ツィッター

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ツイッターの影響力を見る指標は?重要になるRT(リツィート)数

  • 23 August 2017
  • のぶやん

ツィッターは、日本でスマホを使う多くの人が利用しているアプリですが、参加者が飽和状態にあるので、フォロワーを増やすのに今まで以上に洗練された使い方が求められるようになってきています。簡単にフォロワーを増やしたり、簡単に情報を読んで貰えなくなってきました。単にRT(リツィート)するだけでは、飽きられるようになってきました。

実際に1万人のフォロワーがいたとしても、ほとんど読まれたりクリックされる事がない場合もあり、3~5年前に比べて、BOTなどが多くなっている事から、フォロワー数が増えても、実際に読まれている数は少なくなってきています。実際に読まれてRTされたり、いいね!されるアクションがとても大切になります。ツィッターのフォロワーを増やしたり、RTを増やす事は流れる情報のレベルアップによって、以前にも増して難しくなってきています。

RTされる影響力

RT(リツィート)の影響力というのは、フォロワー以上に発言を増幅させる効果を持っています。特にフォロワー数が多い人にRTされる事は、自分の発言を多くの人に注目して貰えるという事以上に、『共感されている』という価値があります。共感されるものを世の中に沢山発信すれば、自分の社会における影響力をもっと大きくできます。

ほとんどのツィートでRTが100を超えてきて、定期的に1000を超えるRTがあると、フォロワー数以上の影響力を持つ事ができます。一般の人がツィートで注目され続ける為には、今ホットな話題を追って掘り下げていく事が最も良い方法でしょう。ホットな話題に関心がある人たちを囲い込んで、お互いにRTする事で社会的な影響力を強める事ができます。

重要になるフォロワーの伸び

イケダハヤト氏のフォロワーは、2014年で4万フォロワーだったのですが、2017年になって9.3万フォロワーという事で、約2倍にしか増えていません。3年かけて2倍にしか増えないというのは、伸びとしては鈍いものを感じます。ツィッターで伸びているアカウントというのは、1年で倍増するぐらいの勢いがあります。確かに9.3万フォロワーというのは、そこそこの影響力がありますが、RTの数が少ないと、読まれる数はそれほど多くないでしょう。

イケダハヤト氏と比較されるはあちゅう氏の場合には、14.2万フォロワーいて、RTも良くされています。はあちゅう氏の場合には、東京にいてインターネットだけではない『幅広いメディア』に出演している事から、イケダハヤトよりも幅広い共感者がいる可能性が高いです。女性のファンやフォロワーが多い事も特徴でしょう。

10万フォロワー以上で著名人

テレビに出演する著名人と言われる人は、10万フォロワー以上を抱える人が多いです。例えば、報道ステーションに出演していた古賀茂明さんで17.8万フォロワーです。これぐらいのフォロワーで、良くRTされているので、それだけでツィッターの発信力というものがかなりあります。

ツィッターで有識者は自分の意見を発信するとファンに喜ばれますが、有識者でない人の意見はあまり喜ばれません。人の意見を積極的に聞きたいと思っている人は少数だからです。芸能人であれば、600万フォロワーを抱える有吉のスタイルのように写真を入れて自分の行動をツィートするだけでファンに喜ばれます。ツィッターは、今まで以上に洗練さが求められるようになってきています。

共有されないものは意味ない

ツィッターにおいては、RTされないものは単なる自己満足になってしまいます。ツィッターというのは、流行に左右されてRTされたりする傾向もあるので、流行が終わるとRTされなくなってしまいます。多くのネタを持ち続けて、流行に敏感になる事で共有され続ける必要があります。

フォロワーを増やす為には、単なる自己満足の投稿を控えて、相手にとっても価値がある情報かどうか、見た目が面白い情報、誰もが納得する情報であるかどうかを考える必要があります。橋下徹さんは、フォロワー数が200万ほどあり、日本でも有数のフォロワー数を抱えるアカウントですが、RTは100~200ほどで、ほとんど共感されていないようです。自分の意見を上から目線で言うような橋下スタイルは、流行らなくなっているという事でしょう。もっと客観的な事実を提示して、それぞれが考えるようなスタイルの方が人気になってきています。

情報提供に徹する方向

最近の傾向としては、オピニオンリーダーであったとしても、意見よりも役立つ情報を提示していく人の方がフォローされる傾向があります。例えば、実用的なコスメ情報、料理情報、役立ち情報などは、動画などで伝えるとツィッターやフェイスブックで急速にフォロワーを伸ばすコンテンツになっています。逆に言えば、そのような動画を大量に出すところに人が集まるので、そういった事をしないで、かつてと同じように『つまらない文字』ばかりでオピニオンリーダー気取りでは、フォロワーも増えず共有もされなくなってきています。

画像や動画を多用してオモシロい感じで軽く役立つ情報を伝える事がキーポイントになってきています。

どうしてツィッター社は赤字が解消できないのか?ビジネスモデルが難しいウェブサービス

  • 28 October 2016
  • のぶやん

ツィッター社と言えば、2013年11月に株式を上場して以来、一度も黒字になったことがないという事で、『そのうち黒字にする手法があるだろう』と誰もが考えていて、時価総額は2兆円以上もあったのですが、3年を経た今でも赤字を垂れ流しており、『どうも雲行きが怪しくなってきたぞ』と多くの人がツィッターの将来像に対して懐疑的になってしまっています。

ツィッター社としては、『何とか黒字にします』と言って、広告をバンバン掲載したりしていますが、大した効果は出ておらず、赤字を垂れ流している状況が改善できていません。そもそも、何でツィッターはこんなに儲からないビジネス化と言う事も含めて考えてみる必要があるでしょう。


http://news.mynavi.jp/articles/2016/06/02/twitter/

ツィッターの収入9割が広告費

ツィッターは、基本的に無料で利用ができるようになっているので、表示された広告がツィッター社の収入になっています。ツィッターは、140文字と言う字数制限があるので、広告をあまり多く表示してしまうと、ユーザーの利便性が損なわれるという事で、広告をあまり多く表示してきませんでした。しかし、最近はさすがに『利便性よりも収益がないと会社がヤバくなってしまうから』という理由から、広告表示を行うようになってきましたが、広告表示はユーザー離れを引き起こしかねない状況になっています。


ツィッターのユーザーの伸びは、既に2016年でストップした状態になっており、これ以上の伸びは厳しいと見られています。これ以上のユーザーの伸びが厳しいという事は、言い換えれば、今のユーザーの滞在時間を更に伸ばしたり、有料化するなど以外の収益の手法がないという事になるでしょう。ツィッター社は、『広告が表示されないオプション』などでユーザーに少額課金をするなど、課金する手法を取らないと厳しいでしょう。しかし、課金システムを構築したり、運営したりするだけでコストがかかる事も容易に想像できます。

情報が探しづらいツィッター

ツィッター社の使い方の半分以上は、『自分の情報を見てほしい』とする広告目的のものです。例えば、自分のブログ記事を書いた時には、誰も見てくれない情報なので、それをツィッターに乗せて拡散すれば、少なくともフォロワーが見てくれて、そこからクリックしてサイトに訪問してくれる可能性がある訳です。企業などは自社のPRの為にツィッターを懸命に使っているところが多いです。

ツィッター社は、AがつぶやいたツィートをBに認識させるという事で、『匿名情報伝達のツール』という見方もできるでしょう。フォロワーが多ければ、一斉に伝達する事ができます。しかし、この欠点は『フォロー人数が増えていくと訳が分からなくなる』と言う事と『フォローの作業がめんどくさい』という事にあります。この問題というのは、フェイスブックも同様の問題を抱えていますが、フェイスブックでは個人ではなくて『コミュニティ』に情報が流れるので、コミュニティを追えばいいという考え方もできます。

インターネット情報量の急増

インターネット情報量は、急増しているのでツィッターの利用者が増えないということは、情報量において負けていく事を意味しています。それでも、広告収入が十分にあって黒字が確保できていれば、研究・開発・買収などを行って拡張性を持たせる事ができますが、今の赤字の状態では、研究・開発・買収すら難しい状況になっています。時間が経てばたつほど、同じビジネスモデルでユーザーを確保する事は難しくなっていくので、ツィッター社が厳しい立場になっていく事は明らかでしょう。

特にスマートフォンで通信容量が増大してきていることよって、ツィッターのように文字を中心としたものだけではなくて、写真、ビデオなどのやり取りも増えてきています。そういった中で、単に『文字だけを中心としたツィッター』というのは、つまらないものに見えてきているユーザーが増えてきているのです。2016年に出現したポケモンGOは、ツィッターのアクティブユーザー数を凌駕しているとされています。ツィッターが出現した2006年には、パソコンが多く使われていましたが、今ではツィッターを見るほとんどの人がスマートフォンになっています。

スマートフォンは、パソコンよりも気軽に利用される傾向があるので、モバイルの機能を発揮してその場で撮影した写真をその場でアップロードするような使い方がされるようになってきました。友達間のメッセージであれば、ツィッターよりもスマートフォン向けとして開発されたLINEの方が向いています。こうして他のアプリと競争する中で、ツィッター社がその地位を保つことが非常に困難になってきているという事が分かります。

ユーザーの増加と収益性

フェイスブックでも同じことが言えますが、人口には限界があるので、ユーザーが増加するには限界があるのが当然です。それ以上は、ユーザーの満足度を何としても高めていく必要があります。写真・動画アプリなどは、そのコストを回収するには、いかに規模を追求したとしても、広告だけでは非常に厳しいと言えるでしょう。

(1)ユーザーの人数(増加割合)
(2)ユーザーが出す情報量の増加(写真・動画)
(3)ツィッターの人数・情報量における費用の増大

フェイスブックは、動画の大きさに制限を設けている上に、違法コピー動画を放置する事によって、Youtubeで人気の動画を沢山アップロードさせて、なるべくコスト(容量)をかけずにユーザーの満足度を高めるという方法をとっています。もし、フェイスブックがYoutube並みに動画のアップロードを解放してしまった場合には、Facebookのユーザーがほとんど伸びていない中でコストの増大を招いてしまって、フェイスブックは今の収益を維持する事が難しくなってしまうでしょう。

ツィッター社では、現在2分間の動画をアップロードできるようになっていますが、この2分間の動画の容量というのは、テキストで言うと膨大な情報量になります。2chの収益性が良いのは、アップロードされているものが全てテキストであり、容量・通信料のコストさえ非常に小さいものですむという事があるからです。写真サイトであればまだしも、動画サイトで無限アップロードをされてしまうと、その費用が膨大になってしまって、収益が出ないのが一般的です。ニコニコ動画などがその典型であり、利益を出す為に動画を制限した結果、ユーザー離れを引き起こす結果を招きました。

文字情報を扱っているツィッターが利益が出せないのであれば、画像が増え、動画が増えている現状において、そのコストを広告費だけで回収できない事は明らかです。2分の動画を大量にアップロードされると、ユーザーの満足度は高まるかもしれませんが、それだけ収益を伸ばしていかなくてはいけません。例えば、動画に広告を入れるなどの手法を取らないといけませんが、それは2分の動画を見るだけの為に広告を見るという行為は、ユーザーにとって非常に不快な経験になってしまうでしょう。
 

買収したサービスVineのサービス終了

2012年6月にサービスを開始して、2012年10月にツィッター社が買収した6秒動画投稿サービスであるVineのサービスを終了する事を2016年10月27日に発表しました。ツィッターの売却を画策したツィッター社ですが、現在の時価総額で買おうとする会社が現れずに苦悩して、その結果としてVineのサービス終了にいたったものと思われます。Vine自体のサービスを売却するという選択肢も模索したと思いますが、それも出来なかったようです。10月27日に、3860人の従業員のうち9%(300人)の削減を決定しており、経費の削減を進めていくようです。

前ゼネラルマネージャーのジェイソン・トフ氏が2016年1月にVineおよびTwitterを辞職して、Googleに転職したことで、Vineのサービス維持が困難になった事で多くの従業員がVineを辞める事になり、その結果としてサービス継続すら難しくなったという事です。動画アプリであるVIneは、Snapchatにユーザーを奪われた事によって、ユーザー数を減らしていました。それでも2億人のアクティブユーザーがいたのですが、前途多難である事が予想されていて、サービス停止の決定に至ったようです。


http://gigazine.net/news/20160714-vine-top-executives-left/

フローで流し続ける事の限界

ツィッターの情報の多くは、最新の物をフロー式で一気に流すものであり、過去の情報が目にされる事がほとんどありません。これは、NAVERまとめであったり、Wikipadiaなどと異なっている点でしょう。積み上げていけばお金になるというビジネスと違って、フロー型は常に動き続ける情報だけがユーザーの注意をひきつける事になります。稀に以前のツィートが話題になる事もありますが、ほとんどの話題になるツィートは、1ヶ月以内のものです。このような状況では、過去のツィートを活用できず、『ゴミがどんどん貯まっていく状況』になりかねません。

ツィッター社の場合には、多くの人が情報を出す場所で、フローで最新の情報をゲットできるというのが大きな特徴ですが、同社にとってそれが資産と呼べるものになっていない事が最大の問題点とも言えるでしょう。ツィッター社を見ていて分かるのは、フローのビジネスモデルだけで儲けるのは難しいという事です。特に『おはよう』『こんにちわ』とつぶやいている人がいて、その情報価値というのは、ほとんど無価値である訳です。広告を主体とするのであれば、他の企業と連携できそうな内容のツィートを含めた方が広告価値が高いという事になります。例えば、ドラマの中に車のシーンが出てきて、自動車会社がスポンサーになるという具合です。

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ツィッターのユーザー数が高止まり!

  • 5 May 2016
  • のぶやん

日本では、フェイスブックなどで実名で言いたいことが言えるほど開かれた自由主義の社会ではないので、皆言いたいことは匿名で発言します。その為にツィッターは日本で流行っている訳ですけど、それでもツィッターのユーザー数というのは、世界中でほとんど高止まりしており、赤字を脱却できない状況にあります。ツィッターを使っていて思うのは、情報を取得するには確かに便利だけど、動画や写真の添付がしずらくて、情報を発信するのには実は不便だということです。

フェイスブックが扱い始めた動画

フェイスブックは、2015年頃から盛んに動画をはじめており、既にかなりの動画がアップロードされるようになってきています。大半がYoutubeからコピーした動画とされていますが、フェイスブックにおける動画は、ユーザーの満足度であったり、ユーザ−の滞在時間を伸ばすことに貢献しています。その一方で、フェイスブックに大量に動画がアップロードされると、それだけコストがかかる事になり、フェイスブックの財務に影響を及ぼす可能性があります。その為に、フェイスブックでは大きい動画がアップロードできません。

フェイスブックでは、動画に広告を掲載する事も検討していますが、一部のアメリカ企業以外に実現しておらず、一般企業・個人向けに対して動画広告が配信されるのは先になるだろうと考えています。何故なら、フェイスブックが多くの広告を分配してしまうと、抱えたユーザ−をGoogle以上に他社がフェイスブックがせっかく抱えたユーザーを利用する事ができてしまうという警戒心があるものと思います。フェイスブックは、ユーザーを独占したいのです。

動画を自由にアップロードされたら困る

フェイスブックが高画質の動画を自由にアップロードされる場所になれば、その収益力が下がるのは確実と見られています。アクセスがあるか、ないかも分からないような動画をYoutubeのようにガンガンアップロードされたら、収益力の大幅低下を招いてしまうので、株主にお叱りを受けてしまうでしょう。しかしながら、今の時代に動画を配信するのは当たり前の事になっていて、フェイスブックでも動画の本数が一気に増えています。

Youtubeのプラットフォーム上では、Google+が失敗しているので拡散されることは少ないのですが、フェイスブックの動画拡散力というのは、Youtubeにアップロードされるよりも簡単に拡散されるので、Youtubeにアップロードするよりも便利なのです。だから、多くの人が収益にならなくても、フェイスブックに動画をアップロードしていますが、収益にならないことを継続することは、フェイスブックにとってもメリットが少ないです。いずれ、Youtubeと同じように収益化が始まると考える事ができるでしょう。

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動画をアップロードするプラットフォームに成長しているFacebook

  • 23 February 2016
  • のぶやん

Twitterが、初めて日本国内のユーザー数を発表したところによると、2015年12月末時点の月間アクティブユーザー数は3,500万人となり、日本の増加率が世界一だったということです。

日本でツィッターが健在で強い

全世界ではアクティブユーザー数でTwitterを5倍も上回るFacebookですが、日本国内の月間アクティブユーザー数は約2,500万人強(12月末)、Instagramも810万人(6月末)なので、日本において最も強いのはTwitterという事になります。また、日本国内においては、情報プラットフォームとしての『NAVERまとめ』がTwitter以上の利用者を抱えていて、同じ会社が運営するスマートフォンのアプリLINEの利用者が圧倒的に多いです。

世界的に見るとフェイスブックが圧倒的ですが、匿名を好む日本の事情では、フェイスブックがツィッターほど流行っておらず、匿名のツィッターが流行っています。ただし、ツィッターでヘビーなやり取りを行ったり、長い動画を公開する事ができないので、ヘビーなやり取りは全てフェイスブックで行われています。この結果として、ツィッター社の業績は良くないにも関わらず、フェイスブックは利益を上げて絶好調です。

情報のやり取りする場所としてLINEが最強

SNSなどひとくくりにして比較は不可能なのですが、情報をやり取りする場所としては、日本国内においてLINEが実力を持っている事は確かです。LINEは、LINEニュースなどでニュース記事が読めるという取り組みも行っています。


2015年6-9月媒体の資料PDF

情報を誰のサーバーに置くのかという勝負

戦国時代には、土地の奪い合いをしていましたが、現代社会においては、情報をどこのサーバーに保存するかという事が非常に重要になっています。情報がある場所に人が集まるからです。人々は、フェイスブックに日々の生活の様子を記録して、まるで公開日記のように利用している人が多いのですが、そこに広告を掲載して儲かるのはフェイスブックです。言い換えれば、自分の商売で情報を公開している芸能人であったり、フリーランスで営業活動を行っている人は別ですが、普通に働いている人がフェイスブックで情報を公開する事は、自分がフェイスブックの為に働いている『労働者』になっているの同じ事です。

フェイスブックのような情報ツールは、ビジネスを意識している人にとっては、顧客情報を集められたり、顧客にダイレクトに繋がる最高のツールになるでしょう。しかし、ビジネスに利用しない人にとってみると、自分の個人情報を公開して、自分の生活を公開して、その広告収入をフェイスブックにあげながら活動するという事で、メリットよりデメリットの方が多い事に気がつくべきでしょう。

いずれにしても、Googleやフェイスブックのような企業が多くの人の情報をサーバーに保存して『ボロ儲け』できるのであれば、古代の土地というものがサーバーに置き換わって、サーバー上に多くの情報を取得したものが『この世界の勝者』になることで間違いなさそうです。アマゾンだって、サーバーのサービスの利益が事業の大きなウェイトを占めるようになっています。

情報のストックとフロー

情報には、ウィキペディアであったりNAVERまとめのようにストック型とフロー型があるとされていますが、Googleが検索なのでストック型であるのに対して、Twitterはリアルタイムの情報なので完全にフロー型であると言えるでしょう。お金になるのはどちらかと言えば、ストック型でじっくりと見てもらうタイプの方です。新聞社などを考えると、フロー型であるのですが、フローで大量に情報を出すというのは、膨大な作業量であるにも関わらず、1つの情報を見る人が多くなければ、費用対効果の割が合わないという事になります。ストック型であれば、後からたくさんの人が見るので、最終的にはお金の割に合うという事になります。言い換えれば、狙うならば『ストック型』の情報を狙わなくてはいけないという事です。

ツィッター社を見ていると、いかにユーザーを囲い込んだとしても、『フローで稼ぐのは厳しい』という事が良くわかります。フェイスブックの場合には、ゲームやら、動画やらに事業を拡大していっていますけど、ツィッターの場合には、ユーザー機能の拡張が利用されておらず、ユーザーは拡張機能をあまり期待していないようにすら見えます。結果として、文字・画像だけのフローの動きというのは、世界的に見ると『飽きられている』ようです。日本は、世界的な潮流とやや異なる島国ではありますが、10〜20代を中心とした若者は、ツィッターの利用率がそれほど高くないというデーターもあります。ツィッターは主に30代以上が利用しています。日本の場合には、フェイスブックの年齢層は更に高そうです。

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今のSNSは?フェイスブックとツィッターからインスタグラムへ?

  • 25 November 2015
  • のぶやん

2015年後半からは、特にスパムのアフィリエイトに対してGoogle社が更に厳しさを増して、スパムのアフィリエイターがGoogleから排除された時期でもありました。ええ、今までもGoogle社は技術進歩をさせてきたのですが、最近はITの大手が固定され始めてきているので、更にスパム排除が容易になったのかもしれません。なんせ、拡散と言えば、Facebook、Twitterの2強になってきていて、あとのSNSなんて拡散ツールとしては『その他大勢』にしか分類されません。

フェイスブックの拡散が効果が薄い

ここにも今まで何度も書いてきたフェイスブックの戦略なのですが、フェイスブックのアクセス数は、アメリカにおいてGoogleを超えるほど大きいものになっていて、内部でアクセスをグルグルと回すようになってきています。多くの情報がフェイスブックを中心にながれていて、それに『いいね!』するという流れ何です。ただ、問題となっているのは、若い人がちっともフェイスブックを使っておらず、インスタグラムであったり、Vineなど若いユーザーが別のサービスを使っていて、フェイスブックがいずれ終わるのではないかとさえ言われる要因となっています。

フェイスブックに情報を流し込んで、いいね!をいくら集めたところで、自分のサイトに集客できないのであれば、収益として成り立ちません。フェイスブックのグループにいくら人を集めたところで、今のところは収益化するのが厳しい状況で、はあちゅうみたいに実名のオンラインサロンでもやらない限りは、難しいのではないかと思ったりする訳です。フェイスブックは、匿名拡散ツールとしての機能は期待できず、あくまで実名の出会いの場所だという事ですが、実際に実名でオンラインでの繋がりなんてウザいだけで、LINE繋がっていた方が明らかにいいです。

ツィッターが既に頭打ちになっている

ツィッターは、『既にピークを過ぎたよね』という感じがあります。少なくとも、ユーザが減少しているイメージはありませんが、ほとんど増えていないです。一時期、スパムアカウントだとして、大量のアカウント凍結を行ったのですが、それがいけなかったと思います。特に匿名の状態でやっているツィッターにおいては、どんな情報でもないよりマシだったのではないかなと思うのです。実名制にしようとしたって無理なわけなのに、、、強引に実名化を進めようとして、いろいろ画策したんですけど、新規ユーザーにとっては重みだったのだと思います。

私の近くでもツィッターをやめる人が出てきて、新しくやっているのがインスタグラムという具合です。若い人から年配まで、幅広く利用が広がってきているのがインスタグラムで、今のトレンドとしては一番伸びているのかなという印象を受けます。Google Trendsでもその通りになっているので、多分インスタグラムが頭打ちになるのは、まだ先なのかなと思います。インスタグラムは、シェアというより写真を投稿して、いいね!するという使い方が主流になっています。

インスタグラムは匿名と実名の中間

インスタグラムは、匿名に見えながらも、匿名性が弱いところがあります。それは、スマートフォンから撮影した写真をあげていくシステムになっているので、その人の人物像が写真から浮かび上がってしまうのです。毎日のように投稿する人だと、その人がどのぐらいの生活水準で生活しているか、どの辺に生活の基盤があるかがすぐに判明してしまいます。この点は、もしかしたらフェイスブックより本人を照らし出しているのかもしれません。

インスタの面白いところは、知っている人とのコミュニケーション以外に知らない人が入り込んでくるというところでしょうかね。知らない人ともジワジワ繋がっていく感じがあったり、芸能人ブログにコメントを寄せるような感じで写真にコメントを寄せる人が多いのも特徴です。ただ、芸能人からすると、アメーバブログのようにお金が貰える訳ではないので、インスタをやるメリットが少ないと感じる人がいるかもしれませんね。日本の芸能人は、「セレブ」というように個人のプライベート生活まで見せないからインスタでブランディングしづらいのかもしれませんね。
 

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