正社員

崩れ始める正社員のシステムで格差拡大!日本企業に依存しない事の重要性

  • 19 September 2017
  • のぶやん

40代以上の中高年フリーター(派遣社員・アルバイト)が社会問題になってきています。日本のバブルが崩壊した1990年以降、今まで正社員が行ってきた仕事を派遣社員・アルバイトに切り替える動きが広まりました。特に2000年以降に就職した団塊の世代の子供世代にあたる『団塊ジュニア世代』は、就職氷河期と言われる時代に社会人になって、就職できない人が派遣社員・アルバイトなどでフリーターになりました。

労働者の高コスト化

正社員の労働者を雇い入れるという事は、企業としても簡単に削減する事ができない固定費用がかかる事になります。日本の法律では、正社員を勝手に退職させる事は難しく、本人の同意を得る必要があります。この為に強引に退職させる為に悪質な嫌がらせを行う企業もあるほどです。

中国・アメリカなどの国では、契約が主体となって動くので、日本のように保護された正社員という制度は見られません。日本では、戦後の経済成長の中において、新卒社員を育成するコストが高く付いて簡単に辞められると困るので、年功序列・終身雇用のシステムが形成されました。バブル崩壊後の1996年の労働者派遣法改正によって、派遣労働者が自由化されていき、正社員のポジションが派遣会社を通じた派遣労働者に順次置き換わっていく事になりました。

正社員の仕事の質

正社員が派遣社員・アルバイトよりも2倍以上も仕事の質が高ければ、それだけ給与を貰うのは問題ないしょう。しかし、正社員の実態としては、新聞記者が記者会見でメモを取ったりする様子を見ても、大学生のアルバイトが出来る仕事をしているだけであり、能力値が高いと言える仕事内容ではありません。このように、本来200万円ぐらいの仕事内容で、年収800万円を得ている社員が沢山いて、日本起用が企業競争力を失ってきました。

グローバルの労働競争が進んでいくに従って、働き方が多様化していき、終身雇用、年功序列の維持は困難になってきました。日本のフルタイム正社員を維持している企業は、国際競争力の点で新しい開発ができずに負けるようになってきたのです。優秀な人間というのは、企業でフルタイムで働くのではなくて、フリーランスや自分で起業するなど独立するようになってきています。

正社員システムの形骸化

特に中小企業においては、正社員と言っても、社会保障を付けたふりをする『名ばかり正社員』というものが横行しており、その給与水準は派遣社員・アルバイトとほどんど変わりません。正社員としてあるのは、健康保険・厚生年金ですが、健康保険は国民健康保険にも入れるし、年金をいくら支払っても70歳まで受け取れません。簡単に言ってしまえば、国民健康保険は国の方に加入して、年金は払っても払わなくても同じです。

大企業においても、正社員を削減して、同じ仕事を派遣社員・アルバイトに任せるようになってきました。簡単に言えば、ほとんど派遣社員・アルバイトでも企業が回るという事を意味しています。豪華クルーズ客船では、少人数の白人正社員と、大多数のアジア系の低賃金労働者で構成されています。企業を回す正社員を少数に抑えて、ルーティンワークを派遣・アルバイト・外注した方が効率が良くなるのです。

領土拡大が終焉したローマ帝国

現在の日本の状況は、領土拡大が終了して奴隷が不足したローマ帝国にも似ています。ローマ市民を支えてきた奴隷の供給が不足する事によって、奴隷の価格が上昇して、奴隷労働を前提とした奴隷制を前提としたラティフンディウムは成立しなくなります。そこで、奴隷とちがう没落農民などの自由人である小作人が使われるようになり、現在のサラリーマンに近い位置取りで働く人が多くなっていきます。

自由人・小作農家というのは、個人の財産を所有ながら、結婚する自由があるなど、奴隷に比べて一定の権利を保有していました。今の日本において、サラリーマン正社員という身分は、会社を通じた身分保障はありますが、拘束時間が非常に長いという事と、長期に勤務すればするほど辞めづらい状況になる(中年で辞めたら次の職場を見つけられない)など、かなり会社に一生を縛られた状況になっている事は確かです。

自己資産の重要性

江戸時代の後期になって自作農が貧しくなってくると、最後に売るものがなくなって田畑を手放して、小作農に転落してしまいます。農民が田畑を手放すことは、収穫量が減少する事に繋がったりする問題があり、江戸幕府も1643年『田畑永代売買禁止令』を出して、田畑の売買を禁止して、1872年に廃止されるまで名目上の効力がありました。しかし、江戸後期になると、貧しくなった自作農の農家が田畑を手放すことが良く見られました。

実際には、江戸中期頃から貨幣経済が発達して、生活に困ると富裕な農民に田畑を担保に借金をして、それが返済できなくなると、田畑を取られて小作人に転落しました。この結果、飢饉が起きる東北地方などで小作農が増えました。小作人は、地主に対して決められた小作料を支払わなければいけないので、不作の年に困窮する事になりました。農民による副業・出稼ぎなども行われていたようです。

お店の奉公人サラリーマン

企業で働くサラリーマンという存在は、ほとんど資産という資産を持っていない人たちです。正社員としてボーナスなどで蓄えを持ったとしても、定期収入を持っていないので、退職したらすぐに消えるような僅かな金額です。それでいて、企業に対する拘束時間は非常に長い上、一生を同じ企業で過ごすという事もあります。このようなサラリーマンという身分は、自由であると言いながら、自由がないのと同じです。その代わり、辞めろとも言われず、会社が潰れない限りはある程度の給与が保障されます。

日本では、今でも新卒で入社したり、長期雇用の慣習が残っていて、転職が欧米の半分となっていたり、フリーランスで働いたり起業を志す人も少ないです。このような状況で、世界と日本企業のギャップが拡大しています。しかし、日本企業が国内で派遣社員・アルバイトなどの働き方をした人が十分な職業教育を受けていないという問題が生じています。

薄れる会社在籍のメリット

日本の会社に在籍するメリットは、少しずつ薄れてきています。多くの会社が業績連動給などになって、業績が悪いという理由で給料が上がらない、ボーナスが少ないという問題が出てきました。会社で昇進をして責任は重くなるけど、給料が上がらないので『ほどほどの地位でいい』という社員も多くなってきました。

アメリカにおいては、既にフリーランスが3割を超えて増え続けていて、2020年に労働者の半分がフリーランスとして働くとされています。フリーランスになると、そもそも転職という概念が存在せず、特定の企業との契約によって働く労働の形態となっています。フリーランスの場合には、自分で会社を設立するなど、自分でセールティネットを構築する必要が出てきます。

カテゴリ: 

日本が15%の平民と85%の奴隷になる!グローバル化の中で広がる格差社会の現実がヤバい!労働者が激安化

  • 6 September 2017
  • のぶやん

日本国内の富は、ほとんど変わっていないにも関わらず、多くの日本人が貧困に苦しんでいます。日本人の貧困は3000万人とも言われていて、既に日本人の『一億総中流』と言われる時代ではなくなりました。今後は、日本がグローバル競争に更に巻き込まれて、1億層貧困社会に陥る見通しです。

貧困にならないのは、親からの相続が多かったり、仕事に成功して収入が確保されていたり、会社の社長や役員などの幹部社員になって経営権を持っているという一部の人だけになって行く事になります。企業の社員というのは、奴隷身分のような形で使われる事になります。

グローバル企業の競争

グローバルに企業が競争する事によって、人件費が安い方に工場が流れていく仕組みになり、日本国内における工場は人件費を下げる圧力が働いています。その為に、企業がいくら儲かったからと言って、日本人の人件費をあげないという事になっています。企業側は、労働組合などを『これ以上、人件費が上がったら国外に工場を移転して雇用は失われる』と脅します。それによって、人件費が安く抑えられたままになっています。

ユニクロの柳井社長の『仕事に応じた報酬』という発言は、グローバル化を強く意識したもので、グローバル化の中において仕事内容に応じて報酬が決まるというものです。そうなってくると、中流意識のあった日本人の年収というのは、100万円以下でもおかしくない水準になり、それなりの生活しか過ごせなくなってしまいます。日本における巨大な格差に繋がっていく事になります。

正社員になれない派遣社員

正社員になれない派遣社員やアルバイトは、グローバル競争の中においては、完全に底辺に位置付けられてしまうという事です。今は、日本人の多くが正社員、派遣社員、アルバイトと雇用形態が分かれていて、正社員が優遇されているように見えますが、今後は仕事内容に応じて労働者として統一されていく見通しです。つまり、フルタイムかパートタイムという区別になって、正規、非正規という区分ではなくなってきます。

現在の正社員の賃金は、グローバル化の中でどんどん下げられる傾向にあります。例えば、誰も視聴していないテレビ局の社員で年収が1500万円という事は、あり得なくなっていく訳です。ユーチューバーのように100万人が視聴する動画を数万円のコストで制作したところに広告を出した方が、圧倒的にコストパフォーマンスが良くなります。

日本国内で広がる格差

結婚できない人が急増しているのは、日本の雇用形態がおかしなことになっているからです。日本では、年功序列型で新卒が給与が安くて、20代、30代の結婚適齢期に非常に安い賃金で働かなくてはなりません。女性が最も若い20代に周囲の男は低収入の男だらけという状況になるので、結婚して子育てするのが異常に苦労する事になります。

更に日本では、正社員以外の雇用形態もあり、派遣社員、アルバイトなどであれば、年収が200万円を下回るのが普通になっています。年収が200万円を下回るようであれば、自分の生活するのも大変な状況で、デートに行くのも簡単ではなくなり、出会いも遠のいてしまいます。

日本人の労働力が激安化

日本企業の内部留保が蓄えられて、グローバル化した日本の大企業が利益を出していく中で、日本の労働者の賃金はどんどん下落しています。日本では、求人が沢山ありますが、どの求人も技術力が見に付かない賃金が安い求人ばかりで、その実態は悲惨なものが多いです。特に日本で求人が増えているのは、介護・医療の分野であり、医者・看護婦などの専門知識がなければ、介護職などは大変な状況になっています。

日本でも、グローバル化を意識した経営者が『同一労働・同一賃金』と言うようになってきていますが、特に年功序列で高くなった40代~50代の給料が削られる傾向にあり、管理職などが失業すると、新しい仕事で同じ収入を得る事が非常に厳しい状況になっています。

誰もお膳立てしてくれない

従来の日本企業のあり方は、新卒社員で入って、それから会社の内部で技術を身に付けていくというものでしたが、グローバル競争の中で日本企業もそんなやり方を継続できなくなってきました。年功序列のようなやり方は、完全にグローバル化の中の時代に合わなくなってきており、必要となる知識を持った人と契約を結んだ方が競争力を高める事ができるようになってきました。

会社の内部にいるだけで、何もできない日本人の社員に高給を支払う事が非常に非効率な事になってきたのです。資本主義社会において、資本を持たないで労働力しか提供するものがない人たちの労働力は、グローバル化の中でどんどん安くなっています。以前のように『日本人だから能力が低くても、高い給料が保障される』という時代ではなくなってきているのです。自分に戦う能力がなければ、それなりの給料しか得られなくなってきています。

新しいことを学ぶコスト

労働市場で魅力ある人材である為には、新しい事を学び続けたり、実行し続けなくてはいけません。そして、新しいことを学ぶには、相応の学習コストがかかります。労働賃金などが低下する一方で、大学の学費はどんどん値上がりしていたりするので、借金して大学に行く人も増えています。借金して大学に行くと、20代の給与がただでさえ安いのに、更に苦しい生活状況になってしまいます。

更に会社に入ってからも新しいことを学び続けなければ、労働者としての価値を失ってしまうので、常に新しいことを勉強していかなければならず、その時間・コスト負担というものは非常に大きなものがあります。こうした新しいことを学習する時間・コストを負担できるには、もともと家にお金があったり、それなりに勉強ができて良い大学にでも入学しておく必要があり、そうでもなければ落ちこぼれる危険性が非常に高いと言えるでしょう。

カテゴリ: 

正社員と非正規社員の給与格差が問題になっている実態。グローバル化で正社員の給与もジワジワ減少

  • 27 February 2016
  • のぶやん

正社員と非正規社員は、30歳ぐらいまでは、年収ベースでそれほど開きがないのですが、40歳、50歳となってくるに従って、年収に開きが見られるようになってきます。これは、正社員が年収アップするのに対して、非正規社員が全く年収がアップしないという事情に基づいています。日本では、フルタイムで働く『正規雇用』というのは、20代ぐらいまでは技術力がないので『勉強する期間』という事で、様々な部署を経験したりしますが、30代以降になると実力を付けて企業の内部で戦力として使われるようになります。そのまま、50代〜60代と賃金上昇を経て退職に向かうというのが一般的でした。

非正規雇用というのもいろいろありますが、その多くが『時給制』となっていて、時給が1000円〜5000円といった感じで、非正規雇用によっても時給に幅がある場合が多いです。日本の非正規雇用というのは、どちらかと言えば、『正社員のサポート役』という役割になる事が多いので、最初に多少の業務を学ぶことは出来ても、ルーチンワークになっている事が多いです。言い換えれば、ルーチンワークなので給与が伸びる事もありません。
 

 

非正規雇用で給与を伸ばすことが難しい

非正規雇用の場合には、正規雇用と違って給料を伸ばすことが難しいとされています。それは、様々な業務を経験してないので、1つの業務しか行えないということが原因です。1つの業務しか行えないという事は、それ以上の収入を得ることが難しいということでmおあります。例えば、翻訳業務などをやっていたとしても、競争が激しくなってくると、翻訳業務の単価がどんどん下落していくので、常に学び続けて幅広い分野の翻訳業務ができるようになる必要性があるでしょう。

言い換えれば、単価が下落する前に自分で対応していく必要がある訳ですけど、毎日の給料が低い中で『自分で投資を行って自分を高めていく』というのは大変な事です。非正規雇用は給料が安いので、新しい自己投資を行う事が難しいという事もあるでしょう。会社に頼らずに、自分で道を切り開いていきたいと思うのであれば、非正規雇用ではなくてフリーランスで直接契約を選択した方が良いでしょう。

グローバル化で正社員が危ない

企業がグローバル化してくると、1つの企業で様々な部署を経験したとしても、自社の企業ではどうしても身につけられないスキルというのが沢山出てくるようになります。例えば、語学力であったり、新しい技術に対応したスキルであったり、グローバル経済に対応したマーケティングなどです。そのようなスキルを身につけられない正社員というのは、グローバル化の中で高い給料を維持する事ができません。

正社員であったとしても、ルーチンワークのような単純作業ばかりをやっていたのでは、実力が伸びないので、『名ばかり正社員』になります。ユニクロが非正規雇用を正社員化しましたが、『地域限定の正社員』などというものは、店舗を回るだけなので、実態としては『名ばかり正社員』にかなり近いものがあるでしょう。

向上心を持って学んでいく姿勢

単に業務をやるというだけではなくて、常に向上心を持って学び続けるという作業が必要になるでしょう。様々なものを学び続けて、様々なものに自分から投資していく必要があります。パソコンであったり、勉強の講座であったり、インターネット上で学習する事が大事になります。向上心を持って学んでいけば、最新のスキルを常に身に付ける事が可能になるからです。

正社員と非正規社員の年収格差

http://matome.naver.jp/odai/2143893439973118901

 

カテゴリ: 

高齢者の悲惨な毎日

海外旅行一つするにしても、若いときのように、リュックサック一つを背負って、安宿にとまり、現地の人々と同じものを食べ、現地の人込みに紛れて、現地の文化や人々の暮らしををリアルに体感することは、年をとってからだとできない。

格差の時代で「正社員」を放り出す時代が始まった

日本は「一億総中流」と言われる時代が戦後から数十年にも渡って続いていたが、やがてこの「世襲」が社会のあちこちに生まれて、固定化していったのは記憶されていい。
 
この「世襲」は何を生み出すのか。それは、「超えられない格差」である。職業や身分が「固定化」されて、乗り越えることができない壁となって立ちふさがるのである。

正社員、非正規社員、ニートの違いとは?使える会社の資本に違いがある

  • 9 September 2014
  • のぶやん
社畜
資本主義

正社員と非正規社員の賃金格差が問題になっていて、正社員と非正規社員の生涯賃金格差が5-6倍ほどもあるという事です。これは、非正規社員が150万-200万円で生活するのに対して、正社員が福利厚生を含めると800万-1000万円にも到達するという事です。年齢が上昇するにしたがって、正社員と非正規社員の格差というものが大きくなってきます。

資本主義

資本を使える側と使えない側

正社員と非正規社員で格差が出るというのは、基本的には「資本を使える側」と「資本を使えない側」というものに別れます。資本主義においては、株主出資が行われた上で、その出資金を使いながら経済活動を行って利益を出すという構造になっています。この構造の上では、資本を多く利用できるほど、そこから得られる利益配分も大きくなると考えられます。言い換えれば、正社員では、資本に対する決定権が大きいと考えられます。非正規社員は資本を少ししか使えないか、ほとんど利用できません。

働かないニートの多くは、自分が働かなくても食べていけるという預貯金、もしくは親の財産を食い潰す形になっています。資本を利用して生産を行うのではなくて、自分の大事な資本金を食っていく形になるので、後々に大きな問題になってくる事が明らかです。ニートの場合には、自分の家庭の資本を食っていくばかりではなくて、自分自身の年齢を重ねていくので労働資本が低下するという大きな問題を抱えています。

休日給与があるかないか

1ヶ月は、休日を含めると30日ほどあり、1日8000円ほど稼ぐとすれば、30日×8000円=24万円の所得が得られます。しかしながら、実際に派遣社員・アルバイトなどは時給制になっているので、休日に給与を貰う事ができない事になっているので、正社員と同じように週に5日働いたとしても、労働20日×8000円=16万円の所得しか稼げないという事になります。

社畜

外国為替市場の金利を見ても分かるように、お金というものは、休日、祝日に全く関係なく動き続けます。もっと簡単に言えば、休日、祝日でも平日と同じように生活の出費は生じるどころか、むしろ休日、祝日にお金の出費が増加します。そういった事を考えると、自分の労働していない時間帯に全く報酬が得られない派遣社員・アルバイトなどは、会社の資産を使わない「労働者」としての立場が強いことが分かります。

ニートがネットで稼げるか

ニートのPhaさんは、インターネットのアフィリエイトで稼ぐような事を言っていますが、彼は大したプログラミングのスキルがあるわけでもなくて、稼ぎと言えば、1ヶ月のインターネットからの稼ぎと言えば3、4万円ほどだそうです。「インターネットで生活できたら」と多くのニートが思っているようですが、このPhaさんの例を見る限りでは、それが難しいことが分かります。

ニートがインターネットで生活を立てる事が難しい理由としては、「そもそも、事業としてやる気がない」という事に尽きるでしょう。事業としてやるのであれば、いろいろと稼ぐ方法を考えますが、そもそも稼ぐ気がない人にお金が入ってくるはずもありません。インターネットのニートで3、4万円の収入がある人であればまだマシなレベルで、ほとんどのニートは、月額1万円以下というのが現状でしょう。プロの事業者として活動するアフィリエイターに技術も記事量も勝てないのは当然です。

現在、ネットで数万円稼げる事は、将来的に数万円稼げる事と同意義ではないのです。

ニートと個人事業主の違い

ニートと事業者というのは、紙一重であるところもあると思います。僕の友達でも、多くの人がスタートアップ起業時には、収入がニートと似たような生活になっていました。違うのは単に志だけかと言えば、それも違います。ニートは、苦しくなるとそこで辞めちゃうんだけど、事業者としては苦しい時にこそ踏ん張らないといけないし、嫌な事であっても手を付けていかないといけないという事もあります。屈辱的な事もあっても踏ん張ったり、少しぐらい嫌な作業にも手をつけます。

ニートが新しい知識を身に付けようとしないのに対して、個人事業主というのは、新しいものを身に付けようとするのに必死です。出来る限り新しい知識を身に付けて、時代の最先端を走ろうとしていきます。新しい何かを身に付けるというのは、現状に詰まっている自分に何らかの突破口を与えてくれますが、新しい技術・スキルなどを身に付けるには、最低で1-2年ほどの長期の忍耐を必要とします。ニートなんて、目標がなければとても新しい知識なんて身に付きません。


カテゴリ: 

アドセンス広告

関連記事