NAVERまとめ

NAVERまとめ(ネイバーまとめ)とは、韓国のIT企業ネイバーの日本法人、LINE株式会社が運営するCGM型Webキュレーションサービスである。様々な情報をユーザーが独自に収集して組み合わせ、ひとつのページにまとめてインターネット上に公開。アクセス数に応じてユーザーが広告収入を得られる独自のシステムを展開している。

同社が運営するウェブサービス事業ネイバー(NAVER)の一つであり、2009年7月1日にサービスが開始された。同種の「まとめサイト」では月間アクセス数で1位(ページビュー換算)。特定のテーマを定めインターネット上の情報を収集し、集めた情報を分類、つなぎ合わせて、ひとつのページに掲載することを同サービスでは「まとめ」と呼んでいる。ジャンルは多種多様で、主だったものとして特定のテーマに絞ったリンク集、画像集、雑学集、名言集、ゴシップやニュース、他の掲示板のまとめなど多岐に渡る。作成されたページは各社検索エンジンによってクロールされ公開される他、同サービスが提供する「まとめ検索」によって検索、参照することが出来る。
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NAVERまとめで奨励されるまとめとは?

  • 5 April 2013
  • のぶやん

昨日の夜中にこの記事(NAVERまとめのキュレーションの役割)を読んでメモした内容があるので、それをこちらのブログに書いておこうと思います。メモの書き下ろしなので、内容が乱れてますが、限られた時間で書くのでご容赦を。NAVERまとめの担当者がインタビューで語っているように、NAVERまとめが目指しているキュレーションとは、「人にしかできないようなまとめ」です。「人にしかできないまとめ」というのは、どのようなまとめなのでしょうか?

NAVERまとめの目指す方向性

検索エンジンではなくて、人間にしか分からないような情報というのは、どのようなものがあるでしょうか?例えば、検索エンジン最大手のGoogleにおいて東京の渋谷にあるレストランを探す時には、「渋谷」「レストラン」と探すかもしれません。「渋谷」のレストランであれば、「東京」「渋谷」「レストラン」と検索すれば、とりあえず渋谷にあるレストランの一覧を得る事は可能でしょう。(また、Google検索では、オプションのAdvance Searchにて「フィルター」をかける事ができるので、このフィルターを駆使すれば、かなりの精度の検索ができるかもしれません。実際には、面倒なので使う人は少ないですけど。)

しかし、このGoogleの検索においては、「おいしいお店」だけを抽出したり、「楽しい経験の遊園地」だけを抽出したりするのが難しいとされてきました。もちろん、「おいしいお店が掲載されたサイト」などというのは提示できるのですが、Google検索エンジン自体が「おいしいお店の一覧」であったり、「楽しい経験の遊園地」という結果で並べる事はできないのです。あくまでGoogleができるのは、キーワードに沿った「おいしいお店」の一覧が掲載されているかもしれないサイトの紹介になります。

Google Advance searchの例

Google Search
 

機械が結果を表示するAPIの存在

人にしかできないまとめが重要になってきている理由については、検索エンジンは日々発達しているだけではなくて、検索エンジン以外の部分でも考える必要があります。例えば、多くの会社からWEB2.0として2005年頃から盛んに提供されるようになったAPIについて考える必要があるでしょう。APIというのは、アマゾンが持っている情報であったり、楽天が持っている商品データベースをそのままの形で呼び出す機能を、ユーザーに提供するというものです。例えば、楽天トラベルで提供されるホテル情報の数万件にも及ぶデーター、写真などをユーザーが利用してアフィリエイトを行う事が可能です。

NAVERまとめにおいても、アマゾンの提供するAPIを使って、アマゾンの膨大な商品情報を取り出してきて、表示しています。また、Google MapのAPIも同時に利用して、ユーザーに提供しています。こういったAPIの特徴を活かして、2006年から「マッシュアップ(Mashup)」というものも流行しはじめました。アフィリエイトのサイトなどで、複数の商品データベースから結果を取得して、マッシュアップが行われています。例えば、「渋谷」「レストラン」と検索した時には、Googleマップから位置情報を取得して表示、Yahoo画像検索からイメージを取得して表示、渋谷のレストランについての書籍をAmazonから表示するという方法です。

どうして人にしかできないまとめが大事なのか

NAVERまとめでは、APIを使ったような「まとめ」をキュレーションとは考えておらず、注目まとめに入れたり、カテゴリ化したりしていません。説明文が加えられているとはいえ、NAVERまとめは、人間が抽出する事に重点を置いていて、人間でしか抽出できない情報かどうか?という所を基にして、注目まとめやカテゴリを決めているように思います。実際には、「渋谷」「Wifiの使える店」というのは、人間にしか抽出できない情報ではないと思うのですが、そういった情報も混じってしまってはいますが、基本は「人間にしかできそうない選び方」を原則としているようです。

NAVERの責任者の1人である島村さんは、それを「楽しい」「面白い」などの人間にしか分からない感情と表現しています。例えば、ホテル情報をでAPIのように機械が得意とする情報は、「Wifiがあるかどうか」「トイレと風呂は別に設置されているか」「設備の大きさはどれほどか」というハード面の情報です。実際にNAVERまとめのように最近重視されているのは、ハード面ではなくて、「従業員は優しかったか」「接客レベルは高かったか」「急なお願いに応じてくれたか」「電話の対応は適切だったか」というソフト面の情報です。

日本の家電製品の会社が失敗している理由の1つとしては、ハード面(技術)にこだわるあまり、ソフト面(感情)が疎かになっている為だと分析する人もいます。二次産業であるハード産業での成長から、三次産業のソフトに切り替えが出来ない会社が多くなっているのです。

人間独自の視点の共有

宮崎駿さんの作品は、全国の人から愛されているわけですけど、宮崎さんの「独自の視点」というものは、アニメを通じて共有されています。コンピューターが出来ない最大の欠点は、情報を組み合わせる(これをキュレーションという?)独自の視点です。宮崎駿さんの作品をコンピューターが作り出すなんて、とても考えられないでしょう。宮崎駿さんの生き方を通じて独自の視点を入れた結果が1本の作品としてまとめあげられています。

NAVERまとめにおいても、責任者の1人の島村さんが「PVを重視するあまり没個性になってきた」(実際にはNAVERまとめ側が運営を成立させる為にそうしたんですけど)と言っていますが、個性的なキューレターが自分の独自性を共有する事によって社会が変わっていく(オタクが社会を変えるという人もいる)という事が重視されるようになってきています。

今までの大学受験まで教科書の中身を詰め込んで「頭が良い」というのとは、一線を画した人間の経験であったり、感情表現の豊かさなどが「本当の生活の豊かさ」につながって行く時代が第三次産業では求められるという事です。

口コミなどで重視されるデータマイニングスキル

データマイニング技術であれば、ゲームのユーザーの動きを感知して、それに合わせてデーターを調整するような事は、かなり高度な部分まで発達してきています。例えば、どこでユーザーが離脱したとか、ユーザーがどこで課金するかとか、そういったデーターを基本にして、ゲームの内容を調整するというようなデーターマイニング技術は、任天堂が得意とする従来のゲームに見られず、ソーシャルゲームならでわの動きです。ゲームだったら、小さな世界で動くのでそれでも良かったのですが、現実社会はゲームよりももう一段複雑に出来ているようです。

口コミなどで重視されるデータマイニング技術では、コンピューターを使って感情表現を抜き出そうという努力が続けられています。テキストベースによるものだと、テキストマイニングと言ったりしますけど、大手の会社が集めた「膨大なアンケート」について、それを解析するという事です。先ず、ユーザーが製品に対して「プラスの評価を下しているのか」「マイナス評価を下しているのか」、どのような感情を持っているのかなどを膨大なアンケートからテキストマイニングでまとめあげて、マーケティングに用いるという手法です。これは、大手のマーケティング会社などは、既に大学の教員などを採用して行っています。

ユーザーの声の収集

NAVERの社内においても、例えばこのブログがそうなのですが、NAVERまとめについての意見をブログ、Twitter、報道機関のニュースなどからNAVERまとめに関する膨大な情報(実際には、LINEの方が情報は出回っているでしょうけど)を収集して、それを「ユーザーの声」として、優先順位に並べるというような事を行っているという事です。それは、まるでMixiの「ユーザーの声」の投票のNAVER版に見えますが、ハンゲームというゲーム会社だけあって、データーを駆使したマイニング技術は、それなりのものを持っていると思います。

こうした情報収集を行って、ユーザーの声を素早くサービスに反映していく事で、ユーザーを満足させるサービスを提供していけるようになるのだと思います。
 

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NAVERまとめで有名人本人のサイトからリンクされた!NAVERまとめの拡散力凄い

  • 3 April 2013
  • のぶやん

NAVERまとめで、ある私の好きな有名人に関する記事を投稿したら、アクセス解析をみたら「本人のサイト?」と思うドメインからアクセスがありました。あれ?と思って、本人の公式サイトを確認すると、何と本人の公式サイトからNAVERまとめの私のまとめに「紹介メディア」としてリンクして下さっていました。役者さん本人が見てるなんて想定外です。しかも、リンクまでして下さって、本当に恐縮です。役者さんの特徴が分かるように良い事尽くめで書いていて良かったです。

有名人の役者さん本人が見てくれるならば、私の役者さんに対する尊敬の念も十分に伝わっていると思うので、NAVERまとめは、立派なコミュニケーションツールとして活躍していますね。引用が大半ですが、私の言葉を入れた部分をしっかりと有名人の方が読んでくれていたら嬉しいです。直接、こうして見ていただけるのは、本当に嬉しい限りです。NAVERまとめが一般メディアと対等に渡り合えるようになってきたという証明なのでしょうかね。

NAVERまとめのテンプレート

NAVERまとめの特徴は、まとめを作る際に「同じようなテンプレートの組み合わせで成立させている」という点です。このNAVERまとめでシンプルに統一された見やすいインターフェイスが非常に好評で、NAVERまとめのアクセス数を伸ばす原動力になっています。普通の開発者であれば、色を付ける機能を考えたり、HTMLを使ったエディターを付けたくなるでしょうが、そういった機能を省いて、とにかくシンプルにしている点が特徴です。

(実は、私がメインで使っているCMSのDrupalでも全く同じことが出来てしまうのですが、Drupal7が苦手にしているのは、この「まとめの並べ替え」のインターフェイスの部分で、並べ替えモジュールが出回っていません。2013年8月リリースのDrupal8では、並べ替えも出来るようになって、NAVERまとめとほぼ同じ事が出来るようになる予定ですが、しばらく先になりそうです。)

NAVERまとめの拡散力

NAVERまとめでは、注目まとめに掲載されるまとめ以上に、注目まとめに掲載されていないまとめがかなりの数量で拡散されています。Twitterのトレンドサイトなどでも、NAVERまとめを見る機会が増えてきました。NAVERまとめの運営側でも、TwitterやFacebookの共有を重視しており、多くのNAVERまとめキュレーターは、TwitterやFacebookを意識したまとめを作っています。

また、NAVERまとめでは、Twitterのユニークユーザー数を超えたとも言われていて、実際にNAVERまとめの影響力がTwitterの影響力と同等のものになってきたという事が示されています。今後にNAVERまとめのユーザーが3倍、4倍になっていけば、1年後には、Twitter上に拡散させる方法からNAVERまとめ内部で拡散させる方法に変化させていく事ができるようになるでしょう。NAVERまとめがTwitterを大幅に上回れば、Twitter拡散がそれほど意味を持たなくなる可能性があるからです。

TwitterとFacebookの特徴

Twitterでは、その匿名性を活かして、面白い話題であれば種類を問わずに共有されています。それに対してFacebookは、実名性が強く出ているので、面白い話題よりも、少し真面目な話題の方が共有されやすい性質があると言えます。Twitterで1000共有されていても、Facebookでは50というように共有数に違いが出ていて、その逆もあります。

こういったTwitterとFacebookの特徴も参考にしながら、どのような読者に読んでほしいかを想定してまとめを作ると良いでしょう。

NAVERまとめで情報を整理する

ブログとNAVERまとめの最大の違いは、NAVERまとめでは、あらかじめテンプレートが用意されている(実はこのDrupalのブログでもコンテンツタイプとしてテンプレートを用意できるんですけど)という事です。テンプレートが用意されていれば、情報を作ることに集中できて、情報作成時間を短縮できます。

情報は、素早く的確で、なおかつ有意義なものを発信すれば読み手にとって有益な情報となります。従来の新聞社などは、もの凄い高コスト(記者1人の年収1000万以上+会社運営費)でやってきましたが、今では情報を生産するコストは大幅に低下していると考えても良いでしょう。

NAVERまとめのキュレーター側の能力さえあれば、雑誌媒体と同じぐらいのレベルで情報生産する事は可能ではあります。問題となるのは、NAVERまとめで高度な情報を作成できる人は、100人ぐらいのもので、決して多いとは言えないという事かもしれませんね。新聞・ニュースを切り取って貼り付けるという作業であれば、Googleニュースの上位から情報を並べて、それにフリー写真を貼り付ければ誰でもできますからね。高度な情報というのは、「高度な視点」を持った情報のことです。

良い情報の周囲との共有

良い情報というのは、人に教えてあげることで、「この人は使える人」と友達に思って貰えるので、自分の株をそれだけ上げる事ができます。TwitterやFacebookで情報共有をしたがるのは、そういった背景があるからと考えられます。良い情報が手に入っていれば、お金を数千円-数万円も得する事だってあるかもしれませんし、いろいろと人生にとって幸せになれる要素が増えていくと人は考えるでしょう。

TwitterやFacebookがそうであるように「共有される年齢層」「共有される性別」「共有される学歴」なども重要になってくるかもしれません。Facebookが高い広告単価を持つのは、これらの情報を正確に把握しているからと言われています。場合によっては、人々の嗜好も把握しています。しかしながら、人々の嗜好のパターンは数年で変化するという事に注意が必要でしょう。人々は、年齢を重ねていくにしたがって、周囲と興味・関心がずれていき、共有できなくなってくるのです。

 

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NAVERまとめにおける「旬のトレンド」と「過去の話題」の融合

  • 2 April 2013
  • のぶやん

このブログもキーワード「NAVERまとめ」で上位表示を狙ってみているのですが、ブログの記事が200記事ぐらいしかないボリューム不足で、なかなかGoogle上位表示されないですね。上位表示狙うならば、最低でも1000記事、出来れば1万記事ほど必要になりそうですね。さて、NAVERまとめのトレンドについて書いてみたいと思います。

NAVERまとめでは、単なるロボットができる作業ではなくて、人間だからこそ感じられる「楽しい」、「面白い」、「感動した」など感情豊かな検索エンジンを目指しているとされています。kizasi.jpは、今日注目の話題ランキングがありますが、これも「楽しかった」「感動した」「驚いた」「怒った」などに分かれています。どのような事象に対して多くの人が反応して、それに興味を持っているかを示すものと言えます。

kizasi.jpのトレンド
トレンドのキーワード
 

例えば、「東京」「おいしい店」と検索した時には、今話題となっている美味しい店をトップの方に出してきて、東京の美味しい店の一覧が次に出てくるような構造が検索エンジンとしては優秀かもしれません。NAVERまとめにおいては、時事ネタでありながらも、それをまとめた形のものを奨励しています。

人々が知りたい今の旬と「新鮮さ」

多くの人は、お金を持て余していて、常に良いネタを探しています。例えば、「おいしいものが食べたい」「おもしろいゲームをやりたい」「どこかに旅行に行きたい」と思っていながらも、古い情報ばかりしか手に入らないのでは、新鮮さが手に入らないかもしれません。そこで、検索エンジンで、その新鮮さを持たせた回答ができれば凄く喜ばれるという事になります。

「今、面白いビジネス映画が見たい」と思った人に対して、今が旬のビジネス映画を提供出来れば最高です。今が旬のものと、昔のビジネス映画の提案を同時にできれば最高という形になるでしょう。

今の旬と過去を結びつける作業

新聞記事を見ていると分かるのですが、「安倍さんが総理大臣になりました」という事実報道だけで終わってしまったのでは、何も面白い記事ではありません。どうして安倍さんが総理大臣になったのだろうか?安倍さんは、どういう考え方を持っているのだろうか?という過去の事実も含めて、総合的に旬の情報が提供されれば、雑誌のような面白い情報を見ることができます。

旬の情報というのは、過去の情報と結びつきながら、価値を強めると考える事ができるでしょう。現在の情報だけだと、断片的すぎて面白みに欠けるし、過去の情報だと旬が感じられずに面白みに欠けるという事になります。もっと簡単に言ってしまえば、旬のトレンドを見た時には、過去のニュースを含めて、その分野に知らない人に対して「これは面白そうだ」と思わせたら勝ちです。

NAVERまとめでどうまとめるか?

NAVERまとめでも、旬の情報と過去の情報を結びつける事は可能です。旬の情報としては、Twitterなどから「現在の話題」を取り込んだ上で、過去の情報としてはWikipadiaなど整理されたサイトからとって来るという手法があるでしょう。現在は、Twitterが主体となって「現在の話題」を取り込みますが、今後はもう少しバリエーションが期待できればいいですけどね。2ちゃんねるの取り込みは、問題が大きそうですけど。

「少女時代ニュース」のように少女時代に対しての追求を強めていく形式であれば、少女時代の過去のニュースから現在のニュースまでをずっと見ていく事ができます。古い情報を付け加えながら「少女時代ニュース」が積み上がっていくのが少女時代ファンには嬉しくあるでしょう。

常に新しい話題を提供し続ける工夫

池袋のサンシャイン水族館がリニューアルしたニュースなどで言えば、サンシャイン水族館なんて単なる水族館な訳ですけど、それがリニューアルしただけで話題になって、ウェブサイトやTwitter上に出回ります。NAVERまとめも、今まで何度もリニューアルしたり、ニュースサイトのインタビューに応じたりと、新鮮な感じを出そうと努力しています。

ブログなどは、更新がとまった瞬間に訪問者が激減するのは誰もが知っている事ですが、FacebookやTwitterは、それを気軽にする事によって、更新を途絶えさせないようにしたという所がポイントになるかもしれません。発信者の負担を軽減して、情報のハードルを低下させています。

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NAVERまとめを止めるキュレーターの方々

  • 31 March 2013
  • のぶやん

最近、Twitterなどで「NAVERまとめの更新をやめて、自分のブログやサイトを立ち上げてみよう」という人を数人ほど見かけました。悪くない取り組みだと思いますが、NAVERまとめをやめなくても(NAVERまとめを継続しながらでも)、自分のブログやサイトを行う事は可能です。NAVERまとめをやめないで、NAVERまとめを継続しながらも、自分のブログやサイトを運営してみてはどうかなと思います。

自分でアクセス集めるのは結構大変

私もいろいろなブログもサイトも自分でも数え切れないぐらい運営していますが、どのサイトもアクセス集めるのはそれなりに苦労しています。比較的簡単にアクセスが集まるサイトもあれば、頑張って更新をしてもアクセスが集まらないサイトもあります。また、このブログのようにほとんどアクセスが集まらずお金にならなくても、とりあえず継続してメモ帳代わりにしているような場所も幾つかあります。

インターネット上において、個人のブログが力を持ったような時代は既に過去の話で、多くのブログはアクセスが集まらずに更新を停止しています。アクセスが集まるブログというのは、ブログ専業にやっていてそれなりに話題になっていたり、ライブドアのBLOGOSなどからリンクされていたりするサイトだったり、他にいわゆる「まとめサイト」で成功していたりするサイトと言えるでしょう。

アクセス集めには時間がかかる

自分のブログやサイトを開始した所で、アクセス集めには1年-2年もの大変な時間がかかります。NHN社が社員の力をかけて、インセンティブまで配布して頑張ってきたNAVERまとめでさえ、12億PVを集めるのに3年もの時間を要しています。個人で大したスキルも持ち合わせていないのにブログやサイトを立ち上げて、それで100万PVを出せるのであれば、誰も会社なんかに苦労して勤める事はなくなるでしょう。アクセスを集めるにはそれなりに時間がかかりますし、時間がかかるというのは費用でもある訳です。

NAVERまとめでは、インセンティブの水準がそこそこに保たれていて、自分でアクセス集めにそれほど苦労しなくても、NAVERまとめ自体が検索エンジンに強かったり、ソーシャルネットワークの相性の良さなどでアクセスを集める力を持っています。個人でNAVERまとめの保有するアカウント水準までアクセスを集めようと思うのならば、実際にブログでも作って試してみれば良いと思います。多くの人は、アクセスが全く集まらずに挫折するでしょう。

今さらになってアドセンスのアカウントをとって始めるとかいうレベルじゃあ、稼げないですよ。稼いでいる人の多くは、アドセンスが日本で開始された直後からサイト作りまくって、技術的にもそれなりにある人たちが多いです。

NAVERまとめもブログもやればいい

NAVERまとめもやって、ブログもやって、サイトもやればいいと思います。何でも手をつけてみれば、お互いの長所、短所が分かって、いろいろな事に活用できそうです。例えば、NAVERまとめのタイトルの付け方に関しては、SEOを意識してタイトルを付けたりできれば、後からGoogle検索で有利になるかもしれません。こういったノウハウなどは、ブログであっても、NAVERまとめであっても同じようなところがあります。

NHN社は、ライブドアブログというブログを提供するサイトを保有していながら、どうしてNAVERまとめに手を出してきたかを考える必要もあるでしょう。それは、ブログというプラットフォーム自体でお金があまり動かなくなってきているという事と、所詮はGoogleなどの検索エンジンに依存していて、プラットフォームとまでは言えないと感じていたのかもしれません。NAVERまとめが大きなプラットフォームになれば、もしかしたらキュレーターでも大きな存在になれるかもしれない。そんな思いの中でキュレーターをコツコツ続けてみるのも悪くないでしょう。

自分の知識としてのキュレーション

NAVERまとめでキュレーションを行う時には、少しでも「自分の為になりそうなこと」についてまとめておけば良いと思います。ブログでもそうですが、嫌いな事は長続きしませんし、何よりも自分の為になりそうなまとめというのは、人の為にも役に立つ事が多いです。自分の知識、教養などを向上させる意味でNAVERまとめを少しずつキューレーションしていけば、1,2年を経ていけば相当な知識を身につける事ができるでしょう。身に付いた知識というものが後から、いろいろな情報資産として活用できるかもしれません。

結論とすれば、NAVERまとめを止めるのではなくて、休憩したりしながらも、継続していけば、いいこともあると思っていれば良いと思います。ブログなどをやりたければ、ブログなどでも情報発信しながら、いろいろなメディアやツールを試してみると良いのだと思います。

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NAVERまとめとYahoo JAPAN提携の衝撃!

  • 30 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめとYahoo JAPANの提携の話題は、インターネット上でも思わぬほど大きな話題になっています。今までは、NAVERまとめが何かのプレスリリースを発表したところでそれほど大きな話題にならなかった(ニュースでも2,3のニュースサイトに取り上げられる程度だった)のですが、2013年1月に新制度が開始される頃からニュースに取り上げるサイトが増えて、今回のNAVERまとめとYahoo JAPANの提携では、かなり大きな話題になっている気がします。

まあ、相手が日本を代表するウェブサイトを運営しているYahoo JAPANという事もあるのですが、私がNAVERまとめの利用を開始した時には、NAVERまとめ全体で1000万PVぐらい(1まとめ数万PVが多い方でしたね)のサイトだったと思うので、こんなに存在が大きくなった事に驚きを感じます。しかしながら、単にまとめサイトを作るだけではなくて、インセンティブの配布を開始するという非常にコントロールが難しい前例がないような事まで行って、事業として成立させようとするNHN JAPAN社の経営手腕が優れていたのは、他の会社が真似しようとして失敗(Yahoo!くくる、はてなまとめ)した事でも良く分かります。

新感覚の知識共有サイト

従来であれば、自分が持っている知識というのは、共有しようと思ったところで簡単に共有する事はできませんでした。ブログで共有するという方法はありますが、ブログで共有するには、ブログにアクセスを集めなければなりません。また、ブログで共有するのは、統一されたプラットフォームで美しく見せるのは難易度が高くなってしまいます。また、写真を入れたり、リンクを挿入したりするのも、ブログであれば大変に面倒な事です。

NAVERまとめでは、最近の流行であるJavascript主体としたサクサクと動くプラットフォーム上で、写真の挿入であったり、リンクの挿入がシンプルで簡単に行う事ができます。これによって、ブログなどで面倒なまとめであっても、NAVERまとめのプラットフォーム上ではシンプルで美しくまとめあげる事ができるようになっています。また、自分のまとめに対して、アクセス流入もとであったり、TwitterやFacebookの共有数を見れるなど、まとめ作成者支援のシステムも整っています。これだけシステムをゼロから作って動かすのは、並大抵の作業ではなく、NHN社の技術力の高さとマネジメントの高さがに驚きます。

知識共有がお金になる

従来のFaQサイト(例えば、Yahoo知恵袋)などにおいては、素晴らしい回答したからと言ってお金が貰える訳ではありませんでした。しかし、NAVERまとめでは、自分が多くの人に共有されるようなまとめを作ると、インセンティブが貰えるシステムになっています。たとえ、インセンティブの金額が多くなかったとしても、たとえ1円であったとしても、自分の作ったものに対してお金が発生するという事は、情報を発信していく大きな動機になります。良い情報を作り出そうと思えば、一般的にはそれに対してある程度の労力が必要になったりするからです。

NHN社は、「1億総キュレーター」を目指しているという事で、Yahoo JAPANの検索エンジンに採用されてNAVERまとめの認知度が高まっていけば、今まで以上にNAVERまとめ上で「まとめを作成する人」が増えて、NAVERまとめの成長の原動力となる事が期待できるのかもしれません。知識、情報を共有するという事が(少しでも)お金になるという事が多くの人の認識になれば、NAVERまとめ上で情報発信する人が増えるし、高額の電子書籍を安価にする圧力にもなる可能性があるでしょう。

検索エンジンのあり方を変えるサイト

Google検索で「六本木」を検索する人は、どのような回答を求めて六本木を検索するでしょうか?過半数以上の人は、六本木のタウン情報を検索したいと思って検索しているに違いありません。そして、もう過半数の人は、六本木についての最新の時事話題について調べたいと思っている人が多いかもしれない。「六本木」について検索した人が欲しい情報というのは、六本木のタウン情報であるカフェ、レストラン、そして六本木の遊び場スポット、ホテルなどが大半でしょう。

しかし、現在のGoogle検索で「六本木」を検索した結果として出てくるのは、1番目に「六本木とは何か」のWikipadia、六本木ヒルズの公式サイト、六本木経済新聞というニュースサイト、そして「マスコミが報じない!六本木クラブ「フラワー」襲撃殺人の犯人情報まとめ」という既に過去のもにになりつつある非常に古い共有数が多いニュースであったり、Yahooの知恵袋の回答などが出てきます。こうした人々が「六本木」について知りたいと思っているのとは、全然別の次元の検索結果がずらりと並んでしまうので、検索エンジンのサイトを1ページめから数多くのサイトを開いて、自分が欲しい情報に到達するまで時間のロスをしなければいけないという事が起こっています。

NAVERまとめにおいては、少なくとも「六本木」とくれば、六本木のタウン情報、レストラン、カフェが出てくるような作りになっていくと考えられます。また、時事のニュースにつていもGoogleよりも的確な情報が手に入ることが期待できます。六本木のおしゃれカフェなんて20店舗ぐらいのものでしょうし、皆が行きたいレストランだって30店舗ほどしかないでしょうし、六本木のショッピングスポットだって10ヶ所あればいいところです。その僅かな情報がまとまったサイトをGoogleで探すのが今までは困難だったのです。たった20店舗のオススメカフェを探したり、30店舗のオシャレなレストランを探したり、10ヶ所のショッピングスポットを探すのに何時間もかかっているのは本当に馬鹿馬鹿しくなってきます。

Google八分の危険性を排除

私がNAVERまとめで、数十万PVほど集めた1つのまとめ(以前に最も成功していたまとめ)に関して、アクセスがほとんど無くなったと思って確認してみると、Googleの検索上位からいつの間にか消えていました。以前は、検索するとほとんどトップに出ていたにも関わらず、検索の順位でかなり下の方に下落してしまいました。Googleの検索エンジンがどうして私のまとめを下位に落としたのかは不明ですが、NAVERまとめにおいても、ブログなどのコンテンツと同じようにこうしたGoogleから順位を下落させられるという事が起こりうるという事を実感しました。

Googleのシステムが変更されて、NAVERまとめが上位に表示されなくなった場合には、NAVERまとめ自体のPV数が大幅に減少するビジネスモデルの危険を内在していました。そこで、NAVERまとめ側もYahoo JAPANと提携することで、万が一にもGoogle八分されてもビジネスとしてしっかりと成立するようにと裏をとっておいたものと考えられます。日本の検索の8割を占めるとされるYahoo JAPANの方でしっかりと検索で表示されるようになれば、NAVERまとめがGoogleに無視されたところで、その影響は軽微で済むからです。今回のYahoo JAPANとの提携は、そういった意味でもビジネスを安定させる上で重要だったと考えます。

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少しずつTwitterを侵食しはじめたNAVERまとめ

  • 29 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめのPCにおけるユニークユーザー数がTwitterを抜いたという事がニュースになっていました。ニッセンが2013年2月25日に発表したデーターによると、「NAVERまとめ」の訪問者数が前年同月の2.3倍となる1335万人に達して、Twitter(前年同日6%減の1278万人)を超えたという事です。急成長したNAVERまとめに対して、Twitterは、この1年間でほとんどユーザーを増やさなかったという事です。

TwitterとNAVERまとめは、全く異なったタイプのウェブサービスなので、単純に比較する事は難しいと言えます。しかしながら、ユニークユーザー数は、日本国内のどれだけ多くの人にアプローチできているかという点では重要な指標に間違いないでしょう。

TwitterとNAVERまとめの違い

以前は新型SNSと言われたTwitterですが、利用者の増加が既に止まっている所をみると、これから爆発的にユーザーを増やすのは不可能と考えられます。そろそろTwitterも飽きられてきたのかもしれません。Twitterが飽きられてきてしまった背景はいろいろありますが、フォロワーを増やしたユーザーが「Twitter疲れ」を起こしてやめたり、Botや業者などのアカウントが乱立して不要な情報が増えた事が背景にありそうです。

また、Twitterが情報発信に対して無償で動くのに対してNAVERまとめの場合には、情報の作り手がインセンティブで動いているという違いもあります。いずれにしても、2013年にTwitterが更に衰退していき、NAVERまとめの勢いが更に増加していく事だけは間違いなさそうです。

情報の速さを重視するNAVERまとめ

NAVERまとめでは、インセンティブ制度(トピックピッカー)があるように、今まで情報の速さを重視しています。NAVERまとめに行けば新しくて面白い情報が常に更新されているとすれば、人々はTwitterをフォローするのではなくて、NAVERまとめそのものをフォローしていく形になっていくでしょう。多種多様な人が最新の「話題の情報」を発信する場所になっていくのがNAVERまとめの狙いであると考えます。

Twitterは、非常にスピード感があるサービスだったのですが、「どこかにリンクする」というサービスであり、情報そのものではありませんでした。NAVERまとめは、事件が起こってから誰かがまとめるまでの時間差が非常に短くなってきており、1時間ほどで新着情報が出るようになってきています。そうなると、TwitterなどでNAVERまとめが拡散されるのを待たなくても、直接NAVERまとめで情報を取り入れる事ができます。

情報作成はNAVERまとめで、共有はLINEへ

日本において、Twitterのユーザーが増加していかない背景としては、もうひとつ競合としてLINEの存在をあげる人が多いかもしれません。LINEは、友達とメッセージをやり取りする事を主力としたサービス(電話も可能)ですが、Twitterよりも人に見られる心配もなくて、友達と気楽にメッセージをやり取りできます。情報のコミュニケーションの仕方は、TwitterからNHN社の提供するLINEに移ってきていると感じます。

NHN社がLINEとNAVERまとめをどのように連動させるか、もしくは連動させない予定なのかは分からないですが、素早く出てくる情報をNAVERまとめからLINEに流せれば、もっとユーザーが拡大していく可能性はあるでしょう。その為には、NAVERまとめ自体の国際化をはかる必要性もあり、NAVERまとめの国際化をどのように進めていくかも腕の見せ所になってきそうです。

情報が早くなれば2ちゃんねるも食える

NAVERまとめの参加者が増えるにしたがって、ニュースの「情報提供のスピード」が以前よりも早くなってきました。2ちゃんねるの特徴が「情報提供のスピード」にあると考える人は多いのですが、いよいよNAVERまとめが2ちゃんねるを食える可能性が出てきました。2ちゃんねるは、ニュースサイトをコピペしたのに対してコメントしていく形で展開していきますが、この2ちゃんねるという「ごちゃごちゃした場所」を見るよりは、NAVERまとめの整理された情報を見たいと考える人は多い事でしょう。

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NAVERまとめで訪問者を満足させるには?

  • 29 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめとYahoo JAPANの記者会見は、用事があってリアルタイムでみる事ができなかったのですが、報道を見る限りでは、Yahoo JAPANとNHN JAPAN社は、日本人のユーザーニーズに合った形での検索を提供しようという目標で一致したようです。

従来の検索エンジンの問題点

Googleのような従来の検索エンジンの問題点は、自分が何かの問題が起こって解決したいと思った時にホームページを上から順に見ていって、全てを読んで、解決策を自分でノートにとって考えなくてはいけないという所にありました。例えば、子供が風邪をひいて、医者に行くまでの間の対処方法が知りたいとして、「子供」「風邪」と検索しても、なかなか解決策に至らない事が多かったのです。

NAVERまとめの会見にもありましたが、「東京でお花見する為のレストランを探したい」というだけで、検索で「花が見えるレストラン」を探して、それを1つ1つメモしながら検証してからお花見に行っていました。この検索の問題点は、時間がかかるという事ばかりではなくて、検索上位に出てきたお店が「必ずしも良いお店とは限らない」という問題点がありました。NAVERまとめでは、お店の一覧を見ながら比較してお店を決定できるようなまとめも出てきています。

経験に基づいたコンテンツ作成

NHN社の森川氏は、検索については「キーワード検索は限定的、あいまいな情報を検索するのが弱点。ユーザーの知識、体験、趣味嗜好を合わせて検索の満足度を高めようとした。美しい、美味しい、楽しいなどの経験でコンテンツがつくられている」と、NAVERまとめこそが検索品質を向上させられる唯一のサービスであると説明。(参照元)したという事で、経験に基づいたNAVERまとめを重視している姿勢が分かります。

NAVERまとめというのは、確かに検索エンジンでは得られない回答を準備してくれるので大変に有益なサービスです。以前であれば、「人力検索はてな」のようなものがありましたが、人力検索はてなの場合には、体系化された答えというものが用意されていた訳ではありません。NAVERまとめでは、NAVERまとめという統一されたプラットフォームの上で、見やすくてしっかりとした回答が最初から準備されているのが大変に魅力的です。

キュレーターとしての楽しみ方

私がまとめを作る時は、単に「さくらの花が見えるレストラン」で、食べログなどから取ってくるのでなはくて、お店の内部が分かる写真を入れてみたり、そのお店の評判が分かるようなまとめを作るように心がけています。自分がレストランを訪問する時には、単に外見だけではなくて、味であったり、雰囲気なども重視したいと思うのは当然です。

実際に自分が行った感想はもちろん、口コミなども参考にして書けば、素敵なまとめが出来上がります。しかし、それだけ膨大な労力が必要になり、時間をかければかけるほど、お金では割りに合わない可能性も出てくるのですけどね。「お金だけではなくて、皆の役に立ちたい」と思ったり、自分の知識をウェブ上にメモしたり共有したいという同期も含んだ上でNAVERまとめに取り組めば、素晴らしいまとめが出来上がる事でしょう。
 

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NAVERまとめとスマートフォンの相性

  • 28 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめをスマートフォンで見ると、PCで見る時とは違った印象をうけます。NAVERまとめのキュレーター(作り手)の多くは、PC上にてまとめを作るので、スマートフォンで作り終えたまとめを確認する事は少ないでしょう。しかし、実際には閲覧者の半分がスマートフォンからの閲覧で、スマートフォンを意識したまとめというのも、キューレターとしては大切になってきます。

NAVERまとめは、スマートフォンを意識してだと思いますが、以前にあった引用文章に小さい写真を挿入するのをやめて、大きい画像だけに統一しています。スマートフォンでは、画面が小さいので、大きな写真でないとユーザーが見づらくなってしまうからです。また、スマートフォンは、複雑なまとめを閲覧するには、画面が小さすぎるので、単純なまとめが子とまれます。

スマートフォン


スマートフォンで好まれるまとめ

(1)インパクトのある写真が前半にある

スマートフォンでは、画面が小さくて指でスクロールするので、最初の方にインパクトある写真がないと読む気をなくしてしまいます。最初の方が文章だらけというのでは、スマートフォンユーザーにとっては苦痛以外の何者でもありません。前半に写真を多めに持ってくる事で、スマートフォンユーザーに「読みたい」と思わせるようにしましょう。

(2)シンプルな内容にする

複雑な構造、構成にすると、スマートフォンでは実に読みづらくなってしまいます。写真、説明、説明、写真、説明、説明ぐらいのシンプルな内容の方がスマートフォンユーザーに好まれる構成です。シンプルな構成にする事で、スマートフォンユーザーがしっかりと読んでくれる可能性が高まります。

スマートフォンのユーザーに合わせたキュレーション

PCでまとめの作成を行っていると、どうしてもPCから見た目線になってしまいますが、閲覧者を考えると「スマートフォンユーザーを意識したまとめ」を作る事も必要になってきていると思います。

(1)スマートフォンでまとめをチェック

キュレーターは、スマートフォンの「NAVERまとめアプリ」を使って、自分が作ったNAVERまとめの記事をチェックして、見やすいかどうかを確認する必要がありそうです。見づらい場所があったら、修正を加えて、スマホユーザーが見やすいような記事スタイルを追求していく必要があるでしょう。

画面に統一感を持たせる為に画像に統一感を出す事も大切で、出来れば横長の画像に統一するようにすべきでしょう。縦長の画像は、スマートフォンなどでは幅をとって見づらくなる可能性が高いです。

(2)スマートフォンで話題になるトピック選び

PCからの閲覧者とスマートフォンの閲覧者では、見たいコンテンツが異なっているかもしれません。例えば、スマートフォンは通勤の途中に読むサラリーマン、授業の合間に読む女子高生が多いかもしれません。そうしたユーザー向けの「話題になりそうなコンテンツ」を探してスマートフォン向けに提供するという事も考えられるでしょう。

 

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