VPSはレンタルサーバーと同じで『1つのマシンを共有』しますが、仮想的に区切るので1つ1つにルート権限が持てます。レンタルサーバーより自由度が高いサーバーを格安で借りれるので、2010年頃から世界的に流行してきています。レンタルサーバーよりも扱う難易度はやや高くなりますが、コストパフォーマンスが共有レンタルサーバーよりも良いと話題になっています。無駄なコストを削減するには、サーバーのコストパフォーマンスは大変に重要です。
VPSは、個人で借りるレベルから法人で借りるレベルまで幅が広いです。法人でもクラウド型ではなく、VPSを200台もレンタルしてる会社もあるぐらいです。また、VPSに拡張できる機能を提供する会社があるなど、使い勝手が非常に良くなってきています。欠点と言えば、SSDを採用するVPSが多いので、まだSSDの価格帯が高い事で敷居が高くなっている事です。
VPSの知識はないのでレンタルサーバーを選びたいという人は、素直に国内で最もパフォーマンスが高いコアサーバーを選んでおけばいいでしょう。30日間の無料お試しが付いていて、月額200円からレンタルできます。
日本のレンタルサーバーより海外が安い
格安VPSで迷う人は、海外のVPSサーバーを検討するのが良いでしょう。海外のサーバーのメリットとしては、規模が日本のレンサバ会社よりも大きいので、とにかく日本よりも安いという事です。日本のレンタルサーバーの会社でもGMO系のConoHaのVPSのように格安サーバーが出てきましたが、こうした格安サーバーというのは、日本国内にまだ少数です。海外サーバーVPSであれば、数ある選択肢から選べます。
日本語のコンテンツであれば、日本人の閲覧者が多いので、日本にサーバーがあった方が良いのです。ただ、海外VPSにコンテンツを置いても、一般的にコンテンツを視聴するぐらいであれば、速度としてそれほど気になることはありません。
海外サーバーは初期費用が無料
日本のサーバーは、何故か『初期費用』を取る会社が多くてウンザリします。初期費用を取るのは、法人契約の時にセットアップ費用という名目で取っているのを個人にも当てはめたのかもしれませんけど、そんなものは海外のレンタルサーバーとかVPSにほとんどありませんので、日本の会社で『初期費用』という名目で高額費用を搾取する事にはウンザリします。
日本の大手のレンサバやVPSでも初期費用をほとんど取りますが、GMO系が国際化を目指したConoHaのVPSにはさすがに初期費用がありません。だから、日本でVPSをレンタルするのであれば、ConoHaのVPSで決めるのがいいと言えるでしょう。
GMO VPSに至っては、初期費用4000円ですからね。初期費用で4000円というのは、月額780円のレンタルしたら半年分の利用料ですよ。半年分の初期費用なんて、世界中探しても日本だけでしょう。サーバーを借りる時には、初期費用の支払いを行う契約はしてはいけません。
海外VPSで東京を選ぶ
かつての海外サーバーであれば、『サーバーが遠くにあるから遅い』と言われてきました。しかし、現在では『東京にサーバー』がある海外VPSが登場してきます。海外の会社と契約しますが、東京にデータセンターがあるので、近くて速度がでるのです。東京にサーバーがあれば、海外の会社でも『どの辺にサーバーが置かれているか』などの状況を把握するのが容易になります。
今では、東京にサーバーを置く海外のホスティング会社も急増しています。人口集中地域の東京は、日本人の需要ばかりではなくて、外国人からの需要も沢山あります。外国人も東京をベースに活動している外国企業などは、東京のデータセンターを使っている場合も増えています。
国内のレンタルサーバーのコスパ最悪
国内のレンタルサーバーは、どのレンタルサーバーもコスパが非常に悪いものになっています。インターネット業界の競争が激化している中で、固定費用であるレンタルサーバー選びというのは、かなり大切になってきています。日本のレンタルサーバーは、どこも一律に非常に高額の料金で、かつ安いサーバーは全く使いものになりません。Zenlogicの宣伝が良かったので最安値890円プランを申し込んでみましたが、データのインポートを行った時にサーバー制限で全くインポート不可能で、使いものにならず、すぐに解約する事になりました。安かろう悪かろうの典型ですね。
レンタルサーバーをどうしても利用するのであれば、バリューサーバーが日本で最もコスパが良い事は間違いないです。このブログで私が使っているのもバリューサーバであり、間違いなくコスパが高いと断言できます。ワードプレスを設置して、サイトを公開するぐらいなら500円のレンサバでも十分ですが、サイトで稼ごうと思ったらConoHaのVPSなどVPSにチャレンジしていくのが良いでしょう。
さくらのVPSは、初期費用がなければHDDも選べていいんですけど、初期費用で1ヶ月分ほど取られるのは、毎月の料金に上乗せして考えるとお得感がなくなってしまいます。
クレジットカード決済
海外のレンサバやVPSを契約する時には、クレジットカード決済が一般的で、その他にPaypalが使えるところもあります。私の場合には、楽天カードの管理画面から購入できる非常に便利な『楽天プリペイドカード』を海外VPSの決済に使っています。海外オンライン決済には、楽天プリペイドカードを使えば、自分の楽天カード番号が流出する事がないので非常に安全度が高いサービスで、楽天カードの最強の機能であると言えます。
Paypalの支払いが安全と思われる人もいますが、Paypalを通じて決済する良く分からない認証を受けたり、住所を記入しなければいけないなど非常にストレスです。楽天カードに入会して、管理画面から自分で発行できる『楽天プリペイドカード』を使うのがPaypalを使わない最もオススメの手法で、私も実際にそうしています。
英語コンテンツは海外サーバー
日本人の企業・個人で英語コンテンツを運営している人は、北米にサーバーを借りている場合が多いです。特にアメリカ向けのコンテンツを保有している場合には、北米にサーバーを設置した方が明らかに表示が早くなります。中国語であれば、地理的に日本が近いので日本のサーバーでも良いですが、アメリカ向けのものを日本に設置していると、ユーザーの接続速度に影響が出る場合もあります。
私の友人でも、日本の観光地を英語で紹介している人は、やはりアメリカ人の視聴者が多いという事で、米国でVPSを契約しています。