派遣社員

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派遣労働者の働き方をどう活用すればいいか?

  • 14 January 2022
  • のぶやん
派遣労働者の働き方をどう活用すればいいか?

派遣労働者の働き方は、正社員に比べて不安定です。

派遣社員という働き方は、あくまで「本業としての働き方」ではありません。副業としてはいいのですが、本業とするには、収入があまりにも少なすぎるからです。

派遣社員の給料が低い

派遣社員は、基本的にボーナスが支給されないので、それだけ安い給料になってしまいます。正社員とほとんど同じ仕事をして給料だけが低いと、お金も貯まらずに問題になる事になります。確かに気楽ではありますが、将来が保障されない働き方になります。

派遣社員をいかに活用するか

派遣社員を逆に活用する方法を考えるのは、1つの手法として有効になります。例えば、「転職をしまくって経験値を増やす」ということがあります。正社員は、なかなか転職する気にはなれませんので、派遣社員を逆手にとって転職しまくることで、自分の実力をどんどんあげていくのです。

仕事内容は簡単で誰でもできる

基本的には、派遣社員の仕事内容はシンプルで簡単なものを任される傾向があります。誰でもできる仕事なので、能力、技能が身につかないという欠点があります。そのため、自分で技能を身に付ける努力をして、所得をあげていかなくてはいけないということになります。

企業は依存されることを嫌う

企業の側は、従業員を必要なときに雇うスタイルに変化してきています。その中で、企業は正社員だからと言って依存されるのを嫌うようになってきているのです。

正社員だと安泰なのか

正社員だと安泰だと思っている人はそうではありません。正社員が安定しているというのは、単なる信仰でしかないからです。正社員であったとしても、40代を過ぎると簡単にリストラされるようになってしまいます。正社員の身分は、一生涯保証された身分制度ではないのです。あくまで、その時点において企業がボーナスを保証しているということでしかありません。

単純労働化する正社員ホワイトカラーの仕事!派遣社員とロボットに置き換えられる正社員たち

  • 21 December 2017
  • のぶやん

ホワイトカラーの仕事がロボットに奪われるという事は、随分と前から言われてきた事でした。ロボット化が起こる前の段階で起こったのは、単純労働を正社員ではなくて派遣社員のような低賃金(正社員の3分の1)に置き換える流れでした。簡単に言ってしまえば、全く同じ労働における『労働価値が3分の1になった』と言えるでしょう。

今後は、ロボット化が進んで、正社員がますます必要ない時代になっていくと考えられています。こうした中でアルバイトの賃金は、以前とほとんど変化していないので、求められる業務内容が増えていく事になります。コンビニのアルバイトなどは、アルバイトなのに1人で店舗をオペレーション(いわゆるワンオペ)するような事が求められています。

工場の海外移転による国内空洞化

1990年代から日本の工場が中国に移動するなどして、国内の空洞化が起こってきました。ここで競争していたのは、海外の労働力であり、海外の労働力の方が賃金が安かったという理由で、工場が海外にどんどん移転していきました。このような状況において、国内における製造業が空洞化して、産業の中心がサービス業に移行するようになってきました。

産業で高度化が求められるようになってきて、従来の日本企業のように就職すれば誰でもある程度の所得を得る(いわゆる中流階級の形成)をする事が難しくなりました。従来、正社員が

若者が減少する日本

日本において、若者が大幅に減少する事になっており、海外からの労働者の受け入れが必修課題となっています。厚生労働省の統計では、15~34歳の労働力人口は減少が続き、2030年にはピーク時1968年の61%(1439万人)になるとされています。日本企業の多くで、アルバイトや低賃金の底辺労働を担う人材が不足するようになっており、日本は就職だけなら世界で最も簡単な国と言えるような状況になっています。

これをもって、景気が良いとか、アベノミクスが成功しているという思いこみは非常に危険です。何故ならば、人材不足の職業の多くがアルバイトなど単純労働の仕事で、正社員であっても低賃金の介護職などだからです。逆に銀行員などのホワイトカラーと呼ばれるところには、この状況においても人員過剰が起こっており、大手銀行から人員削減案まで発表されています。

需要が激減する正社員

日本の企業においても、銀行が銀行員を減らすことを発表しています。中間所得層と言われる年収500万円~年収800万円(今までで企業の40代~50代層)が最も必要ない層となって、会社にいられなくなると考えられています。この給料がやや高い層を派遣社員(年収200万円)に置き換えていく事で、会社が更に利益を出す事ができるからです。

現在、航空業界でその事が顕著になっていて、客室乗務員(キャビンアテンダント)は、どんどん派遣社員に置き換わって年収も大幅にダウンしています。キツイ仕事であり、責任者以外『若いうちしか出来ない』とされている仕事であってもこの状況になっています。

20代のアルバイトがヤバい

このような状況で最も危険に陥りやすいのは、20代でアルバイト経験しかなかったような場合です。20代でアルバイト経験しかないような場合には、出来る事がほとんど何もないという事になり、年齢を重ねると状況が厳しくなってしまいます。40代~50代の正社員でも、仕事の内容がアルバイトでも出来るような内容であれば、派遣社員・アルバイトに置き換わっていく事は間違いないでしょう。

現在、40~50代の社員は、逃げ切りに必死ですが、10年以内に遅いかかる派遣社員化・ロボット化から逃げ切れるかどうかは微妙な所です。職場で上司から『仕事をマニュアル化するように』という指示があり、マニュアル化が終わったら、後は切られるだけという事です。

正社員が会社の1割になる

正社員が会社の1割程度になると書いている本もあります。

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日本が15%の平民と85%の奴隷になる!グローバル化の中で広がる格差社会の現実がヤバい!労働者が激安化

  • 6 September 2017
  • のぶやん

日本国内の富は、ほとんど変わっていないにも関わらず、多くの日本人が貧困に苦しんでいます。日本人の貧困は3000万人とも言われていて、既に日本人の『一億総中流』と言われる時代ではなくなりました。今後は、日本がグローバル競争に更に巻き込まれて、1億層貧困社会に陥る見通しです。

貧困にならないのは、親からの相続が多かったり、仕事に成功して収入が確保されていたり、会社の社長や役員などの幹部社員になって経営権を持っているという一部の人だけになって行く事になります。企業の社員というのは、奴隷身分のような形で使われる事になります。

グローバル企業の競争

グローバルに企業が競争する事によって、人件費が安い方に工場が流れていく仕組みになり、日本国内における工場は人件費を下げる圧力が働いています。その為に、企業がいくら儲かったからと言って、日本人の人件費をあげないという事になっています。企業側は、労働組合などを『これ以上、人件費が上がったら国外に工場を移転して雇用は失われる』と脅します。それによって、人件費が安く抑えられたままになっています。

ユニクロの柳井社長の『仕事に応じた報酬』という発言は、グローバル化を強く意識したもので、グローバル化の中において仕事内容に応じて報酬が決まるというものです。そうなってくると、中流意識のあった日本人の年収というのは、100万円以下でもおかしくない水準になり、それなりの生活しか過ごせなくなってしまいます。日本における巨大な格差に繋がっていく事になります。

正社員になれない派遣社員

正社員になれない派遣社員やアルバイトは、グローバル競争の中においては、完全に底辺に位置付けられてしまうという事です。今は、日本人の多くが正社員、派遣社員、アルバイトと雇用形態が分かれていて、正社員が優遇されているように見えますが、今後は仕事内容に応じて労働者として統一されていく見通しです。つまり、フルタイムかパートタイムという区別になって、正規、非正規という区分ではなくなってきます。

現在の正社員の賃金は、グローバル化の中でどんどん下げられる傾向にあります。例えば、誰も視聴していないテレビ局の社員で年収が1500万円という事は、あり得なくなっていく訳です。ユーチューバーのように100万人が視聴する動画を数万円のコストで制作したところに広告を出した方が、圧倒的にコストパフォーマンスが良くなります。

日本国内で広がる格差

結婚できない人が急増しているのは、日本の雇用形態がおかしなことになっているからです。日本では、年功序列型で新卒が給与が安くて、20代、30代の結婚適齢期に非常に安い賃金で働かなくてはなりません。女性が最も若い20代に周囲の男は低収入の男だらけという状況になるので、結婚して子育てするのが異常に苦労する事になります。

更に日本では、正社員以外の雇用形態もあり、派遣社員、アルバイトなどであれば、年収が200万円を下回るのが普通になっています。年収が200万円を下回るようであれば、自分の生活するのも大変な状況で、デートに行くのも簡単ではなくなり、出会いも遠のいてしまいます。

日本人の労働力が激安化

日本企業の内部留保が蓄えられて、グローバル化した日本の大企業が利益を出していく中で、日本の労働者の賃金はどんどん下落しています。日本では、求人が沢山ありますが、どの求人も技術力が見に付かない賃金が安い求人ばかりで、その実態は悲惨なものが多いです。特に日本で求人が増えているのは、介護・医療の分野であり、医者・看護婦などの専門知識がなければ、介護職などは大変な状況になっています。

日本でも、グローバル化を意識した経営者が『同一労働・同一賃金』と言うようになってきていますが、特に年功序列で高くなった40代~50代の給料が削られる傾向にあり、管理職などが失業すると、新しい仕事で同じ収入を得る事が非常に厳しい状況になっています。

誰もお膳立てしてくれない

従来の日本企業のあり方は、新卒社員で入って、それから会社の内部で技術を身に付けていくというものでしたが、グローバル競争の中で日本企業もそんなやり方を継続できなくなってきました。年功序列のようなやり方は、完全にグローバル化の中の時代に合わなくなってきており、必要となる知識を持った人と契約を結んだ方が競争力を高める事ができるようになってきました。

会社の内部にいるだけで、何もできない日本人の社員に高給を支払う事が非常に非効率な事になってきたのです。資本主義社会において、資本を持たないで労働力しか提供するものがない人たちの労働力は、グローバル化の中でどんどん安くなっています。以前のように『日本人だから能力が低くても、高い給料が保障される』という時代ではなくなってきているのです。自分に戦う能力がなければ、それなりの給料しか得られなくなってきています。

新しいことを学ぶコスト

労働市場で魅力ある人材である為には、新しい事を学び続けたり、実行し続けなくてはいけません。そして、新しいことを学ぶには、相応の学習コストがかかります。労働賃金などが低下する一方で、大学の学費はどんどん値上がりしていたりするので、借金して大学に行く人も増えています。借金して大学に行くと、20代の給与がただでさえ安いのに、更に苦しい生活状況になってしまいます。

更に会社に入ってからも新しいことを学び続けなければ、労働者としての価値を失ってしまうので、常に新しいことを勉強していかなければならず、その時間・コスト負担というものは非常に大きなものがあります。こうした新しいことを学習する時間・コストを負担できるには、もともと家にお金があったり、それなりに勉強ができて良い大学にでも入学しておく必要があり、そうでもなければ落ちこぼれる危険性が非常に高いと言えるでしょう。

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派遣社員で働くと大変な事になってしまうかもしれない

  • 28 February 2016
  • のぶやん

私は、学生時代にも企業から派遣された派遣社員アルバイトとして働いた事がありましたが、待遇はそれほど悪いと思った事はありませんでした。仕事は確かに企業の中に入ってプレッシャーのあるものでしたが、時給は普通のバイトの2倍以上であり、学生からすれば『報酬が高い部類』に入っていました。人材派遣会社の人が知り合いだったので、良い仕事を紹介してくれたのでした。今から考えてみると、『少人数採用』のあのような外資系企業で働けたのは良い経験になった訳ですけど、当時はそんなに良いこととも考えていませんでした。

その企業で一緒にチームを組んでいた人は『派遣社員』でしたが、30代になってアルバイトの私の給料とほとんど変わることがなくて、それを嫉妬して『アルバイトの給料が高すぎる』と言っていました。違う部署でいわゆる派遣社員でテレフォンオペレーターのチームがあったのですが、何と給与がアルバイトの私達より低かったという事を聞いて驚きました。外資系企業っだからと言って、派遣社員だと時給が低いという事もあるようです。

派遣社員で特に悲惨な大量募集

私は、基本的に『大量募集』というものに応募したことはないですけど、大量募集のテレフォンがヤバイというのはよく聞く話です。実際にネットで調べてみると、大量採用のテレフォンで働いている人は、「不潔・うつ病・ニート』だそうです。これはヤバイですね。とにかく頭数が揃えば、どんな人でも良いというのが大量採用のバイトの特徴でしょう。テレフォン系のバイトをやっている人と話をしたことがありますが、見た目・話し方とか、確かにちょっとやばかったですね。
 

私は以前、テレフォンオペレーター(受信)で何度か大量募集の求人に応募して、実際に勤務した事があるが、同時入社の人々が揃いも揃って「不潔・うつ病・ニート」ばかりだった。フケだらけで異臭を放つ中年男性や、うつ病だと自分からカミングアウトしてくる25歳のかまってちゃん、失業保険給付が目的で、一時的に就職しに来たというアラサー男性など、とにかく「普通とちょっとかけ離れている人」が多かった。就業してまもなく、1週間程の座学をしてサービスや製品について学んだが、皆20歳後半にもかからわず、学級崩壊かと思う程のカオスっぷりで、「来るところ間違えたかな」と本気で悩んだほどだ。

さらに、大量募集の求人を出している企業は、人の出入りが激しいので現場を管理し、新入社員の教育を担当するマネージャーやスーパーバイザーの年齢が若い。そして平気でため口を聞いてくる上、年上の頭をマニュアルで叩くことも珍しくない。 ヒエラルキーで言えば自分の方が上!という態度をあからさまに出してくるので、自分より年下の人間に指図されるのが嫌いな人は、「大量募集」の求人に応募する時には営業担当に現場の雰囲気や社員の様子を聞いておいた方が良いだろう。引用元:http://www.hiroseyonaka.com/entry/2015/07/20/195023

大量採用のバイトでなくても大変

大量採用のバイトは、採用されている人のレベルがヤバいということですが、少人数採用の企業の派遣社員も、かなりブラック企業が増えてきている現状があります。企業の中で『正社員が高いので正社員の人数を減らす』為に『誰でもできそうな仕事』を派遣社員にふることになるんので、派遣社員・アルバイトがやる仕事というのは、結局のところは単純作業ということになります。

単純作業の仕事というのは、短期でやるなら良いにしても、そういった類の長く続けるのは、何としても避ける必要があるという訳です。単純作業の仕事を長くやってしまうと、『それが当たり前』のような感覚にも陥ってしまう場合がありますが、そういった事が当たり前になってしまうと、スキルを向上させる事も資産を持つこともできなくなるので、『年齢を経て報酬単価がどんどん下落していく』という現象に見舞われる事になってしまいます。


派遣社員のためのリスク管理と上手な働き方―これだけは知っておきたい! (DO BOOKS)

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大学の教員にまで求められる『お金を生み出すビジネスモデル』

  • 1 February 2016
  • のぶやん

簡単な仕事を的確にこなす人がほしい

最近になって、ほとんどの仕事というのは、それほど学歴が必要ない場合がほとんどです。派遣社員で十分にこなせるような『アシスタント業務』などというのは、ほとんどが正社員ではなくて派遣社員に置き換わっています。アシスタント業務に当たる簡単な業務というのは、ほとんど派遣社員になっています。会社によっては、チームリーダーのみが正社員で、派遣社員3名、アルバイト5名で回すようなスタイルも多くなってきています。つまり、正社員1名枠にはいる人を求めるわけですけど、そこに高学歴の人は特に必要ないというのも理解できます。

例えば、カメラマンに学歴が必要かと言えば、カメラの操作に慣れていた方が良くて、パソコンソフトを使えた方が良いということは事実ですが、要求されるのはそれぐらいのものでしょう。給与は安いながらも、実務経験があれば、カメラマンとして採用される事があるでしょう。1〜3年ほどの実務経験があれば、カメラマンなんて毎日カメラを回すだけだから、言ってしまえば『誰にでもできそうな仕事』であることは事実です。ただ、正社員で採用されているのは、『責任感』というものが大事になるからでしょうね、責任を持って最初から最後までやり切るというパワーは、アルバイトではなくて正社員でないと困ります。

派遣社員で業務スキルを高める

会社の中で派遣社員になって業務スキルを高める事は可能ではあります。今まで正社員などが行ってきた業務自体を派遣社員が行うという事は、企業の中で派遣社員が様々なスキルを学ぶ機会があるかもしれません。少なくとも、1〜3ヶ月ぐらい企業の中で新しいことを学ぶ事が出来るでしょう。そして、半年ぐらいして1つの技術を身につけたなら、その会社に用はなくなったということでやめてもよいでしょう。会社側からすると迷惑な話かもしれませんが、派遣切りと言って会社が派遣された人材を切り捨てることを考えれば、こちらから辞める方が良いのです。

自分が行きたい会社に派遣されてスキルを身につけたなら、そのスキルを使って事業を行うのも良いでしょう。ITの会社に行ったらITのスキルを活用しながら事業を行うのも良いでしょうし、カメラを扱う会社に入ってカメラのスキルを用いるのも良いでしょう。早めにフリーランス・個人事業主として独立して、誰かに雇われるスタイルを脱却する事が大切になります。

映画監督という職業はどうなのか

映画監督という職業を考えると、研究者が映画監督になるという例もないわけではないですね。例えば、原発の映画を作った小熊英二さんとかは、学者で教授をやっていながら、映画監督もやっています。ぶっちゃけ、今の私立大学の先生は、過去の実績よりも『学生が集められる知名度』の方が求められているのではないかと思わなくもないですね。メディアなどに取り上げられて知名度があがれば、それだけで様々な学校から『お呼び』がかかるし、講演会などにひっぱりだこになるのは、それだけで学者として名誉ある事ですから。

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