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情報コンテンツ資産の暴落は何をもたらすか?高く売れなくなった情報資産

  • 10 November 2018
  • のぶやん
情報コンテンツ資産の暴落は何をもたらすか?

Google社が始めたGoogle Adsense開始から既に15年以上もたって、コンテンツをもって億万長者になった人は沢山います。ユーチューブでもパートナー制が始まって、動画で年収億円稼ぐプレーヤーも珍しいものではなくなってきています。

情報コンテンツ資産の暴落は何をもたらすか?

コンテンツ資産の暴落

コンテンツ資産は、コピーが容易だったこともあって、データベース全体をガンガンコピーして同じものを作る技術が溢れるようになり、情報の資産価値が暴落しています。閲覧者数が変わらないのに、情報だけがどんどん増えていくので、結果として1人当たりの収入が大幅に下落するという事が起こっています。さらにスマートフォンで広告が見られる回数も減少して、情報の資産価値が大幅に下落しています。

コンテンツ業界でも暴落していないサイトも存在しています。価値が高くて真似できないようなサイトの資産価値は暴落していません。例えば、アマゾン、フェイスブック、Googleなどは、販売・コンテンツベースではありますが、価値が暴落していません。アマゾンは、流通業を支配しており、フェイスブックは個人情報を保持して、Googleはスマホを支配しているからです。つまり、コンテンツの暴落は直接的に関係ありません。

日本における不動産価値

暴落しているのは、コンテンツ業界だけではありません。日本における地方不動産の価値も大幅に暴落しており、特に田舎町などで『タダでも手放したい』という物件が沢山でてきています。ニセコのように勘違いして外国人が買っているところ以外は、暴落をまぬがれず、田舎の資産を欲しいと思う人はほとんどいなくなっています。この暴落した田舎不動産を持ちあげるのは、人口減少の局面において『将来的にも難しい』と考えられています。つまり、地方不動産を買う人はおらず、価値が暴落していくという訳です。

東京の不動産は、収益で考えると赤字にも関わらず、田舎と対比されてどんどん価格が上昇して、バブルよりも高値となっています。

タダ同然のものを売る

日本では、水がタダ同然の非常に安い価格で手に入るので、それを砂漠地帯のように水に困っている地域に売りつければ、高値で売る事ができます。昔から交易・貿易が発達してきた基本です。Google社が開発した検索エンジンは、他人のコンテンツを並べたリンク集であり、それを多くの人が利用するようになって、価格が暴騰、今では時価総額が数十兆円企業となっています。

企業が儲ける方法として、原材料がタダ同然で手に入って、加工もタダ同然で出来れば、企業はそれを高値で売りつけて利益を確保する事ができます。つまり、加工部分の労働者の賃金を極限まで抑え込むことで、商品を超安価に製造する事が求められるようになるのです。

不動産の価格形成の仕組み

不動産は、基本的にはリターンの大きさによって価格が決まります。1年間で70万円のワンルーム収益物件であれば、20年の収益を計算すると1400万円になります。実際の売却価格は、25年だとして1750万円という事になります。同じようなことを労働力に当てはめると、年収200万円の労働者の場合には、20年の奴隷労働で4000万円なので、4000万円で20年の労働力が買い取れるという事になります。

不動産の場合には、人口減少が見込まれている日本において、これ以上の価格上昇は見込めないので、お金持ちになるために不動産投資をするというのは間違えです。お金持ちになるためには、仕入れがタダ同然で仕入れて、それを高値で売却するというルートが基本だからです。仕入れ価格が高くなってしまえば、利益などみこめないのです。

既にある程度の完成が見られて、放置して1日100円の所得が得られるウェブサイトを保有していたとすると、年間3万6000円ほど生み出す事になり、10年間で36万円ほど生み出します。不動産よりもウェブサイトは流動的ですが、それでも60万円ほどで売却する事はできるでしょう。ウェブサイトを放置して所得を稼いでいるうちに、別の所得を検討すれば良いという事になります。

利用しないものを手放す

ロバート・キヨサキが言うには、マイホームは負債であるという事です。借金で購入した家は、銀行に対する返済によって、自分からお金をどんどん奪い去っていきます。固定資産税も支払わなければならず、労働で働いた賃金は、投資することなく銀行に吸い上げられていく事になるのです。資産であるはずのマイホームは、売却する時には、買った価格の半分でしか売れません。また、マイホームにより引っ越しも制限されます。

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ウェブサイトを作ってアフィリエイトやっても儲かるはずがない

  • 30 January 2016
  • のぶやん

『アフィリエイトサイトを作って月に5万円儲けたい』というように気軽にブログで稼ぎたいという人もいますが、そんな考えで稼げるはずもありません。

1,パソコンのスキルはどれぐらいあるの?
2,稼ぐ為に何でもやる気はあるの?
3,デスクトップパソコンにお金を投資する気はあるの?
4,必死で勉強する気はあるの?
5,ビジネスとして取り組む気はあるの?

ゼロから作りこむのはあまりに厳しい

アフィリエイトのサイトをゼロから儲かるサイトまで作りこむには、最低でも半年ぐらいの期間が必要です。プロが作りこむとしても、記事を外注したり、自分で執筆したりして1000記事を書くことを目標にしてやるのが就留でしたが、最近ではそういったやり方をしても『外れる』という事が増えてきています。Googleで上位が取れなかったり、スマートフォンに対応できなかったりという場合がほとんどです。

今では、調査の段階で念入りにして、勝てる分野において、様々なアプローチやブランディングをしないと、アフィリエイトで勝てない状況になってきています。アクセスを集めるサイトを保有している事であったり、アクセスを集める集客力があるSNSを持っていたり、独自のブランディングを確立している事が需要になります。そうしたものが全くない状況で始めても、労力ばかりで成果が全くでない事になってしまいます。

量産型のサイトでは儲からない

Wordpressなどでサイトを量産していたら儲かるという時代もありましたが、今ではサーバーを借りるまでもなく、ライブドアブログで無料で記事を量産できる場所が用意されています。言い換えれば、それだけ簡単に始められるということで、アクセスを集めるのが難しくなってきているという事でもあります。従来であれば、ペラサイトというものを大量に作れば儲かったり、1ヶ月に100記事などと言われていましたが、そうした従来の手法では、Googleで上位を取ることが難しくなってきています。

量産型のサイトで難しくなってきているので、最近では既にブランディング化されたツィッターやフェイスブックのページに広告費を支払って、自分のサイトのマーケティングに活用する動きも増えてきています。量産が全くダメになった訳ではありませんが、量産にも質が求められるようになってきており、昔よりも更に戦いが厳しくなっている事は確実です。

質を高めて量産を求められる時代になっている

商売で利益を出すのは趣味と違う

アフィリエイトで稼ごうというのは、『趣味でブログを書いてお金を儲けましょう』というのとは、全く違った次元になります。私が訪問する中小企業でも、『10万円稼げればいい』などという社長もいますけど、ゼロからやって10万円稼ぐサイトを簡単にポンポン作れるなら誰も苦労していませんね。だって、20万円あれば、新卒1人を採用できちゃうわけですから、それだったら誰も企業に就職しようとしないでブログでアフィリエイトでもやって稼いでいるでしょう。それが出来ないから、多くの人は苦労するわけです。

アフィリエイトで結果を出すためには、
最初からアクセス数の多いサイトを保有しているか、大量のフォロワーを抱えるツィッターを持っているか、フェイスブックで巨大コミュニティを管理しているなど、自分で今まで積み重ねたものがないと厳しいです。『主婦がやって20万円を儲けた』なんてことは、既に過去の話だと思った方が良いでしょう。今では、2008年のリーマン・ショック前に比べると、スマートフォンやSNS対応など、やる事が格段に増えて稼ぎを出す為の難易度が高くなっています。

単にワードプレスのような記事プラットフォームを用意してきて、それを一生懸命に記事量産していれば稼げるなら誰も苦労しませんわな。


ワードプレスのようなものでサイトを作るのであれば、1日もかからないで可能ですが、それで満足しても全く稼げません。それに記事を入れたとしても、自分が好き放題にブログを書いていたのでは、全く儲かる見込みも見通しもありません。各記事の内容を検証して、多くの人が興味がある内容を大量に書けなければ、お金を稼ぐ事は難しいのです。

枠組みを決める所に関わること

ウェブサイトの設計をする段階で、ワードプレスであったり、ライブドアブログを使っていたのでは、誰かが決めたプラットフォームの上でコンテンツを展開しているにすぎません。それでも悪くないのですが、そういったシステムに依存していると、柔軟性を欠いてしまうので、お金にするには、更に自分が気に入るようなプラットフォームを形成する必要があるでしょう。『基本的設計の部分』を人にお任せしてはいけないという事です。最も頭を使わないといけないのは、システムを設計する段階であり、そこを人に任せてしまうと自分のサービスの優位性が何もなくなってしまいます。優位性がないサービスは、もちろん競争力も期待できません。

デザインを考えてみれば良く分かるのですが、ない所にデザインを『描く』というのは、それがどう見えるか主観・客観を織り交ぜるので大変なのですが、自分で『デザインを考える』という事は、そのデザインの上で何かをするよりも価値があることなのです。

マンションの購入を考えて見ると良いのですが、最も儲かるのはマンションを設計したディベロッパーで、様々な設計を全て引き受けて、部屋を渡されただけのオーナーや投資家などは、利益を出すことが大変です。それは、既に部屋の構図などが全て決められているので、自分で決められる裁量の余地がほとんどないからです。裁量の余地が大きければ大きいほど、考えることは増えますが、それだけ利益が大きくなるという事でもあります。ゼロから設計して建築まで持ち込む『ディベロッパー』になるには、それなりの知識と経験を求められます。

イケダハヤト氏のように『コンテンツの中身で勝負』と言えない訳ではありません。しかしながら、それは膨大なコンテンツのストックがあっての事であり、今からブログを始めるような人は、そのストックにいきつくまでに息切れしてしまうでしょう。システム面において、コンテンツの作成をサポートする仕組みが整っていないといけないという事になります。

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WEBサイトで稼ぎたいと思っている人はどうすれば?

  • 23 June 2013
  • のぶやん

世の中にウェブサイトで稼ごうとしている人は沢山いて、私もその中のひとりです。ウェブサイトでアクセスを集めるのは、大手の会社でも苦労しているぐらいなので、個人ならばなおさらに難しいと言えるでしょう。しかし、ブログやサイトの運営などは、比較的「気軽に誰でもできる副業」として人気があるので、アクセスの集め方や収益の出し方を覚えておくと大変に便利でしょう。今回は、そのアクセスの集め方を紹介します。

ウェブサイトやブログでアクセスを集める基本

・投稿数を増やす方法を考える
・自動化の方法を考える
・拡散の方法を考える
・検索から流入してくる方法を考える


・投稿数を増やす方法

投稿数を増やす方法を考えなくてはいけません。投稿数を増やす方法としては、自分で1日かけてネタを書いて投稿し続ける(最も効率が悪いやり方)というのを行うべきではありません。他のライターを雇って書いて貰うという方法では、1記事あたり200円-1000円ほどになるので、とにかく記事の量を揃えたければ、ライターに頼むのが良いでしょう。自動更新にしておきたければ、ライターから100記事ほど書いて貰っておいて、それを毎日1記事ずつ投稿するスタイルにすれば、3ヶ月間の更新に困ることはありません。ただし、更新したからといってアクセスが集まるとは限りません。

・拡散の方法を考える

今では、TwitterでRSSから取得して更新情報を自動的に拡散を行ったり、TwitterのBOTを使って定期的につぶやいたりする行為は、当たり前の事になっています。そのような拡散の方法を十分に検討する事によって、「今」投稿したコンテンツから、「過去に」投稿したコンテンツまで、幅広いコンテンツを多くの人に知って貰う事ができるようになります。また、コンテンツのタイトルや内容などを拡散されやすいものにして、投稿したら多くの人に拡散して貰うというテクニックも必要になるでしょう。

・検索からの流入を考える

Googleなどの検索エンジンに適したタイトルや内容にする(Google社もその事を奨励しています)ことによって、検索エンジンに引っかかり易いコンテンツの作成を行う事は大切になります。Googleの検索エンジンからしっかりとした流入があれば、サイト運営ではGoogle Adsenseなどからしっかりした収入が得られる事は間違いありません。

基本を押さえながら応用する

・相互リンクでアクセスを増やす
・RSSを使って自動取得でコンテンツ生成する
・自分の保有するコンテンツを使いまわす
・アフィリエイト自体をコンテンツにする

応用部分については、機会を見つけてまた書きたいと思います。

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アフィリエイターとして儲かっている人は、実際にどうやってウェブサイトで稼いでいるのか。

  • 4 February 2013
  • のぶやん

この不況の時代にインターネットでノーリスクで稼ぎたいと思っている人は多いいでしょう。不動産であれば、年収以上の手持ち資金があったり、ローンを組んだりして収益を得る必要がありますが、アフィリエイトはパソコン1台で収入を得る事が可能です。そこでインターネットでも「不労所得を得てやる」とはりきって、多くの人がアフィリエイターとして参入しています。結果としては、惨敗している人が大半です。

アフィリエイトは儲からない?

アフィリエイトで生計を立てている人も確かにいて、儲からない訳ではないのですが、長期的に利益を得続けるという事の難易度が高いのです。ウェブサイトは、作った時には鮮度もそれなりにあって、更新頻度も高いのが普通です。更新頻度がある程度あって、雑誌などに取り上げられるようであれば、主婦でも20万円30万円と稼げるようになっていたのですが、それを長続きさせるのは至難の業です。また、誰でも出来る事なので、競争が激しくなって簡単に稼げなくなってきました。

インターネットの世界というのは常に発達していて、現在のアクセスはGoogleからだけとは限りません。以前はHTMLの簡単なサイトでも良かったのですが、最近ではWordpressなどを多少なりとも使いこなせないと稼げなくなりました。また、2010年頃からは、TwitterやFacebookを使ったアクセス集めも必要になってきました。出来れば簡単なjavascriptやPHPでAPIなども有効活用したい所です。つまり、主婦でも空いた時間に稼ぐといのが少しずつ難しくなってきて、アフィリエイトも専門的になりつつあります。

収入公開のトリック

アフィリエイトだけで「今月の収入」として100万のキャプチャを公開している人などもいますが、収入=利益とは限りません。アフィリエイターも稼ぐ為に経費をつぎ込んでいる人は結構いて、その代表格がリスティング広告というやつです。ペラサイトと呼ばれる単純なページを作成して、そこにGoogle Adsenseなどに出稿して金を使って人を呼び込んで、成約させる事で利益を得るという手法です。

この手法であれば、お金をつぎ込めばつぎ込むほど、確かにASPからの収入が100%増加していきます。100万円の収入を得る事も難しい話ではなくて、実際にキャプチャで公開されているように100万円得ている人もいるでしょう。ただし、100万円の収入を得る為に130万円使っていたのでは、30万円の赤字です。収入は100万円、利益は-30万円で意味なしです。

アフィリエイトで本当に稼いでいる人

・長期にわたる収益サイトがある
・サイト数がとにかく多い(稀に少数のビックサイトで稼ぐ人も)
・複数のASPから収入を得ている(稀に1つだけの人も)
・何らかの技術を使っている

稼ぎ頭のサイトを公開している人

稼ぎ頭のサイトを公開している人のサイトを真似すれば、それなりに稼げるようにはなるでしょう。ただし、非常に膨大な時間をかけて作成したり、短時間で作るにしても一定のノウハウを持って作っている場合が多いので、簡単に真似する事ができないです。

ほとんどの稼げているアフィリエイターは、ASPを丁寧に紹介するサイトで、Google検索からの流入に強いサイトを作っています。Wordpressなどで1サイト100記事ぐらいの商品に関するサイトを作って、そこにASPからの広告を掲載するような手法です。ただし、この手法を使っても1つや2つのサイトで稼ぎを得るのは至難の業と言えるでしょう。アクセス集めなどで、自分なりの工夫が必要になります。 

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インターネットのサイトでエースを作り出す事の重要性

  • 9 September 2012
  • のぶやん

ウェブサービスを軌道に乗せる為には、そのサービスを上手に使い込んでいるエースの役割をしている人が必要という事が良く言われるようになっています。例えば、ニコニコ動画であれば、ニコニコ動画上で有名な「有名人」という人が必ずいます。2ちゃんねるであれば、電車男がそれに相当するでしょう。このようにウェブサービスでエースを生み出せば、エースを取り囲む人々が出来上がり、ウェブサービスが魅力的なものに育ちます。

エースの作り方

ウェブサービスでエースを作り出すには、運営側も意識して数人の人を目立たせていく必要があります。そして、「この人がうちのエースですよ」と多くの人にPRしていくようにするのです。NAVERまとめなどにおいても、特定のアカウントの人を中心に取り上げるのは、この「NAVERまとめで稼いでいるエース」を生み出そうという発想があります。ウェブサービスは、一部のエースによって牽引されるものと言っても過言ではないかもしれません。

エースはどこだ?

ネットに慣れている人であれば、検索などの手段を使って面白い情報にたどり着く事ができるでしょう。しかし、インターネットに不慣れな人にとって、エースを探すというのは大変な作業になります。運営側が「ここに面白い人がいますよ!」と教えてあげないと、インターネット上にいる多くの人は、エースの存在に気がつかないという事になりかねません。自分が活躍したいと思っている人であったり、やる気がある人をサイト側がサポートしていく役割が必要になっていくでしょう。そうすれば、サイト側が利用者と一体化する事が狙えます。

インセンティブの与え方

・インセンティブはいろいろ

サイトでコンテンツを発信していくユーザーに対して、どのようにインセンティブを与えていくかという事が非常に重要になります。目立ちたい人がいれば、目立たせたり、宣伝したい人がいれば宣伝させたり、金銭を得たいという目的の人がいたら金銭を得て貰う方法も与えるのが良いでしょう。何らかの「動機付け」をサイトの上で与えていけば、良質のコンテンツをサイトの上にアップロードして貰えるようになる可能性が高まります。

・ランキングで目立たせる

手島屋のOpenPNEにはランキング機能が付けられていて、サイト全体が見渡せるようになっています。このようにアクティブユーザーに注目を集める事で、「やることが何も無い人を作り出さない」という事ができます。自分が登録したコミュニティ以外の発言でも、アクティブなコミュニティがあれば紹介するという機能があるのも良いでしょう。

プレミアム会員は?

Mixiにも、Pixivにもプレミアム会員というものが存在します。月額300円-500円ぐらいが普通なのですが、ほとんどのプレミアム会員というのは、大して役に立つものではありません。その中でプレミアム会員を実用的だと思わせているのがニコニコ動画で、プレミアム会員数は150万人もいて、主要な収益源となっているという事です。課金制のゲームが成長する中で、ウェブサイトはプレミアム化が重要になってくるのかもしれません。
 

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ウェブサイトの広告収入でますます重要になってきたアクセス数

  • 24 August 2012
  • のぶやん

テレビや新聞などとウェブメディアの決定的な違いと言えば、広告効果が計測できるという点です。例えば、新聞であれば、発行部数によって広告の価格が決められていて、紙面に広告が掲載されますが、実際にどれぐらいの人が興味を持ったかを計測する事は不可能です。しかし、ウェブサイトであれば、Google Adsenseのようにどのような広告が表示されて、何回クリックされて、広告費用と効果を簡単に計測する事が可能になっています。

100万PVが当たり前の時代に

以前のインターネット初期にあたる2000年頃であれば、連邦であったり、侍魂のようにインターネットで流行したサイトであれば、月間100万PV集めてバナー広告などで収益を得るスタイルがありました。以前は、インターネットユーザーが少なかった事と、インターネットの1人当たりの利用時間が短かったので、100万PV集めるのは大変な作業だった訳です。しかし、現在はインターネットの1人当たりの利用時間が大きく伸びた事によって、100万PV集める事は難しい事ではなくなってきています。

個人サイトでも、少し有名なサイトになると、100万PV集める事ができています。例えば、はてなブックマークなどにも良くランクインされる「ちきりん日記」は、1日2万PV以上で、月間100万PV以上を集めているそうです。

月間100万PVでいくら稼げるか

月間100万PVと言えば、1日3万PVの平均になるので、稼げる金額を1日3万PVで考えてみましょう。1日3万PVでは、広告を掲載して稼ごうと思った場合には、優良な広告が掲載できたとして1日5000円ぐらいは稼げると思います。1日5000円をコンスタントに稼ぎ出せれば、1ヶ月で15万円ほどの収益が期待できるので、年収180万円ほどになります。

まあ、これだけで暮らそうと思えば難しいかもしれませんが、いろいろやっているフリーランスの方などで、ブログが1つの事業としてやれるのであれば、良い収入と言えると思います。多くのブロガーは、ブログ以外にも本業と言える何かを持っていたりするものです。

今後は月間1000万PV級のサイトが標準に

スマートフォンによってウェブサイトが更に身近な存在となった現在では、スマートフォンを通じてウェブサイトの閲覧者は更に増加傾向にあります。今後は、個人が作ったサイトであっても、1日30万PV、月間1000万PVを達成する事が容易になる可能性があります。

月間1000万PVを集めれば、収入も月額100万円単位になってくるので、個人としては立派なビジネスとして成立するでしょう。多くの人が人気になったサイトやページを見ることになるので、個人でも膨大な影響力を持てるような時代が広がってくると考えられます。

NAVERまとめのエース級は1アカウント500万PV以上

NAVERまとめも、エース級のアカウントになると、500万PV以上を稼ぎ出します。100万PVで2万円-25000円と考えると、500万PVだと10万円-12万5000円稼げる計算になります。もし、セミアダルトを含めたとしても、月に500万PVあれば、月額10万ぐらいは突破すると思われます。以下にNAVERまとめで脅威の100万PVを超えるアカウントを幾つか紹介しておきます。

Schadenfreudeさん(700まとめ、600万PV/月)
http://matome.naver.jp/mymatome/Schadenfreude

jamjamjam66さん(162まとめ、150万PV)
http://matome.naver.jp/mymatome/jamjamjam66

ハリマ0さん(2200まとめ、300万PV/月)
http://matome.naver.jp/mymatome/ハリマ0
セミアダルトも少ないので、月額6万-7万円を予想します。

ハイライトメンソールさん(191まとめ、500万PV/月)
http://matome.naver.jp/mymatome/ハイライトメンソール
セミアダルトを多く含んでいるので、実際の収入は月額数万円(多分5万ぐらい?)と予想できます。

dyasuiさん(251まとめ、540万PV/月)
http://matome.naver.jp/mymatome/dyasui
このアカウントは、他のまとめ製作者に比べると非常に少ないまとめ数で、大きなPVを稼ぎ出しています。

emo.tamさん(612まとめ、400万PV)
http://matome.naver.jp/mymatome/emo.tam

yamadayamaさん(800まとめ 360万PV)
http://matome.naver.jp/mymatome/yamadayama

tainoyoさん(239まとめ、400万PV)
http://matome.naver.jp/mymatome/tainoyo

-聖少女-さん(2000まとめ、320万PV)
http://matome.naver.jp/mymatome/-%E8%81%96%E5%B0%91%E5%A5%B3-

炎の和田さん(515まとめ、130万PV)
http://matome.naver.jp/mymatome/%E7%82%8E%E3%81%AE%E5%92%8C%E7%94%B0

脅威の5000PVを叩き出したまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2124886163145567986
このまとめは、NAVERまとめで最も流行したまとめと言えるでしょう。まとめ参加者22名を誇ります。

CookPadの月間4億PVを考える

クックパッドの月間利用者数は、1000万人に到達しており、PV数は2010年3月の段階で4億6000万PVにもなってきています。NAVERまとめが2012年6月の段階で4億6000万PVとなっているので、現在のNAVERまとめとクックパッドのPV数が拮抗していると言えるでしょう。

クックパッドは10年かけてサービスを成長させてきているのに対して、NAVERまとめは3年たらずでCookpadに並ぶPV数をたたき出しました。


NAVERまとめとCookpadの決定的違い

NAVERまとめとCookpadは、どちらもユーザー投稿型サイトという点で一致しています。しかし、そこには大きな違いが存在しています。まず、Cookpadには、楽天レシピという競合するサイトが出現しましたが、NAVERまとめには競合サイトなどありません(はてなまとめは大失敗で競合にならず)。また、クックパッドがユーザー投稿に対して利益分配など一切せず、利益率を追求しているのに対して、NAVERまとめは「インセンティブ」を使って投稿者に現金の振込みを行っています。

(1)クックパッドには競合サイト多数、NAVERまとめ競合ゼロ
(2)クックパッド利益配分ゼロだが、NAVERまとめはインセンティブあり
(3)クックパッドは、有料会員として金を取るがNAVERまとめは金くれる

このような結果、クックパッドの成長はストップして、4億6000万PVで高止まりしましたが、NAVERまとめのPVは増え続けており、30億PVを目指すとさえ言われています。NAVERまとめのビジネスモデルは、ブログよりも先をいった著作権にからんだ問題という斬新さがありますが、2,3年を経ればこの問題も何も言われなくなるでしょう。

Cookpadの利益率が50%と異常に高いのは、ユーザー参加型という事で、コンテンツを無料生成可能だからです。工場で生産を行うときに工場だけ用意すれば、材料はいくらでも「無料で調達」出来たようなものだからです。しかし、こういったビジネスモデルはいつまでも長続きする事はありません。

「反応があって嬉しいから」と言って、自分が時間をかけて書いた書籍を無料出版する人はいませんからね。

ユーザー参加にはインセンティブが必要に

ウェブサイトが複雑化してくると、更に良いコンテンツを投稿して貰う為には、インセンティブが必要になってきます。書籍が電子化されていく中で、ウェブ上にあるコンテンツも書籍のように情報量が豊富で正確さを求められるようになってきています。Youtubeの動画も、当初は短くて内容が無いものでも面白がって見られていましたが、最近では内容が高度化してくる傾向にあります。

(1)書籍が電子書籍になる
(2)コンテンツが書籍のように高度になる
(3)高度なコンテンツにはインセンティブが必要になる

欧米が格差社会になりつつありますが、情報産業のITを使いこなせる人たちは、巨額の富を手にしています。理由は簡単で、彼らのサービスを多くの人が「便利だ」と言ってお金を支払って利用するからでしょう。

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