く部屋を区切る代わりとして、『基本的に誰でも入居させる』というスタイルをとっています。この手法では、審査とは名ばかりで誰でも入居できる反面で、入居率を上げることができるので、空室を避ける事ができるという発想です。従来であれば1人住む場所に2人が入居する事でリスク分散になるという事があります。空室であるよりは、どんな人であってもとりあえず入居していた方がいいという考え方に基づいています。

利益率が極めて低くなっている

流通業者の利益率というのは、1%−2%というぐらい利益が出づらい状況になっているようですが、不動産業者でも似たような利益率になろうとしています。家賃が極限まで下げられた結果として、利益率が数%という所が増えてきているのです。こういった利益率というのは、少し間違えばすぐに赤字になってしまいます。10万円で貸したとしても、利益率が10%で1万円、利益率が5%になると5000円しか利益が出ないことになります。それでいて、特にローンを組んで不動産を購入した場合には、不動産のリスクが大きなものになってしまいます。

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