マネジメント

経営管理論は、組織・団体(主に企業)の管理についての実践的な技法(経営管理)の確立を目指す学問であり、経営学を構成する分野の一つ。 20世紀初頭、科学的管理法を提唱し、「経営学の父」と呼ばれたフレデリック・テイラーがその始まりとされており、また「管理原則(管理過程論)の父」と呼ばれたアンリ・ファヨールによる研究により、学問として成立。その後、主にアメリカで研究が発展した。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫)

クックパッドが陥る苦境!ヤフーが料理動画のクラシルを買収

  • 14 July 2018
  • のぶやん
クックパッド株価

クックパッドは、2009年に東証マザーズに上場を果たして、2015年に将来を期待されて株価が3000円を超えました。しかし、株価ピークからわずか3年で2018年7月に株価がジリ貧状態になって、2018年7月13日現在で488円を付けています。ピーク時の5分の1以下の水準にまで落ち込んでおり、時価総額も500億円に低迷しています。

2016年ぐらいまでは、調子のよかったクックパッドですが、社長の穐田誉輝さんと創業者で株主の佐野陽光さんの方針の違いから、穐田誉輝さんが会社を追われる結果となりました。その後は、動画レシピサイトの競合他社などが出現したことによって、会員数の伸び悩みに直面する事になりました。

クックパッド株価

クックパッドの会員数

クックパッドの会員数は、2016年に188万人を記録したと発表されて伸び続けていました。しかし、2017年に会員数が下落に転じたとされており、売り上げの半分を稼ぎ出す会員サービスが伸び悩むことで、投資家が会社の将来性を不安視するようになっています。

ヤフーが料理動画クラシルを買収

ヤフーは、料理動画のクラシルを運営するdelyの買収を発表しました。買収金額は約93億円とされています。クックパッドの時価総額が500億円を超えている事を考えると、クラシルが上場できるなら安い買い物にも見えます。ただ、ヤフーの傘下に入ることによって、メリットもあれば、新しいビジネスにとって努力が薄くなるデメリットもあるかもしれません。

お金があるけど事業を生まない

日本のベンチャー企業の中には、お金を持て余すような企業がたくさんありますが、投資先がなくて困っているような状況になっています。カネ余りのサイバーエージェントは、『成功しない』と言われたアベマTVに200億円もつぎ込んで、番組制作を行っています。沢山のベンチャー企業に投資していますが、大きく成長するには、生活スタイルを変化させないといけないと考えているからでしょう。

Amazonは信用できない。怖いのでアマゾンを二度と利用しない。

  • 17 March 2018
  • のぶやん

アマゾンで怖いことがあったので、二度と利用しない事にしました。カスタマーセンターは、表面上で丁寧な対応をするを見せながらも、外資系企業なので対応できない事が多いようであてになりません。買いものしてトラブルを避けたければ、アマゾンは利用しない方がいいと思います。

アマゾンは、最近ではメーカー業者に『協力金』を出させていたとして、日本で公正取引委員会に立ち入り検査されました。アマゾン側で勝手に値引きした後で、メーカー業者にその分を要求していたという事でした。

日本における競争激化

日本では、アマゾンが楽天と競い合う状態になっています。アマゾンは、Amazon Primeなどで顧客の囲い込みを進めようとする一方で、楽天は楽天カードなど金融事業と合わせて顧客の囲い込みを進めようとしています。

競争が激しい日本のインターネット小売り事業において、Amazonが容易に優位性を確保できない状況になってきている事も事実でしょう。

アマゾン Primeが詐欺まがい

アマゾン Primeのワンクリック申し込みが詐欺まがいと話題になっています。アマゾン Primeに全く申し込んだ覚えがないにも関わらず、勝手に申し込まれているというのです。巧妙に作られた罠のインターフェイスは、ワンクリック詐欺だと批判されています。

顧客が望んでいない契約を強引にさせるのは、まさに詐欺と言えるでしょう。


Amazonレビューが信用できない

Amazonに都合の悪いレビューを書くと、削除される事が良くあります。特に低評価のレビューを書いても、掲載されないまま削除されます。その一方で、レビューに★5で謎の絶賛レビューが溢れている状況です。

アマゾンのレビューは、業者が書いたと思われるレビューが非常に多くて、全く信用できず参考になりません。






Amazonは信用に値しない企業

Amazonは、今まで何度も利用してきましたが、最近になって不信感が増したので、もう利用しない事にします。友人などにも、Amazonは怖いのでなるべく利用しない方がいいと伝えています。

顧客を大切にしない企業は、個人情報もどこに流れるか分かりません。Amazonは、絶対にお付き合いすべきでない企業であると判断しています。

何故、企業は借金経営に走るのか?楽天、ソフトバンクの莫大な借金を考える

  • 5 March 2018
  • のぶやん

楽天グループの負債総額が1兆円を超えて、過去最大の借金経営に経営者が。ソフトバンクグループの借金も15兆円を超えている状況で、こちらの借金も1企業として日本最大規模に膨れ上がっています。

楽天、ソフトバンクに共通するのは、自社の成長を模索して借金で投資・買収を繰り返しているという事です。


サービス向上が利益にならない

日本では、2015年頃から人口減少に転じているので、サービスを充実させても収益に繋がらないという構造的な問題が起こっています。インターネットの人口も頭打ちで、企業がお金をかけてサービスの質を高めても、利益がそれだけ伸びていかないという問題が起こってきます。

例えば、ユーザー課金で『ようやく黒字化』したニコニコ動画は、借金をして画質を向上させる事は可能だったかもしれませんが、それでは収益が完全に吹き飛びます。ユーチューブという競争相手に対抗しながらサービスの質を高めていたのでは、永久に黒字化できない状況になってしまうのです。

経済縮小によるマイナス金利

先進各国のマイナス金利というのは、そもそも経済が成長していない事を意味しています。預金してマイナスになるという事は、借金をして投資を行ったとしても、リターンがマイナスになるという事でもあります。このような状況において、誰もが投資を怖がるようになって、企業に内部留保が貯まっていく事になります。

日銀・FRBは、投資を積極化させようとして、大規模な金融緩和を行い、株価を釣り上げていきました。企業が利益をいくら投資しても容易に成長できない状況になっているので、楽天グループ・ソフトバンクグループなどの企業は、グループを成長させる為に借金で企業買収を繰り返していく事になります。

資本の最大活用

Facebookは、2007年から2012年頃まで広告が少なかったのですが、2012年頃から収益化の段階に入って広告を大量投入しました。現在、フェイスブックが直面している問題は、ユーザーの満足度低下によるユーザー離れです。フェイスブックは、友達と繋がるツールであったはずが、いつの間にか企業と繋がるツールになってしまってユーザーが離れてしまったのです。

フェイスブックは、このような状況を受けて2018年からバイラルメディアの表示を落とすなどの対応(Little Thingsがアクセス急落)を行って、ユーザー満足度を高めようとしています。フェイスブックに限らず、広告だらけになったサイトでは、ユーザー離れが起こります。

消費者がお金を使わない問題

アメリカの南北戦争の時代は、北が工業化が進んでいたので、奴隷より自由労働者を望んでいました。現在、日本において派遣社員・アルバイトなどが低賃金労働者として奴隷並みの待遇で働かされる状況となっています。労働者は不足していますが、そのほとんどが奴隷労働に従事する低賃金労働者となっています。

世界の各地で格差が拡大する中で、奴隷労働を脱却する為には、収益を得る資産を自己保有する事が求められるようになってきます。

安価な労働力のサービス競争

企業が顧客にサービス充実する事が求められる時代になり、安価な奴隷労働力を使ったサービス競争が過熱しています。郵送を担う運送屋を安くこき使ったアマゾンの『即日配達』であったり、派遣労働者を安く使ったコールセンターなどの存在です。

企業は、お金がかかるシステムを刷新するより、安価になっている労働力を酷使してサービス拡充を行った方がコストをかけずに利益を出す事ができます。これを利用したのがインターネットのライティング事業です。DeNAがWelqなどでアルバイトを使って悪質な記事を量産して『パクリ記事の量産』が問題になりました。もともとインターネットのシステムの会社が安価な労働力で利益を出そうとした結果、起こった事でした。

運送会社に依存した状況では、これ以上の顧客サービス拡充が難しいと判断しているアマゾン、楽天などのインターネットモール企業は、今度は運送業それ自体に乗りだそうとしています。運送業を自社が担う事で顧客サービスを拡充しながら利益率を高められる可能性があります。

企業を売却する側の思惑

企業を売却する側は、将来の成長分のプレミアムを付けて高値で売り抜けようとします。更に日系企業のマネジメントを嫌がる優秀な人材が退職するという事も起こってきます。

楽天などは、買収したグループでシナジーを生み出そうと、サービスの連結などに熱心です。特に楽天ポイント配布などは競争力を高める上で成功していますが、それが利益を圧迫する要因ともなっています。

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仮想通貨の取引所は儲かるんじゃなかったの?Zaif運営会社テックビューロ赤字の謎

  • 28 February 2018
  • のぶやん

Zaif運営会社テックビューロ赤字が公表されました。コインチェックの返金などで『仮想通貨の取引所は儲かる』とされていたのですが、Zaifの運営会社は赤字だったようです。





サラリーマンが『仕事をした気分』になって給料を貰える時代は終わった!

  • 23 February 2018
  • のぶやん

インターネット社会でダイレクトに取引が行えるようになってくると、求められる仕事が『収入に直接的に結びつく仕事』になっていきます。バックオフィスの仕事は、コンピューターに任せるようになっていくからです。

何をしても全く稼げなくなってくると、職場に行って新聞を眺めたり、パソコンを眺めているだけになります。日本軍が敵を1人も倒さずに単に玉砕に向かっていくのと同じ行動です。






サラリーマンで楽したい人たち


独立して稼ぐのが大変な時代

サラリーマンを辞めて独立して稼ぐ事も大変な時代になっています。

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自分に自信を持つための方法は?自分の強みを把握して書き出す。

  • 14 January 2018
  • のぶやん

自分の強みを把握する事は、誰にとっても非常に重要です。 強みが全くないと思われる人でも、実は強みを持っていたりするものです。例えば、『若さ』というのは、誰でも持てる強みになります。

自分の強みを書き出す事

現状で自分の強みを把握しておけば、将来的にそこを重点的に伸ばすことができます。強みを把握していないと、自分の軸を把握する事ができずにブレてしまいます。強みがある点に絞り込んで、重点化する事で、30代~40代頃の働き盛りで、かなりの競争力で社会と戦っていく事ができるでしょう。

強みが沢山あればあるほど、様々な応用力から将来的にも実力を伸ばせる可能性が高まります。

例えば・・・
・若い
・容姿が優れている
・外国語ができる
・留学経験がある
・楽器・音楽に優れている
・学歴が高い
・金融の専門知識がある
・保有している資格がある
・プログラミングができる
・パソコンを使いこなせる(Linuxなど)
・ツィッターのフォロワー数が多い(10万以上)
 

従業員を沢山抱える会社より、少人数で高収益の会社がいい

  • 3 January 2018
  • のぶやん

日本では、お金を保有した(=主要な消費者)である団塊の世代(=高齢者)が仕事を引退して年金生活に入っています。日本の多くの会社は、求人倍率の低下によって従業員不足に悩むようになってきています。特に若者の就職率は非常に高くて、和解と言うだけで誰でも就職できる状況になっています。

少人数で効率的に稼ぐ

社員数が多くなると、会社としての見栄えも良くなりますが、固定費である人件費が増加する事になります。少人数の社員で大きな利益を上げた方が会社としての収益性が高いという事になります。

テレビ局でお金をかけて作成した番組が視聴率1%(=約100万人の視聴者)であるならば、ユーチューバーが1人で100万再生した方が明らかに費用対効果が高くなります。

コンピューターで効率化

最近、銀行が効率化を進める為に事務員を大規模に削減してコンピューターに置き換えるという話題が出てきています。従来型の支店で、数十人の社員が接客に対応する事が非効率になってきているのです。非効率なまま経営を続けたとしても、銀行員の年収は今の水準を維持できる見込みはありません。

日本の牛丼チェーン店やコンビニなどでは、店舗に1人しか人員がいないなど、究極なまでに効率化が進んでいます。牛丼チェー店やコンビニは、アルバイトの時給が安く設定されているので、働きたがる人がいないという問題が出てきて、外国人労働者などが働くようになっています。

利益率が高すぎる罠

利益率が高いという事は、会社にとって良い事ではありますが、注意すべき点もあります。例えば、クックパッド者の利益率は、50%と高水準を維持していますが、最近ではビジネスモデルの危うさも指摘され始めています。有料会員に依存した高収益のビジネスモデルですが、有料会員が満足できるサービスを提供し続けないと、一気に有料会員が減りかねないからです。

会員ビジネスなどで、高収益を上げているように見える企業であったとしても、ビジネスモデル自体が変化すると高収益を維持する事が厳しくなる可能性もあります。新聞社においても、インターネットで情報を仕入れる人が増える中で、購読者数が激減している現実があります。

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地方でシェアハウスが成功しない理由は、設定されてる家賃が相場より高すぎるから

  • 25 December 2017
  • のぶやん
お部屋

長野で2018年1月にシェアハウスがオープンする(柏屋旅館リンク)という情報をツィッターで見かけました。地方再生の鍵として、主に20代~30代前半が地方に移住する手段としては、シェアハウスの選択は面白いと思います。でも、ウェブサイトを見ると家賃が高く設定されすぎていてびっくりしました。長野県佐久市という立地だと、いくら駅に近いとは言っても、家賃設定を低くしないと入居者は集まらないでしょう。

お部屋

家賃が高いので部屋が埋まらない

この旅館に自分がいくらだったら移住しますか?と問われたら、住居費25万円、共益費0.5万円=合計3万円だったら移住を検討すると思います。5万円も出すのであれば、都心部にも比較的近い神奈川の大規模なシェアハウスに住めますし、6万円以上を出せば、都心部にも選ぶことができます。フルリフォームでよほど魅力的にでもしない限りは、長野県の立地で月5万円も出すのは難しいでしょう。

特にJR高崎駅からも距離がある佐久市という立地では、現地における収入はほとんど期待できず、パソコンのみで生計を立てる人しか移住できない立地です。パソコンのみで(東京などに毎月の移動を伴わず)最低20万、普通に生活するなら30万円の定期的な収入を得る事は、それほど簡単な事ではありません。つまり、実際には貯蓄で暮らすような人も含んで受け入れる事になるでしょう。

最初に家賃設定を下げる

初期のキャーンペーンなどにして、家賃設定を下げると良いでしょう。入居しやすいように最初の『お試し3ヶ月3万円』などにして、最初に満室にする事が大切です。最初から空き物件になってしまうと、家賃収入が全く得られないばかりではなくて、そもそもシェアハウスとしての魅力自体を伝える人が誰もいなくなってしまうからです。

家賃を2.5万円~3万円まで下げ過ぎると、変な人が来るかもしれないと思う場合には、年齢制限・男女を均等にするなどで工夫します。例えば、年齢制限を20歳~35歳までにして、若者中心のコミュニティを形成します。また、男性募集6人、女性募集6人にして、女性の方を少し安くして入居しやすくする事が考えられます。

共益スペースが広すぎる

この古民家を見ると、結婚式場にも使えた共益スペース(共同アトリエ)が無駄なスペースになってしまっています。基本的にパソコンで作業をする人などにとって、共同アトリエなど何の役にも立ちません。自分の部屋以外の休憩は、ロビーであったり、会議室と呼ばれている場所で行えばいいので、アトリエスペースというのは、必要ないスペースと言えるでしょう。

簡易のリフォームを施せば、共有スペースの区画を居住スペースにして、全体の家賃を下げる事が可能です。部屋数が増えると、募集人数が増えて狭苦しくなりますが、その分だけ全体の家賃設定を下げられるというメリットが非常に大きなものです。

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