日本の年金システムと仮想通貨のPoS方式は、どちらも『ねずみ講』である。仮想通貨を買うならマイニングが伴うPoW方式にすべき理由
日本の年金システムは、若者が収入の中から大金を支払って、それを高齢者に分配するというシステムで成立しています。
このシステムは、完全にねずみ講となっており、若い人が40年以上先に貰える訳もない年金を一生涯に渡って支払い続けるという国家詐欺のような状況になっています。
仮想通貨に熱狂する日本人
今では、仮想通貨が連日のように報道されるようになり、ビットコインを知っている日本人も増えています。
2017年に仮想通貨に熱狂したのは、主に日本人、ロシア人、韓国人などでした。このように仮想通貨に日本人が熱狂する背景には、社会の苦しい状況がある事が見て取れます。
実際、アメリカでも仮想通貨に投資している多くの人がマイノリティであるというデータもあります。現状に満足しているならば、それほどリスクが高い商品に手を出す必要性がないからです。
急増する仮想通貨の時価総額
仮想通貨の時価総額は、非常に大きなものになっており、ビットコインの21兆円を筆頭として、上位9位までが1兆円となっています。
これほどの時価総額になってくると、価格を上昇させる事がますます難しくなっていきます。機関投資家が仮想通貨を買いに入らないとなかなか値上がりしなくなってくるでしょう。
仮想通貨名 | 時価総額 | |
1位
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ビットコイン | 21兆1600億円 |
2位
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イーサリアム | 12兆9500億円 |
3位
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リップル | 5兆7900億円 |
4位
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ビットコインキャッシュ | 3兆1400億円 |
5位
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カルダノ | 1兆8200億円 |
6位
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ステラ | 1兆2000億円 |
7位
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NEO | 1兆1400億円 |
8位
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ライトコイン | 1兆1100億円 |
9位
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EOS | 1兆円 |
10位 | NEM | 9600億円 |
仮想通貨PoS方式はねずみ講である
仮想通貨のPoS方式は、最初にその仮想通貨を保有している人が収入を得続けて通貨を増やし続けるシステムになっています。これはお金で言うと金利に当たる訳ですが、金利が高い通貨ほど価値が低いという事になります。つまり、配当が高い通貨であればあるほどインフレを起こしやすくなり、価値が下落していきます。
PoS方式の価値が下落しない為には、金利を担う為に誰かが買い続けないといけない事になります。誰も買わなくなった時点で価格が暴落して、金利収入を吹き飛ばす事になります。
仮想通貨を買うならPoW方式
仮想通貨を購入するのであれば、マイニングという行為が伴うPoW方式にした方が良いでしょう。ビットコインというのは、このPoW方式であり、発掘の電力が非常に大きい事がその価値となっています。