労働

人間と自然との関係にかかわる、ある種の過程を「労働」と呼び、人間が自身の行為によって、自然との関係を統制し、価値ある対象を形成する過程を「労働」と呼ぶ。 人間は古今東西、太古から現代にいたるまで、どの地域でも、何らかの生産活動により生きてきた[4]。そうした生産活動を「労働」と解釈するようになったのは、近代以降である[4]。 生産活動は、いつの時代でも、何らかの表象体系(意味づけの体系)と関わりがある。

人間が行っている現実の生産行為とそれを包括するいる表象とは、バラバラではなく、一体として存在する[4]。いいかえると、何らかの生産活動があれば、それを解釈し表現する言葉が伴うことになり、こうした言葉には特定の歴史や世界像(世界観)が織り込まれていると考えられている。労働について語る、ということは、言葉で織り成された労働表象を語ることでもある。人間が自然との間に、生産活動を通しつつ関係を持つということは、こうした表象に端的に現れているような、ある時代特有の世界解釈を身をもって生きることでもある。

(→#歴史) 資本主義社会では、労働は倫理的性格の活動ではなく、労働者の生存を維持するためにやむをえなく行われる苦痛に満ちたもの、と考えられるようになった。マルクス主義においては「資本主義社会では、生産手段を持たない多くの人々(=労働者階級)はみずからの労働力を商品として売らざるを得ず、生産過程に投入されて剰余価値を生み出すため生産手段の所有者(=資本家階級)に搾取されることになる」と説明されるようになった。(→#歴史) 現在、国際労働機関では、望ましい労働の形としてディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現を目標に挙げている。

奴隷制度を終わらせた産業革命による生産過剰。奴隷が解放されて消費者になった歴史。奴隷が不要になり、必要になった熟練労働者たち

  • 11 January 2017
  • のぶやん

奴隷制度を終わらせた産業革命

産業革命が起こってくると、アメリカ北部で工業が発達するようになって、奴隷を使って工業生産を行う事が非効率になってきました。賃金労働者の労働意欲は奴隷に比べて高くて、賃金労働者であれば、知識を身に付けるという向上心もあります。奴隷のように言われた作業だけを単純に行っているような生産スタイルと言うのは、非常に効率が悪くなってきたのです。必要とされたのは、熟練した機械工労働者であり、奴隷ではありませんでした。

奴隷制度というのは、奴隷を商品として買ってきて、それを一生涯に渡って働かせておく事で農作物の生産を行うものでした。しかし、工業化が進んだ場所で奴隷自体が必要なくなっていく事になり、奴隷制度が衰退します。イギリスでは、1930年代に奴隷が廃止され、アメリカで南北戦争が起こっていく事になります。

奴隷から労働者への転換

当時のアメリカで必要とされたのは、熟練した工業労働者であり、奴隷は何の役にも立たなくなっていました。生産面で役に立たない奴隷を囲い込んでおくより、『奴隷解放』を行って、自分たちで生きて貰った方がいいと考えたのが奴隷解放宣言(1862年)です。イギリスで奴隷制度が廃止されてから、30年を経てアメリカも奴隷制度の廃止に向かっていく事になります。

黒人は、奴隷解放宣言から身分が自由であるとされましたが、当時の黒人奴隷に教育を受けたものはほとんどおらず、読み書きできる人も僅かでした。このような状況で、奴隷解放された黒人がまともな職業で労働者として働くのは困難で、非常に低賃金の単純労働を行っている状況に変化はありませんでした。そして、アメリカに黒人差別の法律は残り続けました。

奴隷から没落農民を雇用した農奴制

ローマ時代などに行われた半奴隷制度は、農奴制と呼ばれています。ローマ時代の大土地所有者は、奴隷の供給が減ってくると、その代わりとして自作農を放棄した農民を雇い入れていきます。こうした農民は、日本でいう小作農で『農奴』と呼ばれました。その土地に完全に拘束されるので、移転の自由がなくて生涯その場所で過ごすことになります。産業革命以降の農民の姿『農奴』は、ほとんど奴隷境遇と同じような状況にあったとされています。

奴隷を使った大規模プランテーション農業が発達した事によって、自作農が没落していったとされています。奴隷の労働力を使って大規模に行う農業形態の発達は、中小自営の農家にとっては脅威だった事が分かります。日本においては、田畑などの生産手段を私有している『自作農』は、貧困やむなしに田畑を手放して小作農になると、非常に悲惨な生活が待っていました。

現代におけるサラリーマン奴隷

現代におけるサラリーマン奴隷労働者は、昔に比べるとかなりマシな奴隷ではありますが、それでも奴隷労働者の賃金が上がらず、格差がどんどん拡大しています。日本が戦後に自作農になった人たちが田畑を捨てて、都会に就職してきたころは、年功序列・終身雇用などと言われて保護される権利がありましたが、それも崩壊してきました。終身雇用・年功序列などの保証がなくなると、生産手段を何一つ持っていない労働者は、収入を増やす手段がない時代になってきています。

いつの時代も、奴隷にならないためには、『生産手段』を持つことが必修になる。生産手段を持たない人は、誰かに使われて賃金を貰うしかないからです。今まで自分で生産手段を持たない人が『生産手段』を持つためには、他の人が消費にあてるお金を生産にあてるなど、『我慢』が必要になります。我慢なくして、生産手段を保有する事はできません。

生産手段を自分自身が持つ自信がないのであれば、我慢の上でお金を貯めて、生産手段を買いましょう。

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ねとらぼで暴露されたWELQのランサーズ単価が1000文字1600円!どうしてライターというブラック労働をする人がいるのか

  • 25 December 2016
  • のぶやん

ねとらぼでWELQの記事を書いていたライターが暴露していますが、それによるとランサーズであったり、クラウドワークスで請け負う記事というのは、1文字1.6円で1000文字1600円だったという事です。ここからクラウドワークスやランサーズが手数料を何と20%ほど差し引くので、ライターに入る収入というのは、僅か1280円だったというのです。これで生活するとなると、1日何本書けばいいんでしょうね、多分、5、6本以上を毎日のように書かないと生活になりませんから大変です。

クラウドソーシングは1文字1円が相場

クラウドソーシングのライティングというのは、1文字1円が相場というのは、確かにクラウドソーシングのサイトを見ると確認することができます。クラウドソーシングサイトは、クラウドワークスなどが上場していますが、赤字で非常に厳しい状態にあります。何故、赤字かという事については、別の記事でも書いている通りですが、もともと低賃金の人を大量に使ったとしても上がる収益というのは限られているからです。

例えば、1人アルバイトのディレクター日当が1万円だとしても、20%の手数料で売り上げを計上するのであれば、5万円を動かさなければいけませんけど、ライターに大量発注をかけないと5万円に届かない訳です。そういう意味でWELQなど大量に記事を作成するという『大手の案件』というのは、クラウドソーシングサイトにとって貴重な売り上げになる訳ですけど、それでも単価が安すぎて、動く金額があまりに小さいので良い商売にならないのです。

DeNAのWELQ問題でクラウドワークスの業績にも悪影響がありそう

ライターコストを回収不可能

Yahoo!ニュースに掲載されるような記事であれば別ですが、通常のアクセス数のレベルで、ライターに多額のコストを支払っていたのでは、サイトとして大赤字になってしまう事は間違いないでしょう。『スタッフにきちんと教育して、ライターに対しても教育を行って、その上でしっかりした記事を書きましょう』という事は、当然の事なんですけど、そういうやり方をしていたのでは、会社として黒字化するのは至難の業になることは間違いありません。何故なら、外注を安い金額で雇っていたにも関わらず、DeNAが行っていたDeNAパレット自体が黒字化するのに時間がかかっていたからです。

そもそも、今の時代には、誰でもブログなどを簡単に立ちあげられるし、広告だって掲載できる訳だから、『自分のライティングコストを回収できる』という自信がある人は、人のサイトの記事を書かないで、自分のサイトに記事を掲載するでしょう。自分のサイトに記事を掲載しても、アクセスが集まらずに赤字になるので、誰かから確実にお金を貰えるような場所で記事をかいて、時間をお金に変えているという事は間違いありません。

自分のサイトで書いた方がいい

クラウドワークスであったり、ランサーズなどでライターの仕事をする人は、自分のサイトで稼げないからそういう場所で労働時間をお金に変換する人がほとんどです。しかし、自分のサイトで稼げるのであれば、自分のサイトに記事を残しておいた方が後から稼げる可能性が増える訳で素。自分のサイトに広告を掲載する方法としては、Google Adsenseであったり、楽天アフィリエイトなど、稼ぐ方法がいくらでもあります。ただし、競争が激化している中において、1つのブログで1ヶ月で1万円稼ぐだけでも大変でしょう。

インターネット広告というのは、膨大なアクセスの上で効果が得られるものになるので、アクセス数が少ないと広告を掲載してもほとんど意味がありません。そして、激しいインターネット競争の中において、アクセスを取ってくるというのは、非常に難しい事です。

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賃金を大幅に上昇させても、社員のやる気が上昇して業績に結び付かない?

  • 21 December 2016
  • のぶやん

『千円札は拾うな。』という書籍を書いた安田佳生さんは、リクルートに勝つためには、自社も優秀な社員を採用する必要があると考えて、社員に対して2年目から新幹線のグリーン車を使ったり、新卒に対して高給を約束したりして、ワイキューブを人気企業に押し上げました。しかし、実際には高給取りの社員は、『自分たちは高いお金を貰って当然だ、何故なら優秀だから』と考えるようになり、業績は上がらなかったというのです。

ワイキューブは、売り上げが伸びても利益が伸びず、借金によって経営を成立させる企業になって、従業員に対しても借金でお金を払っていって、倒産に突っ走る事になります。

会社の従業員は何を見ているか

会社の従業員は何を見て働いているのか?という事を考えると、お金だけではなさそうだという事に気が付きます。従業員は、お金は確かに大事だと思っていますが、それ以上に経営者・上司の態度であったり、会社の成長性などを見ているでしょう。

『我が社の業績が厳しい』と言いながら、休日に高級車に乗って出歩いている社長がいたとすれば、従業員からの信頼を得る事は難しいでしょう。

シンガポールで子育てした村田マリ

iemoという自分で設立した会社をDeNAに売却した村田マリ氏ですが、シンガポールに居住しながらDeNAの執行役員として事業指揮をとっていました。朝の電話会議に参加して指令を出しながら、日本に月に5日ほどしか来ていなかったというのです。『会社を売却してシンガポールで子育てする女性』というのは、誰もが憧れる素晴らしい生き方だと思うのですが、それと会社の社員であったり、外部の人がどう思うかというのは別問題です。

会社の社員からすると、責任者が日本にいないで、会社に月5日しか出社してこないという事は、それだけで信頼関係を持つのがかなり大変な事でしょう。何か疑問がある時でも、実際に決断を行う村田マリ氏がシンガポールにいるので、連絡が取りづらかったり、状況を説明するのが難しくなるからです。DeNAが起こしたWELQの問題が大きな問題になった背景にも、この村田マリ氏がシンガポールに居て状況を把握できなかった事が大きかったでしょう。

優秀と言われる人材が村田マリの下で働きますかね?働く訳がないと思います。一時的に高い給料を目的に雇われる事はあるかもしれませんけど、半年か1年ぐらいしたらすぐに辞めるでしょう。WELQの事業自体が技術力、競争力がないライターのリライトで、将来性が暗いぐらい誰にでも分かるからです。良い人が採用できないからと言って、他の企業に比べて高給を約束してくれるDeNAですけど、優秀な人ほど金で雇えないですね。

会社が親密さを利用して洗脳する

会社というのは、社員に懇親会を開催したり、飲み会を開催したりすることで親密さを深めていきます。こうする事によって、会社と個人の利害関係を近づけて、半強制的に共同体を形成しようとします。日本で新卒採用を活発に行おうとするのは、共同体として参加させることで、他の社会を知らない状況にしておきたいという事があるでしょう。そうすれば、『会社として使いやすい人材』は育成できますが、外の世界を知らない状況になる事は、競争において不利になることもあります。

例えば、会社に洗脳された社員は、会社と共同体になってしまうので、労働運動などを起こすことが少なくなり、『会社が賃金を下げても、不景気だから仕方ない』と思いこむようになったりします。本当はそんな事がなくても、毎日のように会社に出社して言う事を聞いている状況になると、誰でもそうなってしまうという事です。これは、軍隊の兵士などにも見られる傾向で、組織の中に適応してやっていくには、組織の考え方に同調しなければ難しく、いちいち反発してられないという事もあるでしょう。

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DeNAは、ライターを大事にせずに搾取したので、WELQで大炎上した時、誰も擁護しなかった。

  • 20 December 2016
  • のぶやん

DeNAは、ランサーズであったり、クラウドワークスなどを使って、信じられないような安い価格(1文字0.5円)でライターに発注していました。このような金額では、プロのライターなどは相手にしませんので、書いているのは、学生・主婦など、いわゆる『素人ライター』と言われる人たちで、空いた時間にライティングぎょゆむを行っていた人たちでしょう。

安い金額でコピペとリライト

DeNAのマニュアルなどを見ると、非常に細かいことが書かれていて、まともに守っていたのでは、全く割に合わないでしょう。時給500円以下で働くようなものです。実際、ライティングされた文章というのは、品質が非常に低い物であったり、どこから持ってきたか分からない文章をリライトしたものがほとんどでした。これがDeNAのWELQの炎上要因となっていきます。

DeNAの失敗というのは、クラウドワークス、ランサーズなどを使って大規模に安く書かせる業務をやらせてしまった事でしょう。ライターは、お金を貰っている身でありながら、DeNAに対して貢献しようなどとは全く思っておらず、早く終わらせてさっさとお金を貰う事しか考えていなかったでしょう。そして、そのような記事が無責任に量産された結果、WELQというサイト上に全く信用できない記事が大量に掲載される事になり炎上しました。

搾取ビジネスはうまくいかない

三菱造船が豪華客船を受注して大失敗した背景には、安い外国人労働者を大量に雇用下にも関わらず、彼らを上手に管理できなかったからと言われています。その結果、納期が大幅に遅れて、判明分だけで約2400億円の赤字を出す結果となりました。外国人労働者を安く使おうとした結果、逆に彼らの反発をかうことになってうまくいかなくなったのです。原因はそれだけではないですが、外国人労働者に反感を持たれていた事は事実でしょう。

コストを引き下げようとするのであれば、技術力を向上させるなどして対応するべきで、これ以上安くならないコストで雇用している外国人労働者に対して過剰労働を押し付けるのは無理があります。 会社が社員に給料以上の仕事をしろと言ったところで、社員はどこかで手を抜くのです。そして、それが後から会社にダメージとして効いてくる事が良くあります。

多くの人の支持を得た企業が勝つ

多くの市民がスマートフォンなどを使って情報発信に積極的になる中で、多くの人の支持を得ないで物事を進めようとするのは、難しくなってきています。DeNAのWELQの場合には、激安で書かせたライターからは支持を得られておらず、閲覧者の一部からは記事の内容の薄さに非難が殺到して、メディアにも叩かれて、もう擁護する人がほとんどいない中で孤立しました。このような状況になってくると、DeNAとしての信頼もなくなってしまって、謝罪会見を開催するしかない状況にまで追い込まれました。

多くの人の支持を得るには、それなりにお金を配って、気を使って運営を行わなければいけませんでした。しかし、そうした事に気を使って運営するべき執行役員で責任者の村田マリ氏は、シンガポールに移住して子育ての事に関心が向いていたようで、朝にビデオチャットでミーティングして、月に5日ほどしか日本に滞在していなかったというのです。こうした状況で、現場の状況であったり、実際にユーザーがどのように感じているかを把握するのは不可能だったと言えるでしょう。

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インターネットで稼ぎたければ、クラウドソーシングで絶対に働かない事!搾取されるライター達

  • 4 December 2016
  • のぶやん

インターネットで稼ぎたいというのであれば、単純労働者になればなるほど稼げません。特にクラウドワークスであったり、ランサーズみたいなブラック企業ばかりが集合する非常にやばいサイトに登録して、稼げると勘違いしたら大間違いです。これらのサイトで稼いでいる人は、ほとんどプログラマーばかりで、プログラマーが1日で終えるような作業で稼げるというのであれば、やってもいいかなという案件をこなしている人たちです。誰にでも出来る安い案件のライター業で稼ぐのは至難の業ですのでやめといた方がいいでしょう。

ライターをやるなら自分のブログ

ライターをやるのであれば、いかに最初に収益にならなくても、自分でブログをやるのが良いでしょう。自分でブログであったりサイトをやりながらノウハウを身に付けて、外注するのも良いですし、自分で記事を書き続けるのも良いでしょう。最も良くないのがクラウドワークスであったり、ランサーズを利用して物書きになってしまう事です。超低賃金で人の為にボランティア労働を行っているような状況になってしまいます。

ライターの案件を見ると、数百円のものなど完全にブラック案件が大半であり、良くても数千円の案件が多いという特徴があります。こういった案件をいくらこなしたところで、全く稼げる訳ではありません。本当に稼ぎたいと思うのであれば、自分のブログをやったり、自分でサイトを作れば、1ヶ月で10万円を超える収入を得られる可能性が開けます。ライター案件で1ヶ月10万円を稼ぐというのは、かなりの労働力を酷使しないとできませんし、それに1ヶ月10万円稼いだとしても何も自分の手元には残りません。自分でサイトをすれば、10万円以上を稼ぎだして、更に自分の手元にサイトを残して次の月もそれ以上の金額を稼ぐ事が出来るようになるでしょう。


プログラムスキルを使って自分で稼ぐ

受注を受けられるぐらいのプログラムスキルがあるのであれば、ウェブサービスを作って自分で稼ぐ方法を模索するのが良いでしょう。最初は、どんなサービスが作れるか分からなくても、試行錯誤したり、いろいろと試しているうちに自分の持っているスキルで出来る事も見えてきます。受注を受けて人の為に時間を使ったところで、交渉であったり、要求に時間を使うだけで、個別の注文というのは汎用性が少ない事が多いので自分の将来スキルにちっとも役に立たない事も多いです。

自分でサービスを開発する事が出来れば、そのサービスを自分のもにしながら発展させていく事も可能になるでしょう。そうすれば、受注した金額以上のサービスを作って、次々とお金を生み出す原動力にしていける可能性があります。他人のサービスを手伝うのであれば、会社で働いたり、派遣社員にでもなった方が待遇がマシでしょう。

ブラック企業を相手にしないのが一番

ブラック案件を外注しているブラック個人・ブラック企業を相手にするのは、人生の無駄だと思った方が良いでしょう。単価1000円のライター業務なんて、いくらこなしたところで大した金になりません。さらにクラウドワークスであったり、ランサーズなどの仲介企業がその少ない報酬から中抜きするのでどうしようもありません。こうした個人・企業とはお付き合いしないのが一番なのです。

ホワイト企業というのは、そもそも求人数の数が少ないので、『紹介で入社できる』という場合が少なくありません。一応、形式だけの面接はありますが、紹介なのでほとんど合格するような面接で、紹介者と一緒に挨拶に行ってお互いの感触を確かめて、『それではお願いします』みたいな形で決まるケースも多いです。ホワイト企業ほど人がなかなか退職しないので、退職した人の穴を埋めるのは紹介で十分に足りていたりするのです。

自分の記事資産を持つことが大事

記事を頑張って書くのであれば、人の為に書いて搾取されるのではなくて、自分の為に書きましょう。特定の分野で5000文字を100記事ほど書けば、どれかのページが検索エンジンで上位表示される事が期待できるので確実に稼ぐ事ができます。1日300円の広告収入であったとしても、1年間にすると300×365=10万円以上の収入を手にすることができるので、全く馬鹿にできません。5000文字を100記事書けば、ジャンルによっては、1日300円以上の収益を期待する事ができます。そうすれば、1年で10万円の収入が得られる訳です。ランサーズであったり、クラウドワークスのような場所で働かなくても、ブログに記事を追加する事で更に稼ぐ事が期待できます。

インターネットは、書籍と違うところは、利用者がどんどんリンクを辿るので、ページ数が多ければ多いほど、サイト数が多ければ多いほど有利になるという傾向があります。自分の記事資産が多ければ、それだけ多くの人に見て貰える可能性が高まりますし、自分のサイトにリンクを張る事によって、多くの人に自分のサイトで循環して貰う事が出来るようになります。


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時間とお金から物を作りだす概念-労働者がお金持ちになれない理由

  • 2 December 2016
  • のぶやん

アメリカは、貧富の格差が拡大しているとされていて、テレビの特集になったりしています。

モノづくりの中心は中国

2000年以降は、モノづくりの中心は、完全に中国になっています。日本からも製造業の多くが中国・広州などに移動しました。モノづくりの多くが中国で行われるようになり、『世界の工場』などと言われるようになるまでに発展しました。中国のGDPも急成長を遂げて、中国の国民所得も大幅に上昇しました。

物を作る製造業というのは、雇用が生まれやすいという特徴があります。中国に大量の工場が立んで、そこで大量の雇用を生み出しました。農村部から出稼ぎに来た『農民工』などと呼ばれる人たちが大規模な工場で労働者として働いて賃金を得て生活する姿が珍しくありません。その分だけ日本・米国などでの雇用が失われる事になりました。

消費者の便利が雇用を減らす

消費者の消費が便利で安くなればなるほど、多くの労働者がいらなくなるというジレンマに陥っています。アマゾンの商品が中国から届いて、それをインターネットで配達して貰うようなシステムでは、町の小売店すら不要で、中国の工場からアマゾンの集配所に届いて、そこからダイレクトに家庭まで販売されます。完全に量販のシステムが作られて、販売店すらいらない状況になっています。

ホワイトカラーのシステムなども、今まで複雑な会計を行ってきた会計士であったり、税理士などの仕事も会計ソフトなどに置き換わっていく事で、雇用が少なくなると予想されています。個人事業主などの簡単なものであれば、オンラインの会計システムがサポートしてくれて、そのまま税務署に提出できるようになっています。

自宅にいながらドミノピザ

私も頻繁に使う楽天デリバリーでドミノピザですけど、自宅にいながらクリックするだけで、全国のどの場所に居てもピザがすぐに届きます。自宅にいながら誰とも会わずにピザを注文で来て受け取れて便利すぎるサービスなのですが、外食が減る事になるので、外食の店員さんが間違いなく減少するという問題点はあります。

日本人は、外食を好んでいて、特に東京では外食するレストランが数多くあるのですが、料理をせずに外食で浮いた時間を働いているという事実もあります。日本人の労働時間は、今でも長時間労働が話題になるほどで、電通などでは長時間労働が原因で過労死する若い女性がニュースになりました。空いた時間を豊かにのんびり過ごすのではなくて、ドミノピザを自宅で注文して空いた時間を仕事に費やしている可能性がある訳です。

労働者の価値が減少

中国で大卒者は、日本の10倍で600万人以上になろうとしています。それと同時にグローバル掲載の中で労働力が過剰になっていて、更にコンピューターの発達という技術革新によって、労働者の価値が著しく低下しています。技術革新は、労働者の価値を大きく減少させました。日本の労働者は、中国の大量の労働者と競争する事は難しく、大きな失業リスクにさらされていると言えるでしょう。日本において非正規雇用が増えている背景には、そうした背景があります。

グローバル化は、クラウドコンピューターで更に発達しようとしています。グローバル化した中でも、労働者の移動というのは制限されていますが、サービスだけが移動するような状況になっています。例えば、Google社のサービスは、米国で提供されているにも関わらず、日本で提供を受けているような状況です。このような状況では、日本に会社が存在していなかったり、日本に小規模な支店を構えるだけでサービスが提供出来てしまいます。

例えば、サーバーを提供する会社がアメリカにあっても、日本語で日本人向けにサービスを提供する事が行われいます。この場合には、日本における雇用が完全にゼロですが、サービスが提供されて、その対価が支払われています。グローバル化とインターネットなしには、このような事はなしえなかった事です。

中間層が不要になる

アマゾンの配送を考えても、必要なのはアマゾンのシステムを動かす少人数の社員、アマゾン出荷工場のアルバイト、そして配送業者だけです。今まで中間層が担ってきた『店舗における商品説明』などは、オンラインで顧客自身が確認するシステムになるので、それだけ中間層の労働者がいなくなって、代わりに中間層だった人たちがスマートフォンで店員がやっていた事を自分で行うようになっています。

中間層がいらなくなった一方で、ファストフードの店員であったり、コンビニのアルバイト、そしてアマゾンの出荷工場で働くアルバイトなどは、依然として必要とされています。日本のかつての中間層は、こうした店員などの単純作業を行うサービス業の派遣社員・アルバイトなどになっていきました。

高度な労働者以外不要になる

コンピュータの情報が用意に国境を超えるので、企業にとって必要になる人材というのは、今まで以上に高度な労働者という事になります。大卒ですぐに使えない人を長くおいておけるほど企業の方が余裕がありません。その給与があるならば、他の労働者を雇って研究でもして貰った方が企業の競争力が高まるからです。そうした事に日本企業は気が付いていたにも関わらず、『新卒一括採用』のような採用方法をずっと継続した結果、日本企業の技術力がかなり失われたといって良いでしょう。

企業にとって、本体になくてはならない労働力というのは、ますます減少しています。例えば、カスタマーサービスの中核をなす電話のオペレーターサービスですら中国にあるぐらいで、更にサーバーが海外にあり、日本人の労働者で必要な人は、本店のマーケティング担当者と、実店舗の接客係ぐらいのものでしょう。

超高級ホテル労働者すら低賃金

今の日本では、超高級ホテルの労働者ですら、低賃金となっています。 サービス業において、かつてのような『中間層』というものがかなり壊滅しているので、ホテルの接客業などになると、年収200~300万円というのが当たり前になってしまっています。その賃金であったとしても、競争の中で求められる接客の質は、常に一流を求められる事になります。

大学のあり方が今まで通りではいけないでしょう。

まさに日本における労働者の状況というのは、絶望的とも言える状況にある事は間違いありません。30代~45歳ぐらいまでは、会社の主力として勤務できたとしても、その後からは、非常に厳しい事になります。

必要なのは高度で独創的な労働者

今後、企業に必要となるのは、コンピューターを普通に扱う事が出来て、高度で独創的な労働者という事になります。多くの中小企業などは、こうした人材が欲しくても来てくれません。何故なら、高度で独創的な労働者の賃金は、一般的に高いのに、中小企業が支払おうとする賃金が安いので、そのギャップで中小企業に人材が集まらないのです。また、中小企業では、業務の範囲が広いので、優秀であればあるほど、賃金以上の仕事を押し付けられる危険もあるでしょう。

会社に帰属しない働き方

日本が他の終身雇用制度のようなシステムというのは、会社から『終身雇用の権利』を与えられて、その代わりとして会社にプラスになるように働くという事で、非常に会社に対する関与度合いの強い物でした。こうしたシステムは、『会社は私たちのもの』という意識を従業員が持つという事に非常に役立ちました。正社員には、一定の『権利』が保障されていたわけです。それは、今のアルバイト・派遣労働者にはありません。

今の会社というのは、会社株主・経営者が一体化しており、従業員が少しずつ経営陣から距離を取るようになってきています。終身雇用・年功序列などの日本がシステムが崩れて、働いている人が会社に対して長期的にコミットする事が少なくなっています。簡単に言えば、会社は従業員の事を使い捨ての消耗品と考えるようになりますし、『会社がどうなっても知らない』と考えている従業員が多くなっているのです。

最近の会社は、特に中小企業において、アルバイトなどで採用して、従業員として会社に対するコミットメントを深めさせておきながら、相応の対価を支払わないという『だまし討ち』のような事を行うブラック企業と呼ばれる会社が増えていて問題視されています。パート・アルバイトなどの身分においては、時給制で働いているので、『言われたことだけやっていればいい』というのが当然なのです。それ以上の働き方をするのは給与の面から不可能ですが、ブラック企業ではそれを求めてくるのです。例えば、コンビニでお正月に『おせち料理を4つ販売するノルマを課せられる』などというのは、非常に悪質なブラック企業です。

株主は儲かればいいという考え

株主は、短期の株主が儲かればいいと思う株主が多くなって、従業員の事など知った事ではないという株主が増えています。株主・経営陣がこうした考え方をしていると、会社が回っていたとしても、企業の技術力などがどんどん低下していく事になります。三菱グループなどが自動車分野であったり、造船分野で失敗しているのは、こうした考え方が背景にあるからでしょう。

株主が儲かれば良いというだけではなくて、従業員にとっても良い企業である必要があります。福利厚生が良いという事だけではなくて、会社に長期的に関与出来て安心できる働き方を提供できる会社である必要性があるでしょう。

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高度化した技術に日本の経営者が付いてこれてない惨状

  • 22 November 2016
  • のぶやん

世界の技術が高度化してきており、例えば造船分野においては、『巨大な豪華客船』が建造されるまでになっています。

巨大な豪華客船というのは、内装などが非常に複雑で、Wifiの設備まで要求されるなど、要求が非常に多岐にわたります。

三菱の客船が1000億円で受注して、3000億円の赤字を抱え込んだのは、世界の要求がそれだけ高度化しているという事実に10年前、20年前の思考であった経営者が全く気が付いていなかったという事でしょう。毎日のプロパガンダ新聞を読んでいるうちに、自分たちまでも『我が社の技術力は今でも世界一』などと信じるようになっていたという事で間違いありません。

現場レベルを無視した戦略

原発だってそう、理論的に卓上で『安全だ』というものを構築したとしても、現場でそういう風になっていない。原発を作った時にも、現場で作業する人が専門の人ではなくて、専業の農家の方が冬のアルバイトとして出稼ぎに来た人が適当につなぎ合わせを行っている訳で、その時は『とりあえず稼働』しているかもしれませんが、そういうものが何十年ももつはずがありません。

正社員の作業を次々と派遣社員、アルバイトに置き換えたところで、派遣社員、アルバイトに対して正社員と同じ貢献を求めたところで、そんな貢献をしてくれる人はそもそも採用できない訳で、作業をしている人というのは、低コストで採用したアルバイトという事は、低コストで採用したレベルの仕事しかしないという事でもあります。例えば、コンビニにすごく使える優秀な店員が来ると思っていたら、それは単なるオーナーの勘違いというものです。

技術者を丁寧に扱わない三菱財閥

たまに勘違い(洗脳されている)人が低コスト労働者として一生懸命に働こうとしてくれますが、そういう『こき使える労働者』を大量に採用するような労働集約型の働き方では、企業自体の競争力を大幅に低下させる事になってしまいます。三菱では、造船の技術力が全くない事が明らかになり、自動車の技術力が全くなくて日産に売却されて、更に飛行機のMRJで納期が遅れて大損失が出そうです。原発は、国内ですら行き詰っており、海外の輸出どころではありません。

三菱では、自動車で不正が発覚したことで『エコカー減税』の費用代行する事になり、その費用支払いで100億円になるとみられています。また、燃費を偽装したことで、最も大切である『ユーザーの信頼』を損ねた事で、会社として大打撃を受ける事は間違いなく、今後の販売に大きな影響が出るとされていました。日産は2373億円を出資して、三菱自動車の34%を取得して傘下に収めました。2000年代にリコールで経営危機に陥った会社は、こうして自社の再建を諦めて、日産の傘下として立ち直る道を選んだのでした。

技術者のせいにする馬鹿な経営者

経営者に技術を理解できない馬鹿がなると、企業が業績を予測する事も不可能になります。

技術力を完全に無視して、紙の上だけで計画を立てて『それに技術を合わせろ』と現場に言ったところで、出来ないものは出来ないのです。三菱の客船を作るにしても、計画では出来る事になっていたとしても、実際に着工すれば人材は集まらないですし、実際に社員の数が全く足りておらず、会社が受注しているのは、完全に会社の技術力を超過していました。そういう事が経営陣には全く見えてなかったという事です。

技術者側からすれば、自分たちが実態も知らないで、『偉そうに命令ばかりしてくる奴』を信頼できるはずもありません。現場の声を真剣になって聞くのが経営者という訳ではなくて、現場にいた経験がないと経営どころではないという事でしょう。経営者が命令するのは、別に悪い事ではありませんが、無理な命令をする時には、給料の金額を5倍にしないと技術者が誰もやる気を出さないという事は当然の事なのです。それを経営者が自分給料を削ってねん出すべきお金です。技術者が頑張って、その頑張りを経営者が搾取しようとしているのが見え見えだから、誰も技術を磨こうとしないのです。

掛け声だけがデカい馬鹿な経営者

経営者で最も馬鹿なのは、掛け声だけがやたらとデカい経営者です。例えば、『我が社は、造船で世界一を目指します』などと発言しておきながら、実態としては、満足に豪華客船も作る技術もないという実態が全く見てていないという状況です。

最近では、世界の技術が高度化してきており、高度な技術の上で戦わないと勝負にならない時代になってきています。Google社などは、研究者を会社の中に大量にそろえて、まるで大学のように研究を行っています。そのような中で、世界の競争で勝っていく為には、経営陣も最新技術に疎いような人ではダメなのです。

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ランサーズやクラウドワークスは、低賃金の搾取労働になってる現実

  • 17 November 2016
  • のぶやん
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ランサーズ
クラウドワークス

求人情報のサイトを研究しようと思って、いろいろ調べていたら、ランサーズに『求人情報のAPI構築』というものが掲載されていた。それによると、APIプログラミングを5~10万円で受けてくれというものでしたが、プログラミングというのは、どんなに簡単なものであっても、20万円以上ないと、普通のプログラマーであれば作業を引き受けてくれないでしょう。この案件には、もちろん申し込みは誰もなくて、やりたい人はいなかったようです。

クラウドワークスのブラック案件

『ハローワークAPIを元に求人情報を生成するWordpressプラグイン』というもので、これが5~10万円というふざけた金額で出ています。5~10万円で何が出来るかと言えば、フリーランスの方が1日に最低の1万5千円で動いてくれるとして、動ける日数は4~5日程度で、Wordpressのプラグインの話し合い、作成、検証を行うとういうのは、かなりの上級者でないとできない作業です。この価格で出来る事は、企画書を作成する事か、本当に単純に動くプロトタイプ(試験サイト)を作ることぐらいでしょう。

もちろん、全く検証せずに『どうでもいいものを作成する』というプロトタイプのようなものであれば出来るかもしれませんけど、しっかり作り込むとなると、5万円~10万円で出来るはずがありません。単なる手付金程度のものでしょう。これを普通にやるのであれば、50~100万円の案件です。


 

付き合わない方がいい案件ばかり

基本的に発注する側も『安い労働力』しか期待していない場合が多いので、変なものを受けてしまったら大変です。他の案件を見ても、絶対に関わらない方が良い案件ばかりで驚きました。稼ぐ、稼がないの前に、コンビニでアルバイトでもしていた方がずっと良いでしょう。歯医者に行って、『私は客だから歯科クリーニング200円でお願いします』と言っているようなものです。 

要求ばかりがやけに多いのです。5~10万円で要求できるのは、『ワードプレスのインストール』ぐらいのもので、それ以上の事を要求するプログラミングであれば、50~100万円ほど支払わないと誰も動いてくれません。

▼上記のブラック案件の高い要求

誰も稼げていない現実

ランサーズ2016年決算で発表された20万円超えのワーカーが僅か111人だったという現実にネットでは、『やっぱり、こんなブラックサイトは利用しない方がいい』という声まであがっています。20万円超えとか言ってますけど、20万円というのは、生活するのに最低限レベルの賃金であり、当然ながら豊かな暮らしが出来るような収入ではありません。

20万円で貯蓄もできなければ、全く資産にならないような収入源のクラウドワークスをで仕事を受け続けるのは、本当にブラックとしか言いようがありません。

拡大する個人請負の労働市場


クラウドワークスが始めるという
(Wow!me覚えにくいサイト名からは、失敗する気しかしません。見た感じでは、1000円~3000円など安すぎ案件が多くて、実際に人間が動くサービスとしてどうなのかなという感想を持ちます。)

最近のニュースによると、クラウドワークスは2016年11月15日、個人間でスキルを売買する新サービスを発表した。主に企業が個人へ仕事を発注する既存のクラウドソーシング事業に対して、新サービスは似顔絵や結婚式の動画制作、ちょっとした相談ごとなど、個人が自身の得意とするスキルを出品する。クラウドワークスは同日、2016年9月期通期の連結決算についても説明した。売上高に相当する営業収益は前期比51.3%増の12億2800万円、営業損益は5億9300万円の赤字だった。

クラウドワークスが大赤字という事で、現在の『インターネットを利用した仲介事業』では先行きが厳しいとみたのだと思います。実際、ライターなどの案件を請け負う会社は増えていて、クラウドワークス、ランサーズで質が保証されないところに出すより、専門の業者を使って『ある程度の質』を保証してくれた方に出す人が増えています。

どこかで聞いたようなサービスだと思ったら、エニタイムスが同じような事をやっていました。正直、こういう安い請負いの仕事には、なるべく関わらない方がいいと思います。良い仕事というのは、ほとんど紹介です。誰か『信頼できる人』の紹介のような仕事であれば、それなりのものが多いですが、インターネット上で『誰でもいいからやってくれ』という仕事に良いものはないでしょう。

単価が低いものは仲介で儲けられない

そもそもクラウドワークスの単価というのは、ライターで数千円、プログラミングで数万円のような非常に単価が低いものが多いのです。単価が大きい数十万円~数百万円の案件というのが少ないのが特徴です。しっかりとお金を出そうという人は、クラウドワークスなどを利用せず、オンラインで調べてどこかの会社に外注するのでしょう。低単価だと、仲介手数料を取るのに大量の案件が動く必要がありますが、そもそも低単価で請け負いたい人がほとんどいないという状況です。顧客が払う金額が低単価の上に、更に手数料まで取られて、働き手など見つからないでしょう。

仲介手数料を完全にゼロにして、働く人が高い単価で働けるように工夫するなど、『働き手の事を良く考える』という事をしないと、優秀な人ほど誰も働きたがらないという現実が起こるでしょう。

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