マネジメント

経営管理論は、組織・団体(主に企業)の管理についての実践的な技法(経営管理)の確立を目指す学問であり、経営学を構成する分野の一つ。 20世紀初頭、科学的管理法を提唱し、「経営学の父」と呼ばれたフレデリック・テイラーがその始まりとされており、また「管理原則(管理過程論)の父」と呼ばれたアンリ・ファヨールによる研究により、学問として成立。その後、主にアメリカで研究が発展した。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫)

AKB48に見る「他の人と何が違うか」を意識した活動。個性の重要性

  • 15 September 2014
  • のぶやん

日本の学校という場所では、クラスの中で必ず陰湿ないじめがあって、画一化を強制するようなところがあります。

学校の先生も「クラスの画一化」を強制して、学校が軍隊のようになってしまっています。結果として、子供が少しでも個性を発揮しようとすると、クラスの子供全員が潰しにかかるという具合で、周囲と同じでないといけないという強制力が働いてました。学校の教師の一部は、それほど高度な教育を受けておらず、考えの幅も非常に狭いので、個性というものが何かを知る事すらしませんでした。

個性を伸ばすというような教育が今まで無かったわけです。秋元氏がプロディユースするAKB48が他のアイドルグループと違って、あれだけの人数のグループで活動できるのは、それぞれの個性を最大限に発揮する事で、大量のファンを獲得できたという事でしょう。

目立たなければ話にならない

AKB48で事務所がごり押ししたとされるスーパー研究生の光宗薫ですけど、写真を見ると分かるんですけど、この人がいるだけで場の雰囲気が変わってしまうオーラがある事が見て取れます。それは、髪を染めているとか、男性ぽいとかいう事かもしれませんが、その存在自体が希少価値を持つものである事が分かります。

光宗薫だけ際立っています。
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この写真でも、光宗薫に目がいってしまいます。
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AKB48の中でセンターも任されるほどに人気がある島崎遥香と一緒に踊ったとしても、引けをとらないというインパクトを出しています。

AKB48の中でセンターをつとめた前田敦子に関してはどうでしょうか?前田敦子は、AKB48でセンターに決まった時には、「目立ちたくない」と涙したそうです。若いので、皆で仲良く踊る事は良いけど、1人が目立つというのを嫌がっていたというのです。本来であれば、目立っていくのがアイドルなんですけど、前田敦子の場合は、控え目アイドルだった訳です

ルックスだけで言えば、前田敦子よりも、島崎遥香がセンターをやった方がうまくいくのだと思いますが、チーム全体のことを考えると、前田敦子だった訳です。前田敦子のキャラクターというのは、AKB48であるからこそ輝くような一般キャラであり、それほど目立つキャラクターとは思いません。島崎遥香がセンターをやると、他のメンバーが全然目立たなくなるのです。だからAKB48を抜けた前田敦子は、アイドルから普通の女性に戻った気がします。

単に表面上で可愛い子ぶっていたところで、ファンが魅力を感じてついてくるものではないという事でしょう。ちょっと抜けていたり、変な方向に走っていたりするアイドルの方が「何か面白い!」と思って興味を持ってしまうものです。可愛いアイドルなんて沢山いるなかで、同じ歌を歌ったとしても全然違わないといけない。


映画の強烈キャラクター

映画においても同じ子が言えて、ゴットファーザーでマイケル・コルレオーネ(Michael Corleone)を演じた個性派の俳優アル・パチーノは、ゴットファーザーの個性が輝いており、この映画の主人公として、この映画を成功へと導きました。同じく家なき子の安達裕美も強烈キャラクターの主人公として、ドラマ「家なき子」で高い視聴率を出しています。

こういった個性派の俳優・女優は、その存在感が強すぎて、主演男優・主演女優になった場合には、脇役の人もそれなりに強烈なキャラクターを揃えておかないと、全体としてバランスが取れなくなってしまいます。


あぐらギターのYUI

SONYが行ったオーディションで、Tシャツに歯磨き粉のシミを付けて登場して、他の受験生が立って歌っているのに、自分だけ「いつものスタイル」と言って座ってあぐらをかいて歌っていたという事です。そして、2曲の審査だったのに、勝手に3曲を演奏したという事です。

目立ちたいからやったというよりは、YUIにとっては、それが自然に出てくる事だったのです。それまで、中学校を中退して、福岡市でギターを習いながら、知り合いの勧めでオーディションを受ける事になります。2万人から最終審査まで勝ち上がります。



目立つものが攻撃される

特に日本は、統一された民族と狭い島国と言う事もあって、目立つものを攻撃するという考え方があります。それは、知識が薄くて閉鎖された田舎に大きい考え方で、こうした日本の思想が「ひきこもり、ニート」などを生んでいると指摘する人もいます。ひきこもり、ニートの数は、160万人とも、200万人とも言われていて、深刻な社会問題のまま放置されています。

自分の意見をはっきりと言って目立つと攻撃対象にされるという考え方が根強いので、実名制というものがうまくいかなかったのです。ミクシーなどが匿名制をとっているのはそういうことです。フェイスブックが上陸して実名制が浸透してきましたが、フェイスブックの情報が漏れ出して攻撃対象になるような事も沢山起こっています。

日本で2ちゃんねるが流行る理由としては、匿名であれば攻撃される危険を避けられるということです。日本は、実名で目立つと攻撃ターゲットにされやすいので、匿名で攻撃から身を隠しているのです。

個性を認めていく社会へ

YUIがその個性から高校を中退するのは理解できます。個性が強ければ強いほど、学校と言うものに馴染むことができないのかもしれません。世界で一番金持ちのビルゲイツも大学中退、フェイスブックのザッカーバーグも大学中退、アップルのスティーブジョブズも大学中退。なんだ、みんな学校なんて辞めちゃってるじゃないですか。

日本では、少子高齢化など非常に多くの問題を抱える一方で、若者のひきこもり・ニートが100万人も存在しているという事です。多くのひきこもり・ニートの人々は、個性が強すぎて社会に適応できなかった人々ばかりです。アイドルグループに入れば、きっと売れるようなニート・ひきこもりもいるのですが、才能を伸ばすチャンスにめぐり合っていない。

日本が経済成長しないのは、才能ある若者100万人の個性ある人を家の中に閉じ込めているから

確かにYUIのように、高校を中退しても、ギターを独学に近いスタイルで練習して、オーディションに受けに行って個性を開花させるという人もいるでしょうけど、一般の人がYUIレベルで語る必要もないでしょう。それぞれの個性を見つけるというのは、別にアイドルや歌手にならなくてもいいんですけど。その辺の職場で自分を発揮できる場所があれば良いというだけの話なんです。

少子高齢化では、画一的な高齢者が個性を伸ばさないような会社のスタイルを貫いている例が多く見られて、それが日本経済を没落させる方向に向けているという事にそろそろ私たちも気が付いてもいいでしょう。画一化されたサービスなんていうのは、簡単に真似されちゃうので、長続きしないのです。

個性をもっと輝かせる為には?

会社に従順なつまらなそうな、失敗の経験もない人を採用した所でダメなことは会社も分かっているんだけど、会社を継続して回転させる為には、残念ながら会社ではそうした人材を採用せざる得ない実情もあります。会社の日常業務で回転させるという作業の多くは、個性というものを必要しないように作らなければいけない。だからこそ、没個性の人が会社組織に属するのはぴったりなんです。個性がある人は、そこから漏れちゃうので、ひきこもり・ニートになったりする訳ですけど、本当に能力を発揮するひきこもり・ニートは、そこからYUIのように勝負していくというのも事実です。

会社という枠組みの中で、没個性の会社員としてチームに所属するのは限界があるので、自営業にでもなって会社と契約するというスタイルが良いのかもしれません。会社と契約するスタイルであれば、個人に期待される多くは、個性でも何でも使って会社に大きく貢献していく事です。自営業と言っていますけど、別に会社を作ってもいいでしょう。自分で会社を作って相手と対等な立場に立ちながら社会貢献をしていくというのが個性を最大限に発揮する方法と考える人もいるはずです。

個性を伸ばすならニートやむなし

最初から自分の個性を伸ばせる現場がないという事であれば、ニートもやむなし、短期の会社員もやむなしと考えるのも良いでしょう。自分を育ててくれる現場がなければ、自分で育っていくしかありませんから。ニートをやっている期間にギターの練習をしたっていいし、FXをやったっていいし、歌手になる為に毎日歌を練習したっていいし、インターネットで稼いでもいいし、お笑いの練習をやってもいい。重要なのは、自分の個性を伸ばせるかというその1点に尽きます。個性を伸ばせるなら自分にとって素晴らしい時間になるはず。多くの人は根性なしでそれができない。就労してないのを恥ずかしいとか馬鹿なことを考えてるから伸びないのです。

自分の個性が伸びてくれば、自信もついて社会に出て行く事もできるようになるでしょう。学歴があるとか、経歴があるとか自慢している会社人間の情けない人よりも、ニートをしていて個性的に過ごしていた人の方がかっこいいじゃないですか?ニートから抜け出したばかりで、お金を稼ぎ出す資産がなければ、どこかの会社と契約すればいいです。特定の会社などと契約して会社に貢献する立場になったのであれば、個人としては、どうやったら自分の個性を最大限に発揮して、チームに貢献できるかという事を必死で考えないといけないのです。チームのメンバーとコミュニケーションをとりながらも、チーム全体の業績を引き上げなくてはいけません。

40歳までに個性を磨く

芸能人でもない一般人であれば、20歳ぐらいから少しずつ個性を発揮し始めて、30歳ぐらいで個性が少しずつ伸び始めて、40歳ぐらいで個性の確立に向かうことでしょう。40歳と言えば、失業すれば再就職ができないと嘆く人が多い年齢になってくるわけですが、自分しかできないユニークさを追求してきた人は、そんなものは怖くもなんともありません。自分の市場価値というものを良く理解しているからで、自分しか出来ない事があると分かっているからです。

AKB48に「研究生」という制度があるように、チャンスというものは、若い人であればある程度は誰にでも与えられますが、そこから個性を伸ばせるかどうかというのは、各自の問題になってしまいます。ニート、ひきこもりも、時間という資源があるという事で、それ自体がチャンスと言えばチャンスなんですけど、それを活かすも殺すもその人次第という事です。40歳を過ぎてくると、社会的に見ると、自分の個性を発揮すると同時に若者の個性を引き出す活動もしていく事になります。

学ぼうという姿勢を持つ事

40歳になっても、50歳になっても「学ぼうとする姿勢」だけは保っておいた方が良いと考えます。ネットで顔出ししているプロニートのPhaさんという人がいますが、「何もしないで寝て暮らしい」「だるい」などと言っていると、40歳ぐらいまではそのキャラクターを売りにしてニートをするのも全くも無い無いんですけど、40歳ぐらいになったらもう限界がきます。

ニートでもひきこもりでも何でもいいんでしょうけど、学ぼうという姿勢だけは放棄してはいけないという事です。何かについて教えてくれるという人がいるならば、威張ってないで、年下であっても頭を下げて教えて貰わないといけません。誰かが教えてくれなければ、お金を払ったり、本を読んだりして必死で勉強しないといけない。周囲に何かの特技を持っていて、教えてくれるという人がいたら、神様だと思って話を聞きましょう。

空気を読むことは大切か

日本の会社でも、空気を読め(KY)とか言う言葉があって、空気が読めないとか言われることがあります。空気とはなんでしょうか?それは、話の流れであったりするわけですけど、そもそも自分が聞きたくも無い話を長々と聞いている必要があるのか?という事になります。ストレス発散になるとか、学ぶ事が何かあるとか、その場にいてそもそも楽しいとか、そういう場合には空気なんて読まなくても皆楽しめます。そうでない場合には、自分があっていない場所だという事で離れるのも良いでしょう。

前出のAKB48の光宗薫にしても、YUIにしても、空気を読むなんていうスタイルじゃないわけです。空気なんて読んでいたら、彼女らのように個性を発揮する事ができない(=稼ぐ事もできない)のです。空気を読めとか言うところにいる必要は無くて、自分の個性を十分に発揮できる場所を見つける事が最も大事な事で、そういうことができれば、人生が少しずつ良い方向に向かっていくという事でしょう。
 

 

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正社員、非正規社員、ニートの違いとは?使える会社の資本に違いがある

  • 9 September 2014
  • のぶやん
社畜
資本主義

正社員と非正規社員の賃金格差が問題になっていて、正社員と非正規社員の生涯賃金格差が5-6倍ほどもあるという事です。これは、非正規社員が150万-200万円で生活するのに対して、正社員が福利厚生を含めると800万-1000万円にも到達するという事です。年齢が上昇するにしたがって、正社員と非正規社員の格差というものが大きくなってきます。

資本主義

資本を使える側と使えない側

正社員と非正規社員で格差が出るというのは、基本的には「資本を使える側」と「資本を使えない側」というものに別れます。資本主義においては、株主出資が行われた上で、その出資金を使いながら経済活動を行って利益を出すという構造になっています。この構造の上では、資本を多く利用できるほど、そこから得られる利益配分も大きくなると考えられます。言い換えれば、正社員では、資本に対する決定権が大きいと考えられます。非正規社員は資本を少ししか使えないか、ほとんど利用できません。

働かないニートの多くは、自分が働かなくても食べていけるという預貯金、もしくは親の財産を食い潰す形になっています。資本を利用して生産を行うのではなくて、自分の大事な資本金を食っていく形になるので、後々に大きな問題になってくる事が明らかです。ニートの場合には、自分の家庭の資本を食っていくばかりではなくて、自分自身の年齢を重ねていくので労働資本が低下するという大きな問題を抱えています。

休日給与があるかないか

1ヶ月は、休日を含めると30日ほどあり、1日8000円ほど稼ぐとすれば、30日×8000円=24万円の所得が得られます。しかしながら、実際に派遣社員・アルバイトなどは時給制になっているので、休日に給与を貰う事ができない事になっているので、正社員と同じように週に5日働いたとしても、労働20日×8000円=16万円の所得しか稼げないという事になります。

社畜

外国為替市場の金利を見ても分かるように、お金というものは、休日、祝日に全く関係なく動き続けます。もっと簡単に言えば、休日、祝日でも平日と同じように生活の出費は生じるどころか、むしろ休日、祝日にお金の出費が増加します。そういった事を考えると、自分の労働していない時間帯に全く報酬が得られない派遣社員・アルバイトなどは、会社の資産を使わない「労働者」としての立場が強いことが分かります。

ニートがネットで稼げるか

ニートのPhaさんは、インターネットのアフィリエイトで稼ぐような事を言っていますが、彼は大したプログラミングのスキルがあるわけでもなくて、稼ぎと言えば、1ヶ月のインターネットからの稼ぎと言えば3、4万円ほどだそうです。「インターネットで生活できたら」と多くのニートが思っているようですが、このPhaさんの例を見る限りでは、それが難しいことが分かります。

ニートがインターネットで生活を立てる事が難しい理由としては、「そもそも、事業としてやる気がない」という事に尽きるでしょう。事業としてやるのであれば、いろいろと稼ぐ方法を考えますが、そもそも稼ぐ気がない人にお金が入ってくるはずもありません。インターネットのニートで3、4万円の収入がある人であればまだマシなレベルで、ほとんどのニートは、月額1万円以下というのが現状でしょう。プロの事業者として活動するアフィリエイターに技術も記事量も勝てないのは当然です。

現在、ネットで数万円稼げる事は、将来的に数万円稼げる事と同意義ではないのです。

ニートと個人事業主の違い

ニートと事業者というのは、紙一重であるところもあると思います。僕の友達でも、多くの人がスタートアップ起業時には、収入がニートと似たような生活になっていました。違うのは単に志だけかと言えば、それも違います。ニートは、苦しくなるとそこで辞めちゃうんだけど、事業者としては苦しい時にこそ踏ん張らないといけないし、嫌な事であっても手を付けていかないといけないという事もあります。屈辱的な事もあっても踏ん張ったり、少しぐらい嫌な作業にも手をつけます。

ニートが新しい知識を身に付けようとしないのに対して、個人事業主というのは、新しいものを身に付けようとするのに必死です。出来る限り新しい知識を身に付けて、時代の最先端を走ろうとしていきます。新しい何かを身に付けるというのは、現状に詰まっている自分に何らかの突破口を与えてくれますが、新しい技術・スキルなどを身に付けるには、最低で1-2年ほどの長期の忍耐を必要とします。ニートなんて、目標がなければとても新しい知識なんて身に付きません。


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仕事の生産性とはどういったものか

  • 30 August 2014
  • のぶやん

仕事が激務であればあるほど、仕事をしたつもりに陥りやすいと言われています。アルバイトなどを考えてみると、忙しく働いているように見える人であっても、時給が1000円で8時間働いて1日僅か8000円しか稼げていない事になります。それで、1か月間に20日ほど働いて16万円の収入、手取りで言えば僅か13万円、14万円ぐらいにしかならないのです。

アルバイトの場合では、普通に稼いでいると時給1000円ぐらいで働いたのでは、15万円ぐらいが普通に稼げる金額なので、収入をあげようと思うと、更に時間を使って働いたり、深夜労働にしたり、つまり「更に忙しい状態」というのを作り出さなくてはいけないという状況になります。目先の労働ばかりを重視するようになって、一生懸命に働くので、生産性など考えたりしない状況になります。

仕事をしたつもりとは?

仕事をしたつもりというのを簡単に言えば、改善点が全くないような状況です。普通であれば、仕事というものは、時代に合わせて日々の改善が求められて当然のはずです。1日、1日の日報を書くのは、改善していく努力が求められているからです。そうした日々の改善が、最終的に大きな成果となる場合が多いのです。顧客満足度を高めるには、細かい配慮が必要で、そうした配慮を日々改善点として取り入れる事ができます。

仕事をしていると、必ず何か「問題点」というものが出てきます。その問題点が出た場合には、改善点を打ち出して、チームで情報共有を行っていく必要がでてきます。そのチームで改善を共有できない場合には、再び同じ間違いが起こってしまいます。もしくは、問題点がでなくても、こうした方が良いという事があれば、積極的に改善をしていくべきなのです。

チームとしての向上心

チーム力というのは、何らかの問題点が出てきた際に情報を共有できるかが重要になってきます。日本で良く言われるようにホウレンソウ(報告、連絡、相談)をチームで共有しておく必要があります。報告、連絡、相談を気軽にする為には、日頃からのコミュニケーションが重要になってきて、ギスギスしている職場だと、そういった業務に支障がでる可能性があります。つまり、リーダーが固い顔ばかりしていたのでは、報告、連絡、相談もうまくいかない場合が多いのです。

特に最近では、部下になるような人材は、ゆとり世代とされている草食系が多いでしょう。こういった草食系を管理するためには、怒鳴りつけたり、怒ったりするようなやり方では、報告、連絡、相談に支障をきたしてしまうのです。

正社員とアルバイトの違い

正社員とアルバイトの違いは、正社員が業務に対して改善を求められているのに対して、アルバイトというものが業務の改善を求められていないといっても良いでしょう。言いかえれば、正社員は企業の為に仕事を持ち帰って家でやるサービス残業の分を加えたような給与体系になっているのに対して、アルバイトであれば、その場だけの労働を考えて給料を貰っていれば良いという事になるでしょう。

正社員であれば、常に顧客、企業の将来性を長期的に考えた仕事を求められますが、アルバイトはその場限りでやれば良いというのが一般的です。最近では、アルバイトでも企業の将来性を考えてと言われる事があり、それは従業員にとってチャンスの場合もありますが、多くのアルバイトは迷惑だと感じるでしょう。それは、仕事のスキルが向上しても将来性が薄いという諦めがある場合が多いからです。

取り組んだ仕事が好きか

仕事について「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、自分が取り組む仕事について好きでなくてはいけません。好きでもない仕事をやっても、向上心など生まれてくるはずもなくて、仕事をどのように好きになるかを考えなくてはいけません。そして、多くの場合には、仕事の喜びを顧客の満足度の向上=自分のスキルの向上と同意義で考えていく必要があります。自分の持てるスキルを発揮するだけではなくて、気が利いたサービスを行う事で、顧客の満足度を少しずつ向上させていくのです。

最近では、職場に正社員、派遣社員、アルバイトなどが混在する事が増えてきて、職場のチーム全体がバラバラで、共通の話題も特になしで、世代もバラバラという事が増えてきています。更に言えば、アルバイトなのに年長者が来たりする事だって増えてきているのです。そんな中でチームとして余裕を持ってニコニコしながら幸せに仕事をする方法は、各個人の意識が高くて楽しんでやるようでないとやっていけません。

自主判断と行動の大切さ

繰り返しになってしまいますが、現在の企業において大事になってくるのは、各自が成果をあげる(顧客満足度をあげる)為に努力を行っていく事です。指示を受ける前に行動していく、もしくは率先して許可を取りに繰るような考えを持った積極性のある人材が必要になってきます。大きな変更を加える場合には、単なる思い付きではなくて、ある程度の納得できる根拠を示せるかどうかも大切になります。

根拠が示せないような提案であれば、旧日本軍のインパール作戦のように大失敗する場合もあるでしょう。思いつきだけではなくて、余裕の持った戦略をとって行く為には、普段から努力しているという姿が見られる事が大切です。普段の努力なしには、単なる思い付きになってしまう可能性が強いからです。普段の努力を見ながら、改善点を提案してくるような人を伸ばしていくのが組織としては良いでしょう。

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変化に対応できるものが生き残る

  • 25 August 2014
  • のぶやん

地球上の生物は、変化に対応できたものが生き残ってきたと言われています。

経済界でも、ウェブ上でも例外なく変化に対応できないものは淘汰されると言われています。変化というのは、ジワジワと来る時もありますし、急激な変化が到来する時もあります。ジワジワとした変化で勝ち続けてきた企業であったとしても、急激な変化に対応できないという事は良くあります。

同じような業務を日々繰り返すようなやり方だと、自分は良いと思っていても、勝ち残っていくのは難しいという事になります。そこでトヨタなどでは、勝ち残る為に「改善」などがあげれて、日々の業務を常に効率化しようという流れがあって、それは世界中で評価されています。

現場チームの結束力

日本企業の強さは、現場の人間が頑張る事にあったとされてきましたが、最近の日本企業の現場は、ほとんどの企業でチームのリーダー(もしくはサブリーダークラス)だけが社員で、あとは派遣社員、その下にアルバイトを使うというのが一般化してきています。一般的に言えば、アルバイトというのは言われた仕事を的確にこなすのが仕事なので、提案などを行う事はほとんどありません。

もっと簡単に言ってしまえば、昔であれば企業の帰属意識たるものもあって、チームを組んだら一緒に飲み会ぐらいできたかもしれませんが、現在ではそういった事が難しい状況になっているのです。チームで飲み会をしようと言っても、チームメンバーの会社に対する考え方は全く異なっていて、それほど意識が高くアルバイトをしている人というのがほとんど存在していません。

結果として生じるのは、チームの頭脳がリーダーに集中してしまう事によって、チームリーダーが発案しない限りは、仕事の進歩が生まれない可能性が出てきます。こうなると、チームリーダーが優秀か否かだけでチーム全体が決まってしまうので、チームとしての強みを全く発揮できない状況になってしまいます。

アルバイトに正社員並を求められるか

多くのアルバイトは、自分が貰っている給料以上に正社員並みに仕事をしろとなると、文句を言って辞めたいと思うようになるでしょう。会社からすると、アルバイトであっても、給料を貰っている以上は全力で会社に貢献をしてほしいと思っているに違いありませんが、アルバイトの方は、正社員と同じ働きをしようと思っている人はほとんどいません。

通常は企業側でアルバイトの意欲を高める工夫をしないといけないと考えていて、時給をあげたり、教育を増やしたり、正社員の登用の機会を与えたりという工夫をします。しかしながら、現実的にアルバイトであっても高い意識を持って働く人というのはそう多くありません。それは、企業側が心からアルバイトの事を考えるはずもなく、使い捨てにしようと思っている所をアルバイトの側が知っているからです。

言われた事だけをやるアルバイト

正社員とアルバイトの違いというのは、給与面というよりは、その決定権があるかないかという違いが大きいです。正社員が自己決定の裁量が大きいのに対して、アルバイトに決定権を持たせる会社というのはそれほど多くありません。アルバイトというのは、いわゆる「言われた事だけをやっていれば良い」となるわけです。そもそも、アルバイトにはそれほど期待が集まっておらず、言われた事をやっていれば良いという事になります。

チームとして考えた場合には、チームリーダーが相当に優秀でないかぎり(そういう事はほとんどないと思うべき)は、言われた事だけを遂行している人間が多いチームは弱いです。自分から考えて動くような状況を多くの社員が実践していけば、そのチームの全体のパワーは上昇すると考えられます。臨機応変な行動は、顧客満足度を高めるのです。リッツカートンが顧客満足度を高める為に全ての社員に20万円までの決裁権を持たせている事は有名ですが、それと同じことはすべての会社に当てはまるでしょう。

アルバイトに決裁権を持たせるか

顧客満足度を高める為には、上司が気が付かないところまで「気配り」を行って、顧客満足度を高める事が求められます。そこに上司に対する相談であったり、周囲との協調が必要なのかというところも、微妙なところで調整が必要になります。ほとんどの企業は、思いつく一般的な努力をしていて、それ以上の事が「タブー視」されている場合もあるからです。

アルバイトに決裁権を持たせて、変な事をされたら困ると考える方が普通でしょう。変な事をされるよりだったら、何もしないで指示に従ってくれた方が有難いという事もあります。アルバイトに決裁権を持たせたところで、それを活用できるアルバイトというのが少ないのも事実です。「そんなにこいつが優秀というのであれば、アルバイトなどしていない」という考え方もできるからです。

アクティブに動いた際の失敗

アクティブに普段と違うことをしようと思ったり、更に斬新さを求めた場合には、「失敗する」という事が付いてまわります。問題になるのは、失敗する事よりも、失敗をどのようにリカバーしていくかという事になる訳です。こうした「試行錯誤」を繰り返すという行為は、マニュアル化した作業の中で生まれない事があるという事も理解しておく必要があります。

例えば、チームで独創性を持った人が入ってきたとしても、マニュアル化どおりに動こうとすれば、独創性が失われてチームとして画一化した行動になります。そうすると、顧客の柔軟な要望に対処できないという事が発生するのです。顧客の側というのは、多種多様な人間がいるわけで、こちらが顧客を選べないというのが一般的です。多様性を排除して画一化するということは、顧客の要望に応じられなくなるという事でもあります。

現場を知らない指揮系統による悲劇

また、こういう話になってしまうのですが、旧日本軍が失敗した要因のひとつとして、現場における状況判断がマニュアル化されすぎていたという事があります。本来は、状況に応じて指揮官が集まった情報から的確に判断するべきなのですが、指揮官がマニュアル通りの判断を優先(簡単に言えば内部の事ばかりを考えて、一般的判断をする)する事から、敵の方に作戦が集中していなかった可能性があります。

本来は、現場の判断が優先されるべきなのですが、現場が全体を知らないという事で、軍部では現場が無視されて、全体行動が優先されるという事があります。結果として、現場からの報告を無視した形になって、敗北に繋がるという事があります。作戦行動、規律というのは守らなくてはいけませんが、それに固執しすぎると、再起不能に陥ります。

失敗したWinampの更新

Winampは、翌1998年頃のバージョン2.xが大成功して、バージョン3.x版が出されるまで、2002年頃まで世界中で愛されたパソコン上で動作する音楽再生プレイヤーでしたが、それから主流になると言われた動画を再生できるようにした事で、動作が重くなってユーザー離れを加速させて、結果として全く使われなくなってしまいました。

ユーザーの事を考えてアップデートしていくつもりが、実際にはユーザーが求めていない仕様になってしまって、ユーザー離れを加速させたという見方がされています。

失敗したWindows8の更新

Windows95からパソコンの世界で世界のトップシェアを占めてきたWindowsですが、その勢いにも陰りが見えてきています。その理由としては、GoogleやAppleの展開するモバイルクラウドが主流になってきた事によって、従来のWindowsが持っているパソコン上に乗ったOSの価値が半減してきていると考えられるからです。先ず、Windowsは、モバイル分野でWindows Phoneで乗り遅れました。また、アップデートしているWindows8も不評になっています。

時代は、パソコンのOSからモバイル系のOSへと移っており、クラウドを使ったファイル管理というのが主流になってきています。どこでもインターネット回線を繋いで情報を引き出せた方が便利だからです。また、共有も情報を引き出せた方がやりやすいのは当然です。以前のようにUSBスティックを使って情報共有するような事は少なくなりました。

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年収1億円か年収100万円かの時代が到来!サラリーマンの中間労働者が減少して貧困層に転落!

  • 28 July 2014
  • のぶやん

ユニクロの社長が将来の年収は、100万円か1億円かに分かれるというような事を言っていましたが、それはまんざら嘘でもなさそうです。日本における個人の選択肢と言うのは、多様化した社会のなかでいろいろと出てきている訳ですが、それと同時に「どうすれば良いか」というのを自分自身ではっきりと考えて行動しなければいけない時代にもなってきています。

人間は考える能力というものが誰にでも備わっているのですけど、考える能力というものを最大限に活用して、それを継続していく必要が出てくるのです。そうしなければ、単純消費者として搾取されて、どんどん貧しくなっていく事になりかねません。

中間層が減っていくのはどうしてか?

グローバル化が進展していく中で、今までどおりに働いていて同じ給料が貰えると思うのは大間違いだという事なのでしょう。正社員で期待以上の仕事をしてはじめて、今まで以上の給与所得が得られると考える時代になってきてしまっています。求められるのは、社内で業績をあげていくパワーのある人材で、そうした人材以外は、会社に特に貢献していないとして不要とされていると言う事です。

簡単に言ってしまえば、「誰でも出来る仕事をしても給与なんて上昇しませんよ」という事です。誰もができないレベルで仕事をするから給与が上昇していくという事なのです。会社側の言い分としては、会社に特に大きな貢献をしていないのであれば、あんたに今までの給料はあげられませんよという事です。

大きいものが大きくなる社会

日本社会に限らず、大きいものが利益を使って更に大きくなって、小さいものを食べて行くような構図が成立しています。大きな会社であれば、マーケティングなどの会社を買収するなど、営業方法も沢山ありますが、小さな会社ができる事と言うのは限られています。Google, Apple ,Facebookなどが時価総額で数10兆円も達成しており、年間の利益だけで数兆円という規模に達しています。 

大きいものが大きくなるという構造というのは、会社が利益を出して、それをどんどん人に貸し出すようになるからです。お金と言うのは、貸す側と借りる側があって循環するようになっています。資産がある側が貸す側に回って、資産がない側が借りる側に回るという構図です。自分の身に全く資産がない状況であれば、会社の資産を借りて自分の体の資本をつかって生産をあげる事になります。 

給与が増えないので自己投資できない

自分の給与が増えないと言う事は、新しい事に自己投資ができないという負のスパイラルに陥る可能性を秘めています。例えば、恋人が欲しいにも関わらず、自分の給与から生活費を差し引くと、「まともにデートをするお金が捻出できない」という事になりかねません。まともにデートをするお金が捻出出来ないという事は、生きる気力というものを失わせるだけではなくて、仕事のやる気が失われます。

仕事の報酬として給与を受け取る訳ですけど、仕事に対するやる気の喪失が起こってしまう可能性があります。仕事に対するやる気が起こらなくなってしまうと、向上心が失われて負のスパイラルに陥る可能性があります。若いうちから給与が200万円台で、30代、40代の働き盛りになっても給与が400万レベルという事が当たり前に起こるようになってきています。

高齢化が進む日本社会

日本人の平均年齢は2010年には44.7歳だったが、2020年には51.4歳に達するという事で、2020年に予想される世界全体の平均年齢の29.2歳と言う年齢からもかけ離れてしまいます。かつてない程の高齢化社会が訪れるとされる日本では、年金などの財源不足が顕著になるとして、税金などからの補てんが続く可能性があり、税金などが跳ね上がる可能性が指摘されています。

既に消費税が8%に値上がりして、2015年10月からの消費税は10%に値上がりするとされています。消費税がこれ以上あがったとしても、所得は全く増えていかない訳ですから、普通に働いていたのではどんどん貧しくなっていく事は明らかです。

発想の転換が必要か

会社で全力を発揮して、課長や部長に昇進していける自信があるというのであれば、そういった選択肢も悪くありません。しかし、多くの場合は会社で頑張っても、それほど上部の社員に登っていけないという人が多い事も事実としてあります。従来のように政府と関わりがある企業、インフラ系企業であれば良いわけですけど、そうではない形の企業であれば、言われた事をやっている社員など上に行けるはずもありません。

会社に縛られても収入が増えて行かないという中においては、自分で収入減を増やしていく必要がある事は間違いないでしょう。どうやって収入を増やしていくかと言う事を個人で考えて行かなければいけないわけですけど、収入を短期的に増やすのは不可能と言えるでしょう。多くの人は短期で収入を増やそうとしますけど、まともに収入を増やすには、何らかの技術+資本+時間など、多くの努力と労力を必要としている事を理解する必要があるでしょう。

自分の強みを拡張する

自分の強みを整理する事から始めるのが良いでしょう。自分が持っている強みと言うものを整理して、それを収入に結び付けるという事が必要になるでしょう。かつての武士も幕末になれば、副業をはじめていたとされています。経済が低迷していく時には、自分で稼げるような状況に持ちこめる人が強いと言うことでしょう。

自分が興味ある分野であったり、精通している分野というのは、「好きこそものの上手なれ」ということわざに代表されるように。単に自分で楽しいという観点からだけではなくて、多くの人に知ってほしいとか、楽しんでほしいと思う事が大事になります。プロの経営者の視点よりは、こだわりがある人が追求したサービスの方が消費者に受け入れられる場合もあるのです。自分の「こだわり」を徹底して追及していくのがいいんじゃないかな。他の人から何と言われても関係ないです、自分のこだわりが何かという事を決めたら、徹底してそっちの方向に走っていきましょうよ。

凄まじいスピードを実現する

多くの人が「凄すぎる」と思うレベルで、誰も真似できないぐらいのレベルに何らかの技術力を持ちこんでいくという事です。多くの人は、途中で誘惑に負けて遊んでしまったりするので、そのレベルまで到達する事ができないという事になります。中途半端にやる事なら誰でもできるのですが、それをプロフェッショナルにこなすレベルまで持ちこむには、相当に時間がかかるという事でしょう。

今の日本においては、まともな給与所得を得ようと思えば、「仕事というものがプロフェッショナルに出来て当たり前」という時代になってきています。つまり、1年とか2年とかやって少しかじったぐらいの「誰でも出来る仕事」をするような人には、仕事が回ってくる事がないという事です。例えば、パソコンの特定ソフトにおいて「操作できるのは当たり前」であって、何でも操作できるようになった上で、更なる創意と工夫が必要になってくるという事でしょう。

サービスの提供を行う

資本主義の社会においては、自分の保有している資産でどのようなサービスの提供を行えるかという勝負をしています。自分の保有する最大の資本というのは、体の資本です。体の資本というのは、常に収益を生む活動を行う事ができますが、その半面で生み出せる収益にはどうしても限界があります。

体を使った部分以外の面で、人にサービスを提供していくというスタイルが重要になってきます。基本的に人にサービスを提供する為には、何らかの「初期資本」「初期投資」が必要になるので、人にサービスを提供する為の初期資本、初期投資についても考えて行く必要があるでしょう。初期資本、初期投資が小額で済むのは、インターネットを使ったサービスであるとされています。

年収とかじゃなくて収益性資産

多くの庶民が年収で自分の生活水準を計算しようとしますが、年収よりも大事になるのが収益性資産です。収益性資産を保有すると言う事は、自分の体の資本で働く量を減少させて、収益を生み出す事ができるようになるという事でもあります。その収益性資産を保有するというのは簡単な事ではありませんが、定期収入が見込める収益性資産であればどんなものでも良いので保有しておくというのが良いでしょう。

多くの人にとって、資産の損益分布は、ライフ維持コストを上回る事ができません。どういう事かと言えば、自分の事業を行ったとしても、最低限の生活が保証できるとされている月額20万円-30万円(年間240万円-)のラインに達する事が出来ない場合が多いのです。それ以上になれば、事業レベルという事ができて、フリーランスとして独立する事ができます。

赤字部分の膨張で破たん

なりふり構わず集中してどんどん進めていくようなスピード感がないと、赤字の部分が膨らんでいくので、損益分岐点を超える事ができずに破たんする事になってしまいます。自分の生活を維持する体力であったり、事業を維持する体力などについては、良く考えて事業を行っていく必要があるでしょう。

赤字の部分が損益分岐点を超えて利益部分に達すると言う事は、事業に対して利益を再投資できる可能性がある事を示しています。利益がでるという事は、その利益を再投資に振り向けるという事を意味しており、新しい市場・分野を開拓していかなくてはいけません。それが開拓していけないようであれば、競争に負けてしまうのです。

利益の再投資を行う難しさ

日本企業の多くは、製造業で利益が大きく出ていたバブル時代を終えて、人口減少に向かって「利益が出にくい構造」というものに陥っています。利益がでにくい構造を改善する為には、新しい分野に取り組んでいく必要性が出てきています。

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ユニクロで服を買おうと思えなくなった!庶民が高く感じるようになったユニクロ

  • 12 May 2014
  • のぶやん

ユニクロに久しぶりに行ったのだけど、高いと感じてしまう自分がいました。

以前からユニクロをたまに利用していたのですが、今回は高いと思ってしまいました。普通にファッションセンスがないベーシックなものが3000円とかで売られているのですが、部屋で着るような服装に3000円もかけなくても良くないか?と思っているのは私だけではないはずです。ユニクロの服は、外で着られるのに絶えられるファッション性のあるものが少ないのです。そして、ファッション性のあるものと言えば、それなりに高い価格が付けられているので買う気が起きません。

ベーシックはいいのですけど、外で着られないような服装を何着も持っているというのは、意味の無いことなんです。外出してファッションを楽しみたいと思っている人に対して、ユニクロは今まで通りのアプローチを繰り返してきていますが、こんなのを続けていていいのかな?と思います。少なくとも、私はもうユニクロで服を買いたいと思わなくなっているし、もっとファッション性のあるものを求めたいと思っています。

H&Mより高いユニクロ

ユニクロよりもファッションセンスが高くて、価格帯も少し高いとされていたH&Mが日本でガンガン安い値段で洋服を販売するようになってきたからです。H&Mでは、客引きの為に常に何らかのセール品を置いており、半額のセール品が驚くほど安い価格で手に入る事があります。例えば、ズボン1000円とか、シャツ500円とかいうセール品があります。

H&Mで売られている商品は、品質がそれほど良いという訳ではないですが、丁寧に扱っていれば「そこそこ長く着られる」というものばかりです。ファッション性が高くて外で着られる事を意識して作られているので、外出先で着る事に問題がありません。H&Mで夏服を調達した時には、4着ほど買って3000円でした。4着で3000円ですよ!ユニクロなんて1着2000円も3000円もするんだから、H&Mの方が良いに決まっています。

日常でファッションを楽しむ

H&Mのように1000円-2000円でシャツを販売しているような場所だと、日常で少し出歩くときにファッションを楽しむ事ができます。1人で出かける時に少しファッションを楽しむ事もできるという訳です。ユニクロの場合には、ファッションを楽しむという感覚がほとんど皆無になってしまっていて、単に着て歩くための服装になってしまっている感じです。そういった感覚では、生活に刺激を与える事はできません。

日常的に少しファッション性のある良い服を着る事ができれば、生活の充実度を一気に上げることができます。日常的に着る服装というのは、すぐに駄目になってしまうので、1000円とか2000円ぐらいのものを「大量に」買い付けておいて、それを着るのがもっとも効率が良い事なのです。日常的にファッションが楽しめるようになれば、生活の満足度を一気にあげる事ができます。

安くて新しいものを着たい

価格が見えやすい冬物のアウターなどであれば、確かに実店舗においてブランド品を購入するのも良いでしょう。しかしながら、インナーであったり、夏の服装などは、別に高い服装を買う必要もないでしょう。外に出ても恥ずかしくないような服装で、安い服装を購入すれば十分という事が多いのです。どうせ、1年も経ってしまうと、Tシャツなどにどうしてもしみが出てしまったり、古い感じがする場合が多いです。

特に薄手のシャツであったり、インナーなどは、安くても新しいものを身に付けていた方が高くて古いものを身に付けているよりも清潔感が出せる事が多いです。安くて多少のファッション性があり、なおかつ新しいものを身に付けている事が多ければ、自然に人からの印象を良くすることができるでしょう。

アイディアを実現する力が大切な時代!実行する能力と粘り強さ

  • 22 April 2014
  • のぶやん

先日の記事で「企業にとってアイディアを出せる人が重要」というのを書いたのですが、アイディアを出す=アイディアを実現するという力があるという事でもあります。ウェブサービスを次々と思いついたとしても、それを実現する力なければ、単なる「絵にかいたもち」となってしまいます。

「私はアイディアがある」と言っている人に限って、そのアイディアを聞いてみるとどこかで聞いたようなアイディアであったり、実現したところで大して稼げそうでもなかったりという事は良くあります。素人の思いつきというのは、単なる思い付きであって、アイディアとは言わないのです

素人の思いつき

リアル店舗を出しているというお店で、ウェブでも店舗を出店して集客をしたいと思っている店舗は多いことでしょう。そうすると、今まで全くウェブを作った経験がなくて楽天に出店してみたり、自社でホームページを作成してみたりする事によって、ウェブサイトというものがいかに集客が難しいかという事を痛感するはずです。

株式市場と同じで、素人が手を出してみようと思ってみた時(つまり、多くの人が儲かったという話を聞き始めて興味を持った時)には、既に市場が飽和状態にあって、早期参入したプロたちが競う相場であって、アマチュアが競う相場ではないという事がほとんどです。

思いつきを実現する

素人の思いつきというのは、プロからしてみると考えるにも値しない事が多いでしょう。しかしながら、サービスを受ける消費者、一般ユーザーなどはほとんど素人なわけですから、素人の思いつきというものも、考えに入れてサービスを作っていく事も重要です。「そんなものは素人の思い付きだ」という言葉を言ってはいけないという事でしょう。

そういった素人の思い付きを全て聞いてディスカッションする時間というのは、プロには与えられていない場合が多い(だからプロは負けるんですけど)です。その場合には、素人の人とプロの人がアイディアを書き込めるような掲示板であったり、ノートのような場所にどんどんアイディアを書き込んでいく事が大切になるでしょう。ディスカッションを行うのではなくて、あくまでノートにどんどんメモを書き残していく事が改善に繋がっていきます。

素人とプロの違い

多くの分野においては、素人とプロの違いというものが不明確になってきている事も事実としてあるでしょう。例えば、以前であれば新聞記者のライターというのはプロと言われていましたが、現在では新聞記者のライターとブログを書くライターにほとんど区別をつけるのが難しいほどです。簡単に言えば、多くのブロガーが1カ月ほども訓練さえ行えば、プロの新聞記者になれてしまうような時代なのです。

こうした現状は、以前であればプロ(正社員何十年)が行っていた仕事というものは、契約社員が簡単に代行できるような仕事になってしまっています。また、プログラマーなど技術習得に時間がかかる仕事であったとしても、「相当の実力」と「実務経験」がなければ、ほとんど使い物にならないので、アルバイト程度の仕事しかできないという事もあるでしょう。

かつての「プロ」が負け始めている

自分で自分に問いかけたいのは、「本当に自分しか出来ない仕事をしているか」という事です。会社の営業成績がいかに良かったとしても、会社に営業成績が良い人というのは沢山いて、自分が辞めたとしても代替というものが見つかる事が多いです。

こういった環境において、プロとして負けない為にどのような事を行えば良いかと言えば、日頃からの業務の効率化を考え続けるという事でしょう。いかにしたらチームに貢献できるかという事を常に考え続けて、自分で学習時間を確保するなどの努力を重ねてチームへの貢献を重ねていかないと、プロとは言えないという状況になってきています。正社員として雇用しているプロがプロとしての働きをしないのであれば、外部からプロを呼んでくるというのが当然の流れになります。

人間の考える能力を活用して業務を改善する

単なる基礎的な働き方でも、やっているうちに改善した方が良い点というのが見えてくるでしょう。そうした改善した方が良い点というものは、しっかりとメモしておいて、後日に改善ができるように提案していくという姿勢が重要になってきます。

業務の効率化とパソコン

社内においてパソコンの知識を使える人を重宝していくという姿勢も大事になってきます。また、個人としてパソコンを使いこなせるようになって、チームに貢献するという事が非常に重要になってきています。パソコンの能力というものがますます重要になってくる今日において、パソコンで常に新しい事を学習していこうという姿勢が大事なってきています。

営業マンだからパソコンの能力が必要ないという時代ではなくなってきています。営業マンであったとしても、パソコンを十分に使いこなした上で、業務をどんどん効率化していく必要があるでしょう。そうした業務の効率化は、すぐに成果となって表れないとしても、数か月から数年単位で見ると、大きな成果となって表れる事は間違いありません。

お金を取れるレベルとは?

企業がユーザーからお金を取れるレベルというのは、プログラマーが凄いレベルでプログラムを書かなければいけないかというと、そうでもないでしょう。大型案件で優秀なプログラマーを何人も必要とするような場合は、「お金の取れるレベル」というものが上がってしまいますが、小さなホームページレベルであれば、(動くお金は少ないにしても)、誰でも作る事ができます。

ゲームのアプリケーションも、最初は誰でも公開できるような簡単なものから始まっているので、簡単に作れるものであったとしても市場が評価すればお金が動くことはあり得ます。問題となるのは、市場が評価するかしないかという点であり、現在の市場が評価しなかったとしても、将来の市場が評価する可能性があれば、取り組む価値というものがあるというものです。

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アホ会社にしがみつくのは、人生の浪費

  • 11 April 2014
  • のぶやん

恋人の男の事が本当に大好きで、恋人の男性の稼ぎも良いのだけれど、タバコを吸う癖があったり、大酒のみであったり、浮気する男性であったらどうでしょう?恋愛はいいけれど、結婚には適さないと思う女性がほとんどだと思います。人間というのは、誰もが年をとっていくものなので、時間を浪費しないようにする為にも「ダメ男」とは、早めに別れた方が良いのです。そうしないと、次の恋愛の機会が失われてしまいます。

腐った会社は辞めるべき

就職する前に会社の姿が良く見えず、就職した後に「間違えて就職した」という場合もあるでしょう。そんな場合には、1年ぐらいは頑張って勤めて辞めちゃうというのが良い判断となるでしょう。間違えてしまったのであれば、少しばかり様子を見て、それでダメそうなら早めに切り上げるというのが良い判断です。

腐った会社かどうかを判断する基準としては、自分の上司を見てみたり、会社の社長を見て見ると良いでしょう。あくまで評価基準は「自分」であって、自分が上司を尊敬できるか否かという事であったり、自分が社長を尊敬できるか否かという事です。自分が一生懸命に頑張って評価されない会社ならば、すぐに辞めても何も惜しくありません。

馬鹿な上司と仕事をするには
http://president.jp/articles/-/8498
Dealing with Your Incompetent Boss
http://blogs.hbr.org/2011/06/dealing-with-your-incompetent/

自分の実力に対する評価基準

自分が会社を辞めるにあたって問題のは、以前よりも実力がどれぐらい伸びたか?というその1点に尽きます。会社ではなくて、自分を基準に考えて、常にどのように実力が伸びているのかというのを考える必要があるでしょう。自分自身の中において、いくつかの自己評価基準を持っている事が後から大変なる強みになる事が多いです。自分の強みと見られる部分をいかに伸ばすかがキーポイントになります。

自己評価基準の例としては、語学力(英語のTOIECは勉強すれば2-3年で誰でも800点以上になれる)であったり、コンピューターの特殊技能(WordでもExcelでもいいし、パワーポイントでも構わない)であったり、営業力などを鍛え上げる事ができます。自分で何か評価基準を勝手に設定して、その評価基準で「自分が伸びているかどうか判断する」という事が重要になると考えます。

日本の新卒採用制度

日本では、高度経済成長期があったので、新卒採用制度というのが長く行われてきて、現在でも継続されています。大企業というのは、即戦力ではなくても、とりあえず大学卒業した若手を採用しておいて、企業の内部で育てあげれば、3年ぐらいすると損益分岐点を超えて企業に貢献するというのがその理由です。

高度経済成長期であれば、若手が頑張りさえすれば、「誰でも損益分岐点を超えられた」のですが、現在では状況がもう少し厳しくなってきているので、損益分岐点を超える事にプレッシャーがかかっていて、その結果として「若者が3年で辞める」などと言われたりしています。

大学を卒業したばかりの多くの若者は自らの評価基準を特に持っておらず、企業の評価基準に従って育成がかけられていく訳なんですけど、それがグローバルに対応できない人材になったり、外部のスピードについていけない人材になる所に問題がでてきます。自分のキャリアを会社に任せず、自分で設計していく強い意志がなければ、生き残っていくのが難しい時代になってきています。

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