NAVERまとめ

NAVERまとめ(ネイバーまとめ)とは、韓国のIT企業ネイバーの日本法人、LINE株式会社が運営するCGM型Webキュレーションサービスである。様々な情報をユーザーが独自に収集して組み合わせ、ひとつのページにまとめてインターネット上に公開。アクセス数に応じてユーザーが広告収入を得られる独自のシステムを展開している。

同社が運営するウェブサービス事業ネイバー(NAVER)の一つであり、2009年7月1日にサービスが開始された。同種の「まとめサイト」では月間アクセス数で1位(ページビュー換算)。特定のテーマを定めインターネット上の情報を収集し、集めた情報を分類、つなぎ合わせて、ひとつのページに掲載することを同サービスでは「まとめ」と呼んでいる。ジャンルは多種多様で、主だったものとして特定のテーマに絞ったリンク集、画像集、雑学集、名言集、ゴシップやニュース、他の掲示板のまとめなど多岐に渡る。作成されたページは各社検索エンジンによってクロールされ公開される他、同サービスが提供する「まとめ検索」によって検索、参照することが出来る。
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NAVERまとめに見るウェブページを追加する概念

  • 21 April 2014
  • のぶやん

最近のウェブサイトの傾向として、「細分化したものを集める」という方向が強まってきています。どうしてそういった方向になるかと言えば、時代の最先端を追っていくという意味で、完成させた情報を提示するという事が難しくなってきているからです。例えば、ニュース記事を1週間ほどかけて書いたとしても、その記事が書き終わる頃になると、そのニュースの旬が終わって誰もみなくなるという事が発生するという事です。

こうした状況が発生して来た事によって、ニュース記事は、「旬のものを短くて簡潔に」というものが求められるようになってきました。そして、その短く簡潔にまとめられた情報を過去のものを含めて、履歴として提示するという機能を持つウェブサイトも少しずつ増えてきています。代表的なものとしては、NAVERまとめがあります。NAVERまとめでは、itemページを集めて、1つのページを構成するという手法をとっています。

NAVERまとめのitemページ

NAVERまとめにおいては、小さいページ(itemページと呼ばれている)を沢山集めていく事によって、1つのページを形成するというスタイルがとられています。これは、検索エンジンにも非常に強くて、各itemページと、1つの単体ページが読み込まれているので、ページビューが大きくなる効果が期待できます。また、画像などを直接外部にリンクするのではなくて、NAVERまとめ内部に1段階itemページを作ってからリンクする事によって、ページ数を増やす事ができます。

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ITEMページ


小型の情報(100文字の文章、1枚の写真)などを大事にしておきながら、そういった出来上がった情報に対して、新しい情報を少しずつ付加するという事が現在のサービスの主体となりつつあります。埋もれた過去の情報を発掘して、それに対して新しい価値を付けていくという作業になってきます。それはまるで、古代の美術品を掘り起こして、美術館に展示するような作業のようにも見えます。ガラスケースに入れて美術館に展示すれば、同じ作品であっても輝いて見える事があります。

美術品の素人がピカソの絵を見ても何が何だか分からないのと同じで、アイテムだけを見ると、どんな情報かというものを理解できない場合が多いので、それに説明を付け加えるだけでアイテムが輝いて見えます。更にそれにストーリーを加えると、アイテムは小説になり、動画を加えると映画になります。
 

ブレインストーミングの手法

プロジェクトの初期の段階でまとまりがないものであっても、とりあえず様々な意見を集めておく事を「ブレインストーミング」と言ったりします。簡単に意見を否定したりせず、自分の頭の中にあるものをどんどん書き出していくのです。携帯電話などを使って、自分でどんどん情報を集めたり、メモを書いておくなどしておいて、後からその情報を自分なりにまとめあげて、新しい世界を作っていくというのが最近の主流となってきています。

Twitterが流行した背景には、自分の情報を発信したいという欲求もあったにしても、短文で短いものを積み重ねて「自己の形成」を行おうという欲求があったものと思われます。そうしたTwitterをまとめるサービスが出てきたのも自然な流れだったと考えられます。本来であれば、Twitterをまとめるというサービスを提供するのがTwitter社がやるべき作業だったわけですが、それをTogetterなど外部の企業が行っているのは、Twitter社の力不足という事でしょう。

企業における情報資産の活用

企業においても、情報が中途半端だからと言って、それを捨ててしまわないような努力が重要になってきます。特にベンチャー企業などにおいては、人数が少ないのでオンラインでの情報共有が容易にできるので、新しいアイディアをオンライン上に次々と出して貰う事が大変に重要になるでしょう。「業務に関係あるかないか分からないけど、とりあえず共有していく」という姿勢が大事になってきます。

日本の企業が今まで欠けていた事とすれば、新しいアイディアを出せる人材に対しての評価が低かった事でした。日本企業の多くは、発言などせずに「もくもくと上司から言われた仕事に取り組む」という人材を評価してきました。上司がこのような姿勢にあっては、グローバル化の変化に対応するようなサービスが出せるわけもなくて、自然と日本企業は淘汰される要因になってきた事でしょう。新しいアイディアを出し続けていく為には、時間と労力がかかるのです。そういった新しいアイディアを出し続ける人を評価する企業こそ伸びていく企業といえるでしょう。

ファスト情報の観点

ファッション業界では、「ファストファッション」が流行していて、私が好きなH&Mなどでは、3000円もあれば、3-4枚のTシャツが購入できてしまうほどに激安で売られています。ファストファッションの特徴としては、とにかくデザインされてから生産が早いのです。それが実現できる背景には、色だけが違っていたり、少しだけデザインが変更され続けていくという感じで、少しずつの変化をどんどん市場に出して売り切るという特徴があります。こうした手法は、じっくりと練られたデザインを出すブランド品とは対照的です。

最初から完全なものを目指すのではなくて、消費者のニーズに応じて変化さえていきながら、完全なものに対するリリースを目指すという姿勢が大切になります。商品のリリースを行いながら、消費者のニーズに対する研究などを行いながら、修正を加えて発展してくと、追随するのが難しいというようなサービスの完成に至るでしょう。

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ソフトバンクがLINE社を買収?!

  • 26 February 2014
  • のぶやん

2014年夏にも株式上場を果たすとされていた韓国NHN社の子会社であるLINE社ですが、何とソフトバンクが買収の意向を示していると報道されています。もちろん、真相は私なんかには分からないのですけど、報道の内容を見るとかなり具体的で、ある程度の信憑性があると考えるのが普通ではないでしょうか。

LINE社が上場した場合には、その時価総額は1兆5千億円とされていますけど、ソフトバンク社の時価総額と言えば、10兆円を超えてきており、ソフトバンクであればLINE社の買収も十分に可能であると考えられます。しかも、ここまで大型買収であるにも関わらず、現在のソフトバンクにとってみると、株主の許容範囲であると考えられます。

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ソフトバンク


LINE社がソフトバンクに買収されると

仮にLINE社がソフトバンクに買収されるとなると、LINEアプリがソフトバンクと連携する事になるので、YahooポイントなどYahoo系のサービスが充実していく事になります。また、ソフトバンク社は携帯事業を直接的に保有しているので、LINEアプリを携帯に組み入れた音声の完全に無料通話などが実現する可能性もあります。ソフトバンク社以外のNTTドコモであったり、AU社などが音声通話事業において大きな打撃を受ける可能性がありあます。

LINEの音声通話を使っている私の感想では、Skypeに比べても音質が良い(Skypeの音質は以前と比べて改善が見られない)ので、LINEの音声通話というのは十分に実用可能なレベルになっています。もちろん、お金を支払った通話には勝てないわけですけど、LINEのIDを保有するものどうしであれば、LINEの無料通話の方が連絡を取り合う上で有利な事は間違いありません。

LINE社が買収された後のNAVERまとめ

ソフトバンク社にLINE社が買収されるとなると、LINE社の事業の1つであるNAVERまとめも一緒に買収される事になります。NAVERまとめが買収された後は、どのような収益配分が行われるか分かりませんが、現在でもYahoo!Japanの検索にNAVERまとめが表示されていたり、Yahoo!Japanの中核広告事業のひとつであるインテレストマッチがNAVERまとめに採用されたりと、関係はかなり良好そうです。

NAVERまとめがYahoo!Japanのものとなれば、Yahoo!Japanとしては、完全にNAVERまとめを中心とした検索エンジンの提供を始めて、Google社と差別化を図る可能性も出てきます。日本を代表するIT企業であるYahoo!JapanがNAVERまとめの運営に乗り出してくれば、今までのNAVERまとめとは違った展開が行われてもおかしくありません。例えば、Yahoo!JapanのトップページにNAVERまとめが掲載されたり、ニュースの場所にリンクが貼られるだけで、NAVERまとめのアクセスが飛躍的にアップする可能性があるでしょう。

NAVERまとめのキュレーターが心配するインセンティブについては、NAVERまとめからYahoo!Japanに運営が移っても、すぐには廃止されないと考えています。ただ、報酬配分のシステムに大きな変更があったり、Yahooのポイントで支払われるなど、支払いのシステムが大きく変更になる可能性があるでしょう。また、現在は楽天のメルマネが使われていますが、Yahoo系のジャパンネット銀行の方も使われるようになるかもしれません。

ソフトバンク、LINEの株式取得目指す-関係者
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N1J1CK6K50YZ01.html

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NAVERまとめはもう無理だと思った理由

  • 20 February 2014
  • のぶやん

2009年頃にスタートした(正確に言えば2010年頃に正式スタート)したNAVERまとめですが、「もう難しい」と思っています。その理由としては、NAVERまとめと似たようなプラットフォームが誰でも簡単に出来るようになってしまった事があります。

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次々と出現するNAVERまとめの類似サービス

NAVERまとめの類似サービスが次々と出現している事は、前回のブログでも取り上げました。

Drupalでも同じ事ができる

WordpressのようなCMSで私がサイト構築で使っているDrupalを使って以前はNAVERまとめと全く似たようなプラットフォームの構築が困難かと思っていましたが、最近ではDrupalが進化してきたので、ほとんど同じような事ができるようになってきました。しかも、発展性を考えると、NAVERまとめのプラットフォームよりも、Drupalを使った方が将来性があると考える事もできます。

そんな私もDrupalで引用を中心としたサイトを構築していますが、NAVERまとめ以上に自由度が高いだけではなくて、運営側から文句を言われる事もないので、私もNAVERまとめで養った知識を活かして自分のサイト上でコンテンツの展開を考えていけたらと思います。そういったところまでDrupalが発展したのと、自分の技術力もそこまできたという気がしています。

プロを育てられなかったまとめサイト

NAVERまとめは、卍さんのように「NAVERまとめのプロ」と呼べる人が20万円稼いだと話題になった訳ですが、彼はそのあとに奨励者の制度が変更したからとして引退しています。短期で業績を伸ばすという「その時々に応じた対応」というのは悪くないのですけど、ユーザーの信頼を損なう結果になってしまって、奨励していた人が引退する事になったのは大変に残念です。その一方で、卍さんに次いで芸能人まとめを量産して稼いだという奨励者も出てきました。

その一方で、Twitterで上手にアクセスを集めていたWasejyoさんのように奨励にならなかったり、くまもち氏のように奨励に選ばれない基準なのにどうしたわけか奨励を続けていたりと、何重にもわたる不明瞭・不明確な奨励基準、注目に入る基準が曖昧になって、多くのユーザーが不満を抱く事になりました。

公平に収益を分配できないサイト

会社でも公平に収益を分配するという事はありえません。例えば、上司が業績が良い部下をひいきして、良い店舗を抱えさせたりするという事は良くある事です。会社というものは、業績が良い人・悪い人がいるのは当然で、経営者が優秀であれば、全体を持ち上げる事ができるのです。ただし、公平に分配する努力ぐらいはして貰わないと、意味不明に奨励者が決まったり、意味不明に注目入りが決まったりするシステムは不公平でユーザーのやる気を損ないます。

Google社は、検索エンジンのランキングを独自の検索エンジンで決定しています。Google社の決定するランキングに従いたくなければ、Googleを利用するなという事です。そういった1つの企業が提供している世界観のみで世界のインターネットの半分ほどが支配されている事は、インターネットにとって大変に大きい損失であるとも言えます。こうした現状は、打破されるべき問題だと感じています。

NAVERまとめに感謝してる

それでも私はNAVERまとめに感謝しています。そこそこのお金を受け取れたと思っているし、受け取れた金額に関しては、それなりに満足(そんな多くも無かったけど、こんなもんかな)しています。ただし、NAVERまとめが開始されてから3年を経て、NAVERまとめではとうてい生活できない事はハッキリしたわけで、卍さんの判断は正しかったと言わざるえません。つまり、早めに引退する方が良かったのかもしれないという事です。今からでも遅くは無いので、NAVERまとめに割く時間を少しずつ別の事に割り当てる事をおすすめします。

具体的にどういった代替の方法があるかと言えば、NAVERキュレーターの一部の人がやっているようにWordpressやDrupalで自分のプラットフォームを持つのもいいですし、別の稼ぎ方を考えるのも良いでしょう。自分なりに自分で稼げると思うプラットフォームに移行する時期ではないかと思います。

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次々と出現するNAVERまとめの類似サービス

  • 4 February 2014
  • のぶやん

次々と出現するNAVERまとめの類似サービス

NAVERまとめは、2009年(本格稼動は2010年頃から)から行われているサービスなので、既に時代に追いつかれてしまった感じもあります。NAVERまとめのプラットフォームを使わなくても、くまもち氏のファッションブログのようにPinterestを使ったり、無料素材を使ったりして、かなりのサイトを作れるようになってきました。それでも、NAVERまとめのドメインは強いし、管理画面は解析もあって見やすいし、提携している会社の画像を使えるし、簡単にまとめられるのでNAVERまとめを使う意義はまだ十分にあると感じています。ただし、自分のサイトを持った方が有利である事は間違いない事実ではあります。

mery
http://mery.jp/

W3q
http://w3q.jp/?order=matome

NAVERまとめのトップページダサい

NAVERまとめのトップページは、見易さがあるのですが、遊び心が少ない形になっています。最近の流行と言えば、300万ダウンロードを達成したスマートニュースなんですけど、そのスマートニュースの画面構成というのは、Pinterest風のテーマ(javascriptのMasonryのような)で構成されていて、雑誌のような感じで見る事ができるようになっています。
スマートニュース

NAVERまとめのトップページは、情報が単に羅列しただけなので、視覚に訴えるインパクト、操作性においてもスマートニュースに勝てません。
NAVERまとめ


NAVERまとめの戦略としては、NAVERまとめでのニュースを取り上げるのを止めて(2013年中旬に今まで奨励者にしてサポートしてきたニュース系キュレーターの奨励者外しを行った)、ニュース系はLINEニュースの13人の編集デスク(Narumi氏も入ってるんだけど)で頑張りますという事らしいです。LINEニュースが2013年11月頃から本格稼動したことによって、NAVERまとめのトップページでニュース系を見る機会は大幅に減って、NAVERまとめでは、「やり方」「方法」「理由」など、何か質問に答える・教える系のコンテンツがトップページに出てくるようになっています。

どちらもコケる可能性もありか?

LINEニュースはスマートニュースにやられてしまって、NAVERまとめは別の多くのサイトに倒されるというシナリオも考えられるようになってきました。そもそも、LINE社自体がゲームで大きく稼いできているので、ライブドアのブログであったり、スマートニュースやNAVERまとめが必要かどうか分からなくなれば、事業を終了するという事も可能だと思います。この辺に関しては、NAVERまとめの成長がダメそうだと感じたら、事業を終了する方向に入っていく可能性は考えておいた方が良さそうです。

とりあえず、NAVERまとめに関して言えば、パソコン、スマートフォンともにトップページを雑誌のような形にリニューアルして、多くのカテゴリを全面に出していくような工夫が必要になる事は確かだと思います。今のNAVERまとめのレイアウトは古さが出てきており、もっと雑誌風の親しみやすいレイアウトにしないと、今後はユーザー離れを引き起こしかねないと考えています。

注目されはじめたスマートニュース

Tech Cranchの記事では、スマートニュースのダウンロード数が2013年1月に300万ダウンロード数を超えて、この1年ぐらいで3倍に伸びたという事です。この記事によると、月間100万PV以上をスマートニュースから得る媒体は66媒体にもなるという事で(この中に多分NAVERまとめも含まれている)、ニュースのポータルサイトとしてジワジワと頭角を現しつつあるという事が分かります。

そう言えば、ヤフーがポータルサイトとしての地位を維持できたのもヤフーニュースがあったからであり、ニュースを支配するものはウェブを支配すると言っても過言ではないので、ニュースの配信サイトというのはあなどれないものがあります。
スマートニュース
スマートニュース
http://jp.techcrunch.com/2014/02/03/smartnews-three-million-users/

スマートニュースでグルメもまとめもチェック

スマートニュースでは、独自の方法でニュース抽出を行っているので、ヤフーなどの大手ポータルサイトであったり、その他のサイトでも滅多に見られないような記事を見る事ができます。その例としては、「グルメ」、「まとめ」、「Twitter」などがカテゴリになっている点です。こうしたカテゴリ分けというのは、少し前までは考えられなかったのです。まとめサイトなんて、ほとんどライブドアが運営しているものだし、グルメの分野だって新着情報ははてブが取り上げるぐらいでした。

スマートニュースの特徴として、個人によるチャンネル選択が直感の操作で簡単にできる(本当に簡単で直感的だから誰でも出来そうな感じ)ので、自分が知りたいニュースだけを知れるという事があります。個人である程度のみたいジャンルだけを選んで見れるのは大変に便利です。良いコンテンツがウェブ上に沢山発行されているにも関わらず、それが多くの人の目に触れないのは大変な損失です。NAVERまとめもいいコンテンツを発行している人がいるのに誰にも注目されて終了している例が多々あり、資源の無駄遣いのような気もします。

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NAVERまとめを仕事にするのに必要な記事数

  • 10 January 2014
  • のぶやん

私の仕事の1つにライターとして物を書くという仕事もあって、雑誌のライターであったり、ウェブライターなどを引き受ける事があります。また、逆に仕事を発注する側に回って、誰かにライターを任せるという事もしています。ライターの仕事というものは、参入障壁が非常に低いので、単価が非常に低くなっています。この為にライターだけで食っていくのは難しいと言われていますが、様々なライターの仕事を組み合わせていけば、それだけでそこそこの収入を得る事は可能なのではないかと思います。

さて、ライターの仕事の1つとして、NAVERまとめなどオンラインの編集作業をするという事もあります。NAVERまとめの良さというのは、特に仕事の受注する訳でもなく、どこでも誰でもいつでもまとめを作れば報酬になる可能性があるという事でしょう。私も休日などに時間が余っている時には、1日中NAVERまとめでまとめを作ったりしていて、NAVERまとめを仕事の中のライター業の中で一部分にしている感じもあります。

そうは言っても、実際にはNAVERまとめで数百円稼ぐのがどれだけ大変かという事は、やってみれば良く分かるでしょう。現実は結構厳しいのです。まあ、これもNAVERまとめに限った話ではないのですけど。

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自分の得意分野と苦手分野

私の得意分野というものは特にないのですが、苦手分野というものはあって、「女性ファッション系」と「スポーツ系」のみあまり得意としていません。何かお仕事で請け負うときにしても、女性のファッション系であったり、スポーツ系などは仕事で請け負った事などもちろんありません。こういった苦手分野においては、今後も自分が成長していく見込みがあまりないので、今後も少し得意と言える分野に集中して記事を作ることになると思います。

これはNAVERまとめに限った事ではないのですが、記事を大量に生成しないといけないようなウェブ業界などの場合には、とりあえず自分の得意分野に特化して、どんどん記事を作っていかないと全く稼ぐ事ができないという事が現実です。自分の得意分野を深く掘り下げて、拡張させて、ガンガン記事を書いていく能力というものが必要になっていて、本当に「信じられない」と言われるような物書き能力でもない限り、まともに稼ぐのは不可能です。

NAVERまとめで数万円以上を定期的に稼いでいる人は、かなりの労力と時間を費やしている人が多いです。

NAVERまとめの記事効率

NAVERまとめは、キュレーションといってライターの仕事のように単に物を書く仕事ではなくて、集める仕事というのが主流になってきます。しかしながら、上手に集めて人に見せるというのは、これが大変に時間がかかる作業です。私が今まで一番NAVERまとめで時間がかかった記事には、研究のような記事で丸2日(完全に報酬無視で趣味)かかった事がありました。普通の記事だと、1つの記事で約3時間ぐらいの時間はかかって、それを集中してこなすのは結構大変な作業になります。

単に休日暇で月額数千円ほど稼げれば良いというのであれば、だらだら何時間もかけてNAVERまとめで記事を作っても良いでしょう。しかし、仕事としてNAVERまとめをやろうとしているのであれば、1記事2時間以内で作るというノルマはどうしても大事になってきます。1日NAVERまとめに集中したのであれば、最低でも5記事以上ぐらいのペースで作っていかないと、そこそこのアクセスを集めたところで全く話にならないという事になります。

仕事としてNAVERまとめをやるなら

先ず、NAVERまとめを「仕事でやろうとしているのか」、それとも「単に遊びでやりたいのか」という事が重要になります。次に、仕事としてやろうとするのであれば、得意分野の情報をどんどん発信していくなかで、プロとして得意分野について掘り下げていって、情報を膨らませていって、他の人ができないレベルに持ち込むという事が大事になってきます。これはNAVERまとめに限らず、ライターをやる上でも全く同じ作業が必要になります。

実際にNAVERまとめでまとめを作ってみると、自分で得意と思っていた分野においても自分の中で情報が網羅されていなかった事に気が付くのです。自分で情報通だと思っていた情報は、単に数年前の雑誌のページで見た情報に過ぎなかったというのは良くある事です。1回Googleで少し調べたぐらいで情報を理解できたり、情報通になれたりという事はほとんどありません。これは、プロ野球を毎日のように観戦しても解説者になれないのと似ています。

自分が得意な分野で100記事ほどまとめてようやく少し成長できて、500記事でセミプロ、1つの分野で1000記事ほどまとめを作れたら、その分野に詳しいプロと言えるのかもしれません。1000記事を作るには、1日3記事ペースで発行しても1年近くかかるので簡単な事ではないんですね。

得意分野でとにかく押していく

私は、マイナビニュースのコラムで、酒井冬雪さんの書いている「理系の為の恋愛論」というのが好きでずっと読んでいるのですが、本当に良く続けてこんなに恋愛について書くなあという感想を持っています。恋愛についてあらゆる分野から切り込んで、恋愛だけの話で500本以上の記事を書き続けています。この人は、ライターとしてはまさにプロと言える人で、プロ中のプロと言えるでしょう。恋愛についてこの人に聞いたなら、恋愛アドバイザーでも何でも、過去に書いた記事から何でも引っ張ってこれそうです。

得意分野でとにかく押していくというのは、得意分野について記事をとにかく書いて、書いて、書きまくって、その上で修正を加えてどんどん良い記事を出していくという事なのだと思います。この分野においては、誰にも負けないという形の分野を作ってしまえば、その知識はNAVERまとめやライターに限らず、いろいろな場所で大いに活躍していく事でしょう。


理系の為の恋愛論
http://news.mynavi.jp/column/rikei/

コンピューターの発展と人間

NAVERまとめでは、他の会社が提供している写真・画像などを取ってこれるようになっているんですけど、極端な話をすれば単にそれを取ってきてタイトルを付けただけでも「キュレーションをしました」という事になるんです。美味しいラーメンのお店という名前で、食べログのラーメン店を並べたならば、食べログのランキングと何が違うの?という話になったりする訳です。食べログのランキングを並べると、上位にどうしても高級店が出てきますが、高級店ばかりで外食できる人なんてそんな多くないでしょう。

最も需要があるお店と言うのは、庶民が使えるレベルの予算で、予算をある程度限定した上で、評価が高いというお店という事になります。雰囲気が良いけど安くてコストパフォーマンスが高いとか、ここにしかないスペシャルなサービスが出てくるとか、何か特別に面白いお店とか、そういうスペシャルが好まれるようになってきていて、それを集めてキュレーションする必要があります。日頃からそういった情報に積極的に接していないと、簡単にまとめを作るのは難しいと言えます。

人間がコンピュータの羅列情報に勝つためには、事前に記憶した情報を様々な角度で切り込むという作業が人間にしか出来ないと感じます。

その人にあった情報の提示

美容室に行って、あるお客さんが流行ヘアを好んだとしても、別のお客さんは10年前の流行のヘアカットが良いというかもしれません。情報を様々な角度で切り込む必要性があるというのは、個人にカスタマイズした情報の必要性という事もできます。単にランキングで並べただけのサイトではなくて、その人が今必要としている情報を提示できなくては情報の意味がないという事です。

食べログのランキング上位を全部みたところで、自分の求める情報が出てくる訳がありません。全く自分が行く気がない食べログの点数が高い高級レストランがずらりと並んでしまって、検索に時間がかかるばかりです。あるシチュエーションにおいて、どのように情報が有効に利用できるかというその場を想定した情報提示というのが非常に重要になります。

1、いま私は東京駅にいます。
2、男女の2人ペアでいます。
3、お金は1人3000円で夕食が食べたいです。
4、少しオシャレなレストランがいいです。

キュレーションの役割というものは、Googleの検索ではとても実現できなかったホテルのコンシエルジュのような役割になります。ありとあらゆるサービス情報というものを記憶して、相手にあったものを提示できるように事前に準備しておくというサービスです。

もちろん、そういった横断検索を人間が提供する場合には、相当の記憶能力と熟練されたスキルが求められるので、簡単に誰でも出来ることではないですが、そういう人じゃないと今のコンピューターに対抗できないという事です。例えば、NAVERまとめで得意系のまとめを1000まとめ作ったところで、平然とそれが何か?と平然と言えるぐらいじゃないといけない。コンピュータに入力して、検索結果を教えるような単純コンシエルジュは必要とされてない(正確に言えばコンビニバイトがこれ)、ということです。オーダーメイドの情報作成を短時間で行う。

どんな業界においても、個々の人間にあうだけではなくて、状況に応じた細かいカスタマイズの提供こそがサービス産業の目指すところであり、それがプロが成す仕事というわけです。

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NAVERまとめから良いコンテンツが生み出される?

  • 24 October 2013
  • のぶやん

日本の歯科は、6万軒ほどある(コンビニが4万軒)とされていて、歯科医院というものは、日本において過剰な状態にあります。その中で、人気のある歯科医院もあれば、人気のない歯科医院もあります。日本の保険診療では、世界でトップレベルの歯科技術を安価で提供できる半面で、提供できる素材・時間は限られており、保険診療では、歯を長持ちさせる事ができないと言われています。

歯医者

保険で安く治療できない事もある

日本の保険診療というものは、誰でも安価に治療を行って貰える制度なわけですけど、歯科の場合には、医療と違って薬だけで治るという事はほとんど期待できません。そこには、削ったり、詰めたりという診療行為が発生してくるわけで、それには時間がかかってきます。そして、時間というものは費用の発生を招くので、保険の価格では絶対に利益にならないような治療方法も存在しています。その1つが歯の神経治療である根幹治療です。

歯の根幹治療を行うには、細菌が進入しないようにラバーダムであったり、マイクロスコープ(及びそれを使える技術)というものが必要になってくる訳ですけど、そういった技術的な面をクリアさせようとすると、保険の費用面で赤字になるのです。そこで歯科医は、僅か15分から30分という短時間の中で、ラバーダムもマイクロスコープも使わずに根幹治療を行う訳ですが、当たり前ですけど歯が長持ちせずに2年ぐらいですぐに問題がでて、抜歯に一直線です。

良いものは高い

世の中で良いものは当然ながら価格が高いとされています。それは、歯科医療に限った話ではなくて、全てにおいて共通しています。安いものというのは、それなりに事情があって、その事情をしっかりと理解しておく必要があるでしょう。高い=良いという訳ではないですが、安いものは、それなりのものであるという認識は必要になります。

コンテンツに関しても同じ事が言えてまして、書籍などは作者が名前を公開してだしていきますが、インターネット上の情報は多くが匿名であり、その匿名情報には間違いなども多いという注意が必要になります。NAVERまとめの場合には、匿名でありながらインセンティブを配る配る事によって、ある程度の質の高いコンテンツを生み出したいと考えていたり、アカウント奨励などを作ってアカウントをひいきするシステムも構築して良いコンテンツ制作しようという試みが見られます。

同一品質の低価格

HISが激安航空券を販売できたのは、業界ではタブー視されていた「大量にチケットを仕入れてバラ売りする手法」を使ったからでした。航空機というのは、支払う料金が別であったとしても、同一のクラス(エコノミー・ビジネスなど)に乗れば、ほぼ同じサービスの提供を受けられます。それならば、できる限り安い価格で買った方が良いにきまっています。これは同一品質で低価格の実現です。小売業では、大量仕入れで価格を安くするのは良く使われる手法です。

ウェブサイトでも個人がブログなどで大量に情報を供給できるようになったので、歯医者さんと一緒でコンテンツの供給量は過剰な状況になってきています。しかしながら、良質なコンテンツというものは数が少なくて、自分が探しているコンテンツというものを多くの人が求めている状況です。そこで低価格で良質のコンテンツを保障しようというのがNAVERまとめの取り組みです。

無責任コンテンツの量産

コンテンツを製作する為には、それなりの時間を要す事で、誰かがコンテンツを作らなければウェブ上でコンテンツを見る事すらできません。2000年頃までのコンテンツというものは、無料で誰かがボランティアで作っていたものが多かったのです。2003年頃からGoogle Adsenseなど広告から収益を得るモデルが定着して、コンテンツを製作した人にお金が入るようになりました。

実際には、Google Adsenseなどで高い収益を得たのは、コンテンツを膨大に保有している企業で、個人がGoogle Adsenseでの為にページを生成して稼ぐという例は多くありません。インターネット上にプラットフォームを用意して、誰かにコンテンツを生成させて、そこにGoogle Adsenseなどを貼り付けて稼ぐというモデルが儲かるモデルでした。そのモデルは、今後も継続される見通しですが、それでは良いコンテンツが生成されるには限界がでてきました。

責任あるコンテンツ作り

今後のウェブコンテンツに関しては、少しずつ責任あるコンテンツ作りが入ってくる可能性が強くなってきています。以前のように「匿名で誰が書いたか分からない情報」というものがインターネット上に溢れていて、それも悪くないのですが、そうした情報は既に足りてしまったというのが本当のところでしょう。例えば、ホテルのレビューサイトであれば、楽天トラベル、トリップアドバイザーがあれば十分で、それ以上のサイトは必要ないわけです。

これからインターネット上で求められるのは、多少なりとも責任あるコンテンツ作りであり、それは歯科で言えば「自費診療」の分野にあたる高度なコンテンツ生成の取り組みになります。それにお金を配分するシステムというものが今のところはインターネット上に整っておらず、NAVERまとめであったり、cakes(ケイクス)などがその分野を担おうとしています。品質で言えば、出版に少しずつですが近づいている気がします。


 

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NAVERまとめでアクセスが集まる記事の傾向

  • 22 October 2013
  • のぶやん

NAVERまとめで記事が集まる傾向がはっきりしてきています。その傾向に沿った形でまとめる事はある程度の範囲までは有効であると考えます。傾向通りにある程度のまとめを作りまくれば、頑張り方で1ヶ月で100万Viewぐらいはあげる事ができるようになるでしょう。ちなみにNAVERまとめにおける100万View=2万円ぐらいなので、生活なんてとてもできませんが、とりあえず「まとめを作る」ことは、いろいろな勉強になります。

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NAVERまとめでアクセスを集められそうなコンテンツ

・ジャニーズ系(嵐)
・AKB48系(その中で人気のメンバーなど)
・災害・現場速報系(Twitterで拡散を狙う)
・ツィッターの話題(Twitterの拡散狙い)
・その他の炎上系のネタ(バカッター系など)

(芸能関係を狙うにしても、ある程度の知名度がある俳優・女優系でないと、アクセスをそれほど伸ばす事は厳しいと考えられます。)

トレンド話題と背景の組み合わせ

NAVERまとめで今まで盛んに注目記事に取り上げられていた「ニュース系の記事」が、9月頃から取り上げられなくなったと言われています。NAVERまとめが速報系のニュースを注目まとめから外してくる事が増えた背景としては、ニュース記事というのは、そもそもまとめるリソースが少ないので、まとめたとしても元のニュースサイトとほとんど変わらない内容になるからでしょう。

早い話が速報ニュースをまとめても、元の記事を見るのとあまり変わらないような状況になるので、速報系ニュースではまとめと呼べないと考えられます。速報系ニュースから、更に掘り下げて、どのようにそのニュースが発生したのかという背景を探る部分まで踏み込めれば、優秀なまとめという事になって、注目まとめに掲載する価値が存在するものと考えます。

2013年のNAVERまとめ

NAVERまとめが2013年3月頃にYahooと提携を発表して、2013年7月10日頃からYahoo Japanの検索結果にNAVERまとめが表示されるようになりました。この提携の意義は大きくて、NAVERまとめのPV数が20-30%ほど伸びたと考えられます。また、その後に2013年9月頃からは、NAVERまとめの注目記事の傾向も変化して、注目記事の回転率が減少して、1つの記事あたりのPVを増やすような傾向になっています。

現在のNAVERまとめは、良いまとめのView数を伸ばしてあげたいという意図が見てとれて、他の人と観点が違うような内容のものを積極的に取り上げていくようなスタイルに変わってきています。以前の奨励者が目立っていたところから変化して、特徴のある(いわゆるネットの鋭く尖った記事というやつ)記事に対して報酬配分をしていきたいという意図が見て取れます。

発展途上のNAVERまとめ

NAVERまとめは、開始されてから約3年ほどで巨大サイト(20億View)と言われるレベルにまで成長していますが、開発側のLINEからすると、「こんな小さなレベルでは全然満足できない」というのが本音かと思います。もともと、Google社の検索エンジンを全部乗っ取ってやりたいぐらいの勢いを持ちたいと思って始めているサービスだと思うので、100億、200億PVレベルを狙いたいと思っているに違いないでしょう。

現在は、キュレーターと言っても、10万円以上稼ぐような人は数えるほどしかおらず、ほとんどのキュレーターが数万円どまりとなっています。Google社の検索エンジンを全部乗っ取るような形で100億、200億PVになれば、10万円を超えるキュレーター数が多くなって、キューレーション記者として生活が成立する人も出てくるかもしれません。既にYahoo Japanとの提携も終えて、これからどのように成長させていくのだろうか?に非常に興味があります。

ここからアクセスを伸ばす方法

LINE社は、2013年7月から「LINEニュース」というものも配信していますが、このLINEニュースの方をスマートフォンから見ると、カテゴリがあって「エンタメ」「トレンド」「スポーツ」「時事」に分かれています。NAVERまとめの方をスマートフォンで見ると、「カテゴリ」をクリックしないとカテゴリの一覧が見れないようになっているので、カテゴリのアクセスはそれほど多くありません。

このような構造にしている理由としては、LINEニュースは、全体のニュースを気軽にチェックするという感じで見るのに対して、NAVERまとめでは「まとめられた記事」を「探す」「検索する」というのを意識させるような構造になっているように感じます。NAVERまとめには、スマートフォンから見た時にGoogleのような大きな検索窓がありません。検索するには、右上のアイコンをクリックして検索する必要があり、カテゴリと同じで一段階ほど奥になっています。

2014年のNAVERまとめ

NAVERまとめとしては、更にNAVERまとめ上に「見れるコンテンツ」を大量に準備したいと考えているようです。ただし、既にサービス開始から3年も経っているので、見れるコンテンツをもっと凄いペースで作っていかないと、サービス自体が時代に対応できなくなってくる可能性もあるのかなと思ったりしています。2014年にどういった形でNAVERまとめが伸びていくのか楽しみです。

 

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NAVERまとめに記事提供を拒否するゴミ新聞社

  • 22 August 2013
  • のぶやん

NAVERまとめに記事提供を拒否している新聞社があり、毎日新聞社というそうだ。記事の引用を拒否してどういうメリットがあるのか不明ですが、とにかく毎日新聞社の記事を使うことは許されていません。掲載を拒否するゴミ新聞社となってしまった毎日新聞に対して、日経新聞などは、電子版などがそこそこ成功していて、「若年層をもっと取り込みたい」ということで、NAVERまとめに記事提供を行うまでになっています。同じ大手新聞社であっても、NAVERまとめに対して、片方は記事提供を拒否しており、もう片方は記事を提供する側にまわっています。

NAVERまとめに記事提供を拒否:毎日新聞社
NAVERまとめに記事を積極提供:日経新聞
特に何もせず様子見る:朝日新聞、読売新聞


NAVERまとめは、無料でリンクして頂ける有難い媒体と思って、記事も積極的に提供していく姿勢が大事になると思います。新聞社というのは、記事をどんどん提供してでも、若者に自分たちの新聞社を認知して貰ったり、被リンク数を増やしていく努力をしていくべきだと思います。毎日新聞なんて、インターネット上ではほとんど利益が出ていないのだから、認知度を高める為の広告媒体だと思って、いろいろな場所に記事を提供していく事が必要だと思います。

Google Trendにおける比較

「毎日新聞」と「NAVERまとめ」のGoogle Trendを比較してみると、毎日新聞にNAVERまとめが追いついている事が分かります。Google Trendは、人々が検索するキーワードから世の中の流れを透けてみることができます。毎日新聞のNAVERまとめに対する記事掲載の拒否を誰が決めたのか?というのが気になります。普通であれば、こうした引用の仕方をすれば、今の時代ではそれほど拒否をしないはずなんですが、上層部のインターネットの特性を理解しない誰かが決定した事なのだと思います。

Google Trendのグラフ:青色が毎日新聞赤色がNAVERまとめ

Google TrendでNAVERまとめが毎日新聞を抜いているのが分かります。NAVERまとめに勢いあります。

若者の新聞離れ

毎日新聞

今の若者は新聞を読むという習慣が特にありません。昔の時代は「就職活動をする為には、世の中を知っておかなければいけないから新聞を読みなさい」などと言われた時代もあったようですけど、インターネットでの情報取得が発達してきて、読むという点においてはインターネットでもかなりの分量の情報を処理できるようになってきました。

日経新聞などは、いち早く有料の電子版などを出して多くの読者を獲得していますが、その他の新聞社は電子版を出しているのかどうかさえ知られていないほど活動しているようには思えません。何とかしなければと思っているのかもしれませんが、ペラペラの新聞紙の遅い情報を月刊3000円も出して取るほど若者に余裕があるとは思えません。

新聞の発行部数が減少に転じる

新聞の発行部数が減少に転じているのは、インターネットが少しずつ普及してきた2000年頃です。インターネットで更に情報の取得が進めば、日本の大手新聞社の中にも経営危機に陥る新聞社が出てくるようになるでしょう。経営危機に陥る新聞社とは、電子化に乗り遅れた新聞社で、収入源を完全に紙媒体の高齢者に依存している新聞社かと思われます。

現在の高齢者は20年、30年後には寿命を迎えて亡くなっている人もいるので、その分だけ新しい読者を開拓しなければいけないのですけど、若者になればなるほど新聞なんて読んでいないし、読む習慣というものもないので、新聞社の収入の減少は確実と見られています。
新聞購読者数
ソース:http://www.garbagenews.net/archives/1885417.html

新聞社が生き残る方法

現在の新聞社が長期的に生き残る為には、インターネットの会社を買収するなどして、インターネットを使った産業に積極的に構造転換を図っていく必要があります。新聞を読む人が減って、メディアがインターネットに変化している中で、インターネット上でどのように利益を生み出すかを考えていかなければ、新聞社の将来なんてないようなものでしょう。

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