NAVERまとめ

NAVERまとめ(ネイバーまとめ)とは、韓国のIT企業ネイバーの日本法人、LINE株式会社が運営するCGM型Webキュレーションサービスである。様々な情報をユーザーが独自に収集して組み合わせ、ひとつのページにまとめてインターネット上に公開。アクセス数に応じてユーザーが広告収入を得られる独自のシステムを展開している。

同社が運営するウェブサービス事業ネイバー(NAVER)の一つであり、2009年7月1日にサービスが開始された。同種の「まとめサイト」では月間アクセス数で1位(ページビュー換算)。特定のテーマを定めインターネット上の情報を収集し、集めた情報を分類、つなぎ合わせて、ひとつのページに掲載することを同サービスでは「まとめ」と呼んでいる。ジャンルは多種多様で、主だったものとして特定のテーマに絞ったリンク集、画像集、雑学集、名言集、ゴシップやニュース、他の掲示板のまとめなど多岐に渡る。作成されたページは各社検索エンジンによってクロールされ公開される他、同サービスが提供する「まとめ検索」によって検索、参照することが出来る。
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朝日新聞もNAVERまとめの掲載禁止?

  • 9 October 2014
  • のぶやん

最近になって気が付いたのですが、朝日新聞デジタルがNAVERまとめに掲載禁止になったようです。朝日新聞デジタルは、「続きを読む」をクリックすると、会員情報と言う個人情報を入力した上で、無料で1日3本まで読めると言う非常にケチな新聞社です。腐っていく新聞社の象徴のような新聞社で、時代に乗り遅れているなと思います。

正直、朝日新聞にしても、毎日新聞にしても、新聞のウェブ媒体を購読する意味は皆無に等しい時代です。インターネットで情報を取得しようと思ったのであれば、1つの新聞社に依存せず、無料で配信している情報を閲覧した方が公平性の面でも、多面性の面でも良いのです。新聞社が配信している記事は、ほとんど全く同じものが別のウェブ媒体で見れるにも関わらず、誰がお金を支払うと言うのでしょうか?

NAVERまとめに記事提供を拒否するアホ新聞

時代の流れに逆行してNAVERまとめに記事掲載を拒否しているウェブ媒体というのは沢山存在しているようです。NAVERまとめは、記事を少し引用しているだけで、実質的にはGoogle検索とほとんど変わることがありません。被リンク数を増やす為には、NAVERまとめにどんどんリンクして貰った方がありがたいのです。NAVERまとめのドメインは強いですし、アイテムごとにページを生成してくれるので検索エンジンにも強いです。

NAVERまとめに掲載を拒否すると言うことは、Googleの検索エンジンに掲載を拒否するのと似たようなものです。そんな事をしてメリットがあるはずもなく、時代にどんどん乗り遅れてアクセスを減少させる事は明らかです。アクセスを集めるのであれば、方法など考えず、どんどん情報をオープンにしていくべきなのです。情報を全てオープンにした上で、戦いのやり方を考えれば良いではありませんかね。

NAVERまとめ掲載禁止のウェブ媒体

・朝日新聞デジタル
・毎日新聞
・デーリースポーツオンライン
・サイゾー

NAVERまとめに掲載を拒否して、何かメリットあるのかな?デメリットしかないと思いますけど。

新聞社としての立場

新聞社としての立場としては、自分たちの強みである記者が書いた記事と言うものをできるだけ高い価格で消費者に売りつけようと思うのは当然です。しかしながら、将来性を考えると、新聞記者が書いた記事と言うものの単価が大幅に下落していって、有料読者で成立するという事がほとんど不可能である事は明らかなのです。新聞社が考えるように新聞を今まで購読してくれてた人が同じ金を払ってウェブで購読してくれる訳がないんですよ。新聞社はそれをやろうとしているのだから、自分で崖から飛び降りるのと同じです。

新聞社は、ウェブ業界で勝負をするのであれば、ウェブ業界の会社と手を組むしか方法は残されてない。少なくとも、今までの新聞社を見ていると、自分たちでウェブ業界と勝負する能力を保有しようとする努力を怠ってきたので、もう今後どんなに頑張ってもウェブ業界で食い込んでいくのは難しい状況です。新しい事業を開始せず、紙の媒体をウェブ上に持ってくるという古い発想しか出来なかった新聞社は、今後は更に厳しい状況になるでしょう。不動産で稼ぐつもりなんでしょうかね。

既に新聞社の時代じゃない

簡単に言ってしまえば、今までは新聞を配って沢山の人が新聞を読んでいたけど、これからはウェブアプリでニュースを購読する時代になるという事です。しかも、1社の偏った新聞報道だけではなくて、複数の報道を同時に読めるようなものが流行しています。例えば、グノシー、スマートニュース、アンテナ、LINE NEWSなど、多くのニュースアプリが人気になっています。

今までは、「朝日新聞」を読んでニュースを仕入れていたという人が多かったかもしれませんが、それは今では高齢者だけの話です。高齢者が全てお亡くなりになった頃には、新聞を購読する人は半減する事は明らかです。これからの時代は、ニュースアプリでニュースを読む時代なので、何社かのの新聞社が独占的に記事を配信するという事はなくなります。

閉鎖的な考え方の会社は当然ながら駆逐されていきます。ビジネスは、小さなお部屋の中で行うものじゃないんですから。

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NAVERまとめの注目記事がつまらなすぎる

  • 8 October 2014
  • のぶやん

*2014年10月時点における記事で現在は変化している可能性がありますので注意


NAVERまとめの注目記事の掲載基準が変更になったのか分からないですが、最近の注目記事がクリックするのも気持ち悪いような記事のタイトルばかりです。独自性、方向性が強すぎて、自分には合わないと思うような記事が多すぎるようになってきています。今までは「ごく普通」の記事が注目に入っていましたが、2014年9月頃から「気持ち悪い」記事が注目にどんどん掲載されるようになりました。

楽天ソーシャルニュースの二の舞

楽天ソーシャルニュースも、注目記事に気持ち悪いような「釣り記事」を掲載しまくったんですけど、結果として最初のような人気を失う結果になっています。楽天ソーシャルニュースは、編集部の独自選考で中立性を欠いた記事を選定して注目にしているのですが、その選定が「釣り記事」ばかりになってしまって、読むのに疲れてしまうのです。

NAVERまとめの注目記事も同じで、釣り記事のようなものばかりになって、1個か2個見るともう「おなかいっぱい」と思わせるようなものばかりです。つまり、自分の考え方に合わないような記事が次々と並ぶと、記事をクリックして閲覧するという事に疲れてしまうのです。結果として、記事を閲覧しないという行動を選びます。真面目すぎて、かつ外したコンテンツを集めすぎると、サイトが疲弊するのです。

競合他社を意識して独自性に走る

NAVERまとめがこんなつまらない注目まとめをどんどん掲載する理由としては、競合他社との「差別化」が難しくなってきているという件があります。DeNAがMeryなどを20億円-30億円ほどで買収した事なども手伝って、NAVERまとめは競合他社と差別化しようと躍起になっているように見えます。

NAVERまとめとMeryの大きな違いと言えば、NAVERまとめが「芸能系のまとめ」など幅広いジャンルであるのに対して、Meryのジャンルは非常に幅が狭い事です。また、NAVERまとめがそれぞれのITEMページを持ってページの検索エンジンが強い構造になっているのに対して、Meryは検索エンジンに強くないという違いがあります。

同一プラットフォームの限界

NAVERまとめでは、情報の見せ方が同じになってしまうので、どうしても飽きというものが出てきてしまいます。単に写真を並べただけとか、Twitterのつぶやきだけとかいうものがあってもよいのですけど、そういったものが注目まとめに取り上げられる機会がどうしても少なくなってしまうので、サイトのプラットフォームとして見ていると飽きちゃうのです。

更に画像が公認画像から取ってきたものが多いというところも、どうしても飽きてしまう要因となっているのでしょう。最近では、運営側もそうした単一傾向にならないようにいろいろ工夫してはいますが、どうしても単一傾向から脱却できないというか、同一プラットフォームの限界を見せているような状況です。

スマホページの改善が必要

NAVERまとめでは、トップの注目画像、横にスワイプすると別カテゴリにいけるのですが、縦方向で単調なレイアウトになっています。スマートフォンは、縦方向のスクロールができるので、縦方向を上手に活用する事ができます。広告である「おすすめまとめ」との兼ね合いもあるので、難しいレイアウト設計が求められます。スマートニュースは、ごちゃごちゃしたレイアウトで、立てスクロールは長くありません。これは、横に対したスクロール(スワイプ)を強く意識するものです。スマートニュースは、横スワイプの使い方を強く意識した作りにしています。

NAVERまとめは、お気に入りもあるので、そういった独自指標をそろそろ利用してもいいのではないか?と思うわけです。広告主との兼ね合いもあるでしょうが、もっとアクセスが集まるようなふざけていて、外したコンテンツを集めて見せるページがあっても良いと思うのは、私だけではないでしょう。

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NAVERまとめに見るインセンティブの支払い

  • 13 September 2014
  • のぶやん

NAVERまとめは、そのプラットフォームの使いやすさばかりが注目されているようですが、実際には「インセンティブの支払い」を行っている方が斬新です。

アクセスに応じてインセンティブを支払うという試みは、今までもありましたが、NAVERまとめのように「アクセス解析に応じて」(ほとんどユニークユーザーなんでしょうけど)インセンティブを支払うという試みは、非常に新しくて面白い試みとなっています。ライブドアのブログなどで社内に経験豊かな人材がいたLINE社ならでわの試みとして非常に面白いシステムになっています。

NAVERまとめのインセンティブシステムは、NAVERまとめが急成長した原動力になっている事は間違いありません。

NAVERまとめで特に注目したいのは、その拡散力の高さです。UstreamがリアルタイムのコメントをTwitterを使って行った事で成功したのと同じように、NAVERまとめもソーシャルネットワークに乗って急成長しています。ネット上に拡散される事によって検索ランキングで上位表示など人目に付くようになってきています。ALL ABOUTのモデルと大きく違うのは、鮮度の高い記事がトップページに現れているという事で、再アクセスの割合も高いという事でしょう。

NAVERまとめのキュレーター

NAVERまとめの雇用形態というのは、従来のアフィリエイターとは異なっています。従来のアフィリエイターは、広告管理というのを自分で行う必要がありました。NAVERまとめでは、広告管理というものが一切存在せず、存在するのは分配されるポイントだけです。これによって、従来のブログなどに比べても更に簡単に収益が得られるようになっていると言えるでしょう。

NAVERまとめでまともに稼ぐのは非常に厳しいものがある事は確かですが、NAVERまとめで記事を書く「プロ記者」のような人も少しずつ現れています。NAVERまとめのトップ10入りする人は、「お抱え記者」と言われるほどNAVERまとめに相当な時間を費やしているはずです。5年にも渡ってサービスを提供してきた結果が「お抱えキュレーター」を獲得できるまでのレベル(即ち上位キュレーターの生活を支えられるレベル)まできたというのは大きいでしょう。

お抱えキュレーターが沢山いれば、NAVERまとめとしては良質記事を沢山抱える事ができるので、NAVERまとめの運営を安定させる事ができます。一方で、基本的に得意分野とパソコン1台あればNAVERまとめのキュレーターとして活動できるので、NAVERまとめの上位キュレーターにとってみると、会社に依存しないような生活が期待できます。このように相互にメリットがあります。

簡単に言ってしまえば、人脈も宣伝力も必要ないから作る事に専念してくれということなんだ。

今までは、ライターと言えば、どこかの会社に所属するとか、面倒な人脈が必要だったんだけど。NAVERまとめとの人脈なんて全く必要なくて、単に面白い記事を書いていれば、誰かが見てくれるということがあります。それはユーザーに近い立場の記事が書けたりするので、より幅広い分野の記事が実際に出来上がる原動力になっています。

ライターをやりたいと思っているような人は、面倒な人付き合いとか、面倒な人脈とか、そんなものは要らないから、ネットで情報発信してれば収入が得られる時代になっています。そして、その方がライターとして活動に集中して自分を伸ばせると考える人もいるでしょう。

人脈が役に立たない

上記のようにライターがNAVERまとめみたいな所を利用して好き勝手にやり始めて、しかもそれが社会的に大きな影響を持ってくると、困る人たちも出てくるでしょう。例えば、今まで影響力を持っていた雑誌メディア、新聞メディアなどがそれに当たります。一般の消費者(大衆)に対してのアプローチを持っていれば、それだけ力を持てるので、そういった場所にいた人たちの人脈が役に立っていました。

NAVERまとめみたいな個人が作成するようなメディアが巨大化していくと、必要なのはNAVERで数十万円も稼ぎ出す上位ライターと、NAVERが収益の為に必要とする営業部隊という事になります。NAVERまとめを見ても分かるようにLINE社の正社員である編集長はいるのでしょうが、編集者スタッフというのがほとんどアルバイトで誰でもできる仕事をしているというのが現状に見えます。

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NAVERまとめに引用される事の意味

  • 13 September 2014
  • のぶやん

NAVERまとめでは、芸能人系などが人気を集めています。

芸能事務所などによっては、NAVERまとめに取り上げられたら、肖像権侵害だと怒ってしまう芸能事務所も多いことでしょう。しかし、それほど名前の売れてない芸能人などでは、NAVERまとめで取り上げられる事がプラスに働く事が多いです。自分の公式サイトやブログなどで記事を発信した所で、売れない芸能人・有名人は売れるようにはならないのです。NAVERまとめで取り上げられると、売れるチャンスが増えます。

2chで人気になった橋本環奈

2ちゃんねるで可愛すぎると騒がれた「橋本環奈」ちゃんなんかが好例で、ネットで「可愛すぎる」と騒がれて大人気になった事で、仕事に困る事がなくなりました。所属しているチーム何とかで最も人気で、単独ソロ活動をした方が良い状況に陥っています。毎日が忙しくなって、芸能人として売れっ子アイドルに成長しています。

NAVERまとめで取り上げられるというのは、検索で上位に出るという事を意味しているので、非常に良い事だと思います。特にプラスの事で取り上げられたり、写真などを挿入して取り上げられると、効果が更に高まります。芸能事務所の人とかマネージャーをしている人は、どうやったらファンの人がNAVERまとめで個人が取り上げたくなるか?ということを考えて戦略を練っていくのもいいかもしれないですよ。

インターネット上でのプロモーションを上手にする事ができれば、テレビ、ラジオ、新聞などのメディアにも自然に取り上げられる機会は増えるでしょうからね。

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ツィッターの威力を過小評価すべきでない

  • 9 August 2014
  • のぶやん

NAVERまとめのエース級と言われるかなちんさん@のNAVERまとめの利用術は、Twitterと連動させて、Twitterでの拡散を利用しながらNAVERまとめで面白い画像を更新していくという手法です。

この手法は、Twitterアカウントの凍結であったり、NAVERまとめのコンテンツ削除などのリスクが付きまとってくるので、非常にリスクが高い手法になります。その代わりとして、同じようなやり方をずっと続けていくだけでアクセスを集める事ができるということから、費用対効果が非常に高い手法と言う事もできそうです。

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かなちん

かなちんさんの手法は、多くの人が真似をしており、奨励者の人も真似をするようになってきています。例えば、monet333さんなども、かなちんさんと同じ手法でTwitter系のまとめを作っていますが、アクセスは10万PVほどにとどまっており、かなちんさんほどの爆発力はありません。Twitterとの連動がないせいでしょう。

かなちんのまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2139337407557560601

かなちんこと進藤勇気の身元バレまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2139337866760141501

かなちんの報酬(2014年2月の時)
1日3000円ぐらいが平均で、大きく跳ね上がった時には、3万円ほどの報酬になっています。
かなちんの収入
かなちんの収入


Twitterの連動が重要な理由

Twitterの連動が重要な理由としては、2010年頃からスマートフォンが使われ始めてから、Twitterアプリをスマートフォンにインストールしている人が多いからです。コンテンツをアプリで届ける手法は、Twitterに頼るのがひとつの方法であり、Twitterなしにアプリからの流入を増やすのが難しいという事情があります。

Twitterと連動させる事で、スマートフォンにダイレクトに情報を届けて、拡散によってアクセスを伸ばす事ができるようになってきました。閉鎖的なLINEと違って、TwitterというのはWebなどと連動するのにも適していて、匿名で拡散されやすいという性質を持っています。スマートフォン時代にもマッチして、若者を中心に使いこなしている人が多いです。

簡単に言えば、どうやってスマホのアプリにコンテンツを送るかが大事なんですわ

Twitterの資産価値

ある程度の規模のサービスになったら、そのアカウントには「資産価値」というものが存在すると考えても過言ではありません。フォロワーが沢山いるフェイスブックアカウントであったり、フェイスブックのページであったり、Twitterのアカウントなどは、長時間をかけて育成してきたものであり、ある程度の資産価値を持っています。まるで、ゲームの仮想通貨のような状況です。

フォロワーを数多く抱えたアカウントを保有していると、それだけで様々な営業活動を容易に行う事ができるようになって、その事で事業を展開する事も可能になります。先に出したかなちんさんの場合には、Twitterアカウントさえ保有していれば、NAVERまとめがサービスを停止したとしても、別のサービスに切り替えて配信という事も可能になるのです。それだけ営業力を保有するという事が重要に鳴ります。

最近人気のアカウント傾向

最近人気になっているアカウントの中には、海外のニュースを紹介するものも多いようです。もともとは、らばQなどの手法ではありますが、そのような手法がNAVERまとめにも取り込まれるようになってきたという事でしょう。

Tororonnさんのまとめ(2014年7月に1000万PV達成)
http://matome.naver.jp/mymatome/tororonn

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NAVERまとめがインセンティブ奨励者の制度を刷新!お抱え記者要素がより強く

  • 1 August 2014
  • のぶやん

NAVERまとめが9月1日からインセンティブ制度を刷新しました。私は奨励者を狙った活動を行っていないのであまり興味はない(までいくつかのアカウントを試したけど奨励になれなかったので不信感が強いのかなあ)のですが、今からNAVERまとめを始めていこうと考えている人であったり、これから稼いでいこうと意欲ある人は、奨励者を狙っていくのも面白いと思います。ある程度の時間をかけられるならば、誰でも奨励者になれる可能性はあるでしょう。

新しい奨励者制度では、凄く時間がかかっていた奨励者になるまでの期間が短縮されました。つまり、新しいアカウントで開始して、良い活動を行っていると評価されれば、すぐに奨励者に選ばれる可能性があるという事ですね。

際立つLINEニュースの強さ

奨励者制度というのは、当初の奨励者と違って、「お抱え記者」の要素が強く出るようになってきています。LINE社は、ニュース配信系サイトとしてLINEニュースを配信していますが、LINEニュースが最近になってジワジワと強さを発揮してきています。ニュース系サイトと言えば、Gunosyであったり、Antenna、Smart newsなどもある訳ですけど、最近のLINEニュースは認知度の強さが際立ってきています。

当初は、Smartnewsなどに負けていたとみられていたLINE Newsなんですけど、レイアウトの改善などを行って、ユーザーを一気に伸ばした感じがあります。このまま頑張り続ければ、スマートフォン分野において、Yahooニュースに匹敵するほどのニュースサイトが得られるかなと思うわけです。

これほどまでにLINE NEWSが伸びてきた背景には、やはり日本で流行しているスマホアプリのインスタントメッセンジャーの「LINE」ブランドがあるでしょう。LINEブランドでニュースを発信しているという事でユーザーが使いやすいと思っているのです。

LINEニュースが少しずつ成功してきている背景は、LINEブランドだけという事ではなさそうです。それは、プロの編集記者がニュースを選んでいるというところにあります。他のニュースサイト(例えばGunosyやSmartnews)が自動で配信しようと試みているのに対して、LINE社だけは何故か手動にこだわってニュース配信を行っています。そして、当然ながら手動でプロがピックアップするニュースの方が正確性が高くなります。

NAVERまとめで「お抱え記者要素」が強く

NAVERまとめの奨励者制度の改変では、報酬の増額などを行ったことで、お抱え記者の要素が更に強くなったと感じます。LINEニュースでプロのニュース編集記者を抱えて配信している訳ですけど、LINEニュースで拾うことができない「素人の面白い系統の話題」というものをNAVERまとめで拾っていこうとする試みです。

LINEニュースは、Yahoo!ニュースに対抗して記者が編集にあたる訳ですが、それだけでは満足できないユーザーの為にNAVERまとめというもので、もっと多角的な話題を扱っていこうという狙いが見て取れます。その為には、NAVERまとめでのカテゴリで新しい情報を提示し続けてくれるような「お抱え記者」の役割をする人が必要で、その人たちに対しては、アルバイト以上に大きな報酬をしはらいましょうという事です。

韓国系では、Oh My Newsが記事を書かせる取り組みをして失敗してきましたが、NAVERまとめであれば、今までの5年間の実績(記事ピックアップのノウハウなど)もありますし、完全成功報酬という形で記者を外部から募るというのは面白い試みだと思います。少なくとも、こうした試みは他社でやってないわけですし、やったとしても上手に運営するのは至難の業なんですね。

LINE社の効率的な人材配置

LINE社は、すでに東証に上場するという事が発表されていて、今後は韓国の親会社であるNAVER社とともに資金が潤沢にある会社になるとされています。売上400億円ほどで、社員数はたったの600人ほどで運営されています。アメーバを運営するサイバーエージェント社の藤田社長に言わせると「効率が良い会社」みたいです。

NAVERまとめの奨励者の報酬の原資を増額するという事が発表されましたが、LINE社の今後について言えば、金はあり余るほどある状況になります。一方で、新しい能力を持った人材であったり、流行るサービスであったり、良質の記事については、常に欠いた状況というのは変わりありません。そこで、有り余るお金を良質の記事に変えていくというのが奨励者の報酬増額でもあるわけです。

そもそも、この時代の中で本当に優秀な奴が会社で働くか?という疑問すらある。

LINEニュースのように内部にプロの編集記者を抱えるというのも良いのですが、外部のライターなどと繋がりを持つことは、難易度は内部に抱えるより高くなる半面で、会社のサービスとして発展する上で非常にメリットがある事ではあります。NAVERまとめの場合には、自分の作った記事を自分で拡散したり、友達に紹介したりする人もいるので、どんどん広がりを見せる可能性があるからです。

100億PVの達成なるか

NAVERまとめは、23億PVというPV数に達していて、今後も伸び続ける可能性が大きいとみられています。アメーバを運営するサイバーエージェント社からすると、芸能人ブログなどがNAVERまとめにアクセスを取られるのではないかという危機感もあるでしょう。芸能人ブログで発信した内容がNAVERまとめに取り上げられると、芸能人ブログがサイバーエージェントの独壇場ではなくなるのですから。多くの芸能人は、NAVERまとめに取り上げられたいとおもうかもしれない。

100億PV達成する為には、「更にヒット性のあるまとめ」が他の場所からユーザーを奪ってこないといけない。今のNAVERまとめの状況から言えば、、検索エンジンの上位を全部独占していくぐらいじゃないと、100億PVを達成するのは厳しいかもしれない。もしかしたら、ライブドアブログからNAVERまとめが客を奪うかもしれないけど、ライブドアブログのPVが他社に奪われるよりは随分とマシである気がする。

無料で記事を書く時代の終焉

今までは、ブログで無料で楽しく書いてきたけど、そういう時代は終わったという事がはっきりと出てくるようになってきた。もうブログで個人が楽しく記事をかいて、それを見て多くの人がニコニコ笑うような時代ではないんですよ。ブログのツールでお金を発生させて、それで質の良いものを世の中に配信するという流れに変わってきました。そういう認識をインターネットを利用する多くの人が持つ必要があるかもしれない。

アメーバで成功している芸能人ブログの場合には、芸能人自身を「お抱え記者」にしてお金を配分しています。芸能人は、ブログを宣伝ツールとするだけではなくて、金を稼げるツールとして、全力で更新をかけて、注目されようと頑張っています。辻さんと太陽さんの2人の人気ブログは、月額数百万円も稼いでいるというから驚きです。美奈子なんてブログだけで食っていける。

NAVERまとめで稼ごうね

多くの友人にNAVERまとめを勧めてみたけど、やってみた人はごく一部の人だけです。単にサラリーマンをやっているだけでは、年収は下がる一方なのに、その代替策を模索しようとしないのは愚かな事と言えます。インターネット上でサイトを作って情報発信する技術がないのであれば、Amazonで物販をやったり、NAVERまとめのようなプラットフォームを借りて報酬を稼ぐしかないんです。そうした試みを自ら行っていく努力が今の時代に求められています。時代の流れに少しでも乗るんです。

NAVERまとめを勧めると、多くの人は「めんどくさそう」「記事を書く能力がないから」という言い訳を並べて、何もしようとしないですね。そういう人に限って1日中スマートフォンで人が作った情報を閲覧していたり、ネットショッピングを楽しんでいたりするものです。会社で働いてお金を得るサラリーマンの体験だけで終わっている人は、その先の発展がなくなってしまいます。

これはNAVERまとめに限った事ではないですが、新しいことでお金を稼ぐという事に貪欲でないといけないと思います。言い訳を並べて、自分ができないからやらないというのではなくて、たとえ困難であったとしても、NAVERまとめなどインターネット上で稼ぐという事を実践して少しでも知識を身に着けていかないと、食べていくのが厳しい時代になるのです。芸能人だってブログで稼ぐ時代ですから。

NAVERまとめをポートフォリオに入れる

NAVERまとめをやるかやらないかという事ではなくて、NAVERまとめも自分の稼ぐポートフォリオの一部としてとらえていけば良いでしょう。そこで成功しそうであれば、更にNAVERまとめに対する情報戦略を強化していけばいいと考えます。稼げるか稼げないかと言うことは、しばらくやってみないと分からないものなので、最初に1日1まとめを1ヶ月ほど継続してやってみると良いでしょう。

NAVERまとめか、ブログか、アドセンスかとか言うのではなくて、NAVERまとめを自分のポートフォリオの一部として自分の収入がどうあるべきかを考える機会にするべきなのです。情報を発信する場所を多角化したり、情報をいくらでも発信する場所があるのは悪い事ではありません。自分の情報を様々なツールを使って拡大していく努力が求められるようになってきています。

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NAVERまとめに見るセルフブランディングの可能性

  • 14 July 2014
  • のぶやん

NAVERまとめでは、芸能人・有名人に限らず、様々な人物が取り上げられています。

Googleの検索で詳細を知れない人々

実際にテレビに出演している新人のタレント・アイドルなどを検索した場合には、Google検索でほとんど検索に引っかかる事はありません。芸能人・有名人でドラマに出演した人と言えども、すぐに検索エンジンに引っかかってくるという事はないのです。そこで、NAVERまとめで有名ではない芸能人・有名人についてまとめる事で、それを見た人が多くの情報を得られるというメリットがあります。

今までは、アイドルやタレントというのは、最初に新聞・テレビ・雑誌のメディア媒体に取り上げられて有名になるという過程が多かったのです。それが少しずつネットから有名になるという例も増えてきています。インターネットの情報がテキストベースであった時代から、画像、動画の量が増えてきていて、インターネット上で面白い情報を展開しやすくなったという事でもあります。

テレビで使われるネタが、ネットで見た情報とカブるようになってきた
http://news.livedoor.com/article/detail/9038451/

注目されないものを注目させるメディア

現在では、ブログメディアを使ってテキストベースであったり、画像・動画ベースにおける情報発信が容易にできます(芸能人の多くがアメーバブログで情報発信をしている)し、YoutubeやUstreamを使った動画配信についても、素人が行っても比較的簡単に行う事ができます。芸能人のアメーバブログであれば、ブログがそのままニュースとして配信される場合も増えてきました。芸能人が自ら発信した情報が大きなニュースとして配信されるというのは、最近のメディアまでなかった傾向です。

NAVERまとめの立ち位置としては、ブログなどの発信されただけでは注目されない一次情報を「見やすい形で加工して」「拡散しやすい形になおす」というメディアであると考えています。単にブログで発信されただけでは、見づらい情報であっても、NAVERまとめなどでまとめられる事によって、見やすい形で提示されれば、拡散されやすくなるという事もあるでしょう。こうしたメディアの特性を活用して、自分なりに注目してほしい情報を発信していくというのがNAVERまとめの賢い使い方でもあります。

自分が応援したいタレントを取り上げる

NAVERまとめにおいてアクセスを伸ばす有効な手段の1つとしては、自分が応援したいと思っているタレントについて徹底して取り上げるというものがあります。AKB48の誰かを応援していたとすれば、そのアイドルを応援する為にCDを買って、握手会に行ったり、1票を入れたりすると言う事もたしかに応援の意味では重要なのですが、NAVERまとめでまとめを作ると言うのも応援するという意味では重要だと思うのです。

ここで非常に正直な話を書くと、個人のブログでアイドルの写真を使ったり、引用を大量にするという事は、非常に難しい事なのです。個人がそんな事をしてしまったら、下手をすれば、アイドルの事務所であったり、著作権を持った場所から訴えられかねないからですね。それに比べて、NAVERであれば運営側が管理してくれるので、問題があれば非表示・削除などを行ってくれるメリットがあります。

自分が応援しているアイドルなどが有名でなければ、なおさらチャンスで、自分が有名にしたいアイドルのまとめを作って、アイドルを支援するというモチベーションにおいてまとめを作成するという事も出来るでしょう。まとめを作るモチベーションというのは、人によって異なりますが、自分が好きな物を世の中に広めるという使い方も良いでしょう。

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ハードディスクを埋める事ができる人とできない人の格差社会

  • 8 July 2014
  • のぶやん

ハードがどんどん安くなって、レンタルサーバーなども格安で借りられるようになりました。現在では、「個人がハードディスクを一杯にする」事が非常に困難になってきています。

これがどういった事を意味するかといえば、以前であれば個人の100ページぐらいのブログが見られていたのですが、今ではそんなブログでは相手にされないという事かもしれません。もっと大量の情報がハードディスク上に置けるようになり、インターネット上で公開されるようになりました。





・ハードディスクが安くなっている
・ハードディスクを一杯にするのが困難
・人の力を借りて、ハードディスクを一杯にする
・ハードディスク戦争
・ハードディスクを一杯にする人と、それに協力する人の格差
・ハードディスクの中にあるソフト資産

かつてのレンタルサーバーのハードディスクの容量は、100MBとか、200MBなど、MBの単位が普通でしたが、現在ではGBが普通になってきています。メモリも同様にして、大き目のレンタルサーバーでは、GBが常識のレベルになってきています。個人でハードディスクを一杯にする為には、画像などを必要以上に取り込んでいく必要があるでしょう。
 

Google社の保有する資産

時価総額が数十兆円というGoogle社の保有する資産というものは、ハードディスク上に保存された世界中のあらゆる情報なわけで、Google社は必死になってハードディスクに世界中の情報を集めようとしています。最近では、Google社も情報を集めるのに苦労し始めるようになりました。ハードディスクをいくら増設しても、それに入れる情報がなくて、ハードディスクが空になるような状況です。

Google社は情報を作らないとしていますが、世界中で生成される情報を取り込んでも、ハードディスクは単純に余ってしまうのです。そうすると、「入れる情報がない」ハードディスクの価格が大幅に下落する結果となり、半導体の価格の急落にも結びついたと言われている原因です。

フェイスブック社の保有するコンテンツ

フェイスブックは、人をコンテンツにしたアプローチを展開して、人の個人情報であったり、個人の動向というものをハードディスクにどんどん取り込みました。人が生成するコンテンツを収集しようとするGoogle社とは違ったアプローチであり、フェイスブックは世界中に広まる事になりました。

フェイスブック社の保有するコンテンツというものは、各個人が提供する情報であり、フェイスブックのハードディスクが埋まるだけフェイスブックは豊かになり、それに個人情報を提供して楽しむ「消費活動を行う人々」は、どんどん貧困になっていき、格差が拡大するという構図が見て取れます。フェイスブックをエンジョイすればするほど、個人というのは、フェイスブックのハードディスクを埋める努力に加担します。
 

溢れる情報の中で勝負

Googleが世界中の情報を集めるといっても、既にネット上の新たに生成されるコンテンツというのは、人々が想定する範囲内に収まってしまう事になっています。言い換えれば、「似たようなコンテンツ」が大量に生成されている状況で、APIを使ったコンテンツであったり、コピーされただけのコンテンツなどが多くて、新しい情報というのは実は少ないという事実が分かります。

Googleがいくら情報を並べるといっても、似たようなコンテンツばかりが上位からずらりと並んだのでは、全く検索が意味を持たなくなってしまいます。人々が求める行動というのは、単に情報が表示されるだけという事から、情報の切り口などが重要になる可能性がでてきました。そこでキュレーションなどが流行していますが、キュレーションがどのように人々が見ればよいかと言う方向性は未知数になっています。

キュレーションと検索エンジンとの相性はそれほど良いとは言えず、NAVERまとめに良質コンテンツがあっても、それが検索エンジンにおいて上位表示されるとは限らない状況になっているからです。

情報を作る事はサービスを作ること

情報を生成する事は、サービスを作る事に似ています。旅行のパッケージを作る人がいくら増えたとしても、旅行に行く人が少ない状況では、旅行のパイが限られています。旅行に行く人を増やしていかないと、いかに大量のツアーを生産したとしても、多くの人が旅行するとは限らないので、旅行会社が儲からない事になります。

インターネットの普及が進んで、既に日本の中の1億人が簡単にインターネットにアクセスできる環境になったので、インターネットで旅行予約などが伸びていくとすれば、それは別のパイを奪って伸びていくという事になります。テレビや新聞を視聴するのをやめて、インターネットテレビやインターネットのニュースをチェックするという事でもあります。テレビや新聞では新しい情報の生成に限界がありますが、インターネットではハードディスクの増設で無限大に情報が生成できるという特徴があります。

Google, Facebook ,NAVERまとめの立場

Googleは、世界中で生成されたコンテンツ情報を自動的に集めてくる事を仕事にしていました。Facebookは世界中の個人情報を集めて、その人々の動きをコンテンツにしました。そしてNAVERまとめは、1億総キュレーションと言っているように、Googleが自動的に集める情報に依存せず、人々が情報を集めるという手段に取り掛かっています。それぞれ、アプローチは異なりますが、情報をハードディスクに集めて提示するという点は同じです。

NAVERまとめについて言えば、Googleが提示できない「新しい切り口」というものを提示できる可能性はあると考えられています。Facebookが提示している個人の動きを提示する事は困難ではありますが、その代わりとして「誰でも情報を作って提示できる」という導線になっています。これはGoogleが「自分たちが中心になって自動的に情報を提示する」という次元の話よりも、人々が行う作業の自由度が高い事を意味しています。

Google社が自動で集められる情報とコンテンツは、コピーコンテンツばかりで面白みがないので、フェイスブックの人間が生成するコンテンツであったり、人間のマニアが作り出したコンテンツこそ面白くてオリジナリティがあるという考え方がでてきています。

ネットが2級メディアから1級メディア化

インターネットの性質としては、テレビメディアのように1つの番組が全ての大衆に受け入れられるというのが極めて少ないという状況があります。その理由としては、インターネットのチャンネルの数が多いので、選択肢が非常に広いという事が要因としてあげられます。NAVERまとめにおいても、アクセスが1つのコンテンツに集中することなしに、アクセスがかなりの数のコンテンツに分散している事が分かっています。インターネットこそ「多様化した社会」の代名詞であるとも言えます。

インターネット上での情報受信の方法は、テレビとは異なって、自分が好みの情報をフォローする形になっています。テレビを見て楽しむ事ができるのは、自分の趣味などを特に保有せず、好みの情報をフォローする事ができない「情報弱者」に限定されているとさえ言われています。そういった好みの情報を選定して閲覧するユーザーが増加してしまうと、閲覧者を増やすためにグローバル化していくことが必要になり、国境を越えて趣味を共有する人たちが現れます。例えば、Youtubeの動画などが面白ければ、国境を越えて閲覧されている動画が多くあります。

コンテンツ保有による格差の拡大

テレビメディアなどからインターネットメディアが拡大するに従ってインターネットメディアにおけるコンテンツ保有による格差が更に拡大してくる可能性が考えられています。インターネットの世界に限定して考えると、次のように階層が考えられます。コンテンツを作る側に立つ人と、完全に消費者であり続ける人の差は、コンテンツが生成されればされるほど、どんどん拡大していくのです。

1、巨大プラットフォームを持つコンテンツプラットフォーマー
2、コンテンツを作成する巨大コンテンツ作成者
3、スモールコンテンツ作成者
4、コンテンツの作成に関わらない労働者

Googleの提供しているAndroidやAppleの提供しているiPhoneなどのようにプラットフォームが全世界を巻き込んだ巨大なものになれば、そのコンテンツ作成者(アプリのゲーム会社など)で大成功をするだけで、時価総額が数千億円規模の会社にもなり得る(パズドラなど)可能性があります。また、イケダハヤト氏のライブドアのブログであったり、NAVERまとめぐらいの日本国内のコンテンツ作成者であれば、成功しても数十万円規模というぐらいですが、個人として生活するぐらいの事は可能かもしれません。また、多数のコンテンツプラットフォームに掛け持ちを行って、コンテンツ分散をする事もできるかもしれない。

インターネット上に収益性資産となるコンテンツを持つという事は、非常に重要な事と言えますが、一方でコンテンツが5年もすれば古いものになって、情報量もユーザーの満足するものではなくなるという事は明らかです。従来のコンテンツよりも膨大で、かつ質の良いコンテンツの生産が求められるようになってきています。

新しいコンテンツとしてのリメイク

質の良いコンテンツというのは、長持ちしやすいという性質を持っていますが、手塚治作品のようにいかに質が良いコンテンツを作ったとしても、技術に凌駕されてしまった場合には、誰も見なくなってしまうという事は考えられます。宇宙戦艦ヤマトのように現代版としてリメイクする事で、新しいコンテンツとして人々の注目を浴びる事は可能になるかもしれません。過去のコンテンツを単に引っ張るだけではなくて、新しい形で提示する事が求められるという事でしょう。

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