ノマドワーカー

ノマドライフを過ごすための生き方

  • 10 May 2022
  • のぶやん
ノマドライフを過ごすための生き方

ノマドワーカーになるためには、「自分の荷物をどう保管するか」という問題が常に存在してくることになります。バック1つ、スーツケース1つで動けるところには限界があるからです。また、車などを所有することは、駐車料金などがかかる分だけ無駄になってしまうでしょう。

本物のノマドは定住しない

本物のノマドワーカーは、定住することがありません。カフェで仕事したり、コワーキングスペースで仕事をしても、家が同じ場所であれば全くノマドワーカーと呼べる存在ではありません。ノマドワーカーとは、1ヵ所に長期間滞在し続けない生き方のことだからです。

荷物が最小限である

ノマドワーカーの特徴としては、引っ越しの回数が異常に多いということがあります。遊牧民は、頻繁に引っ越すのと同じで、ノマドワーカーも頻繁に引っ越しを行います。荷物を最小限に抑えていく必要がでてきます。

自由に移動することができる

会社員は、シフトが決められているかのごとく「移動の自由」がありません。自分が休みたい時に休むことができないのです。月曜日~金曜日まで拘束されて、土日だけ休むのでは、自分の自由な生き方を追求することはできません。

スキルを磨くことができる

ノマドワークすることは、単純に仕事のスキルだけではなくて、生き方そのもののスキルを磨くことができるようになります。自分らしい生き方を追求するうことで、ありとあらゆる知識に敏感になることができます。

固定ワーカー最大の問題点

固定ワーカーの最大の問題点は、不動産のコストがあまりに高すぎるということです。東京都心では、月額7~8万円になります。手取り15万円~20万円の人が不動産にそれだけのコストをかけてしまうと、手元に残る金額で生活すると貧困ラインになってしまいます。日頃からお金がなくて、旅行など行けたものではありません。旅に出なければ、視野が狭くなって、洗脳されやすくなってしまいます。

視野が狭くなってしまうことは、自分自身の競争力を失う事を意味しています。今は良かったとしても、人間の付き合いの幅が狭まることで、新しい技術革新などに対応することが難しくなってしまいます。

移動できる自由は、実際に行使できない場合が多い!ブログを書いてノマドワーカーになる方法

  • 18 August 2017
  • のぶやん

安藤美冬さんが『ノマドワーカー』として情熱大陸で紹介されて久しいですが、実際に安藤美冬さんは、ノマドワーカーとして生計を立てる事に相当に苦労していたようです。安藤美冬さんの場合には、ノマドワーカーの収入源として、書籍の出版であったり、ブログなどがありますが、実際にはセミナーや大学講師も行って幅広く活動していたようです。

ブログで生計を立てる難しさ

ブログで生計を立てるというのは、アクセス数が非常に多くないと難しいとされています。実際にチャレンジする人もいますが、ほとんどの人がブログだけでは生計を立てる事ができずにいるのが現状でしょう。人気ブログになったとしても、そのアクセス数を維持する事も大変です。

20代女子のブログであれば、写真などを出す事でアクセスが集めやすいという事もありますが、30代女性になってくるとはあちゅうみたいに10年ぐらいストックを持って多数のメディアに出演していないと厳しいような状況にあるでしょう。ブログで生計を立てている人には、20代前半ぐらいが多そうです。

重要になる記事ストック

ブログで稼ごうとするならば、とにかく重要になってくるのが、閲覧される記事の量・ボリュームです。記事が多ければ多いほど、検索エンジンにも有利になるので、出来るだけ記事が多い事に越した事はありません。このブログのように記事の量が膨大であったとしても、検索エンジンに無視される事もありますが、それはそれで仕方ないです。とにかく記事がないとお話になりません。

記事ストックは、最低でも数百~数千本ぐらいはないと、まともにブログで稼ぐ事は難しいでしょう。たまに八木仁平さんのブログようにすぐに話題になって、ブログで稼げる人もいますが、そういう人は稀だと考えるべきで、普通にやるなら数百~数千の記事がないと稼ぎにもなりません。

アフィリエイト記事が必修

ブログにアドセンスなどの連動広告を掲載するだけで稼ぐとなると、アクセス数が膨大にないといけないので、極めて困難になります。そこで、記事の中にアフィリエイトを入れて商品などを紹介する事は必ず必要になります。イケダハヤトは、VALUのビットコインなどのアフィリエイトを行っていますし、八木仁平さんは、出会い系サイトの宣伝を行っています。いかに自分の記事の中に自然な形でアフィリエイトを紹介できるかが売り上げのキーポイントになります。

ブログ記事の炎上などでアクセスを集めながら、自然な形でアフィリエイト記事を量産して、そこにアクセスを集めるようにすれば、アドセンスなどの連動広告に依存しなくても、かなりの成約を期待できます。

他の人と差別化が必要

ブログにアフィリエイトを連発していくと、個性が失われた単なるアフィリエイトブログになり、ユーザー離れを引き起こしてしまいます。他の人とブログをしっかりと差別化して、『ここにしかない納得できる情報』を提供していく必要があるでしょう。意見であれば、この人が発信する意見は面白いと思われる必要がありますし、情報であればこの人が発信する情報は役に立つと思われる必要があります。

他の人と違う情報を発信する為には、稀な経験をしていたり、毎日が『他の人と違った行動』である必要が出てきます。他人と違う行動を続けていくだけで、その人の行動にはプレミアムが付く事になります。この世の中では、他人と違った行動をする事は難しいのですが、それが継続的に出来る人は価値が高まっていく傾向があります。

自分が持つ情報は特別かどうか

情報発信する場合には、自分が持つ情報が他の人が知りたい情報であり、かつ自分のような少数の人しか知らない情報であるかどうかは、常に考えて情報発信する必要があるでしょう。ニュースで知った事を単にシェアしても、それは誰もが喜ぶ情報ではなくなってきています。自分なりの切り口を入れたり、分かりやすい解説を行う事でシェアする確率は高まります。

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会社を辞めて独立するなら早い方がいい!会社員のメリットが少ない社会

  • 21 May 2017
  • のぶやん

日本の場合には、会社に勤務していると、全て会社の事を優先に考えさせられる事を強要されてしまいます。

会社員のメリットとデメリット

会社で安定して給料が貰えるというのは、会社で働く最大のメリットではありますが、一方で自由に時間を決定できないという大きなデメリットも存在します。そして、自由に時間がコントロールできない事は、人生において非常に大きなストレスになる可能性があります。会社員として勤務し続ければ、それなりのお金を貰えるようになるはずなのですが、自分で生活の時間をコントロールする事は極めて難しいと言えるでしょう。

会社の正社員であれば、自分で時間をコントロールしなくても給料がそれなりに貰えるはずなんですけど、これが派遣社員・非正規雇用などになってくると、時間はコントロールできない上に給料も少ないという非常にやばい状況になってしまいます。先ず、派遣社員・非正規雇用になっている人にとっては、正社員より独立の精神的なハードルは低くなるかもしれません。

時間の束縛が多い会社員

会社員の時間の束縛というのは、想像以上に負担の大きなものです。自分でビジネスをやっている人であれば、ほとんどの日程を自分の手帳で管理できたり、人に依頼したりすることができます。しかし、会社員は会社との契約の上で決められた時間に出勤して、決められた時間に退社するような働き方が一般的になります。

平日に出勤して、土日に休むようなサイクルの上で、家庭の事も考えなくてはいけないのは、実際にはかなり大変です。家族旅行に行きたくても、会社の日程に合わせる結果として、チケット代が異常に高いゴールデンウィーク中に移動する事になれば、それだけで大きな出費がかかってしまいます。

家庭を支えるのは誰かという問題

会社の事を優先して考えた場合には、誰かが家庭をサポートしてくれないと、家族がうまく回らない事も多いです。日本の場合には、夫が会社に全て合わせて働いて、妻が専業主婦をするような家庭が多かったのです。夫婦ともに会社に勤務していたりすると、どちらも会社の予定で動くので一緒にいられる時間が少なくなったり、一緒に旅行に出かける時の日程が合わなかったりしてしまいます。

夫と妻が共働きでどちらも働いていると、家庭の収入が多くなる事は確かですが、子育てを誰がするのかという問題が生じてしまいます。妻は、仕事場で働いた上に子育てをするという事になって、ほとんど自分の自由な時間を確保できないという可能性も出てくるでしょう。

毎日、起きるだけでストレス

毎日のように絶対に遅刻できないように朝早く起きて、仕事に行く準備をするというのは、本当に凄いストレスになります。仕事に遅れると迷惑がかかるからと、仕事に行く為に集中してぐっすりと眠る事もできません。消灯する時には、遅刻しないようにと目覚ましを必ずセットして、緊張感を持って寝る必要があります。こういった緊張感がありすぎる生活のストレスは非常に高いものです。

自分で時間をコントロールする事ができないと、様々な場面でストレスを抱えたり、ロスを抱えたりする事が出てきます。例えば、旅行でチケットが高い時期に行かなければいけなくなったり、プライベートを犠牲にして会社に迷惑がかかるからと残業をしなければいけなかったりする状況が出てしまいます。自分でビジネスをやれば、そういった状況をコントロール出来る可能性が高くなります。そして、朝早く起きるのも自分の為なので苦痛ではなくなります。

お金を稼ぐ方法いろいろ

お金を稼ぐ方法は、1通りという訳ではありません。正社員で我慢して勤務して、20代から節約をずっと続けて、それを投資にあてていれば、恐らく40歳ぐらいでギリギリで会社を辞めるぐらいいけるかもしれません。

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安藤美冬の引越し回数9年で8回は別に多くないよ!

  • 21 January 2016
  • のぶやん
引っ越し

安藤美冬のWikipadiaを眺めていたら、『9年間で8回の引っ越しをするほどの引っ越し好き。』と書かれてありました。そこで、私も引っ越し回数を数えてみたら、安藤美冬さんよりも圧倒的に多いことが分かりました。1年間ほど同じ場所に住んでいる事というのは、あまり多くなかったような気がします。引っ越しが好きという訳ではないのですが、必要に迫られて引っ越してきたという事でしょうか。

引っ越し

私の場合、引っ越し回数とか、どこでも仕事ができますということで言えば、安藤美冬さんよりも明らかに「ノマドワーカー」のような生き方を実践している気がするのですが、、、、まあ、ノマドも何でもいいです。安藤美冬さんと違うのは、ノートパソコンも一応あるけど、ノートパソコンだと仕事にならないという事ですね。最低でも2台ぐらい大きな画面がないと仕事にならないです。私が日頃から気をつけていることは、なるべく人とのアポイントなど入れないということです。自分の時間を大切にしてこそ、人生かなと思っています。

ノマドワーカーが気がついたら大学講師に

ノマドワーカーとして情熱大陸などに紹介されていた安藤美冬さんですけど、気がついたら大学の専任講師になっていました。ノマドワーカーとは、大学講師のことだったんでしょうかね。私の勝手な見方なんですけど、ノマドワーカーというのは、恐らくはテレビ出演とかする大学講師みたいなものだったのではないでしょうか。確かに、大学講師など学術面で活躍する人で、テレビなどに出演して活躍していく人はたくさんいますね。ノマドワーカーというよりは、どちらかといえばタレントワーカーといったような感じでしょうかね。

同じ場所にしばらくいると飽きてくる

今まで何度も引っ越しを行ってきたせいか、同じ場所にしばらくいると何だか飽きてきて、「別の場所に移動したいな」と思う事が多いです。自分の成長に合わせて場所を移動していくというか、少しずつ成長して場所を移動して行くのが良い気がします。田舎、外国、都心など。移動する度に「自分の状況が良くなっている」と感じられるのがメリットだと思います。状況が良くならないと、なかなか引っ越しとかもしづらいですね。

同じ場所にいると、同じような人であったり、同じ価値観の人と固まってしまって、自分にマイナスになることが多いように思います。そういったことを避けるためには、頻繁に環境を変えながら自分を向上させることが求められるように思います。

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フランスにおけるレストラン人種差別は本当にあるのか?

  • 10 June 2015
  • のぶやん

私はパリが大好きで、パリに何度も行ってるし、パリ以外にもフランスの幾つかの町に旅行に行ったりしたことがありますが、人種差別というものを受けた事が1回たりともありません。むしろ、ホテルなどで優しく優遇された経験はあって、例えばホテルの部屋が当日に突然の訪問で1日分しか空いてなかったという事があって、そしたら次の日からもっと良いホテルを同じ値段で予約してくれたりとか。ホテルの道が分からなくなったら、ホテルのオーナーがホテルの前で夜中まで待っててくれたり。もう、差別というより、素晴らしい経験がかなりあって。

何ヶ月もパリに滞在していた私がほとんど差別なんてものを経験した事がないのに、何日か旅行した方が差別されるというのはどういうことなんでしょうか?

あのね、日本人は日本で良く外国人を差別しますけど、それに比べたらフランスなんて外国人の旅行客に慣れてる訳だし、移民も多くて、そんな露骨な差別なんてほとんど見ないですよ。フランス人の多くが黒人だろうが、アジア人だろうが結構寛容な所があって、性別、国籍はあまり関係ないと思っています。だからね、差別を受ける原因も、差別される側にもあるんじゃないかなと思う訳です。何かマナーが悪かったり、コミュニケーションを取るのが難しかったりと。

パリのレストランで奥の席に通されるか

パリのレストランもかなりの回数を利用していますが、まあフランス人の友人と一緒に歩く事が多い為か知らないですけど、わざわざ奥の席に通されたという経験は覚えている限りないですね。別に、どこの席でも案内してくれるならいいんじゃないですか?No second Lifeの立花さんとかパリにたまに非常に短期の旅行に行って、「カフェで奥の席に通された」とかブログに書いてますけど、何かの勘違いじゃないかなと思う訳です。

たとえ、白人ばかりの席でアジア人が座ったら雰囲気を崩すと店員が思ったとしても、それはそれでいいんじゃないかなと私は思うんですね。日本でも上座と下座というのがあるけど、最近はそういうの気にしない若い人も増えています。何故なら、上座と言って奥の方に女性を座らせると、女性がトイレに立ちづらくなってしまうからです。ほとんどのフランス人の店員なんて、そんな深く考えてないと思うし、嫌ならば「テラス席がいい」と希望すればいい。ブログのネタなのかもしれないけど、詰まらないことを考えすぎない方がいいと思う。

ヨーロッパは階級社会と言ってますけど、階級社会が色濃いのは特にイギリスであり、共和制をとるフランスでは、階級社会はそれほど表面化してないです。確かにそれがあるにしても、こんなたまに少し旅行に行ってヨーロッパについて知ったかぶりして書いているのがノマドワーカーだと思うと、ほんと腐ってると思います。それよりも、いくら旅行者だからって、カフェで寛いでいるテラス席を撮影しているのはどうなの?という話です。こうやってカフェなんかで勝手に人を撮影するのはマナー違反だと思うし、そういう所を店員に見られてるんじゃないでしょうかね。つまり、自分のマナーが悪い事に気ががついてないんですよ。

コミュニケーション能力の低さに起因するのでは?

GAKUTOも最近になってフランス人の人種差別があったとブログを更新していますが、これも本当に人種差別であったか疑問ですね。席の案内なんてほとんど適当ですし、私がお店でアルバイトをしていた時なんて、空いてる席にどこでもいいから通せと教育されていて、別に客なんて見て無かったですよ。まあ、空いている席でなるべく良さそうな席を選んではいましたけど、お客さんが希望すれば、そちらの席で大丈夫なのが普通ですよね。

コミュニケーションが上手に出来ない事をお店のせいにしていませんか?という事です。どの席を希望するか最初から自分で言えば良かったと思うのです。フランス人は英語を嫌うとかいわれてますけど、別に客の立場で行けば、最近はフランスのほとんどどこでも英語でも普通に応じてくれますし、しっかりとコミュニケーションを取れれば、差別されたという「誤解」も理解に変ると思うんですけど。

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ノマドワーカーの本質

  • 10 August 2013
  • のぶやん

ノマドワーカーという働き方が一部のIT好きの人々に注目されるようになってから何年か経ってきて、その言葉が一般の新聞などでも出回るような事が増えてきました。また、エンジニアとライターで、2泊3日の“沖縄ノマド”生活 (1/4)であったり、「ノマドワーカー」体験 5日間でわかったこと…などで実際に体験した記者さんの様子なども描かれています。また、会社をノマド化した在宅ワークとノマドを一年以上続けてみた感想まとめなどにもまとめられています。

ノマドワーカーでも行える仕事として一般的なのは、ITの仕事を請け負うエンジニアであったり、ブログなどで生活しているプロのブロガーであったり、書籍の出版やネットで書き物をするライター、投資を専門にしている投資家などもノマドワーカーになれるという可能性があるでしょう。いずれも共通しているのは、インターネットを活用して収入を得られる手段を持っているという事です。

ノマドワーカーが可能になる理由

ノマドワーカーという働き方が可能になるのは、FacebookやTwitterでどうのこうのと語られる事が多いです。早い話は、クラウドを利用して無形資産(invisible asset)を保有する事によって、仕事の効率が最大化されるので、喫茶店で遊んでいたとしても金が入ってくるので何とかなりますよ!というのがノマドワーカーの本質かと思います。

例えば、2ちゃんねるまとめサイトの大手管理人が喫茶店で2ちゃんねるまとめサイトを更新していて、それで1ヶ月に100万円の収入があるといえば、そういう働きかが不可能ではないと分かります。また、Twitterのフォロワーが20万人も30万人もいるのであれば、営業活動なんてしなくてもTwitterを通じてどんどん仕事が入ってくるので、普段は自分の様子を喫茶店でつぶやいていて、仕事が入ってきた時だけ外にでていくという働き方も可能になります。

いずれも無形資産(invisible asset)を保有できたか否かというところでノマドワーカーが可能か否かという事が分かります。

逆に言ってしまえば、何も無形資産(invisible asset)たるものを保有していないのに、カフェで仕事をしているふりをするという事は、ノマドワーカーというよりは、単に遊んでいるだけになってしまいます。TwitterやFacebook、ブログでさえも最初は単なる趣味の人が多かったのですが、それが爆発的な人気を博した人に関しては、プロとして独立できる環境が整ったという事でしょう。いずれにしても、趣味をマネタイズするにはそれなりのスキルが必要で、そのスキルを持ち合わせた方がノマドワーカーとして活躍しています。

ノートパソコンでの仕事効率

私は基本的には、パソコンはほとんど全てデスクトップパソコンを使うようにしています。理由としては、ノートパソコンは画面の大きさが小さいので、作業の効率が落ちてしまうからです。ブログの記事更新ぐらいなら、確かにノートパソコンでも何とかならないわけではないですけど、NAVERまとめみたいに大量の情報の中からピックアップする為には、複数のタブを開いて良い情報を短時間で探してくる必要があるので、ノートパソコンではとても作業になりません。まして、閲覧に特化したタブレットPCでは仕事どころかメールの返信すらままならない状況でしょう。

私も実際に海外にいたときに小さいパソコンで仕事しようと試みた事がありますが、効率があまりに悪すぎて、本当にうんざりした記憶があります。仕事として効率を高めようと思うのであれば、とにかく画面の大きさだけは必要になると感じています。ノートパソコンを使うのは、ホテルに滞在した時がほとんどで、それ以外はデスクトップの前にいる事が多いです。

喫茶店で仕事できない

喫茶店という場所は、ゆったりとコーヒーを飲んだり、友達とお話する場所であって、仕事をする場所としては適切ではありません。それでも、書籍・雑誌を読んだり、新聞を読んだり、もしくはタブレットPCを読んだりするには悪くない場所なんです。しかし、集中して何かを生産するとなると、これが喫茶店ではできない事が多いのです。

アイディアは喫茶店で浮かべて、ノートにメモしておいて、実際の作業は職場のデスクトップの前で行うというのが圧倒的に効率が良いでしょう。喫茶店では、仕事するというよりは、Facebookを手軽に更新したりするような場所ですが、そういったインターネットを活用して営業活動を行っている人にとってみると、喫茶店で仕事をしても家で仕事をしても効率は大して変わらないのかもしれないですね。

無形資産の種類

ノマドワーカーは、いわゆる「無形資産」という資産を保有している場合が多いのですが、その無形資産というものを大きく分けると2種類になります。1つがブログなどの無形情報資産(invisible information asset)であり、Google AdsenseであったりNAVERまとめに代表される記事からの収益という事になります。もう1つは、無形人脈資産(invisible personal relationships asset)という事で、Twitterのフォロワー数であったり、Facebookのフォロワー数などが無形の人脈資産として営業に非常に役立ちます。

前者の無形情報資産の特徴は、それ自体に広告を掲載したりする事でダイレクトにお金が発生する(実際には広告自体は間接的ではありますが)という特徴を持っていて、従来の書籍のようなタイプのマネタイズの方法です。後者の無形人脈資産の場合には、Twitterのフォロワーであったり、Facebookのフォロワー数が多ければ、セミナーを行ったり、イベント、講演会などを行う時に告知すれば人が集まりやすいという多大なメリットがあります。最もコストがかかって大変な会員集めの部分を簡単に行えるメリットは大きいと言えます。

日本の営業の効率というのは大変に悪いと言われてきていて、それでも今までは何とか成り立ってきましたけど、そういう効率の悪い営業員を抱えて、何も成果が出ないのに給料を支払うわけにはいかなくなった。つまり、営業を外注しようという流れがでてきて、そういう外注先として注目されているのがフリーランスで活躍しているノマドワーカーでしたという話なのです。企業としてもフリーランスで活躍する人にセミナーでもやってもらって、人集めを代行して貰った方がいいという事になります。以前からあった事ではありますが、インターネットの活用でその流れが更に加速しています。

ノマドワーカーのまとめ

ノマドワーカーについてまとめると、TwitterやFacebook、ブログ、もしくはウェブサイトなどのクラウドを用いた無形資産(invisible asset)の形成に成功した人がノマドワーカーとして活躍している例が数多くあるという事です。彼らは何も持たないようでいて、実際には数万人から数十万人のフォロワーを抱えている(営業活動がそれだけで可能になる)という点で、無形資産家と言い換える事ができます。そして、無形資産家は、営業基盤があるので何をやっても注目されやすいという土壌があります。

逆にノマドワーカーになりそうでいて難しいのは、エンジニアなどの業種の人かもしれません。iPhoneやアンドロイド向けのソフトウェアを開発したところで、それがヒットするとは限らないですし、誰かに知ってほしいと思っても営業する基盤がなければ、何をどうする事もできないでしょう。ノマドワーカーになっている人たちの多くは、ソーシャルネットワークなり、検索エンジンなどを活用して、何らかのインターネットの営業基盤を持っているのです。

ノマドワーカーになりたければ、ネットの営業基盤を極めろ!

ノマドワーカーになる為には、TwitterやFacebookでフォロワーが数万人ほどいれば、それが簡単に営業できるツールになるという、そういう事なんでしょう。従来であれば、営業と言えば「飛び込み営業」とか「電話営業」が主体となっていましたが、今ではインターネットを使った営業もできるようになったという点で、個人・法人問わずに営業活動が広まっていくものと思われます。

従来の営業マンと言えば、外出先に出ていって、喫茶店で休むという営業マンのスタイルですが、そういった費用対効果が非常に悪い営業マンスタイルが薄れて、もっと効率の良いインターネットの営業というものが活躍する時代になってきているという事でしょう。

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「安藤美冬」のノマドワーカーとは、どのような職種なのか?

  • 6 March 2013
  • のぶやん

情熱大陸で「安藤美冬」さんという方がノマドワーカーの代表格として紹介されていました。ウェブ業界の片隅にいる私としては、ノートパソコンだけで仕事をするなどあり得ない事(不可能ではないけど作業効率が圧倒的に落ちる)なのですが、カフェでノートパソコン1台で仕事をできる人もいるのは、羨ましい限りです。「ノマドワーカーは会社嫌になっただけでしょ?」というかもしれませんが、会社に勤めるというのは誰が決めた訳でもなくて、収入源を別に確保できるのであれば早めに辞めるべきなんですね。自分の個性が反映されない会社にいたって、得られていたはずの収入が得られないかもしれないのはもったいない。

右肩上がりで会社に勤めていれば、ある程度の給与が保障された時代と違って、今の社会で会社勤めを続けてもメリットがないと感じる人は多いでしょう。年収300万というタダみたいな給与で働くのであれば、自分でフリーにでもなって、安い年収でも自分のやりたい方向性を追求していきたいと考える人がいるのは当然の事です。それ自体は、右肩上がりでない日本の経済状況の中で、当然とも言える選択肢のような気がします。「ノマドワーカー」という言葉が注目されますが、会社に属さずにフリーランスでやっている人は、米国で4分の1に達しているように日本でも増加中です。

ただし、若いフリーランスの人は、困った事に蓄えた資産もなければ、これといって目だった技術がない人が多いのです。金もなければ、技術もないというのでは、目先の収入を得ていくだけでも大変です。現実問題として、若いフリーランスの多くは、かなり収入を得る事に苦労している人が多いのが現実でしょう。安藤美冬さん、立花岳志さんなどは、その「ノマドワーカーの生き方」自体を商品にして、「どのように生きるか」を考える機会を社会に商品と提供していると私は捉えています。今の社会では、そういった商品にもそこそこ需要があるからテレビにも取り上げられるという事でしょう。

ウェブプラットフォーム

このブログのテーマとしては、「ウェブ情報資産」なので、ブランディングするのは「情報を持ったクラウド上のコンテンツ」であって、自分のセルフブランディングのブログではありません。ウェブ上にある情報というものに価値をもたせて、そこから収益をあげる方法を模索しましょうというブログなのです。その為に役立ちそうな情報を発信するという意味でこのブログを書いています。

ウェブ上のコンテンツであれば、時代が流れて流行らなくなったらブログでもサイトでも閉鎖して、別のサイトやブログを開始すればいいだけです。おおよそ5年もすれば、以前のブログやサイトなんて見向きもされなくなります。ただし、フリーランスでセルフブランディングの難しいところは、時代の流行に合わせて自分を的確に変化させないと、収入自体が完全にゼロになってしまう事です。この点では、芸能人のような職業と言えるかもしれません。まあ、それを言っちゃうと、プログラマーが同じプログラム言語でずっと戦えないのと一緒なんですけどね。

ノマドワーカーのセルフブランディング

ノマドワーカーとして本を出版している立花岳志さんにしても、安藤美冬さんにしても、核となっている部分は「セルフブランディング」のようです。自分というものを商品化して、自分の価値を人に理解して貰う事によって、様々な場面で活躍しようという事です。

現実として、今までメディアを通じて有名になった田原総一郎さん、勝間和代さんのようにセルフブランディングに成功して、有名になっている人はいます。田原総一郎さんは、政治、社会学などの発言が注目され、勝間和代さんは、ビジネス、企業会計などの発言に強いという印象を持っています。自分の強みが決まっていてのブランディング化です。

10年前の感覚であれば、セルフプロデュースのやり方と言えば、出版社やテレビ局というメディアに自分を売り込む事でした。それが、今ではTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを利用して、セルフブランディングができると言うのです。自分の営業活動の部分をTwitterやFacebookのソーシャルメディアを使うことによって「セルフブランディングしましょうよ」という事らしいです。自分の強みを売り込みましょう!という事です。

ノマドワーカーとルパン三世

安藤美冬さんが情熱大陸で述べていたのは、ノマドワーカーは「ルパン三世」のように必要な時だけプロジェクトで集まるという事です。この考え方は、アメリカのシリコンバレーで「必要な時に会社を超えてプロジェクトとして形成する」という考え方にも似ていて、なるほど!と思います。しかしながら、気になってしまうのは、ルパンは頭と技能を使って商売をして、次元はピストル、五右衛門は斬鉄剣、不二子は色気というように、4人とも強烈な個性が売りで、常に担当が決まっています。

安藤美冬さんは、何かの専門家というよりは、キャリアは「営業ウーマン」に近い感じがします。営業を得意としている人は、何でも人に売り込む事ができて、漠然とした自分の魅力さえも人に売り込みをかける事ができると考えます。それがいわゆる「セルフブランディング」だとすれば、その手法に興味を持つ人は確かに存在しているのだろうなと思います。

専門家も厳しい時代

今では、弁護士だって営業活動をしなければ生き残れない時代になり、年収100万円以下の「貧困弁護士」が生まれ、国選弁護士は奪い合いという状況のようです。また、「歯医者さんはコンビニよりも多い」と言われるぐらいで、歯科医になったところで、ぼろ儲けできる時代でもなくなっています。経済状況が悪ければ、専門家になったからといって収入が保障される訳ではありません。

何に人々の需要があって、お金を生むかというのは、実際の所は未知の所がある訳です。専門的な知識、資格=金になるという思い込みは、社会の一般常識ではあるのですが、現実的に専門的知識がお金になるとは限らなくなってきています。一方で、「セルフブランディング」のようなものでも、1人食べていくぐらいの収入を確保している人は沢山います。何がお金になるかは、人々の需要を捉える事であり、需要に合致してれば、お金は自然に入ってくるのでしょう。

セミナーとコーチング

アメリカでは、プライベートのコーチングなども発達しているようで、企業のオーナーなどの相談役として個人のコーチを付ける人もいるそうです。週に1回の30分の電話相談を月に4回など、プランがあるそうです。ノマドワーカーもメール相談サービスなどのコーチングを得意としているのかもしれません。セルフブランディングのコーチといったところでしょうかね。確かに、お金持ちで「誰かに相談したい」とぃう人に需要はありそうですよ。

また、セルフブランディングを不得意としている人は、セミナーなどに参加するかもしれないですね。毎月何度かセミナーや勉強会開催していけば、食う事には困らなくなりそうです。ノマドワーカーとは、結局のところは、米国で流行っているともされる自分を売り込むコーチであったり、セミナーのようなものが得意な人なのかもしれないと思ったりもしました。

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