マーケティング

商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称。市場活動。販売戦略。

コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則

マクドナルドにも吉野家にも行かない理由

  • 21 April 2013
  • のぶやん
健康に気を使う女性

吉野家公式ショップ楽天市場店

久しぶりに記事を読んでいて「なるほどなー」と思ったので、その記事を紹介しておきたいと思います。デフレ時代にマクドナルドも吉野家も安さで競った為に「来る人は来るし、来ない人は来ない」という状況が発生したという記事です。まあ、少し極端ではありますが、あながち間違いではないと思いました。

時代遅れな吉野家・マックの戦略
http://blogos.com/article/60584/

選択肢にならないマクドナルドと吉野家

ちなみに私は、吉野家にもマックにもほとんど入店する事はありません。1年に1回利用するかしないかという利用頻度です。何故かと言えば、マクドナルドも吉野家もイメージも本質も完全に不健康だと思っているからです。吉野家もマクドナルドも、店舗がいくら近くても、全く選択肢に入らないのです。

マクドナルドのポテトなんて、2週間放置しても色も形も変わらないそうです。ハンバーガーのパンも肉も腐らないという状況で、添加物たっぷりという訳です。良いものを食べなければ、人は老化するし、体がどんどん破壊されていきます。吉野家は、牛丼とセットで注文したい野菜が常にしなびていて、全く食べる気もしません。すき屋(すき屋は不衛生なのでほとんど行かない。すき屋は店も店員も汚いなどです。松屋はいいかと思ったら、腐りかけの肉を提供してきた事があって行かない事にしました。つまり、安い牛丼屋なんて普段は行くべきではないという事です。


吉野家 牛丼 [ 牛丼の具 / 120g×10袋セット ] 冷凍食品 (レンジ・湯せん調理OK)

顧客の需要は単純に「健康」

吉野家にしても、マクドナルドにしても、都市部には特に大量の店舗があるので、入店しやすいのは事実です。吉野家もマクドナルドも、安くて早く食べられるので、職場の近くにあれば、「とりあえず吉野家」「とりあえずマクドナルド」という人もいるでしょう。しかし、女性のように健康について意識が高ければ、入店するのをためらうでしょう。私だったら、一緒にマクドナルド行こうという友達がいたら、不健康な方なので友達やめます。不健康な習慣を持つ人と関わると、良いことないです。

吉野家で安い牛丼を食べてばかりいると、当然ながら種類が非常に少ないので、何らかの病気になりやすい体になります。また、マクドナルドなんかだと、添加物が大量に含まれているので、薬漬けになっている状況で、体の抵抗力すら失って、10年ぐらいすれば大きな病気を発症する可能性すらあるでしょう。マクドナルドとか吉野家とか行って病気になるぐらいなら、自分で作るとか、お金かけて健康的なお店に行きたいですね。

人々の健康志向に気づけよ

健康に気を使う女性

経営者に言いたいのは、自分たちが毎日のように食えないものを人に売るなよという事です。吉野家の経営者も、マクドナルドの経営者も、どちらも気がついていると思うのですけど、自分たちでは吉野家の牛丼を食べ続けたら病気になるのは知ってるし、マクドナルドの原料だって熟知しているはずです。自分で食えないものを人に売って利益を出してるのです。

以前であれば「低品質の商品で、価格を下げて頑張ります」というのもありだったと思うのですが、最近の消費者というのはシビアになってきています。特にお金を持っている人(高齢者です)は、健康に注意している人が多いので、食品は良いものを選びたいと思っているはずです。そういったお金を持った高齢者が吉野家であったり、マクドナルドに入るとは思えないですね。
 

取り込むべき女性・高齢者

現在の吉野家・マクドナルドでは、働き盛りの若者ばかりが競って吉野家・マクドナルドに行っている姿しか想像できないです。健康意識に敏感な女性であったり、お金を持った高齢者などを積極的に取り込んでいくスタイルが重要になっていくでしょう。

インターネットの世界でも全く同じで、アクセスを大量に集めれるからという理由で「おもしろ画像」ばかりになってしまっていては、若い男しか集まらないサイトになるので、お金があまり落ちないのです。そこに女性の視点を加えたり、少し高齢者も見るようなネタを加えていかないと、メディアとしては成立しない時代になってきていると感じます。

子供にマクドナルドを食べさせてはいけない




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楽天のサービスと「情報と買い物の融合」が凄い!楽天市場に加えて楽天トラベルが絶好調

  • 4 April 2013
  • のぶやん

ここ最近、楽天のサービスを更に多く利用するようになりました。それは、楽天市場というサービスではなくて、楽天トラベルであったり、楽天の提供する金融サービス、楽天デリバリーを利用するという事です。どうして楽天のサービスをそれほど多く利用するかと言えば、楽天アフィリエイトでポイント収入があるので、それを利用する為に楽天のサービスを利用する事が多いという事です。


店舗ごとの特色とバザール

三木谷さんは、「楽天は、店舗ごとに特色があってバザールのような雰囲気を持っている」と説明していますが、私は楽天で数百回も買い物をした挙句、嫌な思いを何度かして、店舗を全く信用しなくなりました。楽天市場に出展している店舗は、90%以上が良質ですが、残りの10%はカスみたいな企業が運営しているようです。

それでも私が楽天を利用するのは、楽天アフィリエイトで稼ぐからです。ポイントを稼いだのであれば、どこかで利用したいと思うのは当然で、その利用の多くは、楽天トラベルなどに限定した利用を行うようになってきています。私が楽天アフィリエイトを利用しなかったら、楽天のサービスをそれほど熱心に使うかどうかは疑問です。

最近、楽天市場を利用してない

私は、楽天市場で「店舗に裏切られる」ような嫌な事が続いたので、以前に頻繁に利用していた楽天市場の店舗をほとんど利用しなくなりました。楽天市場の代わりにサービスが均一のアマゾンを利用しています。アマゾンであれば、トラブルが起こった時にでも、アマゾン本体に相談する事が可能で、楽天のように店舗ごとにバラバラという事がありません。

楽天を利用するのは、主に楽天トラベルのサービスと、金融サービス、デリバリーサービスが多くなってきました。楽天トラベルで予約を行えば、アフィリエイトで稼ぎ出したポイントも使えますし、価格もそれなりに安くて口コミで比較して予約する事も可能です。楽天の金融サービスは、楽天クレジットカード、楽天証券などありますが、いずれも非常に便利なサービスを提供していると思います。

ウェブサイト運営者の味方

ウェブサイト運営者は、収入を得る手段としてGoogle Adsenseと楽天アフィリエイト、アマゾンアソシエイトというのが標準かつ主流になってきています。その他にもマイクロアド、忍者アド、アイモバイルなどもありますが、いずれも前者の収入力にはとても及びません。

個人の運営者であれば、楽天アフィリエイトは、非常に気楽にホームページに貼れて、収入もそれなりに得る事が出来るので、非常に利用しやすくて収入も得られるサービスとなっています。単価が高い商品(例えば数万円)を上手に売ることができれば、大きな収入を得ることもできます。単価が高くなる傾向にあるのは、楽天トラベルです。

楽天トラベルのホテル予約

楽天トラベルのホテル予約事業は絶好調で、楽天トラベルの予約は、JTBなどと並んで国内でも相当に影響力を持っているとされています。インターネットのホテル予約を主流にしたのは、楽天トラベル(旅の窓口を買収)であるとされているぐらいです。楽天トラベルは、口コミを見ながら簡単にホテルを予約できるので非常に便利なサービスです。

しかしながら、最近では、楽天トラベルの高い手数料と契約内容を嫌って、一部の高級ホテルであったり、大手ビジネスホテルチェーンなどが楽天トラベルを利用しない動きに出てきています。例えば、マンダリンオリエンタルホテルであったり、パークハイアット東京などの高級ホテルは楽天に出てませんし、大手ホテルチェーン店でも楽天に出してないチェーンがいくつもあります。

インターネットに弱い地方ホテル

地方のホテルの多くは、インターネットの担当者をおいているだけで、実際にインターネットのPRが遅れているホテルが大半です。お客にサービスを提供するという事は、インターネット上のサービスも含んでの事だと思うのですが、ここ10年の時代の変化についていけないホテルが多いのでしょう。結果として、高い手数料を支払って(6%ほど)、楽天トラベルに部屋を提供しています。

実際に利益がそれほど大きくないホテル業界で、楽天に6%も利益を提供していたのでは、経営が更に悪化する事になってしまう事に多くの経営者は気がついています。例えば、楽天の手数料値上げ騒動があったにも関わらず、多くのホテルは楽天トラベルを利用し続けています。ホテル事業者の多くがインターネットで独自の宣伝が出来るようになってくれば、これほど高い手数料を支払う必要はなくなると思うのですけどね。

情報と買い物の融合

三木谷さんは、気がついていると思いますが、インターネットで楽しく買い物をするのに必要なのは情報です。宿泊するホテルであれば、ホテルの周辺の観光情報が必要になります。また、ファッションの買い物をするのであれば、ファッションについての雑誌のようなもので買い物できたら良いでしょう。その情報の部分は、楽天アフィリエイトのアフィリエイターが担っています。しかし、この構造を変えていく必要があるでしょう。

楽天自体ももう少し「情報を作り出す企業」としての役割を担っていっても良い気がします。単なる仲介業者をやっているだけでは、10年後に同じようにホテル予約サイトを成立させていけるかどうかは微妙だと考えます。

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Surfaceの日本登場が遅すぎて「旬は過ぎた」感が強い

  • 16 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめで、Surfaceの広告が大きく出ています。そう言えば、3月15日はSurfaceの発売日だそうです。米国などで販売して、目標の100万台に届いていないようで、巨大市場の日本で何としても挽回したいと考えているでしょう。しかし、私はSurfaceを買う気はありません。

NAVERまとめに大きく掲載されたSurfaceの広告
Surface

 

Surfaceが注目されたのは過去の話

Surfaceは、昨年から日本でも既にかなり注目を集めていて、2012年中に発売されたならば、間違いなく購入したと思います。実際に、私もMicrosoft Surfaceを欲しいと思っていたし、かなりの購入意欲から、いつ日本で発売するのかと心待ちにしていたのです。

しかし、残念ながら日本での発売は2013年に入ってからで、私の「買いたい」という意欲はすっかり失われていました。マイクロソフト社は、せめて米国と同じぐらいの時期に発売すべきで、日本人の多くは「待ってました」と思うよりは、「もう、Surfaceはいらない」と思った人が多かったでしょう。

私がSurfaceに期待したもの

何故、マイクロソフトのSurfaceを購入したいかと思ったかと言えば、iPadに対する不満からです。USBでの外部との接続はできないですし、キーボードが(標準搭載では)ないので、私のようにいろいろと書く仕事をするには不便だと感じたからでした。そこでマイクロソフトのSurfaceならば、「仕事にも使えて便利」と考えたのでした。

ノートパソコンでいいと思い始める

マイクロソフトのSurfaceがなかなか日本で発売されなかったので、私はノートパソコンとSurfaceを冷静に比較するようになっていました。その結果として、マイクロソフトのSurfaceは、機能としても、画面の大きさなどを見ても「中途半端で使い物にならない」という事に気がついたのです。Apple社のiPhoneは、確かに仕事では使いづらいが、もともと仕事を想定していないのです。それに対して、Surfaceは、仕事を想定してみたけど、やっぱり仕事で使うのは不便という事が判明したのです。

結局のところは、仕事で使いたいと思うのであれば、もう少し画面が大きくて、サクサクと動くノートパソコンを買うべきで、別にSurfaceを購入する必要はないという結論に達してしまったのです。あとは、価格帯にかんしても、Surfaceの日本円で5万円という価格は、この非常に小さいパソコンとしては、少し高く感じてしまいます。更にキーボードが付けばもっと価格が高くなるというのだから、購入する意欲が沸かなくなりました。ノートパソコンの方が明らかに安くて性能がいいですから。

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Greeやモバゲーが終わるとき?!

  • 27 January 2013
  • のぶやん

mobageとGREEがコケてしまう可能性 ブラウザゲームは生き残れるのか」という記事を読んで、Greeとモバゲーがネイティブアプリに押されているという興味深い記事でした。ブラウザゲームが大爆発した背景には、ブラウザでシンプルに遊ぶ事が出来るというメリットがユーザーに大きく受け入れられた点があります。このブラウザゲームでGreeもモバゲーも「プラットフォーム」の中心的存在になる事で大人気となりました。しかし、それが危ういかもしれないというのです。

ネイティブアプリとは?

ネイティブアプリについて、参照した記事ではApple StoreやGoogle Playからダウンロードできるアプリとなっていますが、簡単な話は「端末に一度ダウンロードしないと使えないアプリ」です。端末にインストールして使うので、ブラウザアプリが出る前の段階に戻ってきているという事かもしれないですね。ブラウザゲームが流行る以前には、パソコンの多くのゲームは、ここで言う「ネイティブアプリ」のようなゲームで、端末の性能に依存するようなものが主流でした。それがパソコンだけでなく携帯まで進出してきたと?

OSの基準に合わせて開発

ブラウザゲームの良さとしては、Greeやモバゲーなどのプラットフォームに合わせて開発すれば良いというメリットがありそうです。しかし、AndroidアプリやAppleのアプリとして開発してダウンロードして貰った方がメリットがあると考えるディベロッパーが増えたという事でしょう。プラットフォームの基準が外部になくて、内部のOSが基準となってきたという事のようです。

確かに、Mixi向けに開発して、Gree向けに開発してと、ブラウザゲームごとのプラットフォームごとに開発を行っていたのでは、同じゲームであってもアプリを作成したり、管理したりする非常に多くの手間がかかってしまう事になってしいまいます。その点は、Google Play向けと、Apple Store向けの2つで済むのであれば、開発や管理のコストも下がるかもしれません。

OSと同期させるのがキーポイント

Skypeは、お互いにログインをしないと情報が出てきませんが、LINEの場合にはデフォルトでOSと同期させる事で新着を知らせる機能があります。この携帯電話と同期させる事によって、外部から発信された情報を「ログインをせず」リアルタイムで知り得るというポイントが大事になってきているのかもしれません。

NTTが新OSの「タイゼン」(Tizen)をリリース

NTTドコモは、サムスン電子とインテルが中心になって開発しているOSであるタイゼンを端末に搭載して発売するという事です。大量の携帯端末の販売力を持つサムスン電子が関与するとなると、かなりの販売が期待できそうです。GoogleやAppleの戦略では、OSを支配する事でアプリのマーケットを独占して、高い利益を実現するというモデルをとっています。

NTTドコモでは、ガラゲー時代にはコントロール可能であったOS市場をGoogleとAppeleに独占されて危機感が強いでしょうから、サムスンやインテルなどと手を結ぶ事によって、何とかGoogleやAppeleの言いなりになるのを避けたいという考えがあるようです。

Greeやモバゲーは儲けはどこへ?

Greeやモバゲーは、飛ぶ鳥を落とすような勢いで急成長して、利益率も50%を超えて恐ろしいほどの収益力で1000億円以上を稼ぎ出す企業に成長しています。その一方で、ゲームの開発会社の多くはそれほど儲かっていないという実態も明らかになっています。つまり、ゲームの開発会社とすれば、もっと儲けられそうな環境があれば、移転する動機が十分にあります。

Greeやモバゲーは、儲かった金を次期の投資に充てるという事になりますが、そこが難しいところなのかもしれません。Greeやモバゲーは、テレビの広告などにガンガンお金を使っており、日本国内では取り込めるユーザーの多くは、ほとんど取り込んだとさえ言われています。次の投資先として、どのような場所にこのお金を投資するのでしょうか?Greeとモバゲーが手を組んで携帯OSに投資すればいいのに。


参照記事:
mobageとGREEがコケてしまう可能性 ブラウザゲームは生き残れるのか
http://blogos.com/article/54899/

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ゴミを食べ過ぎると病気になり、糞コンテンツを読みすぎると馬鹿になる?

  • 23 January 2013
  • のぶやん

ある巨大ハンバーガーチェーン店に行く客が減っているというけど、日本国民も少しは賢くなったみたいです。100円で出てくる商品なんて、本当にゴミを食べているのと同じで、健康に凄く悪くて当然です。更に歯にも悪影響を及ぼすとされているコカコーラや、何の栄養も無くて塩がたっぷりかかったポテトなんて付いたセットを口にしたような食事を繰り返していたら、すぐに病気になってしまいます。

少しでも自分の健康の事を考えるのであれば、ゴミは口にしない方がいいですね。
ハンバーガー


読者を馬鹿にした「釣り記事」の出現

最近、ネット上で読者を馬鹿にしたような「釣り記事」を沢山みかけるようになりました。「2ちゃんねるのまとめサイト」レベルならマシな方で、面白おかしく読めればそれでいいのです。しかし、最近は更に酷い「炎上させてPV稼ぎ」をするような糞サイトも出てきました。例えば、中国、韓国など国や芸能人を馬鹿にしてみたり、故意に人々の注目になりそうな記事の内容と違うタイトルを配信したりする記事を見かけます。

タイトル釣り記事サイトは短期で終わる

あるハンバーガーチェーン店も、安売りしまくって業績を上げましたが、それが長続きせずに飽きられました。釣り記事のサイトだって、最初は面白いと思ってみていたとしても、次第に中身が無い事に誰もが気が付くようになって、アクセスなんて伸びるのは最初の1年ぐらいのものです。それに対して、良いものは長期間アクセスされ続けるので、結果的には「良いもの」を目指した方がサイトで稼げる総額はあがるのです。

タイトル釣りしないとアクセス集まらない現実

動物画像もムリポ

以前は「可愛い動物」というだけで、共有されてアクセスを集める事ができましたが、最近は「可愛い動物の画像」を配信するサイトが増えすぎて、それだけではアクセスが集まらなくなってきました。アクセスを沢山集めようと思ったら、やはり新着のニュースで、新鮮な感じを覚えるニュースがアクセスが多くなる傾向があるようです。

芸能アイドル系が人気

最近の2ちゃんねるまとめサイトでは、芸能人アイドルの写真などをガンガン使うようになってきました。例えば、VIPPER速報というまとめブログで今日配信されているのは、「長沢まさみのおっぱい」と題された水着姿でした。競争が激しい中で、管理者がリスクを覚悟してギリギリの配信を行わないとアクセスが集められない事を物語っていますね。2ちゃんねるのまとめサイトも、単に画像だけではアクセス集めが難しくなってきており、画像が必修になってきている事も分かります。

 

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見習いたい!楽天ポイントを使った儲かるビジネスモデル

  • 23 January 2013
  • のぶやん

ネットショッピングモールは、日本国内に沢山ありますが、どうして楽天だけがこれほど大成功したのでしょうか?楽天が他の企業よりもショッピングモールの分野で成功した背景には、「楽天ポイントの仕組み」を使った楽天経済圏の構想があると言われています。楽天の店舗などから批判される事もあるポイントを使ったビジネスモデルですが、非常に良く出来ていて、学ぶ点は多いと思います。基本的に行われている事は、顧客をいかにして楽天圏内で消費させるかという事です。

楽天ポイントの仕組み

楽天ポイントは店舗が負担

楽天ポイントは、顧客が買い物をした際に1%のポイントが付くというシステムです。1度買い物をした顧客は、次回に楽天圏内で買い物をすると実質的に1%の割引が受けられるようになるので、リピーターを獲得しやすいシステムになっていると言えます。店舗側から見ると、1%の割引を行っているようになりますが、顧客に1%のポイントを付与したとしても、店舗に顧客が着くのではなくて「楽天市場」に顧客が付くという所が楽天の儲けどころです。

楽天ポイントの消費で楽天儲かる

普通のマイレージであったり、ヨドバシカメラなどのポイントは、ポイントを使われるだけ航空会社やお店が損をしてしまいます。そこで、有効期限を決めたりして、マイレージやポイントを使わせずに失効させようと努力します。しかし、楽天の場合には、店舗でポイントが消費されると、消費されたポイント以上に店舗の売り上げからの手数料が舞い込むシステムになっています。つまり、楽天ポイントが使われれば使われるほど、楽天は店舗から手数料を徴収できるとうい上手なシステムになっています。

ポイントというのは、顧客にあげた時点で通常は企業の負債となってしまうのですが、楽天の場合には店舗からの売り上げから収益が得られるので、ポイントが負債であったとしても、それ以上の資産価値があると見る事ができます。

楽天アフィリエイトを使った広告

集客の原動力「楽天アフィリエイト」

楽天では、全体の売り上げの3割ほどが楽天アフィリエイト経由とされています。楽天の総売り上げ高が1兆円ほど(2011年12月)なので、アフィリエイト経由の買い物は3000億円ほどが行われている事になります。アフィリエイターに支払われている報酬は、1%の約30億円ほどにもなっているという事ですね。

アフィリエイト報酬でアフィリエイター買い物

楽天アフィリエイトは、大口であれば現金にする事も可能ですが、小口の場合には基本的に楽天ポイントで支払いが行われます。この楽天ポイントを使って、アフィリエイターが楽天市場で買い物をすれば、楽天には店舗から更に手数料が入るという上手なシステムになっているのです。アフィリエイターが楽天市場で買い物をすれば、それだけで相当な金額を楽天にもたらす事ができる循環システムです。

楽天キャッシュの換金は楽天銀行

2010年から「楽天キャッシュ」というものが出来て、楽天キャッシュの換金が楽天銀行を通じて可能になりました。楽天キャッシュから楽天銀行に現金化する際に1割もの手数料がかかって、更に楽天銀行から他銀行に移す際にも「振込み手数料」がかかるという仕組みになっており、楽天はこの中で手数料が十分に得られるシステムになっています。楽天のポイントは会計では「負債」に計上されますが、それが楽天銀行に移動した瞬間に「資産」になるという凄いシステムです。

店舗には厳しいシステム

楽天のビジネスモデルは、楽天がプラットフォームを形成して楽天側には儲かるシステムが形成されていますが、その分だけ店舗側には厳しいシステムとなっています。もちろん、大成功している店舗も沢山ありますが、失敗して撤退している店舗が多いことも事実です。

今どき、ネットショップを作れば儲かると思っている店舗運営者はいないと思いますが、楽天に出店して儲かると思うのは似たようなものでしょう。楽天で儲かるようなショップであれば、ネットショップを独自に開設してもそれなりの売り上げを上げることが出来るでしょう。

顧客を楽天側に握られる

顧客が登録しているのは「楽天市場」であって、各店舗に登録している訳ではありません。店舗側は、楽天に顧客を握られた状態になっているので、楽天依存の状態から抜け出すことができないようなシステムとなっています。楽天からの売り上げが増えれば増えるほど、楽天に依存していくというジレンマを抱える事になってしまいます。

日本全国のホテルが楽天トラベルに登録

楽天は、旅の窓口を買収して、楽天トラベルという名前で売り出しています。この楽天トラベルは、既にホテル予約サイトの代名詞ともなっており、楽天グループの稼ぎ頭ともなっています。日本全国のホテルが楽天トラベルに登録していますが、ホテルは楽天トラベルで顧客を集めてもあまり儲からないようです。

ホテルは、楽天トラベルを使うに当たって6ヶ月前までの在庫登録で7%、在庫不登録で9%の手数料がかかります。更に楽天ポイントで1%の手数料、クレジットかカード事前決済で2%の手数料といった具合で、ホテル側は宿泊料金の約10%ほどを楽天に支払っている計算になります。ホテル業界は、デフレの中で単価下落が続いていく中で、更に10%を販売費用として計上すれば、かなり厳しい経営環境に置かれる事は間違いなさそうです。

ミクシィが衰退した要因

ポイントを活用できなかったミクシィ

楽天と対照的に顧客離れを引き起こした企業がソーシャルネットワークのミクシィです。ミクシィポイントなどを設定しておきながら、ミクシィ大半のユーザーはポイントを意識する事はありませんでした。2012年3月にミクシィとDeNAが組んで「ミクシィモール」というものが出来て、こちらは1%のポイントを配分するようですが、全く盛り上がっている気配がありません。Mixiのコミュニティなどで販売すれば、管理者に収入が入るようなポイントプログラムを導入すべきだと思うのですけどね。

コミュニティの管理者にポイントあげて

ミクシィの魅力といえば、何といってもコミュニティが優れていた事ですが、コミュニティが大きくなってくると管理しているのが馬鹿馬鹿しくなってきます。ミクシィに変わってコミュニティを管理した所で、管理者のメリットは皆無に等しいからです。やはり、コミュニティの管理者にミクシィポイントをばら撒くなどして、ミクシィモールで買い物が出来るようにするなどの特典が必要になってくるでしょう。

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気がつくとTwitterばかり使っていた日常

  • 2 January 2013
  • のぶやん

Googleの弱さと言えば、リアルタイムと、非リアルタイムの情報が混在してしまっている事にあると感じる人は多いでしょう。

例えば、「浜崎あゆみ」と検索して、最近の浜崎あゆみの動向が知りたいのか、それとも浜崎あゆみについての今までの動向が知りたいのかは、Googleは判別する事ができません。とりあえず、最近の動向と今までの動向をずらりと検索結果に表示した結果、不要な情報が沢山あるように見えてしまうのです。例えば、浜崎あゆみの生年月日が知りたくて調べているのに、パリで彼氏と遊んでるというニュースばかり表示されるのでは使えない検索結果となってしまいます。

TwitterとGoogleの違い

Twitter検索はリアルタイム

そこでGoogle検索に代わって登場してくるのが、Twitter検索です。Twitterで検索にヒットするのは、現在の流行とほとんど一致しています。検索で「面白い!」とされるようなニュースのURLというのは、かなり共有されているニュースというようになります。Twitter検索でヒットする数が多ければ多いほど、人に知れ渡る可能性も高くなるとも言えるでしょう。

Google検索は長期

Google検索でトップを狙う人は、リアルタイムを狙っていく可能性は低いと言えるでしょう。Googleの検索では、上位から下位までが固定されていて、検索がリアルタイムで変動するものではありません。そういった理由から、Googleの検索で上位さえ取れれば、長期的なアクセス流入を期待できる事になり、収益にも大きく結びつける事が可能になってきます。

このブログタイトルの「情報資産」という事で言えば、Twitterよりも圧倒的にGoogleに頭を下げた方が長期的なWeb情報資産価値が高いと言えます。ただし、Google社がTwitterで共有された物について被リンクと評価してGoogleの検索結果を高めているという事も見て取れます。そう考えると、Twitterからしっかりとリンクを頂く事も無視できないという事になってきます。

GoogleとFacebook

米国ではGoogleとFacebookが競り合い

米国においては、Google社とFacebookのアクセスが同じぐらいにあるそうで、Googleで検索上位を狙ったり、Facebookで共有されたりする事がアクセスを集める上で非常に重要であると考えられます。現在のこのような状況においては、Facebookでアクセスの流入を狙いながら、Googleの上位もとっていくという狙い方しかないという事になってくるでしょう。

Googleの場合には、最近においても「ドメインの強さ」がランキングに相当な影響力を持っている事が分かっています。例えば、全く同じ記事なのに、無料ブログで作った記事の方が、最近に取ったドメインよりも上位に表示されるという事が多々あります。弱いドメインの場合には、TwitterやFacebookなどの共有サービスを使った方が圧倒的に強みと破壊力を持つ事ができます。また、時事的ニュースも同様にTwitterやFacebookが良いでしょう。

NAVERまとめが流行重視の理由

NAVERまとめが、トピックキュレーターとして「流行」を重視する理由は、いくつかあると思いますが自社ブランドとの連動が主な理由と考えられます。検索エンジンとしてのNAVERの活用の他には、NAVERまとめを手がけるNHN社の主力商品となったLineとの連動もあげられると思います。FacebookやTwitterなどで沢山の共有が生まれるようなコンテンツを多数保有できれば、そこにLineボタンを付けても成功する可能性が高くなるからです。
 

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ウェブ上のサイト規制をどう考えるか

  • 19 October 2012
  • のぶやん

NAVERまとめについて語ったり、Mixiについて語ったり、偉そうに語ってきたが、いざ自分がサービスを幾つも運営するとなると似たような問題に直面してしまうものです。

どういう形でウェブコンテンツの公開が良くて、どういう形で公開が駄目だというのを明確に決めるのが難しいのです。

サイトの規制はどうあるべきか

しばらく以前にNAVERまとめがアカウント停止の発表をした時にメールしてみると、丁寧な答えで帰ってきました。その時にNAVERまとめ側が言っていたのが「あまり規制しすぎるとコンテンツ作成者がやる気を損なう」という事でした。運営側としては、コンテンツ投稿者のヤル気を出して投稿者の期待感に応えるだけではなくて、閲覧ユーザー側の期待にも同時に答えなくてはいけません。

また、例えばNAVERまとめでインセンティブ目的のまとめばかりをアップロードしている投稿者を見れば、別の投稿者はやる気をなくす事でしょう。「ああ、私もインセンティブ目的で投稿しようかな」という気になるかもしれないのを避けなければいけません。

つまり、真面目に頑張ったユーザーを同列に扱わず、真面目なユーザーをいかに「目立たせるか」という事が非常に重要になります。

(1)コンテンツ投稿者(作成者)の期待にいかに応じるか
(2)閲覧ユーザーの期待にいかに応じるか
(3)一部のコンテンツ投稿者の行為を認めてしまうと、別のコンテンツ投稿者のやる気を殺ぐ行為とならないか


2ちゃんねるやニコニコ動画の人気は、自由度が非常に高い事にあります。この自由度が高い事を活かして、若者が様々な表現を行う場としています。ただし、その2ちゃんねるでも、他人を脅迫したという事で逮捕者が出てしまったり、ニコニコ動画でもお札を刷った所を撮影して逮捕者が出てしまったりしています。ニコニコ動画では、裸になったという事でアカウント停止されるという事まで発生しています。自由となると、そのルールをどこに設定するのかは、サイト運営者の悩ましいところであるはずです。

悪意あるユーザーをどうするか

・最初にシステムで出来る限りの努力をする

システムでかなりの段階にまで迫る技術力が必要になり、これがサイト運営側にかなりの負担になります。例えば、最初に登録ユーザーがスパマーの可能性を排除しなければいけません。また、スパムのような投稿を繰り返すユーザーをどうするか?という問題の為に投稿にLimitを付ける必要が出てくるかもしれない。一般コンテンツとアダルトコンテンツをカテゴリ分けしなければいけないかもしれないなど、非常に細かい所で次々とやらなければいけない作業がふってきます。

ただし、規制を作れば作るほど、投稿者の側が「その文面」に恐縮して、何も活動を行いたがらなくなる可能性があります。特にインターネットの場合には、無報酬、もしくは少ない報酬で動く場合も多く、投稿者がすぐに離れていってしまう可能性も十分に考慮しなければいけないからです。

エースを作り出す重要性

・悪いのを追い出すという発想ではなくて「良いのを目立たせる」発想

以前もこのサイトで書いたように、沢山の投稿を行ってくれる(或いはニコニコ動画で沢山の放送を行ってくれる)サイトのエースを沢山作り出せば、それだけで自然にサイトのPVというものを稼ぎ出す事ができるでしょう。何度もサイトに訪問してくれて、長期のスパンで活躍できるユーザーを沢山抱え込む事がサイト運営にとって非常に重要になってきます。そういったユーザーは、サイトにとって「協力者」であり、パートナーサイトと言う事ができるでしょう。

サイトに積極的に協力して、YoutubeやNAVERまとめで大きなお金を得るユーザーもいれば、ニコニコ動画で放送して、有名人になって芸能界に入ろうとする人もいるかもしれません。また、Pixivでイラストを描く行為を繰り返す事によって、もしかしたら本当の絵描きになれるかもしれないという可能性もあるわけです。インターネットで活躍して、そこから幅を広げて自分の職業に繋げるという例は増えてきました。

・ユーザーと一緒に成長する

以前のインターネットのビジネスモデルは、完全にユーザーから搾取するというモデルが主流でした。しかし、ユーザー側が賢くなるにつれて、そうしたビジネスモデルが通用しづらくなってきています。ユーザー側は、自分に優位なサービスに簡単に乗り換えるようになってきたからです。サービスの乗換えを防ぐ為には、ユーザーと一緒にいかに成長できるかのモデルを作っていく必要があるでしょう。

表現とは何なのか?

ピカソの絵を見て、それがいかに洗練された絵だとはいえ、一般的に理解するのは難しいでしょう。しかし、ピカソが高値で取引されるのは、彼が画家としてその絵に込めた魂があるからです。マクドナルドみたいにマニュアル化した時点において、表現は表現ではなくなるという事でしょう。規制を敷く事は混乱を避けるという意味では非常に良いことで、ユーザーも時にそれを求めています。しかし、それが新しい表現を阻害していく事になると、多様性が失われてしまって、サービスの発展を阻害する可能性もあります。

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