イケダハヤト

横浜市出身。横浜市立戸塚高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。2009年に半導体メーカーへ就職し、1年ほどで退社。その後ITベンチャーに転職し、ソーシャルメディア活用についてのコンサルティング事業に携わる。2011年4月、プロブロガーと称してフリーランスのライターに転身。

イケダハヤトのブログ(まだ東京で消耗しているの?)
http://www.ikedahayato.com/

イケダハヤト Twitter
https://twitter.com/IHayato

お金を持つと選択肢の幅が広まるので、1つの不幸を脱却できるが、幸せになれるとは限らない

  • 1 May 2017
  • のぶやん
イケダハヤト

お金を持っていると、旅行をする時にも、かなり選択肢の幅が広がる事になります。

逆に言えば、選択肢のない旅行をすると、安いホテルを使ったり、時間が不規則な安い航空機を使うなどして夜中に到着するなど、危険な目にも合いやすくなります。お金がない暮らし=かなりの制限を付けられた中で生きる暮らしとも言えます。全ての要求を実現出来なくなるので、要求できる項目を削ぎ落として絞らなくてはいけないという事になります。

贅沢の意味とは何か

日本では、四季島という豪華列車が運行されて、列車の中にヒノキ風呂が備えられているという事ですが、果たしてそんなものにお金をかける価値があるのかどうか疑問に思う人は多いでしょう。確かに贅沢ではありますが、電車である事に変わりはなく、日本列島をいくら豪華列車(32万円~92万円)で旅をしたところで、慣れた風景が広がっているだけなんだろうと思わずにいられません。

海外にでも行けば、もう少し刺激が得られるかもしれませんが、お金がかかる以上に危険もあったり、海外に行った事がない人はどのようにすればいいか抵抗感もあって、なかなか海外に行く事も難しいのかもしれません。

人付き合いにお金が必要

人付き合いが意味のあるものかないものかは別として、人付き合いにはとにかく金が必要です。金がないなかで無理して付きあおうとすると、ケチな人というレッテルを張られて、下手をすれば友達に恨まれてしまいます。良く婚活で付き合いを広げている人がいますが、相当に頑張っても理想の人に巡り合えないという事は、自分の実力不足だと思って、自分の実力を先に高めた方が良いのかもしれません。

自分が『いい人と付き合いたい』と言っているにも関わらず、マクドナルドみたいなジャンクフードばかり食べていたのでは、理想の人に出会える訳もありません。自分の生活を見直して、短期で自分を向上させることができれば、自然に良い人にも出会える機会が巡ってくる事でしょう。

何にお金を使うべきか

最近では、海外旅行でも韓国・北京などの旅行は、激安で、ホテル込みで3万円以内で行けてしまいます。しかしながら、韓国・中国の旅行に行くのか、それとも歌舞伎町あたりで風俗に3万円をつぎ込むのかという価値観は、人それぞれです。

韓国・中国の旅行に行って得るものがあれば、経験として役に立つかもしれませんが、それがマネタイズできなければ、金銭的に見ると風俗で3万円使うのと同じ消費にあたります。

誰でも出来る事に価値なし

インターネットの情報発信は、今では『誰でも出来る事』になっています。その情報に方向性を付けて、かつ有意義な情報にできないと、インターネットで稼ぐ事は難しくなってきています。ブログでお店の宣伝をしたところで、そのブログを見てくれる人の数は増えない事が多いのです。全く興味を持っていない人が興味を持ってくれるには、どうすれば良いかを考えながらブログを書いていく必要があるでしょう。

イケダハヤトのブログなどは、高知のネタが多いですが、実際に高知の観光情報に興味を持っている人はほとんどいません。田舎暮らしは、都会の人にとって『特別感』があるかもしれませんが、その情報それ自体には、お金になるような価値はほとんど存在する余地がありません。地元の店舗を紹介する事でお金を取る程度の事しかできないので、言いかえれば長期的に考えればお金を失っていくリスクの方が高いと判断できるでしょう。騙されやすい人であれば、月額5000も支払うかもしれませんが、年間6万円をイケダハヤトに献上するとは悲しい話です。

情報を共有するレポート

会社の中で出張に行った時には、テンプレートみたいなものが準備されていない場合が多くて、出張に行ってもその情報が共有されない事が良くあります。会社がお金を出しているにも関わらず、その出張などのレポートを自分で自由形式で書かせる事に非常に多くの時間を使って勿体ない訳です。どのように行動して、どのように問題が発生して、どうすれば次の人にアドバイスできるかという事を的確にまとめて、情報共有していく事が重要でしょう。

以前であれば、情報を発信する人は少なかったわけですし、海外の情報を本にして発信するだけで珍しいと思われた時代もありました。そういう時代には、持ち込まれる文章、写真もそれなりに時間をかけた見事なものが多くありました。今の時代では、海外の情報なんてインスタみれば現地の人が発信して溢れていますので、それ自体にそれほどの価値があるという事はありません。

イケダハヤトの情報

イケダハヤトイケダハヤト

1986年神奈川県生まれ。2009年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、半導体メーカー大手に就職。と思いきや会社の経営が傾き、11ヶ月でベンチャー企業に転職。ソーシャルメディア活用のコンサルタントとして大企業のウェブマーケティングをサポートし、社会人3年目に独立。会社員生活は色々と辛かったので。2011年からはフリーランスのプロブロガーとして、高知県を中心にうろうろしています。著書に「年収150万円でぼくらは自由に生きていく(星海社)」「武器としての書く技術(中経出版)」「新世代努力論(朝日新聞出版)」などがある。

カテゴリ: 
おすすめ: 

Googleサイトの変動によるアフィリエイトのオワコン化!稼ぐ為に必要な事は何?

  • 18 January 2017
  • のぶやん

さけ茶さんがツィッターで公表した数字によると、アフィリエイトをやっているサイトの報酬が激減したという事。このさけ茶さんを見ると、2014年8月~2014年9月にかけて収益が激減しているので、この時にGoogle検索で何か大きな変化があったという事でしょう。また、この時期は、NAVERまとめなど「キュレーションサイト」と言われるサイトが伸びてきた時期でもあります。



アフィリエイターさけ茶さんの公開収入

さけ茶さんがツィッターで公開した収入を見ると分かりますが、収益が2015年2月に1万5千円になっていて、『完全にサイトが吹き飛んだ』という事を意味しています。通常は、アフィリエイターというのは、このような状況を避ける為にサイトをいくつかに分散させて運営しているはずなのですが、Google検索の上位でばかり収入を狙っていると、似たようなサイトが一気に吹き飛ぶことはあり得るかなとは思います。

2014年4月 223万円(振込済)
2014年5月 289万円(振込済)
2014年6月 195万円(振込済)
2014年7月 350万円(振込済)
2014年8月 164万円(振込済)
2014年9月 20万円(振込済)
2014年10月 22万円(振込済)
2014年11月 102万円(振込済)
2014年12月 37万円(振込予定)
2015年1月 20万円(振込予定)
2015年2月 1万5千円(振込予定)

このように一気にサイト報酬が減少するのは、Googleのアクセスに依存するところが大きいからです。Googleのアクセスに依存せず、相互でPVを取り合うスタイルになっている2chまとめサイトなどは、2chが過疎化してきているのに比較して、アクセスをそれほど減らしていないという事も言われています。
 

 

特定キーワード依存の危険性

Googleの特定のキーワードをゲットするような形で上位をとっていると、Google検索エンジンのシステムが変化すると、大きく順位が変化してアクセスが激減するという事があり得ます。1ページ目に表示されないと、Google検索では何も意味がありません。

WELQじゃないですけど、大量にGoogleキーワードを取るようでないと、アクセスを集めるのが大変です。WELQの場合には、医療系のワードを大量に1位に仕込んで、それでも2000万PVしか取れていませんでした。医療系というのは、そこそこボリュームがあるにしても、ニッチワードで検索する人は、やはりそれほど多くないという事のようです。

セルフブランディングの難しさ

インターネットでセルフブランディングしている事を売りにしているのは、はあちゅう、イケダハヤト、セカンドライフの立花さん、やぎろぐのヤギさん、イケダハヤトなど沢山いますが、いずれもブログだけのしゅうぬうに依存している訳ではなさそうです。その多くが『オンラインサロン』と呼ばれるオンラインの有料会員を募集したコミュニティをシナプスなどを通じて行ったりしていて、ブログの収入だけではないリスク分散を行っています。

イケダハヤトに関して言えば、GoogleAdsenseが儲からなくなってきたと見えて、今ではオンラインサロンに熱心です。月額5000円のオンラインサロンに100人も集めるのだから凄いものです。ただ、彼自身は、今はブログで稼げないからオンラインサロンに注力している訳であって、その彼に『ブログで稼ぐ方法を教えてください』というのも何だか違うよなと思うんですけど。

稼ぐのに必要な販売サイト

インターネットで稼ぐのは、コンテンツではなくて販売サイトだと思うのです。C Channelの森川さんも『ECサイトをやろうかな』と言ってるぐらいなので、インターネットで稼ごうと思ったら、販売サイトをやらないと難しいでしょう。ただし、全く技術力がないのに販売サイトを作ろうというのも無理があります。さすがにAPIを扱えるぐらいの技術力はほしいですね。そうすると、今度はそこに学習コストがかかってきます。

セルフブランディングで稼げる金額というのは、インターネットの芸能人みたいなもので、ここでずっと人気で居続けるのは非常に厳しいんじゃないかなと思うのです。オンラインサロンの人数だって、最初にファンが登録しても、そのままファンを増やし続けるマーケティングなどを行わなければならないので大変です。物を販売するという事をやらないといけないんだろうなーと思います。




プロのブロガーを追いかけていたのでは、プロのブロガーにもなれない

  • 18 February 2016
  • のぶやん

イケダハヤト氏がNoteで有料ブログを始めたそうです。無料で稼ぐよりも効率的に稼げるということで、初めてすぐに500人も読者がついて、500円で販売×500人=25万円(手数料抜いて20万ぐらい)稼いでいるそうです。有料ブログだけで生活できるほど稼ぐなんて、さすがにイケダハヤト氏です。これは、凄いと思いました。で、も、ね、読者にはならなくていいんじゃないかなと思うわけです。読者が500人もすぐにつくなんて、ほんと、ニッチ市場というのは凄いなと思うわけです。アルバイトで1ヶ月頑張って10万円稼ぐか、稼がないかという人がいる一方で、ブログで1記事書いて月額20万という人もいるわけです。もちろん、もっと稼いでいる人はやたくさんいますけど。

読者になっても稼げるようにはならない

私はイケダハヤトさんのブログを気が向いたりした時に読んでいますけど、何を書いているのかさっぱり分からない。イケダハヤトさんの田舎の私生活の何がそんなに楽しいのかわからないですが、それを『凄く楽しい』と思う人がいるのも事実でしょう。少なくとも名前が完全に誰にも知られていない私にはファンが1人もいませんけど、イケダハヤトさんには、500人を超えるファンが居ることがすでにわかっています。これは凄い事です。

高知に移住した時には、高知で情報が集まるわけもないし、アホな選択をしたと馬鹿にしていた私でしたが、高知に移住してからも、つまらないブログに読者は飛びついて、それでアクセスを集めてお金になっています。これは驚くべき事実で、皆で注目しなければいけません。東京に住む必要ないんだ!ブログの内容なんて、何を書いてもアクセス集まるんだ!という事です。要は、個人のブランディングが成功してればいいと。

自分の世界観を大切にすること

はあちゅうにしても、イケダハヤトにしても、ブログでの有名な人は、『ちょっとダサめ』なのかなと思ったりしています。私は、村上萌さんみたいな方が共感できるのですけど、はあちゅうみたいにゲス系の男が好きだったり、イケダハヤトみたいに細身過ぎてガイコツみたいだったりした方が、『私に近いかもしれない』と共感が持てている人が多いのかもしれません。いずれにしても、ブログで稼いでいくというのが大変な事は言うまでもありません。イケダ・ハヤトの場合には、年収4000万も稼いでいると発表しているので、セルフ・ブランディングすれば、匿名より稼げる可能性があるという事を示しています。

魅力的な人間になるには、ひとの世界観に毒されてしまったらいけないんじゃなかなと思います。自分らしい価値観を持つべきなんじゃないかなと思うわけです。尖っていないと面白い人間になれないという訳でもなくて、普通にやっていても、自分らしさを発揮していけば、それだけで人と違った部分が目立ってくるんじゃないかなと思います。会社員のようにコミュニティに入り込んでいると、コミュニティの中に考え方が染まってしまっているのに気が付かないですけどね。

どうして人のブログを買ってはいけないか

AKB48で面白いと言われるキャラクターの中には、確かにほかの人を真似して受けた人もいるのでしょうけど、そういったキャラクターというのは、長続きするものではありません。真似したものは、ユニークさがないので、面白さがないのです。人の事を見て学ぼうと言うのは、仕事でなにか技術を身につけたいとするならば、それは大事なことなのかもしれません。しかし、自分のキャラクターをブログ出だすという時には、何か身につけた技術を出すのではなくて、キャラクターを出すことになるので、自分にユニークさが必要になります。

 

カテゴリ: 

中央集権の日本で若者は地方に居るべきではない理由

  • 10 August 2014
  • のぶやん

日本では、過疎化が深刻になってきており、「限界集落」(過疎化などで人口の半数が65歳以上の地域)と呼ばれるものまで出現してきています。地方の多くの地域において、働き手である若者がおらず、町内会は大半の老人と少数の子供で占められているという事も珍しくなくなってきています。

増え続けている都市の人口

過疎化が深刻で、夕張市のように現実的に破たんする市町村まで現れている北海道ですが、札幌市の人口は190万人を突破するなど増え続けています。北海道の過疎化が進んでいるのは、北海道の交通が不便な地域で、実際に札幌市だけは北海道の他の地域から人口流入が見られると言うことです。人口流入が見られると言う事は、不動産価格もそれほど下落せず、経済の下支えとなっているという事でしょう。

札幌市は、千歳空港までのアクセスも良く(快速エアポートで35分ほど)て、首都圏まで飛行機の格安航空で飛べば、1万円以内で東京に到着する事もできます。大都市なので生活のインフラに不便する事もなくて、千歳空港を利用すれば、海外に行くのも容易で住みやすいと考える人も多いです。

中央集権で地方を捨てるべき理由

日本は、アメリカやヨーロッパの国々ほど地方分権が進んでいない中央集権国家を維持しています。今まで、幾度となく道州制の議論などが行われてきましたが、日本に合わないなどの理由から、道州制が導入される見込みは全くたっていません。そうしているうちに日本の少子高齢化が深刻化して、特に地方を中心に深刻な過疎化が進行しています。

地方に住んでいて思ったのは、地方に住んでいると新しい情報を取得する為に都会に何度も足を運ぶコストがかかるという事です。情報を持った人の多くが都市に住んでおり、情報を持った人に会うのに都市に何度も足を運ばないといけないんです。そういったコストは馬鹿にならないので、結局は仕事を順調に進めて行く為に都市に出るしかないという選択になります。そうしないと、自分が人に会う事すらままない状況になるからです。

高地移住のイケダハヤト氏は成功するか?

イケダハヤト氏は、ずっと都会育ちだったそうで、東京周辺しか住んだ事がないという事です。地方で情報が取得できないというのがどういった事かを体験して、それについて真剣に考えるのは良い事だと思います。家族で過ごすという点に焦点を当てた場合には、地方に移住するというのは正しい選択ではあるかもしれないのですが、事業を行うと言う点においては大きなマイナスになる事は間違いありません。

高知なんかで、誰に会えると言うのでしょうか?

人はどうしても周囲に居る人たちの影響を受けてしまいます。周囲に居る人たちが高齢者であったり、ITに理解のない人たちであれば、そういった人たちの影響を受けて、自分でも知らないうちに多くの人に影響力を与えられる情報から遠ざかってしまうのです。高知なんかに住んでいると、高齢者の方が多いので、そういった人たちに共感する事によって若者の情報から疎くなってしまいます。

カテゴリ: 

アドセンス広告

関連記事