Twitter APIの使用基準が厳格化!開発者が気軽に使える時代が終了
ツィッターを開発者が気軽に利用できる時代は終わったようです。2018年7月24日から『開発者の利用基準が厳格化』されて、本人の電話認証がないと利用できないなど、登録自体が面倒になり、更に安易にアプリの利用制限もかかるようになりました。
APIを使うディベロッパー締め出し
ツィッター社は、上場してからも赤字に苦しんできており、最近では大量に広告を流したり、タグを広告として販売するなど収益化に力を注いでいました。その一方で、ショート動画などが出回るようになったことで、サーバー代金などは増加しているとみられており、費用コストも高くなってきているとみられています。
ツィッターでは、自動でつぶやく『BOTサービス』というものが人気で、多くのフォロワーを抱えた人気BOTも存在していましたが、BOTに対するツィッター社の扱いはどんどん厳しくなり、ジワジワとBOT締め出しが行われてきました。そして、今度はAPIを利用するディベロッパーに対する圧力も強まってきました。
登録ユーザー増えたら厳格化
当初は、ディベロッパーを使って無料で登録ユーザーを増やした上で、一定のユーザーが集まったら厳格化するというのは、ウェブサービスのビジネスとして良くあるやり方です。それにしても、何でもサービスを利用するのに電話認証が必要になるなんて、アメリカ企業のサービスは、中国企業と似たようなものになりつつあります。
実名化するツィッター
日本では、言いたいことを言いづらい常に戦前のような雰囲気があるので、言いたいことを匿名で言える場所というのが貴重なのですけど、ツィッターで電話番号登録などが義務化されるに従って、ツィッターを匿名で利用している意識が薄れて『言いたいことが言いずらくなる』事は残念です。