ニート

江戸時代と同じ構図で、商家が幅を効かせる時代

  • 28 May 2017
  • のぶやん

江戸時代の後半になってくると、政府が商家から借金をするようになってきて、商家がどんどん強くなっていきます。商家は、幕府にお金を貸しだして、幕府は武士を養う為に財政がどんどん苦しくなって、最終的に薩長を中心とした明治政府に乗っ取られる形で江戸幕府が終焉します。当時は、一石=2.5俵(150キロ・工作面積が約1反・300坪)ぐらいだったという事です。

江戸の後半になってくると、武士の武道よりは、学問が重視されるように変化していきます。読み書きなどが徹底されて、武士の識字率が100%となります。また、田畑を持たない商人たちの活躍の場が増えていく事になります。江戸時代後期の下級武士たちは、給料が低くて農民にも劣るような困窮生活となり、副業を行う事でようやく生計が立てられていました。

日本の中間層が完全に没落

日本の中間層は、海外に工場が移転した事によって完全に没落してしまいました。かつて、日本の国際的立場というのは、戦前にアジアの中で最も早く西洋からの知識を輸入して、工業化した事で地理的優位性を活かして大量の工業製品を作ることで発展してきました。しかし、日本にあった工場が海外移転してから、日本の中間層は非常に厳しい状況になっています。

日本の普通のサラリーマンが高所得を取れる時代ではくなると同時に、派遣社員、フリーターなどが増加して、年収400~500万円の中間層が減って、年収100万円~200万円で生活する人が増えてきました。1人で生活するには、年収200万円あればギリギリの生活を過ごすことはできますが、家族を持つには足る年収ではありません。

サラリーマンは召使い

商家というのは、株式を持って事業を行っている人の事を指していて、その大小に関わらず事業を行っている人の事です。事業を行っている商家は、成功していれば江戸時代でもそれなりの資産化になっていました。今では、株式会社という名前で、大きな会社になると何万人も社員がいますが、1つの商家が中心になっている会社もあります。特に株式を上場していない中小企業の場合には、1つの家が株式を支配している事が多いのは事実です。

日本人は、戦後にサラリーマンとなって一生懸命に働いてれば、それなりの所得が得られて中間層になれました。学歴が高卒であったとしても、会社に入ってそれなりの地位に出世する事ができました。そういった中間層の時代は、日本の経済成長が停滞して既に過去のものになっています。労働者の可処分所得は、毎年のように落ちており、年収800万円でも手取りが600万円ほどしかなくなっています。

生産手段を持たないサラリーマン

サラリーマン中間層が没落するのは、労働者であるサラリーマンが『コスト』として扱われているからです。コストとして扱われているサラリーマンが株式を持って、利益の分配を受けるようにすれば、サラリーマンはコストではなくなります。しかし、入社したサラリーマンにストックオプションのような形で株式の分配を与えると、今度はサラリーマンがお金をゲットしたら会社の事などお構いなしに退社してしまうというジレンマが生じてしまいます。

海外に生産手段である工場が移転してしまうと、日本に生産手段がなくなり、それを動かすサラリーマンが必要ではなくなってしまいます。まさに、今は日本は生産手段を海外移転によって失った状況で、それを保有する資本だけが日本企業が出資ているお金として残っている状況になっています。資本を保有している人は海外からの収益を得る事ができますが、労働力に依存するサラリーマンは、必要性が薄れているのです。

その一方で、かつて出来なかった海外に対する投資は、誰でもインターネット証券で簡単に行えるようになっています。ファンドを通じた間接投資であれば、個人でも行えるようになっていますが、直接投資になるとグローバル企業でないと難しいという状況があります。

どんどん貧しくなる日本人

日本企業のほとんどがグローバル化に対応してないドメスティックの日本企業なので、日本人の内需に依存しているので、日本が格差社会で貧困が広がっていくと、潰れる中小企業が増えて、日本人は貧しくなっていくでしょう。安倍政権で日銀のETFの買い付けと、大規模金融緩和による円安誘導で、短期的に好景気のように見えますが、日本人の中間層が貧しくなっている事は歌がいようもない事実です。

今の大学生は容易に就職できますが、サラリーマン自体が中流階級を維持する事はできないでしょう。日本政府及び国民は、日本経済に横たわる根本的な問題を解決しようとしておらず、少子高齢化、国民の教育問題などに手が付けられないままの状態になっています。

少子・高齢化によって、日本に労働力が不足する一方で、高齢者が全く働かないで年金受給者となる事で日本に蓄えた資源をどんどん消化していく事になります。行きつく先は、リン鉱山が枯渇したナウルと同じ状況になる事は明白でしょう。結局、働かない高齢者というのは、ナウルでニート生活を過ごす国民と全く同じ状況であるからです。投資家らの収益だけでは、大勢の高齢者を支える事はできません。

近代的教育が必要

日本の高度経済成長期には、労働力が足りなくなっていた事もあって、高校を卒業してから集団で就職して、企業が教育訓練をするスタイルが定着していました。しかし、企業が賃金が安い海外に工場を移転するに伴って、日本国内で工場を動かすのにそれほど多くの人材を必要としなくなりました。必要となったのは、日本国内の技術を維持するだけの社員さえいれば良いという事になり、単純作業は派遣社員・アルバイトに任されるようになたのです。

海外に工場が移転した事で、企業が教育を行わなくなった事に伴って、日本人の多くが実務的な教育を受ける機会を失う事になりました。大学を卒業すると、就職に困らないほど数多くの企業が採用しますが、それは技術を学んでほしいと言いながら、どちらかと言えば派遣社員・アルバイトなどと同じ『安い労働力として若者を使える』という需要が高い事を意味しているのでした。

資本が他国に移動し始めた中国

中国では、日本のように国内に資本を蓄積する前に、既に人件費が上がり始めていて、工場が海外に移転するようになっています。工場が海外に移転するようになると、国内が空洞化して日本と同じような状況が発生するでしょう。中国では、ホワイトカラー職業に就職するのが難しい一方で、工場労働者のような職種は、賃金が高くないと労働者が集まらない状況になっています。このような状況で賃金が高止まりしているので、工場が中国から海外移転し始めているのです。

『プロニート』がゲーマー化している悲しい現実。ゲームで人生を終えるのは楽しいのか。

  • 11 February 2017
  • のぶやん
Phaニート
Phaニート

Phaさんが1日10時間もゲームをしているという事をブログで書いていた。他人の人生だからどうでもいい事なのですが、ゲームする為にニートをするというのも何だか寂しい話に見えます。

結局、ゲームなのか。

ニートでもいいと思うんだ。人それぞれが好きなように生きればいい。金があるなら、別にゲームやるのも自由だろうし、ブログを少し書いて右側に掲載されている自分が書いた書籍が売れたらアフィリエイトと報酬二重取りなどという事だってできるのかもしれない。

自称・プロニートPhaさん本は、読む気になれないので読んだことはないですが、ブログは暇な時にアクセスする事があります。20代の時と、40代になってもあまり変わらなそうだな、というのが感想。これはPhaさんのせいかと言えば、違う気がする。いくら生産を行ったとしても、結局は高齢者に全て吸い取られてしまうようなシステムが完全に出来上がっているのだから。

自分の時間を大事にしたい

Phaニート

中途半端に会社で稼いだとしても、大学の時に借りた奨学金の返済、健康保険料、年金のお金、おまけに家賃までかかって、手元に残る金額は僅か。それで友達などに誘われて一緒に遊んでいたら、手元に全くお金は残らない。こんな腐った生活よりは、自分の時間を大事にしたいという気持ちはもっともだと思う。

でも、、、そんな中でも諦めないで20代~30代を過ごした人は、多分、40代ぐらいになってそれでも、それなりの技能とスキルが身に付いているのだと思う。ただ、身に付いていたと自分で思いこんでいただけで、40代になって会社から解雇されて、それで再就職が無理だったり、アルバイトをしていたりする人も多いので、それを考えると『自分の時間を大事にした人が勝ち組』とも言える構図だ。相手に利用されるぐらいなら、いっそのこと何もしない方がいいという発想。ただ、国の徴税権などから逃れる事はできず、消費税などは自分の状況に関わらず確実に取られる。嫌なら、国を出るしかない。

本を書けば作家として生きれる人

そうだ、Phaさんは、『書籍を書ける』という人並み外れた能力があって、しかも1冊出すと数万冊の売り上げ(数百万円)の収入があるから、ニート作家として生きていけばいいんだと。気が向いたら、また出版社の人に出も話をもっていって、本書けば、また数百万円の収入があるという状況。

常に学び続けなければ、新しい本を書けなくなる?それは分からない。実際にニート生活していても、彼は書籍を3冊も出した。それは、他の人には難しいことだ。しかも、そこそこの売り上げをあげた。彼は、3冊の本を出して、それでチャンスを掴もうとしていたのかもしれないが、そのチャンスは、少しずつ遠ざかろうとしているかもしれない。

僕たちは戦わない

戦わない人が増えると、日本の経済はどんどん悪化していく事は間違いない。労働意欲が高い人が多ければ多いほど、その国は活性化する。日本では、高齢者に吸い取られるから、労働意欲が高い人がどんどん減っている。

若い人に『働け』と偉そうにしてくる高齢者たちは、自分たちは若者が働かないと食べていけなくなるから、そういう事を言ってくるようになっている。日本の労働人口が減少して、困ってしまうのは高齢者だ。

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技術ない中高年フリーターがオワコン化してしまう時代!技術力(知識)と資産がますます重要に!

  • 30 January 2017
  • のぶやん

中高年になるまでフリーター

中高年になるまで、フリーターであったり、ニートなどをしていた最大の問題点は、『何の技術力も何の資産も持ち合わせていない場合が多い』という事です。何らかの技術力を持ち合わせていれば、中高年になっても就職先があったり、場合によっては自分でビジネスをする事も可能です。何の技術も、資産もないような状況では、年齢で圧倒的に不利な状況に置かれる事になります。

更に中高年になるまで、何ら資産を見に付けてこなかった人たちは、『採用されても一生懸命に頑張ってくれないだろう』という目で見られてしまいます。簡単な資格などを取得しようとする中高年もいますが、資格があるというだけでは、実際にはあまり役に立ちません。



今では、中高年フリーターは、社会問題になろうとしています。

技術力を得るのに時間かかる

技術の高度化に伴って、特定の技術を磨くのに時間がかかるようになっています。時間をかけて磨いたような技術でなければ、現場で使いものにならない事が増えているのです。マニュアルを聞きかじってやるような、例えばコンビニのアルバイトなどは、『誰でもできる仕事』となって、技術力など全く見に付かないので全く経歴として意味をなしません。

大学を出ても非正規雇用の人が増えているとおり、世界中で労働者は余っていて、賃金を受け取る労働者に求められる能力も高度化しています。そのような中で、技術力が全く見に付かないようないわゆる『単純作業』の労働社を続けていくのは、時間の浪費になってしまいます。技術力を得ていく人と、技術力を全く得られない人の格差がどんどん拡大しています。

資産を全く保有しない中高年

資産というものは、自分が働けるという労働資産(技術力がそれに該当する)であり、自分が働けなくなっても稼ぐような収益性資産(会社・不動産・ウェブサイトなど)などがあります。いずれにしても、何らかの資産を保有していない状況では、お金が全く稼げない状況になるので、生活が非常に苦しい状況になってしまいます。

日本においては、最低限の生活費といっても、月額10万円ほどかかります。持ち家など住む場所があれば、6,7万円でも何とか暮らすことはできますが、どこにも遊びに行かないような質素な生活になる事は間違いないでしょう。

労働性資産に依存する危険性

サラリーマンのように『労働性資産だけに依存』するのは、非常に危険な状況です。自分の労働力だけで稼いでいたのでは、『早期退職』などをした時に、結局は稼ぎがゼロになって何もやる事がなくなって、再就職でこき使われるなどという事も良くあります。再就職で長時間労働している中高年は、8時間労働で日給7000円などになり、正社員時代の3分の1になるのは良くある話です。

収入が途絶えるのが怖いと思っている中高年は、文句を言わずに黙々と働いて、企業にとって良い労働力なのだそうで。以前の正社員時代には部下もいたような中高年のオッサンであっても、アルバイトに入るようになれば、若い人から注意される身になります。そして、それが嫌ならやめて収入が途絶えるというような状況になります。

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ニートPhaさんが38歳になった。40歳頃になると人生の差が見えてくるような。

  • 17 January 2017
  • のぶやん
ニート

Phaさんのニートキャラは、35歳までであれば何とかなるんだけど、それ以上の年齢になると『若者』と呼ぶのが厳しい年齢になってくるので、単なる無職のオッサンとなってしまっている感じがします。

稀にブログを見てみると、スマホのゲームをやったりしているみたいだけど、スマホのゲーム会社に時間(=お金)を搾取されているので、暇人ほどスマホゲームをやめといた方がいいですね。

40代までで身に付けられた技術

40代までにどれぐらい社会的に通用するスキルを身に付けられるかと言うのは、非常に大きいでしょう。資格があれば、それに越した事はないですし、高度スキルがあれば再就職する事も可能です。しかし、一般的にかなりの高度スキルがないと、日本企業で40歳以上を受け入れてくれる企業と言うのは多くありません。

20代後半ぐらいまでは、経験値を高めるという意味で何をやっても問題ないでしょうけど、30代から何もしないのは大きな問題になってくるでしょう。経験値を用いて、経験値を活かす30代を過ごさなければ、40代以降で生活できなくなってしまうからです。40歳以上で自分でビジネスをやって自立できている人は、それだけで尊敬に値すると思います。

インターネットで稼げなくなる

大量の主婦ライターの登場によって、インターネットで記事を書いて個人が稼ぐのが非常に難しい時代になってきた。今までのように簡単にホームページを作って記事を書いていたぐらいでは、何とも稼げる時代ではなくなっていると思います。確かにキーワードの分析をして、ライターを雇って大量に書かせれば、それなりに稼げるかもしれませんが、そうしたやり方を皆がやるようになってきているので、簡単に稼げなくなってきているのです。

インターネットで稼ぎ続けるには、個人であっても、企業であっても、それなりに努力が必要で、努力しないで稼ぎ続けるのは無理そうです。Phaさんの場合には、作家として本を2冊出版しているので、その延長線上でどんどん出版していけば、そこそこの生活は出来るかもしれません。ただ、1万冊を販売して200万円ぐらいにしかならないので、本の出版というのは、手間の割にインターネットよりも更に儲からないかもしれません。

誰でもできる派遣社員の仕事

今では、技術系の仕事においても派遣社員などの仕事が増えています。中途半端に技術を見に付けたぐらいでは、大した給料が貰えなくなってきているのです。日本においては、正社員、派遣社員などと区分されていましたが、グローバル化の流れの中で、同一労働・同一賃金などというものが導入されるようになって、フルタイム、パートタイムの労働になっていくとみられていて、今後は正社員と派遣社員の区分がどんどんなくなっていくとみられています。

この同一労働・同一賃金というのは、基本的にホワイトカラーエグゼプションの代わりとなるものの為に出てきたもので、外国人の優秀な技術者を受け入れる準備と考えて良いでしょう。そうでもしないと、日本の技術力は、既に日本人だけで維持できるものではなくなってきているのです。日本人労働者は、遊んでばかりでテレビを見て真面目に働いているふりばかりという事が増えています。つまり、日本人労働者の受け取る賃金は、高すぎるという事です。

結局のところは、資本主義における『資本を保有していない状況=生産手段を何一つ持たない状況』にあると、スーパーのレジ打ちをしてでも生活を成り立たせないといけなくなってしまいます。しかし、スーパーのレジ打ちのような作業というのは、男性のオッサンがやると作業が遅いので、採用は若い女性、若い男性、オバサンの順で行われてオッサンが採用される可能性すら低いとされています。

38歳頃から体が老ける

女性は、38歳から一気に老けると言われています。この為に医学がいかに発達したところで、出産限度の年齢として、38歳ぐらいが限度で、それ以上になると極端に難しくなると言われています。男性の場合には、筋肉が女性よりも多い事もあって、老けるスピードというのは、女性よりも緩やかではありますが、筋肉量が減少して見た目も老けていきます。

Phaさんのように『ダルい』などと言ってゴロゴロしていると、先に筋力が落ちていきます。そして、筋力と同時に脂肪分が増えていく事になり、見た目がどんどん悪化していく事になります。30代後半ぐらいからは、人によって同じ年齢でも見た目の差がどんどん激しくなっていきます。

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サラリーマンが会社を辞めると本当に大変な事になるのか?サラリーマンを辞めた場合のライフプラン

  • 15 March 2016
  • のぶやん

ニートとして有名であるPhaさんは、既にニートの定義である35歳を過ぎてしまっていて、とても若者と言える年齢ではなくなってきています。若者と言えば、33、34歳ぐらいまでが限界であり、それ以上の年齢で『見た目が若いですね』という事はあっても、さすがに『若者』と言われる事はほとんどないと思います。

Phaさんは、28歳で会社を辞めたそうですが、それから37歳まで10年近くも『ニート』を実践して、書籍の売上げなどで月額10万円ほど稼ぐ生活をしているそうですが、『会社を辞めてもとりあえず何とかなっている』という現状はあるようです。ニートというよりは、自営業者としてニートの経験を出版に結びつけて、出版物で月額10万円の収入をあげているようですが、出版物は一時収入なので、今後も話題を作って本を売り続けないといけないですね。

稼げない中高年は悲惨なものである

若者であれば、社会は稼げない人と認識してくれて、ユース割引きであったり、ドミトリーの宿泊も当たり前だと思ってくれたりします。しかしながら、中高年にもなると、周囲の目線は一気に厳しいものになるのです。稼げない奴は死ねと言わんばかりの社会構造なのですが、30代後半になって一生懸命になって稼ぎをあげておかないと、40代になると悲惨な事になることは確実でしょう。

自分の年齢があがっていって、40代になると選択肢が少なくなっていく事が想像できます。30代で簡単に転職できたものは、40代になると、転職できなくなります。30代で女性に相手されたものは、40代になると結婚適齢期を外れてしまうので、女性に相手される事になります。女性に相手されないという事は、男性にとってヤバイ事を意味しています。更に言えば、カネも地位もなければ、更に相手される事はなくなってしまうでしょう。

人生のプランニングを間違わないこと

人生のプランニングは、20代、30代のうちに決まってしまいます。いずれにしても、20代のうちに会社員をやるというのは、経験を積む上で悪いことではないかもしれないです。そして30代になっても、会社員を続けている事を考えるのであれば、もう一生社畜と呼ばれる身分の可能性もあるでしょう。30代でいくら会社の為に頑張ったとしても、40代で会社が傾けば首切りにあうかもしれません。

ずっと成長していかないで同じ作業を繰り返しているという事は、自分の年齢が上昇するに従って退化していくということでもあるでしょう。新しいことをやっていかないと、古い事を続けるだけではダメで、新しいことを全力でやるには、時間をどんどんかけてリスクをとっていく必要があるという事です。危機感を持って5年先を見つめてリスクをとっていかなければ、5年先に自分の居場所がなくなるということでもあります。

サラリーマンを辞めてから始まり

サラリーマンを辞めるべき理由は簡単で、自分が会社で成長できなくなったら、会社にいても無意味だからです。業務をこなすことで収入は貰えるかもしれませんが、自分が成長していない実感というのは、いずれ会社を追い出されてから、行く場所がなくなる事を示しているでしょう。自分の実力をごまかして、会社の中で定年退職までいようとしても、会社の方は何とか追いだそうと手を尽くしてくるでしょう。そうなってからでは遅いという事です。

ブラック企業が話題になりますが、世の中の会社の半分以上がブラック企業で占められるようになってきています。正社員とは名ばかりの20万円を切る給与であったり、福利厚生をどんどん削減する企業が増えていたり。社畜にならないと会社にいることはできなくて、でも社畜になると自分の能力を向上させる事ができないから、社外で使い物にならないという事態も起こっています。

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善意ある労働者・無知な労働者ほど搾取される

  • 5 March 2016
  • のぶやん

善人が騙されてどんどん搾取されていくような世の中は、とても良い世の中とは言えません。しかしながら、現実としては『派遣社員』やら『アルバイト』やらでブラック企業で低賃金で働いている労働者というのは、完全に騙された善意ある労働者・無知な労働者と言えるでしょう。

企業に迷惑をかけるな!自分を捨てろ!などと、もっともらしい言葉に洗脳されて、企業のいうことを聞くように仕向けられるのです。実際には、それに見合った報酬などなくて、完全にブラック企業で企業の言いなりになって働かせるような人材が求められるというのです。例えば、コンビニのアルバイトにケーキの購入を義務付けたりするなど、業務とは全く関係ない部分の『押し付け』などもあるということです。

ゆとり教育は学力低下を引き起こし、教育水準の質の低下、環境の荒れ、教師の流出など公教育を徹底的に破壊してしまった制度です。このために公教育ではまともな教育が行われなくなりました。しかし日本の学校では学力とは関係なく、一定の年齢になれば学校を卒業しなければなりません。つまりいくらバカな人間でも一定年齢になると強制的に社会へ放り出されることとなったのです。そのため多くの若者は社会のしくみや政治、経済、お金の知識、はては労働の知識すら与えられぬまま社会へ放り出されることとなるのです。そして右も左もわからぬ若者を、ずる賢い大人がどんどん搾取するのです。

そして公教育が無意味になったことに危機感を感じた親たちは、子供たちを教育がしっかりしている有名学校へ進学させようと受験料や学費が高額な私立校へ子供を通わせ始めました。賢い親の順に公立から私立へ逃げていったのです。しかし、私立学校はご存知のとおり相当高額なお金が必要になり、低所得な家庭は私立へ行くことができません。そのためお金の無い家庭は公立校でレベルの低い教育しか受けられなくなりました。結果として、高額な教育費を払うことができる親の子だけが、有名学校で知識と知恵を得ることができる教育格差が生じることになります。そして親の中には 「諦めが肝心だよ」 と子供に対して諦めを諭す親も出始めました。貧乏人に生まれたら一生貧乏人でいようという親が出始めたことで、低所得家庭の若者たちは知識や知恵を得ることがどんどん難しくなってしまったのです。

日本は20歳を迎えれば成人扱いです。バカだろうが天才だろうが関係ありません。その成人となった人間が ”お金に無知だから助けてくれ” なんて言っても誰も助けてくれません。あなたが無知なのはあなたの責任ということで、 「自己責任だ。 自業自得だ。」 の一言で片付けられてしまうのです。法律の知識もお金の知識も弱者の味方ではなく、知っている者の味方です。例えあなたの無知が教育制度にあろうが、親にあろうが、責任の取るのはあなた自身であり、原因もあなた自身にあるです。無知なあなたが原因なのです

http://finalrich.com/guide/20/guide20-understand-no-knowledge.html

典型的なブラック企業の例

大量に新人を採用し、彼らがいなくなると、また募集をかける。そんなことをしょっちゅう繰り返しているんです、うちの会社は
本当なら、教育にはそれなりの時間がかかるはずだが、現実には「1週間程度の基礎研修をざらっとやるだけ」という。あっという間の入社後教育が終わると、新人たちは「即戦力として主体的、自立的に活躍してほしい」などといわれ、すぐ現場の最前線に立たされる。


上下のコミュニケーションがうまくできない多忙な現場ではトラブルも起こりやすい。うっかり大きなミスをした新人は、社員たちが「さらし会議」とひそかに呼んでいるミーティングに呼び出される。そこでは居並ぶ上司たちから叱責を受け、反省を促されるという。

「優秀な人材はどんどん引き上げます」という制度に隠された、「それ以外の人間は切り捨てるぞ」という意図。そんなトップの本音を社員が見透かしているからこそ、「あったかくない」という言葉が出てきたのだろう。

http://diamond.jp/articles/-/6615

高齢フリーターの末路

「10年前は日給1万円の現場もあったのに今は8000円以下もザラ。半日勤務で3000円なんて場合も珍しくないよ。しかも、バイトの登録者は増える一方で、会社は体力のある若い連中を派遣したがる。おかげで最近は月に15日働ければいいほうです」収入は約10年前のピーク時に比べて半減。そのため家は築30年のボロアパート住まいで、弁当を買う余裕がないから、バイト現場には自分で握ったおにぎりを持参する。

「20代の頃は飲みにも行ったし、パチスロや風俗で遊ぶこともできた。こんなことになるならパーッと使わずに少しでも貯金しておけばよかった」ちなみに、フリーターになる前は大学生。学業そっちのけでバイトと遊びに明け暮れ、留年を繰り返した後に中退した。

http://nikkan-spa.jp/183362

「人材使い捨て型企業」が“一見よさげだが、じつは社員を切り捨てるための制度”を作る
    ↓
社員はそこにネガティブな意図を読み取る
    ↓
社員の間で会社への不信感が高まる
    ↓
うつを発症し休職、退職する社員や、会社に見切りをつけて去っていく社員が増える
    ↓
会社が新しい社員を大量に募集する
    ↓
社員をふるいにかけるため、また“一見よさげな制度”を作る

 ところで、あなたの会社はどうだろうか――。
http://diamond.jp/articles/-/6615?page=3


 

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日本の働き方だと成長できないまま40代を迎えてオワコン化

  • 27 February 2016
  • のぶやん

日本企業でバブルで入社した人が40歳を超えてからリストラされて、彼らが再就職できない例が沢山出てきています。無収入のままでは生活が維持できないので、田舎に戻って、そこで親と同居して暮らすような40代も増えているということです。

最悪な場合になると、そこで親の年金で一緒に暮らすという事です。都心で暮らすのは生活の維持費が高い(特に家賃が高い)ので、都心で生活が維持できませんが、田舎に帰ると40代にもなると今度は仕事が見つかりません。

早めに対策を行う必要性

40代になる前の段階(30代)であれば、様々な対策を行うことは可能となっています。その時に自分の為にならないアルバイトをフリーターなどで行わない事が大事かなと思います。ポイントになるのは、『誰でもできそうな仕事ほどやらない方が良い』という事です。日本では、企業の内部が階層化されていて、正社員にクリエイティブな仕事が求められていて、非正規社員がマニュアル化できるような単純業務をやっていて、学生のアルバイトなどがそのサポートを行うというスタイルが確立しています。

名前が通った大企業であったとしても、外資系企業であったとしても、正社員以外の行っている業務というのは、かなり単純業務である事が多いです。『オフィスワーク』というと聞こえがいいですが、まるでセブン-イレブンのコンビニ店員のような作業であり、簡単に言ってしまえば『誰でもできる作業』という訳です。若者にやらせたいと思う経営者が多いので、40歳を超えて失業すると次の仕事がなくなってしまいます。

自分のスキルを高める事に集中する

20代のうちは、スキルを高めるというよりは、学校に行ったり、資格を取ったり、様々な業務を勉強するのもありでしょうけど、30代になったら将来の事も考えて、スキルが身につかないような仕事を排除していく必要があるでしょう。言い換えると『仕事を選ぶ』必要性があるという事です。よく言われる誰でもできる仕事というのは、介護・トラック・タクシー・警備・清掃などです。これらの仕事は誰でもできるので、長期間やった事がスキルとして評価される事が少ないです。

最近では、オフィスワークにも単純作業が増えてきているので、そのような単純作業のオフィスワークを長期間こなす事は、それほど価値がある事ではなくなってきています。半年ぐらいやって、技術が身についたら、さっさと転職した方が自分の為にもなるでしょう。もしくは、スキルを身につけて自分で稼ぐというのも良いでしょう。

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アルバイトをし始めたら人生がオワコンになっていく!Phaさんのようにニートの方がマシかもしれない事実

  • 18 February 2016
  • のぶやん

37歳になるPhaさんは、自称ニートと言いながら、ニートの定義とされている35歳を過ぎてしまっていて、正確にはニートと呼ぶことができません。Phaさんの場合には、書籍を何冊か出版するなどして、月額10万円ぐらいの収入が入ってくるのだそうです。以前は、アフィリエイトで稼いでいたそうですけど、Phaさんの変遷を見る限りでは、アフィリエイトサイトで稼げなくなっていますので、書籍の方で頑張っているようです。ニートという知名度を活かして、書籍がよく売れているようで、さすがだなと思います。

書籍で生活してるのだから、『ニート』ではなくて作家なわけですけど、ニートを自称してお金を稼いでるところのキャラクターというのはさすがだと思うわけです。

月収10万円を『ニート』と呼ばない

Phaさんの場合には、ニートを自称していますが、実際に月収10万円ぐらい(自称)の収入があるわけで、これはニートではなくて、『売れない作家』とでも言った方が良いと思います。月収10万円というのが何を意味しているかと言えば、フリーターとかアルバイトの人が1日6時間×時給1000円×20日で手取り10万円ぐらいになるのです。実際にインターネットやら書籍やらで自営業として生活を維持する事は簡単なことではありません。そんなに簡単なことだったら、会社を辞めたいと思っている人は、すぐに会社を辞めて、自営業を始めたいという人も多いでしょう。実際には、会社を退社した多くの人が自営業にならず、次の仕事を探したりしています。

Phaさんの収入はどれぐらい?

書籍というのは、ますます儲からなくなってきていて、実際によく売れる書籍でも大した金になっていない事が多いようです。Phaさんの公表している数値では、「フルサトをつくる」は8000部の売上げで、単価は1400円で印税はその一割の140円×8000なので112万円。共著だったのでその半分の56万円が印税だったという事です。Phaさんの生活というのは、質素そのものなので、56万円の収入もあれば、まあまあ暮らしていけるんでしょうね。それでも、東京で暮らしていると、家賃だけで安くて月に3〜5万円かかってしまうので、貧乏である事だけは間違いありません。旅行なんて行ったらすぐになくなってしまうでしょう。

話の内容がワンパターン化してくる

人間というのは、環境を次々に変えていかないと、話す会話が面白くなくてワンパターン化してくるんですね。特にお金がないと、何もできないので『何かをした』という事ができなくなります。典型的なのが『ホームレス』であり、毎日のようにやっている事は、路上で寝たり、起きたりという事で生きるのに必死なわけです。そうなってくると、話している事が常に同じような内容になってくるのです。

子供の頃というのは、時間が過ぎるのが遅く感じるという事が言われていますが、それは『たくさんの経験ができるから』という事でもあるでしょう。多くの経験をしていなければ、経験から『学び』が得られないので、お金を稼いだりすることも難しくなってしまいます。Phaさんの世界観にしても、かなり狭い空間にいることがわかるので、お金を使ったような経験、女性との経験を欠いているように感じます。

東京で30代後半になってくると、大手の会社員などであれば、普通に高級ホテルのランチの話題なども出てくることもあったり、自分が好き嫌いに関わらず、付き合いでそういう場所に行ったりするものです。しかしながら、貧乏作家でそういった場所に行くことが少ない場合には、それだけ『流行などについていけない』『大人としての経験値が少ない』というデメリットに遭遇してしまいます。特にいけてる女性との会話が少なくなってしまうというのは、補いようのない致命傷になりかねません。

貧乏作家にも凄いメリットがある

・付き合う人を自分で選べる

貧乏作家の最大のメリットがあるとすれば、『付き合う人を自分が選べる』という事でしょう。会社員であれば、嫌でも会社の中の人間に同調し無くてはならない圧力が働いて、何年も会社にいると、似たような考え方になってしまうものです。これは非常に危険なことであり、自分の中で勝手に常識が形成されてしまう危険性があります。例えば、自分の働いて得られる給与が世の中に合わなくなっていたとしても、それが普通だと思い込んでしまうようになるのです。いわゆる『大企業病』と言われる奴なんですけど、会社が倒産して

・1人の単独で収入が得られる

誰かと何かを一緒にやれば、確かにパワーとしては強くなりますが、それだけ摩擦も多くなります。大抵の場合には、1人でやった方が何かとうまくいくという場合が多いです。よほど志が同じ方向を向いていないかぎりは、複数人で何かをやるというのは、効率が落ちてしまいます。相乗効果で効果倍増!になればいいのですけど、大抵の場合には、作業の分担がうまくなされず、作業が1人の人に偏ったりする事で、内部から組織というものが崩壊していく事が多いです。社長とプログラマーの2人で創業したけど、実際にはプログラマーしか働いてなくて、辞められたら社長が何もできなかったとかね。

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