サラリーマンは奴隷であるという事実
普通にサラリーマンをしている人には、「普通にすること」しか思い浮かびません。それ以上の発想が出てこなくなってしまうのです。それまで、自分自身でリスクを取らない人は、リスクを取らないことに慣れきってしまいます。そうすると、自分でリスクを取ろうとしても、うまくいかないのです。
サラリーマンは奴隷である
サラリーマンは、どこまで行っても奴隷でしかありません。会社の指示は絶対ですので、あまりやりたくないと思う仕事でも引き受けなければいけないことも多くなります。いくら転職活動を行ったところで、奴隷の活動は、奴隷でしかありません。
今のサラリーマンは、確かに畠を耕している訳ではありませんが、資産をほとんど保有していない「小作人」であることに変わりがありません。自分で収益を生み出す資産を全く保有していないのです。1億円ほど資産があれば、株式投資だけで3%の収入になり、1億円×3%=300万円(20%税金)で暮らしが成立するというものでしょう。
自分の代替が沢山いる状況
サラリーマンは、やはり「サラリーマンでしかない」のです。自営業のように自立した存在ではないということです。大手に行くほど「誰が抜けても良い」状況になっているので、仕事がマニュアル化されているのです。そのため、いくら大手の名前があったとしても、「自分の存在価値」というものを確認することが難しくなってしまいます。
会社という組織の中には、サラリーマンが沢山いないと回らないようにできているのです。そして、サラリーマンとして昇進したり、成功するほどに、自分自身でリスクを負わない立ち回りをするようになっていく傾向があります。会社で「リスクを回避すること」に慣れてしまうと、自分自身がどのようにリスクを取ればいいか分からなくなってしまうのです。
上手な立ち回りなど存在しない
会社の中でいくら「上手に立ち回ろう」と思っても、社外から見れば「井の中の蛙」であることは間違いありません。サラリーマンは、安定しているようで、実際には「会社に縛られている」ことが安定のように見えているだけです。人間は、誰かに保護して貰って安心を得たいという考え方がありますが、会社は自分の生活を守ってくれることはなく、守ってくれるのは会社自身です。
サラリーマン同士の付き合い
サラリーマンは、サラリーマン同士で付き合って染まっていくことが多くなります。経営者は、経営者どうしで付き合おうとする傾向があります。サラリーマン同士の会話が「常識」となると、もはや「自分でビジネスする能力」というものが全くない状況になってしまいます。
安定しているという幻想
サラリーマンが安定しているというのは、本当に幻想でしかありません。
ライフスタイルを考える
普通のサラリーマンのライフスタイルは、会社で18:00頃まで働いて、それから駅の近くで飲んでから帰るような生活です。その生活をどうやって変化させようと考えた所で、サラリーマンが自分の時間を自由に調整することはできないのです。
自分でビジネスするスキルは違う
自分で金を稼ぐためには、あらゆる知識を総動員して戦う必要性がでてきます。会社が給料をだしてくれる訳でも、会社が知識を授けてくれる訳でもないのです。
突然、起業などできない
サラリーマンを長年続けていると、新しい発想など生まれてくる余地がなくなっていきます。大手企業に勤務していれば、それなりに福利厚生が充実しており、ある程度の年齢になったら、もう独立する気力もなくなってしまうでしょう。家族もいたり、住宅ローンを抱えたりしていれば、なおさら「一生涯、会社にしがみつくしかない」状況になってしまいます。
お金のために働くようになってしまい、自分の自由な時間が僅かしかないという状況になってしまいます。自分で時間をコントロールできないことは、大きなストレスになります。定年してから第二の人生を過ごしたいと思ったところで、退職するのが65歳まで引き延ばされた上で、65歳になった時に体も動きづらくなっています。
労働力を切り売りしてはいけない
労働力を切り売りしていたのでは、暮らしぶりはいつまでたっても楽にはなりません。人間の労働力は、それほど大きな差がないからです。労働力の切り売りではなくて、自分自身が収益を得る事ができる「資産」を保有する必要があるのです。そのために、考え方を転換していく必要があります。
自由になりたいなら独立する
上司から命令されたり、会社から命令されたくないと思うのであれば、自分自身で何か商売を始めるしかありません。自分自身で新しい商売を考えて、実践・実行していくことが大切になります。
同じ仕事を繰り返している
同じ仕事を繰り返しているだけでは、自分自身の給料を上昇させることはできません。他の人がやりたがらない「めんどくさいこと」も引き受けないと、自分自身が成長していく事はできないのです。会社などで同じことを繰り返して、新しいことを学ばなければ、自分自身の市場価値がどんどん低下していくことになります。そうすると、会社は外部の人を採用して、成長しない人に辞めて貰うことになります。