マーケティング

商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称。市場活動。販売戦略。

コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則

サイトのコンテンツを大量に準備する方法

  • 22 September 2012
  • のぶやん

戊辰戦争前というのは、侍が白兵戦と言われる刀を持って切り込むという手法が主流でした。これは、鉄砲の精度が悪かったので、近距離で切り込んだ方が相手を倒せる可能性が高かったからです。しかし、日本では戊辰戦争の頃から銃器が本格的に利用されるようになり、第一次大戦の頃には、完全に銃器が使われるようになっていました。

銃器が発達してくると、今度は1丁ずつの銃が重要になるのではなくて、もう少し高度な「マシンガン」というものが出現して、人間を打ちまくれるようになります。ここにきて、人間の突入は無力なものになり、第一次大戦で塹壕線が始まったのがご存知の通りです。それからマシンガンを打ち消す巨大戦車が出現して、塹壕を飛び越えるようになるという流れです。

・CC Licenceの写真利用

後半部分で書きましたが、コンテンツを大量に準備するには、他人が使っていいよと認めたコンテンツ(CC Licence)のコンテンツを大量に利用するのが良いと言えます。NAVERまとめのように引用すれば全ての写真を利用しても構わない(実際にGoogle imageやYahoo imageはそれをやって稼いでいる)と考える事もできますが、個人や小さな会社では危険を伴います。そこでCC Licenceなどを大量に使っていくのが現実的でしょう。

写真としては、数千枚単位扱うのではもはやお話にならず、数万枚単位から数十万枚単位の勝負を行って行く事になります。しかし、ここが難しいところで、数万枚の写真をどうやって短期間に1つのサイトに大量にアップロードして仕上げるのか?という問題が生じます。そこの技術は問われてしまう訳です。まさか、1枚1枚アップロードしていく訳にもいかないでしょうしね。

例えば、Gatag.netのようなサイトは、自分でコンテンツを何一つ生成していませんが、「CC Licence紹介サイト」として大量の写真を「合法的に」配信しています。
http://www.gatag.net/
今後は、このような形式のサイトが増加していく事は間違いないでしょう。良いコンテンツを多くの人が共有する手段としては、このようにオープン化していく事が重要になります。

・Youtube動画の利用

もっと簡単なところでは、Youtubeの動画をコンテンツとして利用するという方法もあるでしょう。実際に、猫や犬などのYoutube動画ばかりを収集して、それでアクセスを大量(月数百万PV)に集めているサイトも存在しています。ただし、こちらの場合には、自分のサーバーに動画をアップロードしている訳ではないので、いつ消えるかわからないという不安要素が出て来ます。

・コンテンツを大量に取り込みをどうするか

1からプログラミングしていたのでは、膨大な時間がかかってしまうので、オープンソースのCMSを利用しましょう。オープンソースと言えど、多くの機能があって、ほとんどやりたい事ができる場合が多いです。このブログでは、企業でも良く使われるオープンソースのCMSであるDrupalを使っていますが、Drupalは上手に使いこなすまでには、結構な学習量と労力が必要になります。2013年8月にHTML5を主体としたHTML5がリリースされる予定です。そうなると、操作性はかなり高まるはずです。

今ならWordpressを使う人が増えています。ただ、Wrodpressもブログから発展しているので、機能が多数ある訳ではなく、WordpressでDrupalにおけるViewなどの表示機能を上手に実現するのは難しいと言えるでしょう。単純サイトであれば可能かもしれませんけど。


コンテンツの歴史とブログ

・個人ブログの登場

ウェブサイトも、当初のうちは個人のブログに大量の人が注目するような時代がありました。例えば、2000年頃には、月に100万アクセスを集めた「連邦」(吉野健太郎さん運営)であったり、侍魂(2001年1月開設のテキスト)のサイトが爆発的ヒットを集めたりしました。こうしたサイトは、後の2003年頃から広まるWeb2.0「ブログ」という分野に注目が集まる事になります。この個人が日記サイトで人気を集めた時代がHTML主流の時代で「火縄銃」の程度と言えるでしょう。次の2.0系では、誰でも扱えるブログという分野が登場してきます。

・Web2.0の登場

Web2.0の主力はブログであり、2003年頃からLivedoor Blog, Seesaablog, FC2blogなど、ブログサービスが次々展開されて会員数を伸ばしました。この動きは、後からMixi, TwitterやFacebookに奪われていくことになり、ブログは最近では低迷してきました。2003年頃から2008年頃までは、誰でも持てる銃器が大量に出回った時代と言えるでしょう。

・まとめサイト登場

ブログに代わるものとして人気を集めたのが「まとめサイト」でした。ライブドアが主体となって、Googleのプレミアムアドセンスを提供する形で拡大して、Livedoor社による人気まとめサイト囲い込み戦略が成功して、まとめサイトがブームとなりました。その後にNHN社(ライブドア社を買収)は、NAVERまとめサイトという「誰もが簡単にまとめられるサイト」というものを作り出して、こちらも人気になり現在に至ります。このNAVERまとめを例えるならば、機関銃のようにコンテンツを量産できます。

・Google社とYahooの立場

ウェブサイトが出始めた2000年頃は、まだ「ブログ」という概念が確立されておらず、個人の日記がサイト上に書かれる事が普通でした。その為にYahooのカテゴリも有効性を持てて、Google検索よりも人気が強かったのですが、ブログの登場によって「サイト、ブログ」が分けられると、カテゴリで区分するのが難しくなってきました。サイトは時事性の薄いもの(いわゆるまとめられたもの)であり、ブログは時事性の強い更新頻度が高いものと区分されていきます。

コンテンツオープン化の時代

・コンテンツのオープン化の流れ

NAVERまとめなどが出てきた事を見ても分かるようにコンテンツのオープン化の流れは加速してきています。クリエイティブ・コモンズ(CC Licence)も急速に普及してきており、別に自分がコンテンツを全く生産しなくても、他人のコンテンツを引用しながらサイトを形成するという状況が可能になってきています。

自分で記事を書いたり写真を撮影するのには、大量の時間を必要としますが、人の作ったコンテンツを引用するのであれば、それほど時間を必要としないでしょう。サイトを作るうえで、引用というものがますます重要になってくるからです。

・検索エンジンの無意味化

コンテンツのオープン化の流れは、検索サイトを無意味なものにしていく可能性を秘めています。現時点で、既にそうなりつつあるのですが、検索しても同一結果しか得られないという事が発生してきています。現在でも、Googleで何かニュースを検索するとまとめサイトが上位にずらりと並ぶ時がありますが、それは今後も加速していくのです。

 

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この数年の課金ゲームの急成長ぶりが凄まじい

  • 31 August 2012
  • のぶやん

日本で、ソーシャルゲームと言えば、GreeとMobageの2強が形成されています。特に2008年以降にGreeとMobageがCMを使った宣伝効果などで急成長を果たしています。1期の決算(3ヶ月)において、400億円-500億円も売り上げるという凄まじい売り上げで、工場管理などをする訳でもないので利益率も非常に高いのが特徴です。

特にGreeとMobageが成功した理由

GreeとMobageが成功した理由としては、モバイルサイトに特化してユーザーを取り込んだ事です。対してMixiは、パソコンユーザーも取り込もうとしていたので、モバイルだけに特化したGreeとMobageに差を付けられる事になってしまいました。ただし、利益率が高いという事は、携帯ユーザーの1人当たりの課金が非常に高いという事も示しています。

存在していないカードを扱うゲームであるので、ギャンブル性が高いという点も特徴ですが、未成年がのめり込む事に社会がどう対応していくべきかも議論されています。

モバイルを制する物がソフトを制する?

スマートフォンが出現してから、多くの人の生活スタイルが大きく変化してきました。特に10代、20代の若者を中心にして、スマートフォンから情報を取り込む流れが加速してきています。スマートフォンの特徴としては、従来の携帯電話に比べると「定額制」であるので、大量の情報を取り込む事が出来るという点です。

スマホ向けアプリが少しずつ充実

スマートフォンが出始めた頃は、アプリと言えば小型の物が多かったのですが、最近では非常に便利で使い勝手の良いアプリも沢山ではじめました。その代表格と言われるのがNHN JAPANがリリースした「LINE」です。通信回線を使って「無料通話」であったり、無料チャットが出来るという事で、10代、20代の若者を中心に情報をやり取りする手段として人気があります。

スマホに攻勢をかけるNHN JAPAN

韓国のNHN JAPAN社は、スマートフォン向けの事業を強化しています。その1つがスマートフォンの無料通話が出来るアプリLINEで、全世界で爆発的ブームとなっています。もう1つがスマートフォンでもサクサク情報をみれる「NAVERまとめ」です。また、ソーシャルゲームの代表格である「ハンゲーム」も人気があります。NHN社はこの3事業を中核としてスマホ市場でシェア拡大を狙っているようです。

スマートフォンのプラットフォーマー

現在、スマートフォンのプラットフォーマーとして名をはせているのは、利益率の高いソーシャルゲームで成功して資金力を高めたプラットフォーマーです。大手ソーシャルゲーム事業者6社とされているNHN Japan、グリー、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、ドワンゴ、ミクシィの6社に特に勢いがあります。

一時期にWeb2.0と騒がれた2006年全盛期の「はてな」、2006年に上場した「ドリコム」、2003年頃から活躍した「ライブドア」などのブログ系事業者は、ニュースなどに取り上げられる事も少なくなって、インターネット上の影響力を大きく落とす事になっています。

まとめサイト、お絵かきサイト

ソーシャルゲームのプラットフォーマー以外の勢力として注目したいのは、まとめサイト、お絵かきサイトです。いわゆる「コンテンツメーカー」なのですが、最近はこの勢力も勢いがあります。ブログでも集約化が進んで、人気のブログに集中するようになったという事でしょうか。

PIXIV、お絵かきブログもPVを減らすどころか、逆にどんどんPVを増やしています。こちらの方は、日本だけではなくて、少しずつ海外からも登録が得られ始めているようです。

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Togetterをやる人は馬鹿で、NAVERまとめに鞍替えすべきか?NAVERまとめで稼ぐべき理由

  • 26 August 2012
  • のぶやん

Togetterは、ツィッターをまとめるサービスとして、吉田俊明氏が単独で開発して、後に会社化して運営しているサービスです。特徴としては、Twitterを並べ替えたり、選択したりして表示するサービスで、キュレーションサービスの代表格と言えます。面白さとしては、2ちゃんねるのまとめサイトを作るような感覚で、Twitterのコメントをまとめあげて1つのページを形成する事ができる点です。

ITmediaの記事によると、2010年4月現在のTogetterが「月間ユニークユーザー72万、ページビュー280万、累計まとめ数1万5000という事です。donnamediaでは、1000万PV/月を越えており、ハムスター速報の1290万PVと近い値となっています。この事から推測出来る広告による収益は、月額200万円-300万円という事になり、1人-少人数で運営する会社としては、十分な収益を出せると考えられます。

Togetter と NAVERまとめ

・収益の分配の違い

日本で本格的な「キュレーションサービス」(まとめサービス)と言えば、TogetterとNAVERまとめの2つでしょう。TogetterとNAVERまとめの最大の違いは、Togetterが収益分配を一切行っていないのに対して、NAVERまとめは収益分配を行っているという点です。広告収益がTogetterに帰属するのに対して、NAVERまとめは収益の多くをユーザーに分配する形にしています。

・収益分配によりサイト拡大の速度が上がる

収益を分配しなくとも、Togetterを利用するユーザーが多い事を見れば分かるとおり、収益分配しなくてもサービスは運営できます。それにも関わらず、NAVERまとめが収益分配を行っている背景には、サイトの拡大速度を更に速めたいという狙いがあるものと考えられます。投稿数を増やして、サイトのPVを飛躍的に伸ばすには、サイトに張り付いて投稿してくれる人が欠かせません。

サイトに張り付いて「生活の一部」としてNAVERまとめに取り組んでくれる人を支援する事で、優良な投稿の数を増やしていき、NAVERまとめの拡大スピードを速めたいと考えているのでしょう。実際にTogetterは、2011年から2012年にかけてPV数が横ばいなのに対して、NAVERまとめのPV数は急増しています。その分だけキュレーターに分配する収益も増えてはいますが、PV数を伸ばす事によって、NAVERの社会的影響力が高まっていると考える事ができます。

・Togetterは素晴らしいが、NAVERまとめで稼ぐべき

Togetterは、Twitterを気軽にまとめられるサービスとして、利用者と閲覧者の双方にとってとても面白いサービスです。しかし、Twitterはシンプルさと簡易さを追求しているので、Twitterだけで発信できる情報には限度があります。世の中に沢山の面白い情報を紹介しようと思うのであれば、NAVERまとめの方が良いでしょう。

日本人の多く(特に若者)は、インターネットで収益が得られる事を実感して、インターネットを使って情報を自分で発信する事を覚えていくべきなのです。多くの日本人は、毎日のようにインターネットを調べて情報を取り込もうとしていますが、自分がインターネットを使って稼ごうとは思っていないようです。

その結果として、一部のインターネット事業者の利益率が信じられないほど高くなっています。派遣社員の問題であったり、工場の海外移転を議論する前に、インターネットという新しいツールを使って、自分で情報を発信してお金を稼ぐ方法を考える方が良いでしょう。

IT大手サイトはYahoo Japanの独壇場

以下の画像を見ても分かるとおり、日本のIT系の大手サイトでは、Yahoo Japanの独占状態にあると言えます。ネットに限らず、全ての業界では少数の物がシェアのほとんど全てを奪うと言われていますが、日本はYahoo Japanが多大な影響力を持っていると言えるでしょう。ソフトバンクグループがボーダフォンを数兆円の借り入れをしても購入できたのは、このYahoo Japanの収益性の高さにあったと言えます。

日本のインターネットサービスの全てがYahoo Japanに集約されていると言っても過言ではないぐらいYahoo Japanの影響力が強くなっており、孫さんが大金持ちになった原動力でもあります。1社がインターネット市場を独占しているこうした状況は、配信されるニュースなどで情報の偏りが激しくなる事にも繋がるので、今後は別のサイトの成長が求められます。

donnamediaの「インターネットPV数上位」は、Yahoo Japanばかり

PV上位サイト

NAVERまとめは、Yahoo Japanの対抗馬になりうるか

韓国で検索最大手のNAVERは、日本で検索を成功させる為の1つの手段として、NAVERまとめというシステムでユーザーに価値を提供していこうとしています。従来の検索サイトでは得られなかった新しい価値を提供しようという取り組みで、現在のところはNAVERまとめは、まずまず成功しています。ただし、Yahoo Japanの足元にも及んでいないので、今後は成長速度を更に速めていく必要があります。

Yahoo Japanばかりが突出しているところを見ても、日本のインターネットユーザーの多くが未熟で、ポータルサイトから脱却できていない姿が浮かび上がります。今後は、インターネットのユーザーの多くが「自分から情報を発信する手段」として、NAVERまとめのような気軽にまとめられるサービスを用いていくものと考えられます。1億総キュレーターが実現した時にNAVERまとめは、Yahoo Japanを抜き去る事ができるでしょう。

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佐藤秀峰氏「ブラックジャックによろしく」の二次利用がフリーに

  • 21 August 2012
  • のぶやん

漫画家の佐藤秀峰さんは、2012年8月20に「ブラックジャックによろしく」を9月15日以降に「自由に2次利用できる」とブログで発表しました。「ブラックジャックによろしく」は、佐藤秀峰による日本の漫画作品で、単行本1-13巻の累計発行部数は1000万部を超える超人気作品です。既にブラックジャックによろしくは、2010年に既に漫画 on webで無料公開されていました。

漫画 on web 
http://mangaonweb.com/

かなり自由に作品を使える

この著作権者である佐藤さんが二次利用と言っているのは、インターネットに掲載したり、書籍を出版するなどの行為を自由に行えるという事です。利用したからと言って使用料金などが発生する訳でもなく、かなり自由に作品を使えるようになるという事です。このように有名な作品が自分の書いた作品を自由に使えるようにしたというのは前例が無い試みかと思います。

漫画 on webのお知らせ
http://mangaonweb.com/creatorDiarypage.do?p=1&cn=1&dn=34269&md=1
ここで佐藤さんは、ブラックジャックによろしくの二次利用をフリーにする事について次のように書いています。
僕は「ブラックジャックによろしく」という作品の二次利用フリー化を行ないます。
その結果、どのように作品が拡散し、利用され、著者に利益をもたらすのか、もたらさないのか、その調査をしたいと思っています。
その先に見えるものが、きっと次のヒントになると信じています。

佐藤さんは、従来の「著作権」というもので利益を得るスタイルが古くなってきていると感じているようなので、ブラックジャックによろしくを公開していく事で、オープン化がビジネスになるかどうかを自らが調査していきたいという意気込みのようです。

二次利用をフリーにするとどうなるか

二次利用をフリーにしてしまうと、私たちがウェブ上で「ブラックジャックによろしく」を公開しても、原作者である佐藤さんに「著作権料」が入らなくなります。佐藤さんは、この状況でどういったビジネスモデルが考えられるかと言えば、例えば「ブラックジャックによろしく」を新たに書いて欲しいという人の要望に応じて新たな作品を仕上げたり、ブラックジャックによろしくの取材経験を通して病院のコンサルティングを行ったり、もしくはCM広告で「ブラックジャックによろしく」を使う企業のコンサルティングを行うという方法があるでしょう。

二次利用フリーによる原作者のビジネス例
・「ブラックジャックによろしく」の作品作りのコンサルティング
・「ブラックジャックによろしく」の経験を活かした病院コンサルティング
・「ブラックジャックによろしく」のネタを利用したテレビ出演
・「ブラックジャックによろしく」の新たな執筆依頼
・「ブラックジャックによろしく」についての海外講演会

二次利用がフリーになる事によって、新しいビジネスが生まれる可能性がありますが、それは誰も試した事が無い事でした。そこで、佐藤さんは、「ブラックジャックによろしく」という大ヒット作の二次利用をフリーにする事によって、著作権に頼らないビジネスが可能かどうかを試そうとしているものと考えられます。

インターネットのオープン化

インターネットでは、様々なコンテンツであったり、文章などが無料で公開されています。基本的に見るだけで料金がかかるという事はありませんし、閲覧した時に文章や写真の著作者にお金を支払うという事もありません。また、最近では、あしなりのように写真を無料でダウンロードしたりするサイトもあります。しかし、インターネットの運営者は様々な手法で収入を得ています。

代表的な収入源となっているのは「広告事業」ですが、全く広告を掲載せずにブログを書き続けている人もいます。全く広告を掲載せずにインターネットで情報を発信して、多くの人に見て貰えるようになれば、それだけで「自分の価値」が向上する可能性があるからです。例えば、ブログを通じて自分の事を知ってもらう良い機会となり、ブログからお仕事に繋がっていく可能性もあります。

この場合にインターネットは、自分の価値を証明する場所として機能している事が分かります。「ブラックジャックによろしく」もインターネットでもオープン化される事によって、これまで「ブラックジャックによろしく」に興味も関心も無かった層の人に対しても、「ブラックジャックによろしく」及び佐藤さんの名前を知らしめる効果があるものと考えられます。インターネット上もCMも町の広告も無料で利用出来る「ブラックジャックによろしく」で溢れかえるのです。そうなれば、「有名作家」として佐藤さんに新たな仕事が舞い込む事は間違いないでしょう。


インターネットの「話題性」

現在では、インターネットを使って多くの人が有名になり、そこから弾みを付けて仕事の量を飛躍的に伸ばしています。「ネットで美人」と騒がれてモデルになれた美女であったり、インターネットで有名になって芸能界入りしたり、インターネットで有名になって市議会議員としての名声を高めたりする人が数多くいます。そうしたインターネット上の「話題性」こそビジネスに欠かせないものになってきており、情報拡散に必要なオープン化というのは、話題性を得るために欠かせないと考えます。

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楽天会員に最上位「ダイヤモンド会員」が誕生

  • 15 July 2012
  • のぶやん

2012年9月から楽天で最上位の「ダイヤモンド会員」が誕生するそうです。従来の最上位であったプラチナ会員が6ヶ月2000ポイントかつ15回のポイント獲得が必要なのに対して、ダイヤモンド会員になるには倍の4000ポイントかつ30回のポイント獲得が必要になります。プラチナ会員ではとても満足できないヘビーユーザーが多くなったので、更なる上級会員を設定したのでしょうね。

私の場合には、1ヶ月で4000ポイント以上の獲得をしているので、ポイント数は1ヶ月でクリアします。あとは、1ヶ月に平均5回以上のポイント獲得を行えば、ダイヤモンド会員になれそうです。楽天ショッピングは、1ヶ月2、3回行っていますし、楽天カードの利用で1回にカウントされて、アフィリエイトの楽天ポイント獲得で1回、楽天銀行からのポイントで1回で、月に平均5、6回の利用も楽勝でクリアです。また、2ヶ月に1回ぐらい楽天トラベルで予約も利用するので、6ヶ月50回以上は対象ポイントを獲得しているかもしれませんね。J

楽天としては、私のように楽天銀行を使って、楽天カードを使って、楽天アフィリエイトで収入を得て、楽天市場を使って買い物して、楽天トラベルで旅行に行くという生活を期待しているのでしょう。私は、そのような楽天に依存した生活をしているのかもしれませんけど、満足しているのでそれで良いです。

楽天を中心にして生活すれば、あなたもダイヤモンド会員になれます!!

楽天


ゴールド会員・・・・・・・過去6ヶ月に700ポイントかつ7回のポイント獲得
プラチナ会員・・・・・・・過去6ヶ月に4000ポイントかつ15回のポイント獲得
ダイヤモンド会員・・・・過去6ヶ月に2000ポイントかつ30回のポイント獲得

ダイヤモンド会員になるメリット

ダイヤモンド会員になると、誕生日に700ポイントが貰えるようです。また、期間限定のシークレットセールがあって、楽天プラチナ会員の時に良くシークレットセールを使っていました。特に楽天トラベルでホテルに宿泊する時には、シークレットセールで激安プランが提示される事があります。楽天トラベルのシークレットセールでは、ホテルが業界最安値の価格を提示してくる場合が多いです。ダイヤモンド会員になれれば、更にシークレットセールで激安でホテルを予約できるようになるかもしれないので楽しみですね♪

楽天

ダイヤモンド会員になるには、楽天のカードが必要

ダイヤモンド会員になる為には、楽天カードが条件になっています。楽天カードを1ヶ月に1回でも使えば、楽天ポイントが貰えてランクアップにカウントもされます。つまり、楽天ゴールド会員程度であれば、楽天カードを持っているだけですぐになれてしまいます。楽天市場、楽天トラベルなど、楽天のサービスを使うのであれば、楽天カードは無くてはならないサービスと言えるでしょう。

ダイヤモンド会員になるには、楽天カードの保有が必修!!

最速でダイヤモンド会員になる方法

ダイヤモンド会員になるには、楽天市場だけの買い物では、1%のお店で40万円も買い物しなくてはいけません。半年で40万円買い物するというのは、さすがに厳しいので、楽天のサービスを総合的に利用してポイント獲得を目指すのが現実的になります。

楽天のサービスを総合的かつ上手に使いこなせば、6ヶ月30回獲得と4000ポイントを達成する事が出来ます。例えば、次のような楽天が提供しているサービスを利用しましょう。

楽天市場で買い物をする(買い物金額の1%分のポイント獲得!)
楽天トラベルで宿泊予約を行う(楽天トラベル予約の1%分のポイント獲得!)
楽天カードを使うようにする(楽天カード利用の1%でポイント獲得!)
楽天銀行を使う(他の銀行から振込みあればポイント獲得!)

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ソーシャルゲームのアイテムは、誰の資産か

  • 24 June 2012
  • のぶやん

Greeなどソーシャルゲームの運営会社が「自浄」と称してRMTを禁止していますが、これは自浄でも何でもありません。ユーザーは、アイテムには「価値がある」と信じていますが、実際にゲーム会社がRMTを禁止するという事は、アイテムには全く金銭的価値がないという事をゲーム会社の方が認めているという事なのです。

それにも関わらず、ユーザー側には「お金で買ったものには価値がある」と信じる傾向があり、この考え方のギャップが大きな問題になります。

ゲーム会社の考え:
アイテムを「引く」「強くする」行為を買って貰ったのであり、アイテム自体は無価値
ユーザーの考え:お金を払ってアイテムを「買った」「レベルアップを購入した」感覚で、買ったアイテムに価値がある

ゲーム会社の言い分は「キャバクラ」に例えると、1時間という時間を彼女のような感覚で話をしたという「体験した時間」を買った訳で、実際に彼女になったという訳ではありません。それにも関わらず、ユーザー側は、お金を支払ったのだからキャバクラ嬢が自分の彼女になったと信じてしまうのです。

ソーシャルゲーム

ソーシャルゲーム会社の説明不足

ソーシャルゲーム会社が徹底させるべきことは、ユーザーに「アイテムが価値がある」と思わせる事をやめて、「アイテムには全く価値がない」という事をもっと明示・説明していかなければいけないという事です。それがないと、例えばアイテムが消失してしまった時などにユーザー側とトラブルになる可能性があります。

現状では、アイテムが消失したとしても、ゲーム会社は全く責任を取らなくて良いという事になっています。ユーザーがアイテムに対していくら課金を行っていたとしても、ゲーム会社が責任を取る必要はありません。

ユーザーがお金を支払うのは、ゲームを通したアイテムでカードを手に入れるという瞬間の「快感」であったり、ゲームでアイテムを通じた他の人との「コミュニケーション」であったり、無価値のアイテムが強くなっていく「過程の楽しみ」であると言う事です。これ自体は、任天堂のファミコンで、スーパーマリオを強くしていく過程と同じと考える事もできます。ただし、任天堂のスーパーマリオと異なって、リアルタイムに進行するソーシャルゲームは、アイテムに価値があると誤認する危険性が高いのです。

本来は、アイテム自体は価値が全くありませんので、遊ぶ体験を楽しんだらそれでおしまいです。ゲームセンターに行って、お金を投入して、ちょっと遊んでおしまいというのと同じだと説明される事があります。

どうして「アイテムに価値がある」と誤認するのか

しかしながら、アイテムに価値があると思うから楽しめるという側面も否定できません。実際に、長時間かけて毎日「アイテムを育てた」という感覚によって、アイテムに対して親近感が沸いたり、それがかけがえのない物であるかのように信じたりする事ができるようになります。ユーザーは、アイテムに何らかの価値を見出しているから楽しめるのであって、価値がないと思ったら全く楽しめなくなってしまう可能性があります。

ゲーム会社はとしては、「アイテムに価値がある」と信じ込ませる事が重要になります。例えば、カードを引いてアイテムが出た時には、「おめでとうございます!○○というカードが当たりました!」という表示をします。また、世界中のどこからアクセスしたとしても、会社のサーバーに保存された「自分が育てた」とするアイテムが表示される仕組みで、従来のゲーム機とは異なります。

RMT禁止で「無価値」が確実となるなるアイテム

RMT自体は、本来は認められなければおかしいものです。何故ならば、アイテムに価値があると思っているユーザーがいるならば、アイテムは自由に取引されても良いはずだからです。しかし、実際にはRMTが禁止された上で、ゲーム会社は各アイテムの裏側に番号を割り振って、アイテムの厳格な管理を開始しました。これはどういう事を意味するのでしょうか?

簡単に言ってしまえば、アイテムは全てゲーム会社保有のものであり、ユーザーのものではないという事です。

ゲーム会社の考え:アイテムはゲーム会社保有する資産で、番号を振り分けて管理しているから勝手に売買するな
ユーザーの考え:アイテムは自分が手に入れたもので、自分の物を売買して何が悪い

ユーザーは、お金を支払ってアイテムを手に入れているので、アイテムは自分のものだと思いがちですが、実際に売買できない以上は、ゲーム会社が保有する資産という事になります。売買して金銭を生めない以上は、ユーザーにとっての資産で無い事は確実です。

青少年がソーシャルゲームをやると何が問題なのか

青少年がソーシャルゲームを行う事の問題点は、無価値のアイテムに価値があると信じ込んでお金をどんどん使うという事にとどまりません。青少年が無価値のものに対して、多大なる時間を使ってしまうという事自体が問題になります。ゲーム上のアイテムを幾ら強くしたところで、自分の生活自体が豊かになっていく訳ではありません。ゲーム上のアイテムが強化されて、どんどん強くなるのは、ゲーム会社だからです。

ゲーム上で、ユーザーがやり取りする情報というのは、現実社会と何ら関係性を持っておらず、ゲームの中の社会で起こるイベントに過ぎません。ゲームの中の情報は、インターネット上で見つけるニュースの情報であったり、ホテルの情報、買い物の情報などの「現実社会の役に立つ情報」ではないという事に注意が必要です。

皆がゲームをする社会はどうなるか

皆が夢中でゲームをする社会というのは、アヘンに溺れた以前の中国(1840年に英国とアヘン戦争を起こした)と同じ状況になると予想できます。現実社会で何らかの生産に従事していれば、社会は豊かな方向に向かっていくはずです。しかし、ゲームが蔓延した社会というのは、皆が現実社会と関係ない場所に時間をつぎ込んでいく(人がゲームの中でゲームの為にコミュニケーションを行う)ので、人々はゲームを行えば行うほど貧しくなると考える事ができます。

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旅館・ホテル宿泊施設の利益率低下と旅行代理店の対応

  • 13 June 2012
  • のぶやん

日本国内のホテルは、自社でマーケティング能力を持っているチェーン店を除いて、ほとんどの場合が楽天トラベルのようなインターネット代理店を使っています。このような代理店は、予約手数料の3%~10%を『マーケティングの手数料』として徴収します。

この手数料を経営が厳しいホテル側が『高すぎる』と感じるのは理解できる話ですが、システムを作り上げる手間、実際にシステムとして稼働させている手間などを考えると、手数料が高いのは仕方ない面もあるのかなと思います。

じゃらんnetと楽天トラベル

じゃらんnetが2011年4月から宿泊施設に対して利用料を値上げしましt。具体的には、従来はシングル4%、2人以上は8%であった手数料が、シングル6%、2人以上が変わらず8%に改定されました。更にユーザーに還元する2%のポイント制度を導入するという事が同時に発表されたので、宿泊施設側はシングルで8%、2人以上の宿泊で10%の手数料を負担する事となりました。

じゃらんnet
・シングル8%(うち2%ポイント)
・2人以上10%(うち2%ポイント)

楽天トラベルは、2005年9月から手数料を値上げしています。具体的には、A、B、Cのプランに分けて、楽天トラベルに協力的な宿泊施設に対しては、手数料を安く設定するようにしています。また、自由販売を行いたいという宿泊施設・旅館に対しては、手数料を9%に設定しています。

楽天トラベル
手数料7%Aプラン:提供する最低部屋数が6~10%、最低料金を保証、売れ残り部屋14日前から自由販売
手数料8%Bプラン:提供する最低部屋数が3~5%、最低料金を保証、売れ残り部屋14日前から自由販売
手数料9%Cプラン:提供する最低部屋数は自由、価格は自由設定、自由
(検索表示は、Aプラン→Bプラン→Cプランの順で表示)


ホテル公式サイトの価格が高いという矛盾

日本の旅館・ホテルは、ホテルのウェブサイトで「直接予約」すると、何と「代理店を通すよりも高い料金」を請求される事になってしまいます。本来であれば、公式サイトからの直接予約は、代理店に支払う手数料を省いた分だけ安く出来るはずですが、逆に高くなってしまっているのです。これならば、ユーザー側としては、代理店を通した方が安く予約出来るというものです。このような構造で、代理店の利用はますます伸びて、ホテルは更に代理店に手数料を支払う事になります。

楽天トラベルが手数料の値上げを行った時には、多くの旅館・ホテルが反発して「ベストリザーブに鞍替えする」というような話が出てきました。代理店が手数料を値上げしたから、他の代理店に鞍替えすれば話が片付くような事を考える旅館・ホテルはやはりマーケティングの素人に成り下がったと考えるべきでしょう。本来であれば、ユーザーに対して「公式サイトの安さ」をアピールしていくべきなのです。

自前サイトの充実とは?

自前サイトの充実というのをどのように行うかという戦略について、ほとんどのホテルでは何ら対策をとっていない事でしょう。特に地方の旅館・ホテルなどについては、「旅行代理店に丸投げ」は今でも同じで、ずっと多額の手数料を支払い続けて依存体質は強まっています。楽天が行っている戦略というのは、楽天アフィリエイトで「コンテンツ製作者」にお金を渡して、コンテンツからお客を誘導してくるという方法です。ホテル側としては、マーケティングコストをかけて、ホテル以外の情報を少しずつ充実させていくなど、ホテル業務以外のIT分野におけるマーケティング戦略を積極的に行っていく必要が出てきたという事でしょう。

特に最近はビジネスホテルが全国の駅前に数多く出来て、多くの「地元に古くからある地方ホテル」では、地域の色を出して勝負しようとしています。地域の色をいくら出そうとした所で、宿泊客はインターネットからの予約を行ってくるので、インターネット上で「地域の色」を最大限に出していく必要があります。インターネットも含めてホテルのサービスであるという事で、その情報提供が出来ない宿泊施設に対してサイト訪問者は「情報提供出来ない宿」という見方を下してしまいます。

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楽天トラベルの予約は実に使いづらい

  • 10 June 2012
  • のぶやん

楽天トラベルで予約する事があるのですが、予約の画面が本当に使いづらいんです。プランが大量に提示されるので、先ずは安いプラン(早期割引など)、自分にあったプラン(朝食付きなど)を探す訳ですが、探しているうちに疲れてきます。システムを作っている部門の人たちに旅のプロとかいるのかね?自分たちで使っていて、使いやすいのか疑問です。

そして日程を決めて予約しようとすると、「楽天カードに登録すると何ポイント貰えます」と広告が大きく表示されます。分かりづらくなるから、予約する場所にこんな広告を表示するのは絶対にやめた方がいいと思います。もしくは、楽天カードの保有者でフィルタリングして、広告表示しないようにするとかね。その次の画面が「確認画面」になっているのですが、この確認画面が最高に確認しづらい画面で、「連絡先」、「チェックインの時刻」を入力する欄が表示されて、宿泊プランが下の方に出ていて、その下の方に会員情報が出てきます。

何度か確認してから、「これでいいかな」と思って予約しても、後から「間違えた」となってキャンセルする事が結構あるんですね。ユーザーが間違えて後から「キャンセル」をするとなると、ホテルにとっては結構迷惑な話だろうなと思いますね。ホテルのキャンセルは簡単に画面上で出来るので、ユーザー側からすると間違えても損失が特にないので別にいいのですけど、あまりやり直すと自分もホテルも混乱しますね。

良くある間違い
 
良く間違うのが「喫煙」「禁煙」ですね。プランの段階で押し間違えると、後から気が付かずにそのまま予約する事が良くあります。これで以前に喫煙部屋を手配してしまった事があります。喫煙・禁煙は私にとっては重要度が非常に高い事ですが、プランで分けられるので、別の場所に集中していると稀に見落とすんですね。
 
予約する時の重点確認項目
 
(1)宿泊施設名・宿泊日(曜日)
(2)禁煙・喫煙
(3)プランの状況(朝食付きなど)
(4)チェックインの時間
(5)連絡先住所
 
プランが沢山あるのは便利だけど、プランも「禁煙・喫煙」「朝食の有無」ぐらい赤い字で表示してくれるとか、分かりやすいようにしてくれないと、毎回のように宿泊を確認するのは本当に時間のかかる作業です。出来るだけ楽天トラベルを利用しないようにしているんですけど、それでもポイントがどうしても沢山余るので利用しているのです。

楽天市場は、店舗が信頼できないので全く利用しなくなっている状況で、楽天のサービスでまともに利用できるのは楽天トラベルぐらいのものなんです。

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