現在、芸能人などの指標は、Twtterのフォロワー数だけではなくて、Instagramのフォロワー数も重要になるようになってきました。Instagramは、写真をアプリから直接アップロードするサービスで、10代後半から20代ぐらいまでの人に爆発的な人気になってきています。フェイスブックよりもオープンにしている人が多いのが特徴で、芸能人、モデルなども使っています。
特にライフハック系に強さを発揮しており、女子向けのライフ写真がウケがいいように感じます。美女が見せる生活の様子が写真との相性が抜群で、文章が少なくて良いので、投稿する側、見る側ともに負担が少なくて済むのです。スマートフォンだからこそ、撮影してすぐに投稿できるというのもInstagramの人気の理由と言えるでしょう。白いふちで美しい写真が並んでいるところは、女子力の高さを競う良い場所となっているようです。
インスタグラムの影響力が重要
どこかの事務所に所属している芸能人である訳でもないのですが、フォロワーを数万人単位で抱えており、かなりの影響力を持っているので驚きます。金を使ってリア充を楽しんでいる様子を多くの人がどうして投稿しているのか?それは、リア充している人間と「多くの人が友達になりたい」と思っており、リア充していないデブでキモイ奴と友達になりたいと思う人はいないという社会になりつつあるからです。多くのフォロワーからInstagramの写真などに反応があれば、自分に自信が付きますし、更に輝きを増すというものです。
村上萌さん
https://instagram.com/moemurakami_/
さすがにライフプロデューサーとして、2万5000人のフォロワーを付ける人気ぶりです。
はあちゅう
https://instagram.com/ha_chu/
村上萌さんには及びませんが、それでも11000人の利用者を抱えています。
こうしたフォロワーが多い「リア充組み」の特徴ですが、とにかく投稿枚数が多いということがあります。投稿枚数は数千枚にもなっており、それだけ「良い写真を見せる為のコスト」もかけている事になり、ある意味ではマーケティングコストというのでしょうかね、フォローを集める為に素晴らしい生活ぶりを披露していかなければいけないんですよね。
自分の生活に近い人が集まる
Instagramにアップロードしている写真によって、生活の質というよりも、食べているものが分かるだけで生活の質とか考え方とかをうかがい知る事ができます。先ず、いけてない人間というのは、健康に対する意識が低くて、食べるものが良くないものを食べている傾向があります。いけている人間というのは、食べるものに気を使っていて、健康意識が高いのです。
ラーメンの写真とか平気で掲載している奴は、大体がいけてない人間ですね。健康意識が高い人は、ラーメンとかあまり口にしないと思いますので。マクドナルドとかはもってのほかですわ。そんなゴミが食うのが好きな人が近くにいたら、友達としての付き合いを考え直した方がいいというものですね。マクドナルドを好きな人は、お金にも生活にもルーズな人が多いですからね。
多くの人は、無意識のうちにInstagramで「付き合いたい人間」「付き合いたくない人間」を決めているのでしょう。あとは、いけてる人というのは、ほとんどの人が「旅行の話題」が入ってきます。旅行でどこに行ったというのを1年に何回かあるという事は、そうしたゆとりとお金があるという事を意味しています。
更に言えば、人に自分の写真を含めて公開していくという事は、常にファッションセンスに気を使わなければいけないので、ファッションのセンスであったり、ファッションに投下するお金を求められています。洋服を季節に応じて買い続けるというのは、毎月のように数万円、女子であれば5万以上かかる事は確実で、その財力が無い限りは、人に見せるようなファッションを維持する事は厳しいでしょう。
芸能人たちでも負ける社会
個人がここまで情報発信して強くなってくると、芸能人などでも簡単に勝てない人たちも増えてきています。それは、フォロワーを10万、100万単位で抱える超有名人であればいいかもしれませんけど、事務所に所属しているだけで売れていない芸能人などというのは、フォロワーの数や知名度において、インターネットの有名人にも負けてしまいます。