マーケティング

NAVERまとめで良いまとめを作ればヒットするか?

  • 20 August 2013
  • のぶやん

日本人は、今まで技術力で世界に立ち向かってきたので、「良いものを作れば売れる」という考え方を捨てきる事ができません。しかしながら、海外で日本がマーケティングで失敗している話が有名であるように、今では日本製品よりも現地化された韓国製品が売れるというのは有名な話です。

サムスンは、海外に中堅社員を派遣して住ませて、そのマーケティングで養ったノウハウを元にして製品を作ったりしています。しかし、日本では、従来どおりの考え方で国内の工場に大規模な投資を行ってきたように投資先が人材ではなくて、工場になったりと、海外のマーケティングにおいて韓国勢に劣っています。

日本の技術が笑われるスマホで操作するエアコン
(人から笑われるぐらいがヒットすると言われるけど、これはさすがに・・・)
パナソニック

NAVERまとめで爆発ヒットを考える

NAVERまとめにおいて、「自分の作りたいまとめ」を作る事は大変に良い事ですが、それ並行して「インターネットで需要があるまとめ」というのを作っていく必要がありそうです。その人々の需要を見極める事ができれば、需要に対する回答としてまとめを作成して、PVを伸ばすことができて、結果として収益に結びつける事も可能になるでしょう。

(0)需要の調査とリサーチ(独自のマーケット読み)
(1)ある程度の品質を保証したまとめを作成
(2
)まとめを市場で流通させる(TwitterやFacebookの拡散)
(3)まとめが市場で評価される(Google上位掲載など)

爆発ヒットを出すための基本

NAVERまとめにおいて爆発的なヒットと言えるのは、1つのまとめで50 - 100万PVを超えるまとめでしょう。1つのまとめでGoogle, Facebook, Twitterのいずれかを使って、50- 100万PVほどのまとめを作れれば、それは大成功と言えます。そんなまとめを作るのは簡単ではないですが、稼ごうと思うなら作るしかありません。

(1)分野を決める(アクセス集めるのが難しい分野は避ける)
(2)Twitter,Facebook, Googleのどれからアクセスを取りたいか決める
(3)文章は重い系か、軽い口調かを決める
(4)褒めるスタイルか、炎上スタイルかを決める

(1)アクセスを集めるのが難しい分野というのは、例えば旅行などが言えます。旅行がアクセスを集めるのが難しい理由としては、今すぐ必要ではないという事と、その場所が自分が必要だと思わなければ見ないという点です。自分が海外旅行をする気もないのにハワイの情報と言われても見ません。逆にアクセスを集めやすいのは、テレビと連動した芸能系、面白い画像などの分野だったりします。

(2)Twitter,Facebook,Googleのどれからアクセスを取るかによってタイトルなどにつける戦略が決まってきます。例えば、Narumiさんの「ダイエット記事」などは、ダイエットでGoogle上位を取って膨大なアクセスをあげています。1つの記事で数十万円の稼ぎを出しており、これならダイエットしたかいがあるというものでしょう。かなちんさんの「Twitter画像テンコ盛り」ようにTwitterでの拡散を得意としている人もいます。

(3)口調が軽い感じにすれば、軽いノリになってTwitterで拡散されやすくなります。逆に話題が重い口調になるとTwitterで拡散されづらくなりますが、Facebookで拡散されやすくなります。どちらかと言えば、Twitterは匿名の軽いノリで拡散されるのに対して、Facebookは、重い話題が拡散される傾向があります。

(4)何かについて「面白い」「人気」など褒めるスタイルにすれば、NAVERまとめの注目まとめにも取り上げて貰える可能性がでてきます。逆に2ちゃんねるまとめサイトのような炎上系にして拡散を促すという方法もあります。どちらにしても、新しい切り口から独自の切込みを入れられれば、多くの人に閲覧して貰えるえしょう。

ゴミを食べ過ぎると病気になり、糞コンテンツを読みすぎると馬鹿になる?

  • 23 January 2013
  • のぶやん

ある巨大ハンバーガーチェーン店に行く客が減っているというけど、日本国民も少しは賢くなったみたいです。100円で出てくる商品なんて、本当にゴミを食べているのと同じで、健康に凄く悪くて当然です。更に歯にも悪影響を及ぼすとされているコカコーラや、何の栄養も無くて塩がたっぷりかかったポテトなんて付いたセットを口にしたような食事を繰り返していたら、すぐに病気になってしまいます。

少しでも自分の健康の事を考えるのであれば、ゴミは口にしない方がいいですね。
ハンバーガー


読者を馬鹿にした「釣り記事」の出現

最近、ネット上で読者を馬鹿にしたような「釣り記事」を沢山みかけるようになりました。「2ちゃんねるのまとめサイト」レベルならマシな方で、面白おかしく読めればそれでいいのです。しかし、最近は更に酷い「炎上させてPV稼ぎ」をするような糞サイトも出てきました。例えば、中国、韓国など国や芸能人を馬鹿にしてみたり、故意に人々の注目になりそうな記事の内容と違うタイトルを配信したりする記事を見かけます。

タイトル釣り記事サイトは短期で終わる

あるハンバーガーチェーン店も、安売りしまくって業績を上げましたが、それが長続きせずに飽きられました。釣り記事のサイトだって、最初は面白いと思ってみていたとしても、次第に中身が無い事に誰もが気が付くようになって、アクセスなんて伸びるのは最初の1年ぐらいのものです。それに対して、良いものは長期間アクセスされ続けるので、結果的には「良いもの」を目指した方がサイトで稼げる総額はあがるのです。

タイトル釣りしないとアクセス集まらない現実

動物画像もムリポ

以前は「可愛い動物」というだけで、共有されてアクセスを集める事ができましたが、最近は「可愛い動物の画像」を配信するサイトが増えすぎて、それだけではアクセスが集まらなくなってきました。アクセスを沢山集めようと思ったら、やはり新着のニュースで、新鮮な感じを覚えるニュースがアクセスが多くなる傾向があるようです。

芸能アイドル系が人気

最近の2ちゃんねるまとめサイトでは、芸能人アイドルの写真などをガンガン使うようになってきました。例えば、VIPPER速報というまとめブログで今日配信されているのは、「長沢まさみのおっぱい」と題された水着姿でした。競争が激しい中で、管理者がリスクを覚悟してギリギリの配信を行わないとアクセスが集められない事を物語っていますね。2ちゃんねるのまとめサイトも、単に画像だけではアクセス集めが難しくなってきており、画像が必修になってきている事も分かります。

 

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インターネットで情報のマッチングコストの大幅低下

  • 4 June 2012
  • のぶやん

移動を伴わない情報の獲得

情報が欲しいと思った時に都会に行かないとほしい本が見つからないといく事が良くありました。しかし、今では既にアマゾンなどのインターネットショップで専門書まで簡単に手に入れる事ができます。また、電化製品についてもオンラインで購入する事ができるようになりました。こうしたインターネットの流通に対抗して、家電量販店は大型化した上で日本全国に出店して、大きなショップが身近にある必要性に迫られました。しかし、本屋の場合には単価が家電ほど高くないので薄利多売も通用せず、地方の本屋は厳しい状況に立たされています。


昔であれば「映画館に行かなければ見れなかった映画」は、今ではビデオ屋に借りに行く事で見る事が出来る様になりました。また、楽天レンタルで借りる事によって、自宅に居ながらDVDをレンタルする事ができて、ビデオ屋に歩いていく必要すらなくなりました。近くて便利だったと言われたコンビニ業界は、今では「自宅配送サービス」というものを始めていて、自宅まで商品を持ってきてくれます。また、何かを郵送したい時には「ゆうパック」を使うと、自宅まで取りにきます。


情報作成のコスト低下

マッチングコストが低下した一方で、情報作成のコストも低下してきています。例えば、2ちゃんねるで大勢の人が書いた情報を転載するという「まとめサイト」は、大手のまとめサイトになると、アクセス数が1日数十万アクセスになり、広告収入だけで相当の収入になるようになっています。情報作成は、ニュースからの引用と、それに対する2ちゃんねるのコメントを抽出して転載してブログに貼り付けたという単純なものです。以前であれば、大手サイトのニュースなどを転載すると問題になったのですが、今ではURLさえ貼り付けておけば、ほとんど問題にされる事はなくなりました。

為替のマッチングコスト低下

コンピューターとインターネットの発達によって、外国為替取引が個人で簡単に行えるようになりました。外国為替取引は、ここ10年で数多くの会社が参入してきたので、外国為替のスプレッドが低下したり、手数料が低下したりしています。為替取引を行う時に障害となっていスプレッドや手数料の低下によって、誰でも簡単で気軽に為替取引が出来るようになり、ますます地球上がボーダレス化してきたと言えます。

一部の人だけ保有していた情報の共有

情報コストの低下は、一部の人だけが共有していた情報をオープンにする機能も果たします。例えば、タイタニック号で1等船室、2等船室、3等船室があって、3等船室の客室の人は、1等船室がどのような構造や作りになっているか全く想像できませんでした。しかし、今では1等船室の中もウェブサイトで公開されていますし、1等船室でどのように振舞えば良いかをウェブサイトで学習する事も可能です。情報がオープンになる事によって、自分の意欲さえあれば、情報を自分で仕入れて少しずつ学んで行くことも可能になっています。

大学のコストはむしろ上昇

これほど情報を得る事が容易になっている社会において、今でも低下していないのが学習コストです。アメリカの大学で教えているのは、実際には授業に出ないでビデオ学習でも良いはずなのですが、何故か授業が開催された上で単位を取得する事を求められています。更に言えば、授業料が異常に高いという問題点もあります。

学習する事の重要性よりは、そこで学ぶのはむしろ友人との共有する話題であったり、大学を出る人の常識など、授業とは別の「人との出会い」に価値を見出しているようです。確かに人との出会いはビデオ学習では実現する事が出来ず、大学というものは、何らかのフィルターにかけられた「出会いの場」「社交の場」であると考える事ができるでしょう。歴史的にそれが「人間の質」と見られたりするからです。

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Web記者を活用して企業のPRを行う

  • 2 June 2012
  • のぶやん

安比高原スキー場は、全国でも5位以内に入る巨大スキー場として知られていて、スキー雑誌の編集者などを無料で安比高原スキー場に招待する「サンクスギビングツアー」などを実施していたという事です。実際に安比高原スキー場は、良く整備されていた上に積雪量も多かったので、発行されるスキー雑誌の多くの表紙を飾るなどして、集客力を発揮していきます。こうして広告費を出さなくても「無料広告で知名度を広げた」というのが安比高原スキー場の成功要因とさえ言われています。

観光地の写真・情報をどんどん公開

観光地の写真・情報をどんどん公開して、それを利用して貰うようにしていくのが良いでしょう。特に積極的にアピールしたいのは、書き手である雑誌の編集者であったり、数多くの人が見る記事ですね。1日何万人も見る事になるウェブサイトであれば、無料で取り上げられるだけで知名度はかなりのものになるはずです。地方では、そういった強力なメディアサイトを持った人とコネクションを作る事は容易ではありませんが、地方全体でウェブサイトに情報を公開していく方法を考えていくべきでしょうね。

口コミのライターが必要

最近では、楽天などのECサイトでクチコミをしてくれる人が重要になってきています。クチコミの良い評価が多数あれば、お客を沢山集める事ができるからです。ECサイトでは、とにかくガンガン安売りを実施してクチコミを集めて、そのクチコミをベースにブランドを発展させるというやり方をとっています。また、企業によっては「クチコミの購入」を行っている企業も数多くあります。食べログなどにおいても、クチコミの「やらせ」が問題になりました。後から参入した無名の店舗が売り上げを伸ばすのは大変に難しい事です。

既存の広告メディアは費用が高い

顧客を自社で獲得していくには、非常に大きなコストと労力がかかりますし、それを維持するにも費用がかかります。しかし、そうした取り組みをコツコツと進めていかないと、既存の広告メディア依存を抜け出す事ができません。例えば、ECサイトに出店するのは非常に簡単ですが、そこからトップページに広告を出したりしてPRしていくにはそれなりに費用がかかります。楽天では、楽天アフィリエイトを使って買い手が商品紹介する事も可能にしています。

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