マーケティング

商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称。市場活動。販売戦略。

コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則

プロジェクトのマーケティングが失敗する例!

  • 24 March 2015
  • のぶやん

多くの人が関わっているプロジェクトが失敗する時には、ほとんどの場合に「プロジェクトリーダーの能力不足」というものがあります。プロジェクトリーダーがインターネットに精通していない40代、50代だった場合には、もう悲惨すぎる状況があって、そういうのを沢山見てきました。

まず、Twitterというものを使っていないのです。匿名で面白くもないし、何が楽しいか分からない?と、言いたい事は分かります。でも、あなた方がやろうとしている事は「低コストマーケティングですよね?」と。それなら、今のTwitterを使わずにどうやって低コストマーケティングを実現するのですか?と。逆に教えてほしいぐらいです。自分たちがTwitterもやっていないで、それで低コストマーケティングをやろうというのだから酷い話だと思いませんか?LINEの上級執行役員の田端さんも、その点について厳しい指摘をしています。メディア関係者は、少なくともTwitterをやってフォロワーを集められるぐらいにしておくべきだと。テレビ局もTwitterアカウントと連動した番組などを企画しているにも関わらず、プロデューサーがTwitterやってなかったり。どうなってんだよと思います。

Twitterを自分でやってないと、フォロワー獲得の難しさとか、実質的な影響力がどのぐらいなのかとか分からないですよね?

誰かに丸投げして稼ぐのは無理

中小企業は、お金がないからインターネットでマーケティングしようという話になって、ホームページを作る会社に丸投げしたって、ホームページを作る会社はアクセスアップする方法を教えてくれる訳ではありません。そこを何だか勘違いしている40代、50代が多いのに驚きます。ホームページを作ったところで、SEO対策をしたところで、お金になるぐらいアクセスを集めるのは難しいのです。誰かにお金を渡したところで、それで1から10まで事業を完結して貰うのは無理なんです。どの個人・企業だって、ボランティアじゃないので渡したお金以上の事をやってくれません。

中小企業の社長さんjにもインターネットに対してあまりに無知さを出す人は沢山いて、そういう人に対して細かく説明して、資料を提出して駄目そうなら、手を引くしか方法がないのかなと思います。言い換えれば、分からない人と一緒にビジネスするのは「時間の無駄」以外の何者でもない。主体となる企業様でやる気が無ければ、私の力では成果は出せませんので、お金を頂く訳にもいかないぐらいです。

主体性を持った企業になるべき

顧客を伸ばしたいという事で、広告を出稿するにしても、広告を出稿する企業側が広告に対して関心を持つという事が大前提になります。企業の側で広告に対して関心を持って、本当に広告効果があるのかを精査するだけではなくて、Twitterなどのソーシャルネットワークの連動まで含めてみていかないといけないと思います。例えば、トヨタ社がスポンサーになった「テラスハウス」ですけど、若者向けにトヨタの車をドラマに出しまくってCMも含めてPRした訳で、番組自体は筧美和子の活躍もあってそれなりに話題になったのですが、車の魅力がソーシャルで話題になっていなかったと思います。テラスハウスでソーシャルと話題になったのは、炎上だけだったと。

テラスハウスの場合には、天下のトヨタ様が大金を出して番組を組んでいるので、ある程度の話題になるのは当然なんですね。若者に人気があるとされる湘南の家でのシェアハウス生活にして、たまに鎌倉に車で遊びに行くような風景を付けて。でも、それだけでインターネット上で話題になったのかどうかは微妙です。若者で全くテレビを見ないで、インターネットしかしない、スマートフォンしか見ない層に対するアプローチとして失敗である気がします。私もテラスハウスは、全てYoutubeでチェックしたぐらいで、テレビは結局1回も見ませんでした。

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「気持ち」と「情熱」の違いは何か

  • 17 March 2015
  • のぶやん

ゲド戦記を私も見たのですが、糞つまらない作品で、全部見るのに非常に苦労しました。宮崎吾郎さんについて宮崎駿さんが言ったのは、「気持ちで映画を作っちゃいけない」という事と、「大人になっていない」と。宮崎駿は、ゲド戦記に自分のコピーを見ているような気になっていたようでした。言い換えれば、オリジナリティが欠けているという事でしょう。

スタジオジブリの作品は、このゲド戦記以降は、「情熱」を感じるというよりも、気持ちで作られた感じが強くなっていきます。言い換えれば、独創性に欠けていて、枠の中を出た作りが出来なくなっているような感じがあります。宮崎作品の特徴としては、あれもやりたい、これもやりたいという中から、良いシーンを抜粋して見せていくという手法がとられているのです。「千と千尋の神隠し」などは、ストーリーがないけど何だか面白いというのもそんな所で、作られたストーリーほど飽きるものはないんですね。深みがある作品というのは、どこか分かりづらいものの組み合わせだと思うのです。

気持ちと情熱の違い

自分の記憶の中から出た単なる「気持ち」で作品を作ろうとした場合には、人を感動させるものはできないというのは何故なのでしょう。ブルーハーツの曲を聞いていて思うのですが、人にもともと伝えたいことがあって、それを歌で表現していくという手法を取ったに過ぎないということなのかもしれません。それが映画かもしれないし、演劇かもしれない。

先に「何か伝えたい思い」というものがあって、それに次いでその方法があるのですが、それが逆転してストーリーが先にあって、何を伝えるかを後から考えるような作品になってしまっているのだと思います。そうなると、見ている人からすると「押し付け感」が否めない感じになってしまいます。

宮崎駿にしても、高畑勲にしたって、東映動画の労働組合で意気投合している訳ですけど、そこにあるのは社会に反発するエネルギーであったりする訳です。そこで自分たちがアニメーションで社会を変えるという方向で作品が次々と実現していくのだと考えています。そういうパワーが膨大な作業量にも耐えるエネルギーを生んで、凄まじい作品を生み出してきたのだと。

本当に大事になるのは、自分が何をしたいかという情熱を持つ事なのだと思います。今の日本の社会では、豊かな社会になって反骨精神を持つ動機が失われてしまいました。こんな中で情熱を持てなくなっているのは、若者だけではなくて、宮崎駿や高畑勲自身もそうであると思います。

情熱に人は感激するし、情熱に人は動かされる


Placido Domingo - Granada
 


Juan Diego Florez sings Granada

宮崎駿の情熱とは?

カリオストロの城は、1979年(宮崎駿が38歳頃)に監督を務めている作品な訳ですけど、製作期間は僅かに4ヶ月しかかかっていません。「かぐや姫の物語」なんていうのは、製作期間が8年もかかっていますけど、カリオストロの城は僅か4ヶ月です。このカリオストロの城自体は、宮崎駿が非常に力を入れた作品でしたが、観客動員は振るわずでしたが、情熱をかけた作品だけあって、現在でも色あせません。当時作られた多くの作品は、とっくの昔に「見るに耐えない品質」になっているにも関わらずです。

カリオストロの城の場合には、お姫様が何者かに追われていて、それをルパンと次元が助けるシーンが冒頭にあります。そこで言われている言葉は、次元「どっちにつく?」ルパン「女」という答えです。ルパンのスケベぶりが出ていて、子供たちに悪影響を及ぼすような発言なのですが、作品自体が生き生きしたものになっています。

お金の為に作る作品は残らない

お金の為に何かをしようと思っていると、情熱的な作品を作り上げる事はできません。良い作品を作りたいと思うならば、情熱を傾けていく事が全てであり、それが結果としてお金を生み出す原動力になるのだと考えています。1本の映画作品を作ろうと思った時には、単にそのロケ地に2-3日取材に行って楽しい旅行をして、それで作画を行って美しい風景を描いただけでは、アニメの良さが何も見えてきません。

スタジオジブリは、確かに映像として「高いクオリティ」を表現できるようなスタジオを持った訳ですけど、肝心の情熱を持った人材と言うものが欠けてしまっていて、独裁的な宮崎駿、高畑勲の事務所みたいになっている感じがあって、それに反発する事がないような感じになってしまっています。作品自体は、高品質、高いクオリティを感じさせるものなんですけど、そこに情熱を感じることができなければ終わりなんです。

このブログだって全くお金にならないけど、自分の頭を整理するうえでやる意味はあると思っているし。

無難な作品に個性がなくてつまらない

クリエイティブな作業と言うのは、映画の大作に限った事ではないのです。多くのキュレーターを抱えるNAVERまとめであっても、最近になってトップページに出てくるのは、無難な作品ばかりですね。広告主を意識してしまうのは仕方ないのですけど、もう少し反抗的なものがあってもいいんじゃないかなと思うんですね。そういう反抗的なものは、後からサービスを飛躍させる原動力になる可能性を秘めているからです。

NAVERまとめに限った話ではなくて、私がプロデュースしているウェブサイトであれ、イベントなどでの人選であれ、少しぐらい変わった人選を行ってぶっ壊した方が面白いものになる事が多いのですが、周囲が無難な人選を望む事が多いのです。それが高いクオリティを実現すると言えばそうかもしれないですけど、高いクオリティだけが必ずしも良いものとは限らないんですね。せっかく良い人選をしていったにも関わらず、無難なところで決まっちゃうとがっかりしますね。高いクオリティの意味を勘違いしていませんか?と。

会社にいて情熱を失う人たち

会社員で頑張っていて、社会を良い方向に持って生きたいという情熱を持ち続けているというのは、簡単な事ではありません。雇われている人なんて、所詮は給料が貰えて、休日に楽しく遊べればいいと思っている人が大半です。そんな人がどうして情熱的なものを作り出す事ができるというのでしょうか?本当に僅かな金額がポケットに入ってくればいいと考える程度でしょう。

私は、情熱を話してくれない人に面白みを感じません。お金儲けの話は大好きなんですけど、生活に困らないぐらいのお金儲けなんて誰でも出来る事なんです。少しの能力があれば、人より金を稼ぐ事なんて、それほど難しい事ではありません。だけど、1度きりの人生でそんな詰まらない事を考えていたって意味が無いと思うのです。付き合う人たちは、みんな情熱を持った人たちの方が楽しいと思っています。情熱があるか、情熱がないかで付き合う人を決めたいのです。

情熱を貰ってばかりでいいのか?

情熱をくれる歌手とか、情熱をくれるテレビ番組とか、そういう情熱的な人々を賞賛するという事は、簡単で誰にでも出来る事です。だけど、そこで自分が持った感覚であったり、情熱などを人に伝える機会というものはあるのでしょうか。会社員の人と付き合っても、面白い人が少ないのは、ちっとも情熱というものを感じられなくて、日々の業務をやっていればいいみたいな雰囲気があって。ほんと、そういう話ってつまらないよね。


コピーと本物の違いとは?

情熱の薔薇・・・・ブルーハーツ。聴いているだけで「情熱」が伝わってきます。情熱とは、こうやって伝えるものなんですね。人は、本気で歌を見てほしいと思ったら、衣服すら脱ぎ捨てるのかもしれない。

下の動画が下手糞なコピー作品。情熱など何も入ってないので、曲が全く良く聞こえないのです。名曲というものがどうやって生み出されるか良く理解できます。歌自体は上手なんだけど、そんな事は、人に何かを伝えたいと言う時に関係ないんだわ。これが10年後も残る訳がないでしょう?情熱が入ってないからさ。仕事というものをなめんなと。


自然と調和することの意味

日本で一流の建築家とされている丹下健三は、東京都庁を設計した人として有名ですけど、東京都庁は、今になって多くの設計上の問題を抱えていた事が判明しています。東京都庁だけではなくて、丹下健三が設計した多くの建物が構造上の問題を抱えていたのです。上野にあった高級ホテルのソフィテル東京の建物は、1994年に設計されましたが、2008年には解体されています。また、 グランドプリンスホテル赤坂・新館(1982年)も解体されました。このように丹下健三の設計に多くの無理な点があった事が明らかになったのです。

スペインのサグラダ・ファミリアに関しては、建設に100年以上かかっていますけど、自然を活用したような流れるような形が自然に作用して、こんなに長期に渡って建物が維持できるのだと考えます。サグラダ・ファミリアについては、100年後の今見ても「斬新だな」と思いますが、都庁については既に陳腐化してしまっており、建築の魅力などを感じることはなくなっています。

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都庁

 

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Twitter+Instagramでフォロワーを集めるセルフブランディング

  • 3 March 2015
  • のぶやん

現在、芸能人などの指標は、Twtterのフォロワー数だけではなくて、Instagramのフォロワー数も重要になるようになってきました。Instagramは、写真をアプリから直接アップロードするサービスで、10代後半から20代ぐらいまでの人に爆発的な人気になってきています。フェイスブックよりもオープンにしている人が多いのが特徴で、芸能人、モデルなども使っています。

特にライフハック系に強さを発揮しており、女子向けのライフ写真がウケがいいように感じます。美女が見せる生活の様子が写真との相性が抜群で、文章が少なくて良いので、投稿する側、見る側ともに負担が少なくて済むのです。スマートフォンだからこそ、撮影してすぐに投稿できるというのもInstagramの人気の理由と言えるでしょう。白いふちで美しい写真が並んでいるところは、女子力の高さを競う良い場所となっているようです。

インスタグラムの影響力が重要

どこかの事務所に所属している芸能人である訳でもないのですが、フォロワーを数万人単位で抱えており、かなりの影響力を持っているので驚きます。金を使ってリア充を楽しんでいる様子を多くの人がどうして投稿しているのか?それは、リア充している人間と「多くの人が友達になりたい」と思っており、リア充していないデブでキモイ奴と友達になりたいと思う人はいないという社会になりつつあるからです。多くのフォロワーからInstagramの写真などに反応があれば、自分に自信が付きますし、更に輝きを増すというものです。

村上萌さん
https://instagram.com/moemurakami_/
さすがにライフプロデューサーとして、2万5000人のフォロワーを付ける人気ぶりです。

はあちゅう

https://instagram.com/ha_chu/
村上萌さんには及びませんが、それでも11000人の利用者を抱えています。

こうしたフォロワーが多い「リア充組み」の特徴ですが、とにかく投稿枚数が多いということがあります。投稿枚数は数千枚にもなっており、それだけ「良い写真を見せる為のコスト」もかけている事になり、ある意味ではマーケティングコストというのでしょうかね、フォローを集める為に素晴らしい生活ぶりを披露していかなければいけないんですよね。

自分の生活に近い人が集まる

Instagramにアップロードしている写真によって、生活の質というよりも、食べているものが分かるだけで生活の質とか考え方とかをうかがい知る事ができます。先ず、いけてない人間というのは、健康に対する意識が低くて、食べるものが良くないものを食べている傾向があります。いけている人間というのは、食べるものに気を使っていて、健康意識が高いのです。

ラーメンの写真とか平気で掲載している奴は、大体がいけてない人間ですね。健康意識が高い人は、ラーメンとかあまり口にしないと思いますので。マクドナルドとかはもってのほかですわ。そんなゴミが食うのが好きな人が近くにいたら、友達としての付き合いを考え直した方がいいというものですね。マクドナルドを好きな人は、お金にも生活にもルーズな人が多いですからね。

多くの人は、無意識のうちにInstagramで「付き合いたい人間」「付き合いたくない人間」を決めているのでしょう。あとは、いけてる人というのは、ほとんどの人が「旅行の話題」が入ってきます。旅行でどこに行ったというのを1年に何回かあるという事は、そうしたゆとりとお金があるという事を意味しています。

更に言えば、人に自分の写真を含めて公開していくという事は、常にファッションセンスに気を使わなければいけないので、ファッションのセンスであったり、ファッションに投下するお金を求められています。洋服を季節に応じて買い続けるというのは、毎月のように数万円、女子であれば5万以上かかる事は確実で、その財力が無い限りは、人に見せるようなファッションを維持する事は厳しいでしょう。

芸能人たちでも負ける社会

個人がここまで情報発信して強くなってくると、芸能人などでも簡単に勝てない人たちも増えてきています。それは、フォロワーを10万、100万単位で抱える超有名人であればいいかもしれませんけど、事務所に所属しているだけで売れていない芸能人などというのは、フォロワーの数や知名度において、インターネットの有名人にも負けてしまいます。

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コミュニケーションをとって自己改善をしていくことの重要性

  • 21 January 2015
  • のぶやん

イケダハヤト氏は、1986年5月24日生まれの28歳ぐらいなわけですけど、彼のスタイルを見ると非常に細くて、明らかな運動不足を見て取れます。どういった理由からか分かりませんが、彼がそれほど運動をしていないという事だけが明らかな訳です。そして、ほとんど運動をしていないという事は、どうしても外見がやせ細ったオッサンぽく見えてしまう。イケダハヤト氏を見てると、どちかと言えば若者よりもオッサンに見えてしまうのです。姿勢が良くないという事もマイナスに作用しています。

もし、イケダハヤト氏が特に「運動できない理由の病気」などをお持ちでなければ、積極的にジムやプールに通って筋力増強をはかっていくべきでしょう。ひ弱で筋力が全くないという人は、モテない(イケダハヤト氏には奥さんと子供がいるのでモテる必要はないかもしれないが)だけではなくて、ビジネスにおいても不利になります。ビジネスにおいて、外見が良ければ良いほどビジネスに有利になるというのは常識となっています。

誰にでも起こりうる体型の変化

私に関していえば、東京で大学生をしていた時ぐらいまでは、ウェストも細くて「モデルをやるべき体型」と言われたのですが、20代中盤を過ぎた頃から、友達の女性に「スタイルがそれほどでもない」とまで言われるようになりました。自分ではスタイルは良い方だと思っていたのですが、それはショックな話でした。しかし、客観的に指摘してくる人がいるというのはまだ良い方ですね。そもそも、結活市場においては、20代女性と30代女性が競争にならないというのもそうおいうことなのだと思います。

大学生時代の私は、ウェストが細すぎる事を逆にコンプレックスにもしていたように思います。女性のように細かったウェストは、男性らしく見えないというのがその理由です。しかしながら、年齢を減るに連れて細ったウェストが全くなくなったと気がついた時には、現代的にスタイルを良く見せる為には、ウェストが相当に引き締まっていないといけないという事に気がつきます。私は今でもジムに通っていて全く太っていないのですが、それでも昔の体型を維持するのは難しいという事です。老いは下半身からという事が言われることが多いですが、上半身が細っている人は、下半身もヤバい場合が多いです。

人とのコミュニケーションの重要性

多くの人とコミュニケーションをとりすぎると、良い面も悪い面も吸収してしまうことになります。類は友を呼ぶと言われていますが、一緒に行動する人と言うのは、行動が似てきてしまうと言われています。ポジティブな人の近くにいるとポジティブになれますし、ネガティブな人の近くにいるとネガティブになってしまうという事です。常に自分の周囲の人間を見渡しながら、自分が得られる情報感度に敏感になっておく必要があるでしょう。

自分の周囲の人間関係というのは、得られる情報源でもあり、それを『新しく開拓していく能力』というものも求められています。過去の日本では、同じ会社に数十年もいて、情報源が限られていましたが、グローバル化が進む中で、そういった情報源では偏りがありすぎて、長期的に使えない場合が増えてきました。こういった社会では、日頃から更に新しい人との深い形での交流が求められています。

情報力があれば変化に対して敏感になる事ができます
 

女性のコミュニケーション能力の高さ

女性というものは、男性と比較するとコミュニケーション能力が非常に高いと言われています。女性同士でのコミュニケーションというものが非常に活発に行われており、女性の多くが「女子会」と称した食事会などを開催して、沢山の議論を行っていたりするものです。「女性が男性よりも浮気に気がつきやすい」などと言われる事があるとされていますが、女性同士で交換した膨大なデーターが蓄積されていて、「勘が働きやすい」という状況になっているのです。

女性というものは、変化に非常に敏感であり、髪型を変化させたとか、雰囲気が変わったとかいうこにすぐに気がつきます。日頃から情報を収集する能力が男性よりも数段上であるとされています。狭いコミュニティの中で変化に気がつきやすいというのは、身を守る上でも大事になるのでしょう。一方で、女性が保有していない膨大なデーターベースにない外部の変化などに弱いという可能性があります。男性の方が外部の情報を集めて、それを分析して自分たちの生存に用いるという活動に優れているような気がします。

自分に対して改善を重ねていくこと

自分が何かバリューを提供したいと思ったら、新しい事を学習していったり、新しい情報を仕入れたりする必要性が出てきます。自分の周囲の人間から見聞きしたり、インターネットでもテレビでも何でも良いので、新しい情報に常に敏感になっておく必要性はあるでしょう。新しい情報を得る事で、自分に対して改善を重ねられる可能性が出てきます。今の自分に対して改善を重ねる事ができなければ、将来が先細りになる事は明らかです。

情報を得たとしても、多くの人はその情報を得たままに放置してしまいます。それが一番やってはいけない事で、情報を得たのであれば、それをメモしておいて、後でまとめて情報処理を行う必要があると考えています。自分がどのようになりたいかを想定して、それに向かって改善を重ねていけば、いずれはそのポイントに到達できる可能性が高くなります。頭で考えるだけではなくて、具体的にどこをどう改善すれば良い方向に向かっていくかを考える必要性がありそうです。

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とりあえず行動してみればいい!という奴は馬鹿

  • 19 January 2015
  • のぶやん

イケダハヤト氏は、やらない理由を探さずにとりあえず行動してみればいいとブログで述べています。高知に移住したいと思うから、とりあえず移住しようと言うイケダハヤト氏の選択は、私にとっては本当に馬鹿げた選択にしか見えません。田舎に期間限定で行くなら良いのですが、移住して何年も田舎に住むなんて。

「高知がいいと思ったから、高知に移住しよう」という事では、どうして高知に移住するかが良く見えてこないんですね。そういう所は、1年ぐらい熟考した上で決めるべき事もあると思うのです。しっかりと考えてから決めないと、後から時間やお金をロスする危険が大きくなります。

田舎で生まれて、田舎で育って、田舎の厳しさが身にしみて分かる私から言わせてもらうわ。

イケダさん、田舎をなめてんじゃねぇよ!と声を小さくして言いたい。

田舎はのんびりしていて、楽しくて、その上にイケダハヤト氏がブログを書けば、貯金も出来ますという理想論を並べるのはいいでしょうけど、そんなの長続きしないと思いますよ。田舎なんて、高齢者に囲まれて、情報に偏りがある中で刺激ない暮らしをしないといけないんです。
 

イケダハヤトは流行についてこれない

イケダハヤト氏は、東京から移住したばかりだから、今は都会の情報もあるので、1-2年ぐらいは何とかなるでしょう。その先はどうするんでしょうかね?!田舎の情報を発信したところで、誰から注目を集める事は出来ません。

最もヤバいのは、田舎に住む事によって、人脈形成がなされないという事です。人脈というのは、それ自体が自分に新しい情報であったり、発見を与えてくれる事でもあります。インターネットで働くからと言って、人脈なしでビジネスを長時間やっていくなんてとても無理です。

行動する前に良く考える

何かを行動する前には、良く考えて、しっかりと準備してから行動するのが良いと考えています。職場を辞めるのであれば、最低でも1年ぐらい前から準備する必要があります。「辞めたくなったから辞める」という事では困るんですね。若いうちにそういった無計画な事を繰り返していると、中高年になってから困る事になりかねません。

行動する前に良く考えておけば、お金をしっかりと蓄えてから行動をしたり、移住先の事を良く調べたりするという事ができるようになってきます。少なくとも、移住する前に何度も視察して様子を見たりするぐらいの努力が必要でしょう。移住先をいくつか候補を並べて、その中から選ぶような形もよいでしょう。とにかく情報を集めるところをしっかりやっておかないと、後からどんなトラブルに巻き込まれるかわかりません。

漂流家族というの知ってる?

ブログをやっているイケダハヤト氏であれば、「漂流家族」「竹下家」というワードで検索をすると、動画を見ることができます。6人家族を抱えて、北海道の浜頓別(はまとんべつ)という田舎町に引っ越すとうい決断をします。そこでローンを組んで2000万円の家を建てます。

それを桜庭さんという方が僅か3年の付き合いで保証人を引き受けるんですね。頭金なしの2000万円 30年ローンの保証人を引き受ける桜庭さんも人が良過ぎです。43歳で頭金無しの30年のローンは、金利3%として元利均等で月85000円で払い終わるのが70歳を超えるという現実があります。

この家族はいつもいきあたりばったりですね。だから上手くいかないのです。計画性がなく移住してみたり、計画性がなく仕事を辞めてみたり、計画性がなくローンを組んだりというのは、後から大変な事になる原因になるのです。北海道の超ド田舎にローンを組んで家を買って、数年後にその家を出て埼玉に戻る事になります。退職金100万円は、埼玉に引っ越すけど、敷金・礼金と家具で退職金を使い果たして、家賃9万円を払えなくなり、家が保証人の持ち物になります。

北海道にあるほとんど無価値の家のローンの為に子供までが勉強を放棄して労働するなんて。


借金を背負った人の特徴は、「今はそんなに考えても仕方ない」とか言うんですよ。お父さんは、仕事が決まらない子供に怒っていますけど、もともとは親父が自分で作り出した借金なのにね。パパからすると、「子供がお金を入れてくれる人」としか思ってないんじゃないかとか。

お父さんが仕事を辞める都度、トラブルになっている事が分かります。お父さんが成人していない子供の収入を当てにするという非常に暴走した状況になっていきます。子供は高校を退学するという事は、人生の先がもう無いということを意味しています。高校すら卒業していない人を雇ってくれる企業は、ほとんど皆無です。北海道から埼玉に出てきて以降、半年間ほどローンを支払っていないという事です。ローン残高はほとんど減ってなくて1800万円。

この家族のテレビを見た人の感想
竹下家のビデオ

大事なのは人生の計画性なんですよ。

有吉を見てみるとわかるのですが、彼が芸人として復帰できたのは、彼が売れっ子だった時にも家賃が安い場所に住み続けて、コツコツと貯金していたからです。7000万円の貯金があったから、ニート状態にある時でも何とか耐えられて、芸能界に復帰する事ができていました。

都会から逃げてきたイケダハヤト氏だって、田舎の方たちは暖かい目で見つめているかもしれないけど、生活がしっかりしていればですよ。ブログ「だけ」で稼ぐというのは長く続かないので、外部の人としっかりとコンタクトを取りながら、安定した職業にしていく事が大事ですね。

最後の桜庭さんの言った言葉が印象的ですわ。「謝罪なんていらないから、誠意の金を1万でも2万円でも出してくれ」と言われていました。」無計画に借金なんてすれば、オワリなんですね。

お金のトラブルが大きい

人生に絶対に計画性が必要になるというのは、お金に関するトラブルが起こる可能性があるという事です。例えば、貯金もなくて大した実力も無いにも関わらず、田舎から都会に引っ越してくればいいじゃないというでしょう?それで、無計画に何か大きな買い物(旅行とかパソコンとかね)をしたとするでしょう?そういう知り合いがいて、その人は結局、お金が足りなくなって夜の世界で働くハメになったんですね。それでいいのか?という話です。

親が都会についてアドバイスできれば、お金を工面したり、準備ぐらいできるのでしょうけど、親も都会でかかる費用や事情も理解していないのでしょう。そういった無計画さを周囲が見てしまうと、「ああ、この人はお金にルーズな人なんだな」と思われちゃうかもしれないですよ。そんな事をしていたら、友達付き合いだってうまくいかなくなる可能性があります。

イケダハヤトがビットコインに夢中

イケダハヤト氏は、ビットコインに夢中なようで、ビットコイン取引所であるQUOINEX取引所を使って、多額の取引を行っているという事です。ビットコインというのは、上下が激しくてスリルがありますが、1000万円以上の資金投下を行っていて、ピーク時より500万円下げた事をブログで報告するなど騒ぎ立てています。

1000万円も投資しなくても、普通にお小遣いでビットコインの投資を楽しむぐらいであれば、やってみるのは経験値を上げる上で良い事かもしれません。

単純作業の労働者を脱するセルフブランディングの方法とは?

  • 7 January 2015
  • のぶやん
セルフブランディング

日本が戦後には、原材料を輸入して加工して輸出するという第二次産業と呼ばれる工業が盛んに行われてきました。しかしながら、工場で加工して輸出物の生産が海外にシフトしていく中において、第三次産業と呼ばれるサービス産業が発達しています。そのサービス産業もどんどん競争が激しくなってきており、小売の販売価格の激安化やホテルの激安化など、主に労働者の価値を引き下げる形でサービス産業の低価格化が進んでいるとされています。

そういったサービス産業に従事する労働者たちは、グローバル競争の中で単価がどんどん引き下げられており、単純作業では「飯を食うのが精一杯」という人が沢山出てきています。シティホテルというものが激安のビジネスホテルに食われて従業員の給与も引き下げられたり、ユニクロのような「ファストファッション」が流行する事で、アパレルの小売をやっている従業員の給与が引き下げられたりします。何も考えずに単純作業をやっているような労働者の給与はどんどん引き下げられていく傾向があります。

セルフブランディング

このようなサービス産業で単純労働者として働きたくないという人は、自分にしかできない仕事というものを模索していかないといけない段階になってきています。言い換えれば、個性を輝かせるということで、そうした考え方からインターネットを使ったセルフブランディングというものが流行していると考えられます。現在、自分が行っている仕事について独自の考え方を極めていって、「自分らしさ」を模索しながら人生を歩むという感じです。

芸能人も顔負けの一般人たち

テレビに出たりするコメンテーターなどは、「文化人」などと呼ばれてきましたが、インターネットが出る前までは、そういったブランディングする場所がテレビ・新聞・雑誌・ラジオなどに限られていました。そこにインターネットが入ってくると、ブログなどで情報を発信して有名になる人が出てきて、「セルフ・ブランディング」などと呼ばれるようになってきました。

はあちゅうさんのように28歳(1986年1月22日生まれなのでもうすぐ29歳)とか、安藤美冬さんとか。安藤美冬さんに関して言えば、ノマドワーカーとしてセルフブランディングしていますが、その実態が良く分かりません。私からすると、究極のノマドワーカーというのは、オンラインコンテンツを中心に稼ぐイケダハヤトみたいな稼ぎ方だと思うんですが(現実的にはイケダハヤトもAdsenseで5万程度しか稼げていないんだけど)、ノマドワーカーというイメージと安藤美冬さんのやっている事には乖離が生じています。
 

インターネットで名前を売る

自分の生き方などを全面に出した方では、BLOGOSで実名を出しているカサコさん(元アイフル社員)であったり、立花岳志さんなどがあります。いずれもインターネットで名前を売って別のビジネスに結び付けるという現代的なフリーランスという事ができるでしょう。自分の名前を公表した上でブログメディアで考え方、生活を公開する様子は、「芸能系の文化人」とも言える活動です。

韓国で成功した市民メディアと言われている「オーマイニュース」が日本で失敗しましたが、BLOGOSの場合には、ライブドアブログなど自身のブログを転載するという形で、ある程度のPVを集めてそれなりに成功しているメディアです。インターネットメディアで名前を売りたいという方には、こうした場所を利用するのは良い方法である気がします。Twitterのフォロワーを増やしたり、ブログにアクセスを誘導したりすることが可能になります。

セルフブランディングが成功するまでは、ほとんど無料で働かなくてはいけないし、成功したところでどれぐらいの報酬が得られるかは未知数です。「この人が言ってるからフォローしてみたい」と多くの人に思って貰うには、インターネット上で目立った活動を行っていかなくてはいけないという事になります。ネットで炎上しそうなネタを取り上げるなど、何らかの注目される活動が必要になりそうです。

企業の中で名前を売りづらい

企業の内部にいる人だと、名前を売るのが仕事である芸能人でもない限りは、名前を売って自分の存在感を目立たせる事は非常に難しいと言えるでしょう。はあちゅうさんは、キレナビの編集長をしていた訳ですけど、キレナビ自体がはあちゅうと結びつく事が難しくて、キレナビを宣伝するのに苦労していたようです。結果として、キレナビが成功する事は無くて、サイブリッジに売却されてしまいました。

はあちゅうは、その後にフリーランスになった訳ですけど、フリーで活動した方が明らかに稼げるようになっていたし、フリーで活動していた方が彼女の特徴を活かせるものと考えます。企業の下で働いている社員というのは、企業の利益を考えないといけないながら、他の人と似たような安い月収で、自分のブランドで宣伝するというのは、割に合わないんですね。

セルフブランディングの基本

セルフ・ブランディングの基本は、ブログ、ソーシャルメディア(SNS)、動画です。いずれにしても、ある程度のアクセスを集めて、今までアクセスを集めた人に絡むなどして紹介して貰うなどで自分の保有資産に対するアクセスを更に集める事が必要になります。いくらブログを書いても、いくらソーシャルメディアで情報発信をしたところで、アクセス数が取れなければどうにもなりません。

セルフ・ブランディングの基本としては、誰かに注目して貰う事なので、炎上でも何でも良いので、とにかく世間の注目を集めて名前を売る事をしないといけないでしょう。自分の強みが何かをしっかりと理解した上で、その強みについて語るというスタイルが良いとされています。例えば、英会話で可愛い語り口調のちかさんなどは、英語でセルフブランディングをしています。表情の多彩さ、そして英語の流暢さ。他の人が真似できない独自性でアクセスを集めています。

利用していくべきツール

最近では、フェイスブックが買収したInstagram(インスタグラム)で写真をアップロードするのが流行しています。インスタグラムの特徴としては、最初から携帯(スマートフォン)向けに作られているので、スマートフォンで使いやすくて、なおかつ写真を綺麗に表示するという事ができるという点です。

最近、芸能人の情報発信部隊として、アメーバブログに代わって人気を集めてきているのが「LINEブログ」です。「2015年1月中旬より、アーティスト、タレント・モデル、スポーツ、スペシャリストの4部門で、条件を満たす方ならどなたでもご利用いただけるようになります。」という事で、芸能人・有名人であれば、LINEブログを利用する事ができるという事です。一般に開放される日も近いかもしれません。

怪しい物販のビジネス

アマゾンとかで仕入れて売ると言ういわゆる『物販』をしている知り合いが結構いるのですが、そういった物販ビジネスは、物凄い単純作業を外部の業者に投げる事で、「月額100万円」を稼ぐとかいうのを目指す人が多いのです。アマゾンのFBAで納品するとして、純利益20%なら、月利50万に必要な売上が250万円、商品回転率8割とすると300万円ほどの在庫が必要になります。300万円の在庫を抱えるのは、結構なリスクをとってると思うんですよね。月額100万稼ぐには、600万円の在庫を保有する必要があります。

300万円の在庫を抱えて、もし商品が半分ぐらいしか売れなかったりすると、利益率が低下することになって、更に厳しい状況になります。更に言えば、300万円の在庫を「毎月さばききる」事が必要になり、さばけなければすぐに収入が下落します。また、アマゾンFBA以外の無在庫販売で行った場合には、利益率が低下する事になってしまいます。このように物販ビジネスと言うのは、リスクと隣り合わせであり、そのリスクコントロールに物凄く労力がかかるという事を知っておくべきでしょう。

セルフブランディングと生き方

セルフ・ブランディングというのは、基本的にどこかのメディアで名前を売ればいいということになっていて、現時点において「テレビ」というのが最も強力なメディアです。安藤美冬さんも、運よく「ノマドワーカー」として情熱大陸に出て有名になりました。ご本人も「情熱大陸に出たのが転機になった」と述べています。ただし、一度有名になったからと言って、その後の仕事が順調にいくかどうかは本人しだいという事でしょう。安藤美冬さんに関しては、インタビューを見た限りでは、目標設定が非常に曖昧で、「将来何をやりたいか分からない」と田原総一郎さんにも指摘されていました。

安藤美冬さんは既に35歳なわけなんですけど、「何がやりたいか分からない」と指摘されるようじゃダメな年齢だと思うんですね。30歳ぐらいまでならば、「将来、何がやりたいか分からない」と指摘されてもいいんでしょうけど。若くて、お綺麗で、多くのサラリーマンが憧れるとされる「どこでも働ける生き方」を模索しているみたいですけど、実態としては大学講師などを務めていて、テレビのイメージが出した「ノマドワーカー」という働き方と乖離しています。「近い将来海外でのんびり暮らしたい」という何となく言ってみた台詞とも乖離しています。

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インターネットの著名人たちの活動!成功しているインフルーエンサ―は、ツィッターのフォロワーが数万人!

  • 12 December 2014
  • のぶやん

インターネットのブロガーで有名人のでは、はあちゅう(Twitter)であったり、安藤美冬(Twitter)、イケダハヤト(Twitter)など、いわゆる「ネット著名人」と呼ばれる人たちが活躍しています。こうした人たちは、フォロワーを5万人ほども抱えており、それほど売れていない芸能人よりも多いフォロワー数を誇っています。

この人たちは、いずれも個人のフリーランス(もしくは会社を保有)として活動しており、インターネットを利用したセルフ・ブランディングに成功しています。そして、インターネットを活用した自由な生き方の模索をする20代、30代を中心としたインターネットのユーザーに支持を集めています。



フォロワーの質の重要性

安藤美冬さんは、ソーシャルネットワークを使って、営業活動を行わずに仕事を取るという事を推奨していますが、フォロワー数が5万人という数字よりは、それをフォローしている人が影響力を持っていて、多くのフォロワーを抱えている人がリフォローしてくれるという事が重要であると感じます。非常に強力なフォロワーがいれば、リツイートで拡散力があるからです。

多くのフォロワーを抱えている人にリツィートされれば、それがツィッター上で拡散されて、注目される事になるというのは良くあることです。毎回、リツィートの数が多いという事は、それだけ「良質な記事」を配信しているという事でもあり、5万フォロワーしか抱えてないにも関わらず、影響力が50万-100万フォロワーになりえるという事を意味しています。

芸能人などの影響力

芸能人の影響力を図るうえでも、Twitterのフォロワー数などは、有効な指標になりつつあります。多くのフォロワーが付いている芸能人ブログなどで、情報を流すことができれば、テレビ番組、ラジオ番組などでも集客効果を期待できるからです。そうしたフォロワーを持つ芸能人を出演させれば、それだけで視聴率が取れる可能性があるという事です。

芸能人は、テレビやラジオ以外にも、自分の情報を発信する手段がある訳ですから、売れない芸能人であればあるほど、自分から多くの情報を提示していくべきなのだと思います。現在では、多くの芸能人がブログを書いており、一部の芸能人は「ブログで生計を立てている」と言われるほどの稼ぎをあげています。

ネットのマーケテイングで失敗する企業

私もインターネットのマーケティングなどが仕事のひとつなので、ホームページをネットで多くの人に見て貰いたいという企業の要望を聞くことがあります。特にベンチャー企業などでは、マーケティングにお金を使えない中で、ウェブマーケティングを成功させる為にソーシャルネットワークを使いたいと考える企業は多いでしょう。そして、質問されるのが「どうやったらネットでマーケティングできるのか」という事です。

結論としては、検索エンジンで上位を取るために情報を大量に発信するか、拡散されそうな情報を大量に配信するかのどちらかで、どちらも時間がかかる作業です。しかも、マーケティングチームを結成するなどして、本格的に取り組む必要があります。ほとんどの企業はそんな事をやる時間がないと言い訳して、マーケティングに無知な社員に自社のTwitterを管理させて、情報発信をするだけでフォロワーを増やす努力を何もしていないという事が良くあります。これでは、何もしてないのと同じです。
 

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ウェブの戦い方が大きく変化する時代

  • 19 October 2014
  • のぶやん

ベンチャー企業の常識と言えば、現在、活躍しているツールの新しい代替品を見つけてくると言うことにあります。

多くの人が携帯電話のメールを使っているという現状であれば、LINEを携帯電話の代わりになるという事で爆発的に普及しています。また、スマートフォンは、今までのパソコンの代わりをする閲覧装置であったり、ゲーム機の代わりとしても十分に機能することができます。そうした新しい代替品が時代を少しずつ変えてきたということができます。

ノーベル賞の中村修二さんの例を見れば分かるとおり、現在の日本の会社が技術を持った人材を軽視している事は明らかです。科学的な分析が出来ない人間がトップに居座って権威をふるう日本社会は硬直化しており、能力主義ではない完全な権威主義に陥っています。このような日本の状況は、第二次世界大戦の当時と何ら代わる所がありません。

科学の力で勝負する時代

サイバーエージェントの藤田氏は、技術者が活躍するような場所を作りたいとして、技術者を500人規模など大量採用をしています。技術者を活用する戦略などがあって、IT企業らしく営業集団から技術者集団に移行していきたいという会社の方針が見て取れます。現在のIT会社の多くは、営業すらインターネット上に移ってきているので、必要となるのが技術を理解する人間になっています。営業担当者ですら、多くのウェブ技術を持ち合わせる事に越した事はないのです。

サイバーエージェントに限った事ではなくて、どこの会社であっても、ウェブに精通している人材と言うのが必要です。エンジニアを持ち上げて、企業がもっと科学的にならなければ、世界で太刀打ちができない時代になってきているのです。実際に運用を行う現場の人を軽視したのでは、良いウェブサービスを作り上げる事は絶対に不可能です。

技術者が次々と辞めるようなIT企業は遅かれ早かれ潰れる

現場の人の発言を重視する

現場の人というのは、最も情報を持つようになるのは当然です。戦争中においても、最も現場の状況が分かるのは、現場で戦う人たちであったり、現場にいる指揮官であったりします。食料が不足していたり、弾丸が不足していたり、敵の攻撃がどの程度のものであるかを現場が把握するのです。そうした人たちが日頃から付けている記録であったり、発言などを上層部が理解して、それに対応する能力が求められます。上層部は、現場の意見をくみ上げて、それを解決する手法を模索していく必要があるのです。

現場の人の発言を重視する為には、組織における柔軟性というものが必修になってきます。組織というものは、様々な意見を取り入れながら、上手に現場の人と合わせて修正を加えていくものになります。上層部が現場に対して威張り散らしていると、現場の人がどんなに良い情報などを持っていたとしても、上層部にあげてこない危険性が生じてしまいます。下の人からフィードバックが得られないと言う事は、組織の情報交流に支障が出てくるので、組織として大きな問題点になります。


現場の技術者を束ねられない上司は辞めさせるべき

良くある「こうしたい」という要望

現場で技術に関わる人に対して、技術者でもない何も分からない人が無理な要望をぶつけてくるという事は良くある事です。技術がわからない人に限って、無理な要望をしがちですし、頭の悪い人に限って技術者が言う事を分かったふりをする傾向があります。現場で技術を握る人間がそのまま進めていけば成功するプロジェクトであったとしても、人の意見が入ってくると崩れてしまうという事は良くある事です。上層部が現場の意見をまともに聞こうとしなければ、現場としては上層部に情報をあげない傾向が強くなります。ヒトラーなどに意見する人がいなくなった結果として、彼が裸の王様になって判断する情報が欠落していたのです。

技術が全く理解できない顧客とはできるだけ付き合いたくない

日本企業における技術部門の軽視

日本企業は、技術に関心のある人材を大事にしようとしてきませんでした。技術を高めようとする人材に報酬を与えようとせず、逆にそれをコントロールしようとする姿勢が強すぎるのです。その結果として、技術を高めようとするやる気が失われて、日本の技術力が低下していくのです。ソニーなど家電業界の没落は、こうした日本の「権威主義」とも言える技術力の軽視が招いた事だったと考えられます。

日本では、「技術は会社のものにする」という意味不明な法案が通過しており、会社が報酬を決めさえすれば、開発した技術が会社のものになってしまいます。新しいベンチャー企業を興して、自分が開発した技術を使って大金持ちになるような夢も希望もない社会にしてしまっています。現在、お金と権威を持っている人たちがそれを守ろうとする力が強すぎて、国家の力がどんどん弱まっているのを感じますね。

技術屋の多くが朝から晩まで働いてる。成果が出たら遊んでる司令官のものになるのはおかしい

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