ベンチャー企業

ベンチャー企業に必要なハングリー精神

  • 16 December 2017
  • のぶやん
パソコンする美女

ニコニコ動画は、お金が全くない訳ではなくて、それなりに会員収入があってエンジニアも揃えています。しかし、ニコニコ大会議に代表されるようにお金のかかるイベントなどにお金を費やして、主力の動画ビジネスの方が疎かになっているという事がユーザーから批判を浴びています。

ひろゆき氏の2011年の指摘によると『ニコニコ動画の経営陣がユーザーの方を向いているのではなくて、自分たちがやりたいことをやっている』と言われてます。黒字化した2010年から7年を経て、ニコニコ動画の会員数が減少に転じて、このままだとサービス自体が立ち行かなくなる可能性も指摘されています。

パソコンする美女

普通の人が使うサービス

ニコニコ動画の経営陣は、既に数億円以上を保有している『資産家の仲間』であり、高性能のパソコンを使っていたり、自宅の回線スピードが速かったりします。しかし、普通の家庭では、今でもADSLの回線で接続しているかもしれないし、パソコンも古いXPパソコンを使っている人もたくさんいます。

ハングリー精神が必要な理由

中途半端にお金を持つと、多くの人は苦労するのを嫌になって、やりたいことを始めてしまいます。ニコニコ動画がその典型で、社内がいろいろと苦労を重ねて黒字化して、黒字化した途端に機能がリニューアルされなくなりました。人間は誰しも苦労を続けたくない物なので、ハングリー精神を保つことは大変な事です。

ハングリー精神がなくなると、語ることだけ立派になって、実行が伴わなくなってきます。

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売り上げを上げる為の広告戦略が変化!広告ではなく自社のコンテンツで押す企業が増加

  • 14 December 2017
  • のぶやん

企業が売り上げを上げる事それ自体はそれほど難しいことではなくて、広告を打って売り上げを拡大する企業は沢山あります。しかし、それで利益が出ない事になると、いずれお金が不足して『自転車操業』という事になります。最近では、広告を使わずに自社企業のコンテンツで押す企業が増えてきています。

資本投下で大量のコンテンツ作成

以前であれば、コンテンツをユーザーに投稿させるのがインターネットのコンテンツを集める主流でした。例えば、クックパッドのようなものです。クックパッドは、会員数を伸ばし続けていましたが、2017年になってから会員が減少するなどNo1レシピサイトの地位が危うくなってきています。競合の楽天レシピが伸びているという以外に動画サイトが伸びているからです。

最近では、料理動画をアップロードする『DELISH KITCHEN』のようなものがフェイスブックのいいね!からユーザーを流して、アプリで人気になっています。動画コンテンツの作成方法が確立されてきたので、今では動画1本当たりのコストが下がって、誰でも大量に作れるようになってきました。

女子向けショート動画が人気

女性向けのショート動画は、C Channelで人気にもなっています。とても視聴できないほどの大量の動画がC Channelで配信されており、どれも品質が高いショート動画なので、視聴者数が多いのが特徴です。フェイスブックなどでは、既に1000万ユーザー以上になっており、日本人だけではなくて、海外からも視聴者が多いのが特徴です。

このC Channelは、自社で女性向けのグッツを販売する事に熱を入れ始めました。広告を新しく打つ事をしなくても、今までのフェイスブックユーザーなどからアクセスを流すことも可能になっています。このように自社ブランディング化を最初にしておけば、インターネット販売でかなり有利な立ち位置が持てる(差別化)ができる事が分かります。

投稿型の管理が難しい

投稿型というのは、コミュニケーション機能を付ける為にコストがかかります。また、その管理が難しい上にアクセスが一部しか集まりません。クックパッドのような投稿型のサイトは、コストがかからずにユーザーの投稿を集めて利益を出せる半面で、その質のばらつきが出てしまうという欠点があります。自分たちでコンテンツを製作した方が場合によって安上がりになるという場合も多くなってきました。

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ベンチャー企業のラーメン代稼ぎが大事!マネタイズに時間がかかる事を良く理解しよう!

  • 1 December 2017
  • のぶやん

ベンチャー企業のラーメン代稼ぎが重要という文章は、日本でもインターネット上で話題になりました。ベンチャー企業は、資金を自分で確保できるようになると、長く開発を続けることができるので成功に結び付くという考え方です。

インターネットビジネスは、開発してすぐに成果がでるものではなくなってきています。既に競争が激化した分野であり、サイバーエージェントが1年間で百億円も投じる動画事業であるアベマTVのような事業も出現しています。1年間で100億円も1つの事業に投資する事は、ベンチャー企業が真似が出来る事ではありません。ベンチャー企業は、1億円~5億円ぐらいの投資からビジネスを成功させる事が現実的です。

サービス構築のコスト

インターネット系のサービスでサイトを構築するコストも高くなってきています。例えば、アプリのゲームを構築するのに1億円が当たり前となっていて、下手をすれば10億円を超えるプロジェクトが出てきています。このような中において、体力が小さいベンチャー企業が成功するのは容易ではありません。

このような状況から考えると、投資したいという個人投資家を見つける事はそれほど難しい事ではありませんが、数千万円の投資だとお話になりません。ベンチャー企業として受けるのであれば、最低でも1億円以上の投資を受けないと、長期的に事業を行う事ができません。数百万円の投資であれば、そんな役にも立たない投資は受けないで自分でアルバイトでもして金を出した方がいいです。

人件費が会社の負担になる

インターネット系のベンチャー企業にとって、人件費というのは、凄い出費になってきます。初期のメンバーの多くは、役員報酬がゼロであったり、10万円ぐらいの超貧乏な生活で耐えていく訳ですけど、それを長く続けていくのが難しい事は容易に想像できます。自分の持ち出し分が発生してくると、貯金がないメンバーが辞めてしまうかもしれません。

最初から実務に関わらない中途半端なメンバーを入れないという事も大事になります。会社の起業前に話し合う段階では、様々な人に声をかける事が大切で、いろいろな人からアイディアを募るのは大事でしょう。しかし、実際に登記する段階になったら、メンバーを絞り込むことが後から大事になるでしょう。

サービスとブランドの確立

どうして同じような資本で、似たようなサービスを行っても、成功するビジネスと失敗するビジネスがあるか考えてみました。そうすると、サービス自体はそれほど変わらないのですが、広報の方法論が異なっている事が多い事に気が付きます。具体的には、LINEを退社した森川さんが開始したC CHANNELは、今では女性向けのオンラインモールをやっていますが、ショート動画を重視して成功しています。

ショート動画を大量に配信するモデルというのは、数億円を調達した企業であれば可能です。自社のサービスをただ広告するのではなくて、自社のブランドを確立しながら広告をしていくという手法が凄く良く当たり、フェイスブックで大量のいいね!を叩き出しました。お金の使い方として、女性向けのショート動画に特化したのが当たっています。

最後の詰めにお金がかかる

サービスを開始する時点までは、技術者がウェブサービスを作り上げるのは意外と簡単に出来る事です。3ヶ月~半年ぐらいあれば、サービスとして稼働するものはできる場合が多いです。しかし、そこからサービスを伸ばすのに改善点が必要で、スマホゲームの『きのこれ』もバグを修正しているうちに資金がなくなってしまうという事態になりました。

実際にサービスを稼働させてからが勝負で、そこからユーザー体験を上げていく事がサービス成功のキーポイントになってきます。多くのベンチャーは、そこから爆発力を生み出す事ができずに消えていきます。日本では、そのダラダラした時点でも何故かお金を出したがる企業があり、ダラダラと生き残るベンチャー企業がゾンビ企業と化しています。ベンチャー企業に限った話ではありませんけどね。

どうして高いカネをユーザーに要求できないかと言えば、完成度が低いからです。ニコニコ動画は課金していますが、ユーザーの満足度が高くないのは、動画の画質を改善できないからです。動画の画質を改善で気なくても、何とか課金で頑張っていますけど、ユーチューブの攻勢に対してかなりピンチに陥っています。

技術が分からないとオワリ

インターネット企業であれば、社長が技術に疎い社長だと使いものになりません。最終的な詰めの部分を全て技術者に任せているようでは、社長として存在している価値がないからです。社長が技術系の社長で、話し合いの中で進めていくようなスタイルにならないとダメでしょう。

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けんすう氏が運営していたナナピ(Nanapi)の現在がヤバい

  • 23 September 2017
  • のぶやん
nanapi

けんすう氏が運営しているサイトで、ナナピ(Nanapi)というハウツーサイトがありましたが、最近はどうなっているかと調べたら、本当にヤバい事になっていました。Similarwebの解析結果によると、国内ランキングでは19408位という事で、個人サイト並に順位を下げています。かなりのページ数があるにも関わらず、これほど順位が下がっている理由が不明ですが、文章が短すぎて読者を引き付けていない可能性があるでしょう。
nanapi

このNanapi自体は、ロケットスタート社がKDDIに売却しており、運営はKDDIの子会社であるSupershipと言う会社に移っています。Supershipとしては、いくつかのメディアを手掛けていると思いますが、既にNanapiはその主力から完全に外れているものと予想できます。

Nanapi事業自体は、1億2千万円の赤字を出したという記事を過去に書いていますが、いかにコンテンツを安く生成したとしても、役に立つ記事が少ないとお金にならないという事が証明されました。Nanpiの場合には、コンテンツ生成ではなくて、社員や事務所にお金をつぎ込んだ事が最大の問題点でした。1.2億円の半分、6000万円でもコンテンツのみに注力すれば、それなりに良いコンテンツはできたと思います。

自分たちだけ儲けようとしたDeNA村田マリのサイトWelqの悲惨な末路

  • 11 September 2017
  • のぶやん

医療情報を扱ったWelqがインターネット上から引用もなしにアルバイトにリライトさせて検索エンジン上位を狙ってぼろ儲けしようとしていた件で炎上して、結局はWelqは閉鎖に追い込まれる事になり、DeNAは信用を失う結果となりました。

この事件の一番の問題だった点は何かと言えば、アルバイトにリライトさせて『著作権を侵害した』とされている点です。NAVERまとめのように引用の範囲であれば、法律面で問題なかった可能性が高いのですが、引用元を明記せずにリライトすれば、著作権法違反の犯罪行為で訴えられる可能性が出てきます。

リライトで記事を量産していた

お金がある企業であるにも関わらず、アルバイトを大量採用してリライトさせて記事を大量に発行して、それで検索エンジンを独占して稼ぐというやり方は、社会的に見て批判を受けて当然でしょう。社会貢献どころか、社会から搾取して、自分たちだけ儲けられればいいという姿勢だった事は明白でした。

検索エンジンで上位に出てくるのも、誰かが書いた記事をインターネット上から見つけて、アルバイトがキーワードを含めてリライトしたからです。元の記事よりもキーワードを含んで長めに書いた記事が多くなっていたので、Welqが非常に検索エンジンに強いとされていましたが、実態は単なるコピー記事の量産でした。

NAVERまとめは収益を分配

NAVERまとめが批判を受けにくいのは、インセンティブという形で『まとめ作成者』にお金を配分しているからです。このNAVERまとめが行っている『アクセス数に応じてインセンティブを配分する』という作業は、その単価設定であったり、配分システムなどが非常に手間がかかるので、日本において行われてこなかった画期的なシステムでした。このシステムに多くの人が参加した事で、NAVERまとめが日本の代表的サイトにまで成長しました。

自社でアルバイトを採用して記事を量産する事は、非常に容易で管理も簡単ではありますが、それだけだと社会の多くの人に支持されるサイトになりえません。不特定多数の人を参加させて、より多くの人にチャンスがあるという事を示すことは、社会的に意義のある事だと認められて、NAVERまとめが広がる原動力となりました。このようにメディアを自称するWelqと、投稿型のNAVERまとめでは、社会的な意義に関しても別物である事が分かります。

Welqは単なるパクリサイト

Welqが社会的に批判を受けるのは、新しいビジネスを試みようとしたのではなくて、メディアと称してリライト記事を大量に量産して『単に自社の業績の為に儲けたい』という行動をしてしまったからです。そうした手法というのは、生活の為に個人がやるのであればまだ分かりますが、社会貢献をしたいと言っている会社が行うべき事ではないでしょう。

情報発信を主体とするメディアを作りたいという事であれば、自社のこだわる部分を含めて、独自の情報を出せるような工夫を行うべきでした。単にアルバイトにリライトとコピー記事で構成したものを大量に出させるのは、メディアではなくて『パクリサイト』と言われても仕方がないでしょう。

DeNAのDNAは儲けたいだけ

今回のWelq騒動で、結局のところは、DeNAはソーシャルゲームでぼろ儲けしたような、儲けたいだけの企業だったと見られてしまうようになったのは非常に残念な事です。村田マリのようなシンガポールで優雅に暮らして月に1回だけ遊びついでに日本に来るような人を執行役員に据えている時点で、もうDeNAという企業はオワコンだなと世間から思われているでしょう。

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アベマTVのコンテンツ制作コストが高すぎてNOTTVの二の舞にならないか?

  • 2 September 2017
  • のぶやん
NOTTV(ノッティーヴィー)

ユーチューブなどが動画を大量にアップロードさせてアクセスを得るのでサーバー代金が主なコストになるのに対して、アベマTVなどは自社制作のコンテンツなどを中心に出していくスタイルなのでサーバー代金よりもコンテンツ製作費がかかっています。実際、アベマTVのサーバー代金というのは、月額数千万円という事で、アベマTV全体に占めるコストとしては高くありません。

アベマTV2000万ダウンロード到達

2016年4月に本開局したアベマTVは、2017年3月には1,500万ダウンロードを突破して、2017年8月に2000万ダウンロードを達成しています。実際にダウンロードしても、視聴していない人も多いですが、それでも2000万ダウンロードというのは、多くのスマートフォンのユーザーがアベマTVを認知してダウンロードしている事を意味しています。アベマTVは、スマートフォン型の無料テレビなので、テレビ局にとって非常に大きな脅威になります。

一方で、ダウンロードしたけれど、どれぐらいのユーザーが使っているか(視聴しているか)というのは未知数です。実際に記事を書いている私もアベマTVをダウンロードしたけれど、ほとんど視聴していません。そもそも、テレビを視聴するという習慣がないので、アベマTVの番組を時間を合わせてみるというのがめんどくさいと思ってしまいます。

コンテンツ製作費が高い

アベマTVの特徴としては、自社がゲーム事業などで稼ぎだした豊富な資金を惜しみなく投下してコンテンツを制作しているという点です。アベマTVのコンテンツは、大変に充実していますが、2016年にコンテンツに大きな資金を投じたので、100億円以上の赤字を出しました。作成したコンテンツがアクセスを集めるかどうかは未知数なので、とにかく大量にコンテンツを出して、アクセスを集めるしかありません。

アベマTVを開始したサイバーエージェントは、もはやコンテンツ制作会社と化しています。サーバーコストが既に安くなったところをみると、コンテンツ制作で戦っていくのは、ユーチューバーなどとアクセスを取り合うガチンコ勝負になりそうです。

サイバー社の新規事業の必要性

サイバーエージェント社としては、お金を手元に持て余す状態になっていて、業績を拡大する為にお金を使っていく方向を探していたものと見られます。755などのコミュニケーションアプリの失敗もあって、当たるか外れるか分からないようなアプリにお金を投じるより、確実にユーザーを捕まえる事が出来るコンテンツの事業にお金を投じてユーザーを囲い込みたいという思惑が見て取れます。

コンテンツを配信する事を継続できれば、他のアプリとは異なって、少なくともユーザーの囲い込みを行う事ができます。無料でユーザーを囲い込むことに成功さえできれば、広告の掲載であったり、他者との提携など様々な展開を模索する事ができます。

動画配信サイトの難しさ

2016年6月30日にテレビを携帯で配信するというNOTTV(運営会社mmbi)がNTTドコモに吸収合併されて解散しました。NOTTVは、動画の先駆けとして2006年に設立されて、大手であるドコモ、フジテレビ、スカパーJSAT、伊藤忠商事、ニッポン放送の5社が出資し設立されました。これだけの陣営が揃えば、さすがに成功しそうなものですが、それでもユーザーに受け入れられずに赤字を垂れ流して、10年で終了となりました。当初は、フジテレビが40%を保有する大株主でしたが、NTTドコモが株式を買い取っています。そして2016年までに累積赤字1166億円を出して解散です。

NOTTVは、テレビを携帯電話(2012年からスマートフォン)で配信するという試みでしたが、NTTドコモが中心になっているにもかかわらず、会員数が伸び悩んで、2016年4月にアベマTVが出演したタイミングでの終了となりました。ドコモは、このNOTTVでは失敗していますが、dTVの方では会員の集客に成功しており、500万契約を突破しています。

NOTTV(ノッティーヴィー)

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自分の意思で生きるという事。やりたい方向に向かうには、会社員ではとても無理です!独立して意思を強く持てばかっこ良くなれる

  • 2 September 2017
  • のぶやん

自分の意思で生きる事とは、どういうことか?と思う訳ですけど、自分の意思で生きるというのは、やりたい方向に向かっていくという事なのかなと思います。何ができるかとか別に関係なくて、自分がどう生きたいかとか、何がやりたいかというのは非常に重要ですね。

30歳を過ぎてオリンピック選手を目指すことは難しいかもしれませんが、40歳から医師を目指す人というのは現実的に存在する訳で可能です。多くの事は、自分が目指せば何歳からでも可能と言う事が多いです。ただ、目指す人が少ないというだけであり、目標が高ければ高いほど、成功する確率も低いのは確かですけど。結婚したくない人に結婚はできないのと同じかなと思います。目指さないとゲットできない社会で、何となくだとそれなりの結果しか得られない。

1つ言える事は、目指さないものは絶対にゲットできないということ

良くある起業の勘違い

良くある起業の勘違いに、起業をしたいんです!という人がいて、親からカネを援助して貰ったり、誰か友達から資金援助で開業したりして、会社を作って自己満足という人を多く見て(そういう人は実際に結構いる)きました。それが絶対にダメとまでは思わないにしても、それは『自分が飯を食いたいと言って、人にカネを奢って貰ってるよね』と思います。そういうやり方は、本人に稼ぐ力がないので1年もたたずに破綻します。

ベンチャー企業もそうなんですけど、いくら良い学歴・経歴の人を並べたところで、本人たちに稼ぐ力がないとダメですね。稼ぐ力というのは何かと言えば、本人が試行錯誤の末にユニークなサービスを生み出して、それで誰かの需要に応えてお金を貰うという事なんだと思います。

マネタイズが非常に難しい

はあちゅう氏「食べていきたい、程度じゃ無理」と言ってるのは、中途半端なやり方をしてもお金にならないという事です。自分が好きなことだけをやっていたのでは、マネタイズの難しさにあります。特にインターネット上では、多くの人が『コンテンツの無料は当たり前』と思っているので、コンテンツにお金を支払わせる為には、それなりにブランディングが必要になります。具体的には、インターネット上でユーザーの好みに合う形での営業行為が必要になるという事でもあります。

はあちゅうは氏「5年後にやりたい事に合わせて仕事を変える」という事で、自分で仕事を選んでいるという事で、自分の5年後をイメージして、どうなりたいかであったり、どういった自分を目指すかを想定して、そこを追いかけていく方法をやっています。会社員であっても、自分の将来を想定できるかもしれませんが、5年後を想定しようと考えた場合には、やはりフリーランスであったり、自分で会社を持っていた方が明らかに自由度が高い事は間違いないでしょう。今やるべきことは何か?という問題ですね。多くの人が漠然としている目標を5年後に照準を定めてやりきるという事でしょう。

自分が目指すものと乖離

インターネット上には、可愛い女の子の写真などが非常に数多く出回るようになってきて、写真集なども知名度があったり、話題性がないと全く売れない時代になりました。今、稼げていたとしても、それが真似事のような方法であれば、すぐにユニークさを失って、稼げなくなっていくという事だろうと思います。

女優になりたいと、大きい女優を目指すけど、女優になるのに事務所に所属して仕事を待っていたら、年齢を重ねて女優になる前に35歳という女性が沢山います。そんな人たちよりも、木下ゆうかさんみたいに、大食いを活かしてユーチューブで活躍した方がテレビに出たり活躍の場が広がるという事で、他の人とどう違うブランディングをするかというのは、とても大事だなと思うのです。

普通のルートでやっていたのでは、普通の人にしかなれません。

自分のやるべき事をやる

オリンピック選手は、テレビで見ていると華やかですが、スケジュールが完全にコントロールされていて、それは他の事が何もできずにストレスがかかる生活になります。それをストレスと思わないぐらいに好きな協議に熱中できる人が勝っていくのだなと思ったります。そういう情熱がないと、オリンピックに出場もできないし、出場してトップレベルで勝つなんてとても無理でしょう。ユーチューバーも好きでやっているみたいな人が多いですし、楽しんでいる様子が動画で伝わってきます。

オリンピック選手に憧れて、毎日のように走り始めるというスタートはそこからですね。走らないのにオリンピック選手になることは無理だし、走る為には多くの犠牲を伴いながら、それでも走るという事が必要になります。お金は後からついてくるというのは本当か?と言えば、そうとは限らない現実もあります。それでも、好きだからやっていくぐらいの覚悟がないと、結局はうまくいかないのかなと。

やる気ある人と一緒にいる

やる気がない人どうしが一緒にいると、楽をしてこんな感じでいいかーとなってしまいますが、それは将来を捨てたも同然です。やる気がある人同士がいるところに身をおかないと、自分のところにも情報がまわってこなくなってしまいます。

なりたい自分になる為には、そのイメージ力が非常に大事であり、なりたい自分をイメージできなければ、なりたい自分にはなれません。自分の将来像を想定しながら、誰もやっていなさそうな事をただ、続けること。そうしていれば、勝手に社会で持ちあげてくれる人が出てくるでしょう。

目指すことをやる事が大事

確かに将棋の棋士であったり、テニスプレーヤーのように小さな頃からその道のプロを目指す人であったりすると、それ以外の道を閉ざして集中してきたという強みもあるでしょう。強ければ強いほど、犠牲にしたものも大きくて、特に周囲の友達と遊ぶ時間であったり、周囲と調和するなどという事は、ほとんどなく生きてきた人がプロになれるというものです。

小説家になりたいと言って、小説を全く書いても構想もしていないで小説家になろというのは勘違いではないのか。プロ野球選手になりたいからと、野球をしないのは勘違いではないのか。日本の経済は全く成長していない訳だし、人間の社会は人間ができる高度なレベルにまで発達して、犠牲にしなければいけないものというものは、ますます高まってきています。オリンピックの記録は、過去50年で飛躍的に伸びましたが、人間の筋力自体はほとんど変わっていません。

試行錯誤と苦労は目に見えない

大女優とされる山口百恵であったり、堀北真希が引退するのも、いろいろな制約と苦労があったのだろうなと思わせます。制約と苦労があってもやり切る覚悟がないならば、引退した方がいいという判断が本人たちにあったのかもしれません。自分が望まない仕事も引き受けなければいけないし、体調が悪い時にも仕事をしないといけないし、友達と遊ぶどころではないかもしれない。デートも十分に行けない不自由の中で生きるのは、一般人には良く分かりません。そうした不自由を克服してでも、女優としてやっていきたいという事であれば、大物女優になれるのでしょう。

地雷案件だらけのクラウドワークスが赤字を出し続けている!難しいビジネスモデル

  • 16 August 2017
  • のぶやん
クラウドワークス
クラウドワークス
クラウドワークス

クラウドワークスは、営業損失を解消できずにいます。東証マザーズ(3900)に上場しているクラウドワークスですが、このまま赤字が続いていくようだと、上場維持にも影響が出ていく可能性も指摘されています。ベンチャー企業とは言っても、投資家から預かった金を食い潰しながらサービスを運営している状況になっています。

多くの人がインターネットで働けるようになる為のプラットフォームとして頑張ってほしいと思う一方で、その実態は地雷案件が多すぎるという現実もあります。また、外注する企業側の話を聞くと、例えばライター案件などをやっても、あがってくる品質に問題があるものが多くて、それ以上の高い単価を出すのであればウェブ上の著名ライターに発注できてしまう金額になるという問題もあります。

2017年8月10日に発表されたクラウドワークスの決算

売上高:10億5,000万円(前年同期比+16.7%)
営業利益:▲3億4,200万円(同▲4億3400万円)
経常利益:▲3億3,800万円(同▲4億3300万円)
純利益:▲3億5,300万円(同▲4億7700万円)
クラウドワークス


2017年5月12日に発表されたクラウドワークスの決算

売上高:6億7,500万円(前年同期比+10.5%)
営業利益:▲2億4,100万円(同▲2億4,200万円)
経常利益:▲2億3,900万円(同▲2億4,100万円)
純利益:▲2億4,900万円(同▲2億5,300万円)

クラウドワークス

2017年2月9日に発表されたクラウドワークス決算

売上高:3億2,700万円(前年同期比+14.8%)
営業利益:▲1億3,300万円(同1億1,700万円の赤字)
経常利益:▲1億3,300万円(同1億1,500万円の赤字)
純利益:▲1億4,200万円(同1億2,700万円の赤字)
クラウドワークス

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