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キュレーションプラットフォーム?ONETOPIについて

  • 13 December 2012
  • のぶやん

キュレーションプラットフォームとされるONETOPIを使ってみました。結論から言えば、これはキュレーションサービスではなくて、分類上は「ソーシャルニュース」です。

うーん、これは使いづらい。
1回使ってみて思ったのは、申し訳ないけど流行りそうにはない。
Onetopi


投稿フォームがやや複雑

確かに慣れると使えるかもしれないけど、基本的に投稿フォームでクリックする場所が多すぎて、多くの人はすぐに諦めてしまうでしょう。投稿フォームは、もっともっとシンプルであるべきで、書く部分が多かったり、クリックする部分が多かったりすると、多くの人は使わなくなってしまいます。だけど、この投稿フォームは、慣れると素早く投稿できるので、使いやすいと思えるようになります。

ソーシャルニュースとして楽しめる

キュレーションというよりは、完全に楽天ニュースのような情報共有サービス(ソーシャルニュース)に近いですね。ソーシャルニュースサービスであれば、特に目新しさはありませんが、楽天ソーシャルニュースと同じような形で投稿する楽しみがあります。しかも、楽天ソーシャルニュースと違ってアクセスを集めると金くれるらしいですけど、お金を稼ごうとするのは難しいかもしれないですね。

フォローは実は面倒なこと

最近のウェブサービスは、どこでもフォローが付いてますけど、フォローの作業すら多くのユーザーは実は面倒だと思っているんですね。楽天ソーシャルニュースでもフォローは付いていますけど、他人が投稿しているニュースなんて興味ないので、フォローした人のニュースに触れたことないです。あと、NAVERまとめでもフォロー付いてますけど、こちらの方はもっと重症で、どうやってフォローを使いこなせば良いのかいまだに分かりませので、全く使ってません。フォローなんて、ツィッターだけでたくさんです。

Google検索より便利なソーシャルニュース

話題のニュースを知れるソーシャルニュース

楽天ニュースでもそうですけど、Googleでは知ることができない「話題のニュース」を知る事ができます。Google検索の弱さは、話題の時事ニュースと、何年も前の情報などがごちゃごちゃになってランキングされる事です。話題のニュースを知る為には、NAVERまとめの「トピック」であったり、ソーシャルニュースなどがかなり有効に機能する事は確かです。

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Mixiの利用が大学生2%という衝撃

  • 10 December 2012
  • のぶやん

Mixiの大学生利用率が2010年に97%あったものが、2012年の調査で2%にまで減少したという事が話題になっていました。ミクシィは、現在の大学生の間では、ほとんど利用されていないという現状が明らかになったわけです。

Google TrendにおけるMixiの下落ぶり(PC版だが、トレンドは反映されています。)

ミクシィ

 

2010年から2012年に起きた変化

・コンテンツ共有方法の変化

先ず、2010年頃からNAVERまとめなどのキュレーションサービスが急成長してきたという事があります。こうしたキュレーションサービスが伸びる背景としては、全てGoogleなどに依存せずに「リアルタイムで共有できる」という一点に尽きます。リアルタイムで共有するのに適したプラットフォームを提供しているのがTwitterであり、Facebookであったわけで、そこにMixiは入っていません。

Twitterにしても、Facebookにしても、外部のサイトで「いいねボタン」「Tweetボタン」が設置されて、それで共有されるというスタイルが確立されてしまいました。Mixiボタンが設置されるのはずっと後になってからの事で、これはGoogleプラスと同じようにユーザーに受け入れられていません。Mixiは外部サイトとの連携に失敗して、外部サイトからアクセス集めができていないのですね。

NAVERまとめだって、奨励者がNAVERまとめの内部リンク貼りまくって、内部からのアクセス集めに集中していたら、そのうちにマジで終わりますね。外部サイトからアクセス引っ張ってくるユーザーをもっと重宝して、外部サイトからNAVERまとめにジャンジャンアクセス引っ張ってこないと、Mixiの二の舞になりかねません。

・スマホの普及

Greeがスマートフォンを中心のサイトにしたのに対して、ミクシィはスマートフォンに対応するのが遅れました。スマホでは、アプリケーションをインストールして、シンプルに使える事が条件になります。そこで、Twitterであったり、Lineなどのシンプルさが大学生にも受け入れられていると考えられます。

・ミクシィのユーザー層高齢化

ミクシィは、開始から既に10年近くを経ていて、かつてはインターネットの中心にいた20代、30代のユーザー層は、既に30代、40代になっています。このような中で、ミクシィのユーザー層が高齢化したと指摘する声もあります。

勢いを増していくスマホのアプリ

・LINEの伸びがハンパない

今、勢いがあるとすれば、無料通話機能のLINEでしょう。これは、ソーシャルネットワークとはちょっと違っていて、どちらかと言えばチャットと無料通話がメインとなっています。従来のソーシャルネットワークは終焉を迎えて、これからはスマートフォンで実用生活に活用できる分野のコンテンツが伸びていくでしょうね。

・旅行も、買い物もスマートフォンで

旅行する時には、今まで面倒だった「航空チケットの購入」がスマートフォンの1クリックでできたら便利ですよね。あとは、買い物だって、外出先の家電量販店で価格をチェックして、スマホの方が安ければネットで購入することもできます。いずれにしても、スマートフォンで気軽にできるサービスが受け入れられる方向に変わってきていますね。この流れは、5年-10年は続くでしょう。

MixiとLINEの最大の違い

・LINEは通話料が抑えられる

Mixiがこれほど低下して、LINEがこれほど伸びる背景には、LINEを使うことが「携帯電話の料金を安くできる」という経済的メリットを享受できる点にあると考えられます。大学生は金がなくてもスマートフォンの固定料金契約をしている訳であり、そこで携帯の通話料金を安くあげようとする試みでLINEが使われていると考えるべきでしょう。一方のMixiはいくら使っても何も経済的メリットを享受できません。

・Mixiのコミュニティは管理メリットがゼロ

Mixiのコミュニティが荒れ果てた理由としては、管理者に対して何もメリットをもたらさなかったという事でしょう。Mixiのコミュニティの管理者に対して広告料金の分配などを行っていけば管理者もやる気が出たかもしれませんが、管理者がMixiをやめた時点でコミュニティは荒廃して、全く使えないコミュニティになってしまいます。

 

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2012年にMixiログインがほぼゼロに

  • 1 December 2012
  • のぶやん

私がMixiを始めたのは、2003年秋の頃で、Mixiが出て間もなくの頃でした。それから2004年、2005年頃は、毎日のようにログインする「ヘビーユーザー」になっていったのでした。その時は、友達にだけ公開するので、日記を毎日のように書いていたし、コミュニティにも書き込みを頻繁に行っていました。それから、良く10年近い間も使い続けたと思います。

かつて毎日のようにログインしており、2011年頃まで1週間に1度はログインしていた私ですが、終にここ半年ぐらい、全くログインしなくなりました。

2006年頃からやめようと思ってた

2006年に2月にMixiニュースが開始されたのですが、個人のページにニュースが表示される事に物凄く違和感を感じたものです。Mixiは、Yahooのようなポータル系サイトを目指すという方向に変わって行って、それにかなりの違和感を感じました。それまで個人の空間であったページに対して、大衆を見据えたニュースを置くという事が信じられませんでした。「仲間とのコミュニケーション」から「みんなとのコミュニケーション」に推移していったので、快適さは失われていったのでした。

2007年か2008年頃に日記更新停止

2007年か2008年頃には日記の更新を停止して、それまでの日記を全て削除して、それ以後の日記を付ける事はほとんどなくなりました。理由としては、Mixiが少しずつ巨大化していく中において、Mixiの中で友達も増えていったり、Mixiニュースなども始まって、日記が誰に読まれるか分からないという事に危機感を感じるようになったからです。確かに公開範囲などの設定は可能ですが、1人1人をチェックして、そんな面倒な事をいちいちする気にはなれませんでした。

2009年にブラウザ三国志で復帰

2009年にMixiアプリが出て、何気なく始めたブラウザ三国志にはまり込んで、ずっとやっていました。その当時は、特に自分でもやる事が定まっていなかった時期で、ブラウザ三国志の面白さにはまり込んだのでした。自分でやめようと思っても、また始めるような始末で、2度ほどやめては再開するという事が続きました。それでも最後に飽きてしまったのは、別の事に忙しくなってしまったからで、お金が動くNAVERまとめの方にシフトしていきました。

2012年にブラウザ三国志に飽きて停止

いよいよ2012年夏の頃から、気がついたらブラウザ三国志に全くログインしなくなっていました。最大の原因としては、一緒に組んだ同盟員がやる気がなくて、同盟の全体が衰退に向かっていっていた事だと思います。それ以上に、ホームページを作るなどの作業などが忙しくなった事もあって、ブラウザ三国志に手をつけなかった事が原因だと思います。

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ウェブサービスの立ち上げ

  • 9 November 2012
  • のぶやん

ウェブサービスを立ち上げる方法は、1通りであるとは限りません。いろいろなウェブサービスの立ち上げ方があります。日本では、米国ほどサービスの立ち上げが活発に行われている訳ではありませんが、それでも数多くのウェブサービスの立ち上げが行われています。

ウェブサービス立ち上げの基本

(1)ユーザー閲覧型 Or ユーザー参加型

ユーザー閲覧型は、サイトを作成する難易度としては高くないので、気軽にウェブサービスを始めたい人に向いているサービスです。例えば、情報や写真をまとめた「2ちゃんねるまとめサイト」などは有名で、閲覧型に特化されたサイトです。ただし、投稿数が1000を超えなければ、ウェブ上で存在しないのと同じです。また、投稿数が1000を超えたとしても、更新し続けなければいけないという事は非常に大変な作業になります。ユーザー閲覧型は、作成の難易度は低いのですが、コンテンツ数を自力で揃える事のハードルが高いです。

同じコンテンツのプラットフォームでも、NAVERまとめのように「コンテンツ作成者」を参加者にして、閲覧者を呼び込む場合、Nanapiのように「コンテンツ作成者」をプロ化して「コンテンツ閲覧者」を呼び込む場合の2通りが考えられます。いずれも参加者をどのような人にして、どのようにウェブコンテンツを作成して、それをどのような閲覧者に見て貰うかという事になってきます。

*Mixiのコミュニティは、サイトの内部にコミュニティを形成して滞在するという手法でしたが、Facebookのようにアプリを仕上げてプラットフォーム化していくと、サイトの中に更にサイトを仕上げるような形になるので、サイトに滞在する人が大幅に増える傾向があります。Greeというプラットフォームの上で、複数のゲームに移動できるという構造です。大規模なプラットフォームを望むのであれば、ユーザーの入り口になるのが一番であり、そういうサイトを最初から目指していきたいものですね。

(2)CMS型 Or 自分でプログラミング 

CMSを使った手法では、開発期間はプログラミングをするのに比較して、短縮できる可能性があります。特に小規模サービスを短期間でリリースしたい場合などにおいては、WordpressなどのCMSが有効になってくるでしょう。また、Drupalなどを使えば、CMSと言えども、相当に大規模なサイトまで対応する事が可能になってきます。ただ、大規模サイトになればなるほど、CMSを使うメリットとデメリットのどちらも目立つようになって、当然ながら運用の難易度は高くなります。

ただ、CMSを使う利点として、モジュールが大量に出ているので、プログラムする量が圧倒的に小さくなるというメリットがあります。例えば、ユーザー登録時のスパムコントロール、多言語化など、全て自作プログラムで動かそうとした場合には、膨大なプログラムが必要になるので、それだけ開発期間とコストがかかってしまう事になります。

CMSをユーザーに参加させて実用性があるレベルに持ち込む為には、かなりのテクニックが必要になり、時間と労力が必要となります。Drupalなどで複雑なサイトになってくると、プログラムを組むのと同じように非常に細かい点においてかなりの手間がかかるようになってくるので、プログラムする方が楽だという人がいるほどです。例えば、DrupalのViewなどになれば、プログラム上のプログラムを目に見える形で動かしている感じになりますね。

(3)立ち上げの予算

ウェブサービスのスタートアップは、低予算というのが基本になります。最もかかるコストとなるであろう人件費を自分たちで賄うというのが普通で、通常の場合は「無報酬」にて全体が動かなければいけない次期があるでしょう。しかし、ウェブサービスを立ち上げる為には、それなりの予算が必要になってくるでしょう。とりあえず、ドメイン代金、サーバー代金などがそれにあたります。

まあ、ドメイン代金は無視できるほど小さいとしても、サーバー代金というのは、当初から余裕を持たせようとすると、月額数万円かかってくる可能性があります。このような状況において、ある程度の時期になると予算の確保というのも重要になってきます。自分たちでお金を出すのか、投資家を確保するかというのも問題になってくるでしょう。

どんなウェブサービスを作るか

ウェブサービスを作ると言っても、コピーのサービスであればあるほど、難易度は低くなります。コピーのサービスを作る難易度が低いですが、それだけ特色を持たせる事も難しくなります。逆に独自性が強いサイトは、ユーザーが「何をすればいいか良く分からない」という状態で迷います。SNSサイトなどのスタート時期がこれにあたるでしょう。

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Mixiコミュニティの影響力とTwitterの影響力

  • 17 October 2012
  • のぶやん

Twitterをしばらくやっていて、Twitterの影響力はMixiのコミュニティの影響力と比較にならないほど高いと分かってきました。個人に対してダイレクトにメッセージを出せて、匿名でありながらもメールの通知のような意味を持っていると感じます。MixiのコミュニティとTwitterのコミュニティを比較して、これからのウェブサービスについて考えてみたいと思います。

Mixiのコミュニティ

・掲示板からコミュニティの時代へ

Mixiは匿名性ではありましたが、日本人に根ざした安心感というものがあり、招待制という事もあって、匿名性なのにコミュニティは大いに盛り上がりました。Mixiのコミュニティは、数千人から数万人規模のものが多くて、好みに応じた登録が可能だったので、非常に大きな影響力を持っていました。数千人規模から数万人規模のコミュニティで発言を行えば、多くの人がその発言に注目しました。また、イベントを開催すれば、数十人が簡単に集まるような状況でした。

・コミュニティは責任所在が不明

それがMixi自体が巨大化していく過程において、招待制というものが全く意味をなさなくなって、オープンになった時からコミュニティがおかしくなりました。興味のあるコミュニティ、興味のないコミュニティに人が入り乱れるようになって、コミュニティが混乱するようになったのです。結果として、コミュニティは荒廃する事となり、Mixiのアクセス数が大幅に減少する一因となったとされています。

Twitterのコミュニティ

・Twitterは人が責任を持つ

Mixiのコミュニティに変わって出現したのがTwitterのコミュニティです。Twitterのコミュニティの特徴としては、全てがTwitterの「人」を中心として動いていくという事です。Mixiは「コミュニティ」はありますが、責任が不明確で、管理者も途中で逃亡すればコミュニティが成立しなくなっています。それに比べて、Twitterは人が中心となっているので、その人が責任を持って発言するという特徴があります。匿名でありながら、責任を求められるというところが特徴です。

・フォロー VS フォロワー

Twitterにおいては、フォローする人と、フォロワーとがあり、その力関係が一目瞭然となっています。フォロワーが多ければ社会的に影響力が大きく、フォローが多ければ社会的に誰かの影響を受けていると考える事も出来ます。極端にフォローばかりを繰り返していると、警告を受けたり、Twitterアカウントを凍結されたりする事もあります。

Twitterと従来のコミュニケーション

Twitterでやっている事は、従来のコミュニケーションとは少し違うような気がします。コミュニケーションというのは、双方向で行うものですが、Twitterではフォローだけを増やして「一方的に情報を受信する」という事も可能になっています。情報を発信している人をフォローして、ずっとその人の情報を受け取るという使い方も可能です。

現状でTwitterの告知能力が高い

Mixiのコミュニティよりも、Twitterのフォロワーが多い方がずっと告知能力が高いという状況になっています。

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Facebookの人気は写真コンテンツと外部コンテンツ共有

  • 7 October 2012
  • のぶやん

Facebookが世界中で人気となった理由として、ウェブサイトに取り付ける事が出来る「いいね!」ボタンがあるとされています。Google社は、検索と広告によって世界中のウェブサイトにアプローチをかけましたが、Facebookは「いいね!」ボタンを世界中のウェブサイトに取り付ける事に成功しました。Mixiも似たような取り組みを行いましたが、Mixiの場合には何故か多くのウェブサイトにMixiの「いいね!」を見かける事はありませんでした。

フェイスブック


アカウントに情報を届けてくれる

・情報は届けて貰うもの

従来の情報を探す手法としては、最初にGoogleで「2ちゃんねる」と検索して、2ちゃんねるにたどり着いてから「好みの板」に行くという手法でした。もしくは、「お気に入り」に2ちゃんねるを追加しておいて、直接2ちゃんねるを訪問して、お気に入りに行ったかもしれません。しかし、今ではFacebookにアクセスすれば、友達からいろいろな情報を届けて貰えるようになりました。

・友達と情報共有する事で、共通話題を展開

従来であれば、誰かが日記を書いたのに対して、それにコメントするというコミュニケーションスタイルが一般的でした。その手法でコミュニケーションをとった場合には、日記を書いた人が情報発信者の主体となり、コメントする人は、その主体者に合わせてコメントする必要がありました。しかし、Facebookの「いいね!」は、第三者の情報を流すので、コメントする人は自分の立場で発言できるようになったのです。

Mixiの日記とFacebookの写真共有

Mixiが出たのは2003年の秋頃と記憶していたので、その頃は日記中心で文章中心の情報伝達手段が主流でした。しかし、時代が流れて現在では、インターネットの速度がほとんどブロードバンドになったので、写真、動画コンテンツがやり取りされる事も多くなってきました。Mixiは動画であったり、写真共有が非常に弱いです。

・Twitterのコピーサイトに?

現在では、トップページの友達から流れる情報のほとんどがTwitterのものになってしまって、まるでTwitterのコピーサイトのように成り下がってしまいました。マイフレンドが比較的多い私でさえ、日記を書くユーザーなんて、1週間に数名しか見なくなってしまいました。

変化ないMixiとHTML5に対応したFacebook

・HTML5は失敗だった?

FacebookはHTML5に対応した企業として有名です。HTML5について「結果的に失敗だった」と創業者のザッカーバーグが述べています。ただし、Facebookがインターフェイスを進歩させる上において、HTML5以外の選択肢があったとは思えません。HTML5に対応した事によって、Facebookは見づらくなった面もありますが、インターフェイスは近代化した事は確かです。

・インターフェイス変化を怖がるMixi

Mixiは2003年から何一つ変化ないインターフェイスです。Twitterに代表されるようにシンプルさが求められる時代ですが、Mixiのメニューは、「Mixiショップ」などが入って更に複雑化してしまいました。

WebsiteがTwitterとFacebookに「繋がる」必要性

・それなりにハードル高いソーシャル設計

今では、ウェブサイトを製作したのであれば、それをTwitterやFacebookに繋げなければ、ウェブサービスを利用するお客さんを引っ張ってこれなくなってしまいました。それは単にFacebookやTwitterで「いいね」ボタンを設置する事にとどまらず、TwitterやFacebookによるログイン機能の提供なども行わなくてはなりません。こうしたウェブサービスの提供は、それなりにハードルが高いものと考えられます。

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お絵かきサイトは、Pixiv以外は衰退か?

  • 5 October 2012
  • のぶやん

日本では、SNSが登場した頃を前後して、インターネットを通じてイラストで交流する文化が出来上がりました。中にはPixivのように数百万人規模(現時点で500万人)に成長しているものもあり、日本の文化を世界に発進するという機能も果たしているようです。

OpenPNEで作られたサイトが多かったのですが、OpenPNE自体のカスタマイズ制が非常に低いので、既にOpenPNEが時代遅れになってしまった感じがあります。

pixiv
2007年〜イラスト系サイトでは最も成功したサイト

Otaclip
http://otaclip.com/ja
2012年10月から運営されているサイト。
 
ochixi
2007年〜、「ちぃ」と読む。
pixivより先にオープンしていましたが、OpenPNEをベースにしているのでゆっくりしか動いていません。1日のデーリーアクセスランキングを見ると、1日のアクセス数は1位で50を割っており、既にサイトとして全く動いていないと言えるでしょう。2010年4月から開発ブログもストップしています。
 
Tinami
http://www.tinami.com/
2007年からユーザー参加型に移行して、2008年5月から画像投稿するスタイルを開始しています。それなりに知名度があるサイトです。

Suimy
http://suimy.net/
2012年3月頃から開始されたサイトで、イラスト+コミュニケーションを核としたサービスを提供しています。個人が運営しており、イラストだけではない様々なコンテンツを共有する事が可能となっています。
 
circle.ms
2006年〜、アプリ販売SNS
 
ToMiCo
2009年〜、それなりに回転している
 
cure
2001年〜老舗のコスプレサイトで、ライブドア系
漫描き
2010年〜、OpenPNE
 
キモオタSNS
2008年〜、ネタのようなSNS
 
fg
2008年〜、フギュアなどの展示場

taba
2005年から運営されている老舗、OpenPNE
OpenPNEが古いものになってしまって、現在はストップしています。

pixa
http://www.pixa.cc/
2009年〜、それなりの知名度あるサイトです。ただ、サーバーが弱いせいか、すぐに落ちたりしているので、あまり上手な人はアップロードしないとさえ言われています。動作も遅かったり、404エラーを頻発するなどしています。2012年12月7日にサービス終了しています。

アマテラス
http://www.amatellus.jp/
2008年〜、既に終了
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まとめ記事1本書いて3000円の衝撃

  • 19 September 2012
  • のぶやん

私の場合には、自分でいろいろな記事を書く仕事もしますし、人に記事を書いて貰う仕事もして頂いています。自分で記事を書く場合にしても、人に記事を書いて貰う場合にしても、長期的にWeb資産として利益に貢献してくれる記事かどうかが非常に重要になります。1記事を人に依頼する時には、1文字1円ほどで計算する事が多い(案件により異なる)ので、アクセスを上手に集められないと赤字になってしまいます。

まあ、赤字になっても動く金額が小さいので大丈夫という範囲で発注していれば問題ないのですが、発注数がどんどん多くなってくると出費がどんどん増えるので、記事の本数とアクセス数、収益などをしっかりとコントロールしていかないと、思わぬ出費になってしまう可能性があります。1本1000円で1日5本書いて貰うと費用が5000円、1ヶ月に出来上がる記事数は150本足らずで15万円ほどかかる事になるので、これ以上の収益を生み出していく必要が出てきます。

・収益を狙える記事と収益にならない記事

このブログのように収益に全くならないですが、自分の「発想メモ」代わりに使っているというブログも幾つかあります。良い発想というのは、後から大きな収益を生み出す知的原資になる可能性があるからです。もし、お金にしたい、収益の狙えるブログを作るのであれば、基本的に何度同じ記事を見ても参考になる記事が「記事としての資産価値」が高いと言えるでしょう。ブログというよりも、サイトという形の方が長期的な収益源として適しています。

・Nanapiの3億円調達

日本でコンテンツ事業を本格的にやっているNanapi(私も応援してますよ!)は、ライターを雇用する為に3億円をベンチャーキャピタルから調達して、今まで記事を4万本ほど生成してきました。アクセスは、そこそこ集まっているようで、大成功とは言えないと思いますが、「悪くない成功」ぐらいにはなっていると思います。ただし、事業の伸びという点においては、NAVERまとめの方が圧倒的に強さを持っていると言えます。

・人に記事を書いて貰う事の重要性

ある程度のサイトを仕上げたら、人に記事を書いて貰うという事が非常に重要になってきます。ノマドワーカーという生き方という本を出版してネットで有名になっている立花 岳志さんのブログは、私もファンで良く見るのですが、彼の人柄は素晴らし過ぎて、他の人がブログを代行したのではあれほどアクセスを集める事は不可能でしょう。記事がLivedoorのポータルに取り上げられて、1ヶ月アクセス数が160万アクセスなので、月額の収入で言えばアドセンス10-15万円、楽天で2-3万円といったところでしょうかね。

ブログで生活するというノマドワーカーという生き方は凄まじいと思うのですが、実際にブログの時代は既に終わりに向かっており、今後は新しい資金源を確保していかないといけないでしょうね。1人で更新を続けていくブログだと、ライターを大量に使ったサイトとずっとアクセスを競っていくのは難しいというよりは、不可能になってくるのです。1人が出来る事というのは、いずれにしても限界があるという事です。

No Second Life
http://www.ttcbn.net/no_second_life/

・1人の知識に限界があるというのは?

例えば、立花さんがパリに旅行に行った記事をアップロードされていますが、パリに行った事がある人ならほとんど行った事がある場所ばかりで、記事の内容が物足りなく感じます。アップロードされている写真が自分が持っている写真と似たような写真ばかりという事があるわけです。やはり、パリ在住の人から本格的なパリの良さを問題も交えて伝えて貰いたいという需要はあるでしょう。そういった踏み込んだ内容を伝えていくには、1人で伝えるには限界があるという事でしょう。

最近の読者は、いろいろな情報を目にしているので目が肥えすぎていて、少々の情報・写真で満足できない読者が増えてしまっているのが現状です。

NAVERまとめで1本3000円の案件が話題に

・Sohoサイトで1記事3000円NAVERまとめ案件

Sohoサイトなどにおいて、NAVERまとめの記事1本1000円-3000円ほどで募集がかけられているという事です。1本3000円という事で、今までのライター案件(例えば、Nanapiの場合には1500文字で300円-500円単価)を考えれば破格の待遇と言えるかもしれません。さて、発注側としてはNAVERまとめを作ってくれるキュレーターに対して、3000円も支払って採算があうのでしょうか?

・ウェブ資産化の考え方

考え方としては、現在NAVERまとめにおいて「1日3000円稼ぐ」アカウントがあったと仮定すると、そのアカウントから得られる3000円を新規コンテンツ作成の原資にして、コンテンツ作成者に1000円で3本書いて頂くとしましょう。そうすれば、1ヶ月で90本の記事を新たに増やせるので、結果としては従来3000円だった収入が、3300円になるかもしれません。1ヶ月で消費した金額を長期的に回収するという手法です。

この3000円でNAVERまとめを書いて貰うという単価を実現するには、条件が必要になります。
(1)とりあえず原資(もしくは自分でお金を持っている)があるという事
(2)長期的に収益を得られる自信があること
上記の2点ぐらいは必要になってくるでしょう。

3000円でまとめた記事は、3000円以上の収益を生み出すという保証は特にありません。しかし、3000円でまとめた記事が6000円の価値を生み出せば大きな利益になる可能性があります。NAVERまとめで3000円と言えば、Nonアダルトの分野において最低10万PV以上(単価0.2で計算した場合)は集めないと採算が取れないという事になります。単価0.4のルーキーかレギュラーになれば、3-4万PVでいけるでしょうから、発注者はレギュラーである可能性が高いです。

Google Adsense vs NAVERまとめ

・NAVERまとめでライター雇って稼げるか

Google AdsenseがNAVERまとめに掲載されていた時には、その単価は低い時で0.2、高い時で0.4ほどになっていました。つまり、現在のNAVERまとめのレートというのは、Google Adsense時代のレートを参考に作られていると言えるでしょう。そこから考えると、ライターを採用してNAVERまとめをやって貰うというのは、ウェブ上でライターを雇うのとそれほど変わらない事かもしれません。しかも、アクセスを自社が集める必要はなく、NAVERまとめがアクセス集めを代行してくれるので、良いまとめを作るだけです。

・ウェブで100万以上稼ぐ人の多くは仕事を外注

ウェブで月額100万円以上稼ぎ出す人(スーパーアフィリエイターとも呼ばれる)の多くは、仕事を外注しています。外注しないと、自分の時間が全く持てなくなってしまうという事と、経費をかけた方が税金の関係から良いという事があります。例えば150万円を稼いだとすれば、50万円ぐらいは外注した方が時間も出来るし、経費も節約になるので良いでしょう。

参照した文章

お仕事サイトにNAVERまとめの案件が登場
http://navermatome50k.blog.fc2.com/blog-entry-9.html

元ネタはこちらです。
「NAVERまとめ」は儲かるのか?-まとめ記事1本3000円でライター募集
http://www.otonano-kaisha.com/news_WELf5SkTa.html

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