労働

人間と自然との関係にかかわる、ある種の過程を「労働」と呼び、人間が自身の行為によって、自然との関係を統制し、価値ある対象を形成する過程を「労働」と呼ぶ。 人間は古今東西、太古から現代にいたるまで、どの地域でも、何らかの生産活動により生きてきた[4]。そうした生産活動を「労働」と解釈するようになったのは、近代以降である[4]。 生産活動は、いつの時代でも、何らかの表象体系(意味づけの体系)と関わりがある。

人間が行っている現実の生産行為とそれを包括するいる表象とは、バラバラではなく、一体として存在する[4]。いいかえると、何らかの生産活動があれば、それを解釈し表現する言葉が伴うことになり、こうした言葉には特定の歴史や世界像(世界観)が織り込まれていると考えられている。労働について語る、ということは、言葉で織り成された労働表象を語ることでもある。人間が自然との間に、生産活動を通しつつ関係を持つということは、こうした表象に端的に現れているような、ある時代特有の世界解釈を身をもって生きることでもある。

(→#歴史) 資本主義社会では、労働は倫理的性格の活動ではなく、労働者の生存を維持するためにやむをえなく行われる苦痛に満ちたもの、と考えられるようになった。マルクス主義においては「資本主義社会では、生産手段を持たない多くの人々(=労働者階級)はみずからの労働力を商品として売らざるを得ず、生産過程に投入されて剰余価値を生み出すため生産手段の所有者(=資本家階級)に搾取されることになる」と説明されるようになった。(→#歴史) 現在、国際労働機関では、望ましい労働の形としてディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現を目標に挙げている。

移動できる自由は、実際に行使できない場合が多い!ブログを書いてノマドワーカーになる方法

  • 18 August 2017
  • のぶやん

安藤美冬さんが『ノマドワーカー』として情熱大陸で紹介されて久しいですが、実際に安藤美冬さんは、ノマドワーカーとして生計を立てる事に相当に苦労していたようです。安藤美冬さんの場合には、ノマドワーカーの収入源として、書籍の出版であったり、ブログなどがありますが、実際にはセミナーや大学講師も行って幅広く活動していたようです。

ブログで生計を立てる難しさ

ブログで生計を立てるというのは、アクセス数が非常に多くないと難しいとされています。実際にチャレンジする人もいますが、ほとんどの人がブログだけでは生計を立てる事ができずにいるのが現状でしょう。人気ブログになったとしても、そのアクセス数を維持する事も大変です。

20代女子のブログであれば、写真などを出す事でアクセスが集めやすいという事もありますが、30代女性になってくるとはあちゅうみたいに10年ぐらいストックを持って多数のメディアに出演していないと厳しいような状況にあるでしょう。ブログで生計を立てている人には、20代前半ぐらいが多そうです。

重要になる記事ストック

ブログで稼ごうとするならば、とにかく重要になってくるのが、閲覧される記事の量・ボリュームです。記事が多ければ多いほど、検索エンジンにも有利になるので、出来るだけ記事が多い事に越した事はありません。このブログのように記事の量が膨大であったとしても、検索エンジンに無視される事もありますが、それはそれで仕方ないです。とにかく記事がないとお話になりません。

記事ストックは、最低でも数百~数千本ぐらいはないと、まともにブログで稼ぐ事は難しいでしょう。たまに八木仁平さんのブログようにすぐに話題になって、ブログで稼げる人もいますが、そういう人は稀だと考えるべきで、普通にやるなら数百~数千の記事がないと稼ぎにもなりません。

アフィリエイト記事が必修

ブログにアドセンスなどの連動広告を掲載するだけで稼ぐとなると、アクセス数が膨大にないといけないので、極めて困難になります。そこで、記事の中にアフィリエイトを入れて商品などを紹介する事は必ず必要になります。イケダハヤトは、VALUのビットコインなどのアフィリエイトを行っていますし、八木仁平さんは、出会い系サイトの宣伝を行っています。いかに自分の記事の中に自然な形でアフィリエイトを紹介できるかが売り上げのキーポイントになります。

ブログ記事の炎上などでアクセスを集めながら、自然な形でアフィリエイト記事を量産して、そこにアクセスを集めるようにすれば、アドセンスなどの連動広告に依存しなくても、かなりの成約を期待できます。

他の人と差別化が必要

ブログにアフィリエイトを連発していくと、個性が失われた単なるアフィリエイトブログになり、ユーザー離れを引き起こしてしまいます。他の人とブログをしっかりと差別化して、『ここにしかない納得できる情報』を提供していく必要があるでしょう。意見であれば、この人が発信する意見は面白いと思われる必要がありますし、情報であればこの人が発信する情報は役に立つと思われる必要があります。

他の人と違う情報を発信する為には、稀な経験をしていたり、毎日が『他の人と違った行動』である必要が出てきます。他人と違う行動を続けていくだけで、その人の行動にはプレミアムが付く事になります。この世の中では、他人と違った行動をする事は難しいのですが、それが継続的に出来る人は価値が高まっていく傾向があります。

自分が持つ情報は特別かどうか

情報発信する場合には、自分が持つ情報が他の人が知りたい情報であり、かつ自分のような少数の人しか知らない情報であるかどうかは、常に考えて情報発信する必要があるでしょう。ニュースで知った事を単にシェアしても、それは誰もが喜ぶ情報ではなくなってきています。自分なりの切り口を入れたり、分かりやすい解説を行う事でシェアする確率は高まります。

カテゴリ: 

普通に人生を歩もうとしていると貧困化する時代!労働者の貧困化が加速

  • 30 July 2017
  • のぶやん

アクセスを集め続けるコンテンツを考えると良く分かるのですが、アクセスを集めるコンテンツというのは、他の人が書けないようなユニークなものである必要があります。普通のつまらない恋愛コンテンツなどは、確かに量産すれば稼げるんですけど、他の人も量産してくるので、数の勝負でガチンコ対決になってきます。他の人が簡単に作れるコンテンツだと、競争が激しすぎて、すぐに陳腐化してしまうのです。

求められるマニアコンテンツ

学者などが『その道のプロ』として、コメンテーターとしてテレビ出演したりする事も多くて、学者の社会貢献も存在価値もメディアに出演する事で多くの人にその意義を認められる機会となっています。逆に学者などが注目されないと、従来のような収入を得る事が難しくなってきています。高学歴の人は溢れている上に、海外からも沢山の学者が入ってくる時代になってきているので、普通にやっていたら競争力を保てないからです。

コンテンツを保有するというのは、特徴を持つ事として非常に重要です。Youtuberなどは、芸人としてオモシロおかしく活動しているうちはいいのですが、コンテンツがなければ長続きせず、10年後に生き残っているか分かりません。10年後に生き残っていくには、Youtuberとしても自分なりの番組を追及して競合に勝っていく必要に迫られています。グラビアアイドルが売れるのが若いうちだけというのと同じです。

癖があると言われる人がいい

会社に入ってもすぐに辞める人であったり、癖があって人に馴染まないとか、そういう人の方が注目されてブレイクしやすい環境にある事は確かでしょう。普通に美人であったり、可愛いだけというのは、本当に世の中溢れています。少し可愛いぐらいのレベルでは、それだけで注目される事は全くありません。そもそも、今の時代には、アダルトビデオでも美人が溢れています。会社に勤務して人と調和しようとしていると、簡単に他の人の意見に流されるようになって、鋭さを欠いてしまう事になるかもしれません。

例えば、日本に来た外国人であるなど、特徴で売れる事もありますが、それでも相当に面白くないと通用しなくなってきています。また、証券会社などにおいても、単にレポートを作成するだけの中途半端なアナリストなど必要なくなってきていて、営業センスを持ったレポートを市場にばらまく営業センスが問われるようにもなってきています。

知名度だけで戦えないネット動画

Youtubeでは、知名度が高い芸人なども動画を公開していますが、アクセスを取る事ができていません。ネット動画で大事なのは、中身のコンテンツであって、知名度ではありません。テレビなどで知名度があるタレントは、テレビの枠の脚本と事務所の応援がある上で活躍する事はできますが、Youtubeの動画では素人と同じラインで競う事になるので、コンテンツ自体として面白くなければ、アクセスを集める事はできません。

実際、ホリエモンのようなテレビで頻繁に呼ばれるような著名人でさえ、Youtubeでアクセスを集めるのに苦労しています。ホリエモンは、Youtubeで沢山のコンテンツを制作・提供していますが、1回のView数が3000~1万ほどのアクセスしか集められていません。

国家自体は、企業の食い物にされていく!日本の工業で働く労働者が世界水準に安くなる日が遠くない

  • 17 July 2017
  • のぶやん

加計学園の問題が大きく報じられる中で、国家の財政に対する関心が高まっています。森友学園でデタラメ答弁をした佐川理財局長は、何と国税庁長官に栄転して話題なりました。日本においてトンデモナイ人事が行われたと多くの国民が思っているでしょう。

日本の国民が納めている税金は、国家を私物化する一部の政治家・官僚お友達の食い物にされていた訳であり、非常に大きな問題です。

借金大国のアメリカ

国家は集めたお金を無駄に使った方が選挙に勝てるようになるので、特に選挙で影響力を持っている金持ちを中心にどんどん国の金をばら撒きます。その結果として国の借金がどんどん増え続けて、意味不明の増税に繋がって労働者の意欲がどんどん無くなる事になります。公共サービスは削られて、学校などはどんどん値上がりするというのがアメリカに起こっている事です。アメリカに起こっている事も、本質的には日本と同じで、理由を付けて国家予算がお金持ちに流される仕組みになっています。

借金が多いのはアメリカだけではありませんが、アメリカの国債を購入しているのは、日本が100兆円、中国が100兆円も保有していて、日本と中国がアメリカ国債を売ると暴落するという可能性もあります。また、アメリカの国債が値下がりすると、日本と中国が損害を受けてしまう可能性が出てきてしまいます。

重税で労働者の意欲が衰退

国家が企業の食い物にされる事により、労働者の意欲は衰退する事になります。大企業に勤務する従業員のみが今までの生活を享受する事ができますが、それ以外の従業員は税金などが高くなるので生活が圧迫されて、資産もない状況になって、悲惨な生活を強いられていく事になるでしょう。

労働者は、重税が重なってくると、生活に一杯一杯になってしまって、新しい自己投資ができなくなってしまいます。最も自己投資ができなくなるのは、恋愛ができなくなったり、子供ができなくなったりするという事です。実際、敗戦国の日本、イタリア、ドイツにおいて、少子化が加速しています。その中で特に不動産価格が下落して酷い状況にあるのが日本です。

人口減少で職員削減

日本の人口が減少する中において、行政のスリム化は必修の課題になってきています。重税を課すと民間経済が瀕死の状態になってしまうので、その前に公務員などの給与削減の必要性が出てきます。ただし、国家公務員の給与水準というのは、現在でもそれほど高い訳ではありません。先に地方公務員の給与削減が必要になっていくでしょう。特に赤字が酷い地方自治体の場合には、夕張市のように赤字削減の為に人件費を大幅に削減する必要がでてきます。

今は、地方公務員の給与は『安定している』とされていますが、今後は財政赤字の自治体から給与が大幅に削減されていくでしょう。夕張市の場合には、市長の給与が20万円、課長の給与が手取りで17万円という水準になって、家族を持っている人は生活ができないと転職したりしています。

労働者の賃金は安くなる

アルゼンチンは、農業から工業に切り替えする事ができず、かつての先進国で豊かだったアルゼンチンは、今では貧しいアルゼンチンになっています。日本も、工場などを建てて技術力で戦っていた時代は過ぎ去って、単純作業の労働力はどんどん安価になってきています。それに伴って、労働者に問われる労働の質が全く別次元になってきているというのは明らかです。

新聞社の社員など、今まで『高度である』と思われていた仕事は、新聞の購読者数が大幅に減少する事によって保てなくなり、実際にアメリカでは新聞購読者数が減って危機的な経営状況に陥るところも出ています。アメリカは大きいので、特に地方紙が発達しています。

カテゴリ: 

激安化する日本人の労働力!労働者の質が低下している日本の現実

  • 5 July 2017
  • のぶやん

日本人の労働力は、毎年のようにジワジワと給与所得が下がってきており、その一方で社会保障などの負担は増加しています。多くのサラリーマンがお小遣いが本当に少ないような状況で、大変な家計の状態になっています。

無駄なものにお金を払う

学校に子供を預ける教育費などは、先生の給料などに変化する訳ですが、学習だけであればコンピューターで行った方が効率的に大学進学などを行えるようになっているという事は間違いありません。効率的にお金を稼いだとしても、税金を徴収されて、非効率なものにお金を使わされていたのでは、労働者が豊かになれるはずがありません。無駄なものにどんどんお金が吸い取られているのです。

本当に自分に必要なものが何であるかを見極めて、それにお金を使う事は非常に難しい事です。優先順位を考えるにはそれなりに社会経験が必要で、将来の見通しも必要です。例えば、大学を卒業してどこに就職するのか、どこに住むかなどの判断材料に対して、情報を集めて、判断する事は、20歳ぐらいで行う事は非常に難しいとも言えるでしょう。その判断が人生を左右する事にもなります。

お金がないから実現できない夢

お金がない為に簡単な夢すら実現出来ないような社会は、絶望感に満ち溢れたものになってしまうでしょう。例えば、大学に行きたいけど、お金がないから諦めるという人は沢山います。お金がないから出来ない事が多いというのは不幸な事です。教育分野においては、貧困家庭が圧倒的に不利になるので、そこを行政側が底上げしていく必要性が求められています。

現在、日本においても格差が広がっていますが、これを是正する事が行われていません。格差の是正が行われないと、日本としての国力が大幅に落ちる事になり、日本人の能力がジワジワと低下しています。誰でも目先にある夢を努力すれば報われるようにしておかないと、社会が不安定になります。

増大するマーケティングコスト

日本においては、人口減少・少子高齢化で売り上げを維持する為には、他社からパイを奪ってこなければいけません。市場が全く伸びない中で、相手のパイを奪ってくるには、それだけ激しい競争を迫られる事になります。実際、楽天がアマゾンとの競争によって、楽天ポイントを増やす事で利益を減少させている事に見られるように、売り上げを伸ばす為にはマーケティングコストがかかるようになってきています。

最近では、インターネットニュースなどが発達した事で、『お金を払わなくても見れるニュース』が増えて、課金が難しくなっています。固定費になる課金をしたがらないユーザーも多いので、課金を集めるのは大変です。

特に売れない不動産

得に不動産の場合には、日本全国が空室だらけなので、もう新しいものを建てなくても国民は十分に生活していく事が可能な状況になっています。国の経済の中心にある不動産が売れなくなってくると、消費が一気に低迷する事になります。高額の借金をして買う買い物は不動産ぐらいのものなので、銀行のローンを個人が利用する事も少なくなります。お金が回りづらくなるのです。

自作農者が小作農に転落

小さな資本で事業をしても競争力が低いので、大きな資本の労働者になるという流れは、過去に自営業であった自作農が田畑を手放して小作農になっていった流れと類似しています。農民は、重税に苦しむようになると、食べていく為に自分の田畑を手放して、他人の田畑を手放して生活だけできる糧を貰うという小作農に『転落』していきました。小作農にとって、数少ない資産は不動産であり、いざとなったら売れる不動産を保有する事が小作農にとって重要とされてきました。

今では、日本における土地神話が既に崩れているので、土地ではなくて株式に置き換えられています。小作農とは、事業収益をほとんど持たない人を指しています。今、社会で起こっている事は、この事業収入を持たない人が社会に増えすぎて、特に先進国において、労働者の価値が下落して賃金が上がらない状況になっています。1873年地租改正によって、貨幣経済が更に強化されて、貨幣を持つものと持たない者の格差が大きくなったと考えられます。それは、現代にも言える事で、売るものが農作物しかなければ、農作物の価格が下落すると一揆に生活が苦しくなりました。小作農はどんどん増えた事を考えると、貨幣経済が強化されると格差が拡大していく事が分かります。

カテゴリ: 

単純労働者が余っている時代!単純労働の正社員(ホワイトカラー)がますます不要に!ほとんどの正社員が派遣社員・アルバイトになる

  • 27 June 2017
  • のぶやん
日雇い労働者

工業製品がしっかりと作られていた時には、日本においても工場労働者が高い賃金を得られた時代もありました。労働力として懸命に働けば、それなりの賃金が得られて、家族を養う事もできたという時代があった訳です。その時代はグローバル化で人材の豊富な中国に沢山の工場が作られて、安価に中国人労働者が雇われるようになった90年代から状況が一変するようになりました。

日雇い労働者

厳しくなる日本の技術競争

日本の技術競争力が全く落ちてきているというよりは、中国の技術力が伸びてきていると表現した方が良いでしょう。日本の技術力というのは、発展させるのに更に投資が必要になりますが、中国が技術力を伸ばすには、それほどコストがかからずにジワジワと技術力を伸ばしていけるからです。最先端で戦っていくには、莫大な投資とコストがかかります。

膨大な投資とコストがかかる最先端での戦いですが、そこには技術力を持った30代~40代の主力社員が必要になってきます。多くの会社では、こうした技能社員が極端に不足している現実があります。就職氷河期などの影響で、日本の主力世代の人材育成がなされなかったためでしょう。

自分がやっている仕事内容

仕事で顧客からすると、相手が正社員であるか、派遣社員であるかなどという事は、全く関係ありません。正社員、派遣社員などという区分よりも重要なのは、自分が何ができるかというスキルのレベルです。周囲の人と比べてどうかというよりは、グローバルスタンダードと比較してどうかと言う事が重要になるでしょう。

正社員だからとプライドだけ高くて、やっている仕事が単純作業という事は良くある事です。そもそも、サラリーマンというのは代替が効くのでサラリーマンをやっているのであり、重視されるのは頑張ったかどうかというよりは、もはや生産を生み出すスキル競争になってきます。実は、スキル競争をした場合には、企業は大学卒でスキルを持たない大学生を大量に採用するということは、ほとんどあり得ない事なのです。

少子高齢化による人材不足

今の日本において人材不足が起こっている背景は、好景気だからというよりは、少子高齢化で人材が足りないだけで起こっています。新卒採用の市場などは非常に活況ではありますが、新卒で採用されたとしても、能力値が非常に低い状況で使いものになりません。中国などと違って激しい競争の中で入ってきた新卒と違うので、競争がない中で入った人材という事で、新卒は使いものにもならず、それだけやる気もありません。

人材について言えば、新卒のように若くて安い労働力というのは、使いまわしが効くのでいいのですが、40代ぐらいになってくると、『どの企業においても必要ない人材』というのが出てきます。実際には、そうした『必要とされない人材』が正社員としてどこの企業でも余っている状況で、仕事の作業効率が新卒と同じだけど給料だけ高いという状況に陥っている企業が多いのです。

日本企業は、スキルではなくて今でも年功序列で評価している事は間違いなく、それが非効率経営に繋がっている事も間違いないでしょう。しかし、そんなに企業で優秀なパフォーマンスを出せるならば、社員として企業にとどまるのか?という疑問も沸いてきます。勉強して高度な知識を身に付けた場合には、従業員になるよりも、プロ野球選手のように高額の契約を要求した方が良いからです。

進められるべき合理化

日本は、更に合理化を進めていかないと生き残れない状況になっている企業が沢山あります。今は、日銀の株価を釣り上げて誤魔化していますが、そのうちにごまかしもきかなくなってきます。中国企業のスキルレベルが上昇してきているので、スキルレベルで競争した場合にも、合理化を進めている中国企業などに勝てなくなってきているからです。

日本では、セールスマンのような職業が大変に多いですが、例えば証券営業マンのような職業というのは、全く不要になっていくと言えるでしょう。人間が電話を受けて発注するというのは、現在において非常に非効率であり、インターネット注文を行った方が明らかに手数料が安くて済むようになっています。教員の仕事はどうでしょうか?学校で授業を教えるだけの仕事であれば、ビデオ授業の方が効率的です。実際、ビデオで通える大学なども存在しています。

不要になっていく労働者

客観的に見ても、日本の新聞社記者などの仕事は、高度な仕事とはとても言えないので、10年後には半分以上がリストラされてなくなっているでしょう。新聞社が今の発行部数を保つことはとうてい不可能で、記者たちの高給を維持する事も不可能になります。また、テレビを視聴する人も減少するので、テレビ局も非常に厳しくなってくる事は間違いありません。

新聞記者は大学を卒業して1、2年の可愛い女の子の記者に任せておけばフレッシュでいいし、その方が安上がりです。高度な能力を身に付けるには、何年も時間を要しますし、そういった能力を身に付ける事ができなければ、給料を貰えなくなるという中国のような競争時代が到来していきます。

勉強すればいいというものでもない

常に最新の技術を身に付ける為の勉強を続けていかないといけない事は確かではありますが、勉強すればいいという時代でもなくなっています。例えば、中途半端な資格を持っていたとしても、実際の就職活動において中途半端な資格は役に立たない事の方が多いです。中途半端な資格を2個も、3個もゲットしても、労働価値を高められない事が多いので、稼ぐ能力とは何かを自分なりに考えた方が良いでしょう。

カテゴリ: 

ビデオカメラが5000円で買える時代!激安の価格競争に巻き込まれると大変な事になる

  • 26 June 2017
  • のぶやん

今では、そこそこ撮影が可能なビデオカメラは、5000円で購入できます。パナソニックぐらいのメーカーでも、25000円あれば十分に購入できます。5万円もあれば、相当に良いビデオカメラを購入する事ができる時代になっています。セミプロのカメラであったとしても、15万円ぐらいあれば、セミプロ級のカメラが買えてテレビ放送のドキュメンタリーにも耐えられるレベルの撮影が可能です。

安いもので十分な時代

最近では、スマートフォンでもそれなりの動画が撮影できるようになってきたので、ビデオカメラの必要性も薄れてきました。それでも、ビデオカメラの方がスマホよりは良く撮影出来る事は事実なので、ビデオカメラも売られていますが、製造・郵送コストなどを含めると、この価格で販売する利益率が非常に低い物になっています。利益率が低くても、ある程度のマニュアル通りに型にはまった形であれば量産できるようになっているという感じです。

5500円で買えるビデオカメラ


PowerLead ミニDV C8 16MP高精細デジタルビデオカメラDVR 2.7 'TFT LCD 16倍ズームHDビデオカメラ1280 x 720pデジタルビデオカメラ(黒)


消費者としての選択肢としては、ビデオ撮影を行いたい時に(1)スマートフォンで間に合わせる (2)1万円以下のとりあえず撮影できるものを買う (3)高級仕様のものを購入するという選択肢があります。

労働の安売りが危険

商品の価格が下落していくのに伴って、労働者に付ける価格も同時に下落してきています。具体的に言えば、中国の労働者と日本の労働者がボーダレスに競争する時代になってきているという事です。

労働するにしても、お金がないからとアルバイトをしていると、能力を伸ばすことができません。だからと言って会社に所属すればいいというものでもなくて、自分で必死に何かを勉強する努力というのが必要になっている時代です。あまり勉強しなくても『誰でもできる職業』というのは、自分でも気が付かないうちに労働価値がどんどん下落してきています。

なりたい自分の方向に向かう

どんな自分になりたいかという事が重要になりますが、世の中には実現が不可能である夢というのも存在しています。例えば、野球を全くやった事がない人が20歳になってから『プロ野球選手になりたい』と言っても、100%不可能と言ってよいでしょう。女性が25歳以上になってから『可愛いアイドルになりたい』と思っても、不可能ではないにしても、相当に難しいと言えるでしょう。自己実現は、現実的なところで落とし込む必要があります。

例えば、30歳から『お医者さんになりたい』と言って猛勉強するのは、難易度は高いながらも、努力次第で何とかなりそうです。特にそれまで学習してきた分野が理系であれば、努力して医大に入るという選択肢もあるでしょう。多くの場合には、20代に人生の方向性のかなりの部分が決まっていて、30代にそれを磨くという事が多いです。30代から新しい事をやり始めるのは不可能ではないにせよ、難しい事です。

自分の強みと資産を整理

自分の強みと資産を整理しておくのは、20代の後半から大切になりそうです。情報を集めて、自分なりに整理して後で使えるようにしておく事がマネタイズとして大事になります。それをしておかないと、他の人との差別化が出来なくなって、他の人の真似事になったり、他の人に使われるだけになってしまいます。

接客業であったとしても、ホテルマンとして細部を磨くことはできます。全てをメモして、ありとあらゆる情報を日頃から集めて、接客に活用できるようにしておけば、それが後から別の形で役立つ事もあるでしょう。大切な事は、自分なりに情報を集めて整理する事で、接客の勉強もインターネットで情報を集めて実践するのも良い方法です。

新しい能力を身に付ける事

自分が新しい能力を身に付けていかないと、どんどん自分の知識というのは陳腐化していくでしょう。自分でも気が付かないうちに、全く使いものにならない人材になってしまっていくのです。業界における経験が豊富とか、そういう事は確かに大切ではありますが、今の時代に求められる能力というのは、非常に高い能力で二重、三重の能力が求められるようになっているので、能力を多重に身に付ける事が求められています。

特に語学力は、『誰にとっても重要になる』ので、避けて通るのは辞めた方がいいでしょう。1日少しでもいいので外国語に触れる事で、外国語から逃げない事が大事です。外国語ができないと、それだけで活動の範囲が狭まってしまいますし、外国語をまともに身に付けるには、10年以上かかってしまいます。

 

カテゴリ: 

サラリーマンは、完全にハイリスクでローリターンの社会的弱者になり下がっていく事実

  • 24 June 2017
  • のぶやん

サラリーマンがやっている職業は、基本的に代替可能であり、誰でもできるような仕事がほとんどです。

大学のインフラが起こっているので、普通の大学を卒業したからと言って『能力が高い』と言われる事はなくなりました。日本の企業が新卒採用に熱心なのは、育てたいと思っているのではなくて、『安価で使える労働力がほしい』と思っているだけだったりするのです。会社に入社しても単純作業しかやらせて貰えないとなると、何か実務を学べる事を期待して入社する新卒と大きなギャップが起こってくるので、すぐに会社を辞める新卒も増えています。

日本では、『新卒カード』とさえ言われていて、新卒は就職が有利な事は間違いないですが、その理由としては、『若くて安い労働力』を期待される場合が多くて、所得は入社してからほとんど伸びない場合も多いのです。サラリーマンとして技能値が低ければ、40代になってからリストラされて再就職先が見当たらないという事も起こってきます。

安い給与しか貰えなくなる

雇われ人は、どんどん高度な仕事を要求されるようになってきていますが、賃金の方は低く抑えられたままになっています。実際、バブル崩壊後に2000年頃からは、団塊の世代の技術力などは落ち始めていたのですが、それを国債を発行する事でごまかして日本経済を動かすような状況にありました。

日本のゼネコンは、自分たちが生き残る為に赤字国債をどんどん発行して、無駄なものを作り続けてきました。そのような行為を行う事によって、教育予算などに配分が回らなくなった結果、大学授業料が高くなって家計を苦しめる事になり、大学生が奨学金と称する高額の借金を背負う結果を招きました。今のゼネコンは、既に新しい事業がなければ、企業自体が成立しない状況に陥っているのです。

起業するのはハイリスク

日本において起業をするのは、ハイリスクにあたる事は確かでしょう。お金を投資したとしても、それ以上のリターンを得る事は大変で、最初に投資した時点で多額のコストがかかってしまってマイナスからのスタートになります。

この結果として、現在の日本のベンチャー企業の多くは、億単位の投資を受けたのはいいけど、そのほとんどが『事務所費用』と『人件費』に消えてしまいます。人件費というのは、社員の生活を支える生活費に消えてしまっているのが現実です。1億円ぐらいの金額だと、都内に事務所を借りて、社員が数人で活動すると1年ぐらいでお金がなくなってしまいます。

1人で起業した場合の生活費

1人であれば、『自宅で事業を起こす』という方法もありますが、自宅で事業を起こすにしても、当面の生活費(1ヶ月で最低10~20万円)を得る事は非常に大変です。今の経済成長しない日本においては、伸びない内需の中において、事業を成立させるには他の人のパイを奪っていく必要があります。1人の生活費を稼げるだけ売り上げがあれば、立派な事業として成立します。税金を除いて、10~20万円を手元に残すというのは大変な事で、利益率が高いサービスでもそれなりに売り上げをあげないと、簡単に手元にお金が残りません。

サラリーマンと同じ300万円を稼ごうと思うと、売り上げ5000万円で6%の利益を確保するという事になるので、それなりの売り上げを別の会社から奪い取らないと、1人の生活費をやりくりする事すら大変です。まして、複数人の社員で営業しているベンチャー企業の場合には、売り上げが数年以内に伸ばせなければ、会社を解散する事になりかねません。

カテゴリ: 

国が経済に介入しすぎて悲惨な結果を招く!日本のメディアが社会主義化している

  • 24 June 2017
  • のぶやん

ソ連の場合には、計画経済が失敗した要因として、貨幣経済の否定があります。貨幣を持っていて自由に買うのではなくて、配給によってすべてを成立させようとしたのですが、人々の受給を把握しきれなくなっていたのです。

計画経済がうまくいかない

ソ連時代においては、食料供給(1次産業)の割合が非常に高いので、ほとんどの計画は食料供給でした。人々は、明日の飯を食うのに精いっぱいで、それ以上のサービス産業(例えば旅行など)は、あまり発達しませんでした。ソ連時代においては、そうした1次産業ですら計画どおりに行かず、食料供給はうまくいきませんでした。

食料供給がうまくいかないだけならまだしも、様々なサービス産業は、需要があらかじめ分からないものが多いのが現実です。例えば、iPhoneができるまでは、技術的に可能な事であったとしても、そこに需要があるとは誰も気が付きませんでした。このように計画で全てを行おうとすると、新規産業を阻害してしまう事になってしまうのです。実は、現在の先進国においては、そのような状況が発生しているとも言えるでしょう。

日本のメディア腐敗

日本のメディアは、権力と完全に癒着してしまった事によって、政府プロパガンダのメディアばかりになってしまいました。結果として、旧ソ連と同じようなことが起こってきて、人々が求める情報よりも、自分たちが伝えたい情報を伝えるようになってしまっている訳です。以前であれば、日本のメディア腐敗があったとしても、人々の情報源がないので新聞・テレビを見るしか情報源がありませんでした。現在では、インターネットの動画が発展した事によって、テレビ・新聞だけが情報を独占できる時代ではなくなりました。

情報を出さないで隠していると、その情報は広まらないので、情報をオープンにした方が情報が広まって自分たちが有利になる場合が多くなります。例えば、政府が情報を隠したとすれば、多くの人が政府以外のところからの情報ばかりを信じるようになって、政府の事を誰も信頼しなくなってしまうという事態が発生します。情報を出来る限りオープン化する事によって、自分たちの正当性をアピールする事になるのです。

視聴者が賢くなった

インターネットの発達で情報がオープン化されるにしたがって、それを視聴する人たちが少しずつ賢くなったという事もあるでしょう。政府などが情報を隠したとしても、どこからか情報が出て、政府の情報が嘘だったり、政府が発表していない情報があったりする事が明らかになるようになってきたのです。従来であれば、何かしらの報道メディア媒体を通じてしか発信できなかったのですが、最近では自分たちでYoutubeなどから発信する事もできるようになっています。

視聴者が賢くなっていく事によって、政府の嘘を見抜く事ができるようになると、政府は情報をオープンにした方が得するという事になります。そこで政府が情報を隠そうとすると、情報を隠すよりも規制を加えたり、意図的に情報を出さないように共謀罪を創設したりという流れになっていく訳です。しかし、そうした事を行うと今度は経済の発展を阻害する事になっていくので、国際競争力を失っていく事になります。

カテゴリ: 

Pages


アドセンス広告

関連記事