ウェブサービス

WEB文章よりもリンクに価値がある時代!アクセスを集める広告費にお金がかかる

  • 5 November 2018
  • のぶやん
WEB文章よりもリンクに価値がある時代!アクセスを集める広告費にお金がかかる

ウェブの文章が大量に出回るようになっていて、掲示板なども合わせてアクセスの奪い合いが激しさを増しています。コンテンツで稼ぐことは非常に難しくなってきており、PVを維持したままでは広告単価の下落でどんどん儲からない状況になってきています。

そのような中で、アクセスを集めるのに広告投入が必要で、コンテンツの製作費よりアクセスを集めるコストの方がかかるようになってきています。

WEB文章よりもリンクに価値がある時代!アクセスを集める広告費にお金がかかる

ものを売る技術力

インターネット上の文章であったり、商品などは、似たようなものが大量に出回っているので、それを販売する販売・促進が非常に大切になってきています。インターネット上で物を販売する『物販』においては、被リンクを得る為に大量の広告費の投入が行われると同時に、インターネット動画などで拡散も行われます。

効果的にウェブサイトを広めていくアプローチは、個人においても、企業においても非常に重要性を増してきています。

低コストマーケティング

最近では、コストを大幅に削減してツィッターのRT数などで勝負を仕掛ける『低コストマーケティング』が盛んに行われるようになってきています。撮影・編集を簡素なものにして、大量に流す事で、低コストで多くの人にどんどんアプローチするスタイルになっています。英・労働党コービン党首のマーケティング戦略としても取り入れられています。

この低コストマーケティングがどんどん発達してくると、『広告の意味』そのものが問われる時代に突入する可能性があります。

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企業の内部で誰が研究・開発を行うのか?新しいサービスを作れない人たちが年収100万円時代

  • 16 August 2018
  • のぶやん

スマートフォンの利用人口も飽和状態になって、スマホアプリの競争がますます激化してきています。ブラウザを使ったウェブサービスから、スマートフォンのアプリまで、戦国時代と言えるような状況になってきています。そんな中で、従来の新聞メディアの収入源をスマホアプリが食い始めるなど、旧事業体を巻き込んでスマホ競争が激しいバトルになっています。

新しいサービスを生み出して、それを大きく成長させられない人は、人材としての価値が低いとされて年収100万円にされてしまいそうです。高度な知的労働が求められる時代、特に高度エンジニアになってサービスを生み出す人が生き残る社会になっていくことは、誰の目にも空らかでしょう。

サービスを作る側になる

ユニクロの社長が『会社で年収100万円と1億円に分かれる』と言ってますけど、要は『ほとんど全ての社員を年収100万円にしますね』と言ってるのと同じ事です。年収1億円プレーヤーなんて、アメリカの企業にだってそれほど多い訳ではありませんので、ほとんど全社員が年収100万円の方に行っちゃうわけです。どうしてそうなるかと言えば、会社の歯車は誰でも良くなったからです。

ウェブシステムで考えると、ウェブシステムを作れる人材は必要ですが、サポート業務・営業業務の人間は誰でもいい、外国にカスタマーセンターがあっても良いという事になります。ユニクロで年収1億円になりたければ、お店の店長ではなくて、ユニクロのオンライン部門で天才的な能力を発揮していくのが良いかもしれません。そんな能力あれば、ユニクロじゃなくて対抗する企業を自分で作るよ、というぐらいの人が企業の中で高給で生き残るのでしょう。対抗企業を作られたら市場が減って困るユニクロは、1億円を払って人材をつなぎとめる訳です。

ウェブサービスを使って稼げない

インターネット上で『Noteを使って稼ぐ』という人たちがいますが、10万円以上稼ぐ人は本当に僅かで、ほとんどの人は5000円以下な訳です。NAVERまとめだって、最初のうちは稼げたんでしょうけど、今では本当に僅かなトッププレーヤーでないと10万円は超えないでしょう。ほとんどの人にとって、NotoもNAVERまとめも稼ぐためにやるのではなくて、遊び、一時的な技術向上を目的にやるのが賢明です。

イケダハヤト氏やはあちゅう氏ののようなカリスマ個人の位置取りになれば、十分に食べる以上の収入を自営業・もしくは会社社長としてやっていけるのでしょうけど、そんな人は本当にごく僅かです。Youtuberで稼いでいる人も、その多くが初期参入の人たちばかりで、後から参入した人たちで知名度を上げている人は、本当に僅かです。

ウェブサービスで稼ごうと思うならば、人のサービスを使うのではなくて、自分でサービスを生み出す側に回る方が賢明です。もちろん、Wordpressをインストールしてブログを書くとかそういうレベルだとどうしようもありませんけど。

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ウェブサービスがシンプルであるべき理由とは?シンプルなものが生き残る

  • 6 April 2018
  • のぶやん

数あるCMSの中で、ワードプレスが普及したのは、シンプルなわりに拡張性が高かったからです。Drupalなども拡張性が非常に高いCMSでしたが、あまりに利用する学習時間が長いので、2011年以降はジワジワと利用者が減少しています。

Drupalなどの高度なCMSになってくると、開発者の負担も大きくなってきて、学習時間が長くなればなるほど、汎用性が低くなっていく事になります。汎用性があまりに低くなり過ぎると、Drupalを使わずにゼロから開発した方が早いという事になってしまいます。

シンプルなものが優れている

ウェブサービスは、とにかくシンプルでないと、多くの人が使う事ができません。Facebookの場合には、多くの機能が追加されていて、もう訳が分からない状況になっています。ツィッターも機能追加が行われましたが、ほとんど使われていません。インスタグラムもシンプルです。

日本で仮想通貨が流行したのは、コインチェックがシンプルで簡単なユーザーインターフェイスを提供したからであり、誰でも簡単に使えるという事が非常に重要です。

複雑になるとユーザーが離れる

LINEのように少しずつニュースなどが入って複雑化していくと、ユーザーは目的以外のものが入り込んでくる事に嫌気がさしてユーザー離れを引き起こす事になりかねません。例えば、Mixiなどはポータルサイトを目指して多くのものを導入して失敗しました。

数多くの機能を導入する事は、ユーザーの目的が果たせない事になるので、ユーザー離れを加速させるのです。機能を絞り込んで、簡単な機能で提供する事が求められています。

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ウェブの戦い方が大きく変化する時代

  • 19 October 2014
  • のぶやん

ベンチャー企業の常識と言えば、現在、活躍しているツールの新しい代替品を見つけてくると言うことにあります。

多くの人が携帯電話のメールを使っているという現状であれば、LINEを携帯電話の代わりになるという事で爆発的に普及しています。また、スマートフォンは、今までのパソコンの代わりをする閲覧装置であったり、ゲーム機の代わりとしても十分に機能することができます。そうした新しい代替品が時代を少しずつ変えてきたということができます。

ノーベル賞の中村修二さんの例を見れば分かるとおり、現在の日本の会社が技術を持った人材を軽視している事は明らかです。科学的な分析が出来ない人間がトップに居座って権威をふるう日本社会は硬直化しており、能力主義ではない完全な権威主義に陥っています。このような日本の状況は、第二次世界大戦の当時と何ら代わる所がありません。

科学の力で勝負する時代

サイバーエージェントの藤田氏は、技術者が活躍するような場所を作りたいとして、技術者を500人規模など大量採用をしています。技術者を活用する戦略などがあって、IT企業らしく営業集団から技術者集団に移行していきたいという会社の方針が見て取れます。現在のIT会社の多くは、営業すらインターネット上に移ってきているので、必要となるのが技術を理解する人間になっています。営業担当者ですら、多くのウェブ技術を持ち合わせる事に越した事はないのです。

サイバーエージェントに限った事ではなくて、どこの会社であっても、ウェブに精通している人材と言うのが必要です。エンジニアを持ち上げて、企業がもっと科学的にならなければ、世界で太刀打ちができない時代になってきているのです。実際に運用を行う現場の人を軽視したのでは、良いウェブサービスを作り上げる事は絶対に不可能です。

技術者が次々と辞めるようなIT企業は遅かれ早かれ潰れる

現場の人の発言を重視する

現場の人というのは、最も情報を持つようになるのは当然です。戦争中においても、最も現場の状況が分かるのは、現場で戦う人たちであったり、現場にいる指揮官であったりします。食料が不足していたり、弾丸が不足していたり、敵の攻撃がどの程度のものであるかを現場が把握するのです。そうした人たちが日頃から付けている記録であったり、発言などを上層部が理解して、それに対応する能力が求められます。上層部は、現場の意見をくみ上げて、それを解決する手法を模索していく必要があるのです。

現場の人の発言を重視する為には、組織における柔軟性というものが必修になってきます。組織というものは、様々な意見を取り入れながら、上手に現場の人と合わせて修正を加えていくものになります。上層部が現場に対して威張り散らしていると、現場の人がどんなに良い情報などを持っていたとしても、上層部にあげてこない危険性が生じてしまいます。下の人からフィードバックが得られないと言う事は、組織の情報交流に支障が出てくるので、組織として大きな問題点になります。


現場の技術者を束ねられない上司は辞めさせるべき

良くある「こうしたい」という要望

現場で技術に関わる人に対して、技術者でもない何も分からない人が無理な要望をぶつけてくるという事は良くある事です。技術がわからない人に限って、無理な要望をしがちですし、頭の悪い人に限って技術者が言う事を分かったふりをする傾向があります。現場で技術を握る人間がそのまま進めていけば成功するプロジェクトであったとしても、人の意見が入ってくると崩れてしまうという事は良くある事です。上層部が現場の意見をまともに聞こうとしなければ、現場としては上層部に情報をあげない傾向が強くなります。ヒトラーなどに意見する人がいなくなった結果として、彼が裸の王様になって判断する情報が欠落していたのです。

技術が全く理解できない顧客とはできるだけ付き合いたくない

日本企業における技術部門の軽視

日本企業は、技術に関心のある人材を大事にしようとしてきませんでした。技術を高めようとする人材に報酬を与えようとせず、逆にそれをコントロールしようとする姿勢が強すぎるのです。その結果として、技術を高めようとするやる気が失われて、日本の技術力が低下していくのです。ソニーなど家電業界の没落は、こうした日本の「権威主義」とも言える技術力の軽視が招いた事だったと考えられます。

日本では、「技術は会社のものにする」という意味不明な法案が通過しており、会社が報酬を決めさえすれば、開発した技術が会社のものになってしまいます。新しいベンチャー企業を興して、自分が開発した技術を使って大金持ちになるような夢も希望もない社会にしてしまっています。現在、お金と権威を持っている人たちがそれを守ろうとする力が強すぎて、国家の力がどんどん弱まっているのを感じますね。

技術屋の多くが朝から晩まで働いてる。成果が出たら遊んでる司令官のものになるのはおかしい

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高齢化する社会でウェブサービスまで高齢化!日本全体が高齢化している現実がヤバい

  • 4 June 2013
  • のぶやん

ミクシィの社長が笠原社長から30歳の朝倉社長になりまして、「大幅な若返り」と発表されましたが、インターネット上では「同じ世代ジャンww」と言う冷ややかな声も聞かれていました。確かに笠原社長と7歳しか違わないという事と、同じ東大卒業で考え方も比較的近いと推測できるので、同じような考え方をしているのではないかと見られるのは仕方ないかもしれません。そもそも、会長と社長が乖離した考え方をする事は不自然で、創業者の笠原社長に近い考え方をした人が社長になるのは自然な流れではあったと思います。

ミクシィと言えば、約10年前に作られたサービスで、この10年間は日本のウェブサービスの中心にあった訳ですが、今はユーザーがフェイスブックやツィッター、ラインなどに流れていると言われています。いろいろな要因があると言われていますが、最もな要因と言えるのは、経営者の考え方が古くなってしまった事かもしれません。外からミクシィを見ると、25歳の社長にしても?と思いますが、上場企業とあっては混乱を招く可能性もあってそれも無理でしょうし、無難なところで30歳の朝倉さんに決まったのでしょう。あまりに無難すぎて、ミクシィの改革には程遠い気がしました。

爆発的ヒットを生むには

学歴うんぬんではないですけど、東大卒の朝倉社長よりも、グリーがミクシィに差をつけられた時に携帯ゲームに思い切って舵を切っていったGreeの田中さんみたいに日大卒ぐらいのちょっと学歴から外れたぐらいの場所どりの方が頭の柔軟性はあるかなーと思ったりします。グリーは、あのまま携帯ゲームに舵を切らなければ、現在のミクシィよりも悲惨な状況になり、会社としては成り立たなくなっていたかもしれません。それがあの携帯ゲームに展開を切り替えた事で日本でDeNAと2強と言われるゲームのプラットフォーマーになっています。ほんと、グリーの田中さんの発想力は素晴らしかったのですね。

経営者という点では、朝倉社長の手腕は恐らくは信頼に値するでしょうけど、爆発的ヒットというのは、もう少し角度が違った発想をする人から出てくるような気がします。NAVERまとめだって、そこそこのまとめを作ればそこそこヒットするのですが、そういうまとめが爆発的にヒットするという事はほとんどないです。ウェブで爆発的なヒットを記録するには、「少し別の角度(言い方悪くすれば馬鹿な発想力)」が必要になりそうです。しかし、馬鹿を追求していくと、ビルゲイツでも、スティーブジョウブズでも、ザッカーバーグでも退学しないといけないんですねー、学歴社会のアメリカで退学して事業で成功しなかったら泣きますけどね。

LINEが流行してる理由

LINEが成功した一番の理由は、女子高校生に対して意見を聞いたところかなーと思ったりしています。女子高生に意見を聞くと、大人目線だとかなりずれている視線で物を発言したりしますけど、案外その方が流行ったりするものですよね。ラインの「携帯」「メッセージ」のみを主力に狙っての展開、「キモ可愛いキャラクター」というのは、女子高生にリサーチあっての事かなと考えたりしています。

ミクシィなども中高生が参加したりしましたが、一時期から「出会い系サイトになっている」などという問題が出て、18歳未満に制限を付けるなどと規制をかなり強化していて、ミクシィが流行らない要因になった可能性もあります。LINEも検索などが年齢認証で制限されるようになっていますが、結局のところは、売春問題などが起こってしまっているので、あまり対策にはなっていないようです。この辺が今後は社会問題として取りただされる可能性はありそうです。

高齢者に洗脳される日本人

日本人が新聞ばかり大好きで、世界中で一番新聞を読むのは、日本人とドイツ人です。規律がしっかりしているのは日本人とドイツ人なので、なるほど規律というものは、新聞メディアの洗脳によって発生するものであったのかと気がつきます。新聞や雑誌などのメディアを若者が読まない、買わないで高齢者ばかりの購読者になるので、自然と若者向けの情報が減少して、高齢者向けの情報ばかりが流れる事になっていきます。そうすると、ますます社会が硬直化して高齢者の思想が若者にまで及んでいくという悪循環が発生していきます。

若者は投票しても高齢者に絶対数で勝てず、高齢者の意見を受け入れた政治家が買って、高齢者がどんどんメディアを支配して、日本社会を洗脳していくとう構図となってしまいます。早い話が画像や文章を引用しただけで「著作権違反だ」と20年もまえのような意見をわめきはじめる人々ががいるのも、世界の潮流を知らず、高齢者の利権をなんとか守ろうとしている人々なのかもしれません。世界で日本の物が売れないひとつの理由としては、日本で高齢者に売るものと、海外で若者に売れるものが異なっているという事情があります。日本のアニメが20年前に売れたのは、豊富な資金と若い人材がアニメに集中していたからで、現在はその資源がない事を知るべきでしょう。若者がいない社会というのは、終わりに近づくのは歴史上みられた事です。

何だか高齢化しているウェブサービス

「はてな」の広告出稿の欄を見ていると、メインで閲覧している人が40代、50代のエンジニアが中心ということで、なるほど違和感がある理由も分かったような気がします。はてなは、そのデザインを見ても、特に若者向けとか、女性向けのサービスを目指していないのかもしれません。大衆を目指すよりも、近藤さんらしい「エンジニア精神」を追求するのかもしれないですね。高齢者向けサービスという点では、良いのかもしれません。

フェイスブックも大学生はあまり使われなくなってきているようで、大学生はやっぱりTwitterとLINEというイメージが大きいです。特に大学生の多くがTwitterを利用しているのは、イラストサイトなどを見ると良く目に付くので分かります。ソーシャル(Facebook、Twitter、LINE)でコンテンツの拡散を行うには、それを利用している層の取り込みが必要になるので、若者(特に中高生の女性)向けは外せないなと思います。会社によってスタンスは違うようで、LINE社の場合には、BLOGOSで高齢者、Peachyで女性向けなど使い分けて、全部の層を取り込もうとしてるみたいですけど。

終わったスタジオジブリがもてはやされる

ウェブコンテンツを見ていても、スタジオジブリの作品は今でもそれなりのアクセスを集める事ができます。スタジオジブリの作品自体は、私の中では「千と千尋」の時点で既に完結しており、宮崎駿も早く引退すべきだと思うのですが、高齢者社会を象徴してか、宮崎駿さんもなかなか引退しようとはしません。今の大学生がどうか知らないですけど、私にとっては、スタジオジブリは既に「過去のもの」になっていて、宮崎五郎がどうのこうのとかいうのも、はっきり言ってどうでもいいです。

海外が遠かった80年代までは、ジブリ作品を見て喜んだ人もいたかもしれませんが、今ではヨーロッパだって20万円あれば往復して遊んで帰ってこれます。80年代にノービザが開始された米国では、ハワイなどに5万円もあれば遊びに行けるようになりました。韓国、中国などに関しては、国内旅行より安くいけるようになってきました。ジブリの作品を見て憧れる時代は終わって、自分の足で気軽に行けばいい時代になってきているんですね。

NAVERまとめはどうか

NAVERまとめで1つのまとめで1000万PV(100万PV単位は既に珍しくなくなったので)のまとめがいくつ位できるかというところは、注目すべきところかと思います。1000万PVとなると、そこそこの社会的な影響力を持てるレベルではあると思います。今後は、1つのまとめで「1億PVのまとめ」というものが出てくれば面白いですね。1つのまとめで1億PVと言えば、日本のほとんどの人がそのまとめを見たことがあったり、聞いたことがあるという状況になるかもしれません。

1億PVのまとめが出てくるには、先ずはNAVER全体のアクセスがあがらないと、そこまでアクセスを取るのは難しいかもしれないですね。NAVERまとめのプラットフォームも、オープンから2-3年を経て、そこまで斬新なプラットフォームとは言えなくなってきているので、このプラットフォーム上で1億PVも取れるまとめを作れるならば、その人はNAVER運営側が採用して意見を聞くべき人なのかもしれないですね。さあ、NAVERまとめのキュレーターさんで目指せ1まとめで1億PV!!

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金でも配らなければ、WEBサービス流行らないかも

  • 3 February 2013
  • のぶやん

新しいウェブサービスとして注目されているサイトが幾つかありますが、お金に結びついているようには見えないサイトが多いです。ウェブサービスの競争が非常に激しくなってきていて、ウェブサービスを軌道に乗せるのは、本当に本当に至難の業だなと思います。いろいろなサービスが乱立する中で、ユーザーから注目を集めて、しかもそれをお金にするというのは非常に大変な事だと思いました。

NAVERまとめにしても、まとめの作成者にお金を配って、膨大な労力を2年ほどかけて、ようやく社会的に認知されるサービスとして成長してくるという感じで、ウェブサービスを育てていくのがますます難しい時代になっているなと感じます。アップルがiPhoneを作り出したのと同じで、製造する事も大事ではありますが、アイディアとマーケティング力などが更に重要になってきそうですね。

Nanapi

注目(応援)しているサイトの1つなのですが、ベンチャーキャピタルから3.3億円調達した後も、それほどPVが伸びたような形跡はなくて、今でも赤字かと思われます。Yahooとの提携などプラス材料はありますが、赤字を脱却するには1億PVぐらいはほしいかなと思います。2013年中に1億PVを達成できれば良いですね。2013年中に1億PVを達成できないのであれば、ビジネスモデルの大幅な変更が求められると感じます。

Trippeace

Facebookのプロフィールを中心とした旅行の企画サイトです。利用して旅行に行こうと思ったのですが、沢山のユーザーが居て企画も沢山あるのに、旅行に実際に行ける可能性が超低くて、1ヶ月に1個、2個のツアーぐらいしか旅行に行けてないと思います。沢山のユーザーがいるにも関わらず、それを活かしきれていないのは凄く惜しい話です。旅行に行くのにはお金もかかりますし、初対面で年齢も分からないような数名のユーザーで旅行に行くのであれば、ツアー参加が安くて安心という心理もあるかもね。

Facebookも落ち目だから、これから気軽な国内旅行のツアー企画などをTrippeaceが中心になって組んでいくなどしないと、ユーザーに企画させて放置では無理な気がします。このビジネスも、旅行の実行が沢山ないと、ビジネスとしては相当に厳しいと思います。2013年は、思い切ったビジネスプランの変更が求められる気がしています。

ココナラ

これも非常に面白いビジネスモデルで、500円玉で気軽にお願いが出来るというビジネスです。以前にも見たことがあると思ったら、「人力検索はてな」の拡張版のような感じがします。実際に利用して、出品と入札してみたのですが、使い勝手も良くて素晴らしいサイトでした。今の段階ではそれほどお金になる感じはしませんが、開始したばかりというサイトらしいので、今後の発展が期待したいところですね。

OneTopi

ベンチャーというよりは、ITmediaの手がけているサイトです。小額ながらPVに応じた金銭分配も行っていて、ユーザーも沢山いて利用も活発に行われているようです。現段階においては、「キュレーションプラットフォーム」と言うよりは、楽天ニュースと同じ「ソーシャルニュース」という感じですが、これから更にキュレーションらしくなる事も期待されます。

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ウェブサービスの立ち上げ

  • 9 November 2012
  • のぶやん

ウェブサービスを立ち上げる方法は、1通りであるとは限りません。いろいろなウェブサービスの立ち上げ方があります。日本では、米国ほどサービスの立ち上げが活発に行われている訳ではありませんが、それでも数多くのウェブサービスの立ち上げが行われています。

ウェブサービス立ち上げの基本

(1)ユーザー閲覧型 Or ユーザー参加型

ユーザー閲覧型は、サイトを作成する難易度としては高くないので、気軽にウェブサービスを始めたい人に向いているサービスです。例えば、情報や写真をまとめた「2ちゃんねるまとめサイト」などは有名で、閲覧型に特化されたサイトです。ただし、投稿数が1000を超えなければ、ウェブ上で存在しないのと同じです。また、投稿数が1000を超えたとしても、更新し続けなければいけないという事は非常に大変な作業になります。ユーザー閲覧型は、作成の難易度は低いのですが、コンテンツ数を自力で揃える事のハードルが高いです。

同じコンテンツのプラットフォームでも、NAVERまとめのように「コンテンツ作成者」を参加者にして、閲覧者を呼び込む場合、Nanapiのように「コンテンツ作成者」をプロ化して「コンテンツ閲覧者」を呼び込む場合の2通りが考えられます。いずれも参加者をどのような人にして、どのようにウェブコンテンツを作成して、それをどのような閲覧者に見て貰うかという事になってきます。

*Mixiのコミュニティは、サイトの内部にコミュニティを形成して滞在するという手法でしたが、Facebookのようにアプリを仕上げてプラットフォーム化していくと、サイトの中に更にサイトを仕上げるような形になるので、サイトに滞在する人が大幅に増える傾向があります。Greeというプラットフォームの上で、複数のゲームに移動できるという構造です。大規模なプラットフォームを望むのであれば、ユーザーの入り口になるのが一番であり、そういうサイトを最初から目指していきたいものですね。

(2)CMS型 Or 自分でプログラミング 

CMSを使った手法では、開発期間はプログラミングをするのに比較して、短縮できる可能性があります。特に小規模サービスを短期間でリリースしたい場合などにおいては、WordpressなどのCMSが有効になってくるでしょう。また、Drupalなどを使えば、CMSと言えども、相当に大規模なサイトまで対応する事が可能になってきます。ただ、大規模サイトになればなるほど、CMSを使うメリットとデメリットのどちらも目立つようになって、当然ながら運用の難易度は高くなります。

ただ、CMSを使う利点として、モジュールが大量に出ているので、プログラムする量が圧倒的に小さくなるというメリットがあります。例えば、ユーザー登録時のスパムコントロール、多言語化など、全て自作プログラムで動かそうとした場合には、膨大なプログラムが必要になるので、それだけ開発期間とコストがかかってしまう事になります。

CMSをユーザーに参加させて実用性があるレベルに持ち込む為には、かなりのテクニックが必要になり、時間と労力が必要となります。Drupalなどで複雑なサイトになってくると、プログラムを組むのと同じように非常に細かい点においてかなりの手間がかかるようになってくるので、プログラムする方が楽だという人がいるほどです。例えば、DrupalのViewなどになれば、プログラム上のプログラムを目に見える形で動かしている感じになりますね。

(3)立ち上げの予算

ウェブサービスのスタートアップは、低予算というのが基本になります。最もかかるコストとなるであろう人件費を自分たちで賄うというのが普通で、通常の場合は「無報酬」にて全体が動かなければいけない次期があるでしょう。しかし、ウェブサービスを立ち上げる為には、それなりの予算が必要になってくるでしょう。とりあえず、ドメイン代金、サーバー代金などがそれにあたります。

まあ、ドメイン代金は無視できるほど小さいとしても、サーバー代金というのは、当初から余裕を持たせようとすると、月額数万円かかってくる可能性があります。このような状況において、ある程度の時期になると予算の確保というのも重要になってきます。自分たちでお金を出すのか、投資家を確保するかというのも問題になってくるでしょう。

どんなウェブサービスを作るか

ウェブサービスを作ると言っても、コピーのサービスであればあるほど、難易度は低くなります。コピーのサービスを作る難易度が低いですが、それだけ特色を持たせる事も難しくなります。逆に独自性が強いサイトは、ユーザーが「何をすればいいか良く分からない」という状態で迷います。SNSサイトなどのスタート時期がこれにあたるでしょう。

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ウェブ上のサイト規制をどう考えるか

  • 19 October 2012
  • のぶやん

NAVERまとめについて語ったり、Mixiについて語ったり、偉そうに語ってきたが、いざ自分がサービスを幾つも運営するとなると似たような問題に直面してしまうものです。

どういう形でウェブコンテンツの公開が良くて、どういう形で公開が駄目だというのを明確に決めるのが難しいのです。

サイトの規制はどうあるべきか

しばらく以前にNAVERまとめがアカウント停止の発表をした時にメールしてみると、丁寧な答えで帰ってきました。その時にNAVERまとめ側が言っていたのが「あまり規制しすぎるとコンテンツ作成者がやる気を損なう」という事でした。運営側としては、コンテンツ投稿者のヤル気を出して投稿者の期待感に応えるだけではなくて、閲覧ユーザー側の期待にも同時に答えなくてはいけません。

また、例えばNAVERまとめでインセンティブ目的のまとめばかりをアップロードしている投稿者を見れば、別の投稿者はやる気をなくす事でしょう。「ああ、私もインセンティブ目的で投稿しようかな」という気になるかもしれないのを避けなければいけません。

つまり、真面目に頑張ったユーザーを同列に扱わず、真面目なユーザーをいかに「目立たせるか」という事が非常に重要になります。

(1)コンテンツ投稿者(作成者)の期待にいかに応じるか
(2)閲覧ユーザーの期待にいかに応じるか
(3)一部のコンテンツ投稿者の行為を認めてしまうと、別のコンテンツ投稿者のやる気を殺ぐ行為とならないか


2ちゃんねるやニコニコ動画の人気は、自由度が非常に高い事にあります。この自由度が高い事を活かして、若者が様々な表現を行う場としています。ただし、その2ちゃんねるでも、他人を脅迫したという事で逮捕者が出てしまったり、ニコニコ動画でもお札を刷った所を撮影して逮捕者が出てしまったりしています。ニコニコ動画では、裸になったという事でアカウント停止されるという事まで発生しています。自由となると、そのルールをどこに設定するのかは、サイト運営者の悩ましいところであるはずです。

悪意あるユーザーをどうするか

・最初にシステムで出来る限りの努力をする

システムでかなりの段階にまで迫る技術力が必要になり、これがサイト運営側にかなりの負担になります。例えば、最初に登録ユーザーがスパマーの可能性を排除しなければいけません。また、スパムのような投稿を繰り返すユーザーをどうするか?という問題の為に投稿にLimitを付ける必要が出てくるかもしれない。一般コンテンツとアダルトコンテンツをカテゴリ分けしなければいけないかもしれないなど、非常に細かい所で次々とやらなければいけない作業がふってきます。

ただし、規制を作れば作るほど、投稿者の側が「その文面」に恐縮して、何も活動を行いたがらなくなる可能性があります。特にインターネットの場合には、無報酬、もしくは少ない報酬で動く場合も多く、投稿者がすぐに離れていってしまう可能性も十分に考慮しなければいけないからです。

エースを作り出す重要性

・悪いのを追い出すという発想ではなくて「良いのを目立たせる」発想

以前もこのサイトで書いたように、沢山の投稿を行ってくれる(或いはニコニコ動画で沢山の放送を行ってくれる)サイトのエースを沢山作り出せば、それだけで自然にサイトのPVというものを稼ぎ出す事ができるでしょう。何度もサイトに訪問してくれて、長期のスパンで活躍できるユーザーを沢山抱え込む事がサイト運営にとって非常に重要になってきます。そういったユーザーは、サイトにとって「協力者」であり、パートナーサイトと言う事ができるでしょう。

サイトに積極的に協力して、YoutubeやNAVERまとめで大きなお金を得るユーザーもいれば、ニコニコ動画で放送して、有名人になって芸能界に入ろうとする人もいるかもしれません。また、Pixivでイラストを描く行為を繰り返す事によって、もしかしたら本当の絵描きになれるかもしれないという可能性もあるわけです。インターネットで活躍して、そこから幅を広げて自分の職業に繋げるという例は増えてきました。

・ユーザーと一緒に成長する

以前のインターネットのビジネスモデルは、完全にユーザーから搾取するというモデルが主流でした。しかし、ユーザー側が賢くなるにつれて、そうしたビジネスモデルが通用しづらくなってきています。ユーザー側は、自分に優位なサービスに簡単に乗り換えるようになってきたからです。サービスの乗換えを防ぐ為には、ユーザーと一緒にいかに成長できるかのモデルを作っていく必要があるでしょう。

表現とは何なのか?

ピカソの絵を見て、それがいかに洗練された絵だとはいえ、一般的に理解するのは難しいでしょう。しかし、ピカソが高値で取引されるのは、彼が画家としてその絵に込めた魂があるからです。マクドナルドみたいにマニュアル化した時点において、表現は表現ではなくなるという事でしょう。規制を敷く事は混乱を避けるという意味では非常に良いことで、ユーザーも時にそれを求めています。しかし、それが新しい表現を阻害していく事になると、多様性が失われてしまって、サービスの発展を阻害する可能性もあります。

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