資産

資産運用は、毎月の固定費用を削減して手元にお金を残す事から

  • 9 May 2017
  • のぶやん

資産運用をするにしても、お金が全くなければ、運用どころではありません。お金ではなくて、自分のホームページなどの資産を増やす事はできますが、それにしてもお金は必要になってきます。

固定費を削減する

最初に生活にかかる固定費の削減が必要になります。かかっている固定費を見直して、無駄な支出を減らすことが大事です。

携帯電話を格安電話会社の楽天モバイル に変更するだけで、携帯料金は大手携帯会社に支払っていた月額5000円から半額の2500円に落とすことができました。通話品質もそれほど変わらないですし、普通に使うのであれば、データ容量3GBで十分に日常生活を過ごすことができます。携帯電話を高い料金で放置せず、格安電話を使う事で1円でも固定費を削減できるようにするのが良いでしょう。携帯料金の適正価格としては、3000円以下が妥当で、それ以上は高いです。

家賃の固定費というのは、最大の支出ともなります。実家に引っ越すことが可能であれば、実家に引っ越すことが家賃を削減できる最も有効な手段でしょう。また、出来るだけ安い家賃の場所に引っ越すという方法もあります。個室があるシェアハウスなどに居住すれば、生活の質をそれほど落とさずに共有費を大幅に削減する事も可能になります。

ギャンブルをやらない

借金返済ブログを見ていると、ほとんどの借金を作った人は、ギャンブルによって借金が膨れ上がっています。しっかりとした労働収入があるにも関わらず、借金が膨れ上がってしまう背景には、ギャンブル(パチンコ・スロット・競馬)で多額の負債を抱えてしまっているという事があります。人間というのは、状況が悪くなると妄想に取りつかれて、冷静な判断ができなくなってしまうのです。

大王製紙の井川元社長は、100億円を超える資産家の家に生まれながら、カジノのバカラにはまり込んで160億円の借金を背負ってしまって、井川家が大王製紙の株式をほとんど売却する事態になってしまいました。井川家の大王製紙に対する影響力は大きく低下しました。ギャンブルが自分の人生を破壊するだけならまだしも、井川社長のようにファミリーの人生も破壊していくという事を良く考えるべきでしょう。

資産の整理を行う

自分が身近な資産として保有している『洋服』であったり、『書籍』の整理を行って、全く使っていないものは売り払って現金にするなど、使っていないものを処分する事が大事になります。いらないものを持っていると、それだけで保有コストがかかってしまう事になります。

カードローンを利用しない

クレジットカードのローンは、ショッピングであったとしても、キャッシングであったとしても、1回の返済が基本です。返済が複数回になると、金利だけで返済金額が膨れ上がってしまいます。『借金返済ブログ』と検索すると、カードローンで借金を500万円も抱えた人が沢山出てきます。500万円で金利15%で計算したとしても、1年間に金利だけで75万円の返済を強いられる事になってしまいます。毎月の返済は、金利だけで6万円を超えてくる事になり、返済分だけで毎月海外旅行に行けてしまいます。

カードローンは、ショッピング1回払いを基本として、出来る限り利用しないようにする事が大事です。ギャンブルと同様、高金利のキャッシングを安易に行う事は、破滅への道です。キャッシングで500万円借りる人の半分以上は、パチンコ・競馬・短期FXなどのギャンブルにお金をつぎ込んでいます。そうでもなければ、500万円の借金はなかなか作れないからです。こうしたギャンブルで生活費を使い果たして、個人に貸し出しが増えている銀行キャッシングに手を出す人が増えています。

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資産をコツコツと増やしていく事の大切さ!労働と勉強をしながら資産を増やす!

  • 8 May 2017
  • のぶやん

労働者というのは、基本的に増やして行けるのは資産ではなくて『貯金』です。貯金は資産の一部ではありますが、これほど低金利の時代にお金を生み出すものではありません。デフレで物の値段がどんどん下がっていくので、お金を生み出さないまま持っておいても、価値は高くなる一方ではあるのですが、お金は消費すればどんどん減っていく事になります。

貯金は生活を安定させる為に必要ではありますが、それ以上に必要になるのは、定期収入の方です。定期的に収入がなくなってしまえば、本当に無職になって悲惨な事になってしまいます。

資産を増やしていけるか

自分の資産である労働力、そしてお金を何かに変える事によって資産を増やしていく事が大切になります。資産は、運によっていきなり増えていくような事は滅多にないので、そんな突然の運に依存せずにコツコツと増やして着実に増やしていければ、しっかりと花開くことが出てくるでしょう。

インターネットでブログに大量に記事を書いて稼ぐアフィリエイトは、有効ではありますが、サイト化して情報をまとめないとアクセスが安定しません。実際、イケダハヤトもブログで稼げなくなってブログがアフィリエイトだらけになっているところを見ても、ブログの厳しさが分かります。資産を考えるのであれば、ブログよりも商品販売サイトなどの方が良いでしょう。

お金を減らす行動をやめる

お金を減らす行動は、自分の意思に無関係にお金が出ていってしまう行動、つまり友達から誘われたり、ギャンブルなどにつぎ込んだりと、『自分の意思とは無関係』である行動というのは、お金を減らす効果があります。友達と一緒にお酒を良く飲み歩く人は、それだけで相当に無駄なお金を支出する事になります。また、タバコも無意味にお金を浪費します。

・ギャンブル(パチンコなど)
・タバコ(健康被害)
・お酒
・短期のFX(これもギャンブル)
・大人の遊び
・クレジットカードのキャッシング

普段から欲求のままに遊ばないだけで、お金を無駄に使う事がなくなります。お金を全く生みださない豪邸、外車を購入するより、株でも買って配当を受け取っていた方が良い生活ができます。実際、⒈億円のタワマンを買うより、配当が高い⒈億円の株を買って配当を毎年チビチビと受け取った方が豊かな生活ができるはずです。もちろん、タワマンを買わないと配当は得られないんですけど。

クレジットカードがヤバい

クレジットカードのキャッシングは、堀江氏も指摘していますが、非常に悪い借金です。とにかく金利が高くて、クレジットカードでキャッシングすると15~20%の金利が付いてきます。海外旅行に行った時には、キャッシングは引き出し手数料も安くてお得に使えちゃうので使ってしまったりしますが、すぐに返さないと凄い金利を取られる事になってしまいます。

ほとんどの借金ブログは、クレジットカードで少額のキャッシングから始まって、返済額が少ないのにまた借り入れてどんどん借金が膨らんでいって、限度額ギリギリになって次のカードに行くという繰り返しが行われて500万円も借金しています。クレジットカードでキャッシングを利用しないように日頃から気を付けておく事で、人生のハッピーに近づくことができます。

労働して向上心を保つ

最も最悪なパターンは、完全に無職になってしまう事です。無職=収入がないという状況にあり、労働意欲がない状況になると、お金がなくなるばかりではなくて、技術力なども磨かれなくなってしまいます。労働を行いながら技術力などを高めて、自分でコツコツと実力を身に付けていく事が大切になってきます。

お金が全く稼げなくなってしまうと、どんなに一流企業、外資系でサラリーマンをやっていた人であったとしても、スーパーのレジ打ちであったり、牛丼屋でアルバイトをしなければお金が稼げなくなってしまいます。

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必ず読むべき投資のバイブル『金持ち父さん 貧乏父さん』 ロバート・キヨサキ

  • 6 May 2017
  • のぶやん
資産と負債

投資をする人であれば、必ず読んでおいた方が良い書籍というものが存在しています。それがロバート・キヨサキ氏が書いた『金持ち父さん貧乏父さん』です。

日本で発行されたのは2000年ですが、今でも売れ続けている書籍で、まさに『投資家のバイブル』とも言える書籍です。

金持ち父さん 貧乏父さん

『金持ち父さん、貧乏父さん」に書かれてある事は、学校で教えられる事ではありません。貧乏人は、資産を保有せず、資産運用をせず、資産について勉強もしていないので、労働のみで税金が吸い取られて手元にお金が残らないという内容です。一方で金持ちになった人は、資産を保有して、資産運用をして、資産について勉強をして、働かないで手元にお金が残ります。

金持ちになりたければ、必ず資産運用を学ばなければならないという書籍になっています。知識を身に付けて、情報を集めて、自分なりの資産運用術を身に付ければ、誰でもお金持ちになれる道が開けるというものです。仕事の資格を沢山持っていても、学歴が高くてもお金持ちにはなれません。お金持ちになるには、資産を保有して、それを運用しなければいけません。

サラリーマンを辞めること

ロバート・キヨサキ氏は、『金持ち父さん貧乏父さん』の中で、サラリーマンの生き方では金持ちになれないと言っています。日本のサラリーマンは、朝から晩まで会社で働いているので、自分の資産を増やすどころではありません。会社で働いて資産をコツコツと積み上げる事は、日本の高度経済成長期でもない限りは無理になっています。日本ではサラリーマンの事を社畜と表現して、アメリカでは「ラットレース」と表現したりしています。

他人の為に働くのではなくて、『自分の為に働く』という意識をしっかりと持っていれば、自分で一生懸命に勉強もするでしょうし、自分でお金を貯めようとも思うはずです。

生産手段を保有する事

労働者として働いていると意識する事は少ないかもしれませんが、労働者というのは、『生産手段(means of production)を全く持たない人が自分の時間(労働)を提供する事で賃金を受け取るシステムです。生産手段というのは、大きな工場を持つだけではなくて、小さな商店を持つ事も生産手段にあたり(self employee)ますが、生産規模が小さいと自営業・自作農といった形で他の人を雇いいれるまで至りません。それでも、努力によって生産規模を大きくしていくと、自営業・自作農はどんどん巨大化します。

資本家・経営者が労働者を雇い入れる理由は非常に簡単で、労働者の労働力を利用して『搾取』を行う事で、自分が儲けようと思っているからです。労働者になるという事は、誰かに搾取されるという事でもあります。労働者にならず、少しずつでも『自分のお金(資本)で勝負していけるようになる事が資本家に近づく道でしょう。

他人のお金ではなくて自分のお金を使って勝負する

マイホームを借金で買わない

マイホームを借金ローンで購入した場合には、毎月のように財布からコントロールできない支出が発生する事になります。ロバート・キヨサキ氏によると、マイホームを借金ローンで購入した場合には、『負債』として支出が発生するという事です。負債ではなくて、自分のお金でマイホームを購入して、それがお金を生み出した場合には、それは立派な資産として機能する事になります。マイホームを借金(ローン)を抱えて持ったとしても、お金を稼ぐ事はできません。

貸借対照表(バランスシート)で見ると、マイホームを購入した瞬間に家庭の負債が資産を大幅に上回る債務超過に陥ってしまいます。資産と言えるものは、自分たちの労働力だけであり、まさに『奴隷状態』で働かないといけないという事になります。そして、もし借金の返済ができなくなると、マイホームを取り上げられて、競売にかけられて、手元に借金だけ残る可能性が高くなります。

資産と負債

日本のバブル期のように、不動産(土地)が値上がりしている時には、自分が購入した時よりも高値で不動産が売れる可能性があったので、実際に不動産が『値上がり益を得られる』という資産要素を持ち合わせたものでした。しかし、今の日本において値上がり益を期待できる不動産などほとんどなくて、不動産を買った瞬間に莫大な借金を背負うだけになってしまいます。

資産で生活を成立させるのが難しい

多くの人が労働者として働くのは、資産で生活を成立させる事が難しいという事にあります。例えば、不動産だけで生活しようとした場合には、年収500万円をあげる為に5%で運用できる1億円の不動産が必要という事になってしまいます。1億円の物件を借金しないで買える人というのは限られています。

多くの人は、借金をして無理やり不動産を保有して金利との利ザヤを稼ごうとしますが、それは『一か八かの大勝負』になってしまいます。空室が出たり、固定資産税の税金を計算すると、手元に残る事は少ないです。そんなに儲かるのであれば、人に貸し出さずに銀行がその物件を保有しようとしますからね。

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会社に完全にコントロールされると人生が破滅に向かっていく!自分の時間は資産

  • 3 May 2017
  • のぶやん

現代社会で会社に合わせて生活するようなシステムに合わせていると、自分でも無意識のうちに会社に時間を合わせる羽目になり、プライベートが疎かになってしまいます。朝から晩まで会社に拘束されて、その上に休日も満足に取れていないとういう現実を直視するべきでしょう。

会社の仕事に人生が支配される

会社で働いていると、毎日のように会社に出社を義務付けられていますし、更には休みを取るのも会社の都合に応じて休みを取らなければいけません。完全に会社に飼いなされた状態で、人生はあなたのものではなくて会社のものになってしまいます。更に悪い事には、会社に全てのペースを合わせる羽目になってしまうと、家族のプライベートまで会社に合わせる羽目になって、自分の家族までズタズタにしてしまいます。

いつ休みを取れるかを会社の側の日程に応じて調整しなければならず、パートナーに大きな迷惑がかかってしまうのです。特に2人とも働いている共働きの家庭になると、どちらもお互いに合わせる事が出来なくなって、それが離婚の原因になったりしてしまいます。会社でお客さんの都合に合わせるばかりになって、自分の人生を破壊しているのです。

女性が会社に合わせる悲惨さ

田原総一朗氏もテレビで発言していましたが、現在の日本においてキャリアを積んでいる女性の多くが未婚だと発言しています。その理由としては、女性が会社に時間を合わせるあまり、男性側に時間を合わせられなくなってしまうので、男性と付き合いがうまくいかない為だと考えられます。男性側が会社にコントロールされて、女性側も会社にコントロールされて時間が取れないようでは、お互いに時間がすれ違って当然でしょう。

男性側がニートで、女性の側がキャリアウーマンで女性の側が養うという事であれば、うまくいく可能性は高いでしょう。しかし、女性の側が自分よりも強い男性などと言うのを求めた場合には、未婚が確定したようなものです。会社員ではなくて、自分で時間をコントロールできる起業家であったり、フリーランスなどであれば、似たようなフリーランスや起業家の男性と結婚できる可能性も高くなります。

ニートがキャリアウーマンに時間を合わせるのは、相性はバッチリだ。

誰が誰に合わせるか

サラリーマン同士であれば、土曜日、日曜日に合わせて一緒にショッピングに出かけたりしますが、フリーランス、起業家で独立している人には、そんなことは関係ありません。会社に縛られている生き方というのは、会社の側が休む日を勝手に決めて(土日)、子供たちまでそれに合わせた生き方を強要されるという社会全体の全体主義の事です。日本では、特に会社に縛られる時間が長いので、奴隷のような働き方をしています。

夫に妻が合わせていた高度経済成長の時代と違って、夫も妻も別々の職場で働いていると、考え方や話題も合わなくなってしまいます。一緒に過ごす時間よりも、会社の考え方に影響される時間が多くなり、一緒に過ごしても会話がなくてつまらないという事になってしまいます。会社員は、とにかく自分の時間の全てを自分ではなくて会社が決定するので、全て命令どおりに動かなくてはいけない駒の1つになります。これはプライベートにおいて悲惨な結果をもたらすことがおおいです。

投資を受けた場合の制約

起業家が誰か投資家から投資を受けた場合には、その投資を受けた株式の分だけ時間を成約されると考えた方が良いでしょう。会社員であれば、会社の株をほとんど保有しておらず、単なる雇われの従業員なので自分の裁量で時間を使う事ができません。起業家の社長であったとしても、投資家からどれぐらいの割合で投資を受けているかとい事が重要になります。

日本の場合は、投資家が幅を利かせてベンチャー起業家の時間を奪って雇われ社長に追い込もうとする傾向があるので、自分で借金をして(借金するのは難しいですけど)事業を行った方が良い場合が多いです。安易に人に投資して貰うと、お金以上に時間で制約を受ける事になります。

自由に時間を使える重要性

会社に給料を貰っている生き方というのは、自分の管理を会社にお任せできるので楽な生き方です。しかし、そのような生き方をしていると、会社が全て優先するように自分が動くハメになってしまって、自分の人生が自由がないつまらないものになってしまいます。自分の自由に生きるべきと考えるのであれば、自分の収入源を得て、自分で自由に時間配分を決める必要性があります。

時間を自由に使えれば、家族との時間を決めやすくなりますし、自分が働く時間も自由に設定する事ができるようになります。

時代は再び奴隷の時代へ

日本という国では、戦後に『農地改革』が行われて、地方の小作農が奴隷から解放されて自作農に転じた事で、奴隷解放が起こりました。サラリーマンなどで働きに出てホワイトカラーになると、時間の拘束が非常に激しいものでした(24時間働けますか状態)が、給料がそれだけ上昇していたので、金銭的な自由が発生して奴隷とまでは呼べませんでした。その時の奴隷は日本国内というよりも、どちらかと言えば海外にいると考えた方が良いでしょう。まさに、名誉白人。

現在、派遣社員、アルバイトなどは、資本を全く持たず、時間を拘束されているので事実上の奴隷と言えるでしょう。中国の工業化の流れによって、工場が海外移転して、日本人も低賃金が求められるようになりました。中国と同じ条件とまでいかないまでも、派遣社員、アルバイトなどは、賃金制で拘束されるという非常に条件が悪い職場で働いて、結婚などもできないという状況になっています。

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労働者が真面目に働いているだけで資産を築ける時代も過去にあった。

  • 20 January 2017
  • のぶやん

労働者が一生懸命になって働けば、車を持ったり、家を買ったりして『資産』と言えるものを持てる時代もありました。しかも、この資産と呼べるものは値上がりして、懸命に働いて貯蓄でもしていれば、どんどん豊かになっていく可能性があったのでした。しかし、今の時代は全く違った姿になっています。一生懸命働いたところで時給も上がらない派遣社員などが増えて、明日のご飯に精一杯。

今でも働けば豊かになれるか

今でも、大手企業などで給料がしっかりとしたところで『正社員』として働いていれば、以前ほどではないにしても、そこそこの資産が持てる可能性があるでしょう。

『格差社会』と言われていますが、働いて普通に給料を貰っているようなかつての『正社員』の職業と言えども、日本においては資本家・実業家と呼ばれる人たちにに遠く及ばず、中国の労働者と競争する単純労働者になろうとしています。少し頑張ればどんどん成果が出て報酬が増える時代ではなくて、頑張ってようやく維持できる程度の状況が今の日本です。更に市場で勝っていく為には、忍耐・継続の努力が必要になります。


日給6000円の仕事の現場 今日から日雇い労働者になった

死ぬ気で働けば豊かになれるか


死ぬ気で過労死するまで死ぬ気で働いたとしても、残念ながら労働者として働く以上は、豊かになれる可能性はほとんど皆無でしょう。死ぬ気で働いたからと言って、自分の今の職業が単純労働に近ければ近いほど、大した技能が身に付かないからです。大した技能が身に付かなければ、労働者としての価値が非常に低い状況になり、給料面で交渉しても交渉が難しくなってしまいます。

従来は専門職とされてきた大学の教授などまで、非常に厳しい状態に置かれるようになってきています。専門職であったとしても、非常に高度な専門職であったり、必要とされる専門職でない限りは、少しぐらい専門性があったところで必要とされません。

単純労働で豊かになれるか



『一生懸命に働けば、豊かになれる』というどこかで聞いた事がある言葉ですけど、本当でしょうか?1ヶ月に収入の1割を貯金しなさいと言って、懸命に働いて20万円の人がいくら貯金したところで2万円で、年間24万円です。そのうちに体はボロボロになって病気にでもなれば、この24万円というお金はすぐになくなってしまうでしょう。

頑張って労働する事によって、年をとってむしろ貧しくなるという結果を生み出します。簡単に言ってしまえば、いくら貧しくなっても、派遣労働者、アルバイトみたいな職業を続けてはいけないのです。

金融機関にとっての融資先



アメリカのサブプライムローンの問題を見ても分かる通り、金融機関にとって最大の融資先というのは、住宅ローンです。しかし、日本で住宅が余りに余っていて、住む人がいない住宅が全国に溢れています。こうした状況では、普通に考えて新規物件を建てたところで売れないのですが、

空室だらけになっているにもかかわらず、国は金融緩和を続けるという。そして、不動産を多くの人が保有して、『働かないで飯を食う』という事を目指そうとする。誰も働く労働意欲がない状況になって、労働ではなくて、お金を転がして何とかしようとしはじめたら危険信号です。

働かない事が普通になる日本企業

競争が激しい分野で中国に負けていき、東芝の得意としてきた医療機器をキャノンに売却して、東芝に残ったのは、負債を垂れ流す原発事業と、好調とされている半導体事業だけでした。東芝で稼げるのは、既に半導体事業だけで、その利益は全て原発の損失に消えていくような悲惨な状況になっています。

東芝のように数千億円の損失を抱え込んで、負債が1兆円を超えて返せる見込みのない企業(事実上の債務超過)になってしまうと、東芝の半分以上の社員がリストラになることは間違いないでしょう。しかも、退職金もなくなるという厳しい状況になってしまいます。

ソフトバンクが負債まみれ

日本を代表する企業とされているソフトバンクが負債まみれになっています。結局、自社を伸ばす事に時間がかかるので、他者をどんどん買収しようとした結果、会社が経営危機なのではないかと言われるほどに負債が膨張しています。30%を保有しているアリババの株価があるから、ソフトバンクが潰れないと言われているようなもので、アリババの株に依存した企業になっています。

堅実にやってきたはずのユニクロは、勝負の時と考えたのか負債を急増させています。ただ、現金及び現金同等物も4000億円ほどあって、このぐらいの負債であれば、ユニクロの経営には影響ない水準とみられています。ただ、気になるのは、最近のユニクロは効果的なマーケティングができていないのではないか?という点です。C ChannelのFacebook登録ユーザーが450万人のところをみると、ユニクロの100万人は何をやってるんだろうと思う訳です。

日本人は働かない国民である

日本人は勤勉と言われていたのは、過去の話です。勤勉だと信じて疑わないのは自分たちばかりで、実際には働くインセンティブがほとんどないので一生懸命に働いているふりばかりで、真面目に働いている人は少数派です。

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資産が全くなくなると、ローマ時代の奴隷と同じ状況になる

  • 18 January 2017
  • のぶやん

現代社会において、収益を出せる資産を保有するという事は、かつてのように土地を保有する事ではなくて、株式を保有する事に変化してきています。

株式を保有する人は、株価の値上がり、不動産の値上がりによって豊かになっていき、何も保有しない人は経済成長の恩恵が全く受けられない状況になっています。

(1) 株式による格差拡大
(2) 不動産による格差拡大

土地から株式に変化

かつての大金持ちと言えば、広大な土地を保有する人の事でしたが、現代社会においての大金持ちは、企業の株式を保有する人になりました。ほとんどの大金持ちと言われる人は、資産の大半が企業の株式となっています。

正規雇用というのは、会社の資本を使って生産を生み出して、利益の中からボーナスを受け取る権利を有するものです。派遣社員・非正規雇用などは、会社の資本からボーナスが与えられないので、会社との利害関係が非常に薄いものとなっています。

収益性資産を持たないと奴隷化

ローマ帝国においては、どんなに貧しい市民でも奴隷を1人か2人ぐらいは抱えていたとされています。奴隷を貸し出すことで、自分が働かなくても良くなるからです。貸し出す奴隷がいなくなると、自分が奴隷になってしまいます。

現在の先進各国では、高齢者が年金を受給して働かない『ローマ市民』となっていて、若者が奴隷身分となっています。ただし、厚生年金がローマ市民を実現出来るのに対して、国民年金の支給額は月額6万円ほどで生活が苦しくてローマ市民になりきれません。

株式を持つ人と持たない人の格差

資産の大半を株式で保有して『配当で暮らす人』と、『全く株式を持たない労働者』の格差が拡大し続けています。

高齢者のほとんどが保有しているのは、『年金から配当を受ける権利』であり、若者が支払う年金が支給される事になっています。その若者が減少し続けているので、この年金システムは維持が非常に困難になってきています。

お金に関心が集まる社会

金持ちの多くは、お金儲け以外には関心がありません。だから金持ちになれたのかもしれませんが、日本において6人に1人が貧困状態にあるとされています。その子供たちを救おうとしているのは、市民団体などのボランティアであり、子供食堂が開設されるなどしています。


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