時事ネタ

テレビの芸能人がマジつまらない!ユーチューバーが人気になる理由は、個性で立ち位置の明確化

  • 24 December 2017
  • のぶやん

HIKAKINやはじめしゃちょーなど成功したユーチューバー見て、プロのユーチューバーを始める人は今でも多いですが、全く稼げていない人がほとんどです。ほとんどのユーチューバーがHIKAKINやはじめしゃちょーの真似事になってしまって、自分のキャラクターが確立されておらず、動画を見てもつまらなく思えてしまうからでしょう。売れているユーチューバーの多くは、キャラクターが際立っています。

自分の立ち位置を明確化する

凄く美人なのに変顔したりするのをインスタグラムにアップロードしたりしている人がいます。世界のトップモデルであるカーラ・デルヴィーニュを真似しているのか、『素の自分』を知って欲しいと思うのか、同機はいろいろありそうですが、少なくともキャラクターが別人になるその姿にドン引きしている人が多いのも事実です。

カーラ・デルヴィーニュが変顔をしても受け入れられるのは、それだけブランド力があるからで、普通の女性が変顔などをインスタグラムで公開しても、注目されるどころか『キャラが違う』と下手をすればキモいと思われる可能性すらあります。インスタグラムの自分のイメージを大事にしないと、自分のイメージを損なって仕事に影響する可能性もあります。

日本でAKB48が受ける理由

日本でAKB48が受ける理由は、まだ個性が完成する前の段階である10代の女性を起用しているからです。10代の少女たちを使えば、キャラクターの誘導を容易に行う事ができます。物事に対する良し悪しの判断が付かないので、プロデューサーの意向に沿った形のキャラクターに仕上げて動かすことができます。AKB48女の子には、自立した女性として意見を言ったり主張を述べたりする事は求められていません。単に可愛いアイドルのキャラクターに徹する事が求められています。

AKB48というのは、チーム全体で仕上げてくるので、チーム内で勝負できるキャラであれば売れていきます。しかし、個人で勝負するようになると、所属事務所のプロデュース力などが大きく影響する事になります。所属事務所のプロデュースが下手だったり、AKB48より強い個性が打ち出せない事で、AKB48卒業後にほとんどのメンバーが売れなくなっています。

個人パフォーマンスの低下

テレビのタレント・芸人は、それぞれで個性を持っているかもしれませんが、プロデューサーの顔色ばかり見るようになって委縮しています。個人としての面白さが全く出てこないで、無難な発言ばかりのテレビ番組ばかりで面白味が全くないのです。無言のプレッシャーがある中で、誰1人として思いきった事をやる人がいないので、予定調和の面白くない番組だらけになってしまいます。

リアルサザエさんが面白い

後発ユーチューバーとして爆発的人気になっている桐崎栄二(きりざきえいじ)の田舎ファミリー物語は、リアルサザエさんで本当に面白いです。可愛い妹が登場してきたり、愛すべき家族が登場してくるので親近感が持てます。  脚本なしのガチのファミリー物語なので、ハラハラしながら楽しめます。家族の下ネタも普通に出てくるところは、テレビドラマではあり得ないところです。

クックパッドが生き残りをかけた戦い!料理レシピが『ショート動画』の戦いに移行

  • 22 December 2017
  • のぶやん

1週間ほど前に書いた『クックパッドの株価低迷でマジでオワコン!ちきりん社外取締役の終わった感じが半端ない』という記事がはてなブックマークでホットエントリー入りしました。クックパッドは、他の事業を切って料理レシピ事業に集中するという事で、まさに生き残りをかけた戦いに入ろうとしています。今は、まだクックパッドの有料会員数も多くて余裕がありますが、ここで経営陣が判断ミスをすると、数年後に極めて厳しい状況になるかもしれません。

そこでクックパッドが打ち出している戦略は、全国に料理スタジオを作るというものですが、この戦略が株主から支持されていない事は、株価を見れば分かります。

クックパッドレシピの価値

クックパッドの記事は、約280万記事あるとすると、その記事で実際に読まれている記事は、多分トップ5万記事ぐらいだと思う。それで、1記事1万円でアルバイトに作成させたとして、1万記事を1億円で作れて、5万記事を僅か5億円で作れてしまう。簡単に言ってしまえば、クックパッドの記事資産と言うのは、5億円ぐらいの価値しかない可能性もあります。

アベマTVは、1年で200億円もかけて動画コンテンツを作っているのを見ると、5億円でレシピをアルバイトにガンガン作らせるぐらい簡単です。1万円を出せば、良いレシピ記事を作ってくれる主婦は世の中に山ほどいます。中国人の会社に外注すれば、1記事3000円ぐらいで日本語のレシピ記事を作ってくれる所も見つかるかもしれません。レシピが溢れる事でその価値は暴落したのです。

ネットに溢れる1分動画

料理の1分動画がインターネット上に溢れていて、無料で視聴する事ができるようになっています。例えば、Tasty Japan(Youtubeリンク)は、毎日のように大量のショート動画をアップロードしています。作成をアルバイトのスタッフに任せておけば、材料費と人件費だけで、大量に動画が作成できます。また、言語を変更するだけで、多言語化する事も可能です。

Tasty Japanの場合には、Facebookにも大量の動画(Tasty Japan Facebook)を投稿しており、500万いいね!を集めています。

クックパッドも料理動画に参入

クックパッドも料理動画に参入する(JBPRESSリンク)としていますが、その手法は自社で作るのではなくて、スタジオをレンタルして主婦などに貸し出すというものです。この方法では、恐らくはうまくいかないでしょう。スタジオで料理動画を撮影したい主婦はいると思いますが、それで大量に質の高い動画を確保する事は難しいと考えるからです。スタジオを誰かに貸して、動画をアップロードして貰うという発想自体が非常に非効率なものです。

スタジオに代金をかけるぐらいならば、専用のスタッフを雇ったり、フリーランスの人にお金を渡して大量の動画を作って貰った方が効率的です。この動画の業界では、とにかく効率的に大量の動画を作って出したものが勝つような状況になってきているので、先行してどんどん動画を出さないと勝ち残れません。

料理動画を見ながら料理しない?

今までのクックパッドのようにスマホベースで料理するので、実際に料理動画を止めながら料理する人は少ないかもしれません。しかし、そうした点を考慮しながら料理動画に改良が行われており、メニューを表示する時間を長くしたり、1分動画以外に3分動画を準備するなどの動きも広まっています。『料理動画を見ながら料理しない』というのは、過去のものになっていて、料理動画を見ながら料理する主婦も少しずつ増えているとみられます。

今までの主婦が料理動画を見ながら料理をしなかったのは当然で、料理動画がそれほど多くなかったし、料理動画を検索するサイトも少なかったからです。これから料理動画が充実してくれば、主婦は料理動画を見ながら料理をする事になっていく可能性は十分にあるでしょう。やはり、料理動画レシピの持つ情報量は、料理レシピの写真・文章よりも情報量が多いのは確かだからです。

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ウーマンラッシュアワーの村本大輔が『THEMANZAI』で見せた政治風刺ネタの漫才が話題

  • 18 December 2017
  • のぶやん
ウーマンラッシュアワーの村本大輔

政治ネタなどがタブーとされてきたテレビで、村本大輔のウーマンラッシュアワーが凄い5分間のネタを披露。今までにない奥の深さを感じる刺激的な漫才でした。

村本大輔と言えば、2016年3月頃にオールナイトニッポンを干されて話題になりました。広告主からすれば、村本大輔みたいな人物というのは、コントロールも効かないでべらべらしゃべりまくるので、扱いにくい人間なのかもしれない。それでも、彼は好き放題にしゃべるのをやめなかった。

ウーマンラッシュアワーの村本大輔

政治ネタの刺激的な漫才

最近、こんなに話題になった漫才はなかったでしょう。村本大輔と言えば、政治ネタを披露して『そのうちテレビから干される』などと言われていましたが、干されるどころかインターネット上で大人気になっています。

他の漫才師では出来ないネタは、とても新鮮で刺激的に見えます。

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考える行為を集中して行う事のストレスとは?仕事のパフォーマンスを上げる方法

  • 18 December 2017
  • のぶやん

人間が勝負して考えている時には、間違いなくストレスがかかっているでしょう。例えば、将棋の棋士が勝負をする時には、事前準備をして集中して挑みます。裁判官が裁判を行うときにも集中して挑まなくてはいけません。『徹子の部屋』で語り手のお話を聞く黒柳徹子さんは、集中できる状態で挑む為に良く寝て挑むことにしていると言っています。

2017年11月から施行された「外国人技能実習制度」は、介護などを含む様々な業種において、外国人労働者の受け入れ態勢を整備した法律です。日本で単純労働者が大幅に不足して、単純労働の価格が高騰するのを防ぐ為に労働者の受け入れを進めています。単純作業を外国人の労働者に任せるならば、日本人はもっと高度な作業をする必要に迫られます。現実的には、教育などが追い付いておらず、単に日本人の低所得者相と外国人単純作業者が競合してしまうだけになる可能性も指摘されています。

集中する事が報酬に結びつかない

最近の日本では、仕事に集中する事が報酬に結びつかない事も増えています。例えば、コンビニのアルバイトが集中しても、集中しなくても貰える報酬は同じです。会社のホワイトカラーなども、コンピューターによる効率化が進んで誰でもできる作業になってきています。

そこそこ難しい資格である証券アナリストであったり、気象予報士などのを取得しても、就職できる可能性は高くなっても、高い所得が保証される事がほとんどなくなりました。報酬を得たい場合には、以前にも増して他の人が持っていない何かが必要になる時代になっています。

新規事業で成長できる

仕事のストレスを減少させる方法は、慣れた作業を行うことです。新しい事ではなくて、慣れた作業を行うことによって、人間のストレスというものを軽減することができます。新しい事を学習したり、新しい事に取り組む事はストレスになります。

例えば、アベマTV、ニコニコ動画のような新規事業であれば、新しい事業に学ぶことが多いはずです。アベマTVは50人体制での開発と発表されていて、億単位の開発コストがかかります。アベマTVがそれでもテレビ事業にこだわるのは、テレビの広告費が他の広告業界に比べて非常に大きくなっているからです。

パフォーマンスを上げる方法

高い技能などを身に付けておいた上で、良く寝るなどして状態を良くしておかないと、高いパフォーマンスを発揮できません。会社で社員がパフォーマンスを上げる為には、社員の健康状態が良かったり、社員が心理的に安定していて良く寝ていたり、良く遊んでいる必要があります。その上で、自動化できるところを増やして社員の数を絞り込めば、パフォーマンスが高くなります。

企業が単純作業をさせようとする

今の日本企業の多くは、労働者を単純作業者として扱おうとするので、個人の技能が限定的になってしまいます。自分では頑張っているつもりでも、グローバル化とIT化の進展スピードによって現在の賃金が維持できないという事が起こってきます。個人の高い能力が身に付きません。

日本企業の場合には、経営陣がコントロールできない能力は困るとする考え方が根強くあり、能力が低くても上層部からコントロールできる人を優遇する傾向があります。能力に関わらずに上層部のいう事を聞く人間を優遇していくと、組織は徐々に腐っていきます。ビジネスモデルの転換などが行われないと、その

価格の決め手と利用価値

バブルの時の物件などは、年に数回しか利用しないにも関わらず、高額の価格で取引されていました。基本的には、将来亭にも利用する可能性が低いものが高額の取引されるという事は、おかしなことです。全く賞金を稼げないサラブレッドを購入しても、観賞用にしかならないのと同じことで、高額で取引される馬というのは、試合に勝利して賞金を稼ぎ出すので高額で取引されます。

ビットコインが高額で取引されるのも、実際にビットコインが使える場所があって、流動性があるからです。使えもしなくて換金もできないようなコインであれば、誰もそれをお金を支払って購入しようとは思わないでしょう。

利用しないものが高額

最近では、原発の多くが停止した状態で維持費だけかかる状態になっています。日本人が全く利用しないものにお金を支払い続けていく事はできないので、1日も早く原発を廃炉にしていくべきでしょう。福島原発事故で、原発がコスト的に見合わない事が明らかになったにも関わらず、日本政府が前向きの姿勢で国民負担が増大。

利用しないものに高額の料金を払い続ける経済が続くと、良く分からない所にお金が流れて、必要な研究・開発費の予算を出すことが困難になります。

日本の大企業が政治家に金を渡して税金泥棒している実態

  • 16 December 2017
  • のぶやん

政治家と仲良くなって、お金を融通して貰うために政治献金を行う企業が数多くあります。

税金泥棒は企業努力にならない

政治家に金を渡して国の金を盗み取って事業を行ったとしても、それは企業の技術力の向上に役立ちません。大企業は、政治家とゴルフをして、それで国から仕事を受注するようなことになっています。しかし、それが続くと経営者が『市場の方を向かずに政治家の方を向いていく』ことに陥って、現実の市場とどんどん距離が広がっていくことになります。そのことは、投資判断を大きく誤らせることになります。

世界のどの国でも原発をやめていく方向になっていて、本家の米国でさえ新しい原発を作っていないにも関わらず、東芝は原発ビジネスを推進しようとして大失敗しました。そもそも、米国のウェスティングハウス社を購入したのは、政治的な判断と米国による日本企業を潰しにかかる戦略があったものと考えられます。東芝は、WHを約54億ドルで買収して、社長に退任前の1年間の報酬で20億円も支払っていたという事です。

日本で増加する低賃金の労働者

日本では、低賃金の労働者が増加しています。日本式の集団就職で企業に就職しても、昔ながらの下働きで大した技能が身につかないことが原因です。バブル時代に入社した40代後半から50代の会社員を見ていると、ほとんど技能がないのに威張っている人が多いのが目につきます。時代遅れの考え方をしており、パソコンなどに疎い人も多い世代です。

非常に高倍率と言われている『女子アナ』に期待されているのでさえ、そのスキルよりルックスであったりして、30歳を過ぎると生き残りが厳しくなり、多くの女子アナが仕事を追われることになります。現在の日本では、ワーキングプアのような人が増えていて、高度技能者が減少して、ワーキングプアがどんどん増えてきています。

必要となる単純労働者

企業の正社員であったとしても、20代のように安い低賃金で働く正社員であれば、単純労働者に分類されるので日本企業としては大歓迎しています。日本企業に歓迎されないのは、単純労働を行っている40代~50代の社員と言われています。従来であれば、『働き盛り』と言われて高給取りだった世代は、業務の効率化、グローバル化によって、マネージャーが不必要になってきているのです。

必要とされる人材というのは、知識と経験を有する30代の社員であり、そのあたりが業務とマネージャー職を兼務した方が明らかに費用対効果が高くなります。必要となっているのは、現場に近い位置で働く30代の社員であり、現場から遠のいた人が命令のみを出すスタイルは、既に古いものになってきているのです。

国内技能の大幅低下

このように40代~50代の社員の多くが必要のない人材になり、20代の若手が単純労働に従事するような日本社会型になってきているので、日本企業全体の国際競争力が相当に低下しているものと考えられます。商品の開発能力なども低下しており、グローバル市場で勝てなくて当然という感じがします。

このように従来のマネジメント層が単純労働者なみの働きしかできなくなり、20代~30代の賃金も低く抑えられた状況において、三菱重工などが強引に巨大客船を作ったり、MRJを完成させようとしても、人材不足に陥るのは当然と言えるでしょう。20代は経験不足、40~50代のマネジメント層は使い物にならず、30代社員は経験不足か人数自体が不足しています。

このような状況は、バブル崩壊後から発生していましたが、特に酷い状況が起こり始めたのはリーマンショック以降の10年です。中国の若手が台頭して30~40代の働き盛りの主力世代となり、20代の大卒人材も豊富に抱える中で、日本における人材が使い物にならないのに高いだけという状況が発生して、単純労働者が中国並みの賃金(派遣労働者の平均年収170万円)まで落ち込んできました。

フィリピン型の経済に向かう

日本人が真面目に働くというのは過去の話で、今では日本人も団塊の世代が引退して真面目に働く人は少数派となっています。日本人は、アメリカの輸入品を食らうフィリピン型の経済になろうとしています。ツィッターやフェイスブック、インスタ、ユーチューブなど、アメリカのSNSを利用して、アメリカからの輸入品を食べて、アメリカのエネルギーを使うというアメリカ消費型社会になってきています。

自分たちで自立した経済活動を行えなくなると、高度な技能、高度な労働が行えなくなって、単純作業しかできなくなって賃金が下落します。

無料化で市場を取り合う

Yahoo!が出店手数料を無料化して、収益を広告の出稿に切り替えた事で、楽天側はポイントを増やしてユーザー囲い込みを強めています。ニコニコ動画は、ニコニコプレミアムという課金スタイルを取ってきましたが、ユーチューブが無料でどんどん動画をアップロードするのに対抗しきれなくなってきています。従来であれば、お金が取れたようなサービスで、お金が課金しづらくなってきているのです。

世界で最も高額とされる日本の携帯電話ですが、LINEなどアプリで無料通話ができるようになっているので、携帯料金もお金が取りづらくなってきています。こうした無料の攻勢を海外から仕掛けてきているグローバル企業にガチガチに固められた日本企業がインターネット上で太刀打ちできずに敗退しています。

経営手法の大きな変化

かつての経営手法は、今までの経験や会計のみをもとにして経営判断を行ってきましたが、最近になって顧客データーが豊富に手に入るようになってきた企業は、顧客の動向などから経営判断をする事も増えてきました。このような状況になると、データに強い人が経営者になった方が的確な判断が下せることが増えています。

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楽天が第4の携帯事業者として参入を報じられるが株価が下落!多額の有利子負債を抱える

  • 15 December 2017
  • のぶやん
楽天の株価

楽天が携帯電話事業に参入する事が発表されました。楽天は、NTTの回線を借りて楽天モバイルというサービスを提供していますが、電話事業者として参入する事になれば、独自の回線を全国に整備してサービスを展開する事になりそうです。日本の携帯電話事業者は、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIが寡占状態にあり、携帯料金の高さがネックになっていました。

楽天が参入する事で、携帯電話の事業者における競争が加速して、携帯料金が低下する事が望まれています。

楽天の株価

積み上がる楽天の有利子負債

楽天は、有利子負債が2016年12月期の決算で7100億円にも達しています。2014年12月期に5890億円だった有利子負債が2年で1000億円以上も増加しているのです。この有利子負債の大きさは、楽天に投資する投資家の間でも大きな心配事になっています。楽天は、配当も少なくて、優待も少なく、負債が多いので、投資家が投資しづらい企業になっています。

今回、楽天は携帯事業に参入する為の6000億円を借り入れて事業を行うとしています。楽天の有利子負債は、携帯電話事業の参入で1兆円を超えるとみられていて、1年間のグループ利益が700億円あまりの楽天にとって、あまりに大きな負担ではないかと心配されています。しかし、携帯事業者になる事は非常に難しい事なので、携帯事業自体を取得すれば、その評価資産が非常に大きなものになるとも考えられます。

低金利で資金調達

日本の企業がここまで借金を大きくできるのは、日本で金利が低く設定されているからです。金利負担が非常に小さいので、企業が1兆円を借り入れたとしても、返済の負担が小さくて済むのです。しかし、日本の金利が跳ね上がって、返済負担が重くなると、有利子負債が大きい日本企業の中には、それ以上の借り入れができずに倒産するところも出てくるでしょう。

楽天が1兆円もの負債を背負って、営業利益が700億円しか出せなければ、金利が3%に上がるだけで返済負担で利益が吹き飛んでしまう事になってしまいます。

借金が積み上がる構造

孫社長が率いるソフトバンクグループであったり、楽天の借金が積み上がる背景には、短期で会社を買収する事で成長を加速させようという意図があります。そして、それを支える日本の銀行と低金利があります。ソフトバンクと楽天は、日本を代表する企業ではありますが、その有利子負債の多さが投資家に心配される事も多い企業です。現在の有利子負債を返済する為には、この2社ともに事業規模を拡大し続けるしかない状態にあります。

インターネット上では、アマゾンなどのグローバル企業との競争を強いられるので、利益率が低下する懸念が持たれています。最近では、ヤフーに対抗する形で、楽天ポイントを以前にも増してどんどん放出するようになってきています。ヤフーが出店手数料を無料化する中において、楽天から『顧客が離れないようにする』事が楽天が店舗数を維持・増加させる為に非常に大切な事だからです。顧客を楽天にとどめておく事は、楽天の生命線と言えるでしょう。

日本人のコストが高い

日本の企業では、使えもしない中高年にお金がつぎ込まれていて、結果として人件費が使われているのに競争力がない企業が沢山あります。鴻海の会長は、シャープの40歳以上は必要ないと言いましたが、大した能力がない単純労働力であれば若ければ若ければ若い方が良いというのは当然でしょう。同じ作業で同じ賃金を支払うのであれば、動きが鈍い40歳に支払うより、動きが機敏な20歳に支払った方がいいと考える訳です。

日本の会社からイノベーションが起こりづらい理由は、この『本当は単純作業を行っている中高年にお金を払い続けている』為に起こっていると考えられます。高度な技能を目指す人が残っていると、会社の内部からイノベーションが生まれていくのでしょう。

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大卒文系だと『誰でも出来る仕事』ぐらいしか任せられない実態!産業の高度化に対応できない文系大学生がヤバい

  • 9 December 2017
  • のぶやん

多くの会社の営業職などは、高卒・大卒問わずに『ある程度の常識』があれば、ほとんど誰でもできる仕事ばかりです。多くの企業の採用条件というのは、頭が良い事とか、クリエイティブな事ではありません。単に言われた事をきちんとやるとか、言う事をハイハイ聞くとか言う事が重要になります。

そういう単純作業は、今ではグローバル化で中国の労働力に置き換えられ、単純作業がコンピューターの自動化に置き換わっています。単なる兵力は、外国に外注したり、コンピューターに置き換えた方が安上がりという事になります。

コンビニのマニュアル

コンビニのチェーン店の店長も、実際には半年ぐらいの研修を積めば誰でも出来る仕事になっています。実際に脱サラしてコンビニの経営者になって、苦労ばかりで後悔している人は沢山います。本部と加盟店が平等であるというのは建前で、本当のところは加盟チェーン店が『逃げ出すことができない弱い立場』に置かれています。

コンビニのアルバイトを探すのも大変です。それは、コンビニのアルバイトをやっても『見に付くものが何もない』からです。基本的にコンビニチェーン店のアルバイトというのは、履歴書に書いてもほとんど評価の対象にはなりません。コンビニのアルバイトは、他にやる仕事がない人が来るような場合が多い場所になっています。

手順書を作るクリエイティブ時代

日本は、アメリカの方式をコピーして経済成長した側面もあり、それは外資を導入して急成長した現在の中国が同じように急成長を遂げています。豊富な労働力がある中で、外国の技術力を導入しながら、自分たちの技術力を高めていくというスタイルです。しかし、こうしたスタイルは、世界がフラット化していく中で壁にぶち当たる事になります。

日本においては、三菱重工などが新しい産業を作りだす事ができず、今頃になって巨大客船で大失敗して、航空機MRJもほぼ失敗が確定しています。産業自体が高度化しており、簡単にクリエイティブなものを作りだせなくなっているのです。

大学を卒業しても能力が低い

大学までに10年も英語を勉強しているのに、日本人のほとんどが英語をまともに扱えません。更に社会で絶対に必要となるであろうIT系の基礎的な知識もほとんどの人が保有しておらず、おまけに金融知識を教える授業もありません。大学の教授をやっている人でさえ、英語がまともに話せなかったり、ITの基礎的な知識に欠けています。

集団の能力としては、中国などの人口大国に勝てる訳もないので、個人の能力値が高くないと1人1人が生き残っていけません。しかし、現実的に個人の能力は高くなる教育スタイルが行われておらず、トップ大学以外の能力値が非常に低い状況になっています。

40歳ぐらいまでは何とかなる

日本で35歳までが転職の限界点と言われるのは、35歳ぐらいまでは競争力がゼロでも若さだけで転職できるからです。かなり人材の競争力が低い状態でも、40歳ぐらいまでは『頑張ります』と言えば何とかなる状態です。しかし、それ以上の年齢になると、何が出来るかが真剣に問われてくるので、15年以上も同じ作業を行って学び直していなかったりすると、かなり厳しい状況に追い込まれる事は間違いないでしょう。

実際、シャープで『40歳以上の社員は必要ない』と言われていますし、三越・伊勢丹も45歳以上の社員の首きりを行っています。1つの企業に勤務する事は、出来る事を増やす事ではないので、単に給与所得者として給与所得が増えないと、厳しい状況になっていく事は間違いありません。

消耗品としての若い労働者

競争が激しい女子アナの世界では、30代を過ぎると、人気があった女子アナはフリーアナウンサーとして独立します。人気がそれほどでもなかった女子アナは、30代になると人気が落ちるのでアナウンサールームに行くだけの日々になったりします。それと同じ事は、会社員が40代になって昇進していなければ起こりうる事です。

若いうちは、技能が低くても消耗品として戦力になりますが、女子アナが30歳を過ぎると賞味期限切れで実力勝負になってきます。しかし、それまで消耗品として活用されてきた人材は、まともに実力勝負が出来ません。営業・販売にあたってきた人に技術職を求めても無理ですし、少なくとも20代・30代前半ぐらいまでに技能レベルを一定に高めておく必要があるという事です。

先進国の労働者が貧困化

日本の労働者は、例えば新卒採用などを見れば分かる通り、若くて安い労働力を期待されている場合が多いです。そのように『若くて安い労働力』を期待されて入社すると、ほとんど成長しないで単純労働者になってしまう可能性があります。日頃から勉強をしないで、誰でも出来るような単純作業・単純労働を行っていると、将来的に自分の仕事がなくなってしまう可能性があるでしょう。

単純作業をしている時には、一応ながら収入が確保できるので良いのですが、仕事を失うと次の職業がなくなるという事態が発生してしまいます。アメリカでは、ラストベルト(五大湖周辺の自動車産業がさびついた地帯)の労働者が工場がメキシコに移転して失業して大変な事になっています。工場労働者が以前と同じような作業で同じ給料(中間層の給料)を貰えるというのは幻想でしかなく、中国・メキシコなどと同等の賃金しか受け取れない現実がそこにはあります。

変化できる人材が生き残る

変化すると言うのは簡単ですが、実行する事は簡単な事ではありません。AKB48のアイドルになってテレビに出演したりできても、引退後につまずく人は多いです。テレビであったり、ラジオなどの大型チャンエルを利用しないと、活躍できないと思っている人が多いカラです。実際には、事務所に所属しないでユーチューバーとしてタレントより多く稼いでいる個人も大勢います。

変化する為には、前からフォロワーを集めておくなど、仕込み・準備を行って必要があります。そうした事がないと、事務所に仕事任せになってしまって、結局は大した仕事が来ないという事になります。最近では、フォロワーが多い、少ないという事に期待して仕事を振るケースも多いからです。新しいものに手を付けるのは簡単で、ツィッターアカウント、フェイスブックのページは3分で作れる。でも、それを大きく伸ばしていくには、それなりの苦労が必要です。

反グローバリゼーション化

アメリカでは、70年代から工場の海外移転が加速して、特に90年代から中国に多くの工場が移転しました。アメリカで中産階級を成していた工場労働者の多くが給与水準を下げたり、失業したりしました。1900年代に巨大都市として栄えたデトロイトの中心街(ダウンタウン)は、今では廃墟となって治安が悪化している事は有名です。

影響で、工場労働者などの層がドナルド・トランプを支持したともされています。トランプ氏は、アメリカに富を引き戻すとして、反グローバリゼーションのような話をしました。しかし、現実的にそんなことが不可能なことは誰もが分かっていた事です。グローバル企業は、安い場所で生産を行わないと、製品の価格が高くなってしまうので競争で負けてしまうからです。衰退していたピッツバーグは、最近になって金融・研究開発などで復興しています。

必要となる研究・開発分野

日本における教育スタイルは、従来とほとんど変化しておらず、個性を尊重しない集団主義の教育になっています。そして、新卒一括採用に見られるように、個人の専門性を重視して採用するようなスタイルではありません。20代のうちに人材を単純労働で殺してしまっているのと同じです。かつての高齢者たちは、若手の人材を『搾取の対象』と捉えているのです。また、日本において大学に入学しなおして学び直せないという問題点もあります。

今、20代のうちに単純作業を行っていると、40代・50代になっても単純作業しか行えない競争力のない人材しか仕上がりません。そうなってくると、年齢的に再教育も難しくなるので、生活保護に一直線になってしまいます。労働者の学歴で立ち向かうならば、大卒だけでは不十分であり、最低でも修士課程のレベルが必要で、更に2つの修士ぐらい持ってないと競争力がありません。

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クラウド化する社会で賃金が大幅低下!日本人の仕事が海外サーバーへ移転

  • 3 December 2017
  • のぶやん
アベマTV

インフラ技術者は、更に厳しい状況に直面しようとしています。今では、多くのプログラマーがインフラ関係を手掛けるようになってきており、プログラマーに求められる事がインフラにも詳しいことになってきています。このような中において、インフラだけが出来る技術者というのは、企業で必要なくなってきているのです。

クラウドサーバーの価格が大幅に下落している事で、数年前と明らかに違う状況になってきています。2015年頃まで最低でも2000円ほどだったVPSは、2017年現在でConoHaのVPSが1ヶ月630円でレンタルできるようになっています。まさに、ワンコインで誰でもVPSを試せます。個人のレンタルサーバーに至っては、もはや200円~1000円が価格帯の中心になっています。

日本の半導体が没落

世界中で半導体需要が伸びていますが、日本で半導体で世界のトップレベル戦えるのは、東芝メモリだけになってしまいました。そして、その東芝メモリは、東芝グループが原発の失敗などで瀕死の状態で、身売りする状況に陥っています。日本企業の半導体需要も多い中で、日本国内で半導体の企業が伸びない事は、日本企業にとっても深刻な事態となるでしょう。

日本で半導体の事業が伸びなければ、日本人の半導体系の技術者が減少する事になります。そうなってくると、日本のIT系の技術力そのものが低下していく事に繋がりかねません。実際、日本ではクラウドサービスが各国に後れを取っています。日本企業が海外サーバーをレンタルするような時代になりつつあります。

クラウドが日本人の賃金を下げる

日本人が行ってきた事務作業などの労働は、海外の激安サーバーが担うようになってくるでしょう。最近、その傾向がジワジワと出始めています。既に企業のメールサービスなどは、Googleメールなどを使う企業もあって、意図せずとも海外サーバーを利用する企業が増加していました。今後は、意図しながら海外サーバーを利用していく機会が増えていくでしょう。

日本の失業率は、低い状態にあって『完全雇用』の状況にありますが、求人にある多くは激安の低賃金労働者ばかりです。正社員になったからと言って、従来のようにずっと安定が保障されるものではなくなってきています。クラウドが仕事をどんどん奪っていく状況です。

クラウドサーバーの大規模化

クラウドサーバーがこれだけ安価に借りられるようになると、中小企業であったとしても、VPS100台、200台を簡単に借りられるようになってきます。1000円のVPSを100台ほどレンタルしても、10万円なので事業リスクが極めて小さなものなのです。また、時間単位で借りておけば、必要がなくなったVPSを途中で停止するのも自由に出来ます。

誰でも100台、200台のVPSが簡単に運用できるようになってきたのです。企業の中には、拡張できる高額のクラウドをやめて、VPSを100台単位でレンタルして、それらを連動させたりして運用するようなスタイルも出てきています。

アベマTVも外部サーバー

藤田社長がアベマTVは、外部の会社からサーバーを借りていると話しています。そのサーバーコストは数億円だという事で、自社で運用するよりも、サーバーを借りた方が事業展開しやすいという時代になっています。サーバーの運営会社では、スマホのゲーム向けのレンタル需要が伸びているという事です。

ひろゆき氏は、『アベマTVはコスト面で合わない』と言ってましたが、コスト面だけで見ると、アベマTVのサーバー代金は数億円程度と言われており、事業全体に占めるサーバー代金は大きくありません。また、サーバー代金のコストは、ある程度は固定されたもので、今後のサーバー容量の大規模化に伴って価格が下がっていく可能性もあります。


アベマTV

需給の鍵を握る中国

中国は、東芝のように『最先端の半導体』を生産している訳ではありません。今後は、少しずつ最先端(10nm以下微細化技術など)に参入していくとみられていて、そうなると半導体の価格を大幅に下げる原動力になると期待されています。VPSが100円時代に突入する事になり、SDDが現在のHDD並に価格が下がれば、インフラ自体の競争力よりも、何をするかが重要になってくる時代になるでしょう。

これだけ半導体が発達して、それを使う顧客がどこにいるのか?という話になってきます。結局、日本のスマホゲームであったり、アベマTVのように大規模にサーバーを使う利用者が増えなければ、半導体の会社も投資できなくなってしまいます。しかし、ひろゆき氏が言うような『アベマTVが伸びない』という半導体のコスト面を克服できれば、テレビ局が潰れてアベマTVが伸びるような事が起こってくる可能性が十分にありそうです。

2018年から中国が半導体に投資

中国は、既に不動産バブルと言われているほど不動産が値上がりしており、新しい産業投資を行うだけの余力があります。そこで、2018年から2019年にかけて大型の半導体投資が行われる見通しで、半導体に対する中国の大型投資に世界が注目しています。中国政府も半導体で国際経済をリードする為に半導体企業に資金援助を行う見通しです。

それだけの半導体に対する投資を行っても、現在の中国であればさばけると考えているのでしょう。現在は、半導体が人々の職を奪っていく段階にあり、リーマンショックのような半導体需要の急減というのは、まだ先の事になりそうです。

大規模化が遅れる日本

日本は、欧米各国に比較して、大規模データセンターが遅れています。さくらレンタルサーバーが北海道に石狩データセンターを作ったのが大規模データセンターと言えるもので、多くのデータセンターが東京に小規模な形で設置されています。日本でも、大規模なデータセンター設立がないと、サーバーが高価になって日本企業の競争力が落ちてしまいます。

GMOインターネットは、電気代が高いからという理由で、北欧にデータセンターを建設する事にしています。日本は、電気代が世界一高いので、大規模なデータセンターを設置するには、運用コストがあまりに高すぎるのです。原発利権にカネが流れたせいで、電気代が高くなっているためです。

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