サラリーマン

本当に優秀な人材は会社でダラダラとサラリーマンをしていない

  • 6 April 2016
  • のぶやん

団塊の世代が退職して、日本の技術力の低下が著しいと言われるようになりました。従来の日本企業が行ってきた企業で人材を採用して、内部で育成するというやり方では、素早いグローバル市場の流れについていけなくなってきているという事は明らかです。何故ならば、企業の内部においては、既定路線から逸れた事ができず、思い切った事が何もできないからです。

◆ 自分で技術を身に付けるコスト

今の時代は、プログラムなどを自分で行って、様々なパターンを学習して『問題解決できる能力』を身に付けなければ使い物になりません。重視されるのは、実務経験とお金を稼ぐ力であり、その為には大学の勉強がほとんど役に立たない場合も多くなってきています。大学で学ぶ事と言うのは、お金にするのが難しい『学問の為の学問』も多いからです。例えば、大学でウェブサイトの知識をほとんど学べないですが、社会人になったらウェブサイトが必要になる機会は増えています。

社会人になって自分の大学時代に勉強した事と関係した事であったり、身に付けた能力などを発揮できる機会があればいいですが、そうでない場合にはずっと何も技能が身に付かない可能性があります。例えば、日本では派遣社員・アルバイトなどの雇用スタイルが増えていますが、特に多いのが『接客業』であり、いわゆる『若ければ誰でも出来る』という事が多いです。それを束ねるマネジメントにはそれなりに経験は必要かもしれませんが、最近ではホテルも経費削減でアルバイト・派遣社員を使う事も増えています。

◆ 身に付けるのが難しい能力

1つの例を出すと、どこかの企業が効果的な広告を考えようとした時には、従来であればテレビメディアの人脈があったり、ラジオや雑誌に人脈があれば、そこに広告を出して売り上げを上げるようなことができました。しかし、現在ではウェブに詳しくないといけないという事が増えてきています。ウェブに詳しいというのは、中途半端に詳しくても業界では勝つことができなくて、『ウェブの事ならこいつに聞け』ぐらいの詳しさがあって、更に技術的な事もある程度の理解がないとやっていけません。更に言えば、SNSや動画などが使われる機会も増えてきたので、そちらの方向にも精通している方が広告を出す上で良い場合があります。

このように様々な分野にまたがって詳しくなるというのは、単に企業の内部でダラダラと時間を過ごしていただけではダメで、自分から積極的に様々な実務をこなさないと身に付かない能力というものが増えてきています。『使える社員』というのは、自分でフェイスブックのページを作ってみたり、ツィッターを使っていたり、動画撮影を趣味にしてYoutubeにアップロードするなど、ウェブ周辺の全般に詳しい人だったりする訳です。しかも、ちょっと詳しいとか言うレベルじゃなくて、実際に稼げる方法を提示できるレベルでないと意味がないわけです。じゃあ、そういう人材が企業の中で働くならば、高い報酬が必要になってきます。

◆ 日本のサラリーマンは稼げない

日本のサラリーマンは、当然ながら会社で何らかの技能を学べる機会がある事は確か(それも自分次第)ですが、正社員であっても、若者は大した稼ぎをあげる事ができません。能力があったら、自分で独立した方が圧倒的に稼げる時代になっています。というか、独立をしないと大きく稼ぐなんてとても不可能です。

サラリーマンの最大の問題点としては、労働に依存しすぎているという事です。自分の労働に依存しすぎるという事は、それだけ自由な時間を失うという事でもあります。実は、資産を得るには、最も重要なのは時間ではないかと思うのです。自由な時間があれば、そこでお金を得る方法を考えたり、誰かと会う事ができます。自由な時間がなければ、何もすることができません。

サラリーマンがこれほど不利な状況で、それでもサラリーマンを続けようと思うのは、(1)能力がない(2)経験を積みたい(3)部長などのポジションで所得水準が高いというどれかでしょう。少なくとも、サラリーマンを普通にやって豊かに暮らせるほど日本社会はあまいものではなくなってしまっています。

◆ 労働以外の方法でお金を稼ぐ必要性

多くの人は、一生涯誰かに雇われの身でサラリーマンをして過ごす事になるのですが、『生活する資金』さえ得ることができれば、別に好んでサラリーマンをやる必要もなくなります。最低限の生活が過ごせる月額25万円ぐらいのお金を資本から得ることができれば、サラリーマンを引退する事もできるようになる訳です。

銀行にお金を預けてもお金が増える訳ではないし、労働賃金もどんどん減少しているので、労働でお金を増やすのも大変な時代になってきています。労働ではない方法でお金を稼ぐ方法を必死で考える必要があるでしょう。労働に依存しないお金の稼ぎ方を真剣に考える必要があるのです。

◆ 人が言ってる事を簡単に信じない事

福島原発事故などが起こっても、国は『食べて応援』などと酷い発言をして、国民を危険にさらそうとしています。こうした時代においては、安易に人がいう事を鵜呑みにすると大変に危険です。自分で肌で感じて、自分で考える事が大切になるでしょう。特に権力者のいう事ほど信用できないものはありません。自分たちに有利な事しか発言しないからです。

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戦後に発達した『サラリーマン社会』が格差社会の中で崩壊していく理由

  • 19 March 2016
  • のぶやん

サラリーマン社会というのは、戦後に発展してものであり、戦前は農村部において1次産業に従事する人の数が多かったのです。それが戦後になって、農家の生産性が向上した事もあって、農村部にそれほど人手がいらなくなったことなどもあって、農村部の土地を捨てて都会に出てくる若者が急増しました。そこで、電車に揺られて職場に出勤するような『サラリーマン』というスタイルが高度経済成長とともに一般化していきます。

サラリーマンが日本で発達したのは戦後のことであり、サービス産業の発展も戦後のことでした。それまでは、普通に農村部で家庭を支えて農家をやるような人が多かったのです。ホワイトカラーというのは、一部の大学を出た知識層が担うものだとされていました。それが経済発展に伴って、ホワイトカラーが沢山必要になり、サラリーマンという事務職・営業職が大量に生み出されていく事になります。



◆ 都会に田舎から出てきたサラリーマン

中国においても、農村部から都会に出てきて、都会の戸籍の人と結婚(中国の戸籍制度では都心部で働くには労働許可・都会の戸籍が必要)して、都会で働きたいと思う夢がありました。こうして農家は、高校を出たり、大学を出たりしてサラリーマンになっていく訳でした。農村部で給料を得る場所がないので、都会に出てきて就職するのは、『当たり前のこと』と思われていきました。そして、企業の側も効率的に大学生を採用していく為に4月の一斉採用などが行われて、一斉研修なども行われました。

日本では高度経済成長の中で、団塊の世代という人たちが40代を迎えた1990年頃に、経済がピークを迎えており、それから経済衰退に入りました。団塊の世代がサラリーマンとして就職して、働いていたうちは、年金の問題であったり、健康保険などの社会保障の問題もそれほど出てきませんでした。今では、経済規模が縮小していくなかで、そうしたサラリーマンが一気に退職しており、年金・健康保険などの問題が深刻化していきています。

◆ デジタル化の時代で人員が必要ない時代

現在のデジタル化時代においては、様々な場所で人員が必要なくなってきています。特に企業でホワイトカラーとされているサラリーマンは、デジタルを使いこなす人と、少数の営業職を除いて特に不要という場合も増えてきています。どうしても必要になる職があれば、その時に臨時で誰か派遣社員・アルバイトなどを採用すれば良いという考え方です。また、店頭に立って販売する店員・スタッフなどであれば、正社員・派遣社員関係なしに低賃金で働かせる事ができるようになっています。

人員が必要のない時代において、『会社に雇われる生き方』というのがもの凄いリスクが高い事がわかります。先ず、正社員が大幅に少なくなるような中で、正社員として生き残っていくのは大変です。40歳ぐらいまでは良いとして、その後にどうするというのでしょう。また、店頭に立って販売する店員・スタッフなどであれば、低賃金労働者として、ますます搾取されていく側になっていきます。

◆ 搾取されないには労働者にならないこと

労働者でいることは、資本を保有する事を放棄しているのと同じ意味になります。それは、搾取される側に立ち続けると、奴隷のように全てを剥ぎ取られ、何も為す術がなくなってしまいます。搾取されない為には、労働力以外の『何かを保有する事』が大切になるでしょう。相手と対等な取引を行う時には、労働力と対価で何かを交換しようとしてはいけないという事です。自分で企業の株式を保有したり、自分で多く閲覧されるコンテンツを保有するなど、何かの資本を保有できなければ、労働力を提供してお金を得るという『奴隷の働き方』しかお金を得る方法がなくなってしまいます。

社畜の中に紛れて会社員サラリーマンなどやっていると、普通に独立・起業などの話をする雰囲気にはなれません。周囲に同調して、社会人・サラリーマンをする人生を強要されてしまうのです。そうした生き方をしないためには、周囲から距離を置く必要があるでしょう。つまり、そういった会社員に紛れることなく、自分の時間を使えるようにする必要があるのです。上司などとの飲み会などで同調するようになれば、上司と似たような人生か、それ以下の人生しか過ごす事ができません。自分の目標があるのであれば、それに向けて周囲にいる環境を変えて行く必要性があるという事です。孤独に思考して自分なりに判断していかなくてはいけません。

◆ 自分の市場価値を良く知ること

ブラック企業で働いている社員というのは、自分が低賃金である理由を良く理解していないのかもしれません。例えば、ブラック企業の典型であるコールセンターなどのアルバイトでも、コールセンターで技術レベルをかなり高めて評価されたところで、それは他の企業に評価される可能性は極めて低いと言えるでしょう。言い換えれば、ブラック企業で評価されたとしても、社外で全く相手にされないという事は良くあります。客観性の強いスキルを身に付けるというのはどういう事かと言えば、フリーランスとして多くの企業から仕事を依頼されたり、自分自身が会社を作ったりできるという事でもあります。

ブラック企業の中には、ある程度のスキルを持った人材を低賃金で採用できないと嘆いている会社もありますが、全くの論外です。そんな人材は、自分から進んでブラック企業に就職してくれるはずもありません。ブラック企業というのは、総じて低賃金であり、そういったところで働くのは、『会社の言うことを聞くだけの人』という場合が多くて、向上心もそれほどありません。

◆ 会社の言う事を聞いているのではダメ

会社の研修などがあって、会社の言っていることを鵜呑みにして、ブラック企業の言うがままに働いてたのでは、人生は全てブラック企業に奪われてしまいます。そうならない為には、周囲に歩調を合わせることなく、自分の時間を使って、自分で情報を集めて、自分で考えて、自分で情報を発信していくことが大切になります。今の自分は何ができるかを客観的に見つめることは、ブラック企業で働かない為には非常に大切な事です。

日本で会社内に残れる人というのは、周囲に同調しながら、成績をあげられる社員です。自分で何か仕事を作り出してどんどん個性を発揮して活躍したがるような人は、『個人主義だ』として出世できません。だから、自分が個人で活躍したいと思ったら、会社にいてはいけませんし、会社の人と同調してしまったら、考え方が磨かれる事もないのです。そして、個人を持たないということは、誰でもできる仕事しか出来ないことになりますので、40代になって会社から『来なくていいよ』と言われて終わりになるのです。

◆ 会社がなくなっても食べていけるか

30〜35歳ぐらいまでは、会社がなくなっても、あまり仕事を選ばなければ、転職の機会はあるかもしれません。しかしながら、35歳を過ぎたのであれば、いつリストラされてもおかしくない状況になり、リストラされると転職が非常に厳しいという状況が待っています。だから、若い人から学んだり、自分で日頃から勉強をしたりして、自分のスキルレベルを高めるように常に努力していかないといけないのです。

何も努力をせずにダラダラと過ごしていたのでは、自分の幅がどんどん狭まっていって、そのうちに食べることすら厳しくなるでしょう。市場に対して自分の価値をどんどん上げていく為には、常に勉強を続けて強くなり続ける必要があるでしょう。最も輝ける35歳ぐらいになって、自分が市場において強者になっていなければ、非常に厳しい人生を過ごす羽目になるので注意が必要です。

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サラリーマンが会社を辞めると本当に大変な事になるのか?サラリーマンを辞めた場合のライフプラン

  • 15 March 2016
  • のぶやん

ニートとして有名であるPhaさんは、既にニートの定義である35歳を過ぎてしまっていて、とても若者と言える年齢ではなくなってきています。若者と言えば、33、34歳ぐらいまでが限界であり、それ以上の年齢で『見た目が若いですね』という事はあっても、さすがに『若者』と言われる事はほとんどないと思います。

Phaさんは、28歳で会社を辞めたそうですが、それから37歳まで10年近くも『ニート』を実践して、書籍の売上げなどで月額10万円ほど稼ぐ生活をしているそうですが、『会社を辞めてもとりあえず何とかなっている』という現状はあるようです。ニートというよりは、自営業者としてニートの経験を出版に結びつけて、出版物で月額10万円の収入をあげているようですが、出版物は一時収入なので、今後も話題を作って本を売り続けないといけないですね。

稼げない中高年は悲惨なものである

若者であれば、社会は稼げない人と認識してくれて、ユース割引きであったり、ドミトリーの宿泊も当たり前だと思ってくれたりします。しかしながら、中高年にもなると、周囲の目線は一気に厳しいものになるのです。稼げない奴は死ねと言わんばかりの社会構造なのですが、30代後半になって一生懸命になって稼ぎをあげておかないと、40代になると悲惨な事になることは確実でしょう。

自分の年齢があがっていって、40代になると選択肢が少なくなっていく事が想像できます。30代で簡単に転職できたものは、40代になると、転職できなくなります。30代で女性に相手されたものは、40代になると結婚適齢期を外れてしまうので、女性に相手される事になります。女性に相手されないという事は、男性にとってヤバイ事を意味しています。更に言えば、カネも地位もなければ、更に相手される事はなくなってしまうでしょう。

人生のプランニングを間違わないこと

人生のプランニングは、20代、30代のうちに決まってしまいます。いずれにしても、20代のうちに会社員をやるというのは、経験を積む上で悪いことではないかもしれないです。そして30代になっても、会社員を続けている事を考えるのであれば、もう一生社畜と呼ばれる身分の可能性もあるでしょう。30代でいくら会社の為に頑張ったとしても、40代で会社が傾けば首切りにあうかもしれません。

ずっと成長していかないで同じ作業を繰り返しているという事は、自分の年齢が上昇するに従って退化していくということでもあるでしょう。新しいことをやっていかないと、古い事を続けるだけではダメで、新しいことを全力でやるには、時間をどんどんかけてリスクをとっていく必要があるという事です。危機感を持って5年先を見つめてリスクをとっていかなければ、5年先に自分の居場所がなくなるということでもあります。

サラリーマンを辞めてから始まり

サラリーマンを辞めるべき理由は簡単で、自分が会社で成長できなくなったら、会社にいても無意味だからです。業務をこなすことで収入は貰えるかもしれませんが、自分が成長していない実感というのは、いずれ会社を追い出されてから、行く場所がなくなる事を示しているでしょう。自分の実力をごまかして、会社の中で定年退職までいようとしても、会社の方は何とか追いだそうと手を尽くしてくるでしょう。そうなってからでは遅いという事です。

ブラック企業が話題になりますが、世の中の会社の半分以上がブラック企業で占められるようになってきています。正社員とは名ばかりの20万円を切る給与であったり、福利厚生をどんどん削減する企業が増えていたり。社畜にならないと会社にいることはできなくて、でも社畜になると自分の能力を向上させる事ができないから、社外で使い物にならないという事態も起こっています。

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会社・企業から独立しなければいけない理由とは?自分で自分の人生を決めよう!

  • 2 December 2015
  • のぶやん

戦場の兵士というものは、非常に過酷なものであり、電話1本によって生死が決まってしまう事もあります。命令に背いてはいけないという教育をされて、危険な任務で死ぬ可能性が極めて大きい任務であったとしても、それが兵士だと言う事で戦場で使い捨てにされます。兵士になるのであれば、最初から死亡率が低い幹部学校(日本で言うならば、防衛大卒業レベル)であれば、自衛隊に入るのも悪くない選択肢かもしれません。それ以外は、まあ入らない方がいいですね。

会社の命令に逆らえない

会社で命令に逆らってしまったら、会社を即座に解雇されてしまって、再就職先を探さなければいけません。これは、辞められる権利があると言う事で軍隊よりもマシですけど、実際には35歳以上の男性が辞めると、再就職が大変なので大変な事になってしまいます。40代で会社で辞める人は、ほとんどが人脈によって再就職する人で、自分で就職を探すような人は、300社応募しても面接までもいけないという人が多いです。

今では、「上司の命令だけで動くだけではダメだ」などと言われて、自発的に考えて動けと言われる事も増えてきました。高い賃金を得ようと思うのであれば、更に高度な技能で働いていかないと賃金が得られなくなってきているのです。会社の中で活躍しようと思うのであれば、独立するのと同じぐらいに努力しないといけないし、その上にリストラされるリスクがあるのだから、これは早めに辞めた方が良いでしょう。

法人成りに必要な資金というのは、最初に登記費用としての20万円、法人住民税の均等割りというのは、年間7万程度なので大した金額ではありませんが、決算を税理士に依頼する決算費用の方がもっとかかってくるかもしれません。

20代のうちに独立すべき

独立するのは会社にいるよりも難しいですが、20代のうちに独立した方が人生が有利に働く場合も多いです。30代になると家族などの事も出てきて、独立が更に難しくなる可能性があります。ただ、30代よりも40代の方がビジネス人脈・経験ともに豊富になっているので、そこから考えると、40代で独立するのもアリかもしれません。40代で独立するのであれば、20代・30代以上にスピードが求められる事になるでしょう。

20代で問題になるのはお金です。20代であれば、100万円あれば若さを活かして様々な事ができるようになるので、とりあえず100万円を貯めたぐらいから独立を考え始めましょう。また、定期的に得られる収入源などを会社にいる時から考えるのが良いでしょう。

独立したのであれば会社化を考える

フリーランスで独立している人が、「自営業者のマネープラン」などを考えるのは間違っていると思います。自営業者だから、将来の年金が不安だとか、将来を描けないとかいう本を見かけたりしますが、フリーランスというのは、早めに会社化を想定して動き始める事が重要でしょう。1人でやるにしても、複数人でやるにしても、会社化して株式にした上で、会社のプラットフォームという資産価値を高めるという手法をとっていくべきでしょう。

個人事業主が法人化すると、法人成りをすると厚生年金や健康保険にも加入できるようになり、コストがかかる半面で、社会保障が手厚くなるというメリットも発生します。保険・年金の会社負担が大きい半面で、自分が会社に負担させることが出来るというメリットも大きいです。

事業に女性目線を取り入れた方がうまくいく

最近のビジネスの傾向として、男性臭さが出てしまえば出るほど、嫌う消費者が多くなっています。テレビや新聞、雑誌、SNSでも、女性がその消費の多くを牽引しています。女性の事を良く考える、女性の目線で物事を考える、常に優しさとホスピタリティを持って接する事が出来ていれば、ビジネスが成功に近づきます。

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労働力以外の資本が何か?優秀な人は会社で労働力として長く働かない

  • 25 November 2015
  • のぶやん

資本主義でサラリーマンがますます「負け組」になっている事は明らかです。世界中の労働人口が増えていて、会社の考える『優秀な人材』などいくらでもいるようになってきているのです。

日本におけるサラリーマンの給料は、国際競争の中で毎年のように削減されており、年収はバブル時代よりも100万円以上下落して、更に消費税などの税金が増えているので、サラリーマンの生活がどんどん苦しくなっているのです。

能力があればサラリーマンなどやらない

まあ、20代の一時的に「サラリーマンをやってみました」ぐらいならいいかもしれませんが、能力がある人がいつまでもダラダラサラリーマンを続けるとは思えません。何故ならば、金銭的に考えて、サラリーマンが得られる給料というのは、ほとんど決まっていて、20代で400万とか、30代で500万円とか、生活の質がそれで限定されてしまうからです。

能力がある人というのは、自分が1年間に400万円、500万円以上稼ぎだす事を知っていますので、サラリーマンなどやらずに自分の会社でも作って、年収1000万以上を実現しようとするでしょう。最初は困難かもしれませんが、40代・50代になって年収が軽く数千万円になり、株式で多額の資産を保有する中小企業のオーナーというのが沢山います。共通点としては、若いうちから独立を目指している人が多いという事です。

優秀であれば、会社にしがみつかない

今の時代は、会社にしがみついたところで、良い将来など約束してはくれません。20代、30代であれば、会社でも「チヤホヤしてくれる」かもしれませんけど、40代、50代になって、それなりの地位にない人というのは、「単なるあまりもの」という事になります。日本の大企業だって労働者に厳しくなってきていますので、40代、50代でリーダー格として業績が出せなくなった人に去って貰いたがっています。40代、50代の人というのは、企業の内部でも余ってきていますので、「代わりがいくらでもいる」という状況です。

20代、30代のうちに大事な労働力を安価に会社に提供する羽目になって、自分が資産を築けないまま40代・50代に突入して、そこでリーダー格として実力を発揮できなければ人生オワコンです。簡単に言ってしまえば、会社に依存しようとしたって、会社は思っているほど自分の事を考えてくれないという事です。「誰かが自分の事を考えてくれる」などという事は、この世の中ではあり得ないのです。会社は、労働者に対して良い話をするのですけど、最終的に会社に都合が悪くなった時点で、簡単に切り捨てようとします。そういった事例を私が会社の内部にいた頃にも沢山見てきました。

優秀であれば、沈む会社と縁を切る

船が沈もうとする時には、最後に一緒に沈みたいと思うのは名誉を重んじるとされる軍隊の船長ぐらいのもので、通常であれば船が沈もうとする時に誰もが逃げ出します。会社だって、ヤバそうな時というのは、外に出ていけそうな人から次々と逃げ出していきます。社長が尊敬できない人間であったり、会社の成長が見込めない、周囲にいる社員の質が低いようであれば、優秀な人はますます逃げ出そうとするでしょう。

こういった傾向というのは、会社に限った話ではなくて、全てのコミュニティやグループに共通しています。クールな所に人が集まりますし、良い人材がまた、良い人材を集めてきます。若手で今後伸びてほしい社員などが、会社に見切りをつけてやめていくようであれば、その会社自体が将来的に長く存続する事が難しいかもしれません。残念ながら、日本ではそうした「腐りきった会社」というものが、公的資金の注入を受けるなどして生き残ってしまって、日本経済を更にボロボロで更生不可能なほどに破壊してしまいました。まるで、弱体化していく旧ソ連のようです。

他人に依存しようと思ってはいけない

他人に依存しようと思った時点で、相手に利用される事になってしまいます。ビジネスの世界では、自分から他人に依存しようと思うから失敗します。他人に依存しようと思うのではなくて、パートナーシップとして形だけでも対等な関係に立つ事にするか、相手から話がくるまで自分の資産・能力を磨き上げるかという事になるでしょう。他の人に何かを依存しようと思った時点で、そこから相手に利用される事になってしまうのは、ビジネスとしての基本です。

他人に依存して何かをして貰おうと思うのではなくて、自分の裁量でできる範囲というのが何かを常に考える必要があるでしょう。会社から放り出されて、自分に何が残っているかという事です。労働力というものは、年齢とともに驚得ますし、知識というものが本当に30代よりもずっと成長したかという事も自分に問い直さなければいけません。また、労働力、貯蓄、知識以外にどういった資産があるかも良く考えなければいけないでしょう。

早めに独立を視野に入れていく

20代であれば、会社でスキルや人脈を付けていくのに懸命に働くのもアリかもしれませんが、30代になったら独立を視野に入れていかないと独立なんてできません。「優秀だ」と言われる人は、現在の場所に留まらないで、常に新しい事を始めるなど「進化を遂げていける人」です。1年前に会った人が1年前と同じような話をしていたら、それは優秀とは言えないでしょう。1年ぐらいで新しい事に切り替えてどんどん前に進んでいければ、10年後に相当の成長を見込めるという事になります。

自分が進化できると、成長できるようであれば、給料無視で安い給料で働き続ける若者がいるのもこのためです。一般的に優秀とされる人材というのは、成長意欲が非常に高いので、中小企業あたりで採用したとしても上司が使いこなせない場合がほとんどです。優秀な人間というのは、事業主どうしでビジネスパートナーとして選ぶのが良いのであって、雇用関係に置くべきではないという事でしょう。優秀な人というのは、謙虚さ・自信・客観的な分析力というのを持ち合わせていますので、普通であれば少しビジネスのお話をしてみれば分かります。

優秀な人が事業者となりたがるのは、1つの会社の雇用関係だと、他の会社から給料が得られないと言うリスクが大きいからです。事業者としてパートナー契約で複数の会社と事業を行っていた場合には、どこかの企業と取引ができなくなったとしても、別の企業と取引を行う事ができます。優秀な人材というのは、癖がありまくりだから優秀なのであって、その癖というのは会社で扱える範囲を超えている場合がほとんどです。逆に言えば、そういった人材を扱う事ができるのであれば、その会社は大きく成長できる会社と言い換える事も出来るでしょう。良い人材が集まりそうな会社は、魅力的で癖がある人が沢山いる会社という事になりそうです。

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投資家とサラリーマンの考え方の違いとは?サラリーマン労働者が金持ちになれない理由

  • 31 March 2015
  • のぶやん

グローバル化社会の中において、投資家と労働者の格差がますます拡大してきています。それは、先進国、発展途上国など世界中の国々で見られる傾向で、お金持ちがますます金持ちになって、貧乏人がますます貧乏になるという構造になっています。自由の国と言われたアメリカでは、1%の資産家が米国の半数の資産を握っているとさえ言われており、この格差の状態は、かつての「貴族と奴隷」並みであると表現される事もあるほどです。

この格差が小さい小さい時には、「自分も頑張ればお金を手に入れる事ができるかもしれない」と考えますが、格差があまりに拡大しすぎると、頑張っても報われないと感じる労働者が増えるかもしれません。また、金持ちと貧乏人が住む世界が全く異なっており、インターネットが発達した現代においても、お互いの生活について良く知らないし感心もないという状況が発生しているのは、かつての貴族と庶民と同じようなものかと思います。

投資家と労働者の違い

投資家と労働者の最大の違いは、その意識の差にあると言われています。労働者の会話というのは、年収がいくらとかいう話になりますが、お金持ちで年収の話題を話すというのはあまりないでしょう。お金持ちにとって、年収よりも重要になるのは、資産から得られる収益であり、自分が保有する資産がいくらであって、その資産からどれぐらいの収益が得られるかという事が非常に重要になるものと思います。

例えば、月に同じ20万円の収入がある人であったとしても、一方が労働による20万円の所得で、もう一方が得られている資産から20万円を得る収入では、生活の質が全く異なってきてしまいます。20万円を労働に依存した所得であれば、1ヶ月の大半を労働以外に何もする事ができません。しかし、資産による20万円の所得であれば、働きに行かなくてもいいので、自分で勉強を行ったりするなど、新しい資産形成のチャンスがいくらでもある事になります。


お金持ちが更にお金持ちになる構造

労働者がいつまでたってもお金持ちになれないのは、労働によってお金を得ると言う固定観念に支配されているからです。自分が労働して得られる資産というのは、自分が動いた以上のお金が得られないという事で限界があります。お金持ちは、ビジネスの構造を考える事を仕事としており、自分が出来る限り労働を行わなくても、少ない労力で所得が得られる方法を常に模索しています。

お金持ちになる人と労働者では、リスクに対する考え方も全く異なっています。お金持ちは、労働してお金を得る事を最大のリスク(自分が働けなくなったらお金が入ってこない)であると考えるのに対して、労働者はお金を得る為には労働が最も良い方法であると信じて疑いません。労働者が新しいものを作る為にあくせく働いている時に、金持ちたちは、どのようにしたら新しいビジネスモデルを作り上げるかを考えています。

フリーランスの考えで金持ちになれない

かさこさんのブログを読んでいて思うのは、フリーランスの考え方が強すぎて、やりたい事は出来るかもしれないけど、お金持ちにはなれないだろうということです。イケダハヤト氏も同じような感じに見えます。ブログなどでセルフブランディング系で有名になろうとすると、その人が不在では何も進まないという可能性が発生してしまって、結局のところは、自分のスケジュールがびっしりで、自由な時間はあまり持てるようにならないだろうという気がします。それでも「好きな事を仕事にしている」という事で良いと思うのですが、ビジネスとして考えるといつまでも自分が動き続けるのは微妙な訳です。

こういったフリーランスの人は、ビジネスとしての向上心を持つのであれば、自分が動かなくても誰かがコンテンツを作ってくれるような「外注の利用」を始めたり、投稿型の写真・コンテンツプラットフォームを作る事にも着手していかなければいけないんじゃないかなと思ったりする訳です。稀にテレビでタレント化して億単位の収入をあげる非常に優秀なフリーランスの方もいますが、そういう人というのはフリーランスの中でも例外だと思います。イケダハヤト氏の場合には、ビック・イシューオンラインというメディアの編集長をしているらしくて、そちらの収益を伸ばしていくということらしいです。

会社を設立して拡大していく

お金持ちの資産の多くは、会社の株式であるとされています。また、会社の株式から得られる毎年の配当所得というものも非常に大きいとされています。実は、株式会社というものは、20万円もあれば設立する事ができて、毎年の維持費も20万円ぐらいあれば何とか維持していく事は可能ではあります。本気で稼ぎたいと思うのであれば、サラリーマンでもなくて、フリーランスでもなくて、やっぱり会社を作って株式を握るという事が重要なんじゃないかなと思うのです。

会社化することによって、今度は会社のブランドを世界に広めるという事で動く事ができるようになりますし、人を雇用する上でも社員の方がやりやすいということがあります。会社の株式というものは、事業の収益というバックグラウンドがあるので、その事業自体を売却する事が出来ます。個人に依存しないので、個人の寿命よりも長期で存続する事が可能になります。

決定権・決裁権を握る事

多くのサラリーマンは、最終的な意思の決定権であったり、決裁権などを保有していません。会社から給与を受け取っているので、与えられた職務、仕事を拒否する権利というものを有していない訳です。自分が最終的な決定権を握るという事は、責任を伴う事ではありますが、自由を得る為には大変に重要な事です。自分なりの表現を追及していく為には、自分が決定権・決裁権を持つと言う事が何よりも重要で、サラリーマンでいたのでは、そういった事を行うのが難しいのです。

会社というものは、社会貢献するという事を目的にして設立される事が多くて、それに共感できる人が社員として集まる訳です。自分がどうしてもやりたい事を実現したいと強く思うのであれば、自分の資本で、自分で株式を握った上で好きな事を実現したり、世の中に影響を与えたりしようと考える必要があるでしょう。


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サラリーマンが豊かになれない構造とは?会社に搾取される労働力!

  • 14 December 2014
  • のぶやん

結婚相談所に登録するとなると、年収いくらとかいう数字の提示を求められて、希望年収が300万円-600万円などと記入する男性が多いです。実際には、年収300万円の人と年収600万円の人というのは、それほど暮らしぶりが大きく変化しないにも関わらず、年収600万円の人の方が年収300万円の人よりも圧倒的に結婚相手が見つけやすくなっています。

「デフレの脱却は、所得格差を生み出す」の記事でも指摘されていますが、日本がデフレから脱却しようとした場合には、サラリーマンの給与(労働を使っての所得)というものがそれほど変化しないにも関わらず、資本を使っての所得が大きく増加していく事になるので、相対的に見ると労働者がどんどん貧しくなっていくという構図が成立してしまいます。

田舎に行けばいくほど、資本に対する理解力や概念がほとんど無い農民層ばかりになっているので、多くの貧しい労働者たちが「給与所得の格差」ばかりに議論を集中させていく事になります。そういう議論を考えると、地方に行けばいくほど、国家公務員や地方公務員の給与が高すぎると周囲が騒ぐのも理解できます。


 

資本の保有が重要になる

何故、労働者と資本家の逆転が難しくなるかと言えば、労働者というものが働いたとしても、蓄財というものが難しくなってしまうからです。労働が金銭の蓄財に繋がっていけば、人生において生活に困らないぐらいの資本(=老後の為の資本)を保有できるというモデルが従来の日本のモデルでした。しかし、このモデルは今の若者には通用しなくなってきているのは、若者たちが薄々ながら感じている事です。

アルバイトであったり、派遣社員のような形態で労働者として働いたとしても、資本の蓄積を行う事ができず、逆に税金などが上がる事によって生活が苦しくなる事になります。労働によって資産の蓄積を行おうとするのであれば、最低でもボーナスがある正社員ぐらいになっておかないと厳しいと言えるでしょう。今の時代では、ボーナスのある正社員でも、税金、年金負担などが重いので、蓄財を行うのは厳しいと言えるでしょう。

庶民だけ支払っている税金

労働で稼いだお金で税金の支払いを行う事と、資産から得る所得で税金を支払うのでは、全く意味が異なってきます。労働でお金を支払っている人が増税されると、労働時間を増やすか、消費を減らすかしないと対処できない事になってしまいます。労働者が自由に労働時間を増やして対処するというのは難しいので、同じ所得の中で消費を減少させる方向で考える労働者が多くなってしまいます。

税金というのは、労働者の所得について言えば、最高税率が40%の累進課税になっていますが、株式の税金などは一定の割合で20%(所得税15%、住民税5%)に設定されています。この税システムこそが、資本主義で金持ちが更に金持ちになる政策のひとつな訳ですが、労働者階級は累進課税にばかり目がいってしまって、株式の税率をあまり問題視する事がないようです。

格差が分かる食生活と健康

金持ちと貧乏人の生活の違いを知る上で、最も大事になるのは健康面です。金持ちほど自分の体を大事にして健康に気を使っているので、病気になりづらく、貧乏人ほど病気になりやすいのです。本当の金持ちでデブは少ない(レオナルドデカプリオがデブになったのは、成金で金持ちの概念が欠落しているため)のは、金持ちほど健康に気を使って良く運動しているからです。

18世紀のフランスなどでは、金持ちは美味しい食事を食べて豊富なカロリーを摂取する事ができましたが、貧乏人というのはカロリー摂取自体ができませんでした。現代においては、金持ちは、野菜を中心の食事にしている例が多くて、肉も脂肪分が少ない良い部分を食べています。それに比べて、貧乏人というのは、マクドナルドや外食でカロリー摂取だけは足りていますが不健康な食生活となっています。

金持ちの人ほど、食生活が充実しており、カップラーメンであったり、インスタント食品、マクドナルドなどを食べない事は常識になっています。また、コンビニの添加物たっぷりの食品も、金持ちであれば出来るだけ避けるようにしているのは常識です。健康志向の人の多くは、そういったジャンクフードに手をつけたがらないものなのです。

18世紀のフランスにおける食事(左の手前が金持ち、右の手前が貧乏人の食事) 
食生活
18世紀後半のフランスの金持ちと貧乏人の食事(ここから引用)

とりあえずビールの税金

 サラリーマンの多くが居酒屋で「とりあえずビール」と頼むようにできているのは、完全にビール製造会社と居酒屋の広告・宣伝に騙されているのです。会社に入って「とりあえずビール」を強制される事は、サラリーマンが税金を余分に徴収されるという事と同意義です。ビールの半分は税金であり、「とりあえずビール」の一声によって庶民が多く税金を支払っている事が分かります。

金持ちが数十万円ほど出しても買い求めるワインの税率ですが、税率は僅か数%です。日本の居酒屋で「とりあえずワイン」と注文する人をほとんど聞いたことがありませんが、富裕層が数十万円のワインを購入した際に支払っている税金は、僅か数千円ほどでしかないのです。しかも、ワインはビールに比べても少量を飲めば健康的であるとされています。

固定される格差の問題

労働者と資本家というのは、基本的に労働で稼ごうとするか、資本で稼ごうとするかで稼ぐ方法が大きく異なっています。労働者の考え方をしている家庭に生まれた人は、親の影響で労働者の考え方に染まってしまいがちです。特にそういった考え方の影響を受けやすいのは女性で、今の時代にあっていない「安定志向の男性」を求めてしまったりする傾向があり、結婚が遅くなったりして晩婚化が発生する例も数多くあります。

格差を固定させるのは、多くの場合にはその考え方にあると考えて良いでしょう。学歴が高い人でも、貧しい家庭の出身者などは、食生活について学んでいる事が少なかったりして、健康を害する事が多いです。


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会社員など「組織に所属する」上で大切だと思うこと

  • 6 November 2014
  • のぶやん
会社員など「組織に所属する」上で大切だと思うこと

組織に所属しているか、組織に所属していないか曖昧な私が組織論について論じるのはどうかと思うこともあるのですが、あえて「組織に所属する上で大切な事」についてまとめてみました。組織に所属していて最も大切だと思うことは、自分の能力を最大限に発揮して、組織の利益を最大化するのと同時に、自分の能力を最大限に高めていく事だと思います。

読書、周辺の人間との会話などで自主的にインプットを行いながらも、アウトプットを行っていく事が大事になってきます。組織に属する以上は、収入の上限が勝手に決められてしまう場合が多いので、収入面で不満の場合には、アナウンサーのように力が付いた時点でフリーとして独立していくのが良いでしょう。1つの組織に所属せず、フリーとして活躍できるようになれば、自分の実力を直接知る事もできるようになります。

会社員など「組織に所属する」上で大切だと思うこと
 

組織に対して文句を言わない

組織に対して否定的な発言をしたり、文句を言ったりするのであれば、その組織から自分が離脱すれば良いだけです。所属する国家・民族などと違って、日本において「職業選択の自由」というものがありますので、所属している組織が嫌なのであれば、そこを出て行けば良いだけです。所属している組織に不満を言いながら、組織にしがみつくよりは、今いる組織の中で自分の能力を最大限に伸ばす方法を考えた方が良いでしょう。

確かに運が悪くブラック企業に入社してしまうという事はあるかもしれません。その時には、退職するまでの期限をしっかりと設定して、ブラック企業の中で自分の力を最大限に伸ばせるようにしておくと良いでしょう。ブラック企業だからと言って、学ぶ事がないかと言えばそうでもありません。悪い企業を反面教師にして自分の実力を伸ばして、次の企業に行くステップアップにしていくと良いでしょう。

メモを良くとること

人間というものは、どんなに優秀な人であったとしても、記憶力というものに限界があります。ビジネスの現場では、どんな時にもすぐにメモを取れるようにしておく事が大事になります。メモ帳を常に肌身離さず持っておいて、何か大事な事を聞いたならば、その瞬間にすぐにメモを取るようにしましょう。メモをしっかりと取っておいて、後からそれを仕事に活用する事が求められます。

仕事においては、誰もがミスをする事がありますが、大事になってくるのは、そのミスを絶対に繰り返さないようにする事です。ミスをした事を全てメモにしておいて、それを後から整理することが大事になります。同じミスを繰り返していかないという事は、個人にとっても、組織にとっても最も重要になります。組織としては、ミスを責めるのではなくて、そのミスを繰り返さないような対策を行っていく事が大切になります。

会話が新しいアイディアを生む

人と会話するという事は、脳を活性化させることであると言われる事があります。孤独な高齢者は不健康であるとされていて、1日に数多く会話する方が人が健康的に生活ができるというものです。確かに、人間にとって会話というものは、ストレス発散のひとつの機会ともなっています。また、新しいアイディアが会話から生まれると言うことも良くある事です。

会話を生み出す為には、人間同士が集まって、話をしていく必要があります。そして、面白いアイディアがそこから生み出されるという事です。1人で在宅で仕事をしていたのでは、人との会話量が減少してしまうので、クリエイティブな仕事が出来ないという事です。また、飲み屋で話す「雑談」は人間関係を円滑にするかもしれませんが、オフィスで話すクリエイティブな話題とは異なる場合がほとんどです。飲み屋でビジネスの話題は機密の問題もあってできませんから。

 

「家にいても自宅勤務ができる」という意見がもてはやされている時期もありましたが、これは非常にまずいことです。クリエイティビティは何げない会話から生まれます。もちろん例外はありますが、一般原則として在宅勤務はよくないアイデアだと考えています。

出展:http://gigazine.net/news/20141105-google-eric-schmidt/

挨拶をする重要性

イケダハヤト氏の持論によると、挨拶ぐらいできなくてもいいんじゃないか?と言っていますが、組織の内部で挨拶をする事は非常に重要だと感じます。挨拶が重要というよりは、むしろ「挨拶が自分に味方してくれる」と考えた方が良いでしょう。出来るビジネスマンというのは、相手に対して自分から挨拶をしに向かいます。そうする事によって、相手の事を尊重しているという事を伝える事ができるので、自分と相手の距離を縮める事ができるのです。

挨拶というものは、人類が歴史の中で人間関係を円滑にする材料として用いてきたものです。相手に挨拶をしておけば、とりあえず相手に対して敵意がない事を伝える事もできます。相手に対して敵意がない事を伝える事は、一緒にチームメイトとして活動していく上で非常に重要であると感じます。積極的に自分から挨拶して頭を下げて挨拶を行っておくだけで、人間関係が良好になるのであれば、挨拶をしないのは本当に損なことです。

お互いにサポートしあう

チームメイト同士におけるお互いのサポートというのも非常に重要になります。チームメートと日頃から円滑な人間関係を築いておいて、お互いにサポートしあう事が大切になります。誰かが手助けが必要な事があったら、ニコニコと笑顔で積極的にサポートするようにしましょう。また、自分が助けて貰った時には、しっかりとお礼を言うことも大切になってきます。

同僚をサポートする事によって、同僚から評価されるようになってくると、必ず自分に味方する人が増えていって、後々に良い影響を及ぼすようになっていくことは間違いなさそうです。

自分から前向きで明るいエネルギーを発し続ける事が組織を強い方向に導きます。

新しい事に興味を持つ事

新しい事に興味を持ち続けるという事は、自分が向上していく上で何よりも重要になってくる事と考えます。常に新しい事に前向きに取り組んでいかないと、いずれ自分の現在の知識が陳腐化してしまって、使い物にならない事に気が付く事になるでしょう。過去の自分の栄光にすがりつくことなく、とにかく新しい事に常にチャレンジし続けようとする精神が大切になってきます。

自分が新しい事に興味を持たず、全く成長が見られないということは、社会からは落ちていくという事を意味しています。どんどん積極的に新しい事に興味を持って、組織であったり、自分がどのようにすれば改善できるかという事を考えて行動していく必要があるでしょう。

身だしなみに気をつけること

組織で働く人間としては、基礎中の基礎ではありますが、身だしなみに気を使う事も大切になってきます。最初に注意したいのは、履いている靴です。靴を見るとその人の人間性が分かると言いますが、常に清潔感のある靴を履いているだけで、人からの印象を随分と良いものにする事ができます。また、シャツにアイロンをかけておくという事もかなり重要になってきます。シャツは、目線がいきやすい場所だからです。

口臭などがあると最悪なので、常に歯科クリーニングを受けるなど、口臭予防に努めていく事が大切になります。また、携帯電話をいじっている時などに爪を見られる場合が多いので、爪の清潔感にも注意しておきたいところです。あとは、髭が生えているかであったり、体臭などの状況などをチェックするのが良いでしょう。

モチベーションを維持する事

組織の中で働く場合には、自分のモチベーションを維持する事が生産性をあげていく上で最も重要になってきます。モチベーションが低い状態で仕事に挑んだとしても、仕事から生まれる成果物というものは、高いものではなくなってしまいます。どうせ仕事をやるのであれば、高いモチベーションで仕事に挑んだ方が良いにきまっています。自分のモチベーションを仕事のどの部分に向けるかを真剣に考えるべきでしょう。

仕事でどんどん伸びていく人材というのは、仕事に対するモチベーションを高く保っている場合が多いです。仕事に対するモチベーションは、何であっても構わないでしょう。何となく過ごしてしまう職場においては、モチベーションが下がってしまいがちです。モチベーションを上げていく為には、自分の目標を明確化して、目標に向かって挑んでいくような姿勢が大事になっていくでしょう。

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