沈没する中間層の特徴とは?投資する事に興味がない人たち
投資に興味がない人というのは、収益が出ないような買いものをしてしまいます。例えば、自動車などは、保有しているだけでコストがかかりますが、自分の収益を生み出す訳ではありません。単に『便利だから』という理由だけで自動車を保有していると、その年間コストがどれだけ自分の生活を圧迫しているかを気が付きません。確かに便利なんですけど、その維持コストというのは、半端なものではありません。
収益を生まないものを保有しない
収益を生み出さないものをなるべく保有しない事です。収益を生み出すものは、株式、債券・外国通貨、ウェブサイトなどの収益性資産になります。逆に収益を全く生み出さないものは、広い自宅であったり、多大なコストがかかる自動車の保有などです。収益を生み出すものを増やして、収益を生み出さないものを減らす事が大切になります。
労働者階級の多くは、自分が労働で得たお金を『一時的な娯楽』に使ってしまうので、継続的な収益を得る事ができません。
収益を生み出す資産を保有
収益を生み出す資産を保有すればするほど、労働時間を短縮する事ができるようになります。最初は労働依存型の人であったとしても、収益性資産を沢山保有する事によって、労働に依存しないスタイルの人生を目指す事が出来るようになるということです。そのためには、労働依存を脱却していく必要があります。
労働者階級というのは、労働によって稼ぐ以外の手段をしならい人達です。労働によって稼ぐ以外の方法を知らない、つまり『ビジネスを良く分かってない』とう人たちは、労働者階級から抜け出す事が出来ない世界になっています。
労働者階級による同調圧力
労働者階級の特徴としては、投資という概念をほとんど持ち合わせていない事です。政府プロパガンダによって、収入を得るは、労働する事だと信じ込まされているのです。実際には、労働者の条件が悪化しているばかりではなくて、社会保障が削られているばかりではなくて、税金も上がっていて、労働しているだけで豊かになれる時代ではなくなっています。
アメリカでは、1980年代から金融が大きな力を持ち始めていましたが、日本もバブル崩壊後の規制緩和などで、労働者階級が没落していきました。例えば、イギリス居住に必要なイギリスの配偶者ビザ申請が20万円だとすると、労働者が申請するのに1ヵ月も労働しないといけないという事になります。こうした何か物事を行うための固定費用が毎年のように上昇する中で、労働賃金の上昇幅が少ないので、労働資産が持つ価値自体が大きく下落しているのです。そうなると、労働者は、労働時間を延ばすしか収益を得る方法がなくなり、結果として少子高齢化が加速する事になります。
収益を生み出す資産
・食事(労働資産の生産)
・ウェブサイト
・株式
・債権
・外国通貨(米ドル・人民元などの高金利通貨)
・まとめ記事
収益を生まない負債要素の強い偽資産
・広い自宅
・自動車の保有
・無駄なサーバー
・固定の携帯料金支払い
投資に必要なのは知識と情報力
投資で必要なのは、投資するために必要な知識と、そのための情報力になります。その情報というのは、多岐にわたっているので、自分から積極的に情報収集を行わなければ、情報能力を高める事ができません。そして、自分独自の情報能力を高められなければ、その事が資産を大きく失わせることに繋がってしまいます。
海外の投資を行うのであれば、実際に現地に視察に行ってみたりする事も非常に重要ですし、現地の言葉が話せたらなお良いという事になります。現地の状況も分からずに高額なお金を投資するのは、ギャンブルと同じであり、多くの人がフィリピンのコンドミニアム投資、マレーシアの住宅投資などで失敗しています。出口戦略を立てられないので、購入したものを売却する事もできない事も多くなっています。
資産を手放せば奴隷化する
株式から収益を得ていた人たちは、その株式が大暴落して資産価値を失ってしまえば、今度は自分が働かなければいけない状況に陥ってしまいます。
ローマ時代のローマ市民は、奴隷を手放してしまうと自分が働かなければいけなくなるので、奴隷は最後の資産と言えるものでした。貧しい自作農も1-2人の奴隷がいたほどで、貴重な財産として大切にされていたという事です。現代社会においては、中間層を階級分けして資産を持たない奴隷化の計画が進行しており、中間層の多くが奴隷の階層に転落し始めています。