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お金に困ると、非常に不利な条件で仕事を引き受ける事になってしまいます。クラウドソーシング事業を安値で引き受ける人がいるのは、お金を稼ぐ方法に困って、安値でも引き受けようとするからです。

クラウドソーシング会社の多くが赤字である事が示している通り、安い仕事を発注する側も、受注する側も、仲介する企業にも幸福をもたらしません。

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先進国の労働者が労働をしているだけで豊かになれた時代は、リーマンショック頃には既に終わっていました。労働力が豊富な中国が台頭して、中国の労働市場で毎年1000万人を超える労働者、うち大卒が毎年600万人以上も供給される中で、中国が世界の工場として機能するようになったからです。ホワイトカラーの職業の多くも中国が行うようになってきています。

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従来の日本企業であれば、仕事のキャリアというのは、年齢を重ねるに従って伸びていくものでした。しかし、現在はロボットを活用した『産業の転換期』にあって、企業の中で年齢を重ねたとしても、能力が低い人を企業が雇い続ける事はできなくなっています。40代になっても20代が行うような仕事しか出来ない人は、給与が20代以下になる可能性もあります。

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日本の東京は、『外食産業が最も進んでいる場所』と言われている場所でもあります。ファストフード店、外食フード店がどこにでもあり、非常に安い価格で何でも食べる事ができます。日本で特に安く食べられる場所は『牛丼屋』であり、究極に効率化された店舗では、時給が僅か1000円の1人のアルバイトに店舗を任せて回すという海外では、ほとんど例がないような方法で回っています。

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ITの発達で銀行業務の多くが自動化されて、銀行員が10年以内に大量に失業するとされています。みずほ、三菱、三井住友のいずれの大手銀行も、今後10年で大規模な人員削減(3行合わせて3万3千人)を発表しています。

現在の銀行は、従来は証券会社が行っていたような投信の販売、保険の販売などを行って手数料で儲けるビジネスを行っていましたが、投資信託の競争激化などもあって、そのビジネスも限界にきています。金融商品の知識がほとんどない高齢者に高額の手数料を曖昧にしながら手数料が高額の投資信託などを売りつけているのです。

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日本では、非正規雇用者が2016年に1132.3万人に達していますが、中国の大卒が600万人ペースで増えていくのを見ると、日本全体で技能引き上げに力を入れないと、さらに厳しい事になることは間違いないでしょう。

能力を高めないと低賃金化する

能力を高めないといけないのは、労働者だけとは限りません。経営者の方が労働者よりも更に高い能力が必要とされるので、今までのように単にゴルフして国から金を吸い取るだけの経営者が駆逐されようとしています。

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会社にとって、会社の為にどれくらい貢献してきたかというのは、あまり重要ではありません。今後、会社にどれだけ利益を出すかのみしか着目してくれません。口で『期待しているよ』と将来がありそうなことを言っておきながら、現実的に重要なプロジェクトから外したりするという事は日常茶飯事であり、会社にいると理不尽だと感じる社員も多いです。

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多くの会社の営業職などは、高卒・大卒問わずに『ある程度の常識』があれば、ほとんど誰でもできる仕事ばかりです。多くの企業の採用条件というのは、頭が良い事とか、クリエイティブな事ではありません。単に言われた事をきちんとやるとか、言う事をハイハイ聞くとか言う事が重要になります。

そういう単純作業は、今ではグローバル化で中国の労働力に置き換えられ、単純作業がコンピューターの自動化に置き換わっています。単なる兵力は、外国に外注したり、コンピューターに置き換えた方が安上がりという事になります。

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日本では、今でも年功序列が残っており、企業の中に仕事はあまりできないけど、給料はそこそこという人がいます。しかし、日本も実力主義になると、40代・50代の『そこそこの給料』を貰っている社員が全くいらなくなります。コンピューターによって『仕事がどんどん効率化されている時代』において、単純作業をする人は必要ですが、それは若くて安い人材の方がいいからです。

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