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複雑化する関連キーワードSEO

  • 19 May 2019
  • のぶやん
複雑化する関連キーワードSEO

ジョンレノンと言えば、イギリスを代表するミュージシャンです。ジョンレノンに関心がある人は、イギリスに関心があるかもしれないし、音楽に関心があるかもしれません。ジョンレノンの記事にキーワードを付与するとすれば、イギリス、ミュージシャン、音楽というようなものになるでしょう。奥さんのオノ・ヨーコさんは、ニューヨークに在住しており、キーワードとして芸術家、アメリカなどのキーワードを連想することができます。

こうして考えて見ると、1人の人物に関する代表的キーワードは、非常に沢山ある事が分かります。

複雑化する関連キーワードSEO

広告で活用できる連想キーワード

ジョンレノンに興味がある人には、どんな広告が適切でしょうか?広告を考える時、単純にキーワードだけでは、本人の嗜好を予想するのが困難だということが分かってきています。ジョン・レノンが好きな人が、音楽好き稼動か分からないし、イギリスが好きかどうかも分かりません。

結局、個人にカスタマイズされた「好み」の情報を出す必要があり、そのために年齢層、個人の好みなどを適切に把握する必要があります。

人間の営みとキーワード

ある特定の人物に焦点を当てた場合、出身場所、出身国、住んでいる場所などの属性は、確実にキーワードとして存在することになるでしょう。

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世界中の多くの人がGoogle社のサービスを毎日のように利用している実態。広告が人々を洗脳して支配する社会

  • 8 April 2018
  • のぶやん
スマートフォン
電車の中にある広告

Google社のサービスは、私たちの生活の中に入り込んでいます。多くのスマートフォンがAndroidというOS上で起動しており、パソコンOSの中心となったWindowsと違ってスマホのOSではAndroidが中心に利用されています。Windowsと違い無料で普及しました。

スマートフォン

毎日使ってるGoogle社サービス

私たちは、ほとんど毎日のようにGoogle社のサービスを利用しています。スマートフォンを保有している人の多くがAndroid OSが搭載されているスマホを持っており、そのAndroidを通じてGoogle社のサービスを使っています。

Android自体は無料ではありますが、ほとんどGoogleサービスと連携されており、Google検索はもちろん、Google Map、Google Playなどが標準で付属しています。どのような情報がGoogle社に送信されているかユーザーにはPCより分かりづらくなっています。

巨大化するGoogle社

Google社は、グローバル展開のビジネスを展開しており、その時価総額は数十兆円にも及んでいます。主にGoogle検索を用いた広告事業で稼いでいて、非常に数多くの(月間1社と言われる)企業を買収して巨大化しています。

買収した企業の中で最も成功したとされている会社の1つがYouTube社です。Google社の保有する巨額の資金で動画をいくらでもアップロードできるプラットフォームを提供して、他者を全く寄せ付けません。例えば、日本のニコニコ動画では資金力で太刀打ちできなくなっています。

便利なサービスを使わない選択

Google社が提供しているようなサービスは、非常に便利に利用できる一方で、サービス依存を強める事で『無意識のうちにお金を吸い上げらる』というデメリットも存在します。自分でも無意識のうちに広告に脳が支配され、消費行動を判断できなくなってしまうのです。

Google社は、利用者にサービスを提供する一方、事業者に対してビジネス機会の提供も行っています。例えば、Google Adsenseによる広告収入の分配です。広告収入の分配を受ける為にサービスを利用するのは仕方のない事ですが、それ以外のサービス利用を控えた方が良いのも事実です。簡単に言えば、『広告を作って騙す側』に立つという事になる。

広告による完全な洗脳

広告による洗脳は、新聞などの商業プロパガンダとして100年以上前から使われてきました。それは、テレビという大衆が視聴するものが出来上がった事で大型化していきます。テレビ広告を連日のように放送する事によって、国民を洗脳する事が可能になったのです。

電車の中にある広告

例えば、東電・東芝などが一緒になって『原発を安全だ』と宣伝しているうち、東電それ自体もそれを信じ込むようになっていきました。東芝の年間広告費は、数百億円とも言われており、海外でもニューヨーク、上海などにおいて、ビルに巨大広告を出している事は知られていました。しかし、製品が劣化する中で広告では売れなくなっていたのです。

電力会社による原発広告

電力会社は、年間200億円以上の金額をかけて、40年間も原発の広告を打ち続けてきました。それによって、原発の安全神話を広めて、原発の投資を行う事に対する国民の支持を集めてきた訳です。国民は、自分でお金を払って自分たちが洗脳されている事に気が付きませんでした。

原発ビジネスというのは、国民から集めた多額の資金を多くの利権者が分け合う事が出来る非常に「おいしいビジネス」であったのです。国民は税金のように電気料金を支払って、それの半分以上が利権者の懐に入る仕組みでした。実際には不要な、そして危険な原発がこうして運用されてきたのです。

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日本政府が福島の農家も食べない『放射性廃棄物』を食べて応援の狂気!

  • 30 December 2016
  • のぶやん

放射性廃棄物の横で栽培される福島の米

福島のお米は、放射能汚染にさらされていて、以前であれば『放射性廃棄物』として処分されていた値までも出荷されています。

福島県の小児甲状腺がん多発

福島県では、子供が普通はかからないとされている小児甲状腺がんが多発しています。

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Google検索エンジンが故意リンクをはじいた結果、被リンク禁止のサイトばかり上位表示されている

  • 16 August 2016
  • のぶやん

Googleの検索エンジンは、最近になって特に被リンクを重視しなくなって、文章量を重視する傾向が強まっています。もちろん、被リンクが分散されて大量にあれば、それはそれなりに重視されるのですが、非リンクが分散されずに少ない場合は、Googleの検索エンジンの上位に表示されないようになってしまいました。

並列の中における検索エンジンの無効化

検索エンジンというのは、コンテンツを見つけるのに有効に作用しますが、実際にインターネット上で溢れているコンテンツであったとしても、自分に有効なコンテンツを見つけるのは容易な作業ではありません。例えば、秋田県能代市に観光旅行に行きたいと思った時には、地元の人がオススメするお店に行きたいとしても、地元の人がそうした情報発信をしているとは限らないからです。こうした傾向は全国的にあって、地元の観光協会、観光業者などがウェブサイトで少し情報公開しただけでは、十分に情報が得られるとは思えないからです。

2010年頃からスマートフォンでサイトを見る人が急増して、今ではウェブサイトのアクセスの8割がスマートフォンからというのも珍しくなくなりました。サイトによっては、9割がスマートフォンからアクセスがあるというサイトも存在しています。そういったスマートフォンが主体となると、『スマートフォンで見やすいウェブサイト』というのが非常に重要になってきます。具体的には、見出しがはっきりしていて、インパクトがある写真があって、そして文章がはっきりとして読みやすいという事が重要です。そうした文章であれば、電車の中で1時間でも読み続けられるからです。

地元の人が行く場所を紹介したい

今の定番として、買う、食べる、泊まる、観光スポットなどで紹介したりしますけど、実際にそういった定番スポットだけで楽しめる街というのは、少ないのです。そこで大切になるのは、地元の人にインタビューするなどの方法です。実際に地元の人が行く場所などは、どういった場所であるかが知りたい事も多いですし、地元の人でも特に観光情報に詳しい人、料理店に興味がある人がサイト上でガイドしてくれると、全く違った魅力を楽しめます。

地元の人が行く場所を本当に知りたければ、地元の人のネットワークを使って、そこに入り込むのが一番です。地元の人が行く場所というのは、意外と普通の場所でありながら、地元の特色が出る場所が多いからです。友達を大切にしましょうというのは、そういう事なのかもしれません。そして、親兄弟まで巻き込んで親しくなって、簡単に離れられないようにする事もポイントでしょう。検索エンジンは、その点を全く提供してくれず、提示してもくれない。人間関係が築けるのは、結局は人間関係だったりします。

インスタグラムは人と繋がれるか

Facebookのコミュニティであったり、インスタグラムなどは、知らない人と繋がるツールとして、そこそこ機能するものと思われます。そうしたツールを使って積極的に交流した方が、自分の考え方に合った人に出会える可能性が増えてきました。どういう事かと言えば、かつての村社会であれば、たとえ周囲の人と意見が違ったとしても、周囲の人に雰囲気で合わせていかないと生活が出来ないという状況に陥っていた訳です。何故なら、自分が助けて貰う為には、周囲の人と日頃から仲良くやっている必要があり、『自分らしくあれる』という事ではないからです。

インターネットが発達すると、出会いの幅というものが飛躍的に高まって、多くの人と出会う機会というものは得られるようになります。少なくとも、インターネットの中では多くの人と出会いますが、現実で出会えるかどうかは別問題。現実で出会うと、煩わしさであったり、危なさなどがあって、インターネットで知り合っても、現実で出会う人というのは少ないでしょう。インスタグラムでいきなりメッセージを送って、『私はあなたに興味があるから会いましょう』と言っても、会ってくれる人は少ないような気がします。その為には、日頃からこちらの生活とセンスの良さも見せておかなければいけない。

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NAVERまとめの検索エンジン順位が大幅下落

  • 7 May 2015
  • のぶやん

GW期間中の5月4日頃から、Googleの検索エンジンに動きがあって、NAVERまとめのサイトランキングなどに大きな影響が出ているようです。

NAVERまとめの検索エンジンにおける強さは変わらないですが、一部のキーワードで検索エンジンに拾われないキーワードが出ています。NAVERまとめで運用されている一部のGoogle検索エンジンに強いアカウントでは、報酬が減少するような傾向もあるようです。


上記のグラフは、新アップデートでGoogle検索順位が大変動!?より引用してます。

NAVERまとめで生産される膨大なコンテンツ

NAVERまとめで生産されるコンテンツ数というのは、今までの従来型メディアの「ライターが執筆する」というスタイルではなくて、チェックも何も無い自由投稿型であるので、とにかく大量・膨大なコンテンツが1日中投稿されています。品質の良いものであったり、拡散されるものまで、様々な情報投稿があるわけですけど、投稿される量と言えば、他のサイトの比較にはならないぐらいに膨大です。

こうしたNAVERまとめで生産される膨大なコンテンツは、当然ながらGoogleの検索エンジンに大きな影響を与えています。Googleの検索エンジンの上位をNAVERまとめがジワジワと支配しはじめるようになってきたのです。今では、どんなキーワードをGoogleの検索エンジンに入れたとしても、かなりの確立でNAVERまとめが上位表示されています。

情報の流れ事態が変化

Google検索が便利である事は言うまでもないのですが、検索するキーワードというのは、人の脳の中で描けるものであったり、日常の生活で必要になったものぐらいのものです。多くのキーワードは、自分が気が付かないものであり、面白い日常を過ごすには、その気が付かない部分にも手を伸ばしていく必要性があります。NAVERまとめなどまとめサイトのコンテンツというのは、多くのサイトから情報を持ってくるので、気付きが得られやすいというメリットがあります。日常的に同じキーワードばかりを検索して、同じ検索結果しか得られないGoogleでは、ユーザーの満足度を高める事が難しい段階に入っているのです。

それは、一般的に「良い情報」とか「お金をもたらす情報」というものは、公にはならないもので、自分の周囲の人間だけに「口コミ」で広がるという性質がある為だと思われます。まともな情報を仕入れるためには、それなりの人とお付き合いする必要があるとされていますが、ソーシャルメディアというのは、そういった友達だけでやり取りされている情報をオンラインで公開していこうというものでした。人は友達から紹介された情報を信頼しようとするので、Google検索エンジンで検索された情報と言うものは、「まとめサイトで発見された情報」というよりも、拡散されづらいのです。

 

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検索エンジンと「並列の情報」とは?人間の感情は主観的で『美女』もいろいろある

  • 13 May 2013
  • のぶやん

Googleでは、情報が「検索ランキング」として提示されます。キーワードで検索した時には、情報が重要度の高いものから上位に表示されて、重要度が低いものが下位に・・・・というような具合になっています。しかしながら、この方法では、ユーザーの満足度を高める事ができなくなってきてしまった事は明らかです。

例えば、「美女」について

例えば、「美女」と検索した時には、以前の団塊の世代であれば、テレビで見た「山口百恵」が美女だったかもしれません。画一化された美女の像というものを国家やメディアが作り出して提供するというのが「経済成長」と位置づけられて、ある程度の決まった範囲の中で選択していけば良かったのです。例えば、乗り物なら品質の良い自動車を作り出していけばよかったように品質を高める事が重視されていました。

しかし、今の若い世代の美女と言えば、「AKB48」かもしれないし「ミランダ・カー」かもしれないし、「上戸彩」かもしれなければ、「YUI」かもしれません。美女のタイプが全く違うものを美女でランキングする事には、ほとんど意味をなしていない事がわかります。いくら検索の品質を高めたところで、それが自分の需要にマッチするとは限らないのです。自分が欲する情報というのは、「品質の良い自動車」ではなくても、もしかしたら「空飛ぶ自転車」かもしれません。自分にとって有意義な情報が提示されなければ、検索は何の役にも立ちません。

例えば、「ラーメン屋さん」について

ラーメン屋さんについて言えば、ラーメン屋さんの数が少なかった頃は、「おいしいラーメン屋」と言えば、誰が言っても同じようなラーメン屋さんが出てきたかもしれません。しかし、最近の傾向は「おいしいラーメン屋さん」というだけではなくて、ラーメンに対する考え方も変わってきています。例えば、ラーメンは食べたいけど塩分が気になるので「健康に良いラーメン屋さん」を探している人がいるかもしれません。また、「今まで見た事がない面白いラーメン」を食べたいと思っている人がいるかもしれません。

単に「おいしいラーメン」と並べて見た所で、「健康に配慮したラーメン」と「男性が食べる体に良いとは思えないこってりラーメン」をランキング化して同じグループで並べるほど無意味な事はありません。しかしながら、Google検索で行われている事というのは、その無意味な事であり、もしかするとランダムでホームページを見るのとあまり変わらない可能性すらあります。

並列の情報における特徴

沢山の女性の中から選ぶと言っても、その女性の特徴が必要になるように、何かに特化された「特徴」というものが分からなければ、単にランキングで並べただけだと価値がないものになりつつあります。例えば、美女の写真を並べた場合には、「AKB48が好きな美女」のように特徴を知らせたり、ラーメン店の場合には「とんこつのうまいラーメン屋」のように特徴が出せていた方が検索としては意義があります。

特徴を出すのは良いのですが、特徴を出すとボリュームが薄くなるという欠点も抱えます。例えば、とんこつのうまいラーメン屋なんて、東京や大阪の大都市圏なら沢山ありますが、地方なら1軒あるかないかという状況です。そう考えると、情報のボリュームと並列とを考えていくと難しい課題に突き当たる事になってきます。

並列の情報は、どう並べようと同じ

並列の情報というのは、情報価値がどの情報も似たようなものなので、それを「並べる」行為であったり、「並べ替える」行為に意味はありません。例えば、Googleが何とかアップデートした所で、ユーザーの満足度はほとんど高まない状況になっているのです。

どのサイトがスパムで、どのサイトがスパムでないかという情報は、Googleが決める事ではなくて、ユーザーが決める事だからです。これは、NAVERまとめにも言えた事で、単なる画像まとめであったとしても、あるユーザーには満足度が高いという事が分かっています。まさに、ある一定のレベルに達した情報であれば、どのような情報でもユーザーに意味があるかないかというのは、ユーザーが決めるべきなのです。

「ユーザーが満足する最高の情報を上位に並べたい」というGoogleの意図は分かりますけど、誰もが満足するような情報を置いているページなんて、ほとんど存在していないのです。Google Adsenseで情報の作り手を支援しましたが、それでも誰もが満足する情報が次々出てくるに至っていません。それは、Googleの取り分が多すぎたのかもしれません。

NAVERまとめにも必要な並列の考え

NAVERまとめは、現在は「ラーメン屋」で検索するとGoogleと同じようにラーメン店のまとめが出てくるようになっています。それだけではなくて、今後は「ラーメン屋」と検索した時に並列関係として、塩ラーメンのおいしい店、味噌ラーメンのおいしい店、醤油ラーメンのおいしい店と出てくると面白いかもしれません。さらに言えば、東京のおいしい店、大阪のおいしい店、名古屋のおいしい店と出てくればいいですね。検索から文字でチョイスするのではなくて、検索結果を画像にして、画像の中からチョイスするというスタイルが出てきてもよい気がしますね。

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タイトルのインパクトとSEOの関係

  • 8 April 2013
  • のぶやん

NAVERまとめに限った話ではないのですが、インパクトあるタイトルにしようとすると、短くて印象付けるタイトルが良いのです。しかしながら、それだとGoogleのSEOとしては弱くなってしまいます。GoogleのSEOで良い結果を残したいとすれば、言い換えた何種類かのキーワードをタイトルに入れた方が良い事だけは確かです。そうしないと、検索エンジンでいろいろなキーワードで引っかからないからです。

もし、Googleで検索エンジンで引っかかるようにキーワードを複数入れ込もうとすると、それだけタイトルが長くなってしまって、インパクトに欠ける可能性が出てきます。インパクトに欠けるという事は、共有されづらくなるという事です。ソーシャルネットワークと検索エンジンというのは、どちらも考えるのは非常に難しい現状があるとコンテンツを製作していると改めて分かるものです。

検索エンジンとソーシャルの対立

検索エンジンとソーシャルが対立するのは、タイトルだけの事ではありません。例えば、NAVERまとめでコンテンツを膨大に詰め込んだ1つのまとめが検索エンジンに評価されて、上位表示されます。しかし、現実問題として、スマートフォンでそんなに10ページもペラペラめくり続ける人がいるでしょうか?現実には、人間がそれを読む可能性というのは極めて低くても、検索エンジンは「コンテンツが沢山ある」と評価してしまっています。

例えば、NAVERまとめでまとめる際にも、写真と説明というシンプルな構成の方がずっと人間の目に見やすかったとします。しかし、これでは検索エンジンに評価されづらいので、いろいろと文章を加えたりしますが、文章を加えれば加えるだけ、読むのは面倒になっていきます。特にスマートフォンで読める文章など限られているのですから、文章は「そこそこ」あれば良いという事になります。

Googleの検索エンジン上位はコンテンツ量

Googleの検索エンジンの上位を見ると、その多くが単に「コンテンツの量」だけで決まっているような印象を受けてしまいます。私のNAVERまとめにおけるまとめでも、コンテンツの量を増やすとGoogle検索エンジンで上位に表示されるという非常に奇妙な事が起こってくるのです。そして、コンテンツが増えてくると、人間にとって読みづらいまとめになっている可能性があります。人間の視覚は、シンプルである方が良いのに、Googleの検索エンジンになると「出来る限り複雑な方が良い」と思っているかのようです。

人間がインパクトある!と感じる良いタイトルで共有されたとしても、何故だかGoogleの検索エンジンでは全くインパクトを発揮しないという事が起こってきています。つまり、Googleの検索エンジンは、私たちの感覚とは別の場所で検索結果を提示しているという事になります。Yahoo JAPANがNAVERまとめを検索結果に取り入れる背景には、このような「人間の視点から見た部分」というのを導入する事で、検索の精度を高めたいとする意図があるという事でした。

文章の統一感

人間が見やすい情報というのはどのような情報でしょうか?NAVERまとめでは、「大見出し」「引用見出し+説明」「テキスト」「画像+説明」などをコンテンツタイプとして追加する事が可能となっています。このコンテンツタイプを自由に入れ替えたりする事が出来るようになっていますが、人間が読みやすさでいえば、次に来る情報を予期する事が出来れば、「読みやすい情報」という事になります。

これは言い換えると、論文を書くときに統一感を持たせるように、「大見出し」「引用見出し+説明」「引用見出し+説明」「引用見出し+説明」「画像」という形を形成すれば、見やすくなるという事でしょう。多くのキュレーターは、このような方法でまとめの作成を行っています。もしくは、「大見出し」「画像+説明」「画像+説明」「画像+説明」という形で並べていくのも見やすいでしょう。こうした見易さというのは、Googleが判断するのを難しくしています。

コンテンツに含まれるギャップが面白い?

コンテンツのデーターだけで明らかにならないのは、人間が面白いと感じる一般との「ギャップ」です。お笑いなどで良く使われるのですが、人間の感情表現というのは、将棋の板の中のものだけではなくて、もう少し複雑に後ろ側からチェスの駒を将棋の板にならべたり、将棋の駒をトランプのカードに変更して遊ぶという高度なものです。コンピューターは、過去の計測であったり、設定した範囲の中で大活躍しますが、全く別のものを持ってくるという行動ができません。

タイトルの羅列は、50文字ぐらいのものですけど、その単語の変化によって、人間は瞬時に「読む」か「読まない」かを決定するなんて、面白いですね。
 

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検索エンジンにおける情報のターゲッティング

  • 3 April 2013
  • のぶやん

Twitterにおいて、「渋谷なう♪」とぶつやいたとします。友達と一緒にいて、美味しいお店を探すというのは、頻繁に起こる行動です。以前であれば、リクルート系の「ぐるなび」を使ってクーポンで検索していたかもしれませんが、この方法だと口コミは恣意的に歪められ、不味い店に入るという結果が良く起きました。そこで食べログになりましたが、結局は自分があったお店を探すには時間がかかりました。

口コミが信用できない

ぐるナビの口コミは、店側が書き込みを行っていた事が大きな問題となりました。また、クーポンのシステム自体が広告費と合致するので、店側がクーポンシステムを悪用しているような状況になっていました。それでも「グルメ情報をまとめたサイト」というのが無い時代は、「情報はないよりもあった方が良い」と言うことで、多くの人がぐるナビを活用していました。

クーポンシステムの失敗というのは、グルーポンの業績にも現れています。少し前に爆発的に話題になったグルーポンは、結局の所は店側にも、客側にもメリットをもたらす事のない中間搾取サービスの広告代理サービスでしかなくて、業績はすぐに伸びなくなりました。ぐるナビからクーポンを使わない口コミサイトの食べログに舞台が移っていきますが、そこでも口コミが今ひとつ信頼されていません。場所によって口コミ5件という情報では、とても客観的な情報ではないからです。

人々の嗜好が異なる

美味しい料理屋と言ったって、デートで使う料理店、友達と行きたい料理店、ビジネスで使いたい料理店、学生が使う料理店は全く異なる需要が生じてきます。これは料理店に限った話ではなくて、ホテルでもそうです。普段は1人で宿泊するビジネスマンであれば、ホテルなんて3000円のホテルで良いと思うかもしれません。しかし、恋人と一緒に宿泊するとなれば、3万円のホテルに宿泊したいと考えるかもしれません。

都内のホテルと検索しても、その状況に応じたホテルが検索されるとは限らず、「誰と」「どのような」といった状況は、旅行のコンサルティング会社にでも質問しないと分からない情報になってくるのかもしれません。とりあえず、楽天トラベルの口コミを見たり、トリップアドバイザーでも見て宿泊するホテルを決めるというような状況になってくるでしょう。

ターゲッティングとタイトル

NAVERまとめの運営側も検索を意識してカテゴリに入れていますが、その手法については、まだ模索中の段階でしょう。実際に運営側ではなくて、キュレーター側でも「良い情報を作り出したい」という思いで作ってはいますが、アクセス数と個人の需要を対応させるのは、相当のボリュームが必要になります。

言い換えると、「ビジネスマン」「京都市」「ホテル」というキーワードには、確実な需要があるにしても、その需要というのは1年に1回利用されるかされないかという事になります。ある程度の需要があるキーワードで、しかも人々の多彩な需要に応じられるものというのを探し出すのは至難の業です。

渋谷なう♪に対する回答

渋谷にきたけど、渋谷の良いカフェで300円のコーヒーを飲む為に渋谷のカフェの掲載された雑誌を買うには情報コストが高すぎる可能性が出てきます。単にスマートフォンで「渋谷なう♪コーヒーショップ探すなう♪」とつぶやいた時点で、コーヒーショップの情報が欲しいと考えるのが普通です。しかし、食べログの口コミでは似たりよったりで、どのコーヒーショップが良いか決定できません。また、情報が3年前のものであれば、そもそも現在は閉店している可能性すらあります。

ベストな回答というのは、「渋谷なう♪コーヒーショップ探すなう♪」ここで、「1人で渋谷でコーヒーを飲むならこのお店5店舗がベスト」というリストが出てくれば最高なんですね。最近、渋谷で最も流行している5店舗のコーヒーショップが出てくるという流れです。こんな事は、1億総キュレーターになるぐらい情報がどんどんやり取りされる社会にならないと無理です。

「渋谷」「1人」「コーヒーショップ、喫茶店」などで検索して、一発で5種類ぐらいのコーヒーショップが出てくれば、それがベストな回答である可能性は極めて高いです。

NAVERまとめインセンティブは情報の敷居を下げる

NAVERまとめは、インセンティブがあってライターがそれを動機の1つとして情報を製作するのですが、今までの出版社などが情報作成のコストが高すぎたと言う事もできます。大した情報を作っている訳でもないのに、ライターが1日がかりで写真を撮影したり、執筆を何度も手直ししていたのでは、受け取り手の支払うコストも高くなってしまいます。受け取り手にとっては、そんな高い雑誌を買えないかもしれません。雑誌が買えない=情報ゼロとなってしまいます。

NAVERまとめは、小額のインセンティブが支払われますが、「誰でも気軽に情報の作り手になれる」という点が注目すべき点でしょう。多くの人がTwitterや食べログでつぶやいているように自分で独自の情報を保有しています。そういった情報を無料で提供するのは、コストとして無理がありますが、小額でもお金が動く事によって、情報は提供しやすくなります。

検索エンジンとしては、「誰と」「いくらで」「どのような行動をするか」というのを出来る限り正確に読み取るターゲティングしていく行動経済となっていくのですね。

行動を起こさせる動機を作る

渋谷なう♪の例では、渋谷でコーヒーショップを探すというのを想定していますが、広告を考えると「行動を起こさせる動機を与える」というのも重要です。例えば、渋谷でコーヒーショップを探している人に対して、素晴らしいレストランがある事を知ってもらう事も大事でしょう。これは「押し付け」ではなくて、素晴らしいレストランを客観的に5種類ぐらい準備してあげて、そのレストランに「行きたい」と思って貰う事が大事です。

人というのは、良い情報であれば、何でも知りたいと思っているはずです。NAVERまとめに限らず、ウェブサイトを見て、ここに行きたくなった!と思えるようなレストランを紹介できれば最高なわけです。今まで消費を控えている消費者は、そういった情報の外的刺激によって行動を開始する動機が出来る可能性がある訳です。しかも、それは押し付けではなくて、自主的に「ここに行きたい」と思って、すぐに行動しはじめるような事が最適です。今までの広告は、押し付けがましいものでしたが、これからは広告ではなくて、本当に良いもので行動させられるものを検索に表示する事が求められていくでしょう。

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